JP2008035137A - 水晶モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】水晶振動子機能または水晶発振器機能を有する究極の水晶モジュールを実現すること。
【解決手段】上側のシリコン素子401と下側のシリコン素子406が接合箇所407、408で組合され、真空または不活性ガス(N2、Ar、He)雰囲気中で、370℃の温度で金Si共晶接合による拡散接合で一体化された状態の断面図である。接合面412、413は402、403のフィードスルー部から外部接続用電極PADの接続状態を外観から目視で確認できる。416,417は水晶モジュールの実装用の金電極PADである。接合チップ内部に収納される水晶板411は、収納された空間405、409内にあることから、水晶板411の外周部を薄膜からなるハニカム構造で保持し、上下に設けられた励振用ギャップ電極404、410から高周波電界で励振される厚み振動は妨害されない。
【選択図】図4

Description

本発明の水晶モジュールは、高安定性・高品質が要求される移動体通信分野の携帯電話機用や光通信分野における各種基準信号発信源として使用されるエレクトロメカニカル機能部品の心臓部となる特定発明である水晶振動子とその関連発明となる水晶発振器に関する。本発明を適用して製造される水晶モジュールは、半導体製造プロセスを水晶に適用したMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術をベースに製造される。本発明の水晶モジュールで使用する水晶板は、すでに無歪研磨法として確立されているメカノケミカル研磨された水晶板である。このメカノケミカル研磨された水晶板は、MEMS技術により加工されたシリコンウエハまたは石英ガラスウエハまたはセラミックスウエハ内に支持・固定し気密封止される。接合ウエハは、個々の水晶チップに分割するプロセスを採用していることから、一括処理が可能である。しかも多品種少量生産にも対応可能である。本発明の水晶モジュールは、基本波やオーバートーンである3倍波、5倍波、7倍波からなる厚み振動を利用した水晶モジュールである。この水晶モジュールの周波数安定度は、10−7/年以下の高安定・高性能である。本発明は、基本波動作のダイヤフラム構造の60MHz以上の高周波の水晶モジュールやコンベクス形状の超高安定High Qの水晶モジュールにも適用可能である。
超小型・高安定性が要求される移動体通信機器や光通信機器等の分野において、時間と周波数を制御する水晶発振器は必須のデバイスとしてその地位を確立している。これまでの水晶発振器には、温度補償型水晶発振器(TCXO)、デジタル温度補償型水晶発振器(D−TCXO)、電圧制御型水晶発振器(VCXO)等がある。切断角度のバラツキの少ない水晶板を選別して水晶振動子を製作し、この水晶振動子とLSIとを抵抗・コンデンサ等の受動部品と組み合わせて、各種高機能水晶発振器を実現している。水晶板は、製造の容易さから、平板加工が主流であり、平板水晶振動子の長期エージング特性は、周波数安定度は10−6/年レベルが製造限界となっている。近年のデジタル化で基準信号発生源としては、さらなる周波数安定度の改善が望まれている。これまでの水晶振動子は、ワンバイワン生産方式による生産技術をベースに製造されてきた。時計用水晶振動子やダイヤフラム構造のメサ型水晶振動子においては、フォトリソグラフィ技術や水晶のエッチング技術により、大板の角形水晶に多数個の水晶エッチングパターンや電極膜を形成する。その後、個々の水晶振動子に分離し、シリンダータイプの金属製保持器やセラミックパッケージに収納後、気密封止されてきた。しかしながら現在のMEMS技術をベースに考えると、このような水晶の生産方式は時代遅れの感は否めない。MEMS技術を用いてシリコンウエハ上に電磁気素子からなる発振モジュールが提案されている。しかしながら非特許文献1にあるように水晶の機械振動エネルギーの蓄積量は、電気・磁気エネルギーの蓄積量と比較して4桁以上大きく、実現できるQや周波数安定度は極めて高い。本発明の水晶モジュールは、水晶の固有振動を利用した水晶振動子や水晶発振回路の高機能・超小型化に最適な電子部品である。
