JP2008033944A - コンテンツ配信システム、コンテンツ配信サーバ、コンテンツ受信端末、コンテンツ配信方法、コンテンツ処理方法、および、プログラム - Google Patents

コンテンツ配信システム、コンテンツ配信サーバ、コンテンツ受信端末、コンテンツ配信方法、コンテンツ処理方法、および、プログラム Download PDF

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Tanichi Ando
丹一 安藤
Akira Matsushita
明 松下
Akihiro Tsukitani
明博 月谷
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Abstract

【課題】利用者の利便性を向上させる。
【解決手段】電子情報配信システム1では、各種情報の売り手側が有するコンテンツ配信
サーバ10と、本システムの利用者が有するコンテンツ受信端末20がネットワーク30
を経由して結ばれている。コンテンツ受信端末20は、情報配信を受けた情報を一時記憶
媒体21内に取り込む。一時記憶媒体21は受信コンテンツ媒体(仮想CD)210として
取り扱われ、受信コンテンツ媒体210内は媒体1から媒体nの各チャネルに分割される
。利用者40は、この受信コンテンツ媒体(仮想CD)210上のチャネルとトラックを
指定すれば、予めコンテンツ配信サーバ10からダウンロードした情報を取り出すことが
出来る。本発明は、例えば、コンテンツ配信システムに適用できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツ配信システム、コンテンツ配信サーバ、コンテンツ受信端末、コ
ンテンツ配信方法、コンテンツ処理方法、および、プログラムに関し、特に、ネットワー
ク経由で音楽や各種データ等の情報を配信するコンテンツ配信システム、コンテンツ配信
サーバ、コンテンツ受信端末、コンテンツ配信方法、コンテンツ処理方法、および、プロ
グラムに関する。
放送型のサービスに対抗して、電子情報配信システムの利用者が見たい情報内容を自ら
選択するオンデマンド型のコンテンツ配信サービスが普及し始めている。コンテンツ提供
者が番組の内容を画一的に決定してサービスを行うのに対して、オンデマンド型のサービ
スでは同一時間に利用者ごとに異なるコンテンツを提供できることが特徴である。
このネットワークでのオンデマンド型コンテンツ配信サービスは、大別すると記録媒体
に記録するダウンロード方式と、選択されたコンテンツをネットワークストリームにすぐ
に流すストリーミング方式でサービスが行われている。
このようなオンデマンド型コンテンツ配信サービスでは、ネットワーク端末を操作して
サービスの提供を受ける場合に、端末の操作が複雑になると利用者がサービスの提供を受
けることが困難になり利便性が大きく損なわれる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、利用者の利便性を向上させる
ことを目的とする。
本発明の第1の側面のコンテンツ配信システムは、コンテンツを配信するコンテンツ配
信サーバと、コンテンツ配信サーバから配信されるコンテンツを記憶する記憶手段を備え
るコンテンツ受信端末とで構成されるコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツ配信
サーバは、1つ以上のコンテンツをひとまとめにしたパッケージ単位で配信可能なコンテ
ンツを提示する提示手段と、コンテンツ受信端末からの要求に応じて、パッケージ単位で
コンテンツを配信する配信手段とを含み、コンテンツ受信端末は、パッケージ単位でコン
テンツの配信を要求する要求手段と、配信されてきたコンテンツを受信する受信手段と、
受信したコンテンツをパッケージ単位で記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、記憶手段
に記憶されているコンテンツをパッケージ単位で再生する再生手段とを含む。
これにより、利用者の利便性を向上させることが出来る。例えば、利用者はコンテンツ
記憶済み媒体、すなわち例えば市販のCDを再生するが如く配信された音楽を聴くことが
可能となる。
本発明の第1の側面のコンテンツ処理方法は、コンテンツを配信するコンテンツ配信サ
ーバと、コンテンツ配信サーバから配信されるコンテンツを記憶する記憶手段を備えるコ
ンテンツ受信端末とで構成されるコンテンツ配信システムのコンテンツ処理方法において
、コンテンツ配信サーバは、1つ以上のコンテンツをひとまとめにしたパッケージ単位で
配信可能なコンテンツを提示し、コンテンツ受信端末は、パッケージ単位でコンテンツの
配信を要求し、コンテンツ配信サーバは、コンテンツ受信端末からの要求に応じて、パッ
ケージ単位でコンテンツを配信し、コンテンツ受信端末は、配信されてきたコンテンツを
受信し、受信したコンテンツをパッケージ単位で記憶手段に記憶させ、記憶手段に記憶さ
れているコンテンツをパッケージ単位で再生する。
これにより、利用者の利便性を向上させることが出来る。例えば、利用者はコンテンツ
記憶済み媒体、すなわち例えば市販のCDを再生するが如く配信された音楽を聴くことが
可能となる。
本発明の第2の側面のコンテンツ配信サーバは、コンテンツ受信端末にコンテンツを配
信するコンテンツ配信サーバにおいて、1つ以上のコンテンツをひとまとめにしたパッケ
ージ単位で配信可能なコンテンツを提示する提示手段と、コンテンツ受信端末からの要求
に応じて、パッケージ単位でコンテンツを配信する配信手段とを含む。
これにより、利用者の利便性を向上させることが出来る。
このコンテンツ配信サーバは、配信したパッケージが更新されたことを配信先のコンテ
ンツ受信端末に通知する通知手段をさらに設けることができる。
これにより、例えば、交通情報等の常に最新の情報を必要とするアプリケーションにも
、有効的に使用することが出来る。
この通知手段には、更新されたパッケージに含まれるコンテンツの情報の緊急性が高い
場合、配信先のコンテンツ受信端末にパッケージを更新するように促す通知を行わせるこ
とができる。
これにより、利用者の利便性を一層向上させることが出来る。
