JP2008025868A - 冷凍装置 - Google Patents

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Koji Shirai
弘二 白井
Hiroyuki Yuzuriha
博之 杠
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Abstract

【課題】 被冷却空間に設けた複数台の冷凍装置の冷却動作が相互に干渉し合うことなく、被冷却空間の全体を各冷凍装置によって均一に冷却することができ、しかも庫内温度の不要な上昇を生じることなく、他の冷凍装置の蒸発器への不要な着霜の移行を生じることもなく、冷凍装置ごとに適切な除霜を実行することができる冷凍装置を提供する。
【解決手段】 親機は、自機の着霜検出手段による着霜検出から自機の除霜終了検出手段による除霜終了検出まで自機の蒸発器に対する除霜運転を実行するとともに、その実行中に除霜信号を子機に対し出力する。子機は、除霜信号の入力を受けると自機の蒸発器に対する除霜運転を開始しその除霜運転を自機の除霜終了検出手段による除霜終了検出に応じて終了するとともに、その終了後に上記除霜信号の入力が続いていれば自機の温度センサの検知温度と温度設定器の設定温度との差に基づき自機の圧縮機のオン/オフを制御する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、大きな被冷却空間たとえば食料品等の大きな貯蔵庫の冷却に用いることができる冷凍装置に関する。
大きな被冷却空間たとえば食料等の大きな貯蔵庫を適切な温度に管理するためには、大きな冷却能力を持つ冷凍装置の設置が必要となる。貯蔵庫の大きさに合わせて十分に大きな冷却能力を持つ1台の冷凍装置を設置する考えもあるが、この場合、冷凍装置が大型化するとともに、冷凍装置の設置場所の近辺だけが局部的に冷却されることになり、貯蔵庫全体を均一に冷却することが困難である。
貯蔵庫全体を均一に冷却する手段として、汎用の小型の冷凍装置を貯蔵庫の大きさに対応する台数分用意して設置することが考えられる。ただし、この場合、各冷凍装置の設置位置によっては、各冷凍装置の冷却動作が相互に干渉し合い、結果的に、貯蔵庫内の適切な温度管理が難しくなるという問題がある。
また、冷却中は、蒸発器に徐々に霜が付着し、そのままでは蒸発器の熱交換効率が低下してしまうことから、定期的または必要に応じて蒸発器を除霜する必要がある。しかしながら、個々の冷凍装置がそれぞれ独自のタイミングで除霜運転を実行した場合、除霜中の蒸発器から融けた霜や氷が蒸発し、それが冷却運転中の他の冷凍装置の蒸発器に移行して着霜してしまうという問題がある。
そこで、複数の冷凍装置たとえば冷蔵ショーケースを備えたものでは、1台の冷蔵ショーケースが除霜を開始すると全ての冷蔵ショーケースで一斉に除霜を開始し、その後、すべての冷蔵ショーケースの除霜が終了したところで一斉に冷却運転に復帰する例がある(例えば特許文献1,2)。
特許3677114号公報 特開平8−233437号公報
上記のように除霜復帰を一斉に実施する例では、着霜が少なく他の冷凍装置よりも早い段階で除霜が終了した冷凍装置において、冷却運転にすぐに復帰できる状態であるにもかかわらず、すべての冷凍装置が除霜終了するまで待機(冷却運転停止)したままとなり、庫内温度が上昇してしまうという問題がある。
なお、特許文献2の例は、すべての冷蔵ショーケースを1つの冷凍サイクルで冷却する構成であり、圧縮機が1台しかないこともあって、全ての冷蔵ショーケースの除霜復帰を待ってからでしか冷却運転を開始できないという背景もある。
一方、複数の冷凍装置が個々に冷凍サイクルを備えていれば、庫内温度の不要な上昇を生じることなく、冷凍装置ごとに独自のタイミングで除霜運転を開始および終了して冷却運転に復帰することが可能である。しかしながら、この場合、前記したように、除霜中の蒸発器から融けた霜や氷が蒸発し、それが冷却運転中の他の冷凍装置の蒸発器に移行して着霜してしまうという問題がある。
