JP2008035662A - ブラシレスモータ - Google Patents

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Kazuyuki Izumi
和幸 泉
Yoshiki Nakano
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Abstract

【課題】部品点数を低減することができるとともに、製造を簡略化することができるブラシレスモータを提供する。
【解決手段】ブラシレスモータは、放射状に延びる複数のティース部17bを有するステータコア17と、ステータコア17のティース部17bに巻回された巻線Daと複数の巻線Daを繋ぐ渡り線Dbとを連続して構成する導線Dと、ステータコア17における軸方向一端側に配置され、導線Dの一部に対して電気的に接続される接続端子32を有し該接続端子32を介して巻線Daに駆動電流を供給するための回路装置14とを備える。接続端子32は、ステータコア17における軸方向一端側で導線Dの一部(端巻線Da1)と溶接によって電気的に接続される。そして、渡り線Dbは、ステータコア17における軸方向他端側に配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブラシレスモータに関するものである。
従来、ブラシレスモータにおいては、ステータコア(ティース部)に巻回された巻線と複数の巻線を繋ぐ渡り線とを構成する導線の一部が、巻線に駆動電流を供給するための回路装置に電気的に接続される。そして、このようなブラシレスモータとしては、巻線と渡り線とを構成する導線の一部がステータコアに組み付けられたターミナルに電気的に接続され、そのターミナルに回路装置の接続部が電気的に接続されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−356024号公報
しかしながら、上記したようなブラシレスモータでは、ターミナルが部品点数を多くしてしまうという問題があるともに、ターミナルをステータコア側に組み付ける工程や導線とターミナルとを電気的に接続する工程(例えば、ターミナルに導線を圧着してヒュージング)が必要で、それら工程が製造を複雑化してしまうという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、部品点数を低減することができるとともに、製造を簡略化することができるブラシレスモータを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、放射状に延びる複数のティース部を有するステータコアと、前記ステータコアの前記ティース部に巻回された巻線と複数の前記巻線を繋ぐ渡り線とを連続して構成する導線と、前記ステータコアにおける軸方向一端側に配置され、前記導線の一部に対して電気的に接続される接続部を有し該接続部を介して前記巻線に駆動電流を供給するための回路装置とを備えたブラシレスモータであって、前記接続部は、前記ステータコアにおける軸方向一端側で前記導線の一部と溶接によって電気的に接続され、前記渡り線は、前記ステータコアにおける軸方向他端側に配置された。
同構成によれば、接続部と導線とが溶接によって直接電気的に接続されるため、ステータコア側に導線及び接続部が接続されるターミナル(別部材)を設ける必要がない。よって、ターミナルを有するものに比べて、部品点数を低減することができる。又、ターミナルを有するものに比べて、ターミナルをステータコア側に組み付ける工程が不要になるとともに、導線とターミナルとを電気的に接続する工程(例えば、ターミナルに導線を圧着してヒュージング)が不要になる。しかも、渡り線は、ステータコアにおける軸方向他端側、即ち、接続部と一部の巻線とが溶接される軸方向一端側の反対側に配置されるため、接続部と一部の巻線との溶接作業の際に渡り線が邪魔になることが防止される。よって、渡り線の損傷を防止しながら、溶接作業を容易に行うことができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、前記ステータコアにおける軸方向他端側には、前記ティース部より径方向内側で前記渡り線を周方向に沿って案内するためのガイド部が設けられた。
