JP2008032964A - フィルムを剥ぐための装置およびフィルムを剥がす方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】剥がした保護フィルムとワークとの再干渉を抑制できる装置を提供する。
【解決手段】ワーク90のフィルム91が貼り付けられた第1の面90aが立った状態になるようにワーク90を支持可能なワーク支持手段3と、フィルム91の一部を保持可能なヘッド4と、ワーク90とともに立った状態となっている保護フィルム91の縁部の一部をヘッド4により保持するための状態から、ヘッド4によりフィルム91の縁部の一部が保持された状態で第1の面90aからフィルム91を剥がす状態へ、ワーク支持手段3および/またはヘッド4を移動させる移動手段5とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】ワーク90のフィルム91が貼り付けられた第1の面90aが立った状態になるようにワーク90を支持可能なワーク支持手段3と、フィルム91の一部を保持可能なヘッド4と、ワーク90とともに立った状態となっている保護フィルム91の縁部の一部をヘッド4により保持するための状態から、ヘッド4によりフィルム91の縁部の一部が保持された状態で第1の面90aからフィルム91を剥がす状態へ、ワーク支持手段3および/またはヘッド4を移動させる移動手段5とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、位相差フィルムや偏向フィルムなどを含むワークの表面に貼着されたフィルム、例えば保護フィルムを、そのワークの表面から剥ぐための装置、およびフィルムを剥がす方法に関するものである。
液晶ディスプレイ用のガラス板には、位相差フィルム(位相差板)と偏向フィルム(偏光板)とが貼り付けられている。位相差フィルムや偏向フィルムなどのワークの表面には、接着剤層を介して、薄い保護フィルムが貼着されている。液晶ディスプレイの製造過程においては、位相差フィルムや偏向フィルムの表面から保護フィルムを剥ぎ取った後、位相差フィルムと偏向フィルムとを、接着剤層を介して、互いに重ね合わせ、この重ね合わされたフィルムを液晶ディスプレイ用のガラス板に貼り付けている。
位相差フィルムや偏向フィルムなどのワークの表面から保護フィルムを剥ぎ取る作業を手作業で行おうとすると、多大な手数と時間を要する。特許文献1および2には、保護フィルムをワークから剥ぎ取る作業を、人手を用いずに、自動的に行うための装置が開示されている。
特開2000−94527号公報
特開2005−305787号公報
フィルムを剥ぐための装置としては、コンパクトで構造が簡単なものが求められている。また、フィルムが貼り付けられている側が上側を向くようにワークを水平方向に横たわった状態で保持し、フィルム剥離手段により保護フィルムを剥がす場合、一旦除去したフィルムが自重によりワーク側に垂れ下がり、フィルムとワークとの間に再干渉が起こる可能性がある。このような干渉を抑止するためには、フィルム剥離手段を上方に退避させながらフィルムを剥がす必要があるため、フィルム剥離手段の移動距離が長くなり易い。フィルム剥離手段の移動距離が長いほど、装置が大型化したり、構造が複雑化し易い。
本発明の一態様は、ワークに貼り付けられたフィルムの少なくとも一部を、ワークから剥ぐための装置である。この装置は、ワークのフィルムが貼り付けられた第1の面が立った状態になるようにワークを支持可能なワーク支持手段と、フィルムの一部を保持可能なヘッド(フィルム剥離手段)と、ワークとともに立った状態となっているフィルムの縁部の一部をヘッドにより保持するための状態から、ヘッドによりフィルムの縁部の一部が保持された状態で第1の面からフィルムを剥がす状態へ、ワーク支持手段および/またはヘッドを移動させる移動手段とを有している。
この装置によれば、ワークの第1の面を立った状態として、移動手段により、ワーク支持手段および/またはヘッドを移動させながら、ワークからフィルムを剥がす。ワーク(ワークピース、処理片)の典型的なものは、基板あるいはフィルムのような平板状または膜状の基材であり、第1の面と反対側を吸着支持するなどの方法によりワークを立った状態に保持できる。フィルムが付いた第1の面を立てることにより、剥がしたフィルムは自重により鉛直方向に垂れ下がり、鉛直方向に沿った状態のワークの第1の面とは自然に分離されやすい。このため、ワークと剥がされたフィルムとは再干渉し難い。したがって、ワーク支持手段および/またはヘッドの移動距離を短くすることが可能であり、結果として、フィルムを剥がすための装置の小型化、構造の簡易化が可能である。