この配信手段には、パッケージの更新が要求された場合、そのパッケージに含まれるコ
ンテンツのうち更新されたコンテンツのみを配信させることができる。
これにより、通信の効率的な運用を可能にすることが可能となる。
この配信手段には、複数のパッケージの配信が要求された場合、利用される可能性が高
いコンテンツを含むパッケージを優先的に配信させることができる。
これにより、通信の効率的な運用を可能にすることが可能となる。また、これにより、
無駄な情報の更新が防止できることになる。
この提示手段には、動的に更新されるコンテンツを含むパッケージと、動的に更新され
るコンテンツを含まないパッケージとを分けて提示させることができる。
これにより、利用者の利便性を一層向上させることが出来る。
本発明の第2の側面のコンテンツ配信方法、または、プログラムは、コンテンツ受信端
末にコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバのコンテンツ配信方法、または、コンテ
ンツ受信端末にコンテンツを配信する処理を、コンピュータに実行させるプログラムにお
いて、1つ以上のコンテンツをひとまとめにしたパッケージ単位で配信可能なコンテンツ
を提示する提示ステップと、コンテンツ受信端末からの要求に応じて、パッケージ単位で
コンテンツを配信する配信ステップとを含む。
これにより、利用者の利便性を向上させることが出来る。
本発明の第3の側面のコンテンツ受信端末は、コンテンツ配信サーバから配信されるコ
ンテンツを記憶する記憶手段を備えるコンテンツ受信端末において、1つ以上のコンテン
ツをひとまとめにしたパッケージ単位でコンテンツの配信を要求する要求手段と、配信さ
れてきたコンテンツを受信する受信手段と、受信したコンテンツをパッケージ単位で記憶
手段に記憶させる記憶制御手段と、記憶手段に記憶されているコンテンツをパッケージ単
位で再生する再生手段とを含む。
これにより、利用者の利便性を一層向上させることが出来る。例えば、利用者はコンテ
ンツ記憶済み媒体、すなわち例えば市販のCDを再生するが如く配信された音楽を聴くこ
とが可能となる。
この再生手段には、パッケージ単位またはコンテンツ単位で再生の切替えを行うことが
可能であるようにすることができる。
これにより、例えば、カーオーディオの利用者は、コンテンツ情報記録済み媒体、例え
ば市販のCDを操作するように、コンテンツ配信サーバから配信され例えばHDDに蓄積
された音楽情報を、あたかも通常のCDを操作するように選択することが出来る。
コンテンツ配信サーバに、受信したパッケージの更新の確認を要求する確認手段をさら
に設けることができる。
これにより、利用者の利便性を一層向上させることが出来る。
この記憶制御手段には、受信したパッケージを一時的に記憶手段の第1の領域に記憶さ
せた後、コンテンツの再生が行われていないとときに記憶手段の第2の領域に移動させる
ことができる。
これにより、例えば、膨大な音楽情報をコンテンツ配信サーバに圧縮データとして蓄積
しておき、一定の条件で例えば自動車のカーオーディオ内のコンテンツ受信端末へ効率よ
く、かつスムーズに音楽を配信することが出来る。
本発明の第3の側面のコンテンツ処理方法、または、プログラムは、コンテンツ配信サ
ーバから配信されるコンテンツを記憶する記憶手段を備えるコンテンツ受信端末のコンテ
ンツ処理方法、または、コンテンツ配信サーバから配信されるコンテンツに対する処理を
、コンピュータに実行させるプログラムにおいて、1つ以上のコンテンツをひとまとめに
したパッケージ単位でコンテンツの配信を要求する要求ステップと、コンテンツ配信サー
バから受信したコンテンツをパッケージ単位で記憶手段に記憶させる記憶制御ステップと
、記憶手段に記憶されているコンテンツをパッケージ単位で再生する再生ステップとを含
む。
これにより、利用者の利便性を一層向上させることが出来る。例えば、利用者はコンテ
ンツ記憶済み媒体、すなわち例えば市販のCDを再生するが如く配信された音楽を聴くこ
とが可能となる。
本発明によれば、利用者の利便性を向上させることができる。
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載さ
れている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り
、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
1.概要
図1は本発明に係る電子情報配信システム1およびそれに用いるコンテンツ受信端末と
コンテンツ配信サーバの概念図である。すなわち音楽情報や、ニュース交通情報などの動
的に内容が変化する各種情報を販売する情報の売り手側が有するコンテンツ配信サーバ1
0と、その情報を購入する側である本システムの利用者が有するコンテンツ受信端末20
がネットワーク30を経由して結ばれている。このコンテンツ受信端末20とは、例えば
カーオーディオ等であり、特に本システムでは情報配信を受けた情報を、記憶部内の仮想
的な一時記憶媒体21内に取り込み、利用者40はあたかもCDチャンジャー付カーオー
ディオを操作するのと同様に、必要な情報をこの一時記憶媒体21から取り出すことが可
能となる。なおここで云う仮想的な一時記憶媒体21とは具体的には、ハードディスクH
DD、書き込み可能なCD(CD−R、CD−RW)等の情報記憶装置で構成し、本発明
ではそのハードディスクを、210で示す受信コンテンツ媒体(仮想CD)として取り扱
い、その受信コンテンツ媒体210内を媒体1から媒体nの各チャネルに分割する。利用
者40は例えば10連奏CDチェンジャーの特定番号のCDの特定トラックを指定するが
如く、この受信コンテンツ媒体(仮想CD)210上のチャネルとトラックを指定すれば
、予めコンテンツ配信サーバ10からダウンロードした情報を取り出すことが出来る。本
実施例では媒体1、すなわち利用者40にはCDチェンジャーの1番に挿入されたCDを
選択し、かつその媒体1内のトラックを選択する操作で、シングル、天気予報、交通情報
、ニュースを選択することが出来る。
コンテンツは音楽、動画、写真、絵などの静止画、アニメーション、テキストなどCD
