JP2008029867A - パチンコ機 - Google Patents

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Iwao Takeuchi
巌 武内
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Abstract

【課題】パチンコ球の落下速度を制御すること。
【解決手段】複数のローラ30のそれぞれは矢印B4方向へ回転操作されるものであり、複数のローラ31のそれぞれは矢印B5方向へ回転操作されるものであり、パチンコ球が複数のローラ30および複数のローラ31相互間の球通路32内に侵入したときにはローラ30のカラー30cおよびローラ31のカラー31cのそれぞれから付与される摩擦力でカラー30cおよびカラー31c相互間に停留し、球通路32に沿って下方へ搬送された後に球通路32から放出される。これら複数のローラ31のそれぞれはローラ30とは異なる回転速度で回転操作されるものであり、球通路32から放出されるパチンコ球には回転力が付与される。
【選択図】図7

Description

本発明は、パチンコ球の挙動に変化を与えるための構成を備えたパチンコ機に関する。
パチンコ機には、遊技盤内に打出されたパチンコ球を上方の風車に衝突させた後、下方の障害釘に衝突させる構成のものがある。この構成の場合、パチンコ球が風車に当ると、パチンコ球の落下方向および落下速度が変化するので、障害釘に対するパチンコ球の衝突方向および衝突速度にばらつきが生じ、パチンコ球の挙動に変化が与えられる。
特開平07−171244号公報 実願平02−004674号(実開平03−096883号)のマイクロフィルム
上記構成の場合、パチンコ球が風車に当る際の速度および角度が一定でなく、パチンコ球の跳ね方向および跳ね速度がランダムになるので、パチンコ球の挙動変化を任意に制御することができない。そこで、特開平6−154393号公報に記載されているように、パチンコ球を球通路内にストックした後、まとめて自由落下させることが考えられている。しかしながら、この構成の場合、パチンコ球の落下方向を任意に設定することはできるが、パチンコ球の落下速度を制御することはできない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、パチンコ球の落下速度を制御できるパチンコ機を提供することである。
請求項1記載のパチンコ機は、遊技盤に設けられた台板と、前記台板に設けられ遊技者から見て前後方向へ延びるシャフトを中心に回転可能なものであって硬質部材製の本体部および当該本体部を取囲む軟質部材製のカラーを有すると共に相互に一列に配列された複数の第1のローラと、前記台板に設けられ遊技者から見て前後方向へ延びるシャフトを中心に回転可能なものであって硬質部材製の本体部および当該本体部を取囲む軟質部材製のカラーを有すると共に前記複数の第1のローラの配列方向に対して並行する方向に相互に一列に配列された複数の第2のローラと、前記複数の第1のローラおよび前記複数の第2のローラ相互間に設けられ前記遊技盤内に打出されたパチンコ球が侵入可能なものであって当該パチンコ球が前記第1のローラのカラーおよび前記第2のローラのカラーのそれぞれから付与される摩擦力で前記第1のローラのカラーおよび前記第2のローラのカラー相互間に停留するように幅寸法がパチンコ球の直径寸法に比べて小さく設定され且つ長さ寸法が複数個のパチンコ球が同時に停留する長さに設定された球通路と、前記複数の第1のローラのそれぞれを相互に同一な方向へ回転操作する第1の落下モータおよび前記複数の第2のローラのそれぞれを前記第1のローラとは反対方向へ回転操作する第2の落下モータからなるものであって前記球通路内に停留するパチンコ球を前記球通路に沿って搬送した後に前記球通路から前記第1のローラおよび前記第2のローラのそれぞれの回転速度に応じた速度で放出する駆動源を備え、前記複数の第2のローラのそれぞれは前記球通路から放出されるパチンコ球に回転力が付与されるように前記第1のローラとは異なる回転速度で回転操作されるものであるところに特徴を有する。