ワークを横たえた状態で、ヘッド(フィルム剥離手段)により、保護フィルムを剥がす構成の装置の典型的なものは、門型クレーンのようにヘッドを支持するものである。すなわち、ワークが横たわった状態の場合、ヘッドをワークの上方、すなわち鉛直上方向から下方向に向かってアクセスさせなくてはならない。このため、ワークとヘッドが鉛直方向に重なった配置となる。一方、ヘッドをサポートする支持部材は、ワークおよびフィルムを通して立てることはできないため、結果として、ヘッドを支持するための部材はワークを跨ぐような配置あるいは門型の構造が必要になる。すなわち、ヘッドが保護フィルムの上方に位置するように、ヘッドを吊る水平方向に延びる支持部材が必要である。このため、装置が複雑であり、大型化し易い。
これに対し、この装置によれば、フィルムが貼り付けられた第1の面が立った状態になる。したがって、ヘッドは水平方向に動いてワークにアクセスできる。このため、ワークを支持する部材と、ヘッドを支える部材とが、鉛直方向に重ならない配置が可能となる。したがって、ヘッドを支持するためにワークを跨ぐような構成は不要であり、鉛直方向に延びる部材を主とした簡易な構成により、それぞれを支持できる。したがって、フィルムを剥がすための装置の簡易化が可能である。
この装置において、ワークは平板状または膜状である場合、ワーク支持手段は、ワークを立った状態に保持し、ヘッドは、フィルムのいずれかのコーナー部を保持するものであることが好ましい。ヘッドによりコーナー部を保持し、ヘッドがフィルムの対角方向に位置するように、ワーク支持手段および/またはヘッドを移動させる(ワーク支持手段とヘッドとの相対位置を変化させる)ことにより、ワークからフィルムをより良好に剥がすことができる。
また、この装置において、移動手段は、ヘッドを、第1の面に対して垂直な第1の方向を含めた方向に移動させる第1の移動装置を備えていることが好ましい。さらに好ましくは、移動手段は、ヘッドを、第1の面に対して垂直な第1の方向と、鉛直な第2の方向とを含む2次元方向に移動させる第1の移動装置と、ワーク支持手段を第1の方向および第2の方向の双方と直交する第3の方向に移動させる第2の移動装置を備えているとよい。このようにすることにより、ヘッドを3次元的に移動させる手段を用いることなく、ワーク支持手段とヘッドとの相対位置を3次元的に変化させることができる。したがって、ヘッドの移動距離を短くすることが可能であり、結果として、装置の小型化および簡易化が可能となる。
さらに、この装置において、ワーク支持手段は、ワークを第1の面が横たわった状態となる第1のポジションと、ワークを第1の面が立った状態となる第2のポジションとの間で、ワークを回動させるための手段を含むことが好ましい。このようにすることにより、第1のポジションにあるワークを、第2のポジションに移動させ、フィルムを剥がして、再び第1のポジションに移動させるといった一連の動作を自動で行うことができる。
この装置に設けられるヘッドの好適な一例としては、ワークとフィルムとの粘着力よりもフィルムとの粘着力の高い粘着剤が表面に塗布された、ロール状に巻かれてなる粘着テープを備えているものを挙げることができる。この場合、フィルムの縁の一部に粘着テープを貼り付けた状態で、ワーク支持手段とヘッドとの相対位置を3次元的に変化させながら、ヘッドによりワークからフィルムを剥がすようにするとよい。
また、ワークから剥がされ、ヘッドに保持された状態のフィルムを、ヘッドとフィルムとの保持力よりも強い力で保持可能な手段であって、ヘッドとの相対位置を変化させることにより、ヘッドからフィルムを引き剥がす手段をさらに有することが好ましい。このようにすることにより、ワークから除去され、ヘッドに保持しているフィルムを、このヘッドから自動的に引き剥がすことができ、フィルムを剥がして破棄するまでの工程を自動化できる。上述のようにヘッドが粘着テープを備えている場合、上記手段は、ヘッドとフィルムとの粘着力よりも強い力で保持可能な手段であれば良い。
本発明の他の態様は、ワークに貼り付けられたフィルムを剥がす方法であって、以下の工程を含む。
(a1)ワークのフィルムが貼り付けられた第1の面が横たわった状態となる第1のポジションから、第1の面が立った状態となる第2のポジションに、ワークを回動させる。
