JP2008035176A - 圧電発振器 - Google Patents

圧電発振器 Download PDF

Info

Publication number
JP2008035176A
JP2008035176A JP2006205974A JP2006205974A JP2008035176A JP 2008035176 A JP2008035176 A JP 2008035176A JP 2006205974 A JP2006205974 A JP 2006205974A JP 2006205974 A JP2006205974 A JP 2006205974A JP 2008035176 A JP2008035176 A JP 2008035176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
semiconductor component
package
piezoelectric
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006205974A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekuni Terasono
英訓 寺園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Crystal Device Corp
Original Assignee
Kyocera Crystal Device Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Crystal Device Corp filed Critical Kyocera Crystal Device Corp
Priority to JP2006205974A priority Critical patent/JP2008035176A/ja
Publication of JP2008035176A publication Critical patent/JP2008035176A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract


【課題】
本発明の目的は、外部環境の影響を受けない小型の発振器を得ることができる圧電発振器を提供することにある。
【解決手段】
実装回路基板に実装する電極端子19を有し、上部に凹部開口部15のある収納容器に半導体部品7を実装した第1の容器10と、圧電素板に励振電極を形成した圧電振動子5を密閉容器に実装した第2の容器1で、第1の容器10の開口部15上部に第2の容器1を搭載し、電気的な接続を含めて接合した圧電発振器において、
第1の容器10の半導体部品7を実装する収納容器周囲に半導体部品7を実装する面から開口部15に延びる壁部16を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯用通信機器等の電子機器に用いられる圧電発振器に関するものである。
従来より、携帯用通信機器等の電子機器に圧電発振器が用いられている。
かかる従来の圧電発振器としては、例えば図3に示す如く、内部に図中には示されていないが、圧電振動子が収容されている第2の容器23を、キャビティ部25内に前記の圧電振動子の振動に基づいて発振出力を制御する半導体部品26やコンデンサ等の電子部品素子が収容されている第1の容器21上に取着させた構造のものが知られており、かかる圧電発振器をマザーボード等の実装回路基板上に載置させた上、第1の容器21の下面に設けられている外部端子を実装回路基板の配線に半田接合することにより実装回路基板上に実装される。
なお、第2の容器23や第1の容器21は、通常、セラミック材料によって形成されており、その内部や表面には配線導体が形成され、従来周知のセラミックグリーンシート積層法等を採用することにより製作される。
また、前記半導体部品26の内部には、圧電振動子の温度特性に応じて作成された温度補償データに基づいて圧電発振器の発振周波数を補正するための温度補償回路が設けられており、圧電発振器を組み立てた後、上述の温度補償データを半導体部品26のメモリ内に格納すべく、第1の容器21の下面や外側面等には温度補償データ書込用の書込制御端子27が設けられていた。この書込制御端子27に温度補償データ書込装置のプローブ針を当てて半導体部品26内のメモリに温度補償データを入力することにより、温度補償データが半導体部品26のメモリ内に格納される。
特開2004−129090号公報
なお、出願人は前記した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を、本件出願時までに発見するに至らなかった。
しかしながら、上述した従来の圧電発振器の半導体部品26が第1の容器21の凹状の開口部に配置させてある場合、第2の容器23と第1の容器21との接合面の隙間から、外部の絶縁性保護のために用いるフィル樹脂等の不要物が浸入し、圧電発振器の発振周波数の変動が生じるという欠点を有していた。
本発明は上記欠点に鑑み考え出されたものであり、従ってその目的は、外部環境の影響を受けない発振周波数の安定した発振特性を得ることができる圧電発振器を提供することにある。
本発明の圧電発振器は、実装回路基板に実装する電極端子を有し、上部に凹部開口部のある収納容器に半導体部品を実装した第1の容器と、圧電素板に励振電極を形成した圧電振動子を密閉容器に実装した第2の容器で、前記第1の容器の開口部上部に前記第2の容器を搭載し、電気的な接続を含めて接合した圧電発振器において、前記第1の容器の半導体部品を実装する前記収納容器周囲に前記半導体部品を実装する面から前記開口部に延びる壁部を設けたことを特徴とする。
本発明の圧電発振器によれば、実装回路基板に実装する電極端子を有し、上部に凹部開口部のある収納容器に半導体部品を実装した第1の容器と、圧電素板に励振電極を形成した圧電振動子を密閉容器に実装した第2の容器で、前記第1の容器の開口部上部に前記第2の容器を搭載し、電気的な接続を含めて接合した圧電発振器において、前記第1の容器の半導体部品を実装する前記収納容器周囲に前記半導体部品を実装する面から前記開口部に延びる壁部を設けたことから、外部からの不要物の浸入を収容容器周囲の壁部で遮断できるので、半導体部品への外部からの不要物の浸入による圧電発振器の発振周波数の変動を抑えることが可能となる。
以下、本発明を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図においての同一の符号は同じ対象を示すものとする。