特許文献1は、MEMS技術をベースにしたこれまでの高安定水晶振動子が抱える問題を解決できる一つの形態ではあるが、水晶板の支持方法で耐衝撃性や耐振性に懸念が残る。非特許文献2は、機械研磨法により実現できる水晶板の厚みの限界が26ミクロン(周波数換算で62MHz)である。非特許文献3は、ダイヤフラム構造の水晶板がエッチングにより薄板に加工する方法が採用されている。特許文献2は、水晶板のエッチング加工に適用することでエッチチャンネルやエッチピットの無いメサ水晶加工ができる。
特開2006−050508号(第12頁、図2) 特許第3564564号(第9頁、図1) 渡辺隆弥「フィルタについて」、NEC技報、Vol.41、No.1、1988 渡辺隆弥、他2名、「基本波を用いた60MHz帯MCF」、昭和55年度電子通信学会通信部門全国大会、20 石井修、他2名、「基本波を用いた90MHz帯モノリシック・クリスタル・フィルタ」、1992電子通信学会秋季全国大会、A−221
本発明が解決しようとする課題は、水晶振動子機能を有する究極の形態である水晶モジュールをいかにして量産に移行させるかである。特に水晶に電極膜を形成しない空隙式水晶振動子は、基本的にメカノケミカル研磨された水晶板の表面に電極膜を形成しない無電極状態で使用する。本発明は、MEMS技術により加工された二枚のウエハ内に無電極の周波数調整された水晶板を収納し気密封止後、個々の水晶モジュールに分割するプロセスを採用しているが多品種少量生産にも対応可能である。本発明は、極めて安定な電流特性を有し、かつ優れた長期エージング特性を保ちながら耐衝撃性と耐振性を備えた高安定な水晶モジュールを提供できる。
本発明が解決しようとするもう一つの課題は、これまでの水晶発振器の大きな弱点を解決することである。水晶発振器は、シリコン基板への集積が難しいこと、外形寸法を小さくするためのコストが掛かりすぎること、製造方法やパッケージに業界標準が存在しないこと、熱や衝撃、振動に弱いことである。本発明の水晶モジュールを使用することで、エレクトロニクス業界はこれまでの水晶発振器の性能を犠牲にすることなく従来の水晶発振器の弱点を克服することができる。本発明の水晶モジュールを高安定な水晶発振器とするには、水晶モジュールを構成する接合シリコンウエハに周波数調整機能をもった発振回路が組み込まれているウエハを使用することで解決する。
本発明の水晶モジュールは、シリコンまたは石英ガラスまたはセラミックスからなる対向する二枚のウエハの内部に形状加工によるエネルギー閉じ込め水晶板を収納する空間を設けて真空または不活性ガス(N、Ar、He)中の接合(常温接合、拡散接合等)で一体化し個々の水晶モジュールに分離してなる水晶モジュールである。具体的には、接合ウエハの一方のウエハに凹部を形成する手段とこの凹部に電極を形成する手段とこの凹部にセル構造体で水晶板を支持・固定する手段とウエハの裏面から電気的接続のためのフィードスルーを形成する手段を備え且つ水晶板を収納する凹部の周辺に表面を薄膜で被った接合用凹部が形成されている。接合ウエハの他方のウエハは、ウエハに凹部を形成する手段と凹部に電極を形成する手段とこの凹部にセル構造体で水晶板を支持・固定する手段を備え且つ水晶板を収納する凹部の周辺には表面を薄膜で被った接合用凸部から構成されている。本発明で使用するセル構造体としては、真空成膜または微小メッキからなるバンプまたはダマシンメッキ、または膜内部に空隙(フォーム)をもつ発泡金属またはエポキシポリマーからなるハニカムまたはフォームである。セル構造体としてウエハ基板であるシリコンまたは石英ガラスまたはセラミックスを使用する場合は、エッチングによりウエハ基板の表面を図8のような六角形のハニカム形状に加工する。