JP2008028788A - 無線通信機器のコード登録システムおよび無線通信機器の製造方法 - Google Patents
無線通信機器のコード登録システムおよび無線通信機器の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008028788A JP2008028788A JP2006200213A JP2006200213A JP2008028788A JP 2008028788 A JP2008028788 A JP 2008028788A JP 2006200213 A JP2006200213 A JP 2006200213A JP 2006200213 A JP2006200213 A JP 2006200213A JP 2008028788 A JP2008028788 A JP 2008028788A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- code
- wireless communication
- communication setting
- communication device
- communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
【課題】 家電装置などに備わる無線通信機能に対して製品出荷前に通信設定コードを再設定の必要のない値で設定し、且つこれらのコードを製品出荷後も管理することの出来るシステム、並びに、購入後に再設定の必要のない無線通信機器の製造方法を提供する。
【解決手段】 無線通信機器に予め付されているシリアルコードを読み取るコード読取手段12と、通信設定コードを無線通信機器に書き込むコード書込手段13と、擬似乱数を用いて通信設定コードを生成するコード生成手段21Aと、シリアルコードと通信設定コードの管理を行うコード管理データベース24と、これらの動作制御を行う制御ソフトウェア11,21とを備え、制御ソフトウェア11,21は、新たなシリアルコードが読み取られた場合に新たな通信設定コードを生成してコード書込手段13により書き込み可能な状態に発行し、且つ、シリアルコードと通信設定コードとを対応づけてコード管理データベースに登録するように構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 無線通信機器に予め付されているシリアルコードを読み取るコード読取手段12と、通信設定コードを無線通信機器に書き込むコード書込手段13と、擬似乱数を用いて通信設定コードを生成するコード生成手段21Aと、シリアルコードと通信設定コードの管理を行うコード管理データベース24と、これらの動作制御を行う制御ソフトウェア11,21とを備え、制御ソフトウェア11,21は、新たなシリアルコードが読み取られた場合に新たな通信設定コードを生成してコード書込手段13により書き込み可能な状態に発行し、且つ、シリアルコードと通信設定コードとを対応づけてコード管理データベースに登録するように構成する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、製品出荷前の工程において製品となる複数の無線通信機器に通信設定コードをそれぞれ登録する無線通信機器のコード登録システム、並びに、無線通信機器の製造方法に関する。
近年、家電製品に、コンピュータの分野で利用されている無線通信機能を組み込むことで新たな機能を備えた家電製品の開発が行われている。例えば、映像音声のコンテンツデータを無線通信によりサーバ装置からテレビ受像機に接続されたクライアント装置へ伝送することで、再生機器と離れた箇所でコンテンツの視聴を可能とするAV(オーディオ・ビジュアル)伝送システムなどが開発されている。
規格化された無線通信機能を使用する場合、無線通信可能なグループを識別するSSID(Service Set 識別情報)や、通信の暗号化を行うWEP(Wired Equivalent Privacy)キーなど、各種のコードを無線通信機器に設定することで、他の機器との間で予期せぬ通信が勝手に行われないようにするのが通常である。
従来、コンピュータに接続して使用するような無線通信機器においては、工場出荷時に、SSIDやWEPキーなどは未設定、或いは、固定したコードや連番コードなどに設定しておき、購入後にユーザに変更させるのが一般的であった。
また、本願発明に関連する従来技術として、次のような技術の開示があった。例えば、特許文献1には、通信端末装置の組立完了後に操作パネルから通信端末にMAC(Media Access Controll)アドレスを登録する技術について開示されている。また、特許文献2には、バーコードリーダ等により無線機器の製造番号やMACアドレスなどを取得し、これらの情報から暗号キーを作成して無線機器に設定するシステムについて開示されている。また、特許文献3には、ネットワークプリンタにおいて初期の電源投入時にサーバからIPアドレスを取得して自動的に自機に設定を行う技術が開示されている。
特開平06−188886号公報
特開2003−110543号公報
特許第3622733号公報
家電装置に無線通信機能を組み込む場合、SSIDやWEPキーなどは工場出荷時に予め設定しておき、ユーザの再設定を必要としないようにすることが要求される。コンピュータ機器と異なり、家電では入力手段や出力手段が例えば数個の入力キーやセグメント表示器などに限られてしまうため、このようなコードをユーザに設定させるには、とても煩雑な処理になるからである。また、家電を扱うユーザにとって、このようなコードの設定は大変に分かり難くいものだからである。
また、ユーザに再設定されることを前提としない場合、予め設定するSSIDやWEPキーは、複数の機器間で重複することがなく、さらに、第三者により推測され難いコードにすることが要求される。
この発明の目的は、家電装置などに備わる無線通信機能に対して製品出荷前にSSIDやWEPキーなどを再設定の必要のない実使用に耐えうる値で設定し且つ管理することの出来るシステムを提供することにある。