遊技盤内に打出されたパチンコ球が球通路内に侵入すると、パチンコ球が球通路に沿って進んだ後、第1のローラおよび第2のローラのそれぞれの回転速度に応じた速度で球通路内から放出される。このため、パチンコ球の落下速度が制御される。しかも、球通路から放出されるパチンコ球に回転力が付与される。このため、障害釘,風車等に当るパチンコ球の跳ね方向に大きな変化が生じるので、パチンコ球の挙動に変化が与えられる。しかも、球通路内のパチンコ球にベルトから摩擦力を付与する場合とは異なり、ベルトの弛みを手直しする手間が不要になるので、メンテナンス性が向上する。しかも、球通路内に複数のパチンコ球が同時に侵入する上、各パチンコ球が踊るように転がりながら球通路から放出されるので、視覚的な効果が生じる。
以下、本発明の第1の実施形態を図1ないし図4に基づいて説明する。まず、図1において、外枠1は木材を矩形状に組合せてなるものであり、外枠1には、下部に位置して下皿2が取付けられ、下皿2の右側に位置して操作ハンドル3が装着されている。
外枠1には遊技盤4が取付けられており、遊技盤4の裏面にはメイン基板5(図4参照)が装着され、メイン基板5には、マイクロコンピュータを主体とする制御装置(図示せず)が実装されている。そして、操作ハンドル3の裏側には打球槌6および発射モータ6a(図4参照)が装着されており、制御装置は、操作ハンドル3が矢印A方向へ回動操作されたことを検出すると、モータ駆動回路6b(図4参照)を介して発射モータ6aを駆動し、打球槌6を繰返し回動させる。尚、符号6cは、打球槌6の回動軸を示している。
下皿2と遊技盤4との間には上皿7が装着されている。この上皿7内にはパチンコ球A(図2参照)が貯溜されており、打球槌6が回動すると、上皿7内のパチンコ球Aが打球槌6により上皿7内から打出される。そして、遊技盤4の左側部にはガイドレール4a,4aが装着されており、上皿7から打出されたパチンコ球Aは、両ガイドレール4aに沿って遊技盤4内の上部に弾き出される。
遊技盤4の略中央部には図柄表示装置8が装着され、図柄表示装置8の左右両側部には台板9がねじ止めされている。これら各台板9はプラスチックから形成されたものであり、図2に示すように、各台板9の下部には長尺なシャフト10,10が回転可能に装着され、上部には短尺なシャフト11,11が回転可能に装着されている。
各シャフト10,11の先端部にはプーリー10a,11aが固定されており、各プーリー10aおよび11aには、抵抗部材に相当するゴム製のベルト12が掛渡されている。そして、両ベルト12間には、上下方向へ延びる直状の球通路13が形成されており、各球通路13の幅寸法Wはパチンコ球Aの直径寸法より若干小さく設定され、各球通路13の長さ寸法Lはパチンコ球Aの直径寸法の3.5倍程度に設定されている。
各台板9の表面にはカバー14がねじ止めされている。これら各カバー14は、透明なプラスチックから形成されたものであり、上下端部が開口している。また、各台板9には、ベルト12,12に沿って突状のガイド15,15が固定されている。これら各ガイド15の先端部には傾斜部15aが形成されており、パチンコ球Aが各カバー14の上端開口部からカバー14内に侵入すると、傾斜部15aに沿って球通路13内に転がり落ち、両ベルト12間に摩擦力(=接触抵抗)で挟持される。
各台板9には、図3に示すように、遊技盤4の裏側からモータベース16が固定されている。これら各モータベース16には、駆動源に相当する落下モータ17が固定されており、各落下モータ17の回転軸17a(図2のb参照)にはモータギア18aが連結されている。そして、下方に位置する各シャフト10にはベルトギア18bが連結されており、モータギア18aには一方のベルトギア18bが噛合され、一方のベルトギア18bには他方のベルトギア18bが噛合されている。
従って、各落下モータ17が作動すると、落下モータ17の回転力がモータギア18aからベルトギア18b,18bを通してシャフト10,10に伝達され、ベルト12,12が図2の矢印B1,B2方向へ同速度で回転する。これにより、ベルト12,12間に保持されたパチンコ球Aが球通路13に沿って下降した後、ベルト12,12の回転速度に応じた速度でカバー14の下端開口部から放出される。
尚、図3の符号10b,11bは、シャフト10およびベルトギア18b,シャフト11およびベルトギア18bを抜止め状態に保持するEリングを示している。また、ベルトギア18b,18bの径寸法および歯数は同一に設定されている。
各落下モータ17は、図4に示すように、モータ駆動回路17bを介してメイン基板5に接続されており、制御装置は、内部ROMの制御プログラムに基づいてモータ駆動回路17bに制御信号を与え、落下モータ17の回転速度をランダムに調整する。これにより、ベルト12,12の回転速度を変化させ、球通路13から放出されるパチンコ球Aの落下速度を制御する。
