JP6260239B2 - クライアント端末、代理端末、クライアント端末の制御方法およびプログラム - Google Patents

クライアント端末、代理端末、クライアント端末の制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ソフトウェア商品がインストールされたクライアント端末、代理端末、クライアント端末の制御方法およびプログラムに関するものである。
従来、ライセンスシステム(クライアントサーバーネットワーク)として、サーバーコンピューター(以下、サーバーと呼称)と、ネットワークを介してサーバーに接続された複数のクライアントコンピューター(以下、クライアント端末と呼称)とを備えたものが知られている。このクライアント端末は、ソフトウェアをインストールする時に、クライアント端末自身を識別するための識別コードと、ソフトウェアのライセンスコードとの組をサーバーに送信する。一方、サーバーは、クライアント端末から送信された識別コードとライセンスコードとの組を対として登録しておき、この登録情報に基づいて、ソフトウェア使用許可信号/ソフトウェア不使用許可信号を出力する。すなわち、ソフトウェアのライセンスに対し、クライアント端末を割り当て、割り当てたクライアント端末のみにソフトウェア使用許可信号を出力することで、ソフトウェアが不正使用されることを防止している。
特開2001−100988号公報
ところで、この種のライセンスシステムにおいて、インターネットから切り離されたオフラインのクライアント端末で、ソフトウェアを利用したいという要望がある。これに対し、インターネットに接続された別の端末(以下、代理端末と呼称)を用意し、ソフトウェアがインストールされたクライアント端末のライセンス認証を、代理実行することが考えられる。
しかしながら、このような構成では、代理端末に、ライセンス認証を代理実行するためのプログラムを記憶しておく必要があると共に、代理端末に、クライアント端末の識別コードを入力する必要がある。よって、代理端末による当該代理実行が煩雑であるという問題があった。
本発明は、代理端末によるライセンス認証を容易に行うことができるクライアント端末、代理端末、クライアント端末の制御方法およびプログラムを提供することを課題としている。
本発明のクライアント端末は、ソフトウェア商品のライセンス発行を行うライセンス管理サーバーのネットワークに非接続であると共に、前記ソフトウェア商品がインストールされたクライアント端末であって、ネットワークに接続された代理端末に接続する記憶メディアに書込みを行うメディア書込み部を、備え、メディア書込み部は、クライアント端末自身の端末固有情報と、代理端末に、端末固有情報を含むライセンス発行依頼をライセンス管理サーバーに対し送信させるライセンス認証アプリケーションと、を書き込むことを特徴とする。
本発明のクライアント端末の制御方法は、ソフトウェア商品のライセンス発行を行うライセンス管理サーバーのネットワークに非接続であると共に、当該ソフトウェア商品がインストールされたクライアント端末の制御方法であって、ネットワークに接続された代理端末に接続する記憶メディアに書込みを行うメディア書込みステップを、実行し、メディア書込みステップでは、クライアント端末自身の端末固有情報と、代理端末に、端末固有情報を含むライセンス発行依頼をライセンス管理サーバーに対し送信させるライセンス認証アプリケーションと、を書き込むことを特徴とする。
これらの構成によれば、端末固有情報とライセンス認証アプリケーションとの組を記憶メディアに書き込む構成であるため、当該記憶メディアを代理端末に接続するだけで、代理端末によるライセンス認証の代理実行を行うことができる。すなわち、代理端末に、端末固有情報とライセンス認証アプリケーションとを別々に取得させる必要がなく、代理端末によるライセンス認証を容易に行うことができる。
上記のクライアント端末において、ライセンス認証アプリケーションは、代理端末に、ライセンス発行依頼に対して返信されたライセンスファイルを、記憶メディアに書き込ませることが好ましい。
この構成によれば、ライセンスファイルを記憶メディアに書き込むプログラムを、端末固有情報やライセンス認証アプリケーションと別に取得させる必要がない。よって、代理端末によるライセンス認証をより容易に行うことができる。