この発明は上記の事情を考慮したもので、その目的は、被冷却空間に設けた複数台の冷凍装置の冷却動作が相互に干渉し合うことなく、被冷却空間の全体を各冷凍装置によって均一に冷却することができ、しかも庫内温度の不要な上昇を生じることなく、他の冷凍装置の蒸発器への不要な着霜の移行を生じることもなく、冷凍装置ごとに適切な除霜を実行することができる冷凍装置を提供することである。
請求項1に係る発明の冷凍装置は、圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器からなる冷凍サイクル、被冷却空間の温度を検知する温度センサ、被冷却空間の温度を設定するための温度設定器、および前記冷凍サイクルを制御する制御装置を備えている。そして、制御装置は、当該装置を親機と子機のいずれかに設定する設定手段、上記蒸発器の着霜を検出する着霜検出手段、上記蒸発器の除霜終了を検出する除霜終了検出手段を備え、親機に設定された場合、自機が運転であれば、自機の温度センサの検知温度と温度設定器の設定温度との比較に基づき自機の圧縮機のオン/オフを制御するとともに、自機の運転・停止および圧縮機のオン/オフを表わす運転データを子機に対し出力し、かつ自機の着霜検出手段による着霜検出から自機の除霜終了検出手段による除霜終了検出まで自機の蒸発器に対する除霜運転を実行するとともに、その実行中に除霜信号を子機に対し出力する。子機に設定された場合は、上記運転データの入力を受けてその運転データに基づき自機の運転・停止および圧縮機のオン/オフを制御するとともに、上記除霜信号の入力を受けると自機の蒸発器に対する除霜運転を開始しその除霜運転を自機の除霜終了検出手段による除霜終了検出に応じて終了するとともに、その終了後に上記除霜信号の入力が続いていれば自機の温度センサの検知温度と温度設定器の設定温度との差に基づき自機の圧縮機のオン/オフを制御する。
この発明の冷凍装置によれば、被冷却空間に設けた複数台の冷凍装置の冷却動作が相互に干渉し合うことなく、被冷却空間の全体を各冷凍装置によって均一に冷却することができる。しかも、除霜時には、庫内温度の不要な上昇を生じることなく、冷凍装置ごとに適切な除霜を実行することができる。
[1]以下、この発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、複数台の冷凍装置1,2,3,4が信号ケーブル5によって順次に接続されている。これら冷凍装置1,2,3,4は、圧縮機11、凝縮器13、蒸発器ユニット15、制御装置30などを有し、大きな被冷却空間たとえば食料品倉庫等の大きな貯蔵庫の天井面に分散して設置され、それぞれ貯蔵庫内の空気を吸込んで冷却し、冷却した空気を貯蔵庫内に吹出す。
各冷凍装置の制御装置30は、上記信号ケーブル5の接続用として、図2に示す入出力端子1a,2a,3a,4aを備えている。これら入出力端子は、三相交流電源10に接続されるR,S,T端子、警報信号出力用の1番・2番端子、上記信号ケーブル5内のデータ信号線6が接続される3番・4番端子、信号ケーブル5内のアース線7が接続されるG端子を有している。
冷凍装置1の外観および内部の構成を図3に示す。図3は外観および要部の内部構成を上方から見た図である。
すなわち、貯蔵庫Rの天井面Raに冷凍装置1の基板が埋設状態で取付けられ、その基板上に圧縮機11、凝縮器13、凝縮器用送風機14、蒸発器ユニット15、制御装置30が搭載されている。凝縮器用送風機14は、駆動モータ14Mを有し、凝縮器13の近くに配設されている。蒸発器ユニット15は、基板に形成された吸込口15aおよび吹出口15bと対応する位置に設けられ、その吸込口15aと吹出口15bとの間の位置に立設された蒸発器16、吹出口15bと対応する位置に配設された蒸発器用送風機17を有している。蒸発器用送風機17は、駆動モータ17Mを有し、庫内空気を吸込口15aおよび蒸発器16を通して吸込み、蒸発器16を経た空気を冷却用空気として吹出口15bから吹出す。吹出口15bから吹出される冷却用空気は、吸込口15a側に流れないように、基板の下面側に装着されたダクト18によって吹出し方向が規制される。
