JP2008026213A - 超音波流量計 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小口径の管路において流量測定を行う際に、測定管に曲管路を持たせ測定精度を向上させる。
【解決手段】 中央に曲管部11を有する測定管12の両管端部の直管部13、14の端部は閉塞部15、16とされ、超音波送受信器17、18がその送受信方向を直管部13、14の管軸方向に向けてそれぞれ取り付けられている。直管部13、14には、側方から管軸同士を同一線上とした一対の流体導管19、20が接続されている。超音波送受信器17から送受信器18への超音波発信と、送受信器18から送受信器17への超音波パルスの発信は交互になされる。送受信器17から発信され、2個所の曲管部11の反射点11a、11bで反射されて第2の送受信器18に至る超音波パルスは、流体に重畳して進行するため、送受信器18から発信し送受信器17に至る時間よりも、流速に相応して短くなり、この時間差により流量が求まる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、超音波の伝播時間差方式により流量を測定する超音波流量計に関するものである。
従来、内径が例えば10mm以下の小口径の管路における超音波流量計においては、その測定を精度良く実施することは困難とされている。
通常行われている図3に示すZ式や、図4に示すV式の超音波伝達経路を用いた測定では、管路1の径が小さいと超音波送受信器2、3からの超音波が流体中を伝播する距離が短いため、流量測定の分解能が低い。
そこで、図5に示すように超音波送受信器2、3間の距離を長くすると、超音波が管路1の管壁で反射する回数が増えてしまい、得られる信号波形の強度が減衰し、SN比が小さなものとなってしまう。
これらの問題を解決し、波路長を長くするために超音波送受信器2、3の管路1に対する超音波送受信角度θを大きくして反射回数を減らすと、超音波の管路内への送信効率や管内からの受信効率が悪化する。
そこで、図6に示すようなコの字型の管路4、或いは図7に示すようなクランク型の管路5を用いて、両側に超音波送受信器2、3を配置し、この間の超音波伝播によって流量を測定することがある。
この型式の測定方式においては、管路4、5内への超音波の送受信効率が向上し、管路4、5の内壁による超音波の反射が少ないという利点はある。しかし、管路4、5には直角路があって、流体力学上の圧力損失が発生し易く、流体の滞留部が生じ、屈折部に沈殿物が堆積し易いなどの問題がある。
このような観点から、小口径の管路における超音波による流量測定においては、次の条件を備えることが好ましい。
(1)管路内での超音波送受信器における伝達時間の測定精度の分解能を高めるために、超音波の伝播距離を長くする。
(2)超音波の反射には減衰が伴うので、管壁での反射回数をできるだけ少なくする。
(3)反射を必要とする場合も、管路内での流体の反射における管壁外への透過波を少なくするために、管壁の法線に対し大きな反射角度を持たせる。
(4)管路での流体の圧力損失をできるだけ少なくする。
しかし、このような(1)〜(4)の条件を同時に満足させることは、従来のような直管路のみの管路だけでは実現が難しい。
本発明の目的は、上述の課題を解消し、測定管に曲管路を用いた流量測定精度が高い超音波流量計を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る超音波流量計の技術的特徴は、中央部に曲管部を有し両管端部を閉塞した測定管の前記両管端部の側部に、一対の流体導管を管軸同士を一致させて接続し、前記両管端部の閉塞部に前記管端部の管軸方向に向けて超音波パルスを送受信できるように、それぞれ超音波送受信器を取り付けたことにある。
本発明に係る超音波流量計によれば、測定管に曲管部を設け、圧力損失を少なくし、測定精度が向上する。また、流体導管を鉛直方向に向けて使用した場合には、流体中の沈殿物の堆積も少ない。
本発明を図1、図2に図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例1の超音波流量計の構成図を示し、中央に円弧状の曲管部11を有する測定管12の両管端部は直管部13、14とされ、これらの端部は閉塞部15、16とされている。なお、曲管部11の大きさは、円周の略1/4の大きさとされている。