上記のクライアント端末によって書込みが行われた記憶メディアを接続する代理端末であって、複数のクライアント端末におけるソフトウェア商品のライセンス管理を行うことが好ましい。
この構成によれば、代理端末で、オフラインの複数のクライアント端末のライセンス管理を行うことで、ライセンス認証の代理実行で得られる情報に基づいて、オフラインのクライアント端末を管理することができる。これによって、オフラインのクライアント端末のライセンス管理を容易に且つ統括的に行うことができる。
本発明のプログラムは、コンピューターに、上記のクライアント端末の制御方法における各ステップを実行させることを特徴とする。
コンピューターに、本プログラムを実装するだけで、コンピューターに、上記のクライアント端末の制御方法を実行させることができる。
本発明の一実施形態にかかるライセンスシステムのシステム構成図である。 オフライン端末(a)およびオンライン端末(b)の制御構成を示したブロック図である。 ライセンス管理サーバーの制御構成を示したブロック図である。 所有者管理データベース(a)およびライセンス管理データベース(b)を示した図である。 業務アプリケーションの起動動作を示したフローチャートである。 オンライン端末およびライセンス管理サーバーによるライセンス認証の代理実行動作を示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照し、本発明の一実施形態にかかるクライアント端末、代理端末、クライアント端末の制御方法およびプログラムについて説明する。本実施形態では、本発明を適用したクライアント端末、およびこれを備えたライセンスシステムを例示する。このライセンスシステムは、ソフトウェア商品として、会計業務に用いる業務アプリケーション(例えば所得税算出アプリケーションや法人税算出アプリケーション)を取り扱うものであり、当該業務アプリケーションがインストールされたクライアント端末に対し、ライセンス発行を行うシステムである。また、このライセンスシステムは、オフラインのクライアント端末(オフライン端末)のライセンス認証を、オンラインのクライアント端末(オンライン端末)で代理実行する構成を有している。
図1に示すように、ライセンスシステム1は、業務アプリケーション22がインストールされたクライアント端末であるオフライン端末2と、オフライン端末2のライセンス認証を代理実行するクライアント端末であるオンライン端末3と、オフライン端末2にインストールされた業務アプリケーション22のライセンス管理を行うライセンス管理サーバー4と、オフライン端末2およびオンライン端末3に接続されるUSBメモリー(記憶メディア)Mとを備えている。オンライン端末3およびライセンス管理サーバー4は、インターネット等のネットワークNWに接続されており、オンライン端末3は、当該ネットワークNWを介してライセンス管理サーバー4に接続されている。一方、オフライン端末2は、当該ネットワークNWに非接続(オフライン)である。
オフライン端末2、オンライン端末3およびライセンス管理サーバー4は、コンピューターで構成されており、キーボード5やマウス6等を有する入力手段7と、ディスプレイ8等を有する表示手段9と、各手段を制御する制御手段(図示省略)とを備えている。また、オンライン端末3およびライセンス管理サーバー4は、データの通信を行う通信手段(図示省略)を備えており、相互にデータ通信を可能としている。一方、オフライン端末2およびオンライン端末3は、USBメモリーMを着脱自在に接続するUSB接続手段(図示省略)を備えており、USBメモリーMを介して、相互にデータのやり取りを可能としている。詳細は後述するが、USBメモリーMにより、ライセンス認証にかかるデータをやり取りすることで、オフライン端末2のライセンス認証をオンライン端末3で代理実行する。
ここで図2および図3を参照して、オフライン端末2、オンライン端末3およびライセンス管理サーバー4の制御構成について説明する。図2(a)に示すように、オフライン端末2は、制御手段(の記憶領域)に、ライセンス管理プログラム21と、上記業務アプリケーション22とをインストールしている。