(a2)ワークに貼り付けられたフィルムの縁の一部を、フィルムの一部を保持可能なヘッドにより保持させる。
(a3)ワークとヘッドとの相対位置を3次元的に変化させながら、ヘッドによりワークからフィルムを剥がす。
(a1)ワークのフィルムが貼り付けられた第1の面が横たわった状態となる第1のポジションから、第1の面が立った状態となる第2のポジションに、ワークを回動させる。
(a2)ワークに貼り付けられたフィルムの縁の一部を、フィルムの一部を保持可能なヘッドにより保持させる。
(a3)ワークとヘッドとの相対位置を3次元的に変化させながら、ヘッドによりワークからフィルムを剥がす。
本発明のさらに他の態様は、フィルムが貼り付けられたワークを支持可能なワーク支持手段であって、ワークを倒伏位置と起立位置との間で回動させる手段を備えるワーク支持手段と、フィルムの一部を保持可能なヘッドと、ワーク支持手段および/またはヘッドを移動させ、ワーク支持手段とヘッドとの相対位置を3次元的に変化させる移動手段とを有する装置の制御方法であって、以下の工程を含む。
(b1)ワーク支持手段により、倒伏位置にあるワークを保持する。
(b2)ワーク支持手段により、ワークを倒伏位置から起立位置に移動させる。
(b3)ヘッドにより、ワークに貼り付けられたフィルムの縁部の一部を保持させる。
(b4)ワーク支持手段および/またはヘッドを移動させることにより、ワークとヘッドとの相対位置を3次元的に変化させながら、ヘッドによりワークからフィルムを剥がす。
(b5)ワーク支持手段により、ワークを起立位置から倒伏位置に移動させる。
(b6)ワーク支持手段によるワークの保持を解除する。
(b1)ワーク支持手段により、倒伏位置にあるワークを保持する。
(b2)ワーク支持手段により、ワークを倒伏位置から起立位置に移動させる。
(b3)ヘッドにより、ワークに貼り付けられたフィルムの縁部の一部を保持させる。
(b4)ワーク支持手段および/またはヘッドを移動させることにより、ワークとヘッドとの相対位置を3次元的に変化させながら、ヘッドによりワークからフィルムを剥がす。
(b5)ワーク支持手段により、ワークを起立位置から倒伏位置に移動させる。
(b6)ワーク支持手段によるワークの保持を解除する。
以下に、図面を参照して本発明の一実施形態について詳しく説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る装置の一例の概略構成を示している。図1では、手前側から紙面(図示の面)奥側に向かう方向をX方向(プラス方向)、紙面左側から右側に向かう方向をY方向(プラス方向)、紙面下側から上側に向かう方向をZ方向(プラス方向)として説明する。また、ここでは、外形矩形状の平板状または膜状のワークからフィルムを剥ぎ取るための装置(フィルム剥離装置)を例に説明する。
フィルム剥離装置1は、この装置1に搬入および/または搬出されるワークをストックするためのストッカー2と、保護フィルム91が貼り付けられたワーク(基板、基材)90を、ワーク90の姿勢を変えた状態で支持可能なワーク支持装置3と、保護フィルム91の一部を保持可能なヘッド4と、ワーク支持装置3およびヘッド4を移動させる移動装置5と、ヘッド4から保護フィルム91を引き剥がす引き剥がし機構6とを有している。
ストッカー2は、保護フィルム91が貼り付けられた第1の面90aがほぼ水平に横たわった状態となる第1のポジションでワーク90をストックするためのものである。ストッカー2は、上下方向に移動可能である。ワーク90は、初期状態においては、第1の面90aが下方を向くように、ストッカー2に搬入される。
ワーク支持装置3は、ストッカー2の上方に設けられている。ワーク支持装置3は、ワーク90の一方の面を吸着することによりワーク90を支持(保持)する。また、ワーク支持装置3は、ストッカー2に支持されたワーク90を受け取り、このワーク90を支持したまま、保護フィルム91が貼り付けられた第1の面90aがほぼ水平に横たわった状態となる第1のポジション(倒伏位置)と、保護フィルム91が貼り付けられた第1の面90aがほぼ鉛直となるように立った状態(第1の面90aが鉛直方向Zに沿った状態、すなわち、第1の面90aの法線が水平な方向に向く状態)となる第2のポジション(起立位置)との間で、ワーク90を回動させるための回動装置7を備えている。
ヘッド4は、図2を参照して以下にさらに詳しく示すように、ワーク90と保護フィルム91との粘着力よりも保護フィルム91との粘着力の高い粘着剤が表面に塗布された、ロール状に巻かれてなる粘着テープ102を備えており、矩形状の保護フィルム91の一部を粘着保持可能である。本例では、ヘッド4は、保護フィルム91の4つのコーナー部のうちの1つのコーナー部91aを保持するようになっている。