閉塞部15、16には、第1、第2の超音波送受信器17、18がその送受信方向を直管部13、14の管軸方向に向けてそれぞれ取り付けられている。更に、直管部13、14には、側方から一対の流体導管19、20が接続され、これらの流体導管19、20の管軸同士は同一線上にある。
実際には、直管部13、14はそれぞれ合成樹脂材を射出成型してブロック体21中に成型され、曲管部11の継手部、流体導管19、20の一方の継手部、第1、第2の超音波送受信器17、18の一方の取付部が形成されている。
そして、一方のブロック体21に、曲管部11の一端、流体導管19が接続され、超音波送受信器17が取り付けられている。また、他方のブロック体21’には、曲管部11の他端、流体導管20が接続され、超音波送受信器18が取り付けられ、ブロック体21、21’同士は例えば金属板22により所定間隔に保持されている。
被測定流体は流体導管19から直管部13、測定管12を経て、直管部14、流体導管20に流れる。測定に際して、直管路13の第1の超音波送受信器17から発信された超音波パルスは、効率良く測定管12内に入射して、曲管部11の内壁による反射点11a、11bにおいて反射して、第2の送受信器18に入射して、測定データとなる超音波信号が得られる。また、第2の送受信器18から第1の送受信器17に至る超音波パルスの場合も同様である。
第1の超音波送受信器17から第2の送受信器18への超音波パルスの発信と、第2の送受信器18から第1の送受信器17への超音波パルスの発信は交互になされる。第1の送受信器17から発信された超音波パルスが、曲管部11の2個所の反射点11a、11bで反射されて第2の送受信器18で受信するまでの時間は、超音波パルスが流体の進行に重畳するため、第2の送受信器18から発信し曲管部11での2回の反射を経て第1の送受信器17に至る時間よりも、流速に相応して短くなっている。
これらの時間は図示しない測定回路により測定され、得られた時間差は被測定流体の流速に関係するので、この時間差によって流速が求まり、測定管12の断面積を乗ずることによって測定流量が得られる。
実施例1においては、曲管部11は円弧状としたが、図2に示すように測定管12の曲管部11’は略「く」の字状に屈曲されている。この実施例2においては超音波パルスは反射点11a’で反射される。なお、この場合の屈曲角をさほど大きくしなければ、流体の圧力損失が大きく発生することはない。
本発明においては、先に解決しようとする課題で挙げた(1)〜(4)の条件を全て満足する超音波流量計が得られる。
実施例1の構成図である。 実施例2の要部断面図である。 Z式の従来例の超音波流量計の構成図である。 V式の従来例の超音波流量計の構成図である。 送受信器間の距離を大きくした場合の従来例の超音波流量計の構成図である。 コの字型の管路を用いた従来例の超音波流量計の構成図である。 クランク型の管路を用いた従来例の超音波流量計の構成図である。
符号の説明
11、11’ 曲管部
12 測定管
13、14 直管部
15、16 閉塞部
17、18 超音波送受信器
19、20 流体導管

Claims (5)

  1. 中央部に曲管部を有し両管端部を閉塞した測定管の前記両管端部の側部に、一対の流体導管を管軸同士を一致させて接続し、前記両管端部の閉塞部に前記管端部の管軸方向に向けて超音波パルスを送受信できるように、それぞれ超音波送受信器を取り付けたことを特徴とする超音波流量計。
  2. 前記測定管の前記両管端部は直管とし、前記超音波送受信器による超音波パルスを前記曲管部において反射させることを特徴とする請求項1に記載の超音波流量計。
  3. 前記曲管部は略「く」の字状としたことを特徴とする請求項1に記載の超音波流量計。
  4. 合成樹脂材から成るブロック体中に前記測定管の管端部を成型し、前記ブロック体に前記曲管部に対する継手と前記流体導管に対する継手を設け、前記ブロック体に前記超音波送受信器を取り付けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の超音波流量計。
  5. 前記2つのブロック体同士を所定間隔に接続したことを特徴とする請求項4に記載の超音波流量計。
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