JP2008024138A - 画像表示装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の画像領域のうち表示させるべき画像領域を運転者等に選択させるにあたり、運転者等が希望する画像領域を直ちに特定できるようにする。
【解決手段】車両を基準とした周辺領域を表す周辺画像を、複数の画像領域それぞれに区分けした態様で表示させ(s160)、その中からユーザに選択された1以上の画像領域に対応する領域画像を表示させることができる(s210)。つまり、ユーザは、複数の画像領域に区分けされた周辺画像から、その周辺画像で表される車両周辺の領域と各画像領域とを照らし合わせて両者の位置関係を視覚的に確認しつつ、領域画像として表示させたい画像領域を選択することができる。このように、周辺画像で表される車両周辺の領域と各画像領域との位置関係を視認できることから、領域画像として表示させたい画像領域を、直ちに,かつ,間違いなく特定することができる。
【選択図】図3

Description

車両に設けられた1以上のカメラにより撮影された画像を表示部に表示させる画像表示装置に関する。
近年、車両の安全運転に寄与すべく、車両周辺の状態に関する情報を運転者やその周辺の者(以降、「運転者等」という)に提供するための技術が種々提案されている。
例えば、車両周囲に設けられたセンサにより車両周辺に存在する障害物の存在を検出し、その結果に基づいて車両周辺におけるどの領域に障害物が存在しているか否かを画像化して提供する、といった技術である(特許文献1参照)。
また、車両に設けたカメラにより車両周辺における複数領域の画像を撮影しておき、それら画像のうちいずれかの画像領域を表示すべきかを運転者等に選択させることにより、そうして選択された画像領域の画像を表示する、といった技術も提案されている。
特開2002−59798号
しかし、上述したように、いずれかの画像領域を選択的に表示させる技術では、その画像領域の選択を、その画像領域を表した文字からなるアイコンを選択するといった操作で実現していたため、運転者等がどの画像領域なのか直ちに特定できないことがあった。
その結果、運転者等が、表示させたい画像領域を表示させるまでに不要な選択操作を行ったり、表示させたい画像領域を特定するためにアイコンを注視してしまったりと、かえって安全運転を妨げる事態を招く恐れがあった。
本願発明は、このような課題を解決するためになされものであり、その目的は、複数の画像領域のうち表示させるべき画像領域を運転者等に選択させるにあたり、運転者等が希望する画像領域を直ちに特定できるようにするための技術を提供することである。
上記課題を解決するため請求項1に記載の画像表示装置は、画像取得手段が、車両に設けられた1以上のカメラにより撮影された画像を取得し、こうして画像取得手段により取得された画像を、周辺画像変換手段が、前記車両を基準として該車両の周辺領域を表してなる周辺画像に変換した後、周辺画像表示手段が、この周辺画像変換手段により変換された周辺画像を、複数の画像領域それぞれに区分けした態様で表示部に表示させる。
その後、画像領域選択手段が、周辺画像表示手段が表示部に表示させた周辺画像における画像領域のうち、1以上の画像領域をユーザに選択させ、その後、画像領域選択手段により1以上の画像領域が選択された際に、領域画像表示手段が、前記画像取得手段により取得された画像のうち、その選択された1以上の画像領域に対応する領域の領域画像を表示部に表示させる。
このように構成された画像表示装置によれば、車両を基準とした周辺領域を表す周辺画像を、複数の画像領域それぞれに区分けした態様で表示させ、それら画像領域の中からユーザに選択された1以上の画像領域に対応する領域画像を表示部に表示させることができる。
つまり、ユーザは、複数の画像領域に区分けされた周辺画像から、その周辺画像で表される車両周辺の領域と各画像領域とを照らし合わせて両者の位置関係を視覚的に確認しつつ、領域画像として表示部に表示させたい画像領域を選択することができる。
このように、周辺画像で表される車両周辺の領域と各画像領域との位置関係を視認できることから、領域画像として表示部に表示させたい画像領域を、直ちに,かつ,間違いなく特定することができる。
その結果、ユーザが、表示させたい画像領域を表示させるまでに不要な選択操作を行ったり、表示させたい画像領域を特定するために周辺画像を注視してしまったりと、安全運転を妨げる事態が生じることを防止することができる。
なお、この構成において、周辺画像変換手段により変換される「周辺画像」とは、車両を基準とした車両周辺の領域を表す画像であって、画像取得手段により取得された画像を、その撮影された領域に合わせて配置した画像などのことである。
また、周辺画像表示手段による周辺画像は、画像領域選択手段による選択前後にわたって、その表示態様を変更しないように表示することとすればよいが、周辺画像におけるいずれの画像領域が選択されているかを容易に把握できるような態様で表示することが望ましい。
このための構成としては、例えば、請求項2に記載のように、態様変更手段が、前記周辺画像表示手段が表示させた周辺画像のうち、前記画像領域選択手段により選択された画像領域の表示態様を、該選択された画像領域以外の画像領域とは異なる表示態様に変更する、ように構成することが考えられる。
このように構成すれば、画像領域選択手段により選択された画像領域の表示態様が、それ以外の画像領域と異なる表示態様になるため、ユーザは、その表示態様の違いにより、周辺画像におけるいずれの画像領域が選択されているかを容易に把握することができる。
なお、この構成において、態様変更手段が変更する表示態様とは、例えば、画像領域選択手段により選択された画像領域のみを枠で取り囲む,その画像領域の配色を変更する,その画像領域にハッチングを施す,などといった態様のことである。