移動装置5は、ヘッド4を、第1の面90aに対して垂直な第1の方向(本例ではY方向)と、鉛直な第2の方向(本例ではZ方向)とを含む2次元方向に移動させる第1の移動装置51と、ワーク支持装置3を第1の方向および第2の方向の双方と直交する第3の方向(本例ではX方向)に移動させる第2の移動装置52を含む。具体的には、第1の移動装置(ヘッド移動装置)51は、Y軸方向に延びる第1の支持部材(Y軸サポート)51yと、Z軸方向に延びる第2の支持部材(Z軸サポート)51zとを有し、Y軸サポート51yは、Z軸サポート51zに支持され、全体として、方持ちあるいはT字形のZ軸サポート51zを主とした構成となっている。Y軸サポート51yは、Z軸サポート51zに対して上下方向に走行する移動機構51zmを介して支持されており、Z軸方向に動く。また、ヘッド4は、Y軸サポート51yに沿ってY方向に移動(走行)する移動機構51ymを介して支持されている。このため、ヘッド4は、Y軸サポート51yに沿ってY方向に移動可能であるとともに、Z軸サポート51zに沿ってZ方向に移動可能である。また、Z軸サポート51zの中間には、ヘッド4から保護フィルム91を引き剥がす引き剥がし機構6が配置されている。
第2の移動装置(ワーク移動装置)52は、X方向に延びる第3の支持部材(X軸サポート)52xと、X軸サポート52xに沿ってX方向に走行可能な移動機構52xmとを有している。この移動機構52xmから延びたアーム52bを介して、アーム52aを旋回するための回動装置7が支持されている(吊り下げられている)。ワーク支持装置3は、アーム52の先端に搭載されている。したがって、ワーク支持装置3は、ワーク90を保持した状態でX軸サポート52xに沿ってX方向に移動可能である。また、ワーク90をワーク支持装置3により保持した状態で、回動機構7により、ワーク90を第1のポジションから第2のポジションに、あるいはその逆方向に回動させることができる。
図2は、フィルム剥離装置1が備えるヘッド4の一例の概略構成を示している。ヘッド4は、粘着テープ102と、第1のテープ支持手段105と、フリクション手段107と、押さえローラ101と、第2のテープ支持手段109と、テープ回転手段111と、第1および第2のガイドローラ108および112と、余裕形成手段113と、第1および第2のテンション付与手段117および118と、クランプ手段103とを有している。
粘着テープ102の外側となる一面(表面)には、ワーク90と保護フィルム91との粘着力よりも保護フィルム91との粘着力の高い粘着剤が塗布されている。第1のテープ支持手段105は、ロール状に巻かれた粘着テープ102を巻き戻し可能に支持する巻き戻し棒106を備えている。フリクション手段107は、巻き戻し棒106が、粘着テープ102とともに巻き戻し方向に回転しないように、巻き戻し棒106の回転にブレーキをかけるためのものである。押さえローラ101には、粘着テープ102が、粘着剤が塗布された側を外側に向けて、ほぼU字状に巻き掛けられている。第2のテープ支持手段109は、押さえローラ101の周囲から、第1のテープ支持手段105側とは反対側に延びる粘着テープ102の先端をロール状に巻き取る巻き取り棒110を備えている。テープ回転手段111は、巻き取り棒110を回転させて、巻き取り棒110に粘着テープ102の先端を巻き取るためのものである。
第1および第2のガイドローラ108および112は、粘着テープ102が押さえローラ101から外れるのを抑止するためのものである。余裕形成手段113は、押さえローラ101と第2の支持手段109との間の粘着テープ102をほぼくの字状(ほぼL字状)に曲げて、押さえローラ101と第2の支持手段109との間の粘着テープ部分102aに余裕を持たせるためのものである。