遊技盤4には、図1に示すように、図柄表示装置8の下方に位置して電動チューリップ20が装着されている。また、遊技盤4には、各台板9の下方に位置して風車21,21が装着されており、球通路13から放出されたパチンコ球A,風車21に当ったパチンコ球A等が電動チューリップ20内に入賞すると、パチンコ球Aの入賞タイミングに応じた図柄が図柄表示装置8に表示される。
遊技盤4には、図柄表示装置8の下方に位置してアタッカー22が装着されており、図柄表示装置8に大当り図柄が表示されると、制御装置は、電磁ソレノイド22a(図4参照)を励磁させることに伴いアタッカー22を回動させ、アタッカー22により閉塞されていた大入賞口(図示せず)を開放する。すると、パチンコ球Aが大入賞口内に入賞し、入賞個数に応じたパチンコ球Aが上皿7内に払い出される。
上記実施形態によれば、制御装置は、電源が投入されると、各落下モータ17に電源を供給し、各落下モータ17を作動させる。これと共に、各落下モータ17の回転速度を変化させ、各ベルト12の駆動速度を調整する。この状態で操作ハンドル3の回動操作を検出すると、発射モータ6aを作動させ、打球槌6を回動させることに伴い、遊技盤4内にパチンコ球Aを打出す。このとき、各球通路13内にパチンコ球Aが侵入すると、パチンコ球Aが両ベルト12に保持されながら球通路13に沿って下降した後、両ベルト12の駆動速度に応じた速度で球通路13から放出される。このため、パチンコ球Aの落下方向が任意に設定される上、パチンコ球Aの落下速度も制御されるので、パチンコ球Aの挙動に変化が与えられ、その結果、ゲーム性が高まる。
また、各抵抗部材をベルト12により構成したので、パチンコ球Aのベルト12に対する追従性が向上する。このため、パチンコ球Aがベルト12の回動速度に応じた速度で確実に球通路13から放出されるので、パチンコ球Aの落下速度を制御し易くなる。しかも、ベルト12の長さ寸法Lを変えるだけで、球通路13内のパチンコ球Aの停留個数を簡単に調節できる上、ベルト12の張設方向を変えるだけで、球通路13からのパチンコ球Aの放出方向を簡単に調節できるので、設計の自由度が向上する。また、ベルト12の長さ寸法Lをパチンコ球Aの直径寸法の3.5倍程度に設定したので、球通路13内に複数のパチンコ球Aが同時に停留されるようになる。このため、視覚的な効果が生じるので、ゲーム性が一層高まる。また、各ベルト12に沿ってガイド15を設けたので、ベルト12がガイド15に沿って円滑に回転するようになる。
尚、上記第1の実施形態においては、ベルトギア18b,18bの径寸法および歯数を同一に設定することに伴い、両側のベルト12を同速度で回転させたが、これに限定されるものではなく、例えば、ベルトギア18b,18bの径寸法および歯数を相違させることに伴い、両側のベルト12を異なる速度で回転させても良い。この構成の場合、球通路13から放出されるパチンコ球Aに回転力が付与され、障害釘に当るパチンコ球Aの跳ね方向に大きな変化が生じるので、パチンコ球Aの挙動に一層の変化が与えられる。また、上記第1の実施形態においては、球通路13の両側に沿って1本のベルト12を装着する構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば球通路13の両側に沿って複数本のベルト12を並べる構成としても良い。
次に本発明の第2の実施形態を図5および図6に基づいて説明する。尚、上記第1の実施形態と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。まず、図5において、遊技盤4には、図柄表示装置8の左右両側に位置してプラスチック製の台板23がねじ止めされている。
各台板23には、図6に示すように、シャフト24〜26が回転可能に装着されている。これら各シャフト24〜26の先端部にはプーリー24a〜26aが固定されており、各プーリー24a〜26a間にはベルト12が掛渡されている。そして、各台板23には傾斜状の壁部23aが一体形成されており、各壁部23aとベルト12との間には傾斜状の球通路27が形成されている。
尚、各球通路27の幅寸法は、パチンコ球Aの直径寸法より若干小さく設定され、各球通路27の長さ寸法は、パチンコ球Aの直径寸法の3.5倍程度に設定されている。
