JP2008035262A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数配色原稿の画像データに対する刷り上がり配色を原稿読み取り前に指定することができ、仕上がり時間の短縮化を実現することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】フルカラー画像が形成されたフルカラー原稿に対して少なくともフルカラー刷りとモノクロ刷りの異なった形態での刷り上げを可能とした画像形成部を備えた画像形成装置を用い、異なった配色の複数枚の原稿に対してその刷り上がり状態を操作部10の操作によって指定カラーモードに指定した後に、複数枚の原稿に含まれるフルカラー原稿をそのままフルカラー刷りで仕上げる枚数を指定し、指定された枚数以内のフルカラー原稿に対してはフルカラー刷りを行い、指定された枚数を超えたフルカラー原稿に対してはモノクロ刷りを行う。
【選択図】 図4
【解決手段】フルカラー画像が形成されたフルカラー原稿に対して少なくともフルカラー刷りとモノクロ刷りの異なった形態での刷り上げを可能とした画像形成部を備えた画像形成装置を用い、異なった配色の複数枚の原稿に対してその刷り上がり状態を操作部10の操作によって指定カラーモードに指定した後に、複数枚の原稿に含まれるフルカラー原稿をそのままフルカラー刷りで仕上げる枚数を指定し、指定された枚数以内のフルカラー原稿に対してはフルカラー刷りを行い、指定された枚数を超えたフルカラー原稿に対してはモノクロ刷りを行う。
【選択図】 図4
Description
本発明は、画像形成装置、特に、黒以外の色を含む非モノクロ画像が形成された非モノクロ原稿に対して少なくとも非モノクロ刷りとモノクロ刷りの異なった形態で刷り上げることができる画像形成部を備えた画像形成装置に関する。
従来、複写機や複写機能を備えた複合機等の画像形成装置のように、画像読取部で読み取った原稿の画像データに基づいて搬送シートの表面に画像を形成するものが周知である。
この際、例えば、原稿読取部で読み取る原稿は、黒単色(濃淡を含む)で画像形成されたモノクロ原稿の他、非モノクロ原稿として、黒以外の単色で画像形成されたモノカラー原稿又は黒+黒以外の単色で画像が形成された二色カラー原稿(以下、モノカラーと二色カラーとは「カラー」で総称する。)、三色以上で画像形成されたフルカラー原稿にそれぞれ種別される。
そして、これらのモノクロ原稿・カラー原稿・フルカラー原稿を用いて画像形成装置にて画像形成処理を行う場合、画像形成装置でのモード設定を各原稿種別に対応したモノクロモード・カラーモード・フルカラーモードに設定することで原稿画像と一致するような配色のモノクロ画像・カラー画像・フルカラー画像が搬送シートに形成される。
また、このようなモノクロ画像・カラー画像・フルカラー画像を形成することができる画像形成装置を、コンビニエンスストア等に課金制の複合機等として、或いは、リース契約に基づく課金制の複合機等として設置し、例えば、モノクロ画像を形成するモノクロ刷りの場合の料金(例えば、全サイズ10円)と、カラー画像を形成するカラー刷りの場合の料金(例えば、全サイズ20円)と、フルカラー画像を形成するフルカラー刷りの場合の料金(例えば、B4サイズまでは80円、A3サイズは150円)とを別々に設定して利用可能としている。
ところが、このような課金制の複合機等にあっては、例えば、フルカラーモードを利用して自動原稿送り装置(ADF)により複数頁の原稿の画像を読み取った場合、全ての読取原稿に対してフルカラー刷りの料金で課金されてしまうため、例えば、原稿全頁のうちの一部の原稿にのみフルカラー原稿が存在しており、他の原稿はモノクロ原稿であった場合、その経済的な損失は大きなものとなってしまうという問題が生じていた。
従って、このような損失を防止するためには、ADFを利用しないで原稿毎(或いは原稿種別毎)にモードを設定して画像形成処理を行うことになるが、このような作業は非常に面倒である。
そこで、このような複数頁の原稿にモノクロ原稿・カラー原稿・フルカラー原稿の少なくとも二種類が混在している場合に、ADFを利用した一度の原稿読み取り処理でモノクロ原稿はモノクロ刷りとし、カラー原稿はカラー刷りとし、フルカラー原稿はフルカラー刷りとすることができると共に、単一モード(例えば、フルカラーモード)の課金体系に依存することなく原稿種別に応じた適正モード毎に課金することができれば、利用者側にとっては利便性の向上と経済性の向上とを実現することができ、汎用性の高い画像形成装置とすることができる。
