JP2008026115A - 土砂の流動性試験装置および土砂の流動性試験方法 - Google Patents

土砂の流動性試験装置および土砂の流動性試験方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ポンプ圧送に適した流動性評価が可能であり、土砂の流動性を定量的に評価でき、地盤支持力を簡易的に予測評価できる土砂の流動性試験装置および土砂の流動性試験方法を提供すること。
【解決手段】試験準備として、円筒形で上面に開口面を有する容器3に試料29を充填し、試料29の上面をほぼ平滑に均す。次に、容器3に貫入される貫入板である落下板7を有する貫入子5を容器3に固定し、錘保持部材23に錘21を設置する。そして、錘21により載荷された貫入子5を容器3内に自由落下させて試験を開始する。貫入子5を落下させると、落下板7が、容器3と落下板7との隙間55や落下板7の空間53から試料29を巻き込みつつ、容器3内に貫入する。試験では、変位計を用いて貫入終了時の変位(最終貫入量)を計測し、最終貫入量と錘21の重量との関係を判断基準のグラフにプロットし、試料29の流動性の評価を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、土砂の流動性試験装置および土砂の流動性試験方法に関するものである。
泥土圧式シールド工法においては、掘削土の性状が重要である。泥土圧式シールド工法は掘削土をチャンバ内に充満させ、当該掘削土を地山の土水圧と平衡するように機内に取り込み施工する。このことにより、施工位置周辺の地山への影響を最小限に留める。
ここで、チャンバ内の掘削土は適当な流動性を保ち、任意の量を容易に機内に取り込めることが必要である。従って、掘削土を施工に適した性状に調整するために、種々の流動化材料を添加する。
一般に、機内に取り込んだ土砂は、機関車などに牽引された専用の台車により坑外へ搬出される。近年では、コンクリートポンプと同様の形式の圧送ポンプによって坑内略全長に設備された配管内を通して掘削土を坑外に搬出する場合もある。
この場合、搬出土砂には一般にチャンバ内で必要とされるものより高い流動性が求められる。土砂の流動性が低いと配管内での抵抗が大きくなり地上へ搬送することが困難となる。従って、ポンプによって圧送する場合、掘削土をポンプ圧送に適した性状に調整するために、種々の流動化材料を添加する。
以上のように、施工の条件よって、適した土砂の流動性は異なる。
流動化材料を添加する場合には、予め試験を行って種々の材料から使用する材料を選定し、添加量を決める。しかし、圧送するべき地山の変化により、初期の流動性が得られなくなることがある。そのため、適正な添加量を設定する必要がある。
適正な添加量を決めるには、一般的に、(1)試料を手で握り、手の中に土砂が残らなければ良いとする官能的な触手試験や、(2)中空の容器につめた土砂が、容器を引き抜いた後に最初の高さからどのくらい下がるかを測定するスランプ試験(例えば、非特許文献1参照)が用いられている。
JIS A 1101
地上に搬送した掘削土は、そのままであるいは水分を調整して埋め立てなどに使用される場合がある。埋め立てでは、埋め立てた土が所定の強度を有しているかどうかを調べる方法として(3)コーン貫入試験(地盤工学会基準(JGS 1431))などにより、地盤の支持力を試験する。
しかしながら、(1)の方法によって流動化材料の適正な添加量を決めるには、熟練者の経験および技量が必要である。また、(2)の方法は、泥土圧シールド工法における土砂の流動性に関してある程度の相関は認められるものの、いまだ不十分な評価方法である。特に、スランプ試験はコンクリートの圧送特性に関する試験方法であり、土砂ポンプの圧送性に関しては、不十分である。さらに、(3)の方法は、埋め立てた後に行う試験であり、事前に行う簡易的な試験方法があれば便利である。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ポンプ圧送に適した流動性評価が可能であり、土砂の流動性を定量的に評価でき、地盤支持力を簡易的に予測評価できる土砂の流動性試験装置および土砂の流動性試験方法を提供することにある。