各台板23には、透明なプラスチック製のカバー28がねじ止めされている。これら各カバー28は上端部および下端部が開口するものであり、パチンコ球Aが各カバー28の上端開口部から球通路27内に侵入すると、壁部23aおよびベルト12間に摩擦力で挟持され、球通路27内に停留される。
各台板23には、遊技盤4の裏側から落下モータ(図示せず)が固定されており、この落下モータの回転軸にはモータギア(図示せず)が連結されている。そして、下方に位置する各シャフト24にはベルトギア(図示ぜず)が連結されており、各モータギアはベルトギアに噛合されている。従って、各落下モータが作動すると、落下モータの回転力がシャフト24に伝達され、各ベルト12が図6の矢印B3方向へ回転する。
上記実施形態によれば、制御装置は、電源が投入されると、各落下モータに電源を供給し、各落下モータを駆動する。これと共に、各落下モータの回転速度をランダムに変化させ、各ベルト12の回転速度を制御する。この状態で遊技盤4内にパチンコ球Aが打出され、各球通路27内に侵入すると、パチンコ球Aが壁部23aおよびベルト12により保持されながら球通路27に沿って進んだ後、各ベルト12の回転速度に応じた速度で球通路27から放出される。このため、パチンコ球Aの落下方向が任意に設定される上、パチンコ球Aの落下速度も制御されるので、その結果、パチンコ球Aの挙動に変化が与えられ、ゲーム性が高まる。また、ベルト12と台板23の壁部23aとから球通路27を形成したので、2本のベルト12により球通路13を形成する第1の実施形態に比べ、経時変化に伴うベルト12の弛み量が低減される。このため、ベルト12を張設し直す手間が少なくなるので、メンテナンスの点で有利になる。
尚、上記第2の実施形態においては、球通路27の一方側に沿って1本のベルト12を装着する構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば球通路27の一方側に沿って複数本のベルト12を並べる構成としても良い。また、上記第1および第2の実施形態においては、ベルト12の長さ寸法をパチンコ球Aの直径寸法の3.5倍程度に設定したが、これに限定されるものではなく、例えば、パチンコ球Aの直径寸法に略等しく設定したり、パチンコ球Aの直径寸法の整数倍に設定しても良い。
次に本発明の第3の実施形態を図7および図8に基づいて説明する。尚、上記第1の実施形態と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。まず、図7において、台板29は、図柄表示装置8の左右両側にねじ止めされたものであり、各台板29には、抵抗部材に相当する3つのローラ30のシャフト30a,3つのローラ31のシャフト31a(図8参照)が等ピッチで回転可能に装着されている。
各ローラ30,31は、硬質部材(プラスチック等)製の本体部30b,31bと、軟質部材(ゴム,スポンジ等)製のカラー30c,31cとから構成されたものであり、3個のカラー30c,31c間には、上下方向へ延びる略直状の球通路32が形成されている。尚、各球通路32の幅寸法Wは、パチンコ球Aの直径寸法より若干小さく設定され、長さ寸法Lは、パチンコ球Aの直径寸法の3.5倍程度に設定されている。
各台板29には、3個のカラー30c,31cに沿って突状のガイド33,33が固定されており、これら各ガイド33の上端部,下端部には傾斜部33a,33bが形成されている。また、各台板29の外周部には壁部29aが一体形成されており、各壁部29aの上端部,下端部には開口部29b,29cが形成されている。そして、各ガイド33の傾斜部33a,33bは開口部29b,29c内に位置しており、パチンコ球Aは、二点鎖線で示すように、上方の各傾斜部33aに沿って球通路32内に転がり落ち、カラー30c,31cに摩擦力で挟持される。
各ローラ30のシャフト30a,各ローラ31のシャフト31aには、図8に示すように、ベルトギア30d,31dが連結されている。また、各台板29には、上段のベルトギア30dと中段のベルトギア30dとの間に位置して中間ギア34のシャフト34aが回転可能に装着されており、中間ギア34は、上段のベルトギア30dと中段のベルトギア30dとに噛合されている。
また、各台板29には、下段のベルトギア31dと中段のベルトギア31dとの間に位置して中間ギア35のシャフト35aが回転可能に装着されており、中間ギア35は、下段のベルトギア31dと中段のベルトギア31dとに噛合されている。尚、符号30e,31e,34b,35bは、シャフト30aおよびベルトギア30d,シャフト31aおよびベルトギア31d,シャフト34aおよび中間ギア34,シャフト35aおよび中間ギア35を抜止めするEリングを示している。