第1のテンション付与手段117は、上記粘着テープ部分102aに、粘着テープ102が保護フィルム91から剥がれない程度の弱いテンションを与えるためのものである。第2のテンション付与手段118は、上記粘着テープ部分102aに、粘着テープ102に粘着させた保護フィルム91をワーク90から剥がすことが出来る程度の強いテンションを与えるためのものである。第2のテンション付与手段118は、上記粘着テープ部分102aにテンションを与えて、粘着テープ102が粘着された保護フィルム91をワーク90から剥ぎ取って、押さえローラ101に巻き掛けた状態とするためのものである。クランプ手段103は、押さえローラ101の周囲に、粘着テープ102に巻き掛けた保護フィルム91を外側から押し当てて、上記粘着テープ部分102aおよび保護フィルム91の一部分(本例ではコーナ部分)を押さえ、ローラ101との間に挟みこむためのものである。その一方でクランプ手段103は、保護フィルム91を剥がし終わった段階などの適当なタイミングにおいては、クランプ手段103を逆方向に動かすことにより、保護フィルム91を粘着テープ102に粘着および/または挟みこみに保持する力を解放することができ、保護フィルム91をヘッド4から開放あるいは取り外すことを可能にするものである。
図3に、このヘッド4の動作を示してある。図2に一点鎖線で示すように、押さえローラ101を、粘着テープ102を介して、保護フィルム91の表面のコーナー部91a近傍に押し付け、粘着テープ102を保護フィルム91に粘着させる。そして、図3(a)に示すように、上記粘着テープ部分102aを余裕形成手段113のローラ114により押して、上記粘着テープ部分102aを、ほぼ「く」の字状(ほぼL字状)に曲げて上記粘着テープ部分102aに余裕を持たせる。その後、上記粘着テープ部分102aを、余裕形成手段113の力を弱めるなどして、粘着テープ102が保護フィルム91から剥がれない程度の弱いテンションを与える。
そして、図3(b)に示すように、押さえローラ101を、保護フィルム91の剥ぎ取り方向とは反対側に回転させながら、保護フィルム91上において、保護フィルム91のコーナー部91aまで移動させる。次いで、上記粘着テープ部分102aに、保護フィルム91をワーク90から剥ぎ取ることができる程度の大きなテンションを加える。これとともに、図3(c)に示すように、押さえローラ101を、粘着テープ102を介して、保護フィルム91の表面に押し付けた状態で、保護フィルム91上を、その剥ぎ取り方向にあたる保護フィルム91の内方に回転させながら移動させる。このようにすることにより、ヘッド4は、ワーク90から保護フィルム91のコーナー部91aを剥ぎ取り、保持できる。
剥離装置1は、さらに、剥離装置1の各部の動きを制御するためのコントローラ100を備えている。コントローラ100は、典型的には、ストッカー2と、ワーク支持装置3と、ワーク移動装置52と、回動機構7と、ヘッド4と、ヘッド移動装置51とを制御する。コントローラ100は、適当な制御機構、典型的には、CPUと、プログラムを格納したメモリとを備えたコンピュータを中心とするハードウェアを備えている。そして、所定のプログラムに従って、剥離装置1の動作を制御する。
図4ないし図15に、このフィルム剥離装置1を用いた保護フィルム91の剥離方法を示している。これらの動きは、具体的には、コントローラ100のプログラムにより制御される。なお、図4から図7は、ヘッド4に関連する部分は省いて示している。まず、図4に示すように、第1の面90aを下方に向けた状態で、ストッカー2にワーク90を載せる(搬入する)。次に、図5に示すように、ストッカー2を上方に移動させ、ワーク90をワーク支持装置3に支持させる。ワーク支持装置3は、ワーク90の背面(フィルム91が貼り付けられた第1の面90aとは反対側の面)の周囲(縁または縁に近い部分)を、連続的に、または断続的(選択的)に吸着することにより、膜状あるいは薄板状のワーク90を平らな、歪みが少ない状態で支持する。吸着力は典型的には、ワーク支持装置3のワーク90に接する部分に連続的な吸引スリット、あるいは断続的な吸引口を設け、吸引スリットあるいは吸引口を負圧により得ることができる。接着力、静電力などの他の方法により吸着力を得ることも可能である。このワーク90のポジションは、第1の面90aがほぼ水平となるように横たわった状態となる第1のポジション(倒伏位置)である。
その後、図6に示すように、ストッカー2を下方に移動(退避)させる。そして、図7に示すように、回動装置7により、ワーク支持装置3を回動(90度)させる。これにより、ワーク90は、上記第1のポジションから、第1の面90aがほぼ鉛直に立った状態となる第2のポジションに移動する。
次に、図8に示すように、ヘッド4により保護フィルム91のコーナー部91aを粘着保持する。そのため、ヘッド4の粘着テープ102をワーク90のコーナー部91a近傍に粘着させ、上述したように、ヘッド4をコーナー部91aで動かし、保護フィルム91のコーナー部91aを捲り、クランプ手段103によりその状態を保持する。
