JP2008037202A - ステアリングホイール用ヒータ - Google Patents

ステアリングホイール用ヒータ Download PDF

Info

Publication number
JP2008037202A
JP2008037202A JP2006212169A JP2006212169A JP2008037202A JP 2008037202 A JP2008037202 A JP 2008037202A JP 2006212169 A JP2006212169 A JP 2006212169A JP 2006212169 A JP2006212169 A JP 2006212169A JP 2008037202 A JP2008037202 A JP 2008037202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
mesh
heating element
steering wheel
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006212169A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4782635B2 (ja
Inventor
Shiro Hasegawa
志朗 長谷川
Masahiro Nagai
正弘 永井
Hiroto Nozaki
裕人 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Showa Device Technology Co Ltd
Original Assignee
SWCC Showa Device Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SWCC Showa Device Technology Co Ltd filed Critical SWCC Showa Device Technology Co Ltd
Priority to JP2006212169A priority Critical patent/JP4782635B2/ja
Publication of JP2008037202A publication Critical patent/JP2008037202A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4782635B2 publication Critical patent/JP4782635B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)

Abstract

【課題】給電用の電極の位置をステアリングホイールの形状に拘らず自由に設定できるようにする。
【解決手段】複数の絶縁されたヒータ素線11が経編みされ、ループを綴る方向である経編み方向Vの両端部12A、12Bに隔置された状態で電極13A、13Bが設けられた網目状発熱体12と、網目状発熱体12を経編み方向Vと直交する方向Hで電気的に2つに分離する絶縁線11’からなる絶縁部10とを備え、絶縁部10で電気的に2つに分離された網目状発熱体12a、12bの網目状発熱体12aは経編み方向Vで分離され、この2つの網目状発熱体12aa、12abの各分離端にはそれぞれ給電用の電極14A、14Bが設けられている。
【選択図】図1