上記圧縮機11から吐出される冷媒は高圧側配管12により凝縮器13に供給され、その凝縮器13を経た冷媒が配管(図示していない)および後述の減圧器22を通って蒸発器ユニット15の蒸発器16に流れる。蒸発器16を経た冷媒は、低圧側配管18を通って圧縮機11に吸込まれる。これら圧縮機11、高圧側配管12、凝縮器13、減圧器例えば流量調整弁21、蒸発器16、低圧側配管18により、冷凍サイクルが構成されている。
この冷凍サイクルおよび制御装置30内の制御回路の具体的な構成を図4に示している。
すなわち、圧縮機11から吐出される冷媒は高圧側配管12により凝縮器13に供給され、その凝縮器13を経た冷媒が流量調整弁21を介して蒸発器16の第2蒸発器16bに流れる。第2蒸発器16bを経た冷媒は流量調整弁22を通って同蒸発器16の第1蒸発器16aに流れ、その第1蒸発器16aを経た冷媒が低圧側配管18を通って圧縮機11に吸込まれる。第2蒸発器16bは、通常の冷却運転時は流量調整弁21の絞りおよび流量調整弁22の全開によって第1蒸発器16aと一体の蒸発器として機能するが、除霜運転時は流量調整弁21の全開および流量調整弁22の絞りにより再熱器(凝縮器)として機能する。そして、蒸発器16の着霜および除霜終了を検出するための熱交換器温度センサ23が、第1蒸発器16aに取り付けられている。
三相交流電源10に、リレー41を介して上記圧縮機11の駆動モータ11Mが接続されている。リレー41は、制御部50の指令に応じてオン/オフする。
制御部50には、上記流量調整弁21,22、熱交換器温度センサ23、リレー41のほかに、温度センサ24、通信制御手段51、アドレス設定手段52、操作部53、および表示部54が接続されている。温度センサ24は、蒸発器用送風機17の運転によって吸込口15aから吸込まれる庫内空気の温度Taを検知する。通信制御手段51は、入出力端子1aを通して他の冷凍装置との間のデータ送受信を制御する。アドレス設定手段52は、当該冷凍装置のアドレス(例えば1〜9の番号)を設定するための例えばディップスイッチであり、当該冷凍装置を親機および子機のいずれかに設定する設定手段として機能する。操作部53は、運転スイッチおよび温度設定器などを有する。
そして、制御部50は、主要な機能として次の(1)〜(4)の手段を有している。
(1)熱交換器温度センサ23の検知温度に応じて、蒸発器16の着霜を検出する着霜検出手段。
(2)熱交換器温度センサ23の検知温度に応じて、蒸発器16の除霜終了を検出する除霜終了検出手段。
(3)アドレス設定手段52で親機のアドレスが設定された場合、操作部53で運転が指令されていれば、温度センサ24の検知温度Taと上記温度設定器の設定温度Tsとの比較に基づき、圧縮機11のオン/オフを制御するとともに、自機の運転・停止および圧縮機11のオン/オフを表わす運転データを入出力端子1aから子機に対し出力し、かつ自機の着霜検出手段による着霜検出から自機の除霜終了検出手段による除霜終了検出まで自機の蒸発器16に対する除霜運転を実行するとともに、その実行中に除霜信号を入出力端子1aから子機に対し出力する手段。
(4)アドレス設定手段52で子機のアドレスが設定された場合、親機からの運転データの入力を受けてその運転データに基づき自機の運転・停止および圧縮機11のオン/オフを制御するとともに、親機からの除霜信号の入力を受けると自機の蒸発器16に対する除霜運転を開始しその除霜運転を自機の除霜終了検出手段による除霜終了検出に応じて終了するとともに、その終了後に上記除霜信号の入力が続いていれば自機の温度センサ24の検知温度Taと温度設定器の設定温度Tsとの差に基づき自機の圧縮機11の運転・停止(オン/オフ)を制御する手段。