その後、移動装置5により、ワーク支持装置3とヘッド4との相対位置を3次元的に変化させながら、ヘッド4によりワーク90から保護フィルム91を剥がす。具体的には、図9に示すように、ワーク支持装置3をワーク移動機構52によりX方向プラス側に移動させるとともに、ヘッド4をヘッド移動機構51によりY方向プラス側およびZ方向マイナス側に2次元的に移動させる。これにより、ワーク90とヘッド4との相対位置が全体として3次元的に変化する。
図15に、フィルム91が剥がされる様子を示している。保護フィルム91は、Z軸上のある位置で、ヘッド4によりコーナー部91aを保持される。ヘッド4は、ZY面内を2次元方向に移動し、ワーク90は、ZX面内をX方向に移動する。このため、保護フィルム91は、コーナー部91aがヘッド4により保持された状態で、対角位置にあるコーナー部91bの方向に引き剥がされる。ヘッド4は、ZY面内を基本的には任意の方向に任意のスピードで移動できる。また、ワーク90はX方向に任意のスピードで移動できる。結果として、保護フィルム91をワーク90から引き剥がす方向および速度は任意に設定することが可能である。例えば、コントローラ100を制御するプログラムをワーク90および/またはフィルム91の形状、構成、性質などにより変えることにより、最適な方法でフィルム91を剥がすことができる。
図10に示すように、保護フィルム91は、ワーク90から引き剥がされると、ヘッド4から鉛直方向に垂れ下がった状態になり、ワーク90から自動的に分離される。ヘッド4をZ方向プラスあるいはマイナス側に移動させ、Z軸サポート51zの略中央部にある引き剥がし機構(クランプ機構)6により、保護フィルム91の一部をクランプさせる。クランプ機構6は、ヘッド4に保持されている保護フィルム91の一部をヘッド4と保護フィルム91との粘着力よりも強い力でクランプする。また、ヘッド4においては、クランプ手段103を動かしてフィルム91を開放させる。この状態で、ヘッド4をさらにZ方向および/またはY方向に移動させる。
図11に示すように、ヘッド4とクランプ機構6の相対位置が変化し、ヘッド4から保護フィルム91が引き剥がされる。そして、保護フィルム91は、ヘッド4からクランプ機構6に引き渡され、ヘッド4は、次のフィルムを保持する状態にリセットされる。
一方、保護フィルム91が剥離されたワーク90は、その後、図12に示すように、ワーク支持装置3により上記第2のポジションから、上記第1のポジションに回動させ、ワーク90は倒伏位置になる。これと同時または前後して、クランプ機構6のクランプを解除する。クランプ機構6に保持されたフィルム91は、クランプ機構6がフィルム91を開放すると、保護フィルム91は自重により落下し、下方の廃棄エリアに放棄される。
図13に示すように、ストッカー2が上昇されると、保護フィルム91が除去され、第2のポジションにあるワーク90はストッカー2の上に載せられる。この状態で、ワーク支持装置3の保持(吸着)を解除すると、ストッカー2にワーク90が移される。図14に示すように、ストッカー2を下降させ、ワーク90をストッカー2から取り除く。このような一連の動作により、ワーク90から保護フィルム91を剥ぎ取ることができる。
図16に、このフィルム剥離装置1の制御方法を説明するためのフローチャートを示してある。ステップ201において、ワーク支持装置3により、倒伏位置にあるワーク90を保持する。ステップ202において、ワーク支持装置3により、ワーク90を倒伏位置から起立位置に移動させる。ステップ203において、ヘッド4により、ワーク90に貼り付けられた保護フィルム91の縁部の一部(好ましくはコーナー部91a)を保持させる。ステップ204において、ワーク支持装置3およびヘッド4を移動させ、ワーク90とヘッド4との相対位置を3次元的に変化させながら、ヘッド4によりワーク90から保護フィルム91を剥がす。ステップ205において、ワーク支持装置3により、ワーク90を起立位置から倒伏位置に移動させる。ステップ206において、ワーク支持装置3によるワーク90の保持を解除する。このような制御により、このフィルム剥離装置1を用いて、ワーク90から保護フィルム91を剥ぎ取ることができる。
以上のように、このフィルム剥離装置1によれば、ワーク90をほぼ垂直に立った状態として、移動装置5により、ワーク支持装置3およびヘッド4を移動させながら、ワーク90から保護フィルム91を剥がす。このため、剥がした保護フィルム91が自重により垂れ下がっても、ワーク90に再干渉し難い。したがって、ワーク支持装置3およびヘッド4のトータルの移動距離を短くすることが可能であり、結果として、装置の小型化、構造の簡易化が可能である。