Description

この発明は、ステアリングホイールの全周を覆って暖めるステアリングホイール用ヒータに係り、特に給電用の電極の位置を自由に決めることができるステアリングホイール用ヒータに関する。
自動車のステアリングホイール用ヒータ(自動車の進行方向を変えるためのステアリングホイールに使用されるヒータ)が寒冷地の快適装備として普及してきている。このヒータを備えたステアリングホイールの多くは、表皮が革巻きのタイプが主流である。具体的には図6に示すように、リング状に形成された芯材(図示せず)と、芯材の周囲を合成樹脂で覆うリング部61と、リング部61の略中心位置に配置されるボス部62と、リング部61の内径側からボス部62に向かって延びてリング部61とボス部62とを結合するスポーク部63と、リング部61の周囲を覆う面状発熱体50(図7参照)と、面状発熱体50が覆われたリング部61の周囲を皮革で覆う表皮部64とからなり、ステアリングホイール全周を暖めることができる。なお、ステアリングホイール60のリング部61の周囲を覆うために面状発熱体50が使用されているのは、リング部61に密着させた際に、伸縮性や柔軟性と共に型崩れしないようにするためである。
このような面状発熱体50として、例えば図7(A)に示すような網状ヒータが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この網状ヒータ50は、複数のヒータ素線51が網目状に編まれている網目状発熱体52の一方向の両端部52a、52bに隔てられた状態で給電用の電極53、54が設けられている。網目状発熱体52はループを経(たて)方向に連続且つ平面的に綴るトリコット編みで形成されている。したがって、この網状ヒータ50は図7(B)に示すように、電気的にはそれぞれ独立した複数のヒータ素線51が並列に並べられ両端部52a、52bを電極53、54で接続したものである。ヒータ素線51はそれぞれ絶縁されているので、機械的な絡み合いを解けば単純な並列回路である。また、このヒータ素線51には、自動車用の電源として使用される12ボルトの電圧値で適切な発熱が得られ且つ経時的に抵抗値が変化しないように、抵抗の安定した合金線が使用されている。
また、ステアリングホイールにヒータを配置する場合には、給電用の電極の位置とリード線の引き出し位置が重要である。具体的には図6に示すように、給電用の電極53、54をそれぞれ、運転手が手の触れる確率の低いステアリングホイール60の位置、例えばステアリングホイール60の回転位置が自動車の進行方向が直進の場合における下部60aに配置する。そして、給電用の電極53、54に固定されているリード線55、56を、できるだけ目立たないようにするために、ステアリングホイール60の下部60aからリング部61の周囲を覆っている表皮部64の内側に沿ってスポーク部63に配線し、このスポーク部63からボス部62に配線して電源端子(図示せず)に接続している。
特開2003−123947号公報
しかしながら、このような網状ヒータ50は、給電用の電極53、54の位置が網目状発熱体52の両端部52a、52bに限定されるので、リード線55、56はステアリングホイール60のリング部61に配置されることになる。したがって、革巻きステアリングホイールの質感を損なうと共に、運転者にステアリングホイールにヒータが配置されていると分かるような凹凸が見えてしまう虞があった。このような難点を回避するために、リード線を這わせるためにリング部61と2本のスポーク部63、63に溝を切ったり、埋め込んだりして目立たなくすることもできるが、製造コストを上げる一要因になる。また、この網状ヒータ50の給電用の電極53、54は、リング部61の断面方向において外径をほぼ覆う構造なので、リング部61におけるスポーク部63の位置には配置できない難点があった。
本発明は、このような従来の難点を解決するためになされたもので、給電用の電極の位置をステアリングホイールの形状に拘らず自由に設定できるステアリングホイール用ヒータを提供することを目的とする。
本発明の原理は、絶縁されたヒータ素線で経編みされた網目状発熱体を経編み方向と直交する方向で電気的に2つに分離し、分離された網目状発熱体の何れか一方を経編み方向で分離して、さらに経編み方向で分離した一方の網目状発熱体の2つの分離端を給電用の電極とすることで、給電用の電極の位置を網目状発熱体の経編み方向において自由に設定できるようにすることにある。このような構成においては、電極の位置が変化しても網目状発熱体の抵抗値は常に一定なので、発熱量も一定にすることができる。
本発明の第1の態様は、複数の絶縁されたヒータ素線が経編みされ、ループを綴る方向である経編み方向の両端部に隔置された状態で電極が設けられた網目状発熱体と、網目状発熱体を経編み方向と直交する方向で電気的に2つに分離する絶縁線からなる絶縁部とを備え、絶縁部で電気的に2つに分離された網目状発熱体のうち何れか1つは経編み方向で分離され、この2つの分離端にはそれぞれ給電用の電極が設けられたものである。
本発明のステアリングホイール用ヒータによれば、網目状発熱体の抵抗値を一定に保った状態で、給電用の電極の位置を網目状発熱体の経編み方向において自由に設定できるようになる。したがって、給電用の電極の位置をステアリングホイールの形状に拘らず自由に設定することができるので、リード線の引き出し位置をスポーク部に限定することができる。
以下、本発明のステアリングホイール用ヒータを適用したその好ましい実施の形態例について、図面を参照して説明する。
