JP2008024321A - 組立式梱包箱及び組立式梱包箱用厚紙 - Google Patents
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Abstract
【課題】対向する一対の第1側面板に連設されているフラップにテーパを形成し、更にフラップの該テーパが形成されている部分を、対向する一対の第2側面板の内部間隙に折り込んで前記第2側面板の係止穴から突出させる構成とすることにより、前記第1側面板を底面板に対し外側に傾かせ、収納物の収納又は取り出しを容易に行うことができる組立式梱包箱及び組立式梱包箱用厚紙を提供する。
【解決手段】第1側面板3,4に連設されているフラップ15,17の一側辺に先端に向けて広くなるテーパを形成し、また、第2側面板に係止穴13cを開設させ、前記フラップ15,17のテーパ頂部を前記係止穴13cに挿入し突出させることにより前記フラップ15,17を前記係止穴13cに係止させ、前記第1側面板3及び上蓋5並びに前記第1側面板4及び中蓋10を底面板1に対し外側に傾斜させる構成とした。
【選択図】図6
【解決手段】第1側面板3,4に連設されているフラップ15,17の一側辺に先端に向けて広くなるテーパを形成し、また、第2側面板に係止穴13cを開設させ、前記フラップ15,17のテーパ頂部を前記係止穴13cに挿入し突出させることにより前記フラップ15,17を前記係止穴13cに係止させ、前記第1側面板3及び上蓋5並びに前記第1側面板4及び中蓋10を底面板1に対し外側に傾斜させる構成とした。
【選択図】図6
Description
本発明は収納物の収納及び取り出しを容易にし、また、組立作業を効率よく行うことができる組立式梱包箱及び該組立式梱包箱を形成する厚紙に関する。
図7は収納物を収納するか又は取り出すときの従来の組立式段ボール紙製梱包箱の略示斜視図である。組立式段ボール紙製梱包箱は矩形の上面板31を備えており、収納物の包装の印刷表示を見せるために前記上面板31の中央は開口している。
上面板31の2つの長辺には矩形の長側面板32、33がそれぞれ連設されており、長側面板32、33の端辺には折り線を介して矩形の底面板34、35がそれぞれ連設されている。
上面板31の2つの短辺には矩形の短側面板36、37が折り線を介してそれぞれ連設されており、短側面板36、37の連設方向中央部には折り線と共に矩形の係合穴36a、37aがそれぞれ開設されている。
長側面板32の側辺には矩形のフラップ38、40が折り線を介してそれぞれ連設され、長側面板33の側辺には矩形のフラップ39、41が折り線を介してそれぞれ連設されている。フラップ38、39は先端隅部に矩形の突起部38a、39aをそれぞれ備え、突起部38a及び39aは係合穴36aに係合している。フラップ40、41は先端隅部に矩形の突起部40a、41aをそれぞれ備え、突起部40a及び41aは係合穴37aに係合している。
このような組立式段ボール紙製梱包箱は平面展開状態の段ボール紙から組み立てられる。次に組立式段ボール紙製梱包箱の組立工程について説明する。まず折り線を上にして段ボール紙を平置きにする。底面側から収納物を収納するので上面板31が下になるように、長側面板32及び底面板34並びに長側面板33及び底面板35を上面板31の長辺にてそれぞれ立ち上げる。このときフラップ38乃至41を、折り線を境界にして内側に折り曲げて置く。
短側面板36を立ち上げ且つ折り線を境界として内側に折り曲げると共に、内側に折り曲げたフラップ38及び39を短側面板36の内部間隙に折り込み、突起部38a及び39aを係合穴36aに係合させる。同様に短側面板37を立ち上げ且つ折り線を境界として内側に折り曲げると共に、内側に折り曲げたフラップ40及び41を短側面板37の内部間隙に折り込み、突起部40a及び41aを係合穴37aに係合させる。これによりフラップ38乃至41が上面板31に固定される。
フラップ38乃至41は上面板31に固定されるので、長側面板32及び底面板34並びに長側面板33及び底面板35は上面板31に対し略垂直に立ち上がり、この状態で収納物を収納するか又は取りだす。次に底面板34及び35を、折り線を境界として内側に折り曲げて箱を閉じ、粘着テープで封をする。そして、箱を反転させて上面板31の開口から収納物の包装の印刷表示が見えるようにする。
このようにして突起部38a及び39aを係合穴36aに係合させ、突起部40a及び41aを係合穴37aに係合させて、短側面板36及び37並びにフラップ38乃至41を上面板31に固定して組立式段ボール紙製梱包箱を組み立てることで、組み立てに必要な止め具の数を減らすことができる(特許文献1参照)。