また、上述した周辺画像表示手段は、表示部における周辺画像と同じ表示領域に、この周辺画像の替わりに領域画像を表示させる,または,表示態様を変更(例えば、半透明,縮小)した周辺画像と重畳させて表示させる,ように構成すればよい。また、1以上の表示部で形成される表示領域を、あらかじめ周辺画像用の表示領域と、領域画像用の表示領域とに分けておき、それぞれに該当する画像を表示させるように構成してもよい。
この後者のように構成するためには、例えば、請求項3に記載のように、周辺画像表示手段が、表示部における所定の表示領域である第1の表示領域に周辺画像を表示させて、領域画像表示手段が、表示部において前記第1の表示領域と異なる表示領域である第2の表示領域に領域画像を表示させる、ように構成すればよい。
このように構成すれば、周辺画像および領域画像の両方を、各画像の表示領域や表示態様を変更することなく、表示部に表示させることができるため、そのような変更による視認性の低下を防止することができる。
また、上述した周辺画像表示手段が周辺画像を表示させるにあたり、各画像領域をどのような態様で区分けするかについては特に限定されないが、例えば、画像取得手段が複数のカメラにより撮影された画像それぞれを取得するように構成されているのであれば、そのように取得される画像毎に区分けするように構成することが考えられる。
このためには、例えば、請求項4に記載の画像表示装置のように構成することが考えられる。この画像表示装置では、画像取得手段が、複数のカメラにより撮影された画像それぞれを取得して、周辺画像表示手段が、前記周辺画像変換手段により変換された周辺画像を、複数のカメラそれぞれにより撮影された画像に対応する画像領域それぞれに区分けした態様で表示部に表示させる。
その後、画像領域選択手段が、前記周辺画像表示手段が表示部に表示させた周辺画像における画像領域のうち、いずれかの画像領域をユーザに選択させ、画像領域選択手段により画像領域が選択された際に、領域画像表示手段が、画像取得手段により取得された画像のうち、その選択された画像領域に対応するカメラにより撮影された画像を表示部に表示させる。
このように構成すれば、車両を基準とした周辺領域を表す周辺画像を、複数のカメラにより撮影された画像に対応する画像領域それぞれに区分けした態様で表示させ、それら画像領域の中からユーザに選択された1以上の画像領域に対応する領域画像,つまり該当するカメラにより撮影された画像を表示部に表示させることができる。
また、この構成においては、請求項5に記載の画像表示装置のように構成するとよい。
この画像表示装置では、前記画像領域選択手段により画像領域が選択され、該画像領域に対応する画像が前記領域画像表示手段により表示させられた以降、態様領域表示手段が、その画像領域についての別の表示態様を表した態様領域を表示部に表示させ、態様領域指定手段が、こうして態様領域表示手段が表示させた態様領域をユーザに指定させる。
その後、領域画像表示手段が、前記態様領域指定手段により態様領域が指定された際に、表示部に表示させている画像を、その指定された態様領域で表される表示態様の画像に変換して表示する。
このように構成すれば、画像領域選択手段により画像領域が選択された後、この画像領域を、態様領域指定手段により指定された態様領域で表される表示態様で表示させることができる。これにより、ユーザは、態様領域を指定することで、周辺画像に基づいて表示部に表示させた領域画像を別の表示態様にて確認することができる。
なお、この構成において態様領域で表される「別の表示態様」とは、例えば、周辺画像における画像領域に対応する領域画像を拡大表示させる,車両の運転を支援するための表示(例えば、駐車枠など)を重畳させる,などといった態様のことである。
また、この構成における態様領域は、周辺画像におけるいずれの画像領域に対応するものであるかに拘わらず、表示部における特定の表示領域に表示させるように構成すればよい。
ただ、操作性を考慮すると、請求項6に記載のように、前記周辺画像表示手段が表示させた周辺画像を構成する画像領域のうち、前記画像領域選択手段により選択された画像領域と隣接する表示部の表示領域に前記態様領域を表示させる、ように構成することが望ましい。
この後者のように構成すれば、周辺画像において選択された画像領域と隣接して態様領域が表示されるため、周辺画像における画像領域を選択してから態様領域を選択するまでの操作を容易なものとすることができる。また、このように両領域が隣接して表示されるため、ユーザにとっては、その画像領域に対応する領域画像の表示態様を変更できることが把握しやすくなる。
また、上述のように、画像取得手段が複数のカメラにより撮影された画像それぞれを取得するように構成されている場合においては、いずれかのカメラにより車両室内を撮影することにより、車両室内の画像を領域画像として表示させるように構成することが考えられる。
このためには、請求項7に記載の画像表示装置のように構成することが考えられる。この画像表示装置では、画像領域選択手段が、前記周辺画像表示手段が表示部に表示させた周辺画像における画像領域,および,前記車両に対応する画像領域のうち、いずれかの画像領域をユーザに選択させる。そして、領域画像表示手段が、前記画像領域選択手段により前記車両に対応する画像領域が選択された場合、前記画像取得手段により取得された画像のうち、車両室内を撮影しているカメラにより撮影された画像を表示部に表示させる。
このように構成すれば、周辺画像のうち、車両に対応する画像領域が選択された際、車両室内を撮影しているカメラにより撮影された画像を表示部に表示させることができる。
また、上述した周辺画像表示手段が周辺画像を表示させるにあたり、各画像領域をどのような態様で区分けするかについては、例えば、カメラの数に拘わらず、1以上の画像領域それぞれに区分けするように構成することが考えられる。