本発明のステアリングホイール用ヒータが使用されるステアリングホイールは例えば図4(A)に示すように、リング状に形成された芯材2と、芯材2を合成樹脂で覆ったリング部3と、リング部3の略中心位置に配置されるボス部4と、リング部3の内径側からボス部4に向かって延びてリング部3とボス部4とを結合するスポーク部5とから構成されている。このステアリングホイール6は自動車用で、ステアリングシャフト(図示せず)にボス部4を組み込むことで前輪を操舵可能になる。本発明のステアリングホイール用ヒータはボス部4の周囲を覆うように配置される。
本発明のステアリングホイール用ヒータ1は例えば図1、図4(B)に示すように、複数の絶縁されたヒータ素線11が経編みされ、ループを綴る方向である経編み方向Vの両端12A、12Bに隔置された状態で第1の電極13A、13Bが設けられた網目状発熱体12と、網目状発熱体12を経編み方向Vと直交する方向Hで電気的に2つに分離する絶縁部10とを備え、絶縁部10で分離された2つの網目状発熱体12a、12bのうち、例えば網目状発熱体12aは経編み方向Vで分離され、この2つの分離端にはそれぞれ給電用の第2の電極14A、14Bが設けられている。したがって、例えば第2の電極14Aから電源が供給されると、電流は第1の網目状発熱体12aa→第1の電極13A→第2の網目状発熱体12b→第1の電極13B→第3の網目状発熱体12ab→第2の電極14Bと流れるので、第1の網目状発熱体12aa、第2の網目状発熱体12b及び第3の網目状発熱体12abは第2の電極14A、第1の電極13A、第1の電極13B及び第2の電極14Bで直列接続されたことになる。なお、第1の電極13A、13Bは網目状発熱体12の複数のヒータ素線11すべてを電気的に接続し、第2の電極14A、14Bは電気的に分離された網目状発熱体12aの複数のヒータ素線11すべてを電気的に接続している。また、第2の電極14A、14Bはそれぞれリード線15を介して接続端子16に接続されている。
網目状発熱体12は図2に示すように、線径が単一である複数のヒータ素線11が例えばトリコット編みで形成されている。この網目状発熱体12のヒータ素線11は、線径が単一でほぼ銅から成るヒータ裸線にエナメル線用塗料が被覆されている市販のエナメル線を使用することがコストを下げるにはよいが、ヒータ裸線はニッケルが1%以上入った銅合金、またはニクロム線等の腐食に強い合金でもよい。このヒータ素線11の素材の選択は、網目状発熱体12の単位面積当たりの発熱量に応じて設定される。
エナメル線用塗料は、ヒータ裸線に塗布焼付けして絶縁皮膜が形成されている。このエナメル線用塗料としては、ポリビニルアセタール、ポリウレタン、ポリアミドイミドあるいはポリイミドなどを主成分にするものが好ましい。ポリビニルアセタールあるいはポリウレタンを主成分にするエナメル線用塗料は、100〜150℃の耐熱性を備え、而も皮膜を剥離することなく半田付けができるので、信頼性が高くなり、また、電極を短時間で構成することができる。また、ポリアミドイミドあるいはポリイミドを主成分にするエナメル線用塗料は、耐熱性が高く耐磨耗性がよいので、トリコット編みがし易くなる。このようなエナメル線用塗料によれば、(1)極めて薄い均一な皮膜で絶縁性を確保することができ、例えば線径0.07mmの金属導体の場合、JIS3種エナメル線ならば最小皮膜厚さが0.003mmになるので、ヒータ素線の外径が必要以上に太くならない、(2)編み込み時の厳しい機械的な屈曲に耐えうることができる、(3)必要に応じて耐熱クレードを幅広く選択でき、特殊なものを除き、UL規格で105〜240℃から選択できるようになる。
このようなヒータ裸線にエナメル線用塗料が被覆されたヒータ素線11の線径は0.02〜0.12mm、好ましくは0.06〜0.08mmであれば、強度と柔軟性とを両立させることができる。したがって、より細く柔軟性の高いヒータ素線を提供できるようになるので、複数のヒータ素線11を、ループが経方向に連続するように綴れば、伸縮性、柔軟性に富んだ網目状発熱体12を提供できる。
第1の電極13A、13B及び第2の電極14A、14Bはそれぞれ図3(A)、(B)に示すように、金属箔17に所定本数のヒータ素線11の端部を重ねて平面的な薄い状態で半田付けされた電極基層18と、電極基層18の表裏両面を覆った状態で接着する絶縁材料19とで構成されている。
電極基層18を形成する金属箔17は、予め定められた幅及び長さの矩形状で、厚さが0.01mm〜0.5mmから成るもので、導電性及び耐腐食性を有する錫、半田あるいは金などの非鉄金属がめっきなどの皮膜処理されているものが好ましい。なお、金属箔自体を導電性及び耐腐食性を有する金、銀、ニッケルなどの非鉄金属にしても、同様の効果を得ることができる。半田付けは、加熱した半田ごてで金属箔17に重ねられた面状発熱体12に対して金属箔17の幅一面に当該金属箔17の厚さより薄い平面的な状態で行われる。この半田の厚みとしては、5μm〜30μmが好ましい。このような半田付けができる半田としては、フラックス含有量が多くて高温特性がよく、優れたヌレ性のあるものが好適である。なお、半田は環境保護の観点から、錫−銀−銅系や錫−銀−ビスマス系等の鉛フリー半田が好ましい。
絶縁材料19は、難燃化処理が施され、且つ伸縮性に富み、柔軟性がある、例えば耐熱性のあるポリエステル系の繊維などの不織布が好ましい。また、絶縁材料19を電極基層18に接着するための接着剤としては、難燃性及び耐熱性の観点からシリコン系、難燃アクリル系、熱硬化性ゴム系などが好ましい。また、不織布以外の絶縁材料としては、難燃性ノーメックス粘着テープ、難燃性布粘着テープ、ポリイミドテープ、フッ素樹脂テープなどが好適である。さらに、電極基層18を防水性の高分子フィルムで密閉してから絶縁材料19で覆うことで、防水性の高い電極構造とすることができる。