前述した目的を達成するための第1の発明は、土砂を充填するための容器と、断面積が前記容器の内空の断面積よりも小さく、前記容器内に貫入される貫入板と、を具備することを特徴とする土砂の流動性試験装置である。
容器は、断面が円形、矩形等の箱体である。貫入板は、断面積が容器の内空の断面積よりも小さい板材である。貫入板には、有孔板、複数の棒状の板材を所定の間隔で並べて連結したもの、複数の棒状の板材を格子状に並べて連結したもの、複数の同心円状の部材を連結したもの等が用いられる。
容器は、箱体の上面等に、貫入板を貫入するための開口面を有する。容器は、貫入子を内部に設置し、試験時に密閉する構造としてもよい。
第2の発明は、土砂を充填するための容器と、断面積が前記容器の内空の断面積よりも小さく、前記容器内に貫入される貫入板と、を具備する流動性試験装置を用いた土砂の流動性試験方法であって、土砂を充填した前記容器に前記貫入板を貫入させ、所定の計測値を取得する工程(a)と、前記所定の計測値に基づいて、前記土砂の流動性を評価する工程(b)と、を具備することを特徴とする土砂の流動性試験方法である。
工程(a)では、貫入板を重力により落下させて容器に貫入させる。または、貫入板に載荷して容器に貫入させる。載荷は、錘やエアシリンダ、油圧シリンダ、機械式シリンダなど略一定方向に載荷可能な機構を有する手段を用いて行う。工程(a)で、貫入板に載荷する場合には、貫入板に載荷する荷重を変化させてもよい。
工程(a)で、貫入板を重力により落下させて容器に貫入させる場合、貫入板に載荷して容器に貫入させる場合ともに、工程(a)では、所定の計測値として、例えば、貫入板の貫入量と貫入板の貫入速度とを取得する。そして、工程(b)で、取得した貫入量と貫入速度との関係から土砂の流動性を評価する。
工程(a)で、貫入板に載荷して容器に貫入させる場合には、工程(a)で、所定の計測値として、貫入板の貫入量と貫入板に載荷した荷重とを取得してもよい。その場合、工程(b)では、取得した貫入量と荷重との関係から土砂の流動性を評価する。また、工程(a)で、貫入板を一定の速度で貫入させ、所定の計測値として、貫入板の貫入量と貫入板の貫入力とを取得してもよい。その場合、工程(b)では、貫入量と貫入力との関係から土砂の流動性を評価する。
第2の発明では、まず、土砂を充填した容器に、断面積が容器の内空の断面積よりも小さい貫入板を貫入させ、所定の計測値を取得する。そして、取得した所定の計測値に基づいて、土砂の流動性を評価する。
本発明によれば、ポンプ圧送に適した流動性評価が可能であり、土砂の流動性を定量的に評価でき、地盤支持力を簡易的に予測評価できる土砂の流動性試験装置および土砂の流動性試験方法を提供できる。
以下、図面に基づいて、本発明の第1の実施の形態について詳細に説明する。図1は、流動性試験装置1の斜視図、図2は、流動性試験装置1の垂直方向の断面図、図3は、流動性試験装置1の水平方向の断面図を示す。図2は、図1に示す矢印A−Aによる断面図、図3は、図2に示す矢印B−Bによる断面図である。
第1の実施の形態では、図1から図3に示す流動性試験装置1を用いて、落下板7の最終貫入量と錘の荷重との関係から試料29の性状を評価する方法について説明する。
図1から図3に示すように、流動性試験装置1は、容器3、貫入子5、錘21、錘保持部材23等で構成される。容器3は、円筒形であり、上面に開口面を有する。貫入子5は、落下板7、ガイド棒9、連結部材13、ガイド板15、連結部材19等からなる。
