JP2008036972A - 射出成形機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転テーブルを回転駆動するモータの回転量を検出するためのエンコーダと、回転テーブルの外周に1箇所だけ設けた標識部位を検出するために、回転テーブルの外側に180°間隔で配置した2つの非接触式センサと、射出成形機の動作を制御する制御手段とを有し、制御手段は、回転テーブルが停止状態にあって2つの非接触式センサのうちの一方が標識部位を検出している状態から、回転テーブルを回転させたときのエンコーダ出力による計測パルス値を監視すると共に、2つの非接触式センサのうちの他方が標識部位の検出状態となったか否かを監視して、計測パルス値と、2つの非接触式センサの検出状態との両者によって、異常が発生しているかどうかを判定する。
【選択図】図7
Description
前記回転テーブルを回転駆動するモータの回転量を検出するためのエンコーダと、
前記回転テーブルの外周に1箇所だけ設けた標識部位を検出するために、前記回転テーブルの外側に180°間隔で配置した2つの非接触式センサと、
前記射出成形機の動作を制御する制御手段とを、有し、
前記制御手段は、正常動作時に、前記回転テーブルが停止状態にあって前記2つの非接触式センサのうちの一方が前記標識部位を検出している状態から、前記回転テーブルを回転させて、前記2つの非接触式センサのうちの他方が前記標識部位の検出状態となったタイミングにおいて、前記エンコーダで実測した計測パルス値に基づいて予め設定された判定用パルス値を保持し、
前記制御手段は、成形運転時において、前記回転テーブルが停止状態にあって前記2つの非接触式センサのうちの一方が前記標識部位を検出している状態から、前記回転テーブルを回転させたときの前記エンコーダ出力による計測パルス値を監視すると共に、前記2つの非接触式センサのうちの他方が前記標識部位の検出状態となったか否かを監視して、前記回転テーブルが回転開始して前記計測パルス値が前記判定用パルス値に対して所定の数値範囲を超えた際または所定の数値範囲を下回った際に、2つの非接触式センサのうちの他方が切り欠きの検出状態となっていない場合には、異常の発生と判定するか、
あるいは、前記制御手段は、成形運転時において、前記回転テーブルが停止状態にあって前記2つの非接触式センサのうちの一方が前記標識部位を検出している状態から、前記回転テーブルを回転させたときの前記エンコーダ出力による計測パルス値を監視すると共に、前記2つの非接触式センサのうちの他方が前記標識部位の検出状態となったか否かを監視して、前記2つの非接触式センサのうちの他方が前記標識部位の検出状態となった際に、前記計測パルス値が前記判定用パルス値に対して所定の数値範囲内に収まっていない場合には、異常の発生と判定する。
そして、成形運転時において、回転テーブルが2つの回転停止位置(0°位置、180°位置)の一方にあって、2つの非接触式センサのうちの一方が切り欠きの中央に対向していて、2つの非接触式センサのうちの一方が切り欠きの検出状態であるときから、回転テーブルを回転させたときのエンコーダ出力による計測パルス値を監視すると共に、2つの非接触式センサのうちの他方が切り欠きの検出状態となったか否かを監視し、2つの非接触式センサのうちの一方が切り欠きの検出状態であるときから、回転テーブルが回転開始して計測パルス値が判定用パルス値に対して所定の数値範囲を超えた際または所定の数値範囲を下回った際に、2つの非接触式センサのうちの他方が切り欠きの検出状態となっていない場合には、回転伝達系に異常が発生したと判断して、アラームを発生すると共に、マシンの動作を停止させる。あるいは、成形運転時において、回転テーブルが2つの回転停止位置(0°位置、180°位置)の一方にあって、2つの非接触式センサのうちの一方が切り欠きの中央に対向していて、2つの非接触式センサのうちの一方が切り欠きの検出状態であるときから、回転テーブルを回転させたときのエンコーダ出力による計測パルス値を監視すると共に、2つの非接触式センサのうちの他方が切り欠きの検出状態となったか否かを監視し、2つの非接触式センサのうちの他方が切り欠きの検出状態となった際に、計測パルス値が判定用パルス値に対して所定の数値範囲内に収まっていない場合には、エンコーダに異常が発生したと判断して、アラームを発生すると共に、マシンの動作を停止させる。
このように、本発明では、回転テーブルの回転動作が正常に行われているかどうかを確実に認知できるので、回転テーブルの回転動作の異常発生を看過することによる金型破損などのメカ損傷は確実に防止することができる。また、判定用パルス値を、実測によって信頼するに足る値を得るようにしているので、減速回転伝達系などに公差内の誤差があっても、テーブル回転が正常に行われているかどうかの判定を、機差を考慮に入れた精緻な判定で行うことができる。
図1〜図11は、本発明の一実施形態(以下、本実施形態と記す)による射出成形機に係り、本実施形態の射出成形機は、2つの金型を180°間隔で回転テーブルに搭載し、該回転テーブルを180°ずつ交互に正逆方向に間欠回転させるように構成されたマシンとなっている。
2 タイバー
3 テーブル保持プレート
4 回転テーブル
5 可動側金型
6 テーブル回転駆動用のサーボモータ
7 駆動プーリ
8 タイミングベルト
10 切り欠き(標識部位)
11 第1センサ(非接触式センサ)
12 第2センサ(非接触式センサ)
13 サポートローラ
21 上位コントローラ
22 テーブル回転制御部
23 サーボドライバ
24 減速回転伝達系(減速回転伝達メカニズム)