他の制御装置2,3,4の構成も同じである。よって、その説明は省略する。
つぎに、上記の構成の作用を図5および図6のフローチャートを参照しながら説明する。
アドレス設定手段52の操作により当該冷凍装置のアドレス(番号)が設定されると、そのアドレスが読込まれるとともに(ステップ101)、読込まれたアドレスが他の冷凍装置に向け送信される(ステップ102)。また、他の冷凍装置から送信されるアドレスの受信・確認・記憶が行われる(ステップ103)。このアドレスの受信に際し、上記読込まれるアドレス、他の冷凍装置から受信したアドレスの相互比較に基づき、自身のアドレスが正常な冷凍装置の中で最小であるかどうか判定される(ステップ104)。
アドレスが最小であれば(ステップ104のYES)、当該冷凍装置が親機であるとの判断の下に、自機の操作部53から発せられる指令が運転であるかどうか判定される(ステップ105)。アドレスが最小でなければ(ステップ104のNO)、当該冷凍装置が子機であるとの判断の下に、ステップ117の処理に移行する。
当該冷凍装置が親機であって、操作部53から運転の指令が発せられていれば(ステップ105のYES)、自機が除霜中であるかどうか判定される(ステップ106)。
除霜中でなく(ステップ106のYES)、しかも除霜が必要でなければ(ステップ113のNO)、温度センサ24の検知温度Taと操作部53における温度設定器の設定温度Tsが読込まれ(ステップ108)、その検知温度Taと設定温度Tsとが比較される(ステップ109)。検知温度Taが設定温度Tsより高ければ(ステップ109のYES)、圧縮機11の運転がオンされる(ステップ110)。この運転オンにより、冷却運転が実行される。検知温度Taが設定温度Tsより低ければ(ステップ109のNO)、圧縮機11の運転がオフされる(ステップ111)。この運転オフにより、冷却運転が中断される。
そして、親機からは自機の運転・停止および圧縮機11のオン/オフを表わす運転データが子機に対し送信される(ステップ112)。
熱交換器温度センサ23の検知温度が低下して除霜が必要になった場合は(ステップ113のYES)、蒸発器16に対する除霜運転が実行される(ステップ114)。そして、除霜信号が子機に対し送信される(ステップ115)。
一方、当該冷凍装置が子機であれば(ステップ104のNO)、親機から送信される運転データが受信され、その運転データ(親機の運転・停止および圧縮機11のオン/オフ)が受信されるとともに、場合によっては除霜信号も受信される(ステップ117)。
親機が運転していて(ステップ118のYES)、しかも自機が除霜中でなく(ステップ119のNO)、また除霜信号を受信していなければ(ステップ126のNO)、親機の圧縮機11のオン/オフ状態が判定される(ステップ129)。この判定において、親機の圧縮機11の運転がオンであれば(ステップ129のYES)、自機の圧縮機11の運転もオンされる(ステップ130)。この運転オンにより、冷却運転が実行される。親機の圧縮機11の運転がオフであれば(ステップ129のNO)、自機の圧縮機11の運転もオフされる(ステップ131)。この運転オフにより、冷却運転が中断される。そして、除霜完了フラグFが“0”にリセットされる(ステップ132)。
親機が停止している場合は(ステップ118のNO)、自機も停止される(ステップ133)。