しかも、このフィルム剥離装置1によれば、ワーク支持装置3をX方向に動かし、ヘッド4をY方向およびZ方向に動かすことにより、ワーク支持装置3とヘッド4との相対位置を3次元的に変化させながら、ヘッド4によりワーク90から保護フィルム91を剥ぎ取る。したがって、種々の形状のワークから保護フィルムを剥がすための微調整をフレキシブルに変化させることができる。しかも、ヘッドを支持する機構(本例では、第1の移動装置51が兼ねている)を簡易にすることができる。さらに、ヘッド4の移動距離を短くすることが可能である。結果として、装置の小型化および簡易化が可能となる。
さらに、このフィルム剥離装置1、ワークに貼り付けられたフィルムを剥がす方法、および装置1の制御方法によれば、ワーク支持装置3は、ワーク90を第1の面90aがほぼ水平に横たわった状態となる第1のポジションと、ワーク90を第1の面90aがほぼ垂直に立った状態となる第2のポジションとの間で、ワーク90を回動させるための回動装置7を含んでいる。したがって、第1のポジションにあるワーク90を、第2のポジションに移動させ、保護フィルム91を剥がして、再び第1のポジションに移動させるといった一連の動作を自動で行うことができる。
また、このフィルム剥離装置1によれば、ワーク90から剥がされ、ヘッド4に粘着された状態の保護フィルム91を、ヘッド4と保護フィルム91との粘着力よりも強い力で保持可能な引き剥がし機構6を有している。この引き剥がし機構6は、ヘッド4との相対位置を変化させることにより、ヘッド4から保護フィルム91を引き剥がす。したがって、ワーク90から除去され、ヘッド4に粘着している保護フィルム91を、このヘッド4から容易に除去できる。
なお、この実施形態では、移動装置として、ワーク支持装置およびヘッドの双方を移動させるものを採用しているが、移動装置は、ワークまたはヘッドの一方のみを3次元的に移動させるものであってもよい。また、この実施形態では、ヘッドとして、粘着により保護フィルムを保持するものを採用しているが、ヘッドは、保護フィルムの一部を保持可能なものであれば、どのようなものであってもよい。例えば、ヘッドは、保護フィルムを吸着したり把持したりするようなものであってもよい。
1 フィルム剥離装置(フィルムを剥ぐための装置)
3 ワーク支持装置(ワーク支持手段)
4 ヘッド、 5 移動装置(移動手段)
6 引き剥がし機構(ヘッドからフィルムを引き剥がす手段)
7 回動装置(ワークを回動させるための手段)
51 第1の移動装置、 52 第2の移動装置
90 ワーク、 90a 第1の面
91 保護フィルム(フィルム)
3 ワーク支持装置(ワーク支持手段)
4 ヘッド、 5 移動装置(移動手段)
6 引き剥がし機構(ヘッドからフィルムを引き剥がす手段)
7 回動装置(ワークを回動させるための手段)
51 第1の移動装置、 52 第2の移動装置
90 ワーク、 90a 第1の面
91 保護フィルム(フィルム)
Claims (9)
- ワークに貼り付けられたフィルムを剥ぐための装置であって、
前記ワークの前記フィルムが貼り付けられた第1の面が立った状態になるように前記ワークを支持可能なワーク支持手段と、
前記フィルムの一部を保持可能なヘッドと、
前記ワークとともに立った状態となっている前記フィルムの縁部の一部を前記ヘッドにより保持するための状態から、前記ヘッドにより前記フィルムの縁部の一部が保持された状態で前記第1の面から前記フィルムを剥がす状態へ、前記ワーク支持手段および/または前記ヘッドを移動させる移動手段とを有する装置。 - 請求項1において、前記ワークは平板状または膜状であって、前記ワーク支持手段は、前記ワークを立った状態に保持し、前記ヘッドは、前記フィルムのいずれかのコーナー部を保持する、装置。
- 請求項1において、前記移動手段は、前記ヘッドを、前記第1の面に対して垂直な第1の方向を含めた方向に移動させる第1の移動装置を備える、装置。
- 請求項3において、前記第1の移動装置は、前記ヘッドを、前記第1の方向と、鉛直な第2の方向とを含む2次元方向に移動させ、