また、購入後にSSIDやWEPキーなどの通信設定コードを再設定する必要のない無線通信機器の製造方法を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、製品出荷前の工程で製品となる複数の無線通信機器に対して通信に必要な通信設定コードをそれぞれ登録する無線通信機器のコード登録システムであって、前記複数の無線通信機器に予め付されている識別コードを読み取り可能なコード読取手段と、前記通信設定コードを前記無線通信機器の記憶手段に書き込み可能なコード書込手段と、一部或いは全部に擬似乱数を用いて値の重複しない複数の前記通信設定コードを生成可能なコード生成手段と、前記識別コードおよび前記通信設定コードの管理を行うコード管理データベースと、これらの動作制御を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、前記コード読取手段により新たな識別コードが読み取られた場合に、前記コード生成手段に新たな通信設定コードを生成させ、当該通信設定コードを前記コード書込手段により書き込み可能な状態に発行するとともに、当該識別コードと当該通信設定コードとを対応づけて前記コード管理データベースに登録することを特徴としたものである。
ここで、通信設定コードとしては、具体的には、無線通信可能な通信機器のグループを識別するためのグループコード(例えばSSID)、無線通信の暗号化を行う暗号キーコード(例えばWEPキー)、通信機器のインターフェースを一義的に表わすMACアドレスなどを適用できる。
このような手段によれば、識別コードごとに乱数により発生させた通信設定コードを出荷前の無線通信機器に対して登録していくことが出来る。それにより、ユーザが再設定することを必要としない実使用に耐えうる無線通信の設定が可能となる。さらに、その登録したコードをデータベースで管理することが出来る。
好ましくは、前記識別コードに対応させて前記無線通信機器の工程管理を行う工程管理データベースを備え、前記制御手段は、前記コード読取手段により識別コードが読み取られた際に、前記工程管理データベースを確認して、当該識別コードに対応した無線通信機器が通信設定コードの登録工程以前の工程を経てない場合、或いは、通信設定コードの登録工程を既に完了している場合に、何れの通信設定コードも前記コード書込手段により書き込み可能な状態に発行しないように構成すると良い。
このような手段によれば、誤って、2つの無線通信機器に同一の識別コードが付されていた場合でも、2つの無線通信機器に重複した通信設定コードが登録されてしまうのを回避することが出来る。
さらに好ましくは、前記制御手段は、前記コード読取手段により識別コードが読み取られた際に、当該識別コードが前記コード管理データベースに登録ずみの場合に、新たな通信設定コードの生成を行わないように構成すると良い。
また、前記制御手段は、前記コード読取手段により識別コードが読み取られた際、当該識別コードが前記コード管理データベースに登録ずみの場合に、当該識別コードに対応付けられて登録されている通信設定コードを、前記コード書込手段により書き込み可能な状態に発行するように構成すると良い。
このような手段により、1つの識別コードに対して1つの通信設定コードのみが対応づけられるので、通信設定コードの管理が容易になる。また、擬似乱数の繰り返し周期を考慮して重複コードが生じないようにコードの発行数を管理しているような場合でもその管理が容易になる。さらに、上記手段によれば、通信設定コードの登録が上手く行かずに、登録作業をやり直すときに柔軟に対応することが出来る。また、登録作業をやり直すときに新たな通信設定コードが発行されないので、通信設定コードの枯渇を防ぐことが出来る。
さらに好ましくは、前記コード管理データベースおよび前記コード生成手段を有する管理用の管理用コンピュータと、前記コード読取手段および前記コード書込手段を有する作業用の作業用コンピュータとを備え、前記管理用コンピュータと前記作業用コンピュータとをデータ通信可能に接続して前記通信設定コードの登録処理を行うように構成すると良い。
このように2つの情報処理装置に分散してそれぞれの処理を行わせることで、様々な処理の効率の向上が図れる。例えば、管理用コンピュータに製造工程の他の管理も統括的に行わせる場合に、作業用コンピュータに負荷を分担させることで通信設定コードの登録作業で管理用コンピュータの処理待ちといった事態の回避が図れる。また、通信設定コードの登録は製造ライン上で行われるため登録作業に必要な作業用コンピュータはその作業現場に設置する必要があるが、作業用コンピュータを管理用コンピュータと分離させているので、情報管理を行う管理用コンピュータは作業現場から離れた管理室等に設置することができ、管理情報の安全性を確保できる。また、通信設定コードの登録を複数の製造ラインで行う場合でも、作業用コンピュータを複数ライン分用意して、管理用コンピュータにこれら複数の製造ラインの通信設定コードの管理を一元的に行わせることで、複数ラインの登録処理にも柔軟に対応することが出来る。
また、本発明の無線通信機器の製造方法は、無線通信機器を組み立てる組立工程と、該組立工程の終了後或いは該工程の途中において上述したコード登録システムにより無線通信機器に前記通信設定コードを登録するコード登録工程とを有するものである。
このような製造方法により、製品出荷前の工程にて製品となる無線通信機器に重複がなく簡単に推定しにくい通信設定コードがそれぞれ登録され、ユーザによる通信設定コードの再設定の必要がない無線通信機器を効率的に製造することが出来る。また、出荷後にも各無線通信機器の通信設定コードを一元的に管理することが出来る。
本発明に従うと、製品出荷前の工程において、簡単に推定しにくく且つ重複のない通信設定コードを複数の無線通信機器に効率的に登録していくことが出来る。
それゆえ、無線通信機能を有する家電製品等において、購入後にユーザが再設定する必要がなく、すぐに無線通信機能を使用することの出来る製品を提供することが出来るという効果がある。
それゆえ、無線通信機能を有する家電製品等において、購入後にユーザが再設定する必要がなく、すぐに無線通信機能を使用することの出来る製品を提供することが出来るという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る無線通信機器のコード登録システムを示す全体構成図、図2は、このコード登録システムを適用した製造ラインの一部を示した説明図である。
