JP2008032506A - センサ装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】センサ装置1によれば、電子部品6および取付部10は、線膨張係数が外装7をなす第1の樹脂よりも端子3の素材に近い第2の樹脂で封止され、取付部10は、端子3の長手方向とは異なる方向に伸びる突起13を有している。これにより、突起13の周囲に第2の樹脂が回り込み、突起13は第2の樹脂により包囲されるので、突起13に作用する熱応力は部分的に打ち消しあって緩和される。このため、突起13と一体に設けられる取付部10に作用する熱応力も緩和される。この結果、第2の樹脂と端子3の素材との線膨張係数の差異に基づく熱応力の影響を緩和することができる。
【選択図】図1
Description
請求項1に記載のセンサ装置は、物理量を電気信号に変換するセンサに電気的に接続される複数の端子と、複数の端子に取り付けられる電子部品とを備え、第1の樹脂により外装が形成されるものである。また、このセンサ装置によれば、電子部品、および複数の端子の一部であって電子部品が取り付けられる取付部は、線膨張係数が第1の樹脂よりも複数の端子の素材に近い第2の樹脂で封止され、取付部は、端子の長手方向とは異なる方向に伸びる突起を有している。
これにより、突起の周囲に第2の樹脂が回り込み、突起は第2の樹脂により包囲されるので、突起に作用する熱応力は部分的に打ち消しあって緩和される。このため、突起と一体に設けられる取付部に作用する熱応力も緩和される。この結果、第2の樹脂(例えば、エポキシ樹脂等の封止用樹脂)と端子素材との線膨張係数の差異に基づく熱応力の影響を緩和することができる。
請求項2に記載のセンサ装置によれば、取付部は、穴を有している。
これにより、穴および穴を形成する取付部周辺に第2の樹脂が回り込み、穴周囲の取付部は第2の樹脂により包囲される。このため、請求項1の手段と同様の効果を得ることができる。
請求項3に記載のセンサ装置の製造方法によれば、取付部が空中に露出するように、第1の樹脂によりセンサおよび複数の端子を一体にモールド成形した後、取付部に電子部品を取り付け、第2の樹脂により電子部品および取付部を封止する。
これにより、第2の樹脂により封止する部分の型(つまり、熱硬化性樹脂用の型に相当するもの)を、センサおよび複数の端子を第1の樹脂により一体にモールド成形することで設けることができる。このため、高価な熱硬化性樹脂用の型を用いずにエポキシ樹脂等による封止部を形成することができる。
最良の形態2のセンサ装置によれば、取付部は、穴を有している。
実施例1のセンサ装置1の構成を、図1および図2を用いて説明する。
センサ装置1は、例えば、図1に示すように、物理量を検出して電気信号に変換するセンサ(図示せず)を内蔵する検出装置2と、センサに電気的に接続される3つの端子3と、端子3に取り付けられる電子部品6とを備え、第1の樹脂により外装7が形成されている。
実施例1のセンサ装置1の製造方法を、図3を用いて説明する。
まず、図3(a)に示すように、端子3をリード部8に接続して検出装置2と端子3とを一体化する。次に、図3(b)に示すように、取付部10が空中に露出するように、第1の樹脂により検出装置2および端子3の一体化物をモールド成形する。その後、図3(c)に示すように、取付部10に電子部品6を取り付け、第2の樹脂により電子部品6および取付部10を封止する。
実施例1のセンサ装置1によれば、電子部品6および取付部10は、線膨張係数が外装7をなす第1の樹脂よりも端子3の素材に近い第2の樹脂で封止され、取付部10は、端子3の長手方向とは異なる方向に伸びる突起13を有している。
これにより、突起13の周囲に第2の樹脂が回り込み、突起13は第2の樹脂により包囲されるので、突起13に作用する熱応力は部分的に打ち消しあって緩和される。このため、突起13と一体に設けられる取付部10に作用する熱応力も緩和される。この結果、第2の樹脂と端子3の素材との線膨張係数の差異に基づく熱応力の影響を緩和することができる。
これにより、第2の樹脂により封止する部分の型(つまり、熱硬化性樹脂用の型に相当するもの)を、検出装置2および端子3を第1の樹脂により一体にモールド成形することで設けることができる。このため、高価な熱硬化性樹脂用の型を用いずにエポキシ樹脂等の第2の樹脂による封止部11を形成することができる。
これにより、穴15および穴15を形成する取付部10の周辺に第2の樹脂が回り込み、穴15の周囲の取付部10は第2の樹脂により包囲される。このため、実施例1のセンサ装置1と同様の効果を得ることができる。
実施例1のセンサ装置1によれば、突起13は、長手方向に垂直に突出し、さらに長手方向に平行な2方向に分かれて伸びる鉤状をなしていたが、このような形態に限定されず、単に、長手方向に垂直かつ直線状に突出する棒状をなしていてもよく、さらに垂直でなくともよく、曲線状であってもよい。また、突起13の個数は1でもよく、3以上でもよい。
さらに、実施例1の突起13は、端子3が並ぶ方向に突出していたが、突出する方向は任意である。また、2以上の突起13が設けられる場合、突出する方向が互いに異なっていてもよい。
3 端子
6 電子部品
7 外装
10 取付部
13 突起
15 穴
Claims (3)
- 物理量を電気信号に変換するセンサに電気的に接続される複数の端子と、この複数の端子に取り付けられる電子部品とを備え、第1の樹脂により外装が形成されるセンサ装置において、
前記電子部品、および前記複数の端子の一部であって前記電子部品が取り付けられる取付部は、線膨張係数が前記第1の樹脂よりも前記複数の端子の素材に近い第2の樹脂で封止され、
前記取付部は、前記端子の長手方向とは異なる方向に伸びる突起を有していることを特徴とするセンサ装置。 - 物理量を電気信号に変換するセンサに電気的に接続される複数の端子と、この複数の端子に取り付けられる電子部品とを備え、第1の樹脂により外装が形成されるセンサ装置において、
前記電子部品、および前記複数の端子の一部であって前記電子部品が取り付けられる取付部は、線膨張係数が前記第1の樹脂よりも前記複数の端子の素材に近い第2の樹脂で封止され、
前記取付部は、穴を有していることを特徴とするセンサ装置。 - 請求項1または請求項2に記載のセンサ装置の製造方法であって、
前記取付部が空中に露出するように、前記第1の樹脂により前記センサおよび前記複数の端子を一体にモールド成形した後、
前記取付部に前記電子部品を取り付け、前記第2の樹脂により前記電子部品および前記取付部を封止することを特徴とするセンサ装置の製造方法。
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