ライセンス管理プログラム21は、業務アプリケーション22のライセンス管理を行うプログラムであり、業務アプリケーション22のライセンスファイルを記憶するライセンス記憶部21aを有している。なお、本実施形態では、1の業務アプリケーション22のみインストールしているため、ライセンス管理プログラム21が、1の業務アプリケーション22のみを管理しているが、複数の業務アプリケーション22をインストールしている場合には、ライセンス管理プログラム21が、複数の業務アプリケーション22のライセンス管理を統括的に行う。
ライセンス記憶部21aは、ライセンス認証の代理実行を行って取得したライセンスファイルを記憶する。このライセンスファイルは、ライセンス管理サーバー4からの、業務アプリケーション22の利用許諾書として機能するものであり、ここに記憶したライセンスファイルにより、業務アプリケーション22のアンロック判定が行われる。
業務アプリケーション22は、アプリケーション本体部31と、ライセンスファイルに基づいてアプリケーション本体部31の起動制御を行う起動制御部32と、ライセンスファイルを取得するライセンス認証部33とを備えている。すなわち、アプリケーション本体部31は、業務アプリケーション22の種類に応じた会計業務にかかる各種処理(例えば、所得税算出アプリケーションであれば、所得税の算出処理)を行う業務アプリケーション22の本体部分である。一方、起動制御部32およびライセンス認証部33は、アプリケーション本体部31の起動制御や、業務アプリケーション22自身のライセンス認証(代理実行による)を行う付加機能(ライセンス管理機能)である。よって、全ての業務アプリケーション22には、業務アプリケーション22の種類にかかわらず、同一の起動制御部32およびライセンス認証部33が設けられている。
起動制御部32は、ライセンス管理プログラム21のライセンス記憶部21aを参照し、記憶されたライセンスファイルに基づいてアンロック判定を行い、アプリケーション本体部31の起動制御を行う。すなわち、起動制御部32は、ユーザーの起動操作に対し、ライセンス記憶部21aに、本業務アプリケーション22のライセンスファイルが記憶されている場合には、アプリケーション本体部31をアンロックし、アプリケーション本体部31を起動する。一方、ユーザーの起動操作に対し、ライセンス記憶部21aに、本業務アプリケーション22のライセンスファイルが記憶されていない場合には、アプリケーション本体部31の起動をキャンセルする。
ライセンス認証部33は、コード生成部41と、データ入出力部(メディア書込み部)42と、ライセンス登録部43と、を備えている。
コード生成部41は、本業務アプリケーション22がインストールされたオフライン端末2自身のロックコードを生成する。このロックコードは、各クライアント端末に対し一意的に設定される端末固有情報である。具体的には、コード生成部41は、オフライン端末2(のネットワークデバイス)のMACアドレスを取得し、当該MACアドレスを用いてロックコードを生成する。
データ入出力部42は、USB接続手段により接続したUSBメモリーMに対し、データの書込みおよび読出しを行う。具体的には、データ入出力部42は、USBメモリーMに、生成したロックコードと、オンライン端末3にライセンス認証の代理実行を行わせるためのライセンス認証アプリケーション45と、を書きこむ。また、データ入出力部42は、ライセンス認証の代理実行によって、オンライン端末3によりUSBメモリーMに書き込まれたライセンスファイルを、USBメモリーMから読み出す。
ライセンス登録部43は、USBメモリーMから読み出したライセンスファイルをライセンス管理プログラム21のライセンス記憶部21aに登録(記録)する。これによって、ライセンス記憶部21aに、本業務アプリケーション22のライセンスファイルが追加される。
図2(b)に示すように、オンライン端末3は、制御手段(の記憶領域)に、USBメモリーMから読み出したライセンス認証アプリケーション45をインストールする。すなわち、オフライン端末2によりロックコードおよびライセンス認証アプリケーション45が書き込まれたUSBメモリーMを接続し、当該USBメモリーMからライセンス認証アプリケーション45を読み出して、これをインストールする。オンライン端末3は、制御手段にライセンス認証アプリケーション45をインストールすることで、「代理端末」として機能する。
ライセンス認証アプリケーション45は、データ入出力部46と、ライセンス取得部47と、を有している。