やカセットテープ、MD、LD、DVDや書籍などの物理的媒体に記録されるものが対象
となる。さらに具体的には図11にコンテンツの例が示されている。
物理的媒体にはカセットテープやCD、DVD、書籍などの従来型のコンテンツサービ
スにおいて、利用者にコンテンツの内容を渡すために使われていたものが含まれる。本発
明においては、物理的媒体を一時記憶媒体化して端末からコンテンツ記憶済み媒体と同様
に扱えるようにすることで、ストリーミング方式とダウンロード方式の双方の特徴を持ち
、双方の課題を解消したコンテンツ配信方式を、コンテンツ配信処理の内部構成を隠蔽し
て、利用者からみて極めてわかりやすいシステムとして実現することが出来る。
このようにコンテンツ記憶済み媒体に扱えるようにすることで、コンテンツサービスの
内容、例えばサウンドのみ、映像と音声のようなコンテンツの種類が容易に把握できる。
さらに、CDは読み出し専用、CD−Rは書き込み可能で書き換え不可、CD−RWは書
き換え可能といったことが一般に知られているので、コンテンツサービスの制約条件につ
いても容易に把握することができる。
例えば、一時記憶媒体が書き込み可能なCDの場合は、ネットワークからサウンドを扱
うコンテンツをそのCD−RまたはCD−RWに配信することができ、また一時記憶媒体
をHDDに入れる場合には、さらに多くのチャネルを有するCDチャンジャー内の複数の
CDとしてコンテンツを配信することが可能となる。
さらに一時記憶媒体をDVDとすることで、動画の映像を扱うことが可能となり、写真
集とすることで、静止画を扱うことが可能となる。一時記憶媒体を書籍とすることで、テ
キストや図面や写真などで構成されるコンテンツを扱うことができる。
図2に本方式の端末の一時記憶媒体CDであり、それを記憶する記憶部がHDDである
場合のコンテンツ受信端末20の実施例のブロック図を示す。一時記憶媒体がDVDの場
合にはサービス内容に映像が追加されるのみで、それ以外の構成についてはCDの場合と
同等である。
図3は、本方式の一時記憶媒体21を記憶部(HDD)内の受信コンテンツ媒体(仮想
CD)210として構成した場合の音楽配信システムを概念的に示した図である。
本方式では、ネットワークを介してコンテンツ配信サーバ10がコンテンツ受信端末2
0にコンテンツ情報を提供し、コンテンツ受信端末が利用者にコンテンツサービスを受け
た情報を提供する。
本実施例では、一時記憶媒体を仮想的CDとして構成してあるので、利用者には仮想的
CDに記録されている音声情報が再生される。
コンテンツ配信サーバ内にはオンライン仮想CDショップ13と顧客情報DB12と全
コンテンツ情報DB11がある。利用者はオンライン仮想CDショップで受信コンテンツ
媒体(仮想CD)を購入する。購入した受信コンテンツ媒体の情報は顧客情報DBに記録
される。
またコンテンツ受信端末20は通信部22と記憶部内の一時記憶媒体21で構成する受
信コンテンツ媒体(仮想CD)210と再生部23で構成される。
通信部22はコンテンツ配信サーバ10との通信を行う。受信コンテンツ媒体(仮想C
D)210はコンテンツ情報を記憶する。再生部23は受信コンテンツ媒体(仮想CD)
210に記録されたコンテンツ情報を再生する。
受信コンテンツ媒体(仮想CD)210は例えば図4示すディレクトリ構造を持つファ
イルシステムにより実現できる。
受信コンテンツ媒体(仮想CD)210のルートディレクトリ以下に仮想CDごとに1
つのディレクトリを準備して、そのディレクトリの中に、各トラック(音楽の場合には各
曲)に対応するファイルが格納される。
通信部22はコンテンツ配信サーバ10からデータをダウンロードして、受信コンテン
ツ媒体(仮想CD)210のディレクトリにファイルとしてコピーする。
通信部22から受信コンテンツ媒体(仮想CD)210へのファイルの書き込みは、対
応する仮想CDに直接行うと再生中のコンテンツを上書きする恐れがあるので、図4に示
す別のダウンロード用ディレクトリ211に書き込んだ後、当該仮想CDのデータ転送が
全て完了した後で、再生部が当該仮想CDを再生していないときに、対応する仮想CDの
ディレクトリに移動するのがよい。
2.コンテンツの販売
2.1 コンテンツ販売の実施例1
図5および図6(A)、図6(B)はコンテンツ販売の概略手順を示すフローチャート
である。このコンテンツ販売の実施例1では、パソコンやPDAや携帯電話のブラウザか
ら図3に示すコンテンツ配信サーバのオンライン仮想CDショップ13でCDとみなした
コンテンツを購入する。すなわち以下の各ステップでコンテンツの購入を行なう。
(ST50) 利用者はパソコンやPDA、携帯電話のブラウザからコンテンツ配信サー
バ内に構築されたオンライン仮想CDショップに接続する。
(ST51) オンライン仮想CDショップのCDラックにあるCDのなかから欲しいC
Dを選択する。選択するのは1枚でも複数枚でもよい。
(ST52) 購入したCDの支払い処理をおこなう。
(ST53) コンテンツ受信端末を使ってコンテンツサービスの提供を受ける。
コンテンツの購入は買取にしてもよいし、レンタルにしてもよい。あるいは、通常のCD
とは異なる月額会費を支払うような販売形態としてもよい。いずれの場合にも利用者は指
定した受信コンテンツ媒体(仮想CD)を購入するという明確な意思を持って、コンテン
ツを購入することができる。
ダイナミックコンテンツの利用手順をこのような手順とすることによって、コンテンツ
の選択をコンテンツサービスの提供を受けるときにする必要がなくなり、利用するときに
はサービスの開始を指示し、購入した仮想CDのうちからどのサービスを受けるかを指定
するのみでよく、操作は極めて簡単なものになる。オンライン仮想CDショップは、各仮
想CDのコンテンツの内容を出来るだけ詳細に利用者に提示することが望ましい。
2.2 コンテンツ販売の実施例2
コンテンツ販売はコンテンツ配信サーバに音声認識サーバ機能を持って、音声応答によ
ってコンテンツを販売するようにしてもよい。音声応答によってコンテンツを販売するこ
とによって、車の運転中にも新たなコンテンツを利用開始することができる。利用手順を
以下に示す。
(1)コンテンツ配信サーバの電話番号に電話する。