本発明で使用される水晶板は、メカノケミカル研磨され研磨用クロスの選定で水晶はバイコンベクス状に加工される。水晶板は、必然的に形状によるエネルギー閉じ込めが実現される。本発明で使用される水晶板は、あらゆる周波数において優れたCIを有する形状加工されたエネルギー閉じ込め水晶板である。半導体シリコンウエハで電極形成時の絶縁層として使用する絶縁膜は、プラズマCVDによるSiN膜、SiO膜やスパッタ法によるSiO膜や電子ビーム蒸着によるSiO膜、TiO膜、Al膜である。本発明で使用する水晶素子は、水晶表面に電極は形成しないことが望ましい。しかしながら形状加工によるエネルギー閉じ込めが十分でない水晶板の場合、Qを高めるため質量負荷によるエネルギー閉じ込め電極を水晶板の表面に形成することがある。この場合、電極からのアウトガスの発生や電極を水晶表面に形成したときの応力ひずみを開放した構造の電極膜からなる水晶素子であれば、本発明の水晶モジュールとして使用することは可能である。なお、凹部に設けられた励振用ギャップ電極で発生する電界により効率的な厚み振動を励振できることから、あえて水晶表面に設けられたエネルギー閉じ込め電極とパターンによる直接接続や機械的電気接続は必要としない。
本発明の水晶モジュールは、シリコンウエハまたは石英ガラスウエハまたはセラミックスウエハ内に水晶板を収納する空間を設けて真空または不活性ガス(N、Ar、He)中のウエハ接合で一体化し個々に分離してなる水晶モジュールである。ウエハ内の凹部に薄膜またはウエハ材からなるセル構造体により、形状加工によるエネルギー閉じ込め水晶板を支持・固定収納し緩衝作用を有したセル構造体で軽量・堅牢に固定する構造としている。ウエハ接合前の工程で水晶板を収納する筐体内に内在する有機溶剤や付着ガス等の汚染物を遠紫外線(UV)照射またはイオン照射で清浄化する工程と熱エージング後、真空または不活性ガス(N、Ar、He)中で二枚の接合ウエハを気密封止後、個々の水晶モジュールに分離される工程からなる。本発明は、マイクロマシーンニングをベースにした半導体製造工程を適用することにより、10−7/年レベル以下の周波数安定度を有する高安定・高性能な表面実装タイプの水晶モジュールが、低コストで量産化できることである。本発明の水晶モジュールは、水晶板の収容されたウエハ素子内部に長期的なアウトガス発生源となる有機系接着剤やステンレス容器を使用していない。
以上のとおり、本発明の水晶モジュールは、10MHz〜60MHzの基本波での周波数と高調波成分である3倍波、5倍波、7倍波からなる約200MHzまでの水晶振動子やダイヤフラム構造で60MHz以上の基本波動作の高周波の水晶振動子に適用可能である。本発明の水晶モジュールは、10−7レベル/年以下の周波数安定度を有する高安定・高性能な水晶モジュールを再現性よくかつ多量に一括生産できる。本発明の水晶モジュールは、容器内部のアウトガスの発生量を極めて小さくほとんど無視できるレベルに抑えることができる。本発明の水晶モジュールは、10−9/年〜10−10/年レベル以下の周波数安定度を有するマスター並みの超高安定な水晶モジュールが実現可能である。本発明の水晶モジュールは、汚染物や水晶素子に内在する歪を抑えることで更なる高安定な水晶モジュールが得られる。したがって、本発明の水晶モジュールの工業的価値は極めて高い。
本発明の水晶モジュールは、シリコンまたは石英ガラスまたはセラミックスからなる対向する二枚のウエハの内部に水晶板を収納する空間を設けて真空または不活性ガス(N、Ar、He)中の接合(常温接合、拡散接合等)で一体化し個々の素子に分離してなる水晶モジュールである。具体的には、接合ウエハの一方のウエハに凹部を形成する手段とこの凹部に励振用ギャップ電極を形成する手段とこの凹部に薄膜またはウエハ材からなるハニカムやフォームであるセル構造体で水晶板を支持・固定できるようにする手段と裏面から電気的接続のための手段が施されている。接合ウエハの他方のウエハの凹部に電極を形成する手段とこの凹部にセル構造体で水晶板を支持・固定できるようにする手段とこの凹部に水晶板を収納する空間の周辺に薄膜で被った凸部が形成されている。一方のウエハの凹部と他方のウエハの凸部とを組合せ、真空または不活性ガス(N、Ar、He)中で比較的低い370℃の温度で金Si共晶接合による拡散接合で一体化した後、個々の素子に分離してなる。