親機が運転していて(ステップ118のYES)、しかも自機が除霜中でないとき(ステップ119のNO)、親機から除霜信号を受けると(ステップ126のYES)、除霜完了フラグFが“0”であるかどうか判定される(ステップ127)。除霜完了フラグFが“0”であれば(ステップ127のYES)、自機の除霜運転が開始される(ステップ128)。したがって、子機の除霜開始は親機と同期して実施される。そして、除霜中(ステップ119のYES)、自機で除霜終了が検知されなければ(ステップ120のNO)、そのまま除霜運転が継続される(ステップ128)。
この除霜中(ステップ119のYES)、自機で除霜終了が検知されると(ステップ120のYES)、除霜完了フラグFが“1”にセットされる(ステップ121)。なお、図示していないが除霜運転は最低除霜運転時間が予め決められており、極めて短時間で除霜復帰することがないように設定されている。このため、ステップ120のYESは、最低除霜運転時間経過後に除霜終了検知されたことを意味する。そして、自機の温度センサ24の検知温度Taと設定温度Tsとが比較され(ステップ123)、検知温度Taが設定温度Tsより高ければ(ステップ123のYES)、圧縮機11の運転がオンされる(ステップ124)。すなわち、除霜運転が終了して、冷却運転が再開される。検知温度Taが設定温度Tsより低ければ(ステップ123のNO)、圧縮機11の運転がオフされる(ステップ125)。
こうして、除霜運転が終了した後(ステップ119のNO)、親機からまだ除霜信号の入力が続いていて(ステップ126のYES)、しかも除霜完了フラグFが“1”であれば(ステップ127のNO)、自機の検知温度Taと設定温度Tsとの比較に基づく圧縮機11のオン/オフ制御が継続される。
除霜運転が終了した後(ステップ119のNO)、親機からの除霜信号の入力が解除されると(ステップ126のNO)、上記ステップ129に移行し、親機における圧縮機11のオン/オフに従った運転が実行される。すなわち、自機の温度センサ24の検知温度Taと設定温度Tsとの比較に基づく圧縮機のオン/オフ制御は解除される。
このように、子機として設定される全ての冷凍装置の運転を、親機の運転・停止および親機における圧縮機11のオン/オフに従って実行することにより、全ての冷凍装置1,2,3,4の冷却動作が相互に干渉し合うことなく、貯蔵庫Rの空間全体を冷凍装置1,2,3,4によって均一に冷却することができる。
とくに、親機が除霜運転に入ると、子機も除霜運転に入るので、除霜中の蒸発器16から融けた霜や氷が蒸発してそれが冷却運転中の他の冷凍装置の蒸発器16に移行して着霜してしまうといった不具合を未然に防止することができる。
しかも、子機では、それぞれの除霜終了検出に応じて除霜運転を終了し、その終了後に親機からまだ除霜信号の入力が続いている場合は自機の検知温度Taおよび設定温度Tsに応じて圧縮機1の運転をオン/オフするので、子機のそれぞれにおいて庫内温度の不要な上昇を生じることがない。
なお、冷凍装置1〜4が単独で設置された場合には、データ信号線6が接続されないため、他機からの信号は入力されず、自機のアドレスが必ず最小のアドレスとなるため、図5のフローチャート中ステップ104において、親機として設定される。親機の動作は、自機の検知温度Taと設定温度Tsを基準に動作するため、通常の単独設置機器の動作と何等変ることなく運転できる。このため、複数台設置と単独設置のいずれにも本冷凍装置は用いることができ、単独の冷凍装置としての実用性はそのまま保有するため、汎用性がある。
[2]第2の実施形態について説明する。
図7に示すように、単相交流電源10rsにインバータ61が接続され、そのインバータ61の出力端に圧縮機11の駆動モータ11Mが接続されている。インバータ61は、単相交流電源10rsの電圧を整流する整流回路62、この整流回路62の出力端に接続された平滑コンデンサ63、この平滑コンデンサ63に接続されたスイッチング回路64により、構成されている。スイッチング回路64は、平滑コンデンサ63に生じる直流電圧を、スイッチングにより、制御部50からの指令に応じた周波数およびレベルの三相交流電圧に変換し出力する。この出力により、上記駆動モータ11Mが動作する。