このためには、例えば、請求項8に記載の画像表示装置のように構成することが考えられる。この画像表示装置では、周辺画像表示手段が、前記周辺画像を、1以上の画像領域からなる領域群毎に区分けした態様で表示部に表示させ、領域群選択手段が、前記周辺画像表示手段が表示部に表示させた周辺画像における領域群のうち、いずれかの領域群をユーザに選択させる。その後、前記領域群選択手段により領域群が選択された際に、周辺画像表示手段が、前記周辺画像のうち、少なくとも前記領域群選択手段により選択された領域群を、画像領域それぞれに区分けした態様で表示部に表示させる。
このように構成すれば、周辺画像においてユーザが確認することを希望する画像領域に対応する領域画像を、階層的に選択させたうえで表示させることができる。
また、周辺画像を1以上の画像領域それぞれに区分けするための構成としては、請求項9に記載の画像表示装置のように構成することも考えられる。この画像表示装置では、周辺画像表示手段が、前記周辺画像を、複数の画像領域に区分けした態様で表示部に表示させて、画像領域選択手段が、前記周辺画像における画像領域のうち、2以上の画像領域を選択させる。そして、領域画像表示手段が、前記画像取得手段により取得された画像のうち、前記画像領域選択手段により選択された2以上の画像領域を基準に形成される多角形に対応する領域の領域画像を表示部に表示させる。
このように構成すれば、周辺画像における画像領域に対応する領域画像として、ユーザが任意に選択した画像領域に対応する領域の画像を表示させることができる。
なお、この構成における「2以上の画像領域を基準に形成される多角形」とは、例えば、画像領域それぞれを頂点とする多角形などのことである。
また、周辺画像を複数の画像領域それぞれに区分けするための構成では、その画像領域として区分けする領域を、車両の動作状態とは無関係に同じ数で区分けするように構成すればよいが、車両の動作状態に応じて区分けする数を異ならせるように構成してもよい。
具体的な例としては、例えば、車両の走行速度に応じて周辺画像を区分けする画像領域の数を少なくすることが考えられる。
このためには、例えば、請求項10に記載のように、当該画像表示装置の搭載された車両の走行速度を検出する速度検出手段を備え、周辺画像表示手段が、前記速度検出手段により検出された走行速度が所定のしきい値以上である場合、前記周辺画像を、少なくとも前記車両における前方および後方の2つの領域それぞれに区分けした態様で表示部に表示させる、ように構成するとよい。
このように構成すれば、車両の走行速度が所定のしきい値以上であれば、車両における前方および後方の2つの領域それぞれに区分けした態様の周辺画像を表示部に表示させることができる。
また、上述した各画像表示装置では、周辺画像として車両の動作状態とは無関係に、同じ表示態様の画像を表示させるように構成すればよいが、車両の動作状態に応じて周知画像としての表示態様を異ならせるように構成してもよい。
具体的な例としては、車両の走行速度に応じて車両を上空から俯瞰した表示態様としたり、車両を斜め後方から鳥瞰した表示態様としたりすることが考えられる。
このためには、例えば、請求項11に記載のように、当該画像表示装置の搭載された車両の走行速度を検出する速度検出手段を備え、周辺画像変換手段が、前記速度検出手段により検出された走行速度が所定のしきい値未満であれば、前記画像取得手段により取得された画像を、前記車両を上空から俯瞰した周辺画像に変換する一方、走行速度が所定のしきい値以上であれば、前記画像取得手段により取得された画像を、前記車両を斜め後方から鳥瞰した周辺画像に変換する、といった構成とすることが考えられる。
このように構成すれば、車両の走行速度が所定のしきい値未満であれば、車両を上空から俯瞰した周辺画像が表示される一方、しきい値以上であれば、車両を斜め後方から鳥瞰した周辺画像が表示されるようにすることができる。
また、上述した各画像表示装置では、周辺画像として車両の動作状態とは無関係に、同じ大きさの表示領域に領域画像を表示させるように構成すればよいが、車両の動作状態に応じて領域画像を表示させる表示領域を異ならせるように構成してもよい。
具体的な例としては、車両の走行速度に応じて、領域画像の表示領域を大きくすることが考えられる。
このためには、例えば、請求項12に記載のように、当該画像表示装置の搭載された車両の走行速度を検出する速度検出手段を備え、領域画像表示手段が、前記速度検出手段により検出された走行速度が所定のしきい値以上である場合、しきい値未満である場合に前記領域画像を表示させる表示領域よりも広い表示領域に前記領域画像を表示させる、といった構成とすることが考えられる。
このように構成すれば、車両の走行速度が所定のしきい値以上である場合に表示する領域画像の表示領域を、しきい値未満である場合よりも広くすることで、その視認性を高めることができる。
また、請求項13に記載のプログラムは、請求項1から12のいずれかに記載の全ての手段として機能させるための処理手順をコンピュータシステムに実行させるためのプログラムである。
このプログラムにより制御されるコンピュータシステムは、請求項1から12のいずれかに記載の画像表示装置の一部を構成することができる。
なお、上述した各プログラムは、コンピュータシステムによる処理に適した命令の順番付けられた列からなるものであって、各種記録媒体や通信回線を介して画像表示装置やこれを利用するユーザに提供されるものである。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(1)全体構成