図1は、本発明の水晶モジュールの基本製造プロセスであり、ウエハ基板は、シリコンウエハを対象として述べる。ウエハ基板が石英ガラス基板(絶縁基板)やセラミックス基板(絶縁物)の場合は、プロセスP003とプロセスP008の絶縁層を形成するプロセスは必要ない。接合ウエハの一方のウエハ:Aでは、プロセスP001でシリコンウエハの素子の内部にエッチング等の手段により凹部を形成後、凹部内にセル構造体による水晶板の支持・固定箇所を形成する。プロセスP002でシリコンウエハの素子の外周部に接合用凹部、最底部に励振用電極を形成する。プロセスP003でシリコンウエハの素子の内部に絶縁層を介してギャップ電極と引出電極を形成する。プロセスP004でシリコンウエハの素子の外周部に形成された接合用凹部の表面を金薄膜で被う。接合ウエハの他方のウエハ:Bでは、プロセスP005ではシリコンウエハの裏面から異方性エッチングで電気的接続用フィールドスルーを形成する。シリコンウエハの異方性エッチングは、時間がかかるのでシリコン表面からも異方性エッチングで加工し、エッチング時間を短縮している。フィールドスルー部のエッチング深さは、シリコンウエハの厚みの半分程度にする。プロセスP006でシリコン素子にエッチング等の手段により凹部を形成後、凹部内にセル構造体による形状加工によるエネルギー閉じ込め水晶板の支持・固定箇所を形成する。プロセスP007でシリコンウエハの素子の外周部に形成された接合用凸部、最底部に励振用電極を形成する。P008でシリコンウエハの素子の内部に絶縁層を介してギャップ電極と引出電極を形成する。プロセスP009でシリコンウエハの素子の外周部に形成された接合用凸部の表面を金薄膜で被う。プロセスP010でシリコンウエハAとシリコンウエハBの内部の清浄化と熱エージングを行なう。この工程で水晶板を収納するウエハ筐体内に内在する有機溶剤や付着ガス等の汚染物を遠紫外線(UV)照射またはイオン照射で清浄化する。プロセスP011でシリコンウエハAに形成された凹部にウエハ材の上に真空成膜または微小メッキまたは発泡金属またはエポキシポリマーまたはウエハ材でセル構造体を形成し、形状加工によるエネルギー閉じ込め水晶板を支持・固定する。プロセスP012は一方のウエハAの凹部と他方のウエハBの凸部とを接合する。ここで、採用している接合は、強固な凹凸の組合せ接合による封止である。デバイスが小型すればするほど、外部環境変化に対して素子の気密性は高くなる。プロセスP013で真空または不活性ガス(N、Ar、He)中にて例えば370℃の温度での金Si共晶接合による拡散接合で一体化する。このとき、電気的接続用フィールドスルーは、接合ウエハに形成された電極PADと電気的に接続されている。プロセスP014では、ダイシングソーで個々に分離して水晶モジュールを得る。
図2は、本発明で実現される水晶モジュールの接合ウエハの一方のウエハ素子の平面図Aと断面図Bである。ウエハに形成される素子のサイズは2mm×1.6mm×0.4mmである。例えば(100)面シリコン基板201に凹部202をシリコンの異方性エッチングで形成する。この作製された凹部202を囲む外周部に凸部207を同様にシリコンの異方性エッチングで形成する。凸部207は、図3に示すウエハ素子に形成された凹部307と接合するための接合箇所である。凹部202の最底部には、絶縁膜上に水晶の厚み振動を励振するΦ0.6mmのギャップ電極(下地Cr:100Å、上部に金電極:2000Å)203と引出電極204がパターンで接続され、外部引出電極PAD210と電気的につながっている。