そして、制御部50は、主要な機能として次の(11)〜(14)の手段を有している。
(11)熱交換器温度センサ23の検知温度に応じて、蒸発器16の着霜を検出する着霜検出手段。
(12)熱交換器温度センサ23の検知温度に応じて、蒸発器16の除霜終了を検出する除霜終了検出手段。
(13)アドレス設定手段52で親機のアドレスが設定された場合、操作部53で運転が指令されていれば、温度センサ24の検知温度Taと上記温度設定器の設定温度Tsとの差に基づき、圧縮機11の速度(インバータ61の出力周波数)を制御するとともに、その検知温度Taおよび設定温度Tsを表わす運転データを入出力端子1aから出力し、かつ自機の着霜検出手段による着霜検出から自機の除霜終了検出手段による除霜終了検出まで自機の蒸発器16に対する除霜運転を実行するとともに、その実行中に除霜信号を入出力端子1aから子機に対し出力する手段。
(14)アドレス設定手段52で子機のアドレスが設定された場合、親機からの運転データの入力を受けてその運転データから検知温度Taおよび設定温度Tsを読込み、その検知温度Taと設定温度Tsとの差に基づき圧縮機11の速度を制御するとともに、親機からの除霜信号の入力を受けると自機の蒸発器16に対する除霜運転を開始しその除霜運転を自機の除霜終了検出手段による除霜終了検出に応じて終了するとともに、その終了後に上記除霜信号の入力が続いていれば自機の温度センサ24の検知温度Taと温度設定器の設定温度Tsとの差に基づき自機の圧縮機11の運転・停止(オン/オフ)を制御する手段。
他の構成は第1の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
つぎに、上記の構成の作用を図8および図9のフローチャートを参照しながら説明する。
アドレス設定手段52の操作により当該冷凍装置のアドレス(番号)が設定されると、そのアドレスが読込まれるとともに(ステップ201)、読込まれたアドレスが他の冷凍装置に向け送信される(ステップ202)。また、他の冷凍装置から送信されるアドレスの受信・確認・記憶が行われる(ステップ203)。このアドレスの受信に際し、上記読込まれるアドレス、他の冷凍装置から受信したアドレスの相互比較に基づき、自身のアドレスが正常な冷凍装置の中で最小であるかどうか判定される(ステップ204)。
アドレスが最小であれば(ステップ204のYES)、当該冷凍装置が親機であるとの判断の下に、自機の操作部53から発せられる指令が運転であるかどうか判定される(ステップ205)。アドレスが最小でなければ(ステップ204のNO)、当該冷凍装置が子機であるとの判断の下に、ステップ216の処理に移行する。
当該冷凍装置が親機であって、操作部53から運転の指令が発せられていれば(ステップ205のYES)、自機が除霜中であるかどうか判定される(ステップ206)。
除霜中でなく(ステップ206のYES)、しかも除霜が必要でなければ(ステップ212のNO)、温度センサ24の検知温度Taと操作部53における温度設定器の設定温度Tsが読込まれ(ステップ208)、その検知温度Taと設定温度Tsとの差に応じて圧縮機11の速度(運転周波数)が制御される(ステップ209)。この圧縮機11の可変速運転により、冷却運転が実行される(ステップ210)。そして、親機から、自機の運転のオン/オフ、検知温度Ta、設定温度Tsを表わす運転データが子機に対し送信される(ステップ211)。
熱交換器温度センサ23の検知温度が低下して除霜が必要になった場合は(ステップ212のYES)、蒸発器16に対する除霜運転が実行される(ステップ213)。そして、除霜信号が子機に対し送信される(ステップ214)。