この実施の形態のコード登録システム1は、例えばWLAN(ワイヤレスLAN)などの無線通信機能を有した家電製品の製造ラインにおいて、製品内の不揮発性メモリに無線通信機能に必要な通信設定コードを書き込むためのものである。
図1は、本発明に係る無線通信機器のコード登録システムを示す全体構成図、図2は、このコード登録システムを適用した製造ラインの一部を示した説明図である。
この実施の形態のコード登録システム1は、例えばWLAN(ワイヤレスLAN)などの無線通信機能を有した家電製品の製造ラインにおいて、製品内の不揮発性メモリに無線通信機能に必要な通信設定コードを書き込むためのものである。
ここでは、上記家電製品の製造ラインとして、家庭内で映像音声のコンテンツデータを無線伝送するAV伝送システムのサーバ装置S,S…およびクライアント装置C,C…の製造ラインを例示している(図2参照)。AV伝送システムは、例えばビデオ録画装置にクライアント装置Cを接続し、テレビ受像機にサーバ装置Sを接続して、クライアント装置Cからサーバ装置Sへ映像・音声のデータを伝送させることで、ビデオ録画装置で再生した映像・音声を離れた箇所に置かれたテレビ受像機で出力することを可能とするシステムである。
このようなAV伝送システムにおいては、クライアント装置Cとサーバ装置Sに、通信設定コードとして同一のSSIDとWEPキーとを設定して両装置間で無線通信を可能とする必要がある。また、他の無線通信機器との混線を無くしたり、外部からの不正アクセスを防止するために、これらSSIDやWEPキーは、各サーバ装置間で重複することなく、また、第三者から推測され難いものにする必要がある。さらに、このような通信機器では、各通信端末を一意的に特定するためのMACアドレスの設定も必要となる。
この実施の形態のコード登録システム1は、図2に示すように、上記のAV伝送システムのうち、各サーバ装置S,S…に重複せず第三者から推測され難いSSIDおよびWEPキーを登録するようになっている。また、各サーバ装置S,S…には一意のMACアドレスをそれぞれ設定するようになっている。
また、特に制限されるものではないが、クライアント装置C,C…に設定するSSIDやWEPキーについては、後の工程でサーバ装置Sとクライアント装置Cがペアリングされたときに、サーバ装置Sに備わっているペアリング機能によりサーバ装置Sが対象のクライアント装置Cに同一のSSIDとWEPキーを設定するようになっている。
また、本実施の形態のコード登録システム1の管理用コンピュータ20では、他のラインで設定処理が行われるクライアント装置C,C…のMACアドレスについても、統括的に管理されるようになっている。
これらサーバ装置S,S…やクライアント装置C,C…には、例えば基板上に一意のシリアルコード(識別コード)が記されたバーコード等が予め付加されており、このシリアルコードにより製造ライン上で各製品の識別がなされるようになっている。また、このシリアルコードは、サーバ装置S,S…であれば"S*****"、クライアント装置C,C…であれば"C*****"などと、先頭文字を異ならせることで、両者を区別可能なものにされている(図5,図6(b)参照)。
この実施の形態のコード登録システム1は、図1に示すように、実際の登録作業を行うための作業用コンピュータ10と、登録コードの発行やデータ管理を行う管理用コンピュータ20とを有し、これらをLAN等によりデータ通信可能に接続して構成されている。
作業用コンピュータ10には、実際に機器の通信設定コードを設定するためのコード登録ソフトウェア11が組み込まれ、このソフトウェアを実行するようになっている。また、製品の基板上にバーコードにより付された上記のシリアルコード(識別コード)を読み取るコード読取手段としてのバーコードリーダ12と、製品の基板上に搭載された不揮発性メモリに所定のコードを書き込むコード書込手段としてのROMライタ13とが接続されている。
管理用コンピュータ20には、通信設定コードの発行や管理を行う管理ソフトウェア21が組み込まれ、このソフトウェアを実行するようになっている。また、この管理ソフトウェア21には、通信設定コードを生成するコード生成モジュール21Aが備わっている。また、管理用コンピュータ20には、製造ラインのその他の工程での処理や管理を行うソフトウェアも組み込まれ、これら複数のソフトウェアを並列的に実行するようになっている。そして、このようなソフトウェア処理により、各製品の工程管理の情報が格納される工程管理データベース23と、各製品に登録する通信設定コードの管理情報が格納されるコード管理データベース24とが記憶装置内に構築されるようになっている。
これらの構成のうち、上記のコード登録ソフトウェア11と管理ソフトウェア21とが互いにデータ通信により協働することで、通信設定コードを登録するための制御手段として機能するようになっている。
図3には、上記のコード生成モジュール21Aにより生成される通信設定コードの一例を表わしたデータチャートを示す。
上記のコード生成モジュール21Aは、例えば、図3(a)〜(c)に示すような6バイトのMACアドレス、16バイトのSSID、および16バイトのWEPキーをそれぞれ生成するようになっている。このうち、MACアドレスは指定のメーカーコードと連番等からなるプロダクトコードを合わせて生成する。一方、SSIDとWEPキーには、その一部又は全部に擬似乱数を用いて生成する。擬似乱数は、各製品ごとに重複した値が割り振られないように繰り返し周期が長く、第三者の推測ができないように乱数性の高いものが使用される。また、擬似乱数のシードや乱数部分以外の固定値部分の値を適宜な周期で新たな値に更新していくことで、重複した値が生じないよう担保を図っている。
上記のコード生成モジュール21Aは、例えば、図3(a)〜(c)に示すような6バイトのMACアドレス、16バイトのSSID、および16バイトのWEPキーをそれぞれ生成するようになっている。このうち、MACアドレスは指定のメーカーコードと連番等からなるプロダクトコードを合わせて生成する。一方、SSIDとWEPキーには、その一部又は全部に擬似乱数を用いて生成する。擬似乱数は、各製品ごとに重複した値が割り振られないように繰り返し周期が長く、第三者の推測ができないように乱数性の高いものが使用される。また、擬似乱数のシードや乱数部分以外の固定値部分の値を適宜な周期で新たな値に更新していくことで、重複した値が生じないよう担保を図っている。