ナビゲーションシステム1は、車両に搭載される装置(いわゆるカーナビ)であり、図1に示すように、現在地(現在位置)を特定する現在地特定部12、ユーザからの各種指示を入力するための操作スイッチ群14、各種情報を記憶する記憶部22との間でデータを入出力するデータ入力部24、地図表示画面やTV画面等の各種表示を行うための表示部26、各種のガイド音声等を出力するための音声出力部28、ユーザからの音声を入力するための音声入力部30、各構成要素の動作を制御する制御部34、リモートコントロール端末(リモコン)42との間でデータ通信を行うリモコンセンサ44、車両の周囲に設けられた複数のカメラ52などを備えている。
現在地特定部12は、GPS受信機,ジャイロスコープ,車速センサなどにより、ナビゲーションシステム1自身の現在地を示す現在地情報(座標)を特定する。
操作スイッチ群14は、表示部26における表示面に沿って設置されたタッチパネル,および,表示部26の周辺に設けられたキースイッチなどからなる。
記憶部22は、道路に関する情報などからなる地図データや、位置検出精度向上のためのマップマッチング用データなどのデータを、記憶媒体(本実施形態においてはハードディスク)に記憶している。
制御部34は、周知のマイクロコンピュータを中心に構成されている。そして、内蔵メモリに記憶されたプログラムに基づいて、現在地特定部12の各検出信号から座標および進行方向を車両の現在地として算出し、地図表示処理,経路案内処理,後述する支援画像表示処理などを実行する。
この「地図表示処理」とは、データ入力部24を介して読み込んだ現在地付近の地図データや、操作スイッチ群14に対する操作またはリモコン42により指示された範囲の地図データを表示部26に表示させる処理である。また、「経路案内処理」とは、操作スイッチ群14に対する操作またはリモコン42により指示された経路に従って経路案内をする処理である。
カメラ52は、車両の周辺における所定の位置(本実施形態においては、前,左,右,後,車内)それぞれに設けられており、それぞれ所定方向(本実施形態においては、前方,左側方,右側方,後方,車内)の画像を撮影している。
(2)支援画像表示処理
以下に、制御部34により実行される支援画像表示処理の処理手順を説明する。この支援画像表示処理は、操作スイッチ群14,リモコン42により、本支援画像表示処理を開始するための操作が行われた際に開始される。本実施形態においては、ナビゲーションシステム1の起動中に表示部26に表示される「周辺監視メニューキー」(図2(a)の102参照)を選択する操作が行われた際に、本支援画像表示処理が開始される。
なお、この支援画像表示処理は、制御部34の内蔵メモリに記憶されたプログラムの種類により、その一部内容が異なるため、その種類それぞれについて順に説明する。
(2−1)プログラムその1
プログラムその1に従って実行される支援画像表示処理の処理手順を図3に基づいて説明する。
このプログラムその1では、まず、各カメラ52により撮影された画像の取得が開始される(s110)。
次に、現在地特定部12の車速センサにより検出される車両の走行速度が所定のしきい値(例えば、10km/h)以上となっているか否かがチェックされる(s120)。
このs120で、所定のしきい値以上となっていないと判定された場合(s120:NO)、s110にて取得された画像に基づいて、車両を基準とした車両周辺の領域を表す俯瞰周辺画像が生成された後(s130)、この俯瞰周辺画像が表示部26に表示される(s140)。
このs130では、s110にて取得される画像それぞれが、車両周辺の領域を上空から真下に俯瞰してなる画像に変換され、これら画像を、各画像の撮影された方向それぞれに対応する位置に配置してなる俯瞰周辺画像が生成される(図2(b)参照)。このとき、各画像は、車両を模擬的に示した車両領域(同図a5)を中心に配置される。そして、s140では、この俯瞰周辺画像が、s110にて取得される画像および車両領域それぞれを一つの画像領域として区分けした表示態様にて表示される(同図a1〜a5参照)。
こうして、俯瞰周辺画像が表示部26に表示された後、ユーザは、操作スイッチ群14またはリモコン42を操作することにより、その俯瞰周辺画像を構成する各画像領域a1〜a5のうち、いずれかを選択することができる。
また、上述したs120で、車両の走行速度が所定のしきい値以上となっていると判定された場合(s120:YES)、s110にて取得される画像に基づいて、車両を基準とした車両周辺の領域を表す鳥瞰周辺画像が生成された後(s150)、この鳥瞰周辺画像が表示部26に表示される(s160)。
このs150では、s110にて取得される画像それぞれが、車両周辺の領域を車両の斜め後方から鳥瞰してなる画像に変換され、これら画像を、各画像の撮影された方向それぞれに対応する位置に配置してなる鳥瞰周辺画像が生成される(図2(c)参照)。このとき、各画像は、車両を模擬的に示した車両領域を中心に配置される。そして、s160では、この鳥瞰周辺画像が、車両における前方側および後方側それぞれを一つの画像領域として区分けした表示態様にて表示される(同図a6,a7参照)。
こうして、鳥瞰周辺画像が表示部26に表示された後、ユーザは、操作スイッチ群14またはリモコン42を操作することにより、その鳥瞰周辺画像を構成する各画像領域a6,a7のうち、いずれかを選択することができる。
上述したs140,s160にて周辺画像が表示部26に表示された後、操作スイッチ群14またはリモコン42による操作が行われるまで待機状態となる(s170:NO)。
その後、操作が行われたら(s170:YES)、その操作が周辺画像における画像領域a1〜a7のいずれかを選択する操作であるか否かがチェックされ(s180)、画像領域a1〜a7のいずれかを選択する操作であると判定されたら(s180:YES)、周辺画像において選択された画像領域が、そうして選択されたことを示す表示態様に変更される(s190)。本実施形態においては、選択された画像領域が、その画像領域を取り囲む選択枠(図4の104参照)を付された表示態様に変更される。
