JP2008030310A - 軸部材の形成方法およびその方法で形成した軸部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】信号線の全長の一部を覆って纏めるとともにヒンジ機構に用いられる樹脂製の軸芯部を金型内で射出成形により形成する際に、その信号線の、軸芯部を形成する部分を正確に特定するとともに、その信号線の、軸芯部を形成する部分を金型内に正確に配置し得るようにすることにある。
【解決手段】細線同軸ケーブル7の全長の一部にその部分を囲む樹脂製の軸芯部5bを金型内での射出成形により形成するに際し、二個のワッシャ5aを細線同軸ケーブル7の軸芯部を形成する部分の両側にそれぞれ設ける工程と、金型内で前記二個のワッシャ5aの間に前記樹脂の材料を射出して軸芯部5bを形成する工程と、を含むことを特徴とする、軸部材の形成方法である。
【選択図】図9

Description

この発明は、信号線の全長の一部にその部分を囲む樹脂製の軸芯部を金型内での射出成形により形成する軸部材の形成方法およびその方法で形成した軸部材に関するものである。
信号線および軸部材を用いる機器としては、例えば携帯電話機が知られており、従来の携帯電話機は、表示側筐体と文字入力側筐体とで構成され、それら表示側筐体と文字入力側筐体とが、ヒンジ機構により互いに開閉可能に連結され、それら表示側筐体と文字入力側筐体とに内包された電子部品同士が、信号線によって電気的に接続されている(例えば特許文献1参照)。
ここで、上記ヒンジ機構は、表示側筐体と文字入力側筐体とに嵌合する軸部材としての筒状部材を有し、上記信号線は、その筒状部材内に挿通されて表示側筐体と文字入力側筐体との間で延在している。
しかしながら上記信号線としては数十本の細線同軸ケーブルを用いる場合があり、かかる場合に、それらの細線同軸ケーブルを直接筒状部材内に挿通する構造では、筒状部材との摺接によって細線同軸ケーブルの被覆破れや断線が生じる可能性がある。
このため従来は、それら多数の細線同軸ケーブルからなる信号線をほぼ全長に亘りチューブ状の被覆やスパイラル状に巻き付けた保護テープで覆って保護することから、組立時に信号線を容易に通し得るようにするために筒状部材の内径を充分に大きくする必要があり、それゆえヒンジ機構を構成する表示側筐体および文字入力側筐体の軸受部の外径も大きくせざるを得なかった。
また、多数の細線同軸ケーブルからなる信号線をほぼ全長に亘りチューブ状の被覆やスパイラル状に巻き付けた保護テープで覆うことから、信号線の自由度が損なわれて信号線が硬くなり、組立時の表示側筐体および文字入力側筐体内の信号線の取り回しに不自由を来たしていた。
特開2005−282776号公報
そこで、上述した不都合の解消のため、例えば多数の細線同軸ケーブルからなる信号線を樹脂製の軸芯部で覆って纏め、その軸芯部をヒンジ機構の軸部材に用いることが考えられるが、このようにすると、その軸芯部を金型内で射出成形により形成する際に、信号線としての多数の細線同軸ケーブルのどの部分に軸芯部を形成するか正確に特定するのが困難であるという問題および、その軸芯部を形成する部分を金型内の所定位置に正確に配置するのが困難であるという問題がある。
この発明は、上記課題を有利に解決することを目的とするものであり、この発明の軸部材の形成方法は、信号線の全長の一部にその部分を囲む軸部材を形成するに際し、二個のワッシャを前記信号線の前記軸部材を形成する部分の両側にそれぞれ設ける工程と、金型内に前記信号線を配置し、前記二個のワッシャの間に樹脂材料を射出して前記軸部材を構成する軸芯部を形成する工程と、を含むことを特徴としている。
また、この発明の軸部材は、前記方法で形成したことを特徴としている。