図2に示すように、本実施の形態のコード登録システム1は、製造ラインにおいて次のように設置される。すなわち、AV伝送システムの製造ラインが、順に組立工程、通信設定コードの登録工程、製造機器に対して所定の検査を行う検査工程、出荷用の製品シリアル番号を付加する製品シリアル付加工程とある場合に、この通信設定コードの登録工程の作業場所において、作業用コンピュータ10を設置して、バーコードリーダ12やROMライタ13を使用可能にする。さらに、検査工程や出荷前工程の各作業場所にも各々の工程処理を行う作業用コンピュータ80,82を設置する。一方、管理用コンピュータ20は管理室などに設置するとともに、上記各工程の作業用コンピュータ10,80,82と管理用コンピュータ20とをそれぞれLAN等で接続して、互いにデータ通信が可能なように設定する。
なお、上記の製品シリアル付加工程で付加する製品シリアル番号とは、出荷管理用のシリアル番号であり、通信設定コードの登録処理で使用する製品基板に付されたシリアルコードとは別の物である。
次に、上記のように適用されたコード登録システム1の動作説明を行う。
図4は、作業用コンピュータ10と管理用コンピュータ20との間でやり取りされるデータを時系列順に示した説明図、図5と図6は管理用コンピュータの記憶装置に構築される工程管理データベースとコード管理データベースの内容を表わした図である。
図4は、作業用コンピュータ10と管理用コンピュータ20との間でやり取りされるデータを時系列順に示した説明図、図5と図6は管理用コンピュータの記憶装置に構築される工程管理データベースとコード管理データベースの内容を表わした図である。
製造ラインのコード登録工程の作業場所に製品が流れてきたら、作業者は作業用コンピュータ10のバーコードリーダ12を用いて基板上に付された所定のバーコードからシリアルコードを読み込む。
シリアルコードが読み込まれると、作業用コンピュータ10(コード登録ソフトウェア11)は、管理用コンピュータ20に対して工程通過情報チェック要請をデータ送信により行う。この工程通過情報チェック要請の送信データには、該要請であることを示すコマンドコードと、コード登録工程を示す工程IDと、対象製品のシリアルコードとがそれぞれ含まれる。
管理用コンピュータ20(管理ソフトウェア21)は、この工程通過情報チェック要請を受けたら、その中に含まれるシリアルコードに基づき工程管理データベース23を検索する。工程管理データベース23は、図5に示すように、シリアルコードと最終通過した工程のIDとが対応づけられて登録されているものである。そして、この工程管理データべース23の検索により、対象製品が最後に通過した工程のIDを取得して、この工程IDからこの製品が通過した工程の情報を作成する。そして、工程通過情報チェック結果通知を作業用コンピュータ10に送信する。この工程通過情報チェック結果通知の送信データには、チェック結果通知であることを示すコードと、対象製品のシリアルコードと、通過工程の情報とがそれぞれ含まれる。
作業用コンピュータ10は、この工程通過情報チェック結果通知を受けたら、コード登録工程の作業を完了していないこと、並びに、その前の工程作業を完了していることを確認し、これらが確認できたら、次に、通信設定コードの発行の要請(固有情報発行要請)を管理用コンピュータ20に対して行う。この固有情報発行要請の送信データには、該発行要請を示すコマンドコードと、コード登録工程を示す工程IDと、対象製品のシリアルコードとがそれぞれ含まれる。
次に、管理用コンピュータ20は、この固有情報発行要請を受けたら、先ず、コード管理データベースを検索して該当のシリアルコードについて通信設定コードが既に登録済みか否かを確認する。そして、登録されていなければ、コード生成モジュール21Aにより新たにMACアドレス、SSID、WEPキーを作成し、これらをシリアルコードと対応づけてコード管理データベース24に登録する。また、既に登録済みであれば、コード管理データベース24から該当のシリアルコードに対応づけられた通信設定コードを読み出す。そして、これらに基づいて、作業用コンピュータ10に対して固有情報発行を行う。この固有情報発行の送信データには、固有情報発行であることを示すコードと、対象製品のシリアルコードと、上記の通信設定コードが含まれる。
次に、作業用コンピュータ10は、この固有情報発行を受け取ったら、該固有情報発行の送信データに含まれる通信設定コード(MACアドレス、SSID、WEPキー)をROMライタ13により書き込み可能な状態にして、それをディスプレー上に表示させたり報知音を出力するなどして作業者に通知する。作業者はこの通知により、ROMライタ13を製品に接続し、次いで、書込実行の指令を入力する。これにより作業用コンピュータ10は、基板上の不揮発性メモリに通信設定コードの書き込みを行う。そして、エラー無く書き込みが完了したらそれを作業者に通知する。作業者はこの通知によりROMライタ13を製品から取り外す。
なお、ROMライタ13の接続は予め初期段階で行っておいて、書き込みを実行するか否かの判断をソフト側で行うようにしても良い。
なお、ROMライタ13の接続は予め初期段階で行っておいて、書き込みを実行するか否かの判断をソフト側で行うようにしても良い。
さらに、作業用コンピュータ10は、エラー無く書き込みが完了したら、管理用コンピュータ20に対して工程作業終了通知を行う。この工程作業終了通知の送信データには、該通知であることを示すコードと、コード登録工程を示す工程IDと、対象製品のシリアルコードとが含まれる。
管理用コンピュータ20は、この工程作業終了通知を受け取ったら、工程管理データベース23を検索して該当シリアルコードの最終通過の工程IDを取得し、この工程IDの値をコード登録工程の値(例えば"015")に更新する。これにより、工程管理データベース23にこの製品がコード登録工程の処理まで完了したことが登録される。そして、この登録が済んだら作業用コンピュータ10に工程通過情報更新完了通知を行う。この工程通過情報更新完了通知の送信データには、この通知であることを示すコードと、製品のシリアルコードとが含まれる。