同構成によれば、ステータコアにおける軸方向他端側には、ティース部より径方向内側で渡り線を周方向に沿って案内するためのガイド部が設けられるため、例えば、渡り線が、ステータコアが固定されるセンターピースや巻線に接触してしまうといったことを低減することができる。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載のブラシレスモータにおいて、前記ステータコアには、前記巻線との間に介在されるインシュレータが装着され、前記ガイド部は、前記インシュレータに一体形成された。
同構成によれば、ガイド部は、ステータコアに一般的に装着されるインシュレータに一体形成されるため、部品点数を多くしてしまうことがない。又、ガイド部は、成形の容易な(例えば樹脂製の)インシュレータに一体形成されるため、容易に設けることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のブラシレスモータにおいて、前記ステータコアには、前記巻線との間に介在されるインシュレータが装着され、前記インシュレータにおける前記軸方向一端側には、一部の巻線を他の巻線に対して径方向内側に分離するための分離部が形成され、前記接続部は、前記一部の巻線と電気的に接続された。
同構成によれば、インシュレータにおける軸方向一端側に形成された分離部によって、一部の巻線が他の巻線に対して径方向内側に分離される。そして、接続部は、一部の巻線と電気的に接続されるため、一部の巻線と接続部との溶接作業の際にその他の巻線が邪魔になることが防止される。又、前記一部の巻線は巻回されることで動き難く安定した状態となるので、その安定した状態で溶接作業を行うことができる。これらのことから、巻線(その他の巻線)の損傷(短絡)を防止しながら、溶接作業を容易に行うことができる。
本発明によれば、部品点数を低減することができるとともに、製造を簡略化することができるブラシレスモータを提供することができる。
以下、本発明をエンジン冷却用の電動ファン装置に具体化した一実施の形態を図1〜図3に従って説明する。図1に示すように、電動ファン装置1は、ブラシレスモータ11とファン12とを備えている。ブラシレスモータ11は、ステータ13、回路装置14、及びロータ15を備えている。
ステータ13は、筒部17a及び筒部17aから放射状に延びる複数のティース部17bを有するステータコア17と、ステータコア17に装着されたインシュレータ18,19と、各ティース部17bにインシュレータ18,19を介して巻回された巻線Daと複数の巻線Daを繋ぐ渡り線Dbとを連続して構成する導線Dとを備えている。尚、本実施の形態のステータコア17におけるティース部17bは、12個形成されている(図2参照)。又、本実施の形態の各ティース部17bにおける巻線Daは、3相の各相(U相、V相、W相)に対応したものが周方向に2つずつ並んで(即ち、U相、U相、V相、V相、W相、W相、U相、U相…の順に)順次配設されている。又、本実施の形態の渡り線Dbは、周方向に隣り合わない、言い換えると周方向に2つ以上離間したティース部17bにおける巻線Da同士を繋ぐものである。
詳しくは、ステータ13は、図1に示すように、略円盤板形状の板部21aに略円筒状の円筒部21bが立設されたセンターピース21に固定されるものであって、ステータコア17の筒部17aが前記円筒部21bに外嵌されている。
インシュレータ18,19は、絶縁性の樹脂製であって、ステータコア17の軸方向両端側からそれぞれ装着可能に軸方向に一対設けられている。又、インシュレータ18,19は、前記ステータコア17の筒部17aの軸方向端面(その約半分)を覆う環状被覆部18a,19aと、前記ステータコア17のティース部17bを覆うティース被覆部18b,19bとを備える。
又、ステータコア17における軸方向一端側(センターピース21の板部21a側であって、図1において左側、図2において紙面手前側)のインシュレータ18には、一部の巻線としての端巻線Da1を他の巻線Da2に対して径方向内側に分離するための分離部18cが形成されている(図3参照)。尚、本実施の形態の端巻線Da1とは、ティース部17bの巻線Daにおける最終の巻線(最後のひと巻き)であって、周方向に並ぶ同じ相(例えば、U相)の巻線Daに連結されるものである。詳しくは、本実施の形態の分離部18cは、環状被覆部18aの径方向外側において周方向に1つおきのティース被覆部18b(ティース部17b)と対応した位置で軸方向に突出するように形成されている。又、本実施の形態の各分離部18cは、ティース被覆部18b(ティース部17b)の周方向中心と対応した位置を除くように、即ち、ティース被覆部18b(ティース部17b)の周方向中心を中心として周方向に一対形成されている。