かかるこの発明の軸部材の形成方法および、その方法で形成した軸部材によれば、例えば多数の細線同軸ケーブルからなる信号線の全長の一部を覆って纏めるとともにヒンジ機構に用いられる樹脂製の軸芯部を金型内で射出成形により形成する際に、信号線の、軸芯部を形成する部分を二個のワッシャにより正確に特定することができ、しかもそれら二個のワッシャを金型内の所定位置に配置することで、信号線のそれら二個のワッシャ間の、軸芯部を形成する部分を金型内に容易に正確に配置することができる。
以下、本発明の実施の形態を実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここに、図1は、この発明の軸部材の形成方法の一実施例により形成したこの発明の軸部材の一実施例を構成する軸芯部を備える折り畳み式携帯電話機のヒンジ機構を図2のA−A線に沿う断面で示す斜視図、図2は、その携帯電話機の外観を表示側筐体と文字入力側筐体とを相互に閉じた状態で示す斜視図であり、図中符号1は、その携帯電話機を示す。
この携帯電話機1は、図2に示すように、表示側筐体2と文字入力側筐体3とを備え、表示側筐体2はその長手方向一端部の幅方向両端部に軸受部2aを備え、その一方、文字入力側筐体3はその長手方向一端部の幅方向中央部に表示側筐体2の軸受部2aに対し嵌め合わされて幅方向に整列する軸受部3aを備えている。そして表示側筐体2と文字入力側筐体3とは、それら軸受部2a,3aと、それらの軸受部2a,3aの内部に配置されるヒンジユニット4および支持軸構体5とを備えるヒンジ機構6を介して相互に開閉自在とされている。
ここでヒンジユニット4は、通常の構成を有し、軸受部2a,3a内に嵌合して軸部材として機能するとともに、弾性部材により附勢されて互いに摺接するカムとカム従動子との作用により、表示側筐体2を閉状態では文字入力側筐体3にしっかりと押し付け、開状態では所定の開位置で係止するように機能する。また支持軸構体5は、軸受部2a,3a内に嵌合して軸として機能するとともに、後述の如く表示側筐体2と文字入力側筐体3との間に信号線を通すように機能する。
表示側筐体2は内部に図示しない第1回路基板を内蔵し、その第1回路基板の表面に設置された液晶表示ユニットが表示側筐体2から、図2に示す状態では文字入力側筐体3に向かって表出している。またその第1回路基板には、スピーカ等の各種電子部品が実装されて電気的に接続されている。
一方、文字入力側筐体3は内部に図示しない第2回路基板を内蔵するとともに、その第2回路基板の裏面(図2では上側の面)上に重ねて図示しない金属製のシールドケースを設置され、そのシールドケース上には、複数のキースイッチを搭載してキー基板を構成する図示しないキーフレキシブル基板(キーFPC)が支持され、そのキーFPC上に重ねて配置された図示しないキーシートの、上記キースイッチと対向する位置に配置された操作キーが文字入力側筐体3から、図2に示す状態では表示側筐体2に向かって表出している。またその第2回路基板には、マイク等の各種電子部品が実装されて電気的に接続されている。
そしてこの携帯電話機1では、表示側筐体2内の上記第1回路基板上の電子部品と文字入力側筐体3内の上記第2回路基板上の電子部品とが、ヒンジ機構6の支持軸構体5により表示側筐体2と文字入力側筐体3との間に通された信号線としての多数(例えば40〜60本)の細線同軸ケーブル7の束によって電気的に接続されており、具体的には、図3に示すようにそれらのケーブル7の両端部にそれぞれコネクタ8が設けられ、また、表示側筐体2内の第1回路基板の背面と文字入力側筐体3内の第2回路基板の背面とにそれぞれ図示しないコネクタが設けられ、それらケーブル7の両端部のコネクタ8と表示側筐体2および文字入力側筐体3内の上記各基板のコネクタとが嵌合接続されている。