次に、s110にて取得される画像のうち、s170にて選択された画像領域に対応する画像に基づいて、表示部26に表示させるための領域画像が生成され(s200)、これが表示部26に表示される(s210)。ここでは、s110にて生成される画像に基づいて、s170にて選択された画像領域に対応する画像が生成され、これが表示部26に表示される。また、この領域画像は、上述した周辺画像が表示される第1の表示領域(図4における右半分)とは異なる第2の表示領域(同図左半分)に表示される。
なお、周辺画像として俯瞰周辺画像が表示され、この俯瞰周辺画像のうち、車両の前方に配置された画像領域a1が選択された場合に、これに対応する画像が表示部26に表示された様子を図4(a)に示す。また、車両の後方に配置された画像領域a2を選択する操作が行われた場合に、これに対応する画像が表示部26に表示された様子を図4(b)に示す。また、車両の左側方に配置された画像領域a3を選択する操作が行われた場合に、これに対応する画像が表示部26に表示された様子を図4(c)に示す。そして、車両に対応する画像領域a5を選択する操作が行われた場合に、これに対応する画像(車両室内の画像)が表示部26に表示された様子を図4(d)に示す。
また、同様に、周辺画像として鳥瞰周辺画像が表示され、この鳥瞰周辺画像のうち、車両の前方側に配置された画像領域a6が選択された場合に、これに対応する画像が表示部26に表示された様子を図5(a)に示す。また、車両の後方側に配置された画像領域a7を選択する操作が行われた場合に、これに対応する画像が表示部26に表示された様子を図5(b)に示す。
このとき、領域画像が表示される表示領域は、周辺画像として俯瞰周辺画像が表示される場合と比べると広くなり、鳥瞰周辺画像が表示される表示領域は、周辺画像として俯瞰周辺画像が表示される場合と比べると狭くなる(図5参照)。
次に、周辺画像のうち、s170にて選択された画像領域と隣接する表示領域に、その画像領域についての別の表示態様を表した態様領域が表示された後(s220)、プロセスがs120へ戻る。
このs220は、周辺画像として俯瞰周辺画像が表示された場合にのみ行われ、具体的には、車両の前方に配置された画像領域a1が選択された場合であれば、この画像領域a1の前方(図4(a)における上方)に別の表示態様(本実施形態では、ズーム)を表した態様領域が表示される(同図(a)における106参照)。また、車両の後方に配置された画像領域a2が選択された場合であれば、この画像領域a2の後方(図4(b)における下方)に別の表示態様(本実施形態では、縦列左,発進,縦列右)を表した態様領域が表示される(同図(b)における108a〜108c参照)。また、車両の側方に配置された画像領域a3,a4が選択された場合であれば、この画像領域a3,a4の側方(図4(c)における右,左)に別の表示態様(本実施形態では、ズーム)を表した態様領域が表示される(同図(c)における110参照)。そして、車両に対応する画像領域(車両領域)a5が選択された場合であれば、この画像領域a5の側方(図4(d)における右,左)に別の表示態様(本実施形態では、ズーム)を表した態様領域が表示される(同図(d)における112参照)。
また、上述したs170にて行われた操作が、画像領域a1〜a7のいずれかを選択する操作でないと判定されたら(s180:NO)、上述したs220にて表示された態様領域106〜112のいずれかを選択する操作であるか否かがチェックされる(s230)。
このs230で、態様領域106〜112のいずれかを選択する操作であると判定されたら(s230:YES)、この時点で表示部26に表示されている領域画像がs230にて選択された態様領域106〜112で表される表示態様に変換された後(s240)、プロセスがs210へ移行し、そうして変換された領域画像が表示部26に表示される。
ここで、車両の前方に配置された画像領域a1が選択された後に、態様領域106が選択された場合には、領域画像の一部分(左右端)を拡大した画像が表示される(図6(a)参照)。また、車両の後方に配置された画像領域a2が選択された後に、態様領域108a,108cが選択された場合には、領域画像において車両の右後方または左後方に対応する領域に駐車枠108dが重畳される(図6(b)参照)。また、同画像領域a2が選択された後に、態様領域108bが選択された場合には、領域画像を広角(180°)画像に変換してなる画像が表示される(図6(c)参照)。また、車両の側方に配置された画像領域a3,a4が選択された後に、態様領域110が選択された場合には、領域画像の一部分(前方領域)を拡大してなる画像が表示される(図7(a)参照)。そして、車両に対応する画像領域a5が選択された後に、態様領域112が選択された場合には、領域画像の一部分(右側領域)を拡大してなる画像が表示される(図7(b)参照)。
また、上述したs170にて行われた操作が、本支援画像表示処理を終了するための操作であると判定されたら(s180:NO,s230:NO)、s110で開始された画像の取得が終了された後(s250)、本支援画像表示処理が終了する。なお、「支援画像表示処理を終了するための操作」とは、表示部26のうち、周辺画像の表示領域に表示される「終了キー」(図2,図4〜図7の120参照)を選択する操作のことである。
(2−2)プログラムその2
続いて、プログラムその2に従って実行される支援画像表示処理の処理手順を図8に基づいて説明する。
このプログラムその2では、まず、プログラムその1と同様、s110〜s130までが行われる。その後、s140では、俯瞰周辺画像が、車両領域a5を除く領域を、それぞれ1以上の領域画像からなる領域群b2〜b16毎に区分けした表示態様で表示される(図9(a)参照)。
この後、s170にて操作が行われたら(s170:YES)、その操作が領域群b2〜b16のいずれかを選択する操作であるか否かがチェックされる(s172)。