なお、図面には示されていないが、電極が設けられていない網目状発熱体の他方向の両端部に形成されている編目は、それぞれ解けないように耐熱性のある合成繊維の糸によって縁かがりされている。これにより、網目状発熱体12のループを綴る方向である経方向Vへの必要以上の伸縮を防ぐことができるので、当該網目状発熱体12の型崩れを防ぐことができる。
このステアリングホイール用ヒータ1は図4(C)に示すように、ステアリングホイール8のリング部3の全周を覆うように配置される。この際、ヒータ1はリング部3に両面テープや接着剤で固定される。そして、リング部3を覆った状態で固定されたヒータ1は皮革で覆われ、この皮革は表皮部7となるので、高級感を高める革巻きステアリングホイールとなる。また、第2の電極14A、14Bに接続された各リード線15はリング部3の円周上を這わすことなくスポーク部5に内蔵され、各リード線15に接続された接続端子16は電源端子(図示せず)に接続される。
なお、網目状発熱体12は図1に示すように、複数のヒータ素線11のうち、当該網目状発熱体12を電気的に分離する位置の少なくとも1本のヒータ素線11’(図中、破線)の色を他のヒータ素線11の色と変えることで絶縁部10としてもよい。絶縁部10は絶縁線で構成しなければならないので、ヒータ素線11’は網目状発熱体12を電気的に分離するために何れの電極にも接続させないことで絶縁線となる。これにより、網目状発熱体の分割位置を容易に視認できるので、分割電極を固定しやすくなる。即ち、複数のヒータ素線を分離する目安となり、作業上のミスを防止できる。
また、網目状発熱体12は図1に示すように、複数のヒータ素線11のうち、当該網目状発熱体12を電気的に分離する位置の少なくとも1本のヒータ素線11’(図中、破線)に絶縁材料を使用することで絶縁線からなる絶縁部10としてもよい。これにより、電圧のかかった線材同士が直接接触しなくなるので、電気的破壊(ショート)の危険性が低くなる。このヒータ素線11’は絶縁材料なので電極に接続しても通電することはない。なお、絶縁材料の本数は予め定められた抵抗値の誤差範囲内に限定される。この絶縁材料の糸としては、網目状発熱体の使用環境を考慮すると100℃程度の耐熱性のある繊維、例えばポリエステル、ナイロン、ケブラー、綿糸、麻等が考えられる。
このように構成されたステアリングホイール用ヒータ1は、全長をLとすると、網目状発熱体12a(12aa、12ab)、12bが直列接続されているので、この2つの網目状発熱体12a、12bの全長は2Lになる。したがって、網目状発熱体12aにおいて分離位置を経編み方向Vのどこに設けても全長はLとなるので、2つの網目状発熱体12a、12bの合成抵抗値も分離位置を経編み方向Vのどこに設けても同じになる。なお、網目状発熱体12aは経編み方向Vにおいて分離されるので網目状発熱体12bより全長が若干短くなるが、説明の便宜上同じ長さとみなすこととする。
また、図5に示すように、一端に第1の電極13Aが設けられた網目状発熱体12bを分離することなく他端に第2の電極14Cを設け、この第2の電極14Cと第1の電極13Bとを給電用の電極としても、網目状発熱体12aの全長をLにすることができる。したがって、2つの網目状発熱体12a、12bの全長は2Lになる。この場合、例えば第2の電極14Cから電源が供給されると、電流は第1の網目状発熱体12a→第1の電極13A→第2の網目状発熱体12b→第1の電極13Bと流れるので、第1の網目状発熱体12a、第2の網目状発熱体12bは第2の電極14C、第1の電極13A及び第1の電極13Bで直列接続されたことになる。
このように、本発明のステアリングホイール用ヒータにおいては、給電用の2つの電極の位置を自由に設定することができるので、リード線の引き出し位置も自由に設定することができる。したがって、ステアリングホイールのスポーク部は3本又は4本という2種類のタイプが存在し、而もそのスポーク位置はステアリングホイール毎に異なることが多いが、何れのステアリングホイールに適用させる場合においても同一の網目状発熱体を使用し給電用の2つの電極の位置を自由に設定しても、網目状発熱体全体の抵抗値を常に安定させることができる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
本発明のステアリングホイール用ヒータにおける好ましい実施の形態例を示す説明図である。 本発明のステアリングホイール用ヒータの構成要素である網目状発熱体がトリコット編みの場合におけるパターン図。 本発明のステアリングホイール用ヒータの構成要素である電極を示す図で、(A)は半田付けの説明図、(B)は電極の断面図である。 本発明のステアリングホイール用ヒータの適用状態を示す図で、(A)はステアリングホイールの平面図、(B)はヒータの平面図、(C)はヒータをステアリングホイールに装着した状態の説明図である。 本発明のステアリングホイール用ヒータにおける好ましい他の実施の形態例を示す説明図である。 従来のステアリングホイール用ヒータをステアリングホイールに装着した状態の説明図である。 経編みされた網状ヒータの図で、(A)は構成図、(B)は網状ヒータが並列回路であることを示す説明図である。
符号の説明
1……ステアリングホイール用ヒータ
11……ヒータ素線
11’……絶縁線となるヒータ素線
12……網目状発熱体
12a、12b……2つに分離された網目状発熱体
13A、13B……第1の電極
14A、14B、14C……第2の電極
17……金属箔
18……電極基層
19……絶縁材料