そして、作業用コンピュータ10は、この工程通過情報更新完了通知を受け取ったら1回のコード登録処理を終了する。そして、次の製品に対するコード登録処理の開始まで待機する。
次に、上記のコード登録処理の詳細を図7〜図9のフローチャートに基づいて説明する。
図7は、コード登録処理の作業用コンピュータ10での処理手順を示したフローチャートである。
作業用コンピュータ10のコード登録処理は、図7に示すように、先ず、バーコードリーダ12を使用したシリアルコードの読み込み処理(ステップS1)から開始される。シリアルコードを読み込んだら、順次、管理用コンピュータ20への工程通過情報チェック要請のデータ送信およびそのチェック結果通知の受信処理(ステップS2)、このチェック結果通知に基づいて直前の工程を通過済みであることとコード登録工程が未通過であることを確認する処理(ステップS3,S4)、管理用コンピュータ20への固有情報発行要請のデータ送信および固有情報発行の受信処理(ステップS5)、この固有情報発行のデータから通信設定コードが発行されたか確認する処理(ステップS6)を行う。
図7は、コード登録処理の作業用コンピュータ10での処理手順を示したフローチャートである。
作業用コンピュータ10のコード登録処理は、図7に示すように、先ず、バーコードリーダ12を使用したシリアルコードの読み込み処理(ステップS1)から開始される。シリアルコードを読み込んだら、順次、管理用コンピュータ20への工程通過情報チェック要請のデータ送信およびそのチェック結果通知の受信処理(ステップS2)、このチェック結果通知に基づいて直前の工程を通過済みであることとコード登録工程が未通過であることを確認する処理(ステップS3,S4)、管理用コンピュータ20への固有情報発行要請のデータ送信および固有情報発行の受信処理(ステップS5)、この固有情報発行のデータから通信設定コードが発行されたか確認する処理(ステップS6)を行う。
さらに続いて、上記固有情報発行の受信データに基づき製品に通信設定コードを登録する処理(ステップS7)、登録が正常に行われたか確認する処理(ステップS8)、管理用コンピュータ20への工程作業終了通知のデータ送信および工程通過情報更新完了通知の受信処理(ステップS9)とを行って、1回のコード登録処理を終了する。
また、上記のステップS3,S4,S6,S8の確認処理においては、エラーが確認された場合にはステップS10のエラー処理(ステップS10)に移行して適宜エラー処理を行って1回のコード登録処理を終了する。
図8と図9には、コード登録処理に係る管理用コンピュータ20での処理手順を表わしたフローチャートを示す。
管理用コンピュータ20でのコード登録処理に係る処理は、次の通りである。すなわち、図8に示すように、先ず、作業用コンピュータ10,80,82…からの接続を待機し(ステップS11)、接続があったら接続された作業用コンピュータ10,80,82からのデータを受信し(ステップS12)、受信されたデータに応じた振り分け処理(ステップS13)を行う。
管理用コンピュータ20でのコード登録処理に係る処理は、次の通りである。すなわち、図8に示すように、先ず、作業用コンピュータ10,80,82…からの接続を待機し(ステップS11)、接続があったら接続された作業用コンピュータ10,80,82からのデータを受信し(ステップS12)、受信されたデータに応じた振り分け処理(ステップS13)を行う。
すなわち、受信データがアプリケーション存在確認要請であればステップS14へ、通過情報チェック要請であればステップS15へ、固有情報発行要請であればステップS19へ、工程作業終了通知であればステップS20へ、それぞれステップの移行先を振り分ける。
そして、アプリケーション存在確認要請でステップS14に移行した場合は、アプリケーション存在通知データを作成し(ステップS14)、この通知データを接続された作業用コンピュータに送信して(ステップS25)、1回の処理を終了する。そして、再びステップS11の待機処理から開始する。
また、通過情報チェック要請を受けてステップS15に移行した場合には、順次、該ステップで工程管理データベース23の検索テーブルを参照して、受信したシリアルコードに対応する最終通過工程IDを取得する処理(ステップS15)、工程IDの順序等が示された定義ファイルを参照する処理(ステップS16)、これらから各工程IDを比較して通過した工程と未通過の工程とを算出する処理(ステップS17)、算出した通過工程の情報について送信データを作成する処理(ステップS18)を行う。
そして、ステップS18で作成した送信データを工程通過情報チェック結果通知として送信し(ステップS25)、再びステップS11の待機処理に戻る。
そして、ステップS18で作成した送信データを工程通過情報チェック結果通知として送信し(ステップS25)、再びステップS11の待機処理に戻る。
また、ステップS13で固有情報発行要請を受けてステップS19に移行した場合には、図9に示すように、先ず、工程管理データベース23により対象シリアルコードの通過工程を検索して(ステップS31)、直前の工程まで通過したことを確認する(ステップS32)。さらに、コード管理データベース24を検索して対象のシリアルコードに対して固有情報発行済みか否かを確認する(ステップS33,S34)。
そして、未発行であれば、最後に発行した通信設定コードを取得して(ステップS37)、次に発行すべきMACアドレスが発行範囲内か確認する(ステップS38)。さらに、ステップS37で取得した最終発行の通信設定コードの値を擬似乱数の生成式に代入して新たな擬似乱数を発生させ、それに基づき新たなSSIDとWEPキーとを生成する(ステップS39)。また、連番による新たなMACアドレスを生成する(ステップS40)。
一方、ステップS34の判別処理で発行済みとされた場合は、コード管理データベース24を検索して(ステップS35)、対象シリアルコードに対して発行済みの通信設定コードの値を取得する(ステップS36)。
そして、これら新規に作成した通信設定コード或いはコード管理データベース24から取得した通信設定コードを用いて固有情報発行の送信データを作成する(ステップS42)。そして、固有情報発行のデータ送信を行って(ステップS25)、再びステップS11の待機処理に戻る。