又、ステータコア17における軸方向他端側(センターピース21の板部21aの反対側であって、図1において右側)のインシュレータ19には、ティース部17bより径方向内側で前記渡り線Dbを周方向に沿って案内するための外側壁19c及び内側壁19dが設けられている。尚、本実施の形態では、外側壁19c及び内側壁19dがガイド部を構成している。詳しくは、本実施の形態の外側壁19cは、環状被覆部19aの径方向外側において各ティース被覆部19b(各ティース部17b)と対応した位置であって周方向に断続的に軸方向に突出するように形成されている。又、本実施の形態の内側壁19dは、環状被覆部19aの径方向内側(内縁)の全周において、円筒状に軸方向に突出するように形成されている。
そして、インシュレータ18,19が装着されたステータコア17の(ティース被覆部18b,19bに覆われた)各ティース部17bには、巻線Daが集中巻にて巻回され、それら巻線Daの内の所定の巻線Da同士は前記センターピース21の板部21aの反対側(図1中、右側)で渡り線Dbによって繋がれている。
ここで、分離部18cと対応した位置の各巻線Daは、それぞれにおいて最終の巻線(最後のひと巻き)である前記端巻線Da1を除いて前記分離部18cの径方向外側でティース部17bに巻回されて該分離部18cにて径方向内側への移動が規制される。
又、渡り線Dbは、ガイド部(外側壁19c及び内側壁19d)によって、ティース部17bより径方向内側で周方向に沿って案内される。詳しくは、渡り線Dbは、外側壁19cによって径方向外側への移動が規制され、内側壁19dによって径方向内側への移動が規制される。
回路装置14は、巻線Daに供給する駆動電流を生成するためのスイッチング素子を含む回路(図示略)と、その回路を収容する樹脂ケース31と、樹脂ケース31内から外部に延びて前記導線Dの一部(端巻線Da1)に対して電気的に接続される接続部としての複数の接続端子32とを備える。接続端子32は、図2に示すように、3つの前記導線Dの一部(3つの端巻線Da1)に対応して3つ設けられ、端巻線Da1と直接接触される接触部32aは、その接触面が、図1及び図3に示すように、導線D(端巻線Da1)より大きい径の弧状に形成されている。
そして、回路装置14は、その樹脂ケース31が前記センターピース21の板部21a(ステータ13)に対して固定されるとともに、接続端子32がインシュレータ18の環状被覆部18aとで前記導線Dの一部(端巻線Da1)を(軸方向に)挟むように配置されて該導線Dの一部(端巻線Da1)と溶接によって電気的に接続されている。尚、この状態で、本実施の形態の接触部32aは、ティース被覆部18b(ティース部17b)の周方向中心と対応した位置に配置され、その周方向中心を中心として一対形成される分離部18cの間に(周方向に間隔を有して)配置される(図2及び図3参照)。又、図1及び図3では、導線Dの一部(端巻線Da1)や接続端子32を模式的に図示しているが、これらはレーザビームを照射するレーザ溶接によって(溶かされて)電気的に接続されるとともに固定されている。又、センターピース21の板部21aには、前記接続端子32を軸方向に通過させるための貫通孔21cが形成されている。
ロータ15は、有底筒形状のヨーク41と、ヨーク41の内周面に固定された複数のマグネット42と、ヨーク41の中央に固定された回転軸43とを備えている。ロータ15は、マグネット42が前記ステータコア17(ティース部17b)の外周と対向するように配置されるとともに、回転軸43がセンターピース21の円筒部21bに保持された軸受44によって(ステータ13に対して)回転可能に支持されている。又、本実施の形態のヨーク41の外周面には、前記ファン12が固定されている。