(2)コンテンツ配信サーバの音声応答システムが応答する。
(3)コンテンツ配信サーバがメニューを音声で説明する。
(4)ジャンル選択でジャンルを選択する。
(5)ジャンル内の選択肢から希望のCDを選択する。
(6)コンテンツ配信サーバがさらに購入するか確認する。
(7)指定が完了したら支払い処理に移る。
(8)金額を提示して支払いの認証を行う。
(9)購入処理を終了する。
(10)コンテンツ受信端末を使ってコンテンツサービスの提供を受ける。
なおジャンルは複数階層になっていてもよい。
以上のように、利用者は電話や携帯電話を使ってインターネットでCDを購入するのと
同様にコンテンツを購入することができる。したがって、利用者は本方式のコンテンツサ
ービスにおいて、コンテンツ配信サーバとコンテンツ受信端末が連携して、コンテンツ情
報の配信を自動的にコントロールすることについて意識する必要は全くない。
2.3 コンテンツ販売の実施例3
コンテンツ販売をCDの販売店を3Dグラフィックスで再現した店舗において行うよう
にしてもよい。そのような店舗を実現することで、コンテンツを選択することはよりわか
りやすいものとなる。
コンテンツの内容をCDのパッケージに記載することで、利用者は実際のCDを択ぶの
と全く同様にコンテンツを選択することができる。このような販売形態をとることによっ
て、従来のコンテンツサービスとは全く異なる概念の新しいサービスが、極めて容易に一
般の利用者に受け入れられることが可能となる。
店舗のレイアウトにおいて、動的なコンテンツの棚と静的で内容が更新されないコンテ
ンツの棚を分けて展示することは、コンテンツ内容の特性を示すのにより一層効果的であ
る。
3.コンテンツの利用
利用者はコンテンツ受信端末を利用して、コンテンツサービスの提供を受ける。コンテ
ンツサービスは仮想CDの単位で提供されているので、利用する仮想CDを指定してコン
テンツサービスを利用することになる。図7にコンテンツ受信端末の操作部の実施例を示
す。以下にコンテンツサービスを受けるときの端末の操作について説明する。
(1)利用者は電源ボタンを押して端末の電源を入れる。電源は常時オンになっている方
式や、車のエンジンをかけると自動的にオンになるような構成となっていても良い。
(2)利用者がサービス開始ボタンを押す。この実施例では演奏・一時停止ボタンボタン
を押す。サービスは自動的に開始するようになっていてもよい。
(3)端末は1枚目の受信コンテンツ媒体(仮想CD)からコンテンツサービスを開始す
る。
(4)利用者が曲送りボタンを押すと仮想CDの次のトラックを再生する。
(5)利用者が曲戻しボタンを押すと仮想CDの前のトラックを再生する。
(6)利用者がCD送りボタンを押すと次の仮想CDに切り替わる。
(7)利用者がCD戻しボタンを押すと前の仮想CDに切り替わる。
(8)コンテンツの再生が最終CDの最後まで終了すると、最初のCDから再生を開始す
る。
(9)利用者が演奏・一時停止ボタンを押すか電源ボタンを押して端末の電源をオフにす
るとコンテンツの再生は終了する。
以上のように端末の操作はCDチェンジャーと同等なもので、利用者は使い方を容易に習
得することができる。
利用者が上記の操作を行ったときに、コンテンツ受信端末とコンテンツ配信サーバはネ
ットワークを介して連携して、利用者から直接的には見えないところで、コンテンツの切
り替えや更新の処理を行っている。このため、後述するダイナミックコンテンツを利用す
るときも、内容が静的で変化しないコンテンツの場合にも操作は変わらないという特徴が
ある。
本方式によれば、端末の操作が上記のように簡単なものとなるので、端末操作をボイス
コマンドによって行えるようにするのは容易である。例えば、ボイスコマンドとして、「
コンテンツサービスON」「コンテンツサービスOFF」「次のCD」「前のCD」「次
のトラック」「前のトラック」を提供することで、ダイナミックコンテンツを含むサービ
スを声だけでコントロールすることが可能となる。
4.コンテンツ配信サーバとコンテンツ受信端末のネットワークを介した連携
本発明に係る電子情報配信システムでは、コンテンツ配信サーバ10とコンテンツ受信
端末20のネットワーク30を介して連携し、動的なコンテンツと静的なコンテンツの双
方を利用者が同一の操作で扱えるようにする。
コンテンツ配信サーバは図3に示すように全てのコンテンツ情報を記録した全コンテン
ツ情報DB11と、顧客情報を管理する顧客情報DB12とコンテンツを販売するオンラ
イン仮想CDショップ13の各部で構成される。
全コンテンツ情報DB11はコンテンツサービスに必要となるコンテンツ情報が記録さ
れており、コンテンツ受信端末がコンテンツのダウンロード要求を出してきたときに、指
定されたコンテンツ情報を送信する。顧客情報DB12は顧客である各利用者に関する情
報と購入したコンテンツに関する情報を記録する。オンライン仮想CDショップ13は利
用者がパソコンやPDA、携帯電話のブラウザでコンテンツ配信サーバに接続してきたと
きに、仮想CDの販売を行うWebサイトである。利用者はこのオンライン仮想CDショ
ップでコンテンツを指定して購入する。各利用者が購入した結果は顧客情報DBに記録さ
れる。
図8にコンテンツ配信サーバの顧客情報DBで管理する顧客ごとの仮想CD管理データ
の実施例を示す。利用者がコンテンツである仮想CDを購入すると、購入したCDの情報
が顧客情報DBに記録され、各利用者の購入した仮想CDは顧客情報DBにアクセスすれ
ばわかるようにする。
最大CD数はコンテンツ受信端末が記録できる最大の仮想CD数である。コンテンツ受
信端末には仮想CD1から最大の仮想CD数までのうち、購入したコンテンツがダウンロ
ードされる。
ダウンロードは購入時ではなく、購入後コンテンツサービスを受けるまでのいずれかの
時点で行われる。コンテンツ配信サーバは端末からのダウンロード要求があった場合に、
顧客情報DBに記録された各利用者の購入したコンテンツのダウンロードを許可する。
図9にコンテンツ配信サーバとコンテンツ受信端末の連携の実施例を示す。コンテンツ
受信端末は電源がオンになったときや、仮想CD全体あるいは各トラックの再生が終了し
たとき、あるいは定期的にイベントを出力するタイマからのイベント出力があったときに