尚、このような技術は、原稿に形成されている画像上に色のついた画素(配色画素)があるかどうかを判定することでその原稿がモノクロ原稿であるのかカラー原稿であるかフルカラー原稿であるのかを判別し、その判別結果に応じて画像形成処理を切り替えるオートカラーセレクト(ACS)機能として知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、このようなカラー原稿やフルカラー原稿にあっては、例えば、顧客等への提出用に原稿を用い、手元の控え等用にその原稿を用いた複写稿とする際、その原稿中において、会社ロゴマークのみを単色カラーで形成したカラー原稿はモノクロ刷りとする、写真等を含むフルカラー原稿はフルカラー刷りとする、色分けグラフ等を含むフルカラー原稿はモノクロ刷りとする、といったように高価なカラートナー(インク)をなるべく使用しないようにすることができれば、さらなる経済的負担を軽減することができる。尚、カラー原稿やフルカラー原稿からモノクロ刷りの複写稿を得る技術は周知である。
そこで、上述した原稿画像の配色を自動識別して複写を行うACS機能(自動カラーモード)とは異なり、ADFを利用して読み取ったフルカラー原稿に使用されている配色画素の割合を判別し、所定値以下の割合で配色画素が存在している場合にはモノクロ刷りとし、所定値以上の割合で配色画素が存在している場合にはフルカラー刷り(又はカラー刷り)とする技術(例えば、特許文献2参照)や、ADFを利用して読み取った原稿に使用されている配色画素の割合を判別してフルカラー画像とモノクロ画像とを頁単位で分別すると同時に料金計算を行い、必要に応じてフルカラー画像をモノクロ刷りで画像形成するように選択的に変更可能とした技術(例えば、特許文献3参照)が提案されている。
特開2002−15101号公報
特開2005−026788号公報
特開2003−244365号公報
ところが、上記の如く構成された画像形成装置にあっては、特許文献2及び特許文献3の何れにあっても、フルカラー画像をモノクロ刷りへと自動(特許文献2)若しくは手動(特許文献3)で変更することはできるものの、ADFを利用して原稿の読み取りを行い、その配色画素の割合を識別した後でなければフルカラー刷りかモノクロ刷りかの変更を行うことができず、刷り上げに時間を要するという問題が生じていた。
また、特許文献2に開示の技術にあっては、配色画素の割合でフルカラー原稿をフルカラー刷りとするのかモノクロ刷りとするのかを自動で行うため、フルカラー刷りで仕上げたいものまでモノクロ刷りとしてしまう場合があった。
さらに、特許文献3に開示の技術にあっては、一旦、全ての原稿の読み取りを行わないと刷り上がりの指定を行うことができないため、自動で振り分けるものに比べて刷り上げ時間をさらに要してしまう。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、複数配色原稿の画像データに対する刷り上がり配色を原稿読み取り前に指定することができ、仕上がり時間の短縮化を実現することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、非モノクロ画像が形成された非モノクロ原稿に対して少なくとも非モノクロ刷りとモノクロ刷りの異なった形態で刷り上げることができる画像形成部を備えた画像形成装置であって、複数頁の原稿に含まれる非モノクロ原稿を非モノクロ画像で刷り上げる枚数を指定する指定手段とを備えていることを特徴とする。
このような構成によれば、複数配色の原稿の画像に対して、予め非モノクロ刷りとする原稿の枚数(原稿が両面印刷の場合には頁数)を指定することにより、仕上がり時間の短縮化を実現することができる。
この際、非モノクロ原稿が、黒以外の単色からなるモノカラー原稿又は黒+黒以外の単色からなる二色カラー原稿の何れかを含んでいる場合、指定手段は、モノカラー原稿又は二色カラー原稿に対してそのままの配色で刷り上げる場合の枚数を指定することができる。
また、非モノクロ原稿が、三色以上のフルカラー原稿を含んでいる場合、指定手段は、フルカラー原稿に対してそのままの配色で刷り上げる場合の枚数を指定することができる。
本発明の画像形成装置によれば、複数配色原稿の画像データに対する刷り上がり配色を原稿読み取り前に指定することができ、仕上がり時間の短縮化を実現することができる。
次に、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について、図面を参照して説明する。尚、以下の説明において、本発明の枚数は、原稿が両面原稿であった場合を考慮して頁数として説明する。