25 エンコーダ
26 異常判定部
27 判定条件格納部
28 パルス値演算部
29 計測パルスデータ保持部
Claims (2)
- 2つの金型を180°間隔で回転テーブルに搭載し、該回転テーブルを180°ずつ交互に正逆方向に間欠回転させる射出成形機において、
前記回転テーブルを回転駆動するモータの回転量を検出するためのエンコーダと、
前記回転テーブルの外周に1箇所だけ設けた標識部位を検出するために、前記回転テーブルの外側に180°間隔で配置した2つの非接触式センサと、
前記射出成形機の動作を制御する制御手段とを、有し、
前記制御手段は、正常動作時に、前記回転テーブルが停止状態にあって前記2つの非接触式センサのうちの一方が前記標識部位を検出している状態から、前記回転テーブルを回転させて、前記2つの非接触式センサのうちの他方が前記標識部位の検出状態となったタイミングにおいて、前記エンコーダで実測した計測パルス値に基づいて予め設定された判定用パルス値を保持し、
前記制御手段は、成形運転時において、前記回転テーブルが停止状態にあって前記2つの非接触式センサのうちの一方が前記標識部位を検出している状態から、前記回転テーブルを回転させたときの前記エンコーダ出力による計測パルス値を監視すると共に、前記2つの非接触式センサのうちの他方が前記標識部位の検出状態となったか否かを監視して、前記回転テーブルが回転開始して前記計測パルス値が前記判定用パルス値に対して所定の数値範囲を超えた際または所定の数値範囲を下回った際に、2つの非接触式センサのうちの他方が切り欠きの検出状態となっていない場合には、異常の発生と判定することを特徴とする射出成形機。 - 2つの金型を180°間隔で回転テーブルに搭載し、該回転テーブルを180°ずつ交互に正逆方向に間欠回転させる射出成形機において、
前記回転テーブルを回転駆動するモータの回転量を検出するためのエンコーダと、
前記回転テーブルの外周に1箇所だけ設けた標識部位を検出するために、前記回転テーブルの外側に180°間隔で配置した2つの非接触式センサと、
前記射出成形機の動作を制御する制御手段とを、有し、
前記制御手段は、正常動作時に、前記回転テーブルが停止状態にあって前記2つの非接触式センサのうちの一方が前記標識部位を検出している状態から、前記回転テーブルを回転させて、前記2つの非接触式センサのうちの他方が前記標識部位の検出状態となったタイミングにおいて、前記エンコーダで実測した計測パルス値に基づいて予め設定された判定用パルス値を保持し、
前記制御手段は、成形運転時において、前記回転テーブルが停止状態にあって前記2つの非接触式センサのうちの一方が前記標識部位を検出している状態から、前記回転テーブルを回転させたときの前記エンコーダ出力による計測パルス値を監視すると共に、前記2つの非接触式センサのうちの他方が前記標識部位の検出状態となったか否かを監視して、前記2つの非接触式センサのうちの他方が前記標識部位の検出状態となった際に、前記計測パルス値が前記判定用パルス値に対して所定の数値範囲内に収まっていない場合には、異常の発生と判定することを特徴とする射出成形機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006214587A JP4891693B2 (ja) | 2006-08-07 | 2006-08-07 | 射出成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006214587A JP4891693B2 (ja) | 2006-08-07 | 2006-08-07 | 射出成形機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008036972A true JP2008036972A (ja) | 2008-02-21 |
JP4891693B2 JP4891693B2 (ja) | 2012-03-07 |
Family
ID=39172549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006214587A Active JP4891693B2 (ja) | 2006-08-07 | 2006-08-07 | 射出成形機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4891693B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010184436A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | ロータリ射出成形機 |
Citations (5)
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JPS6243718A (ja) * | 1985-08-21 | 1987-02-25 | Nec Corp | メツセ−ジ出力方式 |
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-
2006
- 2006-08-07 JP JP2006214587A patent/JP4891693B2/ja active Active
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JP4891693B2 (ja) | 2012-03-07 |
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