このs172で、領域群b2〜b16のいずれかを選択する操作であると判定された場合(s172:YES)、そうして選択された領域群b2〜b16が複数の画像領域からなる領域群であれば(s174:YES)、その選択された領域群b2〜b16が、画像領域それぞれに区分けした態様で表示部26に表示された後(図9(b)のb8_a,b8_b参照)(s176)、プロセスがs170へ戻る。
また、s170にて行われた操作が領域群b2〜b16のいずれかを選択する操作でないと判定された場合(s172:NO)、プロセスがs180へ移行し、その操作が画像領域を選択する操作であるか否かがチェックされる。
このs180にて画像領域を選択する操作であると判定された場合、または、s174で1の画像領域からなる領域群であると判定された場合に(s174:NO)、プロセスがs190へ移行する。ここで、s184にて1の画像領域からなる領域群が選択された場合、s190では、こうして選択された領域群である画像領域の表示態様が変更され(図9(b)の選択枠104参照)、また、s210では、こうして選択された領域群である画像領域に対応する領域画像が表示されることとなる。
(2−3)プログラムその3
プログラムその3に従って実行される支援画像表示処理の処理手順を図10に基づいて説明する。
このプログラムその3では、まず、プログラムその1と同様、s110〜s130までが行われる。その後、s140では、俯瞰周辺画像が、車両領域以外をマトリクス状に配置された複数の画像領域に区分けした表示態様で表示される(図11参照)。
こうして、俯瞰周辺画像が表示部26に表示された後、ユーザは、操作スイッチ群14またはリモコン42を操作することで、その俯瞰周辺画像を構成する1以上の画像領域を選択することができる。ここでの画像領域の選択は、2つの画像領域を指定することにより行われ(図11(a)参照)、こうして指定された2つの画像領域を基準に形成される多角形(本実施形態では、指定された画像領域を頂点とする四角形)の領域が選択されたこととなる(図11(b)の選択枠104参照)。なお、この操作方法では、同じ画像領域を2回指定すれば、その画像領域のみを選択することができる。
また、s180では、周辺画像における1以上の画像領域を選択する操作であるか、または、本支援画像表示処理を終了するための操作であるかがチェックされ、画像領域を選択する操作が行われたと判定された場合(s180:YES)、s190〜s210が行われた後、プロセスがs120へ戻る。一方、本支援画像表示処理を終了するための操作であると判定された場合(s180:NO)、プロセスがs250へ移行した後、本支援画像表示処理が終了する。
(3)作用,効果
このように構成されたナビゲーションシステム1によれば、車両を基準とした周辺領域を表す周辺画像を、複数の画像領域それぞれに区分けした態様で表示させ(図3,図8,図10のs140,s160)、それら画像領域の中からユーザに選択された1以上の画像領域に対応する領域画像を表示部26に表示させることができる(同図s210)。
つまり、ユーザは、複数の画像領域に区分けされた周辺画像から、その周辺画像で表される車両周辺の領域と各画像領域とを照らし合わせて両者の位置関係を視覚的に確認しつつ、領域画像として表示部26に表示させたい画像領域を選択することができる(図2参照)。
このように、周辺画像で表される車両周辺の領域と各画像領域との位置関係を視認できることから、領域画像として表示部26に表示させたい画像領域を、直ちに,かつ,間違いなく特定することができる。
その結果、ユーザが、表示させたい画像領域を表示させるまでに不要な選択操作を行ったり、表示させたい画像領域を特定するために周辺画像を注視してしまったりと、安全運転を妨げる事態が生じることを防止することができる。
また、上記構成であれば、ユーザに選択された画像領域の表示態様が、それ以外の画像領域と異なる表示態様となるため(図3,図8,図10のs190および図4〜図7の選択枠104参照)、ユーザは、その表示態様の違いにより、周辺画像におけるいずれの画像領域が選択されているかを容易に把握することができる。
また、上記実施形態においては、周辺画像および領域画像それぞれを表示部26における専用の表示領域に表示させているため、周辺画像および領域画像の両方を、各画像の表示領域や表示態様を変更することなく、表示部26に表示させることができ、その結果、そのような変更による視認性の低下を防止することができる。
また、上述した支援画像表示処理では、周辺画像を、複数のカメラ52により撮影された画像に対応する画像領域それぞれに区分けした態様で表示させ(図3のs140)、それら画像領域の中からユーザに選択された1以上の画像領域に対応する領域画像,つまり該当するカメラ52により撮影された画像を表示部26に表示させることができる。
また、上述した支援画像表示処理では、周辺画像における画像領域のうち、ユーザに選択された画像領域と隣接する表示部26の表示領域に、その画像領域についての別の表示態様を表した態様領域106〜112が表示される(図3,図8のs220)。そして、これら態様領域がユーザにより選択されると、領域画像の表示態様がその選択された態様領域で表される表示態様に変更される(同図s240)。そのため、ユーザは、態様領域106〜112を選択することで、周辺画像に基づいて表示部26に表示させた領域画像を別の表示態様にて表示させて確認することができる。
特に、このs220では、ユーザに選択された画像領域と隣接して態様領域が表示されるため、周辺画像における画像領域を選択してから態様領域を選択するまでの操作を容易なものとすることができる。また、このように両領域が隣接して表示されるため、ユーザにとっては、その画像領域に対応する領域画像の表示態様を変更できることが把握しやすくなる。