基板201が石英ガラス(絶縁物)やセラミックス(絶縁物)の場合は、電極形成時の絶縁膜は必要としない。セル構造体205は、メカノケミカル研磨された水晶板(Φ1mm、厚み55μm)の支持・固定に使用する。セル構造体として、ここでは、真空成膜を採用した。セル構造体は、下地Cr:300Å、上部に金電極:2μmの蒸着膜を、フォトレソグラフィ技術で一辺が4μmの六角形のハニカム形状に加工した。206は円形の形状加工によるエネルギー閉じ込め水晶板の外周部を支持・固定するセル構造体を囲むシリコンである。210と211は、フィードスルー208、209を通して、電気的接続を確保している電極PADである。フィードスルー208、209は、シリコン基板201の裏面からエッチングされた四角錐状の貫通孔である。
図3は、本発明で実現される水晶モジュールの接合ウエハの他方のウエハ素子の平面図Aと断面図Bである。ウエハに形成される素子のサイズは2mm×1.6mm×0.4mmである。シリコン基板301に凹部302をシリコンの異方性エッチングで形成する。この作製された凹部302を囲む接合用外周部に凹部307を同様にシリコンの異方性エッチングで形成する。凹部307は、図2に示すチップに形成された凸部207と接合するための接合箇所である。凹部302の最底部には、絶縁膜上に水晶の厚み振動を励振するΦ0.6mmのギャップ電極(下地Cr:100Å、上部に金電極:2000Å)303と引出電極304がパターンで接続され、外部引出電極PAD309と電気的につながっている。基板301が石英ガラス(絶縁物)やセラミックス(絶縁物)の場合は、電極形成時の絶縁膜は必要としない。305はメカノケミカル研磨された水晶板(Φ1mm、厚み55μm)の外周部をセル構造体で支持するためのシリコンである。セル構造体は、下地Cr:300Å、上部に金電極:2μmの蒸着膜を、フォトレソグラフィ技術で一辺が4μmの六角形のハニカム形状に加工した。306は円形の形状加工によるエネルギー閉じ込め水晶板の外周部を支持・固定するセル構造体を囲むシリコンである。308と309は、電気的接続を確保するための電極PADである。
図4は、接合後に分割して得られた本発明の外形サイズが2mm×1.6mm×0.8mmの共振周波数30MHz、CI=23Ωの水晶モジュールの断面図である。上側のシリコン素子401と下側のシリコン素子406が接合箇所407、408で組合され、真空または不活性ガス(N、Ar、He)中で、例えば370℃の温度で金Si共晶接合による拡散接合で一体化された状態の断面図である。接合面412、413は402、403のフィードスルー部から外部接続用電極PADの接続状態を外観から目視で確認できる。416,417は
水晶モジュールの実装用の金電極PADである。接合チップ内部に収納される水晶板411は、収納された空間405、409内にあることから、バイコンベクス形状に加工された水晶板411の外周部を薄膜からなるセル構造体412,413,414,415で支持・固定し、上下に設けられた励振用ギャップ電極404、410から高周波電界で励振された厚み振動は妨害されない。本来は、形状加工によるバイコンベクスやプラノコンベクス形状のエネルギー閉じ込め水晶板の表面には電極が形成されていないことが望ましいが、励振用電極を形成した水晶素子であってもよい。