コンテンツ配信サーバに更新の確認を行う。コンテンツ受信端末はそれ以外の要因で、利
用者が更新を期待していることを検出した場合に更新の確認を行うことが望ましい。
コンテンツ配信サーバは更新履歴とコンテンツの更新状態を比較し新たな更新があれば
、端末に通知する。コンテンツ受信端末は更新されたデータがあれば、コンテンツ配信サ
ーバからコンテンツ情報をダウンロードしコンテンツ情報を端末内の例えばハードディス
クなどの記憶手段に記憶する。
コンテンツ受信端末は全ての更新データのダウンロードが完了したら、コンテンツ配信
サーバに更新完了通知を送る。
コンテンツ配信サーバはコンテンツ受信端末から更新完了通知を受け取ると、その端末
に対する更新履歴を更新する。
次は図10にコンテンツ情報更新のフローチャートを示す。コンテンツ配信サーバは気
象警報など、緊急性が高い情報を扱えるようにするために、コンテンツ配信サーバからコ
ンテンツ受信端末を呼び出して、コンテンツ配信サーバがコンテンツ情報を更新するよう
に促すようにすることが望ましい。これを実現するためには、フローの前に、コンテンツ
配信サーバからコンテンツ受信端末に更新通知を行う処理を追加すればよい。
5.コンテンツサービスの品質を維持する方式
ネットワークの実効速度が変化するときに、コンテンツ情報の伝送がコンテンツサービ
スの提供に追いつかずにサービスが中断することによって、コンテンツサービスの品質が
低下しないようにする必要がある。
本発明においては、通信部がコンテンツ配信サーバから受信したコンテンツ情報を仮想
CD部に記録する処理と、仮想CD部に記録されたコンテンツ情報を再生部で再生する処
理を完全に分離して、相互に干渉しないような構成とする。これは、以下の方式によって
実現できる。
(1)利用者がコンテンツを選択する段階とコンテンツを利用する段階を分けて、利用者
が予め利用したいコンテンツを指定できるようにする。
(2)利用者が指定したコンテンツは、利用者が利用を開始する以前にコンテンツ配信サ
ーバからコンテンツ受信端末に配信してコンテンツ受信端末内に蓄積する。
(3)コンテンツ配信サーバからコンテンツ受信端末への配信は一時記憶媒体の単位ごと
に行い、ある一時記憶媒体のコンテンツ情報の配信を開始したら、当該の一時記憶媒体の
全てのコンテンツ情報の配信が完了するまで、当該一時記憶媒体を再生部からアクセスで
きないようにする。
上記の方式によって、利用者がコンテンツサービスを開始しようとする以前にコンテン
ツ情報はコンテンツ受信端末内に蓄積されているので、利用者がサービス開始操作を行う
と直ちにサービスが開始される。
コンテンツ受信端末はコンテンツ配信サーバからコンテンツ情報をダウンロードする場
合、図8にある1枚目からN枚目の領域に直接記録すると、再生中のコンテンツに干渉し
たり、データの矛盾が生じたりすることがある。この問題を回避するためには、例えば図
4にあるダウンロード用ディレクトリ211に一時的に記録して、再生部が再生をしてい
ないタイミングでファイルを移動するようにすればよい。
利用者がある一時記憶媒体のコンテンツサービスを開始したときには、全てのコンテン
ツ情報がコンテンツ受信端末内に蓄積されていることが保証されるので、たとえ通信が全
く行えない状態になったとしても、当該一時記憶媒体のコンテンツサービスが中断するこ
とがないことを保証できる。
利用者が端末上に存在していることが確認できる全ての一時記憶媒体について、コンテ
ンツサービスの連続再生が保証されることになる。
このように、全ての一時記憶媒体について、コンテンツサービスの連続再生が保証され
ることになるのは、本発明において利用者が予め指定した一時記憶媒体においてコンテン
ツ配信サーバとコンテンツ受信端末がネットワーク上で連携して、自動的にコンテンツ情
報の配信を行った上で、全てのコンテンツ情報の伝送が完了するか、完了することが確実
になってから、コンテンツ受信端末の再生部からアクセスできるようにしたことによる。
6.コンテンツ配信におけるネットワークトラフィックの管理
コンテンツ配信をネットワーク上の多数の端末に対して行う場合、ネットワーク上で転
送されたデータのうちで利用されないデータが多いと、ネットワークの有効利用効率が低
下する。本発明では、利用者が予め利用したいコンテンツを指定していて、コンテンツ配
信サーバが利用者が指定したコンテンツの内容を把握していることによって、利用される
可能性の高いコンテンツ情報を優先的に配信することによって、ネットワークの利用効率
を高めることができる。例えば以下の方式によって、実現可能である。
(1)端末は仮想CDをリストに登録されている順に再生することとし、リストで前にあ
るものの配信を優先する。
(2)仮想CDの再生が数枚目まで進んでいる場合には、リストのなかでそれ以降にある
仮想CDの配信を優先する。
(3)指定された動的なコンテンツの更新がある場合には、上記の2つに優先して仮想C
Dの配信を行う。
(4)利用者の平均的利用時間を越えるコンテンツ情報については、優先順位を下げて配
信を行う。
このように配信することによって、利用者がすぐに利用する可能性の高いコンテンツ情
報が優先的に送られることになり、ネットワークの利用効率が高まる。
7.コンテンツの配信状態通知
コンテンツ受信端末は利用者が指定した一時記憶媒体についてデータの配信についての
情報を提示することが望ましい。コンテンツの配信が完了するまでの時間を提示すること
も望ましい。コンテンツの配信状態については、例えば以下のような方式で利用者に提示
できる。
(提示方式の実施例)
利用者がコンテンツサービス提供端末を操作してデータの配信が完了していないCDを
指定した場合、コンテンツの配信が完了していれば再生を開始し、配信が開始されていな
ければその旨のメッセージを提示し、配信中であれば配信中であることと配信完了予測時
間を提示する。メッセージの提示はコンテンツ受信端末に表示装置があれば、表示装置に
行うことで実現できる。音声による提示、電子的あるいは無線でコンテンツ受信端末と接
続された別の端末にメッセージを転送してその端末の装備している手段によって提示する
ようにしてもよい。
8.更新の通知