ここで、支持軸構体5は、図3および図4(a),(b)に示すように、各々上記多数の細線同軸ケーブル7を挿通される中心穴を持ちそれらの細線同軸ケーブル7を束ねる、例えばゴム材料等の圧縮可能な材質の二個の球状ワッシャ5aと、それら多数の細線同軸ケーブル7の、二個の球状ワッシャ5a間に位置する部分を囲むように例えばポリアミド樹脂等の高流動性を持つ軟質合成樹脂により円柱状に形成される、上記実施例の軸部材を構成する軸芯部5bと、その軸芯部5bを囲んで補強するようにその軸芯部5bに密に嵌着されて軸芯部5bと同心に位置する、これも上記実施例の軸部材を構成する中空円筒状の外殻部5cとからなる。ここで、外殻部5cの材料は、例えば金属を用いることができるが、この発明における外殻部5cの材料としては金属に限定されるものでなく、その他の材料も用いることができる。なお、図4(a)は、支持軸構体5の、外殻部5cを除いた球状ワッシャ5aおよび軸芯部5bを上記多数の細線同軸ケーブル7および両端部のコネクタ8とともに示す斜視図であり、図4(b)は、図4(a)中のB−B線に沿う断面図である。
この支持軸構体5の軸芯部5bを形成するこの実施例の方法は、図5(a)の下部に示す如きボトム型9と図5(a)の上部に示す如きトップ型10とを備えてなる射出成形金型を以下の如く用いる。ここで、ボトム型9およびトップ型10にはそれぞれ、図5(a)中のC部を拡大した図5(b)にも示すように、各々上記多数の細線同軸ケーブル7を収容する溝部9a,10aと、その溝部9a,10aの途中に所定間隔を空けて形成された二箇所の球状ワッシャ5a用の凹部9b,10bと、それらの凹部9b,10bの間にそれらの凹部9b,10bよりも小径に形成された軸芯部5bの形成用のキャビティ9c,10cと、キャビティ9c,10c内に樹脂材料を供給するためのスプルーランナ9d,10dとが形成され、ボトム型9にはまた、キャビティ9cとスプルーランナ9dとを繋ぐ細い溝であるゲート9eが形成されている。
さらに、ボトム型9には、トップ型10との位置合わせ用の二個のピン穴9fが形成され、一方、トップ型10には、ボトム型9のそれらのピン穴9fに嵌まり合ってボトム型9とトップ型10とを位置合わせする二本の位置合わせピン10eが突設されている。
かかる射出成形金型のボトム型9とトップ型10とを図示しない射出成形機にセットして型開きするとともに、図6に示すように、一端部にコネクタ8を設ける前の上記多数の細線同軸ケーブル7の、軸芯部5bを形成する部分を間に挟む二カ所の所定部位に二個の球状ワッシャ5aを挿通配置してそれらの細線同軸ケーブル7を束ねて纏めてから、その多数の細線同軸ケーブル7の上記一端部にコネクタ8を設け、その束ねた細線同軸ケーブル7を、図7(a)およびその図7(a)中のD部を拡大した図7(b)に示すように、ボトム型9の溝部9a内に、二個の球状ワッシャ5aがボトム型9の二箇所の凹部9b内にそれぞれ嵌まり込むように配置し、さらにキャビティ9c,10c内から溝部9a内への樹脂材料の漏れ出し防止のために、それらの球状ワッシャ5aをボトム型9の凹部9b内に圧縮して押し込む。
次いで、図8に示すように、ボトム型9とトップ型10とを型閉じして、細線同軸ケーブル7をトップ型10の溝部10a内にも収めるとともに球状ワッシャ5aをトップ型10の凹部10b内にも圧縮して押し込んでから、上記射出成形機でスプルーランナ9d,10d内に、例えばポリアミド樹脂等の高流動性を持つ溶融した樹脂材料Mを注入して、その樹脂材料Mをゲート9eを介してキャビティ9c,10c内に低温低圧で射出し、冷却して硬化させることにより、図9(a)およびその図9(a)中のE部を拡大した図9(b)に示すように、上記多数の細線同軸ケーブル7を束ねた二個の球状ワッシャ5aの間に、それらの細線同軸ケーブル7を囲む円柱状の軸芯部5bが形成される。