Claims (5)

  1. 複数の絶縁されたヒータ素線が経編みされ、ループを綴る方向である経編み方向の両端部に隔置された状態で電極が設けられた網目状発熱体と、
    前記網目状発熱体を前記経編み方向と直交する方向で電気的に2つに分離する絶縁線からなる絶縁部とを備え、
    前記絶縁部で電気的に2つに分離された網目状発熱体のうち何れか1つは前記経編み方向で分離され、この2つの分離端にはそれぞれ給電用の電極が設けられたことを特徴とするステアリングホイール用ヒータ。
  2. 前記網目状発熱体は、前記複数のヒータ素線がループを経方向に連続且つ平面的に綴るトリコット編みで形成されたことを特徴とする請求項1記載のステアリングホイール用ヒータ。
  3. 前記絶縁線は、前記ヒータ素線とは色が異なることを特徴とする請求項1または2記載のステアリングホイール用ヒータ。
  4. 前記絶縁線は耐熱性繊維であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか1項に記載のステアリングホイール用ヒータ。
  5. 前記電極は、矩形状の金属箔に所定本数の前記ヒータ素線の端部を重ねて平面的な薄い状態で半田付けされた電極基層と、前記電極基層の表裏両面を覆った状態で接着する柔軟性がある絶縁材料とで構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち何れか1項に記載のステアリングホイール用ヒータ。




JP2006212169A 2006-08-03 2006-08-03 ステアリングホイール用ヒータ Active JP4782635B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006212169A JP4782635B2 (ja) 2006-08-03 2006-08-03 ステアリングホイール用ヒータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006212169A JP4782635B2 (ja) 2006-08-03 2006-08-03 ステアリングホイール用ヒータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008037202A true JP2008037202A (ja) 2008-02-21
JP4782635B2 JP4782635B2 (ja) 2011-09-28

Family

ID=39172737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006212169A Active JP4782635B2 (ja) 2006-08-03 2006-08-03 ステアリングホイール用ヒータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4782635B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60111653A (ja) * 1983-11-22 1985-06-18 日本電熱株式会社 筒状発熱編み物
JPS62171179A (ja) * 1986-01-23 1987-07-28 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体レ−ザ素子及びその製造方法
JP2003123947A (ja) * 2001-10-12 2003-04-25 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd 網状ヒータ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60111653A (ja) * 1983-11-22 1985-06-18 日本電熱株式会社 筒状発熱編み物
JPS62171179A (ja) * 1986-01-23 1987-07-28 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体レ−ザ素子及びその製造方法
JP2003123947A (ja) * 2001-10-12 2003-04-25 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd 網状ヒータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4782635B2 (ja) 2011-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4699949B2 (ja) ステアリングホイール用分離型ヒータ
US8946598B2 (en) Reticulate heater for steering wheel
US8907257B2 (en) Contactlessly chargeable heater
US7705271B2 (en) Flexible surface heating element, particularly for seat heaters, and method for producing a flexible heating element
JP4593587B2 (ja) 平坦な発熱体
CN101083853B (zh) 面状加热元件
US8288693B2 (en) Flat heating element
US8721362B2 (en) Connection member, method of manufacturing the same and connection structure
JP2005525480A (ja) 金属繊維を含む導電糸
JP2007227384A (ja) 表面加熱部材及び表面加熱部材の製造方法
US20090152257A1 (en) Electric Heating Device
EP3621088B1 (en) Stretchable wire tape for textile, wearable device, and method for producing textile having wires
WO2016051772A1 (ja) ステアリングホイール用ヒータおよびその製造方法
CN111575895A (zh) 间隔针织物区段、用于形成加热衬里的方法和内部构件
JP2011171255A (ja) 感熱線及びその製造方法
JP4782635B2 (ja) ステアリングホイール用ヒータ
JP3926129B2 (ja) 自動車のハンドル用網状ヒータ
JPH1140329A (ja) 面状発熱体
JP6085162B2 (ja) 平型絶縁被覆通電体
JP2001110555A (ja) 網状ヒータ
JP6822855B2 (ja) 伸縮配線及び伸縮配線の製造方法
KR20090010665U (ko) 자동차 시트히터용 열선
JP2007134341A (ja) 面状発熱体
JP3898188B2 (ja) ネットヒータ
JP2003217802A (ja) 異形網状ヒータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110614

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110707

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4782635

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250