各台板29には、遊技盤4の裏側からモータベース36が固定されている。これら各モータベース36には落下モータ17,17が固定されており、各落下モータ17の回転軸17aにはモータギア18aが連結されている。そして、下段のベルトギア30dと中段のベルトギア30dとの間,上段のベルトギア31dと中段のベルトギア31dとの間にはモータギア18a,18aが噛合されている。
従って、各落下モータ17が作動すると、一方の落下モータ17の回転力がモータギア18aから各ベルトギア30dを通してシャフト30aに伝達され、各ローラ30のカラー30cが本体部30bと一体的に図7の矢印B4方向へ回転する。これと共に、他方の落下モータ17の回転力がモータギア18aから各ベルトギア31dを通してシャフト31aに伝達され、各ローラ31のカラー31cが本体部31bと一体的に図7の矢印B5方向へ回転する。
上記実施形態によれば、制御装置は、電源が投入されると、各落下モータ17に電源を供給し、各落下モータ17を作動させる。これと共に、各落下モータ17の回転速度をランダムに変化させながら、各ローラ30,31を異なる速度で回転させる。この状態で、各球通路32内にパチンコ球Aが侵入すると、パチンコ球Aがローラ30,31に保持されながら球通路32に沿って踊るように下降した後、ローラ30,31の回転速度に応じた速度で球通路32から放出される。このため、パチンコ球Aの落下方向が任意に設定される上、パチンコ球Aの落下速度も制御されるので、パチンコ球Aの挙動に変化が与えられ、その結果、ゲーム性が高まる。
また、ローラ30,31を異なる速度で回転させたので、球通路32から放出されるパチンコ球Aに回転力が付与される。このため、障害釘に当るパチンコ球Aの跳ね方向に大きな変化が生じるので、パチンコ球Aの挙動に一層の変化が与えられる。また、抵抗部材をローラ30,31により構成した。このため、ベルト12の弛みを手直しする手間が不要になるので、メンテナンス性が向上する。しかも、ローラ30,31を球通路32の両側に沿って複数個並べたので、球通路32内に複数のパチンコ球Aが同時に停留される上、各パチンコ球Aが踊るように転がりながら球通路32から放出される。このため、視覚的な効果が生じるので、ゲーム性がより一層高まる。さらに、3つのローラ30,31に沿ってガイド33,33を設けたので、各ローラ30,31が円滑に回転するようになる。
尚、上記第3の実施形態においては、球通路32の両側にローラ30,31を装着したが、これに限定されるものではなく、例えば球通路32の一方側にローラ30(31)を装着しても良い。この構成の場合、球通路32の他方側は、上記第2の実施形態のように、台板29の壁部から構成すると良い。また、上記第3の実施形態においては、球通路32の両側に沿って複数のローラ30,31を並べたが、これに限定されるものではなく、例えば球通路32の両側に1個のローラ30,31を装着しても良い。
また、上記第1〜第3の実施形態においては、パチンコ球Aを球通路13,27,32に沿って下降させたが、これに限定されるものではなく、例えば、球通路13,27,32の下方に受皿を設け、この受皿によりパチンコ球Aを受けた後、球通路13,27,32に沿って上昇させ、球通路13,27,32の上端開口部から放出しても良い。また、上記第1〜第3の実施形態においては、パチンコ球Aを球通路13,27,32内に停留させる構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば、球通路13,27,32内を流通するパチンコ球Aに落下抵抗を付与する構成としても良い。この構成の場合でも、ベルト12,ローラ30および31の回転速度を調整することに伴い、パチンコ球Aの放出速度が調整される。
上記実施例は特許請求の範囲に記載された発明に加えて次の各発明を含んでいる。
1.遊技盤に設けられ遊技盤内に打出されたパチンコ球が侵入する球通路と、この球通路の少なくとも一方側に設けられ球通路内のパチンコ球に接触抵抗を付与する抵抗部材と、この抵抗部材を駆動することに伴い前記球通路から放出されるパチンコ球の放出速度を調整する駆動源とを備えたことを特徴とするパチンコ機。本発明によれば、遊技盤内に打出されたパチンコ球が球通路内に侵入すると、パチンコ球が抵抗部材に接触しながら球通路に沿って進んだ後、抵抗部材の駆動速度に応じた速度で球通路から放出される。このため、パチンコ球の落下方向が任意に設定される上、パチンコ球の落下速度も制御されるので、パチンコ球の挙動に変化が与えられる。