次いで、上記のようにして軸芯部5bにより全長の一部を囲まれた上記多数の細線同軸ケーブル7のケーブルが露出した部分を、図10(a)に示すように、外殻部5cの周方向の一部に軸線方向に沿って形成した細いスリット5dに通して外殻部5c内に入れ、次いで図10(b)中に矢印で示すように、外殻部5cを細線同軸ケーブル7に沿って二個の球状ワッシャ5aの間に移動させて軸芯部5bに密に嵌着させ軸芯部5bを覆うようにすることで上記支持軸構体5が組み立てられる。ここで、外殻部5cは、表示側筐体2の軸受部2aまたは文字入力側筐体3の軸受部3aと回転可能に嵌まり合うように外表面を滑らかに形成されるとともに、軸芯部5bとも回転可能に嵌まり合うように内表面も滑らかに形成されている。また、外殻部5cは、二個の球状ワッシャ5aで挟まれることにより、細線同軸ケーブル7上での位置を規制される。なお、外殻部5cは、スリット5dのない円筒状のものでも良く、この場合には細線同軸ケーブル7への外殻部5cの組み付けは、細線同軸ケーブル7への球状ワッシャ5aの組み付けの際と同様、細線同軸ケーブル7の少なくとも一端部にコネクタ8を取り付ける前に細線同軸ケーブル7に外殻部5cを挿通すれば良い。
かかる携帯電話機1にあっては、表示側筐体2と文字入力側筐体3とを互いに開閉可能に連結するヒンジ機構6が軸部材として、それら表示側筐体2と文字入力側筐体3との内部の電子部品同士を電気的に接続する多数の細線同軸ケーブル7の全長の一部を囲む軸芯部5bと、その軸芯部5bを囲んで補強する中空の外殻部5cとを有する支持軸構体5を備えている。
そして上記軸芯部5bを形成するこの実施例の方法は、二個の球状ワッシャ5aを細線同軸ケーブル7の、軸芯部5bを形成する部分の両側にそれぞれ配置する工程と、上記射出成形金型内でそれら二個の球状ワッシャ5aの間に樹脂材料Mを射出して軸芯部5bを形成する工程とを含んでいる。
従ってこの実施例の軸芯部5bの形成方法およびその軸芯部5bによれば、その軸芯部5bを上記射出成形金型内で射出成形により形成する際に、細線同軸ケーブル7の、軸芯部5bを形成する部分を二個の球状ワッシャ5aにより正確に特定することができ、しかもそれら二個の球状ワッシャ5aを上記射出成形金型内の所定位置にある凹部9b,10b内に配置することで、細線同軸ケーブル7のそれら二個の球状ワッシャ5a間の、軸芯部5bを形成する部分を上記射出成形金型内に容易に正確に配置することができる。
しかもこの実施例の方法によれば、二個の球状ワッシャ5aは多数の細線同軸ケーブル7を囲んで纏める軸芯部5bよりも大径であることから、それらの球状ワッシャ5aが、図7(b)に示すように、多数の細線同軸ケーブル7を収容する溝部9a,10aとそれらの細線同軸ケーブル7との間に充分な隙間tを生じさせるので、上記射出成形金型を構成するボトム型9とトップ型10との型閉じの際にそれらの間に細線同軸ケーブル7が挟まれて断線したり、軸芯部5bの射出成形中やその前後にその射出成形金型の溝部9a,10aと細線同軸ケーブル7との摺接で細線同軸ケーブル7の被覆が剥がれたりするのを防止することができる。
さらにこの実施例の方法によれば、上記射出成形金型内の、各球状ワッシャ5aを収容する凹部9b,10bの内径は、多数の細線同軸ケーブル7に挿通したその球状ワッシャ5aの外径よりも小径であることから、型閉じしたその射出成形金型内で各球状ワッシャ5aは圧縮されるので、キャビティ9c,10c内に射出した樹脂材料Mの、溝部9a,10a内への漏れ出しを防止することができる。
以上、図示例に基づき説明したが、この発明は上述の例に限定されるものでなく、特許請求の範囲の記載範囲内で適宜変更し得るものであり、例えば軸芯部5bを形成する樹脂材料はポリアミド樹脂以外にも、エポキシ樹脂や、ポリウレタン樹脂等のウレタン系の他の樹脂材料でも良い。また軸芯部5bを形成する樹脂材料は、信号線の保護のために軟質のものであることが好ましいが、硬質のものであっても良い。また、球状ワッシャ5aを形成する材料は、合成ゴム等のゴム材料が主に使用されるが、ウレタン樹脂を使用することもできる。さらにワッシャは球状でなく、筒状やドーナツ状等の他の形状のものでも良く、信号線も細線同軸ケーブルでなくても良い。そしてこの発明の方法およびその方法で形成したこの発明の軸部材は、携帯電話機以外の、例えばラップトップコンピュータや電子手帳等の携帯情報端末その他の電子機器にも適用することができる。