また、上記構成では、複数のカメラ52の中に車両室内を撮影するものがあり、図3,図8のs140において表示される周辺画像のうち、車両領域a5がユーザに選択された場合、その車両室内の画像を領域画像として表示部26に表示させることができる(図4(d)参照)。
また、上述した支援画像表示処理では、周辺画像が、それぞれ1以上の画像領域からなる領域群b2〜b16毎に区分けした態様で表示部26に表示され、いずれかの領域群b2〜b16がユーザに選択された際に、その選択された領域群が、画像領域それぞれに区分けした態様で表示部26に表示される(図8のs140〜s176)。これにより、周辺画像においてユーザが確認することを希望する画像領域に対応する領域画像を、階層的に選択させたうえで表示部26に表示させることができる。
また、上述した支援画像表示処理では、周辺画像が2以上の画像領域に区分けした態様で表示部26に表示され、それら画像領域のうち、ユーザに指定された2つの画像領域を基準に形成される多角形に対応する領域の領域画像が表示部26に表示される(図10のs140)。そのため、周辺画像における画像領域に対応する領域画像として、ユーザが任意に選択した画像領域に対応する領域の画像を表示部26に表示させることができる。
また、上述した支援画像表示処理では、車両の走行速度が所定のしきい値以上である場合に(図3のs120で「YES」)、車両における前方および後方の2つの領域それぞれに区分けした態様の周辺画像を表示部26に表示させ、しきい値未満である場合に(同図s120で「YES」)、車両における周辺4つの領域それぞれに区分けした態様の周辺画像を表示部26に表示させることができる。
このように、車両の走行速度が所定のしきい値以上である場合と、所定のしきい値未満である場合とで、周辺画像を区分けする数が異ならせているのは、駐車時や徐行運転する場合のように低速で車両を走行させる場合に比べ、一定以上の速度で車両を走行させている場合には、車両における側方の領域を確認する必要性が低いからである。
また、上述した支援画像表示処理では、車両の走行速度が所定のしきい値未満であれば(図3,図8,図10のs120で「NO」)、車両を上空から俯瞰した周辺画像を表示させる一方、しきい値以上であれば(同図s120で「YES」)、車両を斜め後方から鳥瞰した周辺画像を表示させることができる。
また、上述した支援画像表示処理では、車両の走行速度が所定のしきい値以上である場合、しきい値未満である場合に領域画像を表示させる表示領域よりも広い表示領域に領域画像を表示させている(図3,図8,図10のs160)。このように、車両の走行速度が所定のしきい値以上である場合に表示する領域画像の表示領域を、しきい値未満である場合よりも広くすることで、その視認性を高めることができる。
(4)変形例
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、本発明の画像表示装置がナビゲーションシステム1に実装されたものを例示したが、本発明の画像表示装置は、例えば、表示部および上述した支援画像表示処理を実行する制御部を備えているのであれば、これらを備えた単体の装置として構成したり、ナビゲーションシステム1以外の装置に実装されたものとして構成してもよい。
また、上述した支援画像表示処理では、ユーザに選択された画像領域の表示態様を、その画像領域に選択枠104を付した表示態様に変更することで(図3,図8,図10のs190)、それ以外の画像領域と異なる表示態様にするように構成されたものを例示した。しかし、表示態様を異ならせるためには、ユーザに選択された画像領域の配色を変更する,その画像領域にハッチングを施す,といった構成としてもよい。
また、上記実施形態においては、周辺画像と領域画像とを異なる表示領域に表示させるように構成されたものを例示した。しかし、これら画像は、同じ表示領域に表示させるように構成してもよい。この場合、ユーザにより周辺画像の画像領域が選択された際、その周辺画像の替わりに領域画像を表示させ、さらに半透明または縮小した周辺画像を領域画像に重畳させる,ようにすることが考えられる。
また、上記支援画像表示処理では、俯瞰周辺画像を構成する画像領域を1以上選択するにあたり、2つの画像領域を指定するという操作方法を採用した構成を例示した。しかし、画像領域を1以上選択するための操作方法としては、例えば、3つ以上の画像領域を指定し、それら画像領域を基準に形成される多角形の領域を選択する、といった操作方法が考えられる。また、同じ画像領域を指定する毎に、その画像領域を中心として指定される画像領域が拡大する、といった操作方法が考えられる。
また、上記支援画像表示処理において、表示部26に領域画像が表示された,または,その領域画像の表示態様が変更された際、領域画像として表示されている範囲と周辺画像との関係を、矢印や扇形の表示を重畳させることにより、容易に識別できるように構成してもよい。
(5)本発明との対応関係
以上説明した実施形態において、図3,図8,図10のs110は本発明における画像取得手段であり、同図s130,s150は本発明における周辺画像変換手段であり、同図s140,s160は本発明における周辺画像表示手段であり、同図s170〜s180は本発明における画像領域選択手段,態様領域指定手段,領域群選択手段であり、同図s210は本発明における領域画像表示手段であり、同図s190は本発明における態様変更手段であり、同図s220は本発明における態様領域表示手段であり、同図s120は本発明における速度検出手段である。
ナビゲーションシステムの全体構成を示すブロック図 表示部の表示状態を示す図(1/5) 支援画像表示処理を示すフローチャート(プログラムその1による) 表示部の表示状態を示す図(2/5) 表示部の表示状態を示す図(3/5) 表示部の表示状態を示す図(4/5) 表示部の表示状態を示す図(5/5) 支援画像表示処理を示すフローチャート(プログラムその2による) 周辺画像における画像領域を選択する手順を示す図 支援画像表示処理を示すフローチャート(プログラムその3による) 周辺画像における画像領域を選択する手順を示す図
