JP2008033971A - 定電圧電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定電圧電源装置の制御回路での消費電流を抑えながら、出力電圧の応答速度を向上させることができる定電圧電源装置を得る。
【解決手段】誤差増幅器A1の出力電圧Vaを検出し、該検出した電圧に応じて、出力制御用トランジスタM1の寄生容量C1を充放電する電流、すなわち定電流回路部4から供給されるドライバトランジスタM2の負荷電流iaの電流値を増加させる電流制御回路部21を備えるようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、負荷の過渡変動による出力電圧の変動に対して高速に応答することができると共に、低消費電流で作動することができる定電圧電源装置に関するものである。
従来、入力電圧を所定の定電圧に変換して出力する定電圧電源装置の構成として、通常、出力電圧と基準電圧とを比較して該差電圧が最小となるように、出力電圧を制御する出力制御用トランジスタにフィードバックを施している。このため、出力電圧の変化が、出力制御用トランジスタに伝達されて、出力電圧を所定の電圧値に復帰させるためには多少の時間が必要になる。このような伝達に要する時間が応答遅れとなる。該応答遅れが大きいと、負荷電流が過渡的に大きく変動した場合等に伴って出力電圧も大きく変動し、最悪の場合は、該出力電圧が出力される出力端子に接続された負荷をなす回路の動作保証電圧を下回り、該負荷に不具合が生じる可能性があった。
このような、応答遅れの多くは、定電圧電源装置の制御回路内での配線間容量及びトランジスタの電極間にある寄生容量と、これらの容量を充放電する電流値によって決まる。すなわち、応答速度を速くするためには、このような容量を減少させるか、このような容量を充放電する電流値を大きくすればよい。しかし、このような容量は、制御回路を構成しているICのレイアウトや、出力電流を制御するために必要なトランジスタの大きさによってほぼ決定されてしまうことから、通常は充放電の電流値を大きくする方法が行われていた。
しかし、前記充放電の電流値を大きくするということは、定電圧電源装置における制御回路のバイアス電流値を大きくすることであり、必然的に電源装置自体の消費電流が増加する。近年、環境問題に対する配慮から、電気機器の省電力化が求められており、特に電池で駆動される機器においてそのような傾向が顕著である。このため、定電圧電源装置の制御回路においても、できるだけ低電流で作動させることが望ましい。
そこで、図8で示すような定電圧電源装置における出力電圧の応答速度を改善する技術があった(例えば、特許文献1参照。)。
図8において、帰還型電圧供給源110の電圧出力端子TOに電流供給回路130と電流吸収回路140が接続されている。
電源供給回路130は、電圧出力端子TOの定常電圧よりもわずかに低い電圧VLを発生する電圧源131と、カソードが電圧出力端子TOに接続された第1のダイオード133とカソードが電圧源131に接続された第2のダイオード134と、電流出力端子がこれら第1及び第2の各ダイオードにおけるそれぞれのアノードの接続点に接続された電流源132とで構成されている。
また、電流吸引回路140は、電圧出力端子TOの定常電圧よりわずかに高い電圧VHを出力する電圧源141と、アノードが電圧出力端子TOに接続された第3のダイオード143と、アノードが電圧源141に接続された第4のダイオード144と、電流出力端子がこれら第3及び第4の各ダイオードにおけるそれぞれのカソードの接続点に接続された電流源142とで構成されている。
各電圧源と電圧出力端子TOの電圧がVH>Vo>VLの関係を保持している間は、電流源132の出力電流は電圧源131に流れ、電流源142の出力電流は電圧源141に流れ、電圧出力端子TOには電流が流れない。ここで、電圧出力端子TOの電圧Voが低下して、Vo<VLになると、電流源132から電圧出力端子TOに電流が供給され、電圧出力端子TOの電圧Voが電圧VL以下になるのを防止する。同様に、電圧出力端子TOの電圧Voが上昇して、VH<Voになると、電流源142は電圧出力端子TOから電流を吸引し、電圧出力端子TOの電圧Voが電圧VH以上になるのを防止する。このようにして、電圧Voの応答遅れによる電圧変動を抑制することができる。