一方、当該冷凍装置が子機であれば(ステップ204のNO)、親機から送信される運転データが受信され、その運転データ(親機の運転のオン/オフ、検知温度Ta、設定温度Ts)が受信されるとともに、場合によっては除霜信号も受信される(ステップ216)。
親機が運転していて(ステップ217のYES)、しかも自機が除霜中でなく(ステップ218のNO)、また除霜信号を受信していなければ(ステップ223のNO)、親機からの検知温度Taと設定温度Tsとの差に応じて圧縮機11の速度が制御される(ステップ226)。この圧縮機11の可変速運転により、冷却運転が実行される。そして、除霜完了フラグFが“0”にリセットされる(ステップ227)。
親機が停止している場合は(ステップ217のNO)、自機も停止される(ステップ222)。
親機が運転していて(ステップ217のYES)、しかも自機が除霜中でないとき(ステップ218のNO)、親機から除霜信号を受けると(ステップ223のYES)、除霜完了フラグFが“0”であるかどうか判定される(ステップ224)。除霜完了フラグFが“0”であれば(ステップ224のYES)、自機の除霜運転が開始される(ステップ225)。したがって、子機の除霜開始は親機と同期して実施される。そして、除霜中(ステップ218のYES)、自機で除霜終了が検知されなければ(ステップ219のNO)、そのまま除霜運転が継続される(ステップ225)。
この除霜中(ステップ218のYES)、自機で除霜終了が検知されると(ステップ219のYES)、除霜完了フラグFが“1”にセットされる(ステップ220)。なお、図示していないが除霜運転は最低除霜運転時間が予め定められており、極めて短時間で除霜復帰することがないように設定されている。このため、ステップ219のYESは、最低除霜運転時間経過後に除霜終了検知されたことを意味する。そして、親機からの検知温度Taと設定温度Tsとの差に応じて圧縮機11の速度が制御される(ステップ226)。この圧縮機11の可変速運転により、冷却運転が実行される。
こうして、除霜運転が終了した後(ステップ218のNO)、親機からまだ除霜信号の入力が続いていて(ステップ223のYES)、しかも除霜完了フラグFが“1”であれば(ステップ224のNO)、自機の検知温度Taと設定温度Tsとの差に基づく圧縮機11の速度制御が継続される(ステップ221)。
除霜運転が終了した後(ステップ218のNO)、親機からの除霜信号の入力が解除されると(ステップ223のNO)、上記ステップ226に移行し、親機における圧縮機11の速度制御に従った運転が実行される。
このように、子機として設定される全ての冷凍装置における圧縮機11の速度を、親機の圧縮機11と同じく、親機の検知温度Taおよび設定温度Tsに従って制御することにより、全ての冷凍装置1,2,3,4の冷却動作が相互に干渉し合うことなく、貯蔵庫Rの空間全体を冷凍装置1,2,3,4によって均一に冷却することができる。
とくに、親機が除霜運転に入ると、子機も除霜運転に入るので、除霜中の蒸発器16から融けた霜や氷が蒸発してそれが冷却運転中の他の冷凍装置の蒸発器16に移行して着霜してしまうといった不具合を未然に防止することができる。
しかも、子機では、それぞれの除霜終了検出に応じて除霜運転を終了し、その終了後に親機からまだ除霜信号の入力が続いている場合は自機の検知温度Taおよび設定温度Tsに応じて圧縮機1の速度を制御するので、子機のそれぞれにおいて庫内温度の不要な上昇を生じることがない。
なお、この発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
各実施形態の各冷凍装置の外観斜視図。 各実施形態における各冷凍装置の入出力端子およびその相互間の接続状態を示す図。 各実施形態の各冷凍装置の外観および内部の構成を側方から見た図。 第1の実施形態の制御装置内の制御回路および冷凍サイクルの構成を示す図。 第1の実施形態の作用を説明するためのフローチャート。 図5に続くフローチャート。 第2の実施形態の制御装置内の制御回路および冷凍サイクルの構成を示す図。 第2の実施形態の作用を説明するためのフローチャート。 図8に続くフローチャート。