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)接続端子32と導線D(端巻線Da1)とが溶接によって直接電気的に接続されるため、ステータコア17側に導線D及び接続端子32が接続されるターミナル(別部材)を設ける必要がない。よって、ターミナルを有するものに比べて、部品点数を低減することができる。又、ターミナルを有するものに比べて、ターミナルをステータコア17側に組み付ける工程が不要になるとともに、導線Dとターミナルとを電気的に接続する工程(例えば、ターミナルに導線Dを圧着してヒュージング)が不要になる。しかも、渡り線Dbは、ステータコア17における軸方向他端側、即ち、接続端子32と導線D(端巻線Da1)とが溶接される軸方向一端側の反対側に配置されるため、接続端子32と導線D(端巻線Da1)との溶接作業の際に渡り線Dbが邪魔になることが防止される。よって、渡り線Dbの損傷を防止しながら、溶接作業を容易に行うことができる。
(2)ステータコア17における軸方向他端側には、ティース部17bより径方向内側で渡り線Dbを周方向に沿って案内するためのガイド部(外側壁19c及び内側壁19d)が設けられるため、渡り線Dbが、ステータコア17が固定されるセンターピース21(円筒部21b)や巻線Daに接触してしまうといったことを低減することができる。詳しくは、ガイド部は、略円筒状に軸方向に突出して渡り線Dbの径方向内側への移動を規制するための内側壁19dを含むため、渡り線Dbが、センターピース21(円筒部21b)に接触してしまうといったことを低減することができる。又、内側壁19dは、略円筒状であるため、渡り線Dbが滑らかに曲線状に曲げられることになり急激な曲げが抑制される。又、ガイド部は、周方向に断続的に軸方向に突出して渡り線Dbの径方向外側への移動を規制するための外側壁19cを含むため、渡り線Dbが巻線Daに接触してしまうといったことを低減することができる。又、外側壁19cは、周方向に断続的に設けられるため、巻線Daが配置される径方向外側から渡り線Dbを容易に(内側壁19dとの間に)引き入れたり、巻線Daが配置される径方向外側へ渡り線Dbを容易に引き出したりすることができる。
(3)ガイド部(外側壁19c及び内側壁19d)は、ステータコア17に一般的に装着されるものであるインシュレータ19に一体形成されるため、部品点数を多くしてしまうことがない。又、ガイド部(外側壁19c及び内側壁19d)は、成形の容易な(樹脂製の)インシュレータ19に一体形成されるため、容易に設けることができる。
(4)インシュレータ18における軸方向一端側に形成された分離部18cによって、一部の巻線としての端巻線Da1が他の巻線Da2に対して径方向内側に分離される。そして、接続端子32は、端巻線Da1と電気的に接続されるため、端巻線Da1と接続端子32との溶接作業の際にその他の巻線Da2が邪魔になることが防止される。又、端巻線Da1は巻回されることで動き難く安定した状態となるので、その安定した状態で溶接作業を行うことができる。これらのことから、巻線Da(その他の巻線Da2)の損傷(短絡)を防止しながら、溶接作業を容易に行うことができる。
上記実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、ステータコア17における軸方向他端側には、ティース部17bより径方向内側で渡り線Dbを周方向に沿って案内するためのガイド部(外側壁19c及び内側壁19d)が設けられるとしたが、これに限定されず、ガイド部(外側壁19c及び内側壁19dの少なくとも1つ)が設けられていない構成としてもよい。又、渡り線Dbを周方向に沿って案内することができれば、ガイド部(外側壁19c及び内側壁19dの少なくとも1つ)の形状を変更してもよい。
・上記実施の形態では、ガイド部(外側壁19c及び内側壁19d)は、インシュレータ19に一体形成されるとしたが、これに限定されず、インシュレータの別部材として固定して設けてもよい。
・上記実施の形態では、インシュレータ18に分離部18cが形成されるとしたが、これに限定されず、分離部18cが形成されていないインシュレータとしてもよい。
・上記実施の形態では、接続端子32がインシュレータ18の環状被覆部18aとで導線Dの一部(端巻線Da1)を挟むように配置されて該導線Dの一部(端巻線Da1)と溶接によって電気的に接続されるとしたが、接続端子32と導線D(端巻線Da1)とが溶接によって直接電気的に接続されれば、他の構成に変更してもよい。