落下板7は、容器3に貫入される貫入板である。落下板7は、環状の板材である。ガイド棒9は、断面が円形の棒材であり、落下板7の中心部の上方に、落下板7に垂直に配置される。ガイド棒9は、外周方向に突出した2本のキー11を有する。2本のキー11は一直線上に配置される。連結部材13は、ガイド棒9の周囲と落下板7の上面とに固定され、落下板7とガイド棒9とを一体化する。
ガイド板15は、矩形の板材であり、容器3の上方に配置される。ガイド板15は、両端に一体に設けられた連結部材19により、容器3に固定される。ガイド板15は、ガイド棒9が貫通する円形の孔14を有する。円形の孔14は、2箇所にキー溝17を有する。2箇所のキー溝17は一直線上に配置される。
錘21は、内径が容器3の外径よりも大きい環状の部材である。錘保持部材23は、水平材27の両端に2本の垂直材25の上端が固定された、門型の部材である。水平材27の中央部には、ガイド棒9の上端が固定される。垂直材25の下端は、錘21を保持できるような仕様とする。錘21は、錘保持部材23に保持され、容器3の周囲に配置される。
流動性試験装置1を用いて土砂の流動性を評価するには、試験準備として、まず、試料29である土砂を採取し、上面を開放した容器3の内部に充填する。そして、試料29の上面をほぼ平滑に均す。
流動性試験装置1では、例えば、ガイド板15の連結部材19を、容器3に着脱可能に固定できる仕様とする。試験準備では、試料29の上面をほぼ平滑に均した後、貫入子5および錘保持部材23と一体となったガイド板15を、連結部材19を介して容器3に固定する。これにより、試料29の上面に落下板7が固定される。
試料29の上面に落下板7を固定した後、錘保持部材23に錘21を設置する。なお、流動性試験装置1には、適切な時期に、落下板7の位置を計測するための変位計(図示せず)が設置される。
試験を開始するには、貫入子5を図3の矢印Dに示す方向に回転させる。流動性試験装置1では、キー11がキー溝17と合う位置まで貫入子5を回転させることにより、錘21により載荷された貫入子5が容器3内に自由落下し、試験が開始される。貫入子5を落下させると、落下板7が、容器3と落下板7との隙間55や落下板7の空間53から試料29を巻き込みつつ、容器3内に貫入する。試験では、変位計(図示せず)を用いて貫入終了時の変位を計測する。また、必要に応じて、時系列的に落下板7の変位を計測してもよい。
図4は、土砂の流動性の評価基準のグラフを示す。グラフの縦軸は落下板7の最終貫入量、横軸は錘の重量である。試験では、計測した貫入終了時の変位(最終貫入量)と錘21の重量との関係を図4に示すグラフにプロットし、試料29の流動性の評価を行う。
図4に示すグラフにおいて、試験結果が実線31で挟まれた領域E内に位置する試料29は、ポンプ圧送を用いた排土に適する。試験結果が破線33で挟まれた領域F内に位置する試料29は、一部にポンプ圧送を用いた排土に適する。試験結果が点線35で挟まれた領域G内に位置する試料29は、ズリ鋼車を用いた排土に適する。なお、評価基準のグラフは、流動性試験装置1に固有のものであり、実験または計算により作成される。
第1の実施の形態によれば、容器3に試料29を充填し、錘21で落下板7に載荷して容器3に貫入させ、最終貫入量を計測する。第1の実施の形態では、落下板7の最終貫入量と錘21の荷重との関係から、試料29の性状を定量的に評価できる。
なお、流動性試験装置の構成は、図1から図3に示すものに限らない。流動性試験装置は、少なくとも、試料を入れる容器と、試料に貫入させる貫入板(落下板)からなる。流動性試験装置は、容器に試料を充填した後、試料の一面に落下板を固定できるような構成とする。
ガイド棒9、キー11、ガイド板15、キー溝17、錘保持部材23等は、必要に応じて設けられる。ガイド棒9、キー11、ガイド板15、キー溝17、錘保持部材23の形状・構成は、図1から図3に示すものに限らない。
また、ガイド棒9にキー11を設ける場合、その設置数は、2本に限らない。キー溝17の設置数はキー11の設置数と同数とする。また、ガイド板15に設けるキー溝17の位置は、ガイド棒9に設けるキー11の位置に対応するように設定される。