図1は本発明の圧電発振器の図2に示すX−X’線断面図であり、図2は絶縁性のセラミックウエハー基板から切断された1個の基板領域を示した開口部15を有する第1の容器10の上面図である。図1に示す圧電発振器は、半導体部品7を収容する開口部15を有する第1の容器10の下面に電極端子19が設けられ、半導体部品7を収容する開口部15を有する第1の容器10の上面には半導体部品7が搭載されている。
また、半導体部品7を収容する開口部15を有する第1の容器10の開口部15を囲う側面には枠壁部13、枠壁部13の外側面には複数個の書込制御端子11が形成されている。また、図1に示すように枠壁部13の上面には、圧電振動子5が収容されている第2の容器1を載置して固定した構造を有している。また、本発明の圧電発振器においては、第1の容器10の半導体部品7を実装する収納容器周囲に壁部16が、枠壁部13の上面に溝部20が形成されている。
図1において前記第2の容器1は、例えば、ガラス−セラミック、アルミナセラミックス等のセラミック材料から成る基板2と、基板2と同様のセラミック材料から成る側壁3、42アロイやコバール,リン青銅等の金属から成る蓋体4とから成り、前記基板2の上面に側壁3を取着させ、その上面に蓋体4を載置して固定させることによって第2の容器1が構成され、側壁3の内側に位置する基板2の上面に圧電振動子5が実装されている。
前記第2の容器1は、その内部に、具体的には、基板2の上面と側壁3の内面と蓋体4の下面とで囲まれる空間部内に圧電振動子5を収容して気密封止されており、基板2の上面には圧電振動子5の振動電極に接続される一対の搭載パッド等が、基板2の下面には後述する第1の容器10上の枠壁部13に接続される複数個の接続用端子17がそれぞれ設けられ、これらのパッドや端子は基板2表面の配線パターンや基板内部に埋設されているビアホール等を介して、対応するもの同士、相互に電気的に接続されている。
一方、前記第2の容器1の内部に収容される圧電振動子5は、所定の結晶軸でカットした圧電素板の両主面に一対の振動電極を被着・形成して成り、外部からの電圧が一対の振動電極を介して圧電素板に印加されると、所定の周波数で厚みすべり振動を起こす。
ここで第2の容器1の蓋体4を第2の容器1の接続用端子17や第1の容器10の接続用端子18を介して後述するグランド端子用の電極端子19に接続させておけば、その使用時に、金属から成る蓋体4が基準電位に接続されてシールド機能が付与されることと成るため、圧電振動子5や半導体部品7を外部からの不要な電気的作用から良好に保護することができる。従って、第2の容器1の蓋体4は第2の容器1の接続用端子17や第1の容器10の接続用端子18を介してグランド端子用の電極端子19に接続させておくことが好ましい。
そして、上述した第2の容器1が取着される半導体部品7を収容する開口部15を有する第1の容器10は概略矩形状を成しており、ガラス布基材エポキシ樹脂やポリカーボネイト,エポキシ樹脂,ポリイミド樹脂等の樹脂材料やガラス−セラミック,アルミナセラミックス等のセラミック材料等によって平板状を成すように形成されている。
前記半導体部品7を収容する開口部15を有する第1の容器10は、基板領域の下面の四隅部に4つの電極端子19(電源電圧端子、グランド端子、発振出力端子、発振制御端子)が形成され、上面の四隅部を囲む周縁には枠壁部13が、また上面の中央域にはフリップチップ型の半導体部品7が、更に四隅部間の枠壁部13の外側側面には書込制御端子11が設けられている。
前記半導体部品7を収容する開口部15を有する第1の容器10の下面に設けられている4つの電極端子19は、圧電発振器をマザーボード等の実装回路基板に接続するための端子として機能するものであり、圧電発振器を実装回路基板上に搭載する際、実装回路基板の回路配線と半田等の導電性接合材を介して電気的に接続されるように成っている。
また、前記半導体部品7を収容する開口部15を有する第1の容器10の上面に設けられる枠壁部13は、半導体部品7を収容する開口部15を有する第1の容器10と第2の容器1との間に、半導体部品7を配置させるのに必要な所定の間隔を確保しつつ、半導体部品7を収容する開口部15を有する第1の容器10の接続用端子18を第2の容器1の接続用端子17に接続するためのものである。
更に、上述した半導体部品7を収容する開口部15を有する第1の容器10の中央域には、複数個の電極パッドが設けられており、これら電極パッドに半導体部品7の接続パッドをAuバンプや半田、異方性導電接着材等の導電性接合材8を介して電気的、及び機械的に接続させることによって半導体部品7が開口部15を有する第1の容器10上の所定位置に取着される。
前記の半導体部品7は、その回路形成面(下面)に、周囲の温度状態を検知するサーミスタといった感温素子、圧電振動子5の温度特性を補償する温度補償データを格納するメモリ、メモリ内の温度補償データに基づいて圧電振動子5の振動特性を温度変化に応じて補正する温度補償回路、先の温度補償回路に接続されて所定の発振出力を生成する発振回路等が設けられており、この発振回路で生成された発振出力は、外部に出力された後、例えば、クロック信号等の基準信号として利用される。
ここで、本発明の特徴部分は図1、図2に示すように、実装回路基板に実装する電極端子19を有し、上部に凹部開口部15のある収納容器に半導体部品7を実装した第1の容器10と、圧電素板に励振電極を形成した圧電振動子5を密閉容器に実装した第2の容器1で、第1の容器10の開口部15上部に第2の容器1を搭載し、電気的な接続を含めて接合した圧電発振器において、第1の容器10の半導体部品7を実装する収納容器周囲に半導体部品7を実装する面から開口部15に延びる壁部16を設けたことから、外部からの不要物の浸入(図1矢印部、周囲からの浸入)を収容容器周囲の壁部16で遮断できるので、半導体部品7への外部からの不要物の浸入による圧電発振器の発振周波数の変動を抑えることが可能となる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
本発明の実施形態にかかる圧電発振器の概略の断面図である。 本発明の実施形態にかかる圧電発振器の開口部を有する第1の容器の上面図である。 従来の圧電発振器の概略の斜視図である。
符号の説明
1・・・第2の容器
2・・・基板
3・・・側壁
4・・・蓋体
5・・・圧電振動子
7・・・半導体部品
8・・・導電性接合材
10・・・第1の容器
11・・・書込制御端子
13・・・枠壁部
15・・・開口部
16・・・壁部
17・・・第2の容器の接続用端子
18・・・第1の容器の接続用端子
20・・・溝部