図5は、本発明で実現されるメサ構造水晶板(メサ加工前のメカノケミカル研磨された母水晶板3.2mm×2mm×80μm、メサ部の寸法1.6mm×1.5mm×11μm:共振周波数換算で155MHz)を使用する高周波帯の水晶モジュールの接合ウエハの一方のウエハ素子の平面図Aと断面図Bである。ウエハに形成される素子のサイズは5mm×4mm×0.4mmのシリコン基板501に凹部502をシリコンの異方性エッチングで形成する。この作製された凹部502を囲む外周部に凸部505を同様にシリコンの異方性エッチングで形成する。凸部505は、図6に示す素子に形成された凹部606と接合するための接合箇所である。凹部502には、絶縁膜上に水晶の厚み振動を励振するギャップ電極506と引出電極507がパターンで接続され、外部引出電極PAD510と電気的につながっている。基板501が石英ガラス(絶縁物)やセラミックス(絶縁物)の場合は、電極形成時の絶縁膜は必要としない。503はメサ構造の水晶板の外周部を支持・固定するための、ハニカム構造のセル構造体である。セル構造体としてウエハ基板であるシリコンを異方性エッチングにより、ウエハ基板の表面の高さ4μm、一辺10μmの六角形のハニカム形状に加工している。504はメサ構造の水晶板の外周部を支えるセル構造体を囲むシリコンである。510と511は、フィードスルー508、509を通して、電気的接続を確保している電極PADである。フィードスルー508、509は、シリコン基板501の裏面からエッチングされた貫通孔である。
図6は、本発明で実現されるメサ構造の水晶モジュールの接合ウエハの他方のウエハ素子の平面図Aと断面図Bである。ウエハに形成される素子のサイズは5mm×4mm×0.4mmである。シリコン基板601に凹部602の中央部に凸部603をシリコンの異方性エッチングで形成する。この作製された凹部602を囲む外周部に凹部606を同様にシリコンの異方性エッチングで形成する。凹部606は、図5に示すチップに形成された凸部505と接合するための接合箇所である。凹部602の最底部には、メサ構造の水晶板を効率よく励振するための凸部603上に厚み振動を励振するギャップ電極607を形成し、このギャップ電極607と引出電極608がパターンで接続され、外部引出電極PAD610に電気的につながっている。基板601が石英ガラス(絶縁物)やセラミックス(絶縁物)の場合は、電極形成時の絶縁膜は必要としない。604はメサ構造水晶板(メサ加工前のメカノケミカル研磨された母水晶板3.2mm×2mm×80μm、メサ部の寸法1.6mm×1.5mm×11μm:共振周波数換算で155MHz)の外周部を支持・固定するための、ハニカム構造のセル構造体である。セル構造体としてウエハ基板であるシリコンを異方性エッチングにより、ウエハ基板の表面の高さ4μm、一辺10μmの六角形のハニカム形状に加工している。605はメサ構造水晶板の外周部を支えるセル構造体を囲むシリコンのフレームである。609と610は、電気的接続を確保するための電極PADである。
図7は、本発明のメサ構造の高周波帯の外形サイズが5mm×4mm×0.8mmの155MHz基本波の水晶モジュールの断面図である。上側のシリコン素子701と下側のシリコン素子712が組合せ箇所707、708で合され、真空中または不活性ガス(N、Ar、He)中で、例えば370℃の温度で金Si共晶接合による拡散接合で一体化された状態である。接合面715、716は702、703のフィードスルー部から外部接続用電極PADの接続状態が目視で確認できる。723,724は水晶モジュールの実装用の金電極PADである。接合チップ内部に形成されるメサ構造水晶板(メサ加工前の母水晶板3.2mm×2mm×80μm、メサ部の寸法1.6mm×1.5mm×11μm:共振周波数換算で155MHz)717をセル構造体710、719、711、720で水晶板717を支持・固定できる構造になっている。エッチングによりメサ部が平行平板に加工されているため、メサ構造水晶板717にエネルギー閉じ込め電極721、722を形成し、水晶モジュールとしてのQの向上を図っている。721、722の電極の膜厚は、下地Cr50Å、Au250Åの二層構造とした。セル構造体としては、ウエハ基板であるシリコンを異方性エッチングにより、ウエハ基板の表面の高さ4μm、一辺10μmの六角形のハニカム形状に加工している。空間706、709内にメサ構造水晶板717があるが、メサ構造水晶板717の上下に設けられたギャプ電極704、713とこのギャプ電極704、713からパターン的に接続されている引出電極705,714がある。ギャプ電極704、713からの高周波電界で励振される厚み振動は、空間706、709で振動妨害されない。メサ構造の厚さ10μmの水晶片の効率的な励振効率を確保するためギャップ電極713は、凸部718の上に形成されている。水晶板717は、メサ構造水晶板の他に、方形の水晶板であるバイコンベクス形状に加工した水晶板やプラノコンベクス形状に加工した水晶板が使用できるということは言及するまでもない。