さらに、流動性試験装置の落下板の形状は、図1から図3に示すものでなくてもよい。落下板7は断面積が容器3の断面積よりも小さく、容器3内に貫入可能な形状であればよい。
図5は、他の貫入子の例を示す図である。図5の(a)図は、貫入子5aの斜視図である。貫入子5aは、直径が容器3の内径よりも小さい円形の落下板7aを有する。貫入子5aを用いた場合、落下板7aは、容器3との隙間から試料29を巻き込みつつ、容器3内に貫入する。
図5の(b)図は、貫入子5bの斜視図である。貫入子5bは、直径が容器3の内径よりも小さい円形の板材にスリット37を設けた落下板7bを有する。落下板7bの構成部材は連結部材13bにより連結される。貫入子5bを用いた場合、落下板7bは、容器3との隙間やスリット37から試料29を巻き込みつつ、容器3内に貫入する。
図5の(c)図は、貫入子5cの斜視図である。貫入子5cは、直径が容器3の内径よりも小さい円形の板材に孔39を設けた落下板7cを有する。貫入子5cを用いた場合、落下板7cは、容器3との隙間や孔39から試料29を巻き込みつつ、容器3内に貫入する。
図5の(d)図は、貫入子5dの斜視図である。貫入子5dは、直径が容器3の内径よりも小さい環状板41aと、環状板41aと同心円状で直径が小さい環状板41bとからなる落下板7dを有する。環状板41aと環状板41bとは連結部材13dにより連結される。貫入子5dを用いた場合、落下板7dは、容器3との隙間や環状板41aと環状板41bとの間の空間43から試料29を巻き込みつつ、容器3内に貫入する。
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、図1から図3に示す流動性試験装置1を用いて、落下板7の最大貫入量と錘の最大重量との関係から試料29の性状を評価をする方法について説明する。第2の実施の形態では、貫入子5に載荷する錘21の数量を順次増やして試験を行う。
第2の実施の形態では、まず、第1の実施の形態と同様の方法で試験準備を行う。但し、錘保持部材23にはl個の錘21を設置する。そして、1回目の試験を開始する。
試験では、変位計(図示せず)を用いて貫入終了時の変位を計測する。図6は、複数の錘を使用する際の判定基準を示すフローチャートである。判定基準を示すフローチャートは、流動性試験装置1に固有のものであり、実験または計算により作成される。フローチャート中で判定に用いる値は、試料29の搬送方法(ポンプ圧送を用いた排土、一部にポンプ圧送を用いた排土、ズリ鋼車を用いた排土)により異なる。
図6のS101に示すように、l個の錘21で載荷した試験での最終貫入量がxmm以下でない場合には、Noの矢印に進む。そして、S106で試料29は軟らかすぎる可能性が有ると判定して試験を終了する。最終貫入量がxmm以下の場合には、Yesの矢印に進む。そして、錘保持部材23にm個の錘21を設置して、2回目の試験を実施し、貫入終了時の変位を計測する。
S102に示すように、m個の錘21で載荷した試験での最終貫入量がymm以上でない場合には、Noの矢印に進む。そして、S105で試料29は閉塞の可能性が有ると判定して試験を終了する。最終貫入量がymm以上の場合には、Yesの矢印に進む。そして、錘保持部材23にn個の錘21を設置して、3回目の試験を実施し、貫入終了時の変位を計測する。
S103に示すように、n個の錘21で載荷した試験での最終貫入量がzmm以上でない場合には、Noの矢印に進む。そして、S105で試料29は閉塞の可能性が有ると判定して試験を終了する。最終貫入量がzmm以上の場合には、Yesの矢印に進み、S104で試料29は搬送OKであると判定して試験を終了する。
第2の実施の形態では、容器3に試料29を充填し、錘21で落下板7に載荷して容器3に貫入させ、最終貫入量を計測する。第2の実施の形態では、落下板7の最終貫入量と錘21の荷重との関係から、試料29の性状を定量的に評価できる。