(画像形成装置の全体構成)
図1は本発明の一実施形態に係る画像形成装置としての複合機の外観斜視図、図2は本発明の一実施形態に係る画像形成装置としての複合機の操作部の正面図、図3は本発明の一実施形態に係る画像形成装置としての複合機の説明図、図4は本発明の一実施形態に係る画像形成装置としての複合機の要部のブロック図である。
図1は本発明の一実施形態に係る画像形成装置としての複合機の外観斜視図、図2は本発明の一実施形態に係る画像形成装置としての複合機の操作部の正面図、図3は本発明の一実施形態に係る画像形成装置としての複合機の説明図、図4は本発明の一実施形態に係る画像形成装置としての複合機の要部のブロック図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る画像形成装置としての複合機1は、装置本体2の上部側面に設けられたメインスイッチ3と、装置本体2の前面から引き出し可能な複数段の用紙トレイユニット4,5,6と、装置本体2の側面から開閉可能な手差し用紙トレイ7と、複写機・ファクシミリ・スキャナとして原稿を読み取る際の自動原稿送り装置(ADF)8と、表示画面9を有すると共に各種機能等の設定・選択操作を行う操作部10とを備えている。
尚、この複合機1の形状や構成・機能等は図示例のものに限定されるものではない。また、例えば、ソーター等のオプション機器等の設置を妨げるものではない。
操作部10は、図2に示すように、フルカラー液晶パネルスイッチとしての表示画面9に隣接して複合機1の各種機能(複写機能、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能)を選択する機能選択スイッチ11と、複写部数・拡大縮小率・相手先電話番号等の数値入力時に使用するテンキー12と、複写機能やファクシミリ機能の実行(画像形成開始)のスタートスイッチ13と、設定クリアスイッチ14と、機能リセットスイッチ15と、複写機能等を選択している際の原稿(画像データ)に対する刷り上がりモードを選択するモード選択スイッチ16とを備えている。尚、表示画面9と操作部10とは、複写機能等を利用する際に、用紙サイズ設定・濃度設定・両面印刷設定・集約設定といった種々の設定を行うための操作機能も備えている。
モード選択スイッチ16は、全ての原稿の刷り上がりをモノクロ刷りとするモノクロモードを実行するモノクロモード指定スイッチ16aと、全ての原稿の刷り上がりをフルカラー刷りとするフルカラーモードを実行するフルカラーモード指定スイッチ16bと、全ての原稿の刷り上がりをカラー刷りとするカラーモードを実行するカラーモード指定スイッチ16cと、配色が混在している原稿に対してその原稿の配色に応じた刷り上がりを自動的に行う自動カラーモードを実行する自動カラーモードを実行する自動カラーモード指定スイッチ16dと、フルカラー刷りする頁数(枚数)を指定したうえで画像形成処理を実行する指定カラーモードを実行する指定カラーモード指定スイッチ16eとを備えている。尚、例えば、フルカラーモードを指定したとしても、原稿がフルカラー原稿では無い場合に、その刷り上がりをフルカラーとすることはできない。
また、装置本体2の内部には、図3に示すように、手作業にて原稿をセットする場合のガラス板等の原稿載置読取部17と、ADF8を利用して原稿を読み取る場合の原稿通過読取部18と、常時は原稿通過読取部18の下方に位置し且つ原稿載置読取部17に載置された原稿を読み取る場合には図示を略する駆動装置を介して図3の右側へと平行移動する斜設駆動ミラー19と、斜設駆動ミラー19で反射された光束を反射する一対の固定斜設ミラー20,21と、これら各ミラー19,20,21で反射した光束に基づいて原稿画像を読み取るラインセンサ(カラーCCD)22と、このラインセンサ22で読み取った読取データに基づいて画像データを生成する画像データ処理部23とを備えている。尚、固定斜設ミラー20,21は斜設駆動ミラー19と同期して平行移動しても良い。この際、固定斜設ミラー20,21の移動距離は、ラインセンサ22の配設位置を考慮して斜設駆動ミラー19の移動距離の1/2等と短くすることができる。
また、画像データ処理部23には、上述したラインセンサ22で読み取った読取データの他、パーソナルコンピュータ等からの印刷指令データやファクシミリ回線を通じて受信した受信データが入力される。
さらに、複合機1は、画像データ処理部23で生成した画像データに基づいて用紙トレイユニット4,5,6又は手差し用紙トレイ7から送られてきた搬送シート(図示せず)の表面に画像を形成する画像形成部24と、その画像を搬送シートの表面に定着する定着部25と、画像定着済みの搬送シートを排出トレイ26の上方に排出する排出部27とを備えている。