特開2003−128053号公報
特許文献1に記載の組立式段ボール紙製梱包箱にあっては、収納物の収納又は取り出しを行う場合に、長側面板32及び底面板34並びに長側面板33及び底面板35は上面板31に対し略垂直に立ち上がっている。したがって収納物の収納又は取り出しを行う場合に、長側面板32及び底面板34並びに長側面板33及び底面板35が手又は腕に当たり易く収納物の収納又は取り出しを行い難いという問題があった。
また、フラップ38乃至41は折り曲げに対する復元力によって短側面板36及び短側面板37から離隔する方向に移動するので、フラップ38乃至41を指で押え続けて短側面板36及び短側面板37に折り込んでいた。フラップ38乃至41を指で押え続けることは組立式段ボール紙製梱包箱の組立作業を難しくしており、組立式段ボール紙製梱包箱を効率よく組み立てることができなかった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、一方の対向する側面板に係止穴を開設し、他方の対向する側面板に連設されているフラップにテーパを形成して、フラップのテーパが形成されている部分の一部を前記係止穴から突出させる構成とすることにより、前記他方の対向する側面板を底面板に対し外側に傾かせ、収納物の収納又は取り出しを容易に行うことができ、また前記フラップの折り曲げに対する復元力が生じても前記フラップが前記一方の対向する側面板から離隔する方向に移動しないようにし、効率よく組み立てることができる組立式梱包箱及び組立式梱包箱用厚紙を提供することを目的とする。
本発明に係る組立式梱包箱は、四角形の底面板と、該底面板に連設されている一対の第1側面板と、該第1側面板の側辺に連設されている四角形のフラップと、前記底面板に連設されており、連設方向中央部に折り線を有する一対の第2側面板とを備え、前記第1側面板及びフラップを立ち上げ、前記第2側面板を立ち上げ且つ折り線を境界として内側に折り曲げると共に、折り曲げた前記第2側面板の内部間隙に前記フラップを折り込んで組み立てる組立式梱包箱において、前記第2側面板の連設方向中央部に係止穴が開設されており、前記フラップの一側辺には前記フラップの先端に向けて広くなるテーパが形成されており、前記フラップを前記第2側面板の内部間隙に折り込んだ場合に前記フラップのテーパが形成されている部分の一部が前記係止穴に挿入されて上側に突出して係止され、前記第1側面板が前記底面板に対し外側に傾くようにしてあることを特徴とする。
また本発明に係る組立式梱包箱用厚紙は、四角形の底面板と、該底面板に連設されている一対の第1側面板と、該第1側面板の側辺に連設されている四角形のフラップと、前記第1側面板の端辺に連設されている一対の蓋板と、前記底面板に連設されており、連設方向中央部に折り線を有する一対の第2側面板とを備える組立式梱包箱用厚紙において、前記蓋板に近い側の前記フラップの側辺には前記フラップの先端に向けて広くなるテーパが形成されており、前記第2側面板の連設方向中央部に前記フラップの一部が挿入されて突出し係止されるべき係止穴が開設されていることを特徴とする。
本発明においては、前記第2側面板の連設方向中央部に係止穴を開設し、前記フラップの一側辺には前記フラップの端辺に向けて広くなるテーパを形成して、前記フラップを前記第2側面板の内部間隙に折り込んだ場合に前記フラップのテーパが形成されている部分の一部を前記係止穴に挿入し上側に突出させる。これにより前記フラップを前記底面板から上側に離間させた状態に置き、前記フラップを前記第2側面板に折り込んだ場合に前記第1側面板を前記底面板に対し外側に傾かせる。
また、前記第2側面板に係止穴を開設し、前記フラップを前記第2側面板の内部間隙に折り込んだ場合に、前記フラップのテーパが形成されている部分の一部を前記係止穴から突出させて係止させることにより、前記フラップが前記第2側面板から離隔する方向に移動することを防ぎ、梱包箱を組み立てるときに前記フラップを指で押え続ける必要がなくなる。
本発明に係る組立式梱包箱においては、前記第2側面板の連設方向中央部に係止穴を開設し、前記フラップの一側辺には前記フラップの端辺に向けて広くなるテーパを形成して、前記フラップを前記第2側面板の内部間隙に折り込んだ場合に前記フラップのテーパが形成されている部分の一部を前記係止穴に挿入し上側に突出させることを可能にする。これにより前記フラップを前記底面板から上側に離間させた状態に置き、前記フラップを前記第2側面板に折り込んだ場合に前記第1側面板を前記底面板に対し外側に傾かせるので、収納物の収納又は取り出しを行うときに手又は腕が第1側面板に当たり難くなり、収納物の収納及び取り出しを容易に行うことができる。