図8は、最も単純な蜂の巣の六角形状のセル構造体である。二次元的に配列した六角形のハニカム801、802、803、804は六角形のセル構造体である。セル構造体のハニカムコアは、次のような特徴を持つ。
(1)衝撃または圧縮によりハニカムは、座屈を開始し、衝撃エネルギーを吸収する。
(2)軽量で強度が高い。
(3)ハニカム構造にすることで熱伝導度が低くなるため、断熱性が高い。
(アルミハニカム:熱伝導度0.5Kcal/mh℃、アルミニウム:196Kcal/mh℃)
図9は、接合後に分割して得られた本発明の外形サイズが2mm×1.6mm×0.8mmの発振周波数30MHzの水晶モジュールの断面図である。上側の周波数調整機能を有する発振回路916が組み込まれているシリコン素子901(図中には、水晶板911との接続ラインは表示していない)と下側のシリコン素子906が接合箇所907、908で組合され、真空または不活性ガス(N、Ar、He)中で、例えば370℃の温度で金Si共晶接合による拡散接合で一体化された状態の断面図である。接合面912、913は902、903のフィードスルー部から外部接続用電極PADの接続状態を外観から目視で確認できる。917,918は水晶モジュールの実装用の金電極PADである。接合チップ内部に収納される水晶板911は、収納された空間905、909内にあることから、バイコンベクス形状に加工された水晶板911の外周部を薄膜からなるセル構造体912,913,914,915で支持・固定し、上下に設けられた励振用ギャップ電極904、910から高周波電界で励振された厚み振動は妨害されない。
本発明の水晶モジュールの基本製造プロセスである。 本発明の水晶モジュールを構成するパーツの接合ウエハの一方の加工ウエハ素子の平面図Aと断面図Bである。 本発明の水晶モジュールを構成するパーツの接合ウエハの一方の加工ウエハ素子の平面図Aと断面図Bである。 本発明の水晶モジュールの断面図である。 本発明のメサ構造の水晶モジュールを構成するパーツの接合ウエハの一方の加工ウエハ素子の平面図Aと断面図Bである。 本発明のメサ構造の水晶モジュールを構成するパーツの接合ウエハの他方の加工ウエハ素子の平面図Aと断面図Bである。 本発明のメサ構造の水晶モジュールの断面図である。 本発明で使用されるハニカム構造のセル構造体である。 本発明の周波数調整手段をもった発振回路の組み込まれた水晶モジュールの断面図である。
符号の説明
P001 凹部形成プロセス
P002 凹部形成プロセス
P003 電極形成プロセス
P004 凹部、金薄膜形成プロセス
P005 フィードスルー形成プロセス
P006 水晶板保持部形成プロセス
P007 凸部、凹部形成プロセス
P008 電極形成プロセス
P009 凸部に金薄膜形成プロセス
P010 清浄化、熱エージングプロセス
P011 水晶板固定プロセス
P012 接合プロセス
P013 共晶接合プロセス
P014 ダイシングプロセス
201 シリコン基板
202 凹部
203 ギャップ電極
204 引出電極
205 水晶板
206 シリコン
207 凸部
208 フィードスルー
209 フィードスルー
210 外部引出電極PAD
211 電極PAD
301 シリコン基板
302 凹部
303 ギャップ電極
304 引出電極
305 セル構造体
306 シリコン
307 凹部