前記移動手段は、さらに、前記ワーク支持手段を前記第1の方向および前記第2の方向の双方と直交する第3の方向に移動させる第2の移動装置を備える、装置。 - 請求項1において、前記ワークを前記第1の面が横たわった状態となる第1のポジションと、前記ワークを前記第1の面が立った状態となる第2のポジションとの間で、前記ワークを回動させるための手段を、さらに有する装置。
- 請求項1において、前記ヘッドは、前記ワークと前記フィルムとの粘着力よりも前記フィルムとの粘着力の高い粘着剤が表面に塗布された、ロール状に巻かれてなる粘着テープを備えており、
前記フィルムの縁の一部に前記粘着テープを貼り付けた状態で、前記ワーク支持手段と前記ヘッドとの相対位置を3次元的に変化させながら、前記ヘッドにより前記ワークから前記フィルムを剥がす、装置。 - 請求項1において、前記ワークから剥がされ、前記ヘッドに保持された状態の前記フィルムを、前記ヘッドと前記フィルムとの保持力よりも強い力で保持可能な手段であって、前記ヘッドとの相対位置を変化させることにより、前記ヘッドから前記フィルムを引き剥がす手段をさらに有する、装置。
- ワークに貼り付けられたフィルムを剥がす方法であって、
前記ワークの前記フィルムが貼り付けられた第1の面が横たわった状態となる第1のポジションから、前記第1の面が立った状態となる第2のポジションに、前記ワークを回動させることと、
前記ワークに貼り付けられた前記フィルムの縁の一部を、前記フィルムの一部を保持可能なヘッドにより保持させることと、
前記ワークと前記ヘッドとの相対位置を3次元的に変化させながら、前記ヘッドにより前記ワークから前記フィルムを剥がすこととを含む、方法。 - フィルムが貼り付けられたワークを支持可能なワーク支持手段であって、前記ワークを倒伏位置と起立位置との間で回動させる手段を備えるワーク支持手段と、
前記フィルムの一部を保持可能なヘッドと、
前記ワーク支持手段および/または前記ヘッドを移動させ、前記ワーク支持手段と前記ヘッドとの相対位置を3次元的に変化させる移動手段とを有する装置の制御方法であって、
前記ワーク支持手段により、前記倒伏位置にある前記ワークを保持する第1の工程と、
前記ワーク支持手段により、前記ワークを前記倒伏位置から前記起立位置に移動させる第2の工程と、
前記ヘッドにより、前記ワークに貼り付けられた前記フィルムの縁部の一部を保持させる第3の工程と、
前記ワーク支持手段および/または前記ヘッドを移動させることにより、前記ワークと前記ヘッドとの相対位置を3次元的に変化させながら、前記ヘッドにより前記ワークから前記フィルムを剥がす第4の工程と、
前記ワーク支持手段により、前記ワークを前記起立位置から前記倒伏位置に移動させる第5の工程と、
前記ワーク支持手段による前記ワークの保持を解除する第6の工程とを含む、制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006205681A JP2008032964A (ja) | 2006-07-28 | 2006-07-28 | フィルムを剥ぐための装置およびフィルムを剥がす方法 |
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JP2006205681A JP2008032964A (ja) | 2006-07-28 | 2006-07-28 | フィルムを剥ぐための装置およびフィルムを剥がす方法 |
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JP2008032964A true JP2008032964A (ja) | 2008-02-14 |
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ID=39122465
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JP (1) | JP2008032964A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2010089998A1 (ja) | 2009-02-06 | 2010-08-12 | シャープ株式会社 | 表示装置 |
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2006
- 2006-07-28 JP JP2006205681A patent/JP2008032964A/ja active Pending
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