データ入出力部46は、USB接続手段により接続したUSBメモリーMに対し、データの書込みおよび読出しを行う。具体的には、データ入出力部46は、オフライン端末2によりUSBメモリーMに書き込まれたロックコードを、USBメモリーMから読み出す。また、データ入出力部46は、USBメモリーMに、ライセンス取得部47により取得したライセンスファイルを書き込む。
ライセンス取得部47は、通信手段により、ライセンス管理サーバー4に対し、業務アプリケーション22のライセンス発行依頼を送信して、ライセンス管理サーバー4から業務アプリケーション22のライセンス発行を受ける。すなわち、ライセンス発行依頼の返信としてライセンス管理サーバー4から送信された業務アプリケーション22のライセンスファイルを受信し、これを取得する。ライセンス発行依頼には、ユーザーのユーザー情報(ユーザーIDおよびパスワード)と、業務アプリケーション22の商品コードと、データ入出力部46により読み出したロックコードとが含まれている。なお、この商品コードは、オフライン端末2にインストールされた業務アプリケーション22のものである。すなわち、ライセンス認証アプリケーション45には、その書込み元の業務アプリケーション22が関連付けられており、ライセンス取得部47は、当該業務アプリケーション22の商品コードを含むライセンス認証依頼を送信する。
図3に示すように、ライセンス管理サーバー4は、複数の業務アプリケーション22のライセンス管理を行うライセンス管理部51と、ライセンス管理に用いる各種データベースを記憶するDB(データベース)記憶部52と、を備えている。
DB記憶部52は、各業務アプリケーション22の所有者を管理する所有者管理データベースDB1を記憶する所有者DB記憶部61と、各業務アプリケーション22を利用するクライアント端末を管理するライセンス管理データベースDB3を記憶するライセンスDB記憶部63と、を有している。
所有者管理データベースDB1は、所有IDと、所有者のユーザーIDと、業務アプリケーション22の商品識別情報(品番)と、を関連付けて記憶する(図4(a)参照)。これによって、各ユーザーがどの業務アプリケーション22を所有しているかを記憶し管理する。
ライセンス管理データベースDB3は、ライセンスIDと、所有IDとを関連付けて記憶すると共に、これらに関連付けて、ライセンス発行枠が設けられている(図4(b)参照)。所有IDには、所有者管理データベースDB1において、所有者のユーザーIDと、業務アプリケーション22の商品識別情報とが関連付けられているため、ライセンス管理データベースDB3において、各ユーザーが所有する各業務アプリケーション22に対し、ライセンス発行枠が設けられた構成となる。各ライセンス発行枠には、各1のクライアント端末のロックコードを設定(登録)可能である。すなわち、各ライセンス発行枠に1のクライアント端末のロックコードを設定することで、ユーザーが所有する業務アプリケーション22のライセンスにクライアント端末を割り当てる構成となっている。
ライセンス管理部51は、所有者登録部71と、ライセンス枠生成部73と、ライセンス発行部74と、を有している。
所有者登録部71は、ユーザーによる業務アプリケーション22の購入手続きに従って、所有者の登録を行う。すなわち、所有者管理データベースDB1に、購入したユーザーのユーザーIDと、購入した業務アプリケーション22の商品識別情報とを、所有IDに関連付けて記録する。
ライセンス枠生成部73は、所有者の登録に伴って、ライセンス管理データベースDB3に、上記ライセンス発行枠を生成する。すなわち、所有者登録部71により、所有者管理データベースDB1に所有者を登録した場合には、登録した所有IDに対し、ライセンス発行枠を生成(設定)する。これによって、登録した所有者のユーザーに対し、対象の業務アプリケーション22のライセンス発行枠を生成する。なお、図4(b)の例では、ライセンス発行枠を1つずつ生成する構成となっているが、ライセンス発行枠を複数生成する構成であっても良い。また、業務アプリケーション22の種類に応じて、生成するライセンス発行枠の数を変更する構成であっても良い。