なお、図6に示すフローチャートでは、判定用のステップを3つ(S101、S102、S103)としたが、ステップの数はこれに限らない。
第2の実施の形態においても、試料29の流動性の判定に図4に示すグラフを用いることができる。この場合、錘21を増やしても落下板7が停止したままの状態となったとき、落下板7と容器3の底面との間に土粒子の構造体ができていると判断し、落下板7の変位量を記録する。そして、落下板7の最大貫入量と錘の最大重量との関係を図4に示すグラフにプロットし、試料29の評価を行う。
次に、第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態では、図1から図3に示す流動性試験装置1を用いて、落下板7の最終貫入量と貫入最大速度との関係から試料29の性状を評価する方法について説明する。
第3の実施の形態では、まず、第1の実施の形態と同様の方法で試験準備を行い、試験を開始する。試験では、変位計(図示せず)を用いて、時系列的に落下板7の変位を計測する。そして、貫入過程の速度を算出する。
図7は、土砂の流動性の評価基準のグラフを示す。グラフの縦軸は落下板7の最終貫入量を、横軸は落下板7の貫入最大速度である。試験では、計測した貫入終了時の変位(最終貫入量)と貫入最大速度との関係を図7に示すグラフにプロットし、試料29の流動性の評価を行う。
図7に示すグラフにおいて、試験結果が実線45で挟まれた領域H内に位置する試料29は、ポンプ圧送を用いた排土に適する。試験結果が破線47で挟まれた領域I内に位置する試料29は、一部にポンプ圧送を用いた排土に適する。試験結果が点線49で挟まれた領域J内に位置する試料29は、ズリ鋼車を用いた排土に適する。なお、評価基準のグラフは、流動性試験装置1に固有のものであり、実験または計算により作成される。
第3の実施の形態によれば、容器3に試料29を充填し、錘21で落下板7に載荷して容器3に貫入させ、時系列的に落下板7の変位を計測して貫入速度を算出する。第3の実施の形態では、落下板7の最終貫入量と貫入最大速度との関係から、試料29の性状を定量的に評価できる。
なお、第3の実施の形態では、錘21を用いずに試験を行ってもよい。この場合、容器3に試料29を充填し、貫入子5を自重により落下させて落下板7を容器3に貫入させ、時系列的に落下板7の変位を計測して貫入速度を算出する。そして、落下板7の最終貫入量と貫入最大速度との関係から、試料29の性状を評価する。
第2、第3の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、流動性試験装置の構成は、図1から図3に示すものに限らない。流動性試験装置は、少なくとも、試料を入れる容器と、試料に貫入させる貫入板(落下板)とからなる。流動性試験装置は、容器に試料を充填した後、試料の一面に落下板を固定できるような構成とする。
次に、第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態では、図1から図3に示す流動性試験装置とは異なる、他の流動性試験装置を用いて試験を行う方法について説明する。
図8は、他の流動性試験装置1aの斜視図を示す。図8に示すように、流動性試験装置1aは、容器3a、貫入子5e、錘21a、錘保持部材23a等で構成される。容器3aは、断面が矩形の箱体であり、上面に開口面を有する。貫入子5eは、落下板7e、ガイド棒9、連結部材13e等からなる。
落下板7eは、容器3aに貫入される貫入板である。落下板e7は、複数の矩形板59を所定の間隔で並べたものである。連結部材13eは、複数の矩形板59を連結し、落下板7eとガイド棒9とを一体化する。
錘21aは、円筒状の部材である。錘保持部材23aは、貫入子5eのガイド棒9の上端に固定された板材である。錘21aは、錘保持部材23a上に載置される。