また、前記第2側面板に係止穴を開設し、前記フラップを前記第2側面板の内部間隙に折り込んだ場合に、前記フラップのテーパが形成されている部分の一部を前記係止穴から突出させて係止させることにより、前記フラップが前記第2側面板から離隔する方向に移動することを防ぎ、梱包箱を組み立てるときに前記フラップを指で押え続ける必要がなくなるので、組立式梱包箱を効率よく組み立てることができる。
以下、本発明に係る組立式梱包箱及び組立式梱包箱用厚紙を実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る組立式梱包箱用厚紙の略示平面図、図2は組立式梱包箱用厚紙のフラップの略示拡大図である。
図において1は矩形の底面板であり、底面板1の2つの短辺中央にはスリット状の係合孔2a、2bが短辺に沿ってそれぞれ開設されている。底面板1の2つの長辺には折り線1a、1cを介して、底面板1の長手方向と同じ方向を長手方向とする矩形の第1側面板3、4がそれぞれ連設されている。
第1側面板3の端辺には折り線3aを介して底面板1の寸法と略同寸の上蓋5が連設されている。上蓋5の端辺には、該端辺中央に長手方向に適宜の幅を有して矩形状の第1蓋閉片6が折り線5aを介して連設されている。第1蓋閉片6には、折り線5aに沿って適当な幅のスリット状の第2挿通孔7が開設されており、後述する第2蓋閉片9が第2挿込孔7に挿通する構成となっている。また上蓋5の端辺中央には半円形状の指掛切欠8が設けられている。
第1側面板4の端辺には、折り線4aを介して底面板1の寸法と略同寸の中蓋10が連設されている。第1側面板4の長手方向中央付近から中蓋10に向けて、第1側面板4及び中蓋10に跨ってコの字状の切込が設けられており、該切込の内側は第2蓋閉片9となっている。第2蓋閉片9の基端には、第1側面板4の長手方向に平行な折り線9bが設けられており、折り線9bにて第2蓋閉片9は第1側面板4の外側に折り曲げ可能な構成となっている。第2蓋閉片9の中央付近には第1側面板4の長手方向に平行な折り線9aが設けられており、第2蓋閉片9は前記第2挿通孔7に挿通する構成となっている。
中蓋10には折り線4aに沿って、適当な幅のスリット状の第1挿通孔11が第2蓋閉片9を挟んで開設されており、前記折り線9bにて前記第2蓋閉片9を第1側面板4の外側に折り曲げた場合に第1蓋閉片6が第1挿通孔11に挿通する構成となっている。
底面板1の2つの短辺には折り線1b、1dを介して、底面板1の長手方向に垂直な方向に長い矩形状の第2側面板12、13がそれぞれ連設されている。
第2側面板12、13の底面板1に隣接している側の略半分は、矩形状の外壁部12a、13aになっている。外壁部12a、13aには、長手方向に垂直な方向であって、底面板1から離隔する方向に、折り線12f、13fを介して、細長い矩形状の境界部12b、13bがそれぞれ連設されている。境界部12b、13bには、長手方向に垂直な方向であって、底面板1から離隔する方向に、折り線12g、13gを介して外壁部12a、13aの寸法と略同寸の矩形状の内壁部12d、13dがそれぞれ連設されている。
第2側面板12、13の端辺の長手方向中央には、長手方向の幅が広く長手方向に垂直な方向に突出している係合片部12e、13eがそれぞれ一体に設けられており、係合片部12e、13eは、前記係合孔2a、2bにそれぞれ係合する構成となっている。第2側面板12、13の中央付近には外壁部12a、13a、境界部12b、13b及び内壁部12d、13dに跨る長手方向に長い矩形状の係止穴12c、13cがそれぞれ開設されている。
第1側面板3の2つの側辺には折り線3b、3cを介して、先端に向けて拡幅された台形状のフラップ14、15がそれぞれ連設されている。フラップ14、15の一側辺には、第1側面板3の側辺中央で上蓋5寄りから前記フラップ14、15の先端に向けて広くなるテーパが形成されており、フラップ14、15の他側辺は、第2側面板12,13に近接しており第1側面板3の側辺に垂直な直線の辺となっている。フラップ14、15の端辺は、フラップ14、15の両側辺の端に連なっており第1側面板3の側辺に平行な直線の辺となっている。
第1側面板4の2つの側辺には折り線4b、4cを介して、先端に向けて拡幅された台形状のフラップ16、17がそれぞれ連設されている。フラップ16、17の一側辺には、第1側面板4の側辺中央で中蓋10寄りからフラップ16、17の先端に向けて広くなるテーパが形成されており、フラップ16、17の他側辺は、第2側面板12,13に近接しており第1側面板4の側辺に垂直な直線の辺となっている。フラップ16、17の端辺は、フラップ16、17の両側辺の端に連なっており第1側面板4の側辺に平行な直線の辺となっている。