特開平10−124159号公報
しかし、図8では、電圧出力端子TOの電圧VoがVH>Vo>VLの関係を保持している間も、電流源132と電流源142は作動しており、無駄に電流を消費しているため、電源効率を極端に低下させるという問題が考えられる。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、定電圧電源装置の制御回路での消費電流を抑えながら、出力電圧の応答速度を向上させることができる定電圧電源装置を得ることを目的とする。
この発明に係る定電圧電源装置は、直流電源から入力された電圧を所定の直流電圧に変換して出力端子から出力する定電圧電源装置において、
所定の基準電圧を生成して出力する基準電圧発生回路部と、
前記出力端子の電圧を分圧して出力する分圧回路部と、
入力される制御信号に応じて、前記直流電源から供給される電流の出力制御を行う出力制御用トランジスタと、
入力される制御信号に応じて、該出力制御用トランジスタの駆動制御を行うドライバトランジスタと、
前記分圧回路部からの分圧電圧が前記基準電圧になるように該ドライバトランジスタの動作制御を行う誤差増幅器と、
入力される制御信号に応じた定電流を前記ドライバトランジスタに供給する、該ドライバトランジスタの負荷をなす定電流回路部と、
前記誤差増幅器の出力電圧を検出し、該検出した出力電圧に応じてアナログ的に変化する定電流が出力されるように該定電流回路部の動作制御を行う電流制御回路部と、
を備えるものである。
具体的には、前記電流制御回路部は、定電流回路部に対して、前記誤差増幅器の出力電圧が低下すると前記定電流の電流値を増加させるようにした。
また、前記定電流回路部は、ゲートに入力される電圧に応じた電流を出力するMOSトランジスタで形成され、前記電流制御回路部は、前記誤差増幅器の出力電圧に応じて該MOSトランジスタのゲート電圧を制御するようにしてもよい。
また、前記電流制御回路部は、定電流回路部から出力される電流値が所定値を超えないように制限するようにしてもよい。
本発明の定電圧電源装置によれば、誤差増幅器の出力電圧に応じてドライバトランジスタの負荷電流の電流値を変えるようにし、具体的には、誤差増幅器の出力電圧の低下に応じて、ドライバトランジスタの負荷電流を増加させるようにした。このことから、通常動作時は定電圧電源装置の低消費電流化を図ることができ、更に、出力電圧が低下した場合の復帰応答時間を短縮させることができ、該復帰応答の高速化を図ることができる。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態における定電圧電源装置の例を示した回路図である。
図1において、定電圧電源装置1の入力端子INには電池等の直流電源10からの電圧Vbatが入力されており、定電圧電源装置1の出力端子OUTには負荷11が接続されている。定電圧電源装置1は、入力された電圧Vbatから所定の定電圧Vxを生成して負荷11に出力する。
定電圧電源装置1は、所定の基準電圧Vrを生成して出力する基準電圧発生回路部2と、出力電圧Voutを分圧して出力する抵抗R1及びR2からなる分圧回路部3と、ゲートに入力される電圧に応じた電流を出力端子OUTに出力するPチャネル型MOSトランジスタ(以下、PMOSトランジスタと呼ぶ)からなる出力制御用トランジスタM1とを備えている。
更に、定電圧電源装置1は、基準電圧Vrに対する分圧回路部3で生成された分圧電圧Vdの差電圧を増幅して出力する誤差増幅器A1と、該誤差増幅器A1の出力電圧に応じて出力制御用トランジスタM1をドライブするPMOSトランジスタからなるドライバトランジスタM2と、該ドライバトランジスタM2の負荷をなす定電流回路部4と、該定電流回路部4の動作制御を行って供給される電流値iaを変える電流制御回路部5とを備えている。
誤差増幅器A1において、非反転入力端には基準電圧Vrが、反転入力端には分圧電圧Vdがそれぞれ入力され、出力端は、ドライバトランジスタM2のゲートに接続されている。ドライバトランジスタM2のソースは入力端子INに接続され、ドライバトランジスタM2のドレインと接地電圧との間には定電流回路部4が接続されている。また、ドライバトランジスタM2のドレインは出力制御用トランジスタM1のゲートに接続され、出力制御用トランジスタM1は、入力端子INと出力端子OUTとの間に接続されている。