ライセンス発行部74は、業務アプリケーション22のライセンス発行を行うものであり、発行依頼受信部80と、ライセンス発行判定部81と、クライアント端末設定部82と、ライセンス生成部83と、ライセンス送信部84と、を有している。発行依頼受信部80は、通信手段により、オンライン端末3からのライセンス発行依頼を受信する。
ライセンス発行判定部81は、受信したライセンス発行依頼に対しライセンスファイルを発行(送信)すべきか否かを判定する。具体的には、ライセンス発行判定部81は、所有者管理データベースDB1に基づき、ライセンス発行依頼に含まれるユーザーIDのユーザーが、対象の業務アプリケーション22の所有者であるか否かを判定する。また、ライセンス管理データベースDB3に基づき、当該ユーザーIDのユーザーにおける対象の業務アプリケーション22のライセンス発行枠に空きが有るか否かを判定する。そして、ユーザーが所有者であり且つライセンス発行枠に空きが有る場合には、ライセンスファイルを発行すべきと判定し、それ以外の場合には、ライセンスファイルを発行すべきでないと判定する。
クライアント端末設定部82は、ライセンス発行判定部81によりライセンスファイルを発行すべきと判定された場合に、ライセンス発行依頼に含まれるロックコードを、当該ユーザーの対象の業務アプリケーション22のライセンス発行枠(厳密には、これらに対応する所有IDのライセンス発行枠)に設定する。これによって、対象の業務アプリケーション22のライセンスに対し、クライアント端末の割当てを行う。
ライセンス生成部83は、ライセンス発行判定部81によりライセンスファイルを発行すべきと判定された場合に、ライセンスファイルを生成する。ライセンス生成部83は、ロックコードに基づき、当該ロックコードのクライアント端末のみに対象の業務アプリケーション22を利用可能とするためのライセンスファイルを生成する。これにより、対象のクライアント端末以外のクライアント端末によって、当該ライセンスファイルを利用されるのを防止することができる。
ライセンス送信部84は、通信手段により、生成したライセンスファイルを、ライセンス発行依頼の送信元のオンライン端末3に送信する。
ここで図5を参照して、業務アプリケーション22の起動動作について説明する。本動作は、USBメモリーMをオフライン端末2に接続した状態で行われる。また、本動作は、ライセンス処理を含むものであり、ユーザーによる入力手段7を用いた起動操作に起因して実行される。
図5に示すように、まず、業務アプリケーション22は、起動制御部32により、本業務アプリケーション22のライセンスファイルが、ライセンス記憶部21aに記憶されているか否かを判定する(アンロック判定)(S1)。ライセンスファイルが、ライセンス記憶部21aに記憶されている場合(S1:Yes)には、起動制御部32により、アプリケーション本体部31を起動する(S2)。これにより、アプリケーション本体部31による各種処理が実行可能となり、本動作を終了する。
一方、ライセンスファイルが、ライセンス記憶部21aに記憶されていない場合(S1:No)には、アプリケーション本体部31の起動をキャンセルし、ライセンス認証の代理実行を行うべく、コード生成部41により、オフライン端末2のロックコードを生成する(S3)と共に、データ入出力部42により、生成したロックコードと、ライセンス認証アプリケーション45とを、接続したUSBメモリーMに書き込む(S4:メディア書込みステップ)。これにより、本動作を終了する。
次に図6を参照して、オンライン端末3およびライセンス管理サーバー4によるライセンス認証の代理実行動作について説明する。本動作は、オフライン端末2によりロックコードおよびライセンス認証アプリケーション45が書き込まれたUSBメモリーMを、オンライン端末3に接続し、オンライン端末3に、USBメモリーM上のライセンス認証アプリケーション45をインストールした状態で行われる。
図6に示すように、まず、オンライン端末3は、データ入出力部46により、接続したUSBメモリーMからロックコードを読み出す(S11)。ロックコードを読み出したら、ライセンス取得部47により、読み出したロックコードを含むライセンス発行依頼を、ライセンス管理サーバー4に送信する(S12)。