次に本発明に係る組立式梱包箱の組立工程について説明する。図3及び図4は本発明に係る組立式梱包箱の組立工程を示す説明図、図5は図3(c)におけるV―V線による組立式梱包箱の略示断面図、図6は図4(d)における組立式梱包箱の略示拡大側面図である。
まず組立式梱包箱用厚紙を平置きにし、上蓋5及び第1側面板3を折り線1aを境界として上方に立ち上げ、中蓋10及び第1側面板4を折り線1cを境界として上方に立ち上げる(図3(a)参照)。そしてフラップ14、16を折り線3b、4bを境界としてそれぞれ内側に折り曲げ、フラップ15、17を折り線3c、4cを境界としてそれぞれ内側に折り曲げる(図3(b)参照)。
次に、第2側面板12を、折り線1bを境界として立ち上げ、折り線12fを境界として、境界部12b及び内壁部12dを外壁部12aと略垂直となるように内側に折り曲げる(図3(c)参照)。このとき、フラップ14及び16を指で押えて、フラップ14及び16のテーパ頂部を係止穴12cから突出させ、フラップ14及び16を係止穴12cに係止させる(図5参照)。また第2側面板13を折り線1dを境界として立ち上げ、折り線13fを境界として、境界部13b及び内壁部13dを外壁部13aと略垂直となるように内側に折り曲げる(図3(c)参照)。このとき、フラップ15及び17を指で押えて、フラップ15及び17のテーパ頂部を係止穴13cから突出させ、フラップ15及び17を係止穴13cに係止させる(図5参照)。なお、図5においては係合孔2a,2bを省略している。
次に内壁部12dを、折り線12gを境界として内側に折り曲げ、フラップ14及び16を外壁部12a及び内壁部12dの内部間隙に折り込み、係合片部12eを係合孔2aに係合させる。また、内壁部13dを、折り線13gを境界として内側に折り曲げ、フラップ15及び17を外壁部13a及び内壁部13dの内部間隙に折り込み、係合片部13eを係合孔2bに係合させる(図4(d)参照)。
このときフラップ14乃至17は底面板1から離間した状態にあることから、第1側面板3及び上蓋5並びに第1側面板4及び中蓋10は底面板1に対し外側に少し倒れた状態であり(図6参照)この状態で内部に収納物を収納するか又は内部から収納物を取りだす。
そして折り線4aを境界にして中蓋10を内側に折り曲げ、折り線9bを境界にして第2蓋閉片9を第1側面板4の外側に折り曲げ(図4(e)参照)、折り線3aを境界にして上蓋5を内側に折り曲げる。そして、折り線5aを境界にして第1蓋閉片6を折り曲げて第1挿通孔11に挿通させ、折り線9aを境界にして第2蓋閉片9を折り曲げて第2挿通孔7に挿通させ、箱を閉じる(図4(f)参照)。
前記第2側面板12、13に係止穴12c、13cをそれぞれ開設し、前記フラップ14、15の一側辺に、第1側面板3の側辺中央で上蓋5寄りから前記フラップ14、15の先端に向けて広くなるテーパを形成し、前記フラップ16、17の一側辺には、第1側面板4の側辺中央で中蓋10寄りから前記フラップ16、17の先端に向けて広くなるテーパを形成する。これにより前記フラップ14乃至17を前記第2側面板12及び13に折り込んだ場合に、前記フラップ14乃至17のテーパ頂部を前記係止穴12c、13cに挿入し上側に突出させ、前記フラップ14乃至17を前記底面板1から離間させた状態に置き、前記第1側面板3及び上蓋5並びに前記第1側面板4及び中蓋10を底面板1に対し外側に傾かせる。
また、前記第2側面板12、13に係止穴12c、13cをそれぞれ開設し、前記フラップ14乃至17のテーパ頂部を前記係止穴12c、13cから突出させることにより、組立途中に前記第2側面板12、13と前記フラップ14乃至17とを係止させ、折り曲げによる復元力の作用で前記フラップ14乃至17が前記第2側面板12、13から離隔する方向に移動することを防ぐ。
前記フラップ14、15の一側辺に、第1側面板3の側辺中央で上蓋5寄りから前記フラップ14、15の先端に向けて広くなるテーパを形成し、前記フラップ16、17の一側辺には、第1側面板4の側辺中央で中蓋10寄りから前記フラップ16、17の先端に向けて広くなるテーパを形成する。これにより前記フラップ14乃至17を前記第2側面板12及び13に折り込んだ場合に、前記フラップ14乃至17のテーパ頂部を前記係止穴12c、13cに挿入し上側に突出させ、前記フラップ14乃至17を前記底面板1から離間させた状態に置き、前記第1側面板3及び上蓋5並びに前記第1側面板4及び中蓋10を底面板1に対し外側に傾かせているので、収納物を収納するか又は取り出すときに手又は腕が前記第1側面板3及び上蓋5並びに前記第1側面板4及び中蓋10に当たり難くなり、収納物の収納及び取り出しを容易に行うことができる。