図9は、他の流動性試験装置1bの斜視図を示す。図9に示すように、流動性試験装置1bは、流動性試験装置1aとほぼ同様の構成であるが、錘21a、錘保持部材23aの替わりにエアシリンダ67、エアシリンダ保持部材69を有する。
エアシリンダ67は、円筒状である。エアシリンダ保持部材69は、水平材73と、上端が水平材73の両端に、下端が容器3aに固定された2本の垂直材71とからなる門型の部材である。エアシリンダ67は、エアシリンダ保持部材67に保持される。
図8に示す流動性試験装置1a、図9に示す流動性試験装置1bを用いて土砂の流動性を評価するには、試験準備として、まず、試料29である土砂を採取し、上面を開放した容器3aの内部に充填する。そして、試料29の上面をほぼ平滑に均し、試料29の上面に落下板7eを固定する。なお、流動性試験装置1a、流動性試験装置1bには、適切な時期に、落下板7eの位置を計測するための変位計(図示せず)が設置される。
試験を開始するには、落下板7eの固定を解除し、錘21aやエアシリンダ67により載荷された貫入子5eを容器3a内に落下させる。貫入子5eを落下させると、落下板7eが、容器3aと落下板7eとの隙間57や落下板7eの空間51から試料29を巻き込みつつ、容器3a内に貫入する。
流動性試験装置1a、流動性試験装置1bを用いた試験では、例えば、第1の実施の形態と同様に、変位計(図示せず)を用いて落下板7eの貫入終了時の変位を計測する。そして、流動性試験装置1a、流動性試験装置1bに固有の評価基準のグラフを用い、落下板7eの最終貫入量と錘21aの重量との関係、落下板7eの最終貫入量とエアシリンダ67で載荷した荷重との関係から試料29の流動性を評価する。
流動性試験装置1a、流動性試験装置1bを用いた試験では、第2の実施の形態と同様に、貫入子5に載荷する荷重を順次増やして落下板7eの変位を計測してもよい。この場合、流動性試験装置1a、流動性試験装置1bに固有の判定基準のフローチャートを用い、落下板7eの貫入量と錘21aの重量との関係、落下板7eの貫入量とエアシリンダ67で載荷した荷重との関係から試料29の流動性を評価する。
または、流動性試験装置1a、流動性試験装置1bに固有の評価基準のグラフを用い、落下板7eの最終貫入量と錘21aの重量との関係、落下板7eの最終貫入量とエアシリンダ67で載荷した荷重との関係から試料29の流動性を評価する。
流動性試験装置1a、流動性試験装置1bを用いた試験では、第3の実施の形態と同様に、時系列的に落下板7eの変位を計測して貫入速度を算出してもよい。この場合、流動性試験装置1a、流動性試験装置1bに固有の評価基準のグラフを用い、落下板7eの最終貫入量と貫入最大速度との関係から、試料29の流動性を評価する。第3の実施の形態と同様の方法で試験を行う際には、錘21aやエアシリンダ67で載荷せず、貫入子5eを自重により落下させてもよい。
なお、流動性試験装置1aでは錘21aを、流動性試験装置1bではエアシリンダ67を用いて載荷を行ったが、これらの代わりに、油圧シリンダ、機械式シリンダなど略一定方向に載荷可能な機構を有する手段を用いてもよい。
また、流動性試験装置1a、流動性試験装置1bの落下板の形状は、図8、図9に示すものでなくてもよい。落下板は断面積が容器3aの断面積よりも小さく、容器3a内に貫入可能な形状であればよい。
図10は、他の貫入子の例を示す図である。図10の(a)図は、貫入子5fの斜視図である。貫入子5fは、矩形の落下板7fを有する。貫入子5fを用いた場合、落下板7fは、容器3aとの隙間から試料29を巻き込みつつ、容器3a内に貫入する。
図10の(b)図は、貫入子5gの斜視図である。貫入子5gは、複数の矩形板63を格子状に並べた落下板7gを有する。複数の矩形板63は、連結部材13gにより連結される。貫入子5gを用いた場合、落下板7gは、容器3aとの隙間や落下板7gの空間65から試料29を巻き込みつつ、容器3a内に貫入する。