動的に更新されるコンテンツについては、更新されたことを利用者に通知することが望
ましい。利用者は、更新されたコンテンツのサービスを先に受けたいという欲求をもつ場
合が多いので、更新されたことを利用者に通知することで、その欲求を満たすことができ
る。更新の通知は例えば以下の方式によって実現できる。
(1)コンテンツの再生中に声または効果音で通知する。
(2)一時記憶媒体の再生開始前か再生終了後に声または効果音で通知する。
(3)端末の表示装置に更新を通知する。
(4)電子メールで利用者に通知する。
更新を通知するかわりに、更新があったコンテンツのサービスを優先的に行うような方
式としてもよい。
更新があった場合には、現在再生中の一時記憶媒体の再生終了後に次の一時記憶媒体で
はなく、更新のあった一時記憶媒体のうちリストの最も前にあるものの再生を開始するこ
とで実現できる。
利用者の求めるコンテンツサービスの順序は利用者ごとに異なり、状況によって変化し
ていくので、利用者の求めに応じて端末の動作は変更できるようにしておくことが望まし
い。
9.コンテンツの具体例
本発明では、静的なコンテンツと動的なコンテンツを同じ仕組みで提供できる。
以下にコンテンツの具体例を示す。
9.1 静的なコンテンツ
(1)CDやDVDなどの内容をそのままコピーした内容を配信するコンテンツ
(2)書籍の朗読
(3)書籍、写真集などをそのままコピーしたコンテンツ
9.2 動的なコンテンツ
以下に動的なコンテンツの例を示す。本発明はコンテンツが動的である場合に特に効果
が高い。利用者が購入したものが動的なコンテンツの仮想CDであった場合、定期的ある
いは非定期に動的に更新されるようなコンテンツが販売可能となる。ネットワークサービ
スにおいて、利用者が継続的にサービスの提供を受けるようにするためには、コンテンツ
の内容が更新されていくことが効果が高いが、本方式によれば利用者がコンテンツの更新
操作を全く行うことなく、コンテンツ提供者がコンテンツの更新を行うことができる。
本発明では、このように動的な仮想CDを販売することで、オンデマンドサービスを通
信状態の影響を受けずに行うことができる。その結果、利用者は各コンテンツの内容を、
背後にある複雑なシステム構成を全く意識することなく、楽しむことができる。動的なコ
ンテンツは、例えば以下のようなものがある。
(1)動的に提供される情報
(a)ニュース、天気予報、交通情報、映画/コンサート情報
(b)広告
(c)今週のヒットチャート
(d)今日のイベント情報、今週のイベント情報、週末のイベント情報
(e)週間のマガジン、月間のマガジン
(f)定期的に更新するお勧めコンテンツ
(2)ライブカメラ
例えば、道路の渋滞状況を伝えるために、道路をライブカメラで撮影する。
鑑賞するための海岸や高原の風景でもよい。
(3)場所に応じて提供されるコンテンツ
サービス提供端末が移動体である場合、場所に応じて提供されるコンテンツは移動体の
移動に応じて動的に変化する。
(a)周辺の交通情報
(b)周辺の案内情報
(c)周辺店舗の公告
10.著作権の保護・管理
コンテンツサービスにおいて著作権の保護・管理は重要な課題である。コンテンツの著
作権の保護・管理がなされない場合、コンテンツの所有者がコンテンツの提供を許可しな
い場合があり、サービスを行うことができなくなることがあり得る。本方式においては、
以下の要件を満たすことが強く望まれる。
(1)許可されない場合には、コンテンツがコピーされない。
(2)許可される場合にも、許可された範囲内でしかコピーできなくする。
(3)利用者が特定でき、利用者に許可された範囲内でコンテンツの利用を可能とする。
(4)有料で提供されるコンテンツについては、利用者から料金が徴収されコンテンツ所
有者に対価が支払われる仕組みが必要である。
(5)対価の支払いはオンラインで行われることが望ましい。
これらの要件を実現するための実施例を以下に示す。従来のWebサービスで行われて
いたように、Webサーバ上にコンテンツを含むファイルをそのまま公開すると、コンテ
ンツ情報は誰からもアクセスできるようになり、上記の要件を満たさないことは明らかで
ある。従って、上記の要件を満たすための仕組みが必要となる。そのような仕組みは例え
ば以下に示す方式によって実現できる。
コンテンツ配信サーバはJSP(Java Server Page)で構築し、コン
テンツ受信端末にIDをつけて個々に管理可能として、IDとパスワードの確認を行って
から、コンテンツ配信サーバへの接続を可能とする。コンテンツ情報は、Webサーバの
公開ディレクトリに配置せず、JSPのサービスを提供するためのJava(登録商標名
)プログラムを介してのみ提供する。
インターネット上のコネクションを流れるデータは第3者にモニタリングされる可能性
があるので、SSLなどを使用してコンテンツ情報を暗号化して送る。コンテンツ情報の
暗号化方式は、定期的に変更することが望ましい。
上記のように本発明では電子情報配信システムを構成したため、電子情報配信システム
の利用者の操作に応じてコンテンツ配信サーバとコンテンツ受信端末がネットワークを介
して連携することで、以下の(特徴1)から(特徴6)の全ての特徴を、極めてシンプル
な構成のシステムで実現することができる。
(特徴1)データ転送方式
本発明においては、「コンテンツを利用者がダウンロードの操作を行って利用する方式
」や「サーバがリアルタイムで動的にデータを送り出すストリーミング方式」とは異なり
、「仮想CD部と実媒体との論理的互換性を持たせたデータ更新方式」によって、データ
転送の仕組みを簡略化したうえで、リアルタイム性の高いコンテンツサービスを行う際に
も、サービスの中断が発生しないことを確実に保証できるという特徴がある。
データ転送は記録済み媒体と同じ単位で管理され、データ転送が完了確実となった状態
は、一時記憶媒体が利用者に入手できて端末に一時記憶媒体を挿入可能な状態となったこ
とと利用者から見て等価になるため、利用者はサービスの具体的なイメージを容易に理解
することができる。
ダウンロードはセンタと端末の間で自動的に行われ、利用者には利用可能な状態となっ
た一時媒体としてのCDしか見えないので、利用者がコンテンツのダウンロード作業を操
作して管理することは必要ない。