一方、電流制御回路部5は、電圧Vbatを電源にして作動しており、入力端は出力端子OUTに接続され、出力端から定電流回路部4へ出力電流の制御を行う制御信号が出力され、定電流回路部4は、該制御信号に応じた電流iaをドライバトランジスタM2に供給する。
このような構成において、負荷11の状態が変化し、負荷11への出力電流が増加して出力電圧Voutが低下すると、誤差増幅器A1の反転入力端に入力されている分圧電圧Vdが低下して誤差増幅器A1の出力電圧が上昇し、ドライバトランジスタM2のゲート電圧が上昇する。このため、ドライバトランジスタM2のドレイン電圧が低下して出力制御用トランジスタM1のゲート電圧が低下し、出力制御用トランジスタM1のドレイン電流が増大することから、出力電圧Voutが上昇して所定の定電圧Vxになるように制御される。
しかし、出力電圧Voutが低下してから、再び所定の定電圧Vxに戻るまでに若干の時間がかかる。該時間の大半は、出力制御用トランジスタM1のソース−ゲート間に形成された寄生容量C1を、定電流回路部4から供給される電流値iaで充電するのに要する時間である。出力制御用トランジスタM1は、負荷11に流れる電流がすべて流れることから、必然的にバッファサイズ(トランジスタサイズ)が大きなものを使用するため、寄生容量C1も大きくなる。出力制御用トランジスタM1の出力電流値を制御するためには、出力制御用トランジスタM1のゲート電圧を変化させる必要がある。しかし、ソース−ゲート間には大きな寄生容量C1があるため、ゲート電圧を短時間に変化させるためには、大きな電流で寄生容量C1を充放電させる必要がある。
定電圧電源装置1の消費電流を低減させるために、ドライバトランジスタM2の負荷である定電流回路部4から供給される電流iaを小さくすると、寄生容量C1を充放電するために多くの時間がかかるため、出力電圧Voutの変動に対する出力制御用トランジスタM1の応答速度が遅くなる。このようなことから、電流制御回路部5が、出力電圧Voutの電圧値に応じて、ドライバトランジスタM2の負荷である定電流回路部4から出力される電流iaを変化させる。すなわち、出力電圧Voutが低下した場合は、定電流回路部4の出力電流iaを増加させて、出力電圧Voutが変化した場合の応答速度を速くすることができる。
図2は、図1における定電流回路部4及び電流制御回路部5の回路例を示した図である。なお、図2では、図1と同じものは同じ符号で示しており、ここではその説明を省略する。
図2において、定電流回路部4は、Nチャネル型MOSトランジスタ(以下、NMOSトランジスタと呼ぶ)M3からなり、電流制御回路部5は、NMOSトランジスタM4、PMOSトランジスタM5及び抵抗R3で構成されている。
定電流回路部4のNMOSトランジスタM3と電流制御回路部5のNMOSトランジスタM4はカレントミラー回路を形成しており、ドライバトランジスタM2のドレインと接地電圧との間にNMOSトランジスタM3が接続されている。入力端子INと接地電圧との間には、抵抗R3、PMOSトランジスタM5及びNMOSトランジスタM4が直列に接続されている。NMOSトランジスタM3及びM4の各ゲートは接続され、該接続部はNMOSトランジスタM4のドレインに接続されている。また、PMOSトランジスタM5のゲートは出力端子OUTに接続されている。
このような構成において、出力電圧Voutが低下すると、PMOSトランジスタM5のゲート電圧が低下してPMOSトランジスタM5のドレイン電流が増加する。該ドレイン電流がカレントミラー回路の入力側トランジスタをなすNMOSトランジスタM4に流れるため、該電流は、カレントミラー回路の出力側トランジスタをなすNMOSトランジスタM3のドレイン電流となり、定電流回路部4の出力電流iaになる。このようにして、ドライバトランジスタM2に供給される電流が増加し、出力制御用トランジスタM1のゲート電圧を短時間に変化させることができ、出力電圧Voutの変化に対するフィードバック制御の動作を速くすることができる。
このように、本第1の実施の形態における定電圧電源装置は、出力電圧Voutの低下に応じて、出力制御用トランジスタM1の寄生容量C1を充放電する電流の電流値を増加させる電流制御回路部5を備えるようにした。このことから、定電圧電源装置の低消費電流化を図ることができると共に、出力電圧の応答速度を向上させることができる。
第2の実施の形態.