これに対し、ライセンス管理サーバー4は、発行依頼受信部80により、ライセンス発行依頼を受信すると(S13)、ライセンス発行判定部81により、所有者管理データベースDB1に基づいて、ライセンス発行依頼に含まれるユーザーIDのユーザー(以下、当該ユーザーと呼称)が、ライセンス発行依頼に含まれる商品コードの業務アプリケーション22(以下、対象の業務アプリケーション22と呼称)の所有者であるか否かを判定する(S14)。
当該ユーザーが、対象の業務アプリケーション22の所有者でない場合(S14:No)には、受信したライセンス発行依頼に対しライセンスファイルを発行すべきでないと判定し、ライセンス不可通知を、ライセンス発行依頼の送信元のオンライン端末3に送信する(S15)。これにより、本動作を終了する。
一方、当該ユーザーが、対象の業務アプリケーション22の所有者である場合(S14:Yes)、当該ユーザーにおける対象の業務アプリケーション22のライセンス発行枠に空きが有るか否かを判定する(S16)。ライセンス発行枠に空きが無い場合(S16:No)には、受信したライセンス発行依頼に対しライセンスファイルを発行すべきでないと判定し、ライセンス不可通知を、ライセンス発行依頼の送信元のオンライン端末3に送信する(S15)。これにより、本動作を終了する。
一方、ライセンス発行枠に空きが有る場合(S14:Yes)には、受信したライセンス発行依頼に対しライセンスファイルを発行すべきと判定し、まず、クライアント端末設定部82により、当該ユーザーにおける対象の業務アプリケーション22のライセンス発行枠(これらに対応する所有IDのライセンス発行枠)に、ライセンス発行依頼に含まれたロックコードを設定する(S17)。
その後、ライセンス生成部83により、ライセンスファイルを生成し(S18)、ライセンス送信部84により、生成したライセンスファイルをライセンス発行依頼の送信元のオンライン端末3に送信する(S19)。これによって、ライセンス発行を行う。
これに対し、オンライン端末3は、ライセンス取得部47により、送信されたライセンスファイルを受信し(S20)、データ入出力部46により、受信したライセンスファイルを、接続したUSBメモリーMに書き込む(S21)。これにより、本動作を終了する。ライセンスファイルが書き込まれたUSBメモリーMは、オフライン端末2に接続される。そして、オフライン端末2は、データ入出力部42により、USBメモリーMからライセンスファイルを読み出し、ライセンス登録部43により、ライセンスファイルをライセンス記憶部21aに登録する。これにより、オフライン端末2で、業務アプリケーション22が利用可能となる。
以上のような構成によれば、オフライン端末2が、ロックコードとライセンス認証アプリケーション45との組をUSBメモリーMに書き込む構成であるため、当該USBメモリーMをオンライン端末3に接続するだけで、オンライン端末3によるライセンス認証の代理実行を行うことができる。すなわち、オンライン端末3に、ロックコードとライセンス認証アプリケーション45とを別々に取得させる必要がなく、オンライン端末3(代理端末)によるライセンス認証を容易に行うことができる。
また、ライセンス認証アプリケーション45が、オンライン端末3に、ライセンス発行依頼に対して返信されたライセンスファイルを、USBメモリーMに書き込ませる構成により、ライセンスファイルをUSBメモリーMに書き込むプログラムを、ロックコードやライセンス認証アプリケーション45と別に取得させる必要がない。よって、オンライン端末3によるライセンス認証をより容易に行うことができる。
なお、上記の実施形態においては、ライセンス認証アプリケーション45を、オンライン端末3の制御手段にインストールした状態で、ライセンス認証の代理実行動作を行う構成であったが、これに限るものではない。すなわち、オンライン端末3の制御手段により、USBメモリーM上のライセンス認証アプリケーション45を実行することで、ライセンス認証の代理実行(図6のS11、S12、S20およびS21)を行う構成であっても良い。かかる構成によれば、ライセンス認証アプリケーション45をインストールする手間を省くことができる。かかる場合、例えば、USBメモリーMをオンライン端末3に接続するのに起因して、上記代理実行動作を行う構成とする。