また、上記のステップS32とステップS38の確認処理で、異常が確認された場合には、ステップS41でエラー情報を作成し、これらを含めた送信データを作成して(ステップS42)、これらを送信する(ステップS25)。
また、ステップS13で工程作業終了通知を受けてステップS20に移行した場合には、先ず、工程管理データベース23により対象シリアルコードの通過工程を検索して(ステップS20)、直前の工程まで通過していることを確認し(ステップS21)、さらに工程管理データベース23の検索テーブルを参照して(ステップS22)、対象シリアルコードに対応付けられている最終通過工程IDをコード登録工程の工程ID"015"に更新する(ステップS23)。そして、工程通過情報更新完了通知のデータを作成して(ステップS24)、接続された作業用コンピュータ10にこのデータを送信する(ステップS25)。そして、再びステップS11の待機処理に戻る。
このような作業用コンピュータ10と管理用コンピュータ20の処理により、上述した通信設定コードの登録処理が実現される。
このような作業用コンピュータ10と管理用コンピュータ20の処理により、上述した通信設定コードの登録処理が実現される。
以上のように、この実施の形態のコード登録システム1やそれを利用したAV伝送システムの製造方法によれば、製品の製造工程において乱数により発生させたSSIDとWEPキーとを製品ごとに登録していくことが出来る。それにより、出荷時にユーザにより再設定の必要のない実使用に耐えうる無線通信の設定がなされた無線通信機器を提供することが出来る。さらに、その登録したコードがデータベースで管理されるので、出荷後の製品に対して通信設定コードのトレーサビリティも確保することが出来る。
また、SSIDやWEPキーは、製品の通過工程が適正な場合で、且つ、同一シリアルコードに対して1回のみの発行されるようになっているので、2つの製品に誤って同一のシリアルコードが付されていた場合でも、2つの製品に重複した通信設定コードが登録されてしまうのを回避することが出来る。また、1つのシリアルコードに対して1つの通信設定コードのみが対応づけられるので、通信設定コードの管理が容易になり、擬似乱数の繰り返し周期を考慮して重複コードが生じないようにコードの発行数を管理しているときなどにもその管理が容易になる。さらに、上記手段によれば、通信設定コードの登録が上手く行かずに、登録作業をやり直すときに柔軟に対応することが出来る。また、登録作業をやり直すときに新たな通信設定コードが発行されないので、通信設定コードの枯渇を防ぐことが出来る。
また、この実施の形態のコード登録システム1によれば、作業用コンピュータ10と管理用コンピュータ20とで処理を振り分けて通信設定コードの登録処理を行う構成なので、負荷を分散させて、コード登録作業で処理待ちの時間が生じるといった不都合を回避することが出来る。また、機密性を有する通信設定コードを製造ラインと離れた箇所に設置された管理用コンピュータ20で管理できるなど、安全性の確保も図れる。また、通信設定コードの登録を複数の製造ラインで行う場合でも、作業用コンピュータ10を増やすだけで、複数ラインの登録処理にも柔軟に対応することが出来るという効果が得られる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、擬似乱数を用いて生成する通信設定コードとしてSSIDやWEPキーを例示したが、これに限られず、例えば、MACアドレスをその一部に擬似乱数を用いて生成して他の通信設定コードと同様に扱っても良いし、或いは、別方式の無線通信を利用した機器であれば、その無線通信方式のグループコードや暗号キーを通信設定コードとして同様に生成することも出来る。
また、通信設定コードの設定対象となる装置も、AV伝送システムに限られず、無線通信を利用したAV機器やコードレス電話機など、種々の電気装置を対象とすることが出来る。
また、上記実施の形態のコード登録システム1は、サーバ装置にのみ通信設定コードを登録していたが、シリアルコードによりサーバ装置とクライアント装置とを識別することで、クライアント装置に対してはMACアドレスの登録を行うように構成することも出来る。また、予め、サーバ装置とクライアント装置とがペアリングされて工程を通過する製造ラインの場合には、これら1組のサーバ装置およびクライアント装置に同一のSSIDやWEPキーを登録させるようにしても良い。
その他、コード読取手段として例示したバーコードリーダや、コード書込手段として例示したROMライタ、フローチャートに示したコード登録処理の処理手順など、実施の形態で具体的に示した細部等は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 コード登録システム
10 作業用コンピュータ
11 コード登録ソフトウェア
12 バーコードリーダ
13 ROMライタ
20 管理用コンピュータ
21 管理ソフトウェア
21A コード生成モジュール
23 工程管理データベース
24 コード管理データベース
S サーバ装置(無線通信機器)
C クライアント装置(無線通信機器)
10 作業用コンピュータ
11 コード登録ソフトウェア
12 バーコードリーダ
13 ROMライタ
20 管理用コンピュータ
21 管理ソフトウェア
21A コード生成モジュール
23 工程管理データベース
24 コード管理データベース
S サーバ装置(無線通信機器)
C クライアント装置(無線通信機器)
Claims (8)
- 作業用コンピュータと管理用コンピュータとをデータ通信可能に接続してなり、製品出荷前の工程で製品となる複数の無線通信機器に対して通信に必要な通信設定コードの登録処理を行う無線通信機器のコード登録システムであって、
前記作業用コンピュータには、
前記複数の無線通信機器に予め付されている識別コードを読み取り可能なコード読取手段と、
前記通信設定コードを前記無線通信機器の記憶手段に書き込み可能なコード書込手段と、
が設けられ、
前記管理用コンピュータには、
一部或いは全部に擬似乱数を用いて値の重複しない複数の前記通信設定コードを生成可能なコード生成手段と、