前記第1の実施の形態では、電流制御回路部5は、出力電圧Voutを検出してドライバトランジスタM2に対する負荷電流iaを変えるようにしたが、電流制御回路部5が誤差増幅器A1の出力電圧を検出してドライバトランジスタM2に対する負荷電流iaを変えるようにしてもよく、このようにしたものを本発明の第2の実施の形態とする。
図3は、本発明の第2の実施の形態における定電圧電源装置の例を示した回路図である。なお、図3では、図1と同じものは同じ符号で示し、ここではその説明を省略すると共に図1との相違点のみ説明する。
図3における図1との相違点は、図1の電流制御回路部5は誤差増幅器A1の出力電圧Vaを検出し、出力電圧Voutが低下して該検出した電圧Vaが上昇するとドライバトランジスタM2に対する負荷電流iaを増加させるようにしたことから、図1の電流制御回路部5を電流制御回路部21とし、これに伴って図1の定電圧電源装置1を定電圧電源装置20にしたことにある。
図3において、定電圧電源装置20は、基準電圧発生回路部2と、分圧回路部3と、出力制御用トランジスタM1と、誤差増幅器A1と、ドライバトランジスタM2と、定電流回路部4と、誤差増幅器A1の出力電圧Vaを検出し該検出した出力電圧Vaが増加すると、該定電流回路部4の動作制御を行って供給される電流値を変える電流制御回路部21とを備えている。
電流制御回路部21は、電圧Vbatを電源にして作動しており、入力端は誤差増幅器A1の出力端に接続され、出力端から定電流回路部4へ出力電流の制御を行う制御信号が出力され、定電流回路部4は、該制御信号に応じた電流iaをドライバトランジスタM2に供給する。
このような構成において、負荷11の状態が変化し、負荷11への出力電流が増加して出力電圧Voutが低下すると、誤差増幅器A1の反転入力端に入力されている分圧電圧Vdが低下して誤差増幅器A1の出力電圧Vaが上昇し、ドライバトランジスタM2のゲート電圧が上昇する。
電流制御回路部21は、誤差増幅器A1の出力電圧Vaの電圧値に応じて、ドライバトランジスタM2の負荷である定電流回路部4から出力される電流iaを変化させる。すなわち、電流制御回路部21は、出力電圧Voutが低下し誤差増幅器A1の出力電圧Vaが上昇すると、定電流回路部4の出力電流iaを増加させて、出力電圧Voutが変化した場合の応答速度を速くすることができる。
図4は、図3における誤差増幅器A1、定電流回路部4及び電流制御回路部5の回路例を示した図である。なお、図4では、図3と同じものは同じ符号で示しており、ここではその説明を省略する。
図4において、定電流回路部4は、NMOSトランジスタM3からなり、電流制御回路部21は、PMOSトランジスタM11〜M16、NMOSトランジスタM17〜M19及び定電流源22で構成され、誤差増幅器A1は、PMOSトランジスタM20,M21及びNMOSトランジスタM22〜25で構成されている。
電流制御回路部21において、入力端子INと接地電圧との間には、PMOSトランジスタM11,M12及びNMOSトランジスタM17,M18が直列に接続された直列回路と、PMOSトランジスタM13,M15及びNMOSトランジスタM19並びに誤差増幅器A1のNMOSトランジスタM25が直列に接続された直列回路と、PMOSトランジスタM14,M16及び定電流源22が直列に接続された直列回路とがそれぞれ並列に接続されている。PMOSトランジスタM11、M13及びM14はカレントミラー回路を形成し、PMOSトランジスタM12、M15及びM16でカレントミラー回路を形成している。また、NMOSトランジスタM18はNMOSトランジスタM3とカレントミラー回路を形成している。
PMOSトランジスタM11,M13,M14において、各ゲートは接続され、該接続部はPMOSトランジスタM14のドレインに接続され、各ソースはそれぞれ入力端子INに接続されている。また、PMOSトランジスタM11,M13,M14の各ドレインは、PMOSトランジスタM12,M15,M16の各ソースに対応して接続されている。PMOSトランジスタM12,M15,M16において、各ゲートは接続され、該接続部はPMOSトランジスタM16のドレインに接続されている。PMOSトランジスタM12及びM15の各ドレインは、NMOSトランジスタM17,M19の各ドレインに対応して接続され、PMOSトランジスタM16のドレインは、定電流源22を介して接地電圧に接続されている。