画像形成部24は、ここでは搬送シートにフルカラー刷りを行うことができるように、複数の画像形成ユニット28〜31を備えている。
各画像形成ユニット28〜31は、この実施の形態においては、シート搬送方向上流側から順に、ブラック(K)用の画像形成ユニット28、イエロー(Y)用の画像形成ユニット29、マゼンタ(M)用の画像形成ユニット30、シアン(C)用の画像形成ユニット31が配置されている。また、画像形成ユニット28〜31は、上述した各色毎のトナーを収納しており、必要に応じてアモルファスシリコン等を感光体とするドラム状の感光体32〜35にトナーを担持させ、そのトナーを搬送シート上に転写して未定着トナー画像を形成(静電潜像を可視化)し、その未定着トナー画像を定着部25によって定着した後に排出部27から排出トレイ26上へと排出する。
(主な機能形態)
以下、主な機能形態を説明する。尚、ここではラインセンサ22及び画像データ処理部23の具体的な処理は省略して説明する。
以下、主な機能形態を説明する。尚、ここではラインセンサ22及び画像データ処理部23の具体的な処理は省略して説明する。
(複写機能)
複合機1は、ADF8に読み取り原稿をセットして、又はADF8を回動式に持ち上げて原稿載置読取部17上に原稿をセットして読み取った画像データに基づいて、予め操作部10を用いて設定した設定条件に応じた印刷処理(画像形成処理)を行う。
複合機1は、ADF8に読み取り原稿をセットして、又はADF8を回動式に持ち上げて原稿載置読取部17上に原稿をセットして読み取った画像データに基づいて、予め操作部10を用いて設定した設定条件に応じた印刷処理(画像形成処理)を行う。
(プリンタ機能)
複合機1は、図示を略するパーソナルコンピュータ等とケーブル接続(無線又は有線のネットワークLAN接続を含む)されており、そのパーソナルコンピュータ等から出力した印刷指令データに含まれる画像データに基づいて所定の印刷処理(画像形成処理)を行う。この際、画像形成処理のための各種設定(例えば、拡大・縮小・集約等や印刷部数等)は、パーソナルコンピュータ(ネットワークサーバーを含む)等にインストールされた複合機1用のプリンタドライバを利用して設定され、これらの各種設定に係わるデータが印刷指令データの一部として含まれている。
複合機1は、図示を略するパーソナルコンピュータ等とケーブル接続(無線又は有線のネットワークLAN接続を含む)されており、そのパーソナルコンピュータ等から出力した印刷指令データに含まれる画像データに基づいて所定の印刷処理(画像形成処理)を行う。この際、画像形成処理のための各種設定(例えば、拡大・縮小・集約等や印刷部数等)は、パーソナルコンピュータ(ネットワークサーバーを含む)等にインストールされた複合機1用のプリンタドライバを利用して設定され、これらの各種設定に係わるデータが印刷指令データの一部として含まれている。
(スキャナ機能)
複合機1は、図示を略するパーソナルコンピュータ等とケーブル接続(無線又は有線のネットワークLAN接続を含む)されており、ADF8に読み取り原稿をセットして、又はADF8を回動式に持ち上げて原稿載置読取部17上に読み取り原稿をセットして読み取った画像データをケーブル接続されたパーソナルコンピュータ等に出力する。この際、画像形成処理のための各種設定(例えば、解像度等)は、パーソナルコンピュータ(ネットワークサーバーを含む)等にインストールされた複合機1用のスキャナドライバを利用して設定される。
複合機1は、図示を略するパーソナルコンピュータ等とケーブル接続(無線又は有線のネットワークLAN接続を含む)されており、ADF8に読み取り原稿をセットして、又はADF8を回動式に持ち上げて原稿載置読取部17上に読み取り原稿をセットして読み取った画像データをケーブル接続されたパーソナルコンピュータ等に出力する。この際、画像形成処理のための各種設定(例えば、解像度等)は、パーソナルコンピュータ(ネットワークサーバーを含む)等にインストールされた複合機1用のスキャナドライバを利用して設定される。
(ファクシミリ機能)