前記識別コードおよび前記通信設定コードの管理を行うコード管理データベースと、
が設けられ、
前記コード読取手段により識別コードが読み取られた場合に、この識別コードが管理用コンピュータに送信され、その後、前記コード生成手段により新たな通信設定コードが生成されて、該通信設定コードが作業用コンピュータに送られ前記コード書込手段により書き込み可能な状態にされるとともに、前記コード管理データベースに当該識別コードと当該通信設定コードとが対応づけられて記録される、
ことを特徴とする無線通信機器のコード登録システム。 - 製品出荷前の工程で製品となる複数の無線通信機器に対して通信に必要な通信設定コードをそれぞれ登録する無線通信機器のコード登録システムであって、
前記複数の無線通信機器に予め付されている識別コードを読み取り可能なコード読取手段と、
前記通信設定コードを前記無線通信機器の記憶手段に書き込み可能なコード書込手段と、
一部或いは全部に擬似乱数を用いて値の重複しない複数の前記通信設定コードを生成可能なコード生成手段と、
前記識別コードおよび前記通信設定コードの管理を行うコード管理データベースと、
これらの動作制御を行う制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記コード読取手段により新たな識別コードが読み取られた場合に、前記コード生成手段に新たな通信設定コードを生成させ、当該通信設定コードを前記コード書込手段により書き込み可能な状態に発行するとともに、当該識別コードと当該通信設定コードとを対応づけて前記コード管理データベースに登録する、
ことを特徴とする無線通信機器のコード登録システム。 - 前記識別コードに対応させて前記無線通信機器の工程管理を行う工程管理データベースを備え、
前記制御手段は、
前記コード読取手段により識別コードが読み取られた際に、前記工程管理データベースを確認して、当該識別コードに対応した無線通信機器が通信設定コードの登録工程以前の工程を経てない場合、或いは、通信設定コードの登録工程を既に完了している場合に、何れの通信設定コードも前記コード書込手段により書き込み可能な状態に発行しない、
ことを特徴とする請求項2記載の無線通信機器のコード登録システム。 - 前記制御手段は、
前記コード読取手段により識別コードが読み取られた際に、当該識別コードが前記コード管理データベースに登録ずみの場合に、新たな通信設定コードの生成を行わない、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の無線通信機器のコード登録システム。 - 前記制御手段は、
前記コード読取手段により識別コードが読み取られた際、当該識別コードが前記コード管理データベースに登録ずみの場合に、当該識別コードに対応付けられて登録されている通信設定コードを、前記コード書込手段により書き込み可能な状態に発行する、
ことを特徴とする請求項4記載の無線通信機器のコード登録システム。 - 前記コード管理データベースおよび前記コード生成手段を有する管理用コンピュータと、
前記コード読取手段および前記コード書込手段を有する作業用コンピュータとを備え、
前記管理用コンピュータと前記作業用コンピュータとをデータ通信可能に接続して前記通信設定コードの登録処理を行うように構成されていることを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の無線通信機器のコード登録システム。 - 前記通信設定コードには、無線通信可能なグループを識別するためのグループコードと、通信の暗号化を行う暗号キーコードとが含まれることを特徴とする請求項2〜6の何れかに記載の無線通信機器のコード登録システム。
- 無線通信機器を組み立てる組立工程と、
該組立工程の終了後或いは該工程の途中において、請求項1〜7の何れかに記載の無線通信機器のコード登録システムにより前記無線通信機器に前記通信設定コードの登録を行うコード登録工程と、
を有する無線通信機器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006200213A JP2008028788A (ja) | 2006-07-24 | 2006-07-24 | 無線通信機器のコード登録システムおよび無線通信機器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006200213A JP2008028788A (ja) | 2006-07-24 | 2006-07-24 | 無線通信機器のコード登録システムおよび無線通信機器の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008028788A true JP2008028788A (ja) | 2008-02-07 |
Family
ID=39118971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006200213A Pending JP2008028788A (ja) | 2006-07-24 | 2006-07-24 | 無線通信機器のコード登録システムおよび無線通信機器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008028788A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012080372A (ja) * | 2010-10-01 | 2012-04-19 | Mitsumi Electric Co Ltd | 通信機器設定装置、通信機器設定方法、及び通信機器設定プログラム |
JP2015520980A (ja) * | 2012-05-02 | 2015-07-23 | アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited | 近距離情報伝送 |
CN108124176A (zh) * | 2016-11-28 | 2018-06-05 | 住友电气工业株式会社 | 配对方法、通信装置、配对装置、子设备包及制造方法 |
-
2006