(特徴2)データ更新における特徴
本発明はデータを一時記憶媒体に見立てた記憶部(HDD)に記録し、データ更新をコ
ンテンツサービス提供端末とコンテンツ配信サーバがネットワークを介して連携して行う
ことによって自動的に行う。このため、利用者はコンテンツの更新を手動で行う必要はな
い。
(a)ダウンロード方式との差
本発明の方式では、コンテンツ配信サーバとコンテンツ受信端末がネットワークコンテ
ンツ配信サーバを管理するコンテンツ提供者がコンテンツのデータ更新をコントロールす
ることができる。
(b)ストリーミング方式との差
ストリーミング方式では、データ更新を行うために、データの送信中にデータの送信を
中断して別のデータに切り替えてデータの送信を開始すると、利用者からみると操作を行
っていないのにサービスの内容が唐突に変わってしまったように見えることになり、混乱
を招くことになる。これを回避するために、利用者に内容が更新されたことを通知して、
確認を求めてから切り替える方式が行われているが、操作方式が複雑になり理解が容易で
なくなるという問題点がある。本方式では、コンテンツの切り替えは仮想化した一時記憶
媒体の再生とは独立して行うことによって、上記問題点は発生しない。
(特徴3)仮想化による操作の簡略化と理解の容易化
本発明においては、利用者のコンテンツを一時記憶媒体に仮想CD化して記憶し、仮想
化された一時記憶媒体(例えばCD)を選択する操作手段を提供した上で、仮想CD部を
構成するメディアデータをコンテンツ配信サーバからコンテンツ受信端末に一時記憶媒体
の単位ごとに転送して、通信チャネルが切断された場合にもコンテンツの再生が媒体の最
後まで途切れ無いことが保証されるところまで転送が完了してからコンテンツの利用を可
能とすることによって、利用者が容易にサービス内容を把握できる形で実現したことが特
徴である。
(特徴4)ダイナミックコンテンツの提供
ダウンロード方式で交通情報や駐車場情報、天気予報、ニュース、緊急通報などの内容
が動的に変化するダイナミックコンテンツを提供するためには、利用者が必要な更新頻度
で自らダウンロードするか、電子メールなどの別の手段で更新を通知して、ダウンロード
を促し、新たにダウンロードできるようにする必要がある。これに対して本方式では、利
用者が内容が動的に更新されるダイナミックコンテンツを含むCDを指定した場合には、
コンテンツ配信サーバとコンテンツ受信端末が連携して、自動的にコンテンツの配信を行
う方式としたため、利用者の操作を求めることなくダイナミックコンテンツを提供するこ
とが可能である。
(特徴5)ネットワークの利用効率
本方式では、コンテンツの再生とコンテンツ情報の配信を完全に独立させた構成とした
ことによって、利用者のコンテンツ再生の影響を与えることなくコンテンツの更新をコン
テンツ配信サーバのコントロール化で行うことが出来る。
本発明によれば、コンテンツの更新を行う必要がある端末のみが選択的にコンテンツの
配信を受けることが可能であり、ネットワークの利用効率を大幅に向上させることが可能
である。
(特徴6)購入対象の明確さ
ネットワークでコンテンツを販売する場合、購入対象を利用者が明確に把握できない場
合、購入する対象の範囲について、不安感がつきまとう。従来、プッシュ型と呼ばれるコ
ンテンツの配信方式が実施されているが、利用者の希望するコンテンツのみでなく、希望
しないコンテンツまでサーバが一方的に端末に送り込んでくる場合があり、ネットワーク
と端末の無駄な負荷が増大するという問題点があったが、本方式では、利用者は実際に存
在する物理的な媒体を購入するのと同様に、ネットワーク上のコンテンツサービスを購入
することができるので、安心して利用することができる。
本発明に係る電子情報配信システムおよびそれに用いるコンテンツ受信端末とコンテンツ配信サーバの概念図である。 本方式の端末の記憶部(HDD)内に一時記憶媒体(例えばCD)がある場合のコンテンツ受信端末の実施例のブロック図を示す。 本方式の一時記憶媒体を仮想CD部として構成した場合の音楽配信システムを概念的に示した概念図である。 仮想CD部のデータ構造を示す概念図である。 コンテンツ販売の概略手順を示すフローチャートである。 (A)はコンテンツ販売の概略手順を示すフローチャートで、(B)はコンテンツ販売の概略手順を示すフローチャートである。 コンテンツ受信端末の操作部の概略図である。 コンテンツ配信サーバの顧客情報DBで管理する顧客ごとの仮想CD管理データ構造である。 コンテンツ配信サーバとコンテンツ受信端末の連携のデータフローである。 コンテンツ情報更新のフローチャートである。 コンテンツ情報の例である。
符号の説明
1 電子情報配信システム
10 コンテンツ配信サーバ
20 コンテンツ受信端末
21 一時記憶媒体
22 通信部
23 再生部
210 受信コンテンツ媒体(仮想CD)
30 通信ネットワーク
40 利用者

Claims (16)

  1. コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバと、前記コンテンツ配信サーバから配信さ
    れるコンテンツを記憶する記憶手段を備えるコンテンツ受信端末とで構成されるコンテン
    ツ配信システムにおいて、
    前記コンテンツ配信サーバは、
    1つ以上のコンテンツをひとまとめにしたパッケージ単位で配信可能なコンテンツを
    提示する提示手段と、
    前記コンテンツ受信端末からの要求に応じて、前記パッケージ単位でコンテンツを配
    信する配信手段と
    を含み、
    前記コンテンツ受信端末は、
    前記パッケージ単位でコンテンツの配信を要求する要求手段と、
    配信されてきたコンテンツを受信する受信手段と、
    受信したコンテンツを前記パッケージ単位で前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段
    と、
    前記記憶手段に記憶されているコンテンツを前記パッケージ単位で再生する再生手段

    を含む
    コンテンツ配信システム。
  2. コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバと、前記コンテンツ配信サーバから配信さ