複合機1は、ADF8に読み取り原稿をセットして、又はADF8を回動式に持ち上げて原稿載置読取部17上に読み取り原稿をセットして読み取った画像データを、操作部10で操作・指定した相手先にファクシミリ回線を通じてファクシミリ送信する。また、ファクシミリ回線を通じて受信した受信データに含まれる画像データに基づいて印刷処理(画像形成処理)を行う。この際、画像形成処理のための各種設定(例えば、送信先設定等)は、操作部10での操作・指定の他、パーソナルコンピュータ(ネットワークサーバーを含む)等にインストールされた複合機1用のファクシミリドライバ(又はプリンタドライバ)を利用して設定される。従って、パーソナルコンピュータ等によるファクシミリ機能を利用することも可能である。尚、ファクシミリ回線を通じて相手先から受信した受信データには、相手先電話番号や用紙サイズ、送信枚数等に係わるデータが含まれている。
複合機1は、ADF8に読み取り原稿をセットして、又はADF8を回動式に持ち上げて原稿載置読取部17上に読み取り原稿をセットして読み取った画像データを、操作部10で操作・指定した相手先にファクシミリ回線を通じてファクシミリ送信する。また、ファクシミリ回線を通じて受信した受信データに含まれる画像データに基づいて印刷処理(画像形成処理)を行う。この際、画像形成処理のための各種設定(例えば、送信先設定等)は、操作部10での操作・指定の他、パーソナルコンピュータ(ネットワークサーバーを含む)等にインストールされた複合機1用のファクシミリドライバ(又はプリンタドライバ)を利用して設定される。従って、パーソナルコンピュータ等によるファクシミリ機能を利用することも可能である。尚、ファクシミリ回線を通じて相手先から受信した受信データには、相手先電話番号や用紙サイズ、送信枚数等に係わるデータが含まれている。
(画像データの処理)
一方、画像データ処理部23では、図4に示すように、ACS機能を有する画像解析部36によって配色が識別されたうえで画像データ記憶部37に頁数単位で対応付けされた状態で記憶される。また、画像解析部36によって配色が識別された識別結果は、頁単位で対応付けされた状態で、フルカラー原稿、カラー原稿、モノクロ原稿の3タイプに分類付けされて制御回路部38に出力される。
一方、画像データ処理部23では、図4に示すように、ACS機能を有する画像解析部36によって配色が識別されたうえで画像データ記憶部37に頁数単位で対応付けされた状態で記憶される。また、画像解析部36によって配色が識別された識別結果は、頁単位で対応付けされた状態で、フルカラー原稿、カラー原稿、モノクロ原稿の3タイプに分類付けされて制御回路部38に出力される。
尚、ADF8を利用した場合の頁単位の対応付けは、ADF8に設けられたカウンタ39によって対応付けされる。
制御回路部38は、画像データ記憶部37に記憶された画像データを利用して実際の画像形成処理用の印刷データを生成する画像生成部40を制御する。この、画像生成部40は、実際の画像形成処理用の印刷データを印刷データ記憶部41へと記憶させ、その印刷データに基づいてドライバ42を介してLED43〜46へと印刷データを出力する。
LED43〜46は、各感光体32〜35に静電潜像を形成するもので、これにより各感光体32〜35にトナーが付着される。
また、読み取った原稿の画像に対する画像データは画像データ記憶部37に記憶され、実際に画像形成するための印刷データは印刷データ記憶部41に記憶されているため、多部数の複写稿を作成する場合等に有用である。
(具体的な制御例)
以下、本発明の画像形成処理における制御回路部38の制御例を、複写機能時に適用して説明する。
以下、本発明の画像形成処理における制御回路部38の制御例を、複写機能時に適用して説明する。
図5は本発明の一実施形態に係る複合機における複写機能ルーチンのフロー図である。
(ステップS1)
ステップS1では、モード選択スイッチ16の指定カラーモード選択スイッチ16eが操作されたことに伴い、指定カラーモードが起動して表示画面9にカラー刷り又はフルカラー刷りする頁数を入力する旨のメッセージ等が表示されてステップS2へと移行する。
ステップS1では、モード選択スイッチ16の指定カラーモード選択スイッチ16eが操作されたことに伴い、指定カラーモードが起動して表示画面9にカラー刷り又はフルカラー刷りする頁数を入力する旨のメッセージ等が表示されてステップS2へと移行する。
(ステップS2)
ステップS2では、指定スイッチとしてのテンキー12等を用いた数字入力によって、カラー刷り又はフルカラー刷りする頁数が入力されてステップS3へと移行する。
ステップS2では、指定スイッチとしてのテンキー12等を用いた数字入力によって、カラー刷り又はフルカラー刷りする頁数が入力されてステップS3へと移行する。
(ステップS3)
ステップS3では、ADF8に複数頁のモノクロ原稿やフルカラー原稿等が混在した原稿がセットされてスタートスイッチ13が操作されると、原稿通過読取部18を通過することによってラインセンサ22に原稿の画像が読み取られてステップS4へと移行する。