かくしてこの発明の軸部材の形成方法および、その方法で形成した軸部材によれば、例えば多数の細線同軸ケーブルからなる信号線の全長の一部を覆って纏めるとともにヒンジ機構の軸部材を構成する樹脂製の軸芯部を金型内で射出成形により形成する際に、信号線の、軸芯部を形成する部分を二個のワッシャにより正確に特定することができ、しかもそれら二個のワッシャを金型内の所定位置に配置することで、信号線のそれら二個のワッシャ間の、軸芯部を形成する部分を金型内に容易に正確に配置することができる。
この発明の軸部材の形成方法の一実施例により形成したこの発明の軸部材の一実施例を構成する軸芯部を備える折り畳み式携帯電話機のヒンジ機構を図2のA−A線に沿う断面で示す斜視図である。 上記携帯電話機の外観を表示側筐体と文字入力側筐体とを相互に閉じた状態で示す斜視図である。 上記携帯電話機のヒンジ機構において多数の細線同軸ケーブルを通す支持軸構体を示す斜視図である。 (a)は、上記支持軸構体の外殻部を除いた球状ワッシャおよび上記実施例の軸芯部を上記多数の細線同軸ケーブルおよび両端部のコネクタとともに示す斜視図であり、(b)は、その(a)中のB−B線に沿う断面図である。 (a)は、上記実施例の方法で上記支持軸構体の軸芯部の形成に用いる射出成形用金型のボトム型およびトップ型を型開き状態で示す斜視図であり、(b)は、その(a)中のC部を拡大して示す斜視図である。 上記実施例の方法において多数の細線同軸ケーブルに二個の球状ワッシャを挿通する方法を示す説明図である。 (a)は、上記実施例の方法において上記射出成形用金型のボトム型に二個の球状ワッシャで纏めた上記多数の細線同軸ケーブルをセットする方法を示す斜視図、(b)は、その(a)中のD部を拡大して示す斜視図である。 上記射出成形用金型のボトム型とトップ型とを型閉じしてその金型内に細線同軸ケーブルを収容した状態を示す斜視図である。 (a)は、上記射出成形用金型を型開きしたボトム型を上記支持軸構体の軸芯部を成形した後の状態で示す斜視図であり、(b)は、その(a)中のE部を拡大して示す斜視図である。 (a),(b)は、上記支持軸構体の軸芯部に外殻部を装着する方法を示す説明図である。
符号の説明
1 携帯電話機
2 表示側筐体
2a,3a 軸受部
3 文字入力側筐体
4 ヒンジユニット
5 支持軸構体
5a 球状ワッシャ
5b 軸芯部
5c 外殻部
5d スリット
6 ヒンジ機構
7 細線同軸ケーブル
8 コネクタ
9 ボトム型
9a,10a 溝部
9b,10b 凹部
9c,10c キャビティ
9d,10d スプルーランナ
9e ゲート
9f ピン穴
10 トップ型
10e 位置あわせピン
M 樹脂材料

Claims (5)

  1. 信号線の全長の一部にその部分を囲む軸部材を形成するに際し、
    二個のワッシャを前記信号線の前記軸部材を形成する部分の両側にそれぞれ設ける工程と、
    金型内に前記信号線を配置し、前記二個のワッシャの間に樹脂材料を射出して前記軸部材を構成する軸芯部を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする、軸部材の形成方法。
  2. 前記軸芯部を形成した後、前記軸芯部を囲む外殻部を前記軸芯部に装着する工程を含むことを特徴とする、請求項1記載の軸部材の形成方法。
  3. 前記ワッシャは、前記軸芯部よりも大径であることを特徴とする、請求項1または2記載の軸部材の形成方法。
  4. 前記金型内の、前記ワッシャを収容する凹部の内径は、前記信号線に設けた前記ワッシャの外径よりも小径であることを特徴とする、請求項1から3までの何れか1項記載の軸部材の形成方法。
  5. 請求項1から4までの何れか1項記載の軸部材の形成方法により形成されたことを特徴とする軸部材。
JP2006206495A 2006-07-28 2006-07-28 軸部材の形成方法およびその方法で形成した軸部材 Withdrawn JP2008030310A (ja)

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