また、上記の実施形態において、ライセンスシステム1が、複数のオフライン端末2を有し、オンライン端末3で、複数のオフライン端末2における業務アプリケーション22のライセンス管理を行う構成であっても良い。かかる場合、例えば、オンライン端末3で、ユーザーが所有する各業務アプリケーション22のライセンス発行状況(ライセンス取得可能数等)を表示可能とする。かかる構成によれば、ライセンス認証の代理実行で得られる情報に基づいて、オフライン端末2を管理することができる。これによって、オフライン端末2のライセンス管理を容易に且つ統括的に行うことができる。
さらに、上記の実施形態においては、ロックコードをオフライン端末2で生成する構成であったが、ロックコードをオンライン端末3で生成する構成であっても良い。かかる場合、オフライン端末2により、ネットワークデバイスから読み出したMACアドレスをUSBメモリーMに書き込み、オンライン端末3により、当該MACアドレスに基づいて、ロックコードを生成すると共に、当該ロックコードを含めたライセンス発行依頼をライセンス管理サーバー4に送信する。
またさらに、上記の実施形態においては、ロックコードを用いてライセンス認証を行う構成であったが、MACアドレスを用いてライセンス認証を行う構成であっても良い。かかる場合、オフライン端末2により、ネットワークデバイスから読み出したMACアドレスをUSBメモリーMに書き込み、オンライン端末3により、当該MACアドレスを含むライセンス発行依頼をライセンス管理サーバー4に送信する。
2:オフライン端末、 3:オンライン端末、 4:ライセンス管理サーバー、 22:業務アプリケーション、 42:データ入出力部、 45:ライセンス認証アプリケーション、 M:USBメモリー、 NW:ネットワーク

Claims (5)

  1. ソフトウェア商品のライセンス発行を行うライセンス管理サーバーのネットワークに非接続であると共に、前記ソフトウェア商品がインストールされたクライアント端末であって、
    前記ネットワークに接続された代理端末に接続する記憶メディアに対し書込みを行うメディア書込み部を、備え、
    前記メディア書込み部は、クライアント端末自身の端末固有情報と、前記代理端末に、前記端末固有情報を含むライセンス発行依頼を前記ライセンス管理サーバーに対し送信させるライセンス認証アプリケーションと、を書き込むことを特徴とするクライアント端末。
  2. 前記ライセンス認証アプリケーションは、前記代理端末に、前記ライセンス発行依頼に対して返信されたライセンスファイルを、前記記憶メディアに書き込ませることを特徴とする請求項1に記載のクライアント端末。
  3. ソフトウェア商品のライセンス発行を行うライセンス管理サーバーのネットワークに非接続であると共に、前記ソフトウェア商品がインストールされたクライアント端末によって、前記クライアント端末自身の端末固有情報と、前記端末固有情報を含むライセンス発行依頼をライセンス管理サーバーに対し送信させるライセンス認証アプリケーションとの書込みが行われた記憶メディアを接続する代理端末であって、
    前記代理端末は、前記ライセンス認証アプリケーションを実行することにより、
    前記記憶メディアから端末固有情報を読み出して、前記端末固有情報を含むライセンス発行依頼を前記ライセンス管理サーバーに送信し、
    前記ライセンス発行依頼に対し前記ライセンス管理サーバーが発行したライセンスファイルを受信して前記記憶メディアに書き込み、
    前記クライアント端末における前記ソフトウェア商品のライセンス管理を行うことを特徴とする代理端末。
  4. ソフトウェア商品のライセンス発行を行うライセンス管理サーバーのネットワークに非接続であると共に、前記ソフトウェア商品がインストールされたクライアント端末の制御方法であって、
    前記ネットワークに接続された代理端末に接続する記憶メディアに対し書込みを行うメディア書込みステップを、実行し、
    前記メディア書込みステップでは、クライアント端末自身の端末固有情報と、前記代理端末に、前記端末固有情報を含むライセンス発行依頼をライセンス管理サーバーに対し送信させるライセンス認証アプリケーションと、を書き込むことを特徴とするクライアント端末の制御方法。
  5. コンピューターに、請求項4に記載のクライアント端末の制御方法における各ステップを実行させるためのプログラム。
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