- 2006-07-24 JP JP2006200213A patent/JP2008028788A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012080372A (ja) * | 2010-10-01 | 2012-04-19 | Mitsumi Electric Co Ltd | 通信機器設定装置、通信機器設定方法、及び通信機器設定プログラム |
US8775582B2 (en) | 2010-10-01 | 2014-07-08 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Communication device setting apparatus, communication device setting method, and recording medium |
JP2015520980A (ja) * | 2012-05-02 | 2015-07-23 | アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited | 近距離情報伝送 |
US10129817B2 (en) | 2012-05-02 | 2018-11-13 | Alibaba Group Holding Limited | Near field information transmission |
US10736018B2 (en) | 2012-05-02 | 2020-08-04 | Alibaba Group Holding Limited | Near field information transmission |
CN108124176A (zh) * | 2016-11-28 | 2018-06-05 | 住友电气工业株式会社 | 配对方法、通信装置、配对装置、子设备包及制造方法 |
JP2018088573A (ja) * | 2016-11-28 | 2018-06-07 | 住友電気工業株式会社 | ペアリング方法、通信装置、ペアリング装置、子機パッケージおよび製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20160203301A1 (en) | License management apparatus, license management method, and license authentication program | |
JP5177804B2 (ja) | フィールド通信システムおよびフィールド通信方法 | |
JP5041257B2 (ja) | フィールド通信システムおよびフィールド通信方法 | |
JP2014230144A (ja) | 宅内機器及び遠隔制御システム | |
JP2008028788A (ja) | 無線通信機器のコード登録システムおよび無線通信機器の製造方法 | |
JP5365115B2 (ja) | 機器管理システム、機器管理装置、ライセンス認証方法、ライセンス認証プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体 | |
JP4685010B2 (ja) | 通信システム、共通鍵制御装置、及び一般通信装置 | |
US20090199300A1 (en) | Wireless communication apparatus and configuring method for wireless communication apparatus | |
JP2005284506A (ja) | ダウンロードシステム及びダウンロードシステムを構成する機器、管理局、リムーバブルメディア | |
JP2007074103A (ja) | プログラム提供システム、携帯端末、サーバ、電子機器及びプログラム提供プログラム | |
CN113660645B (zh) | 设备配置方法、装置、电子设备及存储介质 | |
JP6203146B2 (ja) | システム鍵設定システム、鍵配布鍵設定サーバ及び鍵配布鍵設定方法 | |
JP5014373B2 (ja) | Webページへの入力方法、Webサーバ及びWebシステム | |
CN110784767B (zh) | 电视机许可码写入方法及装置 | |
JP7043324B2 (ja) | 端末装置、端末認証方法及びコンピュータプログラム | |
WO2019208465A1 (ja) | 鍵情報生成システム及び鍵情報生成方法 | |
WO2014045369A1 (ja) | スイッチ装置、制御プログラム及びゾーニング設定方法 | |
US7773552B2 (en) | Mobile communication system and mobile communication method | |
KR102633386B1 (ko) | 데이터 분석 서비스 시스템 및 이를 이용한 데이터 분석 서비스 방법 | |
JP7045969B2 (ja) | 情報管理システム | |
US20230164133A1 (en) | Information processing system, equipment, and server | |
JP6260239B2 (ja) | クライアント端末、代理端末、クライアント端末の制御方法およびプログラム | |
JP2010224613A (ja) | 記憶媒体ユニット,及び、記憶媒体自動消去システム | |
US20150052356A1 (en) | Information processing apparatus and method | |
WO2020203010A1 (ja) | 故障監視方法、監視装置及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080818 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080821 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081020 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090514 |