ステップS3では、ADF8に複数頁のモノクロ原稿やフルカラー原稿等が混在した原稿がセットされてスタートスイッチ13が操作されると、原稿通過読取部18を通過することによってラインセンサ22に原稿の画像が読み取られてステップS4へと移行する。
(ステップS4)
ステップS4では、ラインセンサ22で読み取った画像を画像解析部36で解析してその解析結果を制御回路部38に出力してステップS5へと移行する。
ステップS4では、ラインセンサ22で読み取った画像を画像解析部36で解析してその解析結果を制御回路部38に出力してステップS5へと移行する。
尚、カラー原稿であるか否かを解析するに際して、予め特定の二色(例えば、黒と赤)を限定し、その特定の2色が含まれている原稿のみをカラー原稿と定義することも可能である。
(ステップS5)
ステップS5では、画像解析部36で解析した読み取り画像を頁単位で対応付けした画像データとして画像データ記憶部37に記憶してステップS6へと移行する。また、画像解析部36で解析した読み取り結果に基づく頁単位での原稿種別(ここでは、モノクロ原稿、カラー原稿、フルカラー原稿)に関する情報が制御回路部38に出力される。
ステップS5では、画像解析部36で解析した読み取り画像を頁単位で対応付けした画像データとして画像データ記憶部37に記憶してステップS6へと移行する。また、画像解析部36で解析した読み取り結果に基づく頁単位での原稿種別(ここでは、モノクロ原稿、カラー原稿、フルカラー原稿)に関する情報が制御回路部38に出力される。
(ステップS6)
ステップS6では、画像解析部36で解析した読み取り画像の画像データ(ここでは、画像データ記憶部37に記憶した画像データに一致)を画像生成部40へと出力し、その画像データ記憶部37に記憶した画像データと一致する画像データを頁単位で対応付けして印刷データを生成してステップS7へと移行する。
ステップS6では、画像解析部36で解析した読み取り画像の画像データ(ここでは、画像データ記憶部37に記憶した画像データに一致)を画像生成部40へと出力し、その画像データ記憶部37に記憶した画像データと一致する画像データを頁単位で対応付けして印刷データを生成してステップS7へと移行する。
この際、画像解析部36で解析された読み取り画像の原稿種別がカラー原稿またはフルカラー原稿であれば、原稿種別の頁数(解析頁数)に1を加算する。ステップS2で入力された頁数と現時点での解析頁数とを比較し、同数か解析頁数の方が少ない場合には、カラー原稿とフルカラー原稿とをカラー刷り及びフルカラー刷りするものとし、画像データをそのまま印刷データとする。
さらに、ステップS2で入力された頁数と解析頁数とを比較し、ステップS2で入力された頁数よりも解析頁数の方が多い場合には、既にカラー刷りまたはフルカラー刷りする指定頁数を超えていることになる。この場合、カラー原稿及びフルカラー原稿に対する画像データからモノクロ刷り用の印刷データを生成する。
(ステップS7)
ステップS7では、画像生成部40で生成した印刷データを印刷データ記憶部41に記憶してステップS8へと移行する。
ステップS7では、画像生成部40で生成した印刷データを印刷データ記憶部41に記憶してステップS8へと移行する。
(ステップS8)
ステップS8では、再度のスタートスイッチ13(或いは、他の印刷開始スイッチ)が操作されることにより、印刷データ記憶部42に記憶された印刷データを印刷する。
ステップS8では、再度のスタートスイッチ13(或いは、他の印刷開始スイッチ)が操作されることにより、印刷データ記憶部42に記憶された印刷データを印刷する。
(ステップS9)
ステップS9では、以上のステップS3〜ステップS8の処理が全ての頁について実行されたか否かを判断され、実行された場合には処理を終了し、実行されていない場合にはステップS3へとループする。
ステップS9では、以上のステップS3〜ステップS8の処理が全ての頁について実行されたか否かを判断され、実行された場合には処理を終了し、実行されていない場合にはステップS3へとループする。
なお、処理時間の短縮のため、ステップS3〜ステップS5、ステップS6〜ステップS7および、ステップS8を並行して実行しても良い。
また、ステップS3〜ステップS5を全頁について実行してから、ステップS6を実行しても良い。この場合、ステップS6に移行する時点で最終的な解析頁数が分かっているので、ステップS2で入力された頁数と解析頁数とを比較し、解析頁数の方が少ない場合には、エラーを表示画面9に表示させても良い。このことにより、ステップS2で必要以上に多い頁数をしていないか、ユーザに通知することができる。