・上記実施の形態では、導線Dの一部(端巻線Da1)と接続端子32とが非接触溶接の1つであるレーザ溶接によって電気的に接続されるとしたが、これに限定されず、治具(例えば一対の電極等)を接触させて溶接を行う接触溶接や、アーク溶接や電子ビーム溶接等の他の非接触溶接によって電気的に接続されるとしてもよい。
・上記実施の形態では、最終の巻線(最後のひと巻き)である一部の巻線としての端巻線Da1を接続端子32に電気的に接続するとしたが、前記最終の巻線(最後のひと巻き)を最初の巻線(最初のひと巻き)に変更してもよい。
・上記実施の形態では、ティース部17bの数が12のブラシレスモータ11としたがこれに限定されず、ティース部の数が他の数のブラシレスモータにおいて実施してもよい。
・上記実施の形態では、本発明をエンジン冷却用の電動ファン装置に具体化したが、勿論、他の装置におけるブラシレスモータに変更してもよい。
上記各実施の形態から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)請求項2又は3に記載のブラシレスモータにおいて、前記ガイド部は、略円筒状に軸方向に突出して前記渡り線の径方向内側への移動を規制するための内側壁を含むことを特徴とするブラシレスモータ。このようにすると、例えば、渡り線が、ステータコアが固定されるセンターピースに接触してしまうといったことを低減することができる。又、内側壁は、略円筒状であるため、渡り線が滑らかに曲線状に曲げられることになり急激な曲げが抑制される。
(ロ)請求項2、3及び上記(イ)のいずれか1項に記載のブラシレスモータにおいて、前記ガイド部は、周方向に断続的に軸方向に突出して前記渡り線の径方向外側への移動を規制するための外側壁を含むことを特徴とするブラシレスモータ。このようにすると、渡り線が巻線に接触してしまうといったことを低減することができる。又、外側壁は、周方向に断続的に設けられるため、巻線が配置される径方向外側から渡り線を容易に引き入れたり、巻線が配置される径方向外側へ渡り線を容易に引き出したりすることができる。
本実施の形態における電動ファン装置の概略構成図。 本実施の形態におけるステータ及び回路装置を説明するための平面図。 本実施の形態の接続端子とその周辺のステータを説明するための斜視図。
符号の説明
14…回路装置、17…ステータコア、17b…ティース部、18,19…インシュレータ、18c…分離部、19c…ガイド部の一部を構成する外側壁、19d…ガイド部の一部を構成する内側壁、32…接続端子(接続部)、D…導線、Da…巻線、Db…渡り線、Da1…端巻線(一部の巻線)。

Claims (4)

  1. 放射状に延びる複数のティース部を有するステータコアと、
    前記ステータコアの前記ティース部に巻回された巻線と複数の前記巻線を繋ぐ渡り線とを連続して構成する導線と、
    前記ステータコアにおける軸方向一端側に配置され、前記導線の一部に対して電気的に接続される接続部を有し該接続部を介して前記巻線に駆動電流を供給するための回路装置と
    を備えたブラシレスモータであって、
    前記接続部は、前記ステータコアにおける軸方向一端側で前記導線の一部と溶接によって電気的に接続され、
    前記渡り線は、前記ステータコアにおける軸方向他端側に配置されたことを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記ステータコアにおける軸方向他端側には、前記ティース部より径方向内側で前記渡り線を周方向に沿って案内するためのガイド部が設けられたことを特徴とするブラシレスモータ。
  3. 請求項2に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記ステータコアには、前記巻線との間に介在されるインシュレータが装着され、
    前記ガイド部は、前記インシュレータに一体形成されたことを特徴とするブラシレスモータ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記ステータコアには、前記巻線との間に介在されるインシュレータが装着され、
    前記インシュレータにおける前記軸方向一端側には、一部の巻線を他の巻線に対して径方向内側に分離するための分離部が形成され、
    前記接続部は、前記一部の巻線と電気的に接続されたことを特徴とするブラシレスモータ。
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