符号の説明
1,2,3,4…冷凍装置、5…信号ケーブル、6…データ信号線、7…アース線、10…三相交流電源、10rs…単相交流電源、11…圧縮機、13…凝縮器、14…凝縮器用送風機、15…蒸発器ユニット、15a…吸込口、15b…吹出口、16…蒸発器、16a…第1蒸発器、16b…第2蒸発器、17…蒸発器用送風機、18…ダクト、41…インバータ、50…制御部、52…アドレス設定手段

Claims (2)

  1. 圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器からなる冷凍サイクル、被冷却空間の温度を検知する温度センサ、被冷却空間の温度を設定するための温度設定器、および前記冷凍サイクルを制御する制御装置を備えた冷凍装置において、
    前記制御装置は、当該装置を親機と子機のいずれかに設定する設定手段、前記蒸発器の着霜を検出する着霜検出手段、前記蒸発器の除霜終了を検出する除霜終了検出手段を備え、
    親機に設定された場合、自機が運転であれば、自機の温度センサの検知温度と温度設定器の設定温度との比較に基づき自機の圧縮機のオン/オフを制御するとともに、自機の運転・停止および圧縮機のオン/オフを表わす運転データを子機に対し出力し、かつ自機の着霜検出手段による着霜検出から自機の除霜終了検出手段による除霜終了検出まで自機の蒸発器に対する除霜運転を実行するとともに、その実行中に除霜信号を子機に対し出力し、
    子機に設定された場合、前記運転データの入力を受けてその運転データに基づき自機の運転・停止および圧縮機のオン/オフを制御するとともに、前記除霜信号の入力を受けると自機の蒸発器に対する除霜運転を開始しその除霜運転を自機の除霜終了検出手段による除霜終了検出に応じて終了するとともに、その終了後に前記除霜信号の入力が続いていれば自機の温度センサの検知温度と温度設定器の設定温度との差に基づき自機の圧縮機のオン/オフを制御する、
    ことを特徴とする冷凍装置。
  2. インバータにより可変速駆動される圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器からなる冷凍サイクル、被冷却空間の温度を検知する温度センサ、被冷却空間の温度を設定するための温度設定器、および前記冷凍サイクルを制御する制御装置を備えた冷凍装置において、
    前記制御装置は、当該装置を親機と子機のいずれかに設定する設定手段、前記蒸発器の着霜を検出する着霜検出手段、前記蒸発器の除霜終了を検出する除霜終了検出手段を備え、
    親機に設定された場合、自機の温度センサの検知温度と温度設定器の設定温度との差に基づき自機の圧縮機の速度を制御するとともに、その検知温度および設定温度を表わす運転データを子機に対し出力し、かつ自機の着霜検出手段による着霜検出から自機の除霜終了検出手段による除霜終了検出まで自機の蒸発器に対する除霜運転を実行するとともに、その実行中に除霜信号を子機に対し出力し、
    子機に設定された場合、前記運転データの入力を受けてその運転データから検知温度および設定温度を読込み、その検知温度と設定温度との差に基づき自機の圧縮機の速度を制御するとともに、前記除霜信号の入力を受けて自機の蒸発器に対する除霜運転を開始しその除霜運転を自機の除霜終了検出手段による除霜終了検出に応じて終了するとともに、その終了後に前記除霜信号の入力が続いている間は自機の温度センサの検知温度と温度設定器の設定温度との差に基づき自機の圧縮機の速度を制御する、
    ことを特徴とする冷凍装置。
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