    れるコンテンツを記憶する記憶手段を備えるコンテンツ受信端末とで構成されるコンテン
    ツ配信システムのコンテンツ処理方法において、
    前記コンテンツ配信サーバは、1つ以上のコンテンツをひとまとめにしたパッケージ単
    位で配信可能なコンテンツを提示し、
    前記コンテンツ受信端末は、前記パッケージ単位でコンテンツの配信を要求し、
    前記コンテンツ配信サーバは、前記コンテンツ受信端末からの要求に応じて、前記パッ
    ケージ単位でコンテンツを配信し、
    前記コンテンツ受信端末は、配信されてきたコンテンツを受信し、前記コンテンツ受信
    端末は、受信したコンテンツを前記パッケージ単位で前記記憶手段に記憶させ、前記記憶
    手段に記憶されているコンテンツを前記パッケージ単位で再生する
    コンテンツ処理方法。
  3. コンテンツ受信端末にコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバにおいて、
    1つ以上のコンテンツをひとまとめにしたパッケージ単位で配信可能なコンテンツを提
    示する提示手段と、
    前記コンテンツ受信端末からの要求に応じて、前記パッケージ単位でコンテンツを配信
    する配信手段と
    を含むコンテンツ配信サーバ。
  4. 配信した前記パッケージが更新されたことを配信先の前記コンテンツ受信端末に通知す
    る通知手段を
    さらに含む請求項3に記載のコンテンツ配信サーバ。
  5. 前記通知手段は、更新された前記パッケージに含まれるコンテンツの情報の緊急性が高
    い場合、配信先の前記コンテンツ受信端末に前記パッケージを更新するように促す通知を
    行う
    請求項4に記載のコンテンツ配信サーバ。
  6. 前記配信手段は、前記パッケージの更新が要求された場合、その前記パッケージに含ま
    れるコンテンツのうち更新されたコンテンツのみを配信する
    請求項3に記載のコンテンツ配信サーバ。
  7. 前記配信手段は、複数の前記パッケージの配信が要求された場合、利用される可能性が
    高いコンテンツを含む前記パッケージを優先的に配信する
    請求項3に記載のコンテンツ配信サーバ。
  8. 前記提示手段は、動的に更新されるコンテンツを含む前記パッケージと、動的に更新さ
    れるコンテンツを含まない前記パッケージとを分けて提示する
    請求項3に記載のコンテンツ配信サーバ。
  9. コンテンツ受信端末にコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバのコンテンツ配信方
    法において、
    1つ以上のコンテンツをひとまとめにしたパッケージ単位で配信可能なコンテンツを提
    示する提示ステップと、
    前記コンテンツ受信端末からの要求に応じて、前記パッケージ単位でコンテンツを配信
    する配信ステップと
    を含むコンテンツ配信方法。
  10. コンテンツ受信端末にコンテンツを配信する処理を、コンピュータに実行させるプログ
    ラムにおいて、
    1つ以上のコンテンツをひとまとめにしたパッケージ単位で配信可能なコンテンツを提
    示する提示ステップと、
    前記コンテンツ受信端末からの要求に応じて、前記パッケージ単位でコンテンツを配信
    する配信ステップと
    を含む処理を実行させるプログラム。
  11. 前記コンテンツ配信サーバから配信されるコンテンツを記憶する記憶手段を備えるコン
    テンツ受信端末において、
    1つ以上のコンテンツをひとまとめにしたパッケージ単位でコンテンツの配信を要求す
    る要求手段と、
    配信されてきたコンテンツを受信する受信手段と、
    受信したコンテンツを前記パッケージ単位で前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と

    前記記憶手段に記憶されているコンテンツを前記パッケージ単位で再生する再生手段と
    を含むコンテンツ受信端末。
  12. 前記再生手段は、前記パッケージ単位またはコンテンツ単位で再生の切替えを行うこと
    が可能である
    請求項11に記載のコンテンツ受信端末。
  13. 前記コンテンツ配信サーバに、受信した前記パッケージの更新の確認を要求する確認手
    段を
    さらに含む請求項11に記載のコンテンツ受信端末。
  14. 前記記憶制御手段は、受信した前記パッケージを一時的に前記記憶手段の第1の領域に
    記憶させた後、コンテンツの再生が行われていないとときに前記記憶手段の第2の領域に
    移動させる
    請求項11に記載のコンテンツ受信端末。
  15. 前記コンテンツ配信サーバから配信されるコンテンツを記憶する記憶手段を備えるコン
    テンツ受信端末のコンテンツ処理方法において、
    1つ以上のコンテンツをひとまとめにしたパッケージ単位でコンテンツの配信を要求す
    る要求ステップと、
    配信されてきたコンテンツを受信する受信ステップと、
    受信したコンテンツを前記パッケージ単位で前記記憶手段に記憶させる記憶制御ステッ
    プと、
    前記記憶手段に記憶されているコンテンツを前記パッケージ単位で再生する再生ステッ
    プと
    を含むコンテンツ処理方法。
  16. コンテンツ配信サーバから配信されるコンテンツに対する処理を、コンピュータに実行
    させるプログラムにおいて、
    1つ以上のコンテンツをひとまとめにしたパッケージ単位でコンテンツの配信を要求す
    る要求ステップと、
    前記コンテンツ配信サーバから受信したコンテンツを前記パッケージ単位で記憶手段に
    記憶させる記憶制御ステップと、
    前記記憶手段に記憶されているコンテンツを前記パッケージ単位で再生する再生ステッ
    プと
    を含む処理を実行させるプログラム。
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