2.抵抗部材が球通路の両側に設けられ、両側の抵抗部材が異なる速度で駆動することを特徴とするパチンコ機。本発明によれば、球通路から放出されるパチンコ球に回転力が付与される。このため、障害釘,風車等に当るパチンコ球の跳ね方向に大きな変化が生じるので、パチンコ球の挙動に一層の変化が与えられる。
3.抵抗部材がベルトにより構成されていることを特徴とするパチンコ機。本発明によれば、パチンコ球のベルトに対する追従性が向上する。このため、パチンコ球がベルトの駆動速度に応じた速度で確実に球通路から放出されるので、パチンコ球の落下速度を制御し易くなる。しかも、ベルトの長さを変えるだけで、球通路内のパチンコ球の個数を簡単に調節できる上、ベルトの張設方向を変えるだけで、球通路からのパチンコ球の放出方向を簡単に調節できるので、設計の自由度が向上する。
4.抵抗部材がローラにより構成されていることを特徴とするパチンコ機。本発明によれば、抵抗部材をベルトから構成する場合とは異なり、ベルトの弛みを手直しする手間が不要になるので、メンテナンス性が向上する。
5.ローラからなる抵抗部材が球通路の両側に沿って複数個並べられていることを特徴とするパチンコ機。本発明によれば、球通路内に複数のパチンコ球が同時に侵入する上、各パチンコ球が踊るように転がりながら球通路から放出されるので、視覚的な効果が生じ、ゲーム性が一層高まる。
本発明の第1の実施形態を示す図(全体構成を示す正面図) (a)は要部を示す正面図、(b)は要部を示す縦断側面図 (a)は要部を示す裏面図、(b)は要部を落下モータの除去状態で示す裏面図 電気的構成を示すブロック図 本発明の第2の実施形態を示す図1相当図 図2の(a)相当図 本発明の第3の実施形態を示す図2相当図 図3相当図
符号の説明
Aはパチンコ球、4は遊技盤、12はベルト(抵抗部材)、13は球通路、17は落下モータ(駆動源)、27は球通路、30はローラ(抵抗部材)、31はローラ(抵抗部材)、32は球通路を示す。

Claims (1)

  1. 遊技盤に設けられた台板と、
    前記台板に設けられ、遊技者から見て前後方向へ延びるシャフトを中心に回転可能なものであって硬質部材製の本体部および当該本体部を取囲む軟質部材製のカラーを有すると共に相互に一列に配列された複数の第1のローラと、
    前記台板に設けられ、遊技者から見て前後方向へ延びるシャフトを中心に回転可能なものであって硬質部材製の本体部および当該本体部を取囲む軟質部材製のカラーを有すると共に前記複数の第1のローラの配列方向に対して並行する方向に相互に一列に配列された複数の第2のローラと、
    前記複数の第1のローラおよび前記複数の第2のローラ相互間に設けられ、前記遊技盤内に打出されたパチンコ球が侵入可能なものであって当該パチンコ球が前記第1のローラのカラーおよび前記第2のローラのカラーのそれぞれから付与される摩擦力で前記第1のローラのカラーおよび前記第2のローラのカラー相互間に停留するように幅寸法がパチンコ球の直径寸法に比べて小さく設定され且つ長さ寸法が複数個のパチンコ球が同時に停留する長さに設定された球通路と、
    前記複数の第1のローラのそれぞれを相互に同一な方向へ回転操作する第1の落下モータおよび前記複数の第2のローラのそれぞれを前記第1のローラとは反対方向へ回転操作する第2の落下モータからなるものであって、前記球通路内に停留するパチンコ球を前記球通路に沿って搬送した後に前記球通路から前記第1のローラおよび前記第2のローラのそれぞれの回転速度に応じた速度で放出する駆動源を備え、
    前記複数の第2のローラのそれぞれは、前記球通路から放出されるパチンコ球に回転力が付与されるように前記第1のローラとは異なる回転速度で回転操作されるものであることを特徴とするパチンコ機。
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JP2021065777A (ja) * 2021-02-04 2021-04-30 株式会社三洋物産 遊技機

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