このように、本発明の複合機1にあっては、予めフルカラー刷り(又はカラー刷り)する頁数を先に指定することにより、配色画素の割合を識別したり、フルカラー刷り指定するための原稿の読み取り・表示・指定といった行程を経る必要が無いため、仕上がり時間の短縮化を実現することができる。
ところで、上記実施の形態では、本発明の画像形成装置を複写機能を有する複合機に適用して説明したが、例えば、複写専用機に適用することができることは勿論である。
尚、原稿読み取り前にフルカラー刷り(又はカラー刷り)をする枚数(頁数)が予め指定されていることから、画像解析部36で解析した結果に基づいて、その枚数(頁数)とカウンタ39による読み取り枚数(頁数)とを関連付けしてフルカラー原稿又はカラー原稿でそのままフルカラー刷り又はカラー刷りするもの並びにモノクロ原稿でそのままモノクロ刷りを行うものはそのまま画像データを用いて画像形成処理を実行し、指定枚数(頁数)を超えたフルカラー原稿又はカラー原稿でモノクロ刷りするもののみを画像生成部40で生成した印刷データを用いて画像形成処理を実行し、各記憶部37,41へのデータの記憶を行わないリアルタイム印刷を行うことも可能である。
また、ステップS6において、ステップS2で入力された頁数と解析頁数とを比較し、ステップS2で入力された頁数よりも解析頁数の方が多い場合に、原稿種別がフルカラー原稿であれば、カラー印刷するかモノクロ印刷するかを選択できるようにしても良い。
また、上記実施例では、ステップS6において、カラー原稿およびフルカラー原稿の両方を解析頁数に加算したが、カラー原稿とフルカラー原稿の何れか一方を加算するようにしても良い。
1…複合機(画像形成装置)
9…表示画面
10…操作部
12…テンキー(指定スイッチ)
16…モード選択スイッチ
24…画像形成部
9…表示画面
10…操作部
12…テンキー(指定スイッチ)
16…モード選択スイッチ
24…画像形成部
Claims (3)
- 黒以外の色を含む非モノクロ画像が形成された非モノクロ原稿に対して少なくとも非モノクロ刷りとモノクロ刷りの異なった形態で刷り上げることができる画像形成部を備えた画像形成装置であって、
複数頁の原稿に含まれる非モノクロ原稿を非モノクロ画像で刷り上げる枚数を指定する指定手段とを備えていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記非モノクロ原稿が、黒以外の単色からなるモノカラー原稿又は黒+黒以外の単色からなる二色カラー原稿の何れかを含んでおり、
前記指定手段は、前記モノカラー原稿又は前記二色カラー原稿に対してそのままの配色で刷り上げる場合の枚数を指定することを特徴とする請求項1に記載の原稿形成装置。 - 前記非モノクロ原稿が、三色以上のフルカラー原稿を含んでおり、
前記指定手段は、前記フルカラー原稿に対してそのままの配色で刷り上げる場合の枚数を指定することを特徴とする請求項1に記載の原稿形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006207060A JP2008035262A (ja) | 2006-07-28 | 2006-07-28 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006207060A JP2008035262A (ja) | 2006-07-28 | 2006-07-28 | 画像形成装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2008035262A true JP2008035262A (ja) | 2008-02-14 |
Family
ID=39124214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006207060A Pending JP2008035262A (ja) | 2006-07-28 | 2006-07-28 | 画像形成装置 |
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JP (1) | JP2008035262A (ja) |
-
2006
- 2006-07-28 JP JP2006207060A patent/JP2008035262A/ja active Pending
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