また前記第2側面板12、13に係止穴12c、13cを開設し、前記フラップ14乃至17のテーパ頂部を前記係止穴12c、13cから突出させることにより、組立途中に前記第2側面板12、13と前記フラップ14乃至17とを係止させ、折り曲げによる復元力の作用で前記フラップ14乃至17が前記第2側面板12、13から離隔する方向に移動することを防いでいる。したがって、箱を組み立てているときに前記フラップ14乃至17を指で押え続ける必要がなくなり、組立式梱包箱を効率よく組み立てることができる。
なお、実施の形態に係る組立式梱包箱においてはフラップ14乃至17の一側辺の全体にテーパを形成しているが、フラップ14乃至17の一側辺の一部にテーパを形成し係止穴12c及び13cにフラップ14乃至17の一部が係止する構成としても良い。また実施の形態に係る組立式梱包箱は、段ボール紙等からなる組立式梱包箱用厚紙を組み立てて構成されている。
1 底面板
2a、2b 係合孔
3、4 第1側面板
5 上蓋(蓋板)
6 第1蓋閉片
7 第2挿通孔
8 指掛切欠
9 第2蓋閉片
10 中蓋(蓋板)
11 第1挿通孔
12,13 第2側面板
12a,13a 外壁部
12b、13b 境界部
12c、13c 係止穴
12d、13d 内壁部
12e、13e 係合片部
14,15,16,17 フラップ
2a、2b 係合孔
3、4 第1側面板
5 上蓋(蓋板)
6 第1蓋閉片
7 第2挿通孔
8 指掛切欠
9 第2蓋閉片
10 中蓋(蓋板)
11 第1挿通孔
12,13 第2側面板
12a,13a 外壁部
12b、13b 境界部
12c、13c 係止穴
12d、13d 内壁部
12e、13e 係合片部
14,15,16,17 フラップ
Claims (2)
- 四角形の底面板と、該底面板に連設されている一対の第1側面板と、該第1側面板の側辺に連設されている四角形のフラップと、前記底面板に連設されており、連設方向中央部に折り線を有する一対の第2側面板とを備え、前記第1側面板及びフラップを立ち上げ、前記第2側面板を立ち上げ且つ折り線を境界として内側に折り曲げると共に、折り曲げた前記第2側面板の内部間隙に前記フラップを折り込んで組み立てる組立式梱包箱において、
前記第2側面板の連設方向中央部に係止穴が開設されており、前記フラップの一側辺には前記フラップの先端に向けて広くなるテーパが形成されており、前記フラップを前記第2側面板の内部間隙に折り込んだ場合に前記フラップのテーパが形成されている部分の一部が前記係止穴に挿入されて上側に突出して係止され、前記第1側面板が前記底面板に対し外側に傾くようにしてあることを特徴とする組立式梱包箱。 - 四角形の底面板と、該底面板に連設されている一対の第1側面板と、該第1側面板の側辺に連設されている四角形のフラップと、前記第1側面板の端辺に連設されている一対の蓋板と、前記底面板に連設されており、連設方向中央部に折り線を有する一対の第2側面板とを備える組立式梱包箱用厚紙において、
前記蓋板に近い側の前記フラップの側辺には前記フラップの先端に向けて広くなるテーパが形成されており、前記第2側面板の連設方向中央部に前記フラップの一部が挿入されて突出し係止されるべき係止穴が開設されていることを特徴とする組立式梱包箱用厚紙。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013043657A (ja) * | 2011-08-22 | 2013-03-04 | Daikoku Danbooru Kogyo Kk | 組立箱 |
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2006
- 2006-07-19 JP JP2006197159A patent/JP2008024321A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013043657A (ja) * | 2011-08-22 | 2013-03-04 | Daikoku Danbooru Kogyo Kk | 組立箱 |
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