次に、第5の実施の形態について説明する。第5の実施の形態では、図9に示す流動性試験装置1cを用いて、落下板7eの最終貫入量と貫入子5eの貫入力との関係から試料29の性状を評価する方法について説明する。流動性試験装置1cでは、流動性試験装置1bのエアシリンダ67、エアシリンダ保持部材69の替わりに、電動シリンダ75、電動シリンダ保持部材77が設けられる。
第5の実施の形態では、まず、試料29である土砂を採取し、上面を開放した容器3aの内部に充填する。そして、試料29の上面をほぼ平滑に均し、試料29の上面に落下板7eを固定する。なお、流動性試験装置1cには、適切な時期に、落下板7eの位置を計測するための変位計(図示せず)が設置される。
試験を開始するには、落下板7eの固定を解除し、電動シリンダ75により載荷された貫入子5eを容器3a内に落下させる。このとき、電動シリンダ75で貫入子5eの貫入速度を制御し、容器3aに貫入子5eを一定の速度で貫入させる。貫入子5eを落下させると、落下板7eが、容器3aと落下板7eとの隙間57や落下板7eの空間51から試料29を巻き込みつつ、容器3a内に貫入する。
試験では、貫入子5eの貫入力を計測する。貫入力は、電動シリンダ75を用いて貫入させた際に動作する電流値によって評価する。また変位計(図示せず)を用いて落下板7eの貫入終了時の変位を計測する。そして、落下板7eの最終貫入量と貫入子5eの貫入力との関係から試料29の流動性を評価する。
なお、最終貫入位置は、流動性試験装置1cの装備推力に依存するが、ある試験装置においては、貫入に伴い構成される微視的土砂の構造の強度によって決まる値である。
土砂等の試料29の性状により観測される貫入力の変化の代表的なものを以下に示す。貫入子5eの貫入力については、(1)貫入力がほとんど変化しない場合、(2)徐々に貫入力が増す場合、(3)ある貫入位置から急激に貫入力が増す場合がある。また、落下板7eの最終貫入量については、(a)容器の最下端まで貫入子が貫入する場合、(b)容器の中間位置で貫入が出来なくなる場合がある。第5の実施の形態では、以上の(1)〜(3)と(a)または(b)との組み合わせにより試料29の評価を行う。
例えば、シールド工法では、貫入力が(1)または(2)、最終貫入量が(a)の状態の組み合わせが理想である。埋め立てなどでは、貫入力が(2)または(3)、最終貫入量が(b)の状態の組み合わせが理想である。
第5の実施の形態によれば、容器3aに試料29を充填し、電動シリンダ75を用いて落下板7eを一定の速度で容器3に貫入させる。第5の実施の形態では、落下板7の最終貫入量と貫入子5eの貫入力との関係から、試料29の性状を定量的に評価できる。
第5の実施の形態において、流動性試験装置の構成は、図5に示すものに限らない。流動性試験装置は、少なくとも、試料を入れる容器と、試料に貫入させる貫入板(落下板)とからなる。流動性試験装置は、容器に試料を充填した後、試料の一面に落下板を固定できるような構成とする。第5の実施の形態では、電動シリンダ75以外の手段を用いて貫入子5eを一定の速度で容器3aに貫入させ、試験を行ってもよい。
土砂圧送時の閉塞は、土粒子の微視的な構造がより大きな構造を構成し、構造的な強度をもつことにより生じるものと考えられる。従来の官能的手法では、試料を手で握ってみて手の中に試料が残らなければよいとするが、この状態とは、土粒子による大きな強度を有する構造ができない状態であることと考えられる。本発明の流動性試験方法では、落下板の最終停止位置と容器の底面との距離が大きい試料ほど、官能的手法を用いた場合に手に多くの試料が残ると判断できる。
逆に、埋め立て土の支持力は土粒子の微視的構造がより大きな構造を構成し構造的強度を持つことに着目すれば、第1から第5の実施の形態で説明した試験方法を用いて、埋め立て土の地盤支持力を予測評価することができる。これらの試験方法は、土砂に限らず土砂と同様に固体粒状体を含むスラリー状物質の性状評価にも使用出来る。