NMOSトランジスタM17において、ソースはNMOSトランジスタM18のドレインに接続され、ゲートは誤差増幅器A1の出力端に接続されている。また、NMOSトランジスタM18において、ゲートはNMOSトランジスタM3のゲートに接続され、ソースは接地電圧に接続されている。一方、NMOSトランジスタM19において、ゲートはPMOSトランジスタM11、M13及びM14の各ゲートの接続部に接続され、ソースはNMOSトランジスタM25のドレインに接続されている。
次に、誤差増幅器A1において、PMOSトランジスタM20及びM21がカレントミラー回路を形成し、NMOSトランジスタM24及びM25がカレントミラー回路を形成している。NMOSトランジスタM22及びM23は差動対をなしており、PMOSトランジスタM20及びM21のカレントミラー回路は、該差動対の負荷をなしている。また、NMOSトランジスタM24及びM25のカレントミラー回路は、定電流源をなしている。PMOSトランジスタM20及びM21において、各ゲートは接続され該接続部はPMOSトランジスタM21のドレインに接続され、各ソースは入力端子INにそれぞれ接続されている。
また、PMOSトランジスタM20及びM21の各ドレインは、NMOSトランジスタM22及びM23のドレインにそれぞれ対応して接続されている。NMOSトランジスタM22のゲートは、誤差増幅器A1の反転入力端をなし、分圧回路部3からの分圧電圧Vdが入力されている。NMOSトランジスタM23のゲートは、誤差増幅器A1の非反転入力端をなし、基準電圧Vrが入力されている。NMOSトランジスタM22及びM23の各ソースはそれぞれ接続され、該接続部は、NMOSトランジスタM24のドレインに接続されている。PMOSトランジスタ20及びNMOSトランジスタM22の接続部が誤差増幅器A1の出力端をなしている。なお、図4では、各PMOSトランジスタのサブストレートゲートはそれぞれ入力端子INに接続され、各NMOSトランジスタのサブストレートゲートはそれぞれ接地電圧に接続されている。
このような構成において、PMOSトランジスタM11及びM12は、定電流負荷であり、NMOSトランジスタM17から流れる電流の最大値を規制すると共に、NMOSトランジスタM17のドレインにバイアス電圧を印加している。同様に、PMOSトランジスタM13及びM15は、定電流負荷であり、NMOSトランジスタM19から流れる電流の最大値を規制すると共に、NMOSトランジスタM19のドレインにバイアス電圧を印加している。
PMOSトランジスタM14及びM16は、対応するカレントミラー回路の入力側トランジスタをそれぞれなしており、PMOSトランジスタM11,M12,M13,M15は対応するカレントミラー回路の出力側トランジスタをそれぞれなしている。PMOSトランジスタM14及びM16の直列回路は、定電流源22から所定の定電流が供給されており、PMOSトランジスタM13〜M16及びNMOSトランジスタM19,M25は、対応するPMOSトランジスタM11,M12及びNMOSトランジスタM24に、それぞれバイアス電流を与えている。
出力電圧Voutが低下して、誤差増幅器A1の出力電圧Vaが上昇すると、NMOSトランジスタM17のドレイン電流が増加し、該ドレイン電流はカレントミラー回路の入力側トランジスタをなすNMOSトランジスタM18のドレインに入力され、該カレントミラー回路の出力側トランジスタをなすNMOSトランジスタM3のドレイン電流が増加する。
図5は、本発明の第2の実施の形態における定電圧電源装置の他の例を示した回路図である。なお、図5では、図4と同じものは同じ符号で示しており、ここではその説明を省略すると共に図4との相違点のみ説明する。
