JP2008034666A - ピックアップ装置 - Google Patents

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JP2008034666A
JP2008034666A JP2006207301A JP2006207301A JP2008034666A JP 2008034666 A JP2008034666 A JP 2008034666A JP 2006207301 A JP2006207301 A JP 2006207301A JP 2006207301 A JP2006207301 A JP 2006207301A JP 2008034666 A JP2008034666 A JP 2008034666A
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absorbing
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Shinichiro Kawamura
信一郎 河村
Hiroyuki Imai
浩幸 今井
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

【課題】 ICデバイスの水平姿勢を維持させるスリーブの先端面に異物吸収手段、厚さ数ミリのゴム製保護シートが両面粘着性シートを介して固定されたものを設けた構造にすることで、ICデバイスの表面に付着している異物にスリーブの先端面を押し当てたときに、この異物を保護シート内部に吸収することでICデバイスに傷をつけないでICデバイスを水平に保持することができるピックアップ装置を提供する。
【解決手段】 ピックアップ装置は、ICデバイスの表面にスリーブの先端面を押し当てることで該ICデバイスの水平姿勢を維持させ、前記ICデバイスの上面を吸着させてピックアップするピックアップ装置であって、前記ICデバイスの表面に接する前記スリーブの先端面に、前記ICデバイスの表面に付着している異物を吸収する異物吸収手段、厚さ数ミリのゴム製保護シートが両面粘着性シートを介して固定されたものを設けたことである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ピックアップ装置に関し、詳しくは、ICハンドラーにおけるデバイス搬送ピックアップ構造に関するものである。
従来技術におけるピックアップ装置は、図2に示すように、円筒形状のマニホールド11の中心位置を中空にした真空路12を設け、下端部に真空路12と同一軸線の真空路13を備えたICデバイス14を吸着するゴム吸着パッド15を設け、このゴム吸着パッド15は中空ネジ16でマニホールド11に締結された構成になっている。
このような構成のピックアップ装置において、真空路12を介して真空排気及び真空破壊をすることによりICデバイス14の吸着と開放を行う。
このような構造のピックアップ装置においてはICデバイス14をゴム吸着パッド15で吸い付けた場合、ICデバイス14を水平に維持する手段がないため、吸着されたICデバイス14を水平に保持することが困難なため、デバイスポケット(図示せず)に乗り上げてしまうという不都合がある。特にICデバイスの大きさが大きくなってくるとこの不都合が顕著になる。
この不都合を避けるために、図3に示すように、円筒形状のマニホールド11の中心位置を中空にした真空路12を設け、下端部に真空路12と同一軸線の真空路13を備えたICデバイス14を吸着するゴム吸着パッド15を設け、このゴム吸着パッド15は中空ネジ16でマニホールド11に締結された構成に加えて、ゴム吸着パッド15の外周側にゴム吸着パッド15の先端と略同一先端面18にしたスリーブ17を設けた構造にする。このスリーブ17はマニホールド11の外周一部に係止された構造となっている。
このようにスリーブ17を設けた構造にすると、ICデバイス14をゴム吸着パッド15で吸い付けた場合、スリーブ17の先端面18にICデバイス14の表面を押し当てることにより吸着したICデバイス14の姿勢を水平に維持することができる。
特開2003−218184号公報(第3頁 第1図)
しかし、従来技術で説明したピックアップ装置において、ICデバイスの姿勢を水平にするスリーブを金属にするとスリーブがICデバイスに傷を付けてしまう。逆に硬度の低いゴムなどの材料ではICデバイスを水平に保つ精度が不足してしまう。
従って、通常、スリーブは硬性樹脂材料で作られているが、何らかの原因で微細な異物がICデバイスの上面に載っていると、スリーブの先端面とICデバイスの上面に挟まれた異物がICデバイスの上面に傷を付けてしまう不都合を生じる場合があった。
更に、異物がICデバイスの上面から離れ、スリーブの先端面に付着すると、傷のない新たなICデバイスに対しても恒常的に傷を付け続けてしまう不都合があった。
又、一旦、スリーブの先端面に付着した異物は、途中まで樹脂に刺さった状態になることが多く、溶剤などで拭いても取れず、これを取り除くためには、スリーブを取り外し、先端面の表面を研磨する必要があった。
従って、吸着したICデバイスを水平に保つようにすると共に、異物が混入してもデバイス上面に傷を付けない手法に解決しなければならない課題を有する。
上記課題を解決するために、本願発明のピックアップ装置は、次に示す構成にしたことである。