Claims (1)

  1. 実装回路基板に実装する電極端子を有し、上部に凹部開口部のある収納容器に半導体部品を実装した第1の容器と、圧電素板に励振電極を形成した圧電振動子を密閉容器に実装した第2の容器で、前記第1の容器の開口部上部に前記第2の容器を搭載し、電気的な接続を含めて接合した圧電発振器において、
    前記第1の容器の半導体部品を実装する前記収納容器周囲に前記半導体部品を実装する面から前記開口部に延びる壁部を設けたことを特徴とする圧電発振器。
JP2006205974A 2006-07-28 2006-07-28 圧電発振器 Pending JP2008035176A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006205974A JP2008035176A (ja) 2006-07-28 2006-07-28 圧電発振器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006205974A JP2008035176A (ja) 2006-07-28 2006-07-28 圧電発振器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008035176A true JP2008035176A (ja) 2008-02-14

Family

ID=39124142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006205974A Pending JP2008035176A (ja) 2006-07-28 2006-07-28 圧電発振器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008035176A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009213061A (ja) 発振器および電子機器
JP2008219206A (ja) 圧電発振器
JP2008263564A (ja) 温度補償型圧電発振器
JP2007324933A (ja) 圧電発振器とその製造方法
JP2008028860A (ja) 圧電発振器
JP2008035175A (ja) 圧電発振器
JP2007103994A (ja) 圧電発振器
JP2007124513A (ja) 温度補償型圧電発振器
JP2008035176A (ja) 圧電発振器
JP2007067135A (ja) ランドパターン形状を有する基板とそこに実装する圧電部品
JP4986529B2 (ja) 水晶発振器
JP5337635B2 (ja) 電子デバイス
JP2007208464A (ja) 圧電発振器
JP5451266B2 (ja) 電子デバイス
JP4376148B2 (ja) 圧電発振器
JP2007013721A (ja) 圧電発振器
JP2007235469A (ja) 水晶発振器の製造方法
JP2007036808A (ja) 圧電発振器
JP4647339B2 (ja) 水晶発振器及びその製造方法
JP2008061043A (ja) 水晶発振器及びその製造方法
JP5144060B2 (ja) 圧電発振器及びその製造方法
JP2008141306A (ja) 水晶発振器
JP2007013572A (ja) 圧電発振器
JP2006211407A (ja) 圧電発振器
JP2008011471A (ja) 圧電発振器