308 電極PAD
309 電極PAD
401 素子
402 フィードスルー
403 フィードスルー
404 ギャップ電極
405 空間
406 素子
407 接合箇所
408 接合箇所
409 空間
410 ギャップ電極
411 バイコンベクス水晶板
412 セル構造体(ハニカム)
413 セル構造体(ハニカム)
414 セル構造体(ハニカム)
415 セル構造体(ハニカム)
416 金電極PAD
417 金電極PAD
501 シリコンウエハ
502 素子
503 セル構造体
504 シリコン
505 凸部
506 ギャップ電極
507 引出電極
508 フィードスルー
509 フィードスルー
510 電極PAD
511 電極PAD
601 シリコン基板
602 凹部
603 凸部
604 セル構造体
605 シリコン
606 凹部
607 ギャップ電極
608 ギャップ電極
609 電極PAD
610 電極PAD
701 シリコン素子
702 電極PAD
703 電極PAD
704 シリコン
705 引出電極
706 ギャップ電極
707 接合箇所
708 接合箇所
709 空間
710 セル構造体(シリコン)
711 セル構造体(シリコン)
712 シリコン素子
713 ギャップ電極
714 引出電極
715 接合面
716 接合面
717 メサ構造水晶板
718 凸部
719 セル構造体(シリコン)
720 セル構造体(シリコン)
721 エネルギー閉じ込め電極
722 エネルギー閉じ込め電極
723 金電極PAD
724 金電極PAD
801 ハニカムコア
802 ハニカムコア
803 ハニカムコア
804 ハニカムコア
901 素子
902 フィードスルー
903 フィードスルー
904 ギャップ電極
905 空間
906 素子
907 接合箇所
908 接合箇所
909 空間
910 ギャップ電極
911 バイコンベクス水晶板
912 セル構造体(ハニカム)
913 セル構造体(ハニカム)
914 セル構造体(ハニカム)
915 セル構造体(ハニカム)
916 周波数調整機能を有する発振回路
917 金電極PAD
918 金電極PAD

Claims (5)

  1. シリコンまたは石英ガラスまたはセラミックスからなる対向する二枚のウエハの内部に水晶板を収納する空間を設けて真空または不活性ガス中でウエハ接合により一体化し個々に分離してなる水晶モジュールにおいて、接合ウエハの一方のウエハの凹部に水晶板を支持・固定できるセル構造体と励振用ギャップ電極と引出電極が形成され裏面から電気的接続のためのフィードスルーを形成する手段が施され且つ水晶板を収納する凹部の周辺に表面を薄膜で被った接合用凹部が形成され、接合ウエハの他方のウエハの凹部に水晶板を支持・固定できるセル構造体と励振用ギャップ電極と引出電極が形成されて且つ水晶板を収納する凹部の周辺に表面を薄膜で被った接合用凸部が形成されこれら二枚のウエハからなる空間内に水晶板を収納し真空または不活性ガス中にてウエハ接合で一体化し個々に分離されてなることを特徴とする水晶モジュール。
  2. 接合ウエハの少なくも一つは発振回路が組み込まれたシリコンウエハであることを特徴とする請求項1記載の水晶モジュール。
  3. 凹部内の水晶板を支持・固定できるセル構造体は真空成膜または微小メッキまたは発泡金属またはポリマーまたはシリコンまたは石英ガラスまたはセラミックスからなることを特徴とする請求項1記載の水晶モジュール。
  4. 水晶板をプラノコンベクス形状又はバイコンベクス形状又はメサ形状に加工されてなる水晶板であることを特徴とする請求項1記載の水晶モジュール。
  5. 水晶板をプラノコンベクス形状又はバイコンベクス形状又はメサ形状に加工されてなる水晶板の表面に電極が形成されてなることを特徴とする請求項1記載の水晶モジュール。
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