(1)ピックアップ装置は、ICデバイスの表面にスリーブの先端面を押し当てることで該ICデバイスの水平姿勢を維持させ、前記ICデバイスの上面を吸着させてピックアップするピックアップ装置であって、前記ICデバイスの表面に接する前記スリーブの先端面に、前記ICデバイスの表面に付着している異物を吸収する異物吸収手段を設けたことである。
(2)前記異物吸収手段は、ゴム製保護シートであることを特徴とする(1)に記載のピックアップ装置。
(3)前記ゴム製保護シートは、両面粘着性シートを介して前記スリーブの先端面に固定されたことを特徴とする(2)に記載のピックアップ装置。
本提案によれば、ICデバイスの水平姿勢を維持させるスリーブの先端面に異物吸収手段、ゴム製保護シートが固定されたものを設けた構造にすることで、ICデバイスの表面に付着している異物にスリーブの先端面を押し当てたときに、この異物をゴム製保護シート内部に吸収することでICデバイスに傷をつけないでICデバイスを水平に保持することができる。
又、異物吸収手段はゴム製保護シートが両面粘着性シートを介して固定されたものである場合、両面粘着シートを剥がすことにより、例えば異物を吸収したゴム製保護シートを容易に交換することができる。
次に、本願発明に係るピックアップ装置の実施例について図面を参照して説明する。尚、従来技術で説明したものと同じものには同一符号を付与して説明する。
本願発明のピックアップ装置は、図1に示すように、円筒形状のマニホールド11の中心位置を中空にした真空路12を設け、下端部に真空路12と同一軸線の真空路13を備えたICデバイス14を吸着するゴム吸着パッド15を設け、このゴム吸着パッド15は中空ネジ16でマニホールド11に締結され、ゴム吸着パッド15の外周側にゴム吸着パッド15の先端側と略同一になる先端面18を備えたスリーブ17がマニホールド11に係止された構造になっている。
スリーブ17はマニホールド11の外径よりも大きな径のドーナツ形状に形成されているが、この形状に限定されることなく、例えば、ICデバイスの表面に接する位置が限定されていれば、その位置のみに接するようにした部材にしてもよい。
そして、このスリーブ17の先端面18に、異物吸収手段である厚み0.3mm〜2mm程度のゴム製保護シート19が薄い両面粘着シート21を介して固定した構造となっている。
このようなゴム製保護シート19をスリーブ17の先端面18に取付けると、ICデバイス14の表面に異物が混入した場合、ICデバイス14をゴム吸着パッド15で吸い付けたときにゴム製保護シート19側に異物が完全にめり込んで吸収することができ、ICデバイス14の表面に傷が付かないで吸着したICデバイス14の水平姿勢を維持することができる。
又、異物が付いたゴム製保護シート19は両面粘着シート21を剥がすことで容易に交換が可能である。
このゴム製保護シート、両面粘着シートも耐熱性材料を用いることにより、高温測定が必要なハンドラ装置(ピックアップ装置)にも対応できる。
ICデバイスの水平姿勢を維持させるスリーブの先端面に異物吸収手段、厚さ数ミリのゴム製保護シートが両面粘着性シートを介して固定されたものを設けた構造にすることで、ICデバイスの表面に付着している異物にスリーブの先端面を押し当てたときに、この異物を保護シート内部に吸収することでICデバイスに傷をつけないでICデバイスを水平に保持することができるピックアップ装置を提供する。
本願発明のピックアップ装置の主要部分を示した説明図である。 従来技術におけるピックアップ装置の主要部分を示した説明図である。 従来技術におけるピックアップ装置の主要部分を示した説明図である。
符号の説明
11 マニホールド
12 真空路
13 真空路
14 ICデバイス
15 ゴム吸着パッド
16 中空ネジ
17 スリーブ
18 先端面
19 ゴム製保護シート
21 両面粘着シート

Claims (3)

  1. ICデバイスの表面にスリーブの先端面を押し当てることで該ICデバイスの水平姿勢を維持させ、前記ICデバイスの上面を吸着させてピックアップするピックアップ装置であって、
    前記ICデバイスの表面に接する前記スリーブの先端面に、前記ICデバイスの表面に付着している異物を吸収する異物吸収手段を設けたことを特徴とするピックアップ装置。
  2. 前記異物吸収手段は、ゴム製保護シートであることを特徴とする請求項1に記載のピックアップ装置。
  3. 前記ゴム製保護シートは、両面粘着性シートを介して前記スリーブの先端面に固定されたことを特徴とする請求項2に記載のピックアップ装置。
JP2006207301A 2006-07-31 2006-07-31 ピックアップ装置 Pending JP2008034666A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009132849A1 (de) * 2008-04-29 2009-11-05 Multitest Elektronische Systeme Gmbh Saugvorrichtung mit keilförmiger dichtlippe
JP2012234876A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Jikco Ltd ヒータ
JP2017050484A (ja) * 2015-09-04 2017-03-09 株式会社ディスコ ロボットハンド

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