なお、第1から第5の実施の形態で説明した流動性試験方法を用いて圧送する試料の評価を行う際には、試料が硬くても、最終的に落下板と容器の底面との距離が小さい場合には、閉塞が起こりにくいと考え、圧送設備の能力を大きくする必要があるなどの判断をする。
また、第1から第4の実施の形態で説明した流動性試験方法において、落下板7の時系列的な変位を計測し、貫入速度を算出した場合、貫入速度は試料29の過渡的な流動性を表すことから、落下板7の貫入速度が速ければ試料29をマクロ的にみて軟らかい、遅ければ硬いと判断できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明にかかる土砂の流動性試験装置および土砂の流動性試験方法の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
流動性試験装置1の斜視図 流動性試験装置1の垂直方向の断面図 流動性試験装置1の水平方向の断面図 土砂の流動性の評価基準のグラフ 他の貫入子の例を示す図 数の錘を使用する際の判定基準を示すフローチャート 土砂の流動性の評価基準のグラフ 他の流動性試験装置1aの斜視図 他の流動性試験装置1bの斜視図 他の貫入子の例を示す図
符号の説明
1、1a、1b、1c………流動性試験装置
3、3a………容器
5、5a、5b、5c、5d、5e、5f、5g………貫入子
7、7a、7b、7c、7d、7e、7f、7g………落下板
9………ガイド棒
11………キー
15………ガイド板
17………キー溝
21、21a………錘
29………試料
37………スリット
39………孔
41a、41b………環状板
43、51、53、65………空間
55、57………隙間
59、63………矩形板

Claims (8)

  1. 土砂を充填するための容器と、
    断面積が前記容器の内空の断面積よりも小さく、前記容器内に貫入される貫入板と、
    を具備することを特徴とする土砂の流動性試験装置。
  2. 土砂を充填するための容器と、
    断面積が前記容器の内空の断面積よりも小さく、前記容器内に貫入される貫入板と、
    を具備する流動性試験装置を用いた土砂の流動性試験方法であって、
    土砂を充填した前記容器に前記貫入板を貫入させ、所定の計測値を取得する工程(a)と、
    前記所定の計測値に基づいて、前記土砂の流動性を評価する工程(b)と、
    を具備することを特徴とする土砂の流動性試験方法。
  3. 前記工程(a)で、前記貫入板を重力により落下させて前記容器に貫入させることを特徴とする請求項2記載の土砂の流動性試験方法。
  4. 前記工程(a)で、前記貫入板に載荷して前記容器に貫入させることを特徴とする請求項2記載の土砂の流動性試験方法。
  5. 前記工程(a)で、前記貫入板に載荷する荷重を変化させることを特徴とする請求項4記載の土砂の流動性試験方法。
  6. 前記工程(a)で、前記所定の計測値として前記貫入板の貫入量と前記貫入板の貫入速度とを取得し、
    前記工程(b)で、前記貫入量と前記貫入速度との関係から前記土砂の流動性を評価することを特徴とする請求項3または請求項4記載の土砂の流動性試験方法。
  7. 前記工程(a)で、前記所定の計測値として前記貫入板の貫入量と前記貫入板に載荷した荷重とを取得し、
    前記工程(b)で、前記貫入量と前記荷重との関係から前記土砂の流動性を評価することを特徴とする請求項4記載の土砂の流動性試験方法。
  8. 前記工程(a)で、前記貫入板を一定の速度で貫入させ、前記所定の計測値として前記貫入板の貫入量と前記貫入板の貫入力とを取得し、
    前記工程(b)で、前記貫入量と前記貫入力との関係から前記土砂の流動性を評価することを特徴とする請求項4記載の土砂の流動性試験方法。
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