図5における図4との相違点は、PMOSトランジスタM11のドレインをPMOSトランジスタM13のドレインに接続し、PMOSトランジスタM12のドレインをPMOSトランジスタM15のドレインに接続して、PMOSトランジスタM11及びM12の各ドレイン電圧を安定させるようにしたことにあり、その他の動作は図4と同様である。
次に、図6は、本発明の第2の実施の形態における定電圧電源装置の他の例を示した回路図である。なお、図6では、図4と同じものは同じ符号で示しており、ここではその説明を省略すると共に図4との相違点のみ説明する。
図6における図4との相違点は、NMOSトランジスタM18のゲートバイアスを、電流源をなすNMOSトランジスタM25のゲートから得るようにしたことにあり、その他の動作は図4と同様である。なお、図6では、図4の場合を例にして示したが、図5の場合は図7のようになる。
このように、本第2の実施の形態における定電圧電源装置は、電流制御回路部21で誤差増幅器A1の出力電圧Vaを検出し、該検出した電圧に応じてドライバトランジスタM2に対する負荷電流iaを変えるようにした。このことから、前記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができると共に、電流制御回路部21が完全にIC内に取り込まれ、出力端子OUTを介してトランジスタのゲートが外部に露出することがなくなり、回路の信頼性を向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態における定電圧電源装置の例を示した回路図である。 図1における定電流回路部4及び電流制御回路部5の回路例を示した図である。 本発明の第2の実施の形態における定電圧電源装置の例を示した回路図である。 図3における誤差増幅器A1、定電流回路部4及び電流制御回路部21の回路例を示した図である。 本発明の第2の実施の形態における定電圧電源装置の他の例を示した回路図である。 本発明の第2の実施の形態における定電圧電源装置の他の例を示した回路図である。 本発明の第2の実施の形態における定電圧電源装置の他の例を示した回路図である。 従来の定電圧電源装置の例を示した図である。
符号の説明
1,20 定電圧電源装置
2 基準電圧発生回路部
3 分圧回路部
4 定電流回路部
5,21 電流制御回路部
10 直流電源
11 負荷
22 定電流源
A1 誤差増幅器
M1 出力制御用トランジスタ
M2 ドライバトランジスタ

Claims (4)

  1. 直流電源から入力された電圧を所定の直流電圧に変換して出力端子から出力する定電圧電源装置において、
    所定の基準電圧を生成して出力する基準電圧発生回路部と、
    前記出力端子の電圧を分圧して出力する分圧回路部と、
    入力される制御信号に応じて、前記直流電源から供給される電流の出力制御を行う出力制御用トランジスタと、
    入力される制御信号に応じて、該出力制御用トランジスタの駆動制御を行うドライバトランジスタと、
    前記分圧回路部からの分圧電圧が前記基準電圧になるように該ドライバトランジスタの動作制御を行う誤差増幅器と、
    入力される制御信号に応じた定電流を前記ドライバトランジスタに供給する、該ドライバトランジスタの負荷をなす定電流回路部と、
    前記誤差増幅器の出力電圧を検出し、該検出した出力電圧に応じてアナログ的に変化する定電流が出力されるように該定電流回路部の動作制御を行う電流制御回路部と、
    を備えることを特徴とする定電圧電源装置。
  2. 前記電流制御回路部は、定電流回路部に対して、前記誤差増幅器の出力電圧が低下すると前記定電流の電流値を増加させることを特徴とする請求項1記載の定電圧電源装置。
  3. 前記定電流回路部は、ゲートに入力される電圧に応じた電流を出力するMOSトランジスタで形成され、前記電流制御回路部は、前記誤差増幅器の出力電圧に応じて該MOSトランジスタのゲート電圧を制御することを特徴とする請求項1又は2記載の定電圧電源装置。
  4. 前記電流制御回路部は、定電流回路部から出力される電流値が所定値を超えないように制限することを特徴とする請求項1、2又は3記載の定電圧電源装置。
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