符号の説明
1…ナビゲーションシステム、12…現在地特定部、14…操作スイッチ群、22…記憶部、24…データ入力部、26…表示部、28…音声出力部、30…音声入力部、34…制御部、42…リモコン、44…リモコンセンサ、52…カメラ。

Claims (13)

  1. 車両に設けられた1以上のカメラにより撮影された画像を取得する画像取得手段と、
    該画像取得手段により取得された画像を、前記車両を基準として該車両の周辺領域を表してなる周辺画像に変換する周辺画像変換手段と、
    該周辺画像変換手段により変換された周辺画像を、複数の画像領域それぞれに区分けした態様で表示部に表示させる周辺画像表示手段と、
    該周辺画像表示手段が表示部に表示させた周辺画像における画像領域のうち、1以上の画像領域をユーザに選択させる画像領域選択手段と、
    該画像領域選択手段により1以上の画像領域が選択された際に、前記画像取得手段により取得された画像のうち、その選択された1以上の画像領域に対応する領域の領域画像を表示部に表示させる領域画像表示手段と、を備えている
    ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記周辺画像表示手段が表示させた周辺画像のうち、前記画像領域選択手段により選択された画像領域の表示態様を、該選択された画像領域以外の画像領域とは異なる表示態様に変更する態様変更手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記周辺画像表示手段は、表示部における所定の表示領域である第1の表示領域に周辺画像を表示させて、
    前記領域画像表示手段は、表示部において前記第1の表示領域と異なる表示領域である第2の表示領域に領域画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記画像取得手段は、複数のカメラにより撮影された画像それぞれを取得して、
    前記周辺画像表示手段は、前記周辺画像変換手段により変換された周辺画像を、複数のカメラそれぞれにより撮影された画像に対応する画像領域それぞれに区分けした態様で表示部に表示させて、
    前記画像領域選択手段は、前記周辺画像表示手段が表示部に表示させた周辺画像における画像領域のうち、いずれかの画像領域をユーザに選択させて、
    前記領域画像表示手段は、前記画像領域選択手段により画像領域が選択された際に、前記画像取得手段により取得された画像のうち、その選択された画像領域に対応するカメラにより撮影された画像を表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像表示装置。
  5. 前記画像領域選択手段により画像領域が選択され、該画像領域に対応する画像が前記領域画像表示手段により表示させられた以降、その画像領域についての別の表示態様を表した態様領域を表示部に表示させる態様領域表示手段と、
    該態様領域表示手段が表示させた態様領域をユーザに指定させる態様領域指定手段と、を備えており、
    前記領域画像表示手段は、前記態様領域指定手段により態様領域が指定された際に、表示部に表示させている画像を、その指定された態様領域で表される表示態様の画像に変換して表示する、ように構成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
  6. 前記態様領域表示手段は、前記周辺画像表示手段が表示させた周辺画像を構成する画像領域のうち、前記画像領域選択手段により選択された画像領域と隣接する表示部の表示領域に前記態様領域を表示させる
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像表示装置。
  7. 前記複数のカメラのうちのいずれかのカメラが車両室内を撮影している場合において、
    前記画像領域選択手段は、前記周辺画像表示手段が表示部に表示させた周辺画像における画像領域,および,前記車両に対応する画像領域のうち、いずれかの画像領域をユーザに選択させて、
    前記領域画像表示手段は、前記画像領域選択手段により前記車両に対応する画像領域が選択された場合、前記画像取得手段により取得された画像のうち、車両室内を撮影しているカメラにより撮影された画像を表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載の画像表示装置。
  8. 前記周辺画像表示手段は、前記周辺画像を、1以上の画像領域からなる領域群毎に区分けした態様で表示部に表示させる、ように構成されており、
    さらに、前記周辺画像表示手段が表示部に表示させた周辺画像における領域群のうち、いずれかの領域群をユーザに選択させる領域群選択手段を備え、
    前記周辺画像表示手段は、前記領域群選択手段により領域群が選択された際に、前記周辺画像のうち、少なくとも前記領域群選択手段により選択された領域群を、画像領域それぞれに区分けした態様で表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像表示装置。
  9. 前記周辺画像表示手段は、前記周辺画像を、複数の画像領域に区分けした態様で表示部に表示させて、
    前記画像領域選択手段は、前記周辺画像における画像領域のうち、2以上の画像領域を選択させて、
    前記領域画像表示手段は、前記画像取得手段により取得された画像のうち、前記画像領域選択手段により選択された2以上の画像領域を基準に形成される多角形に対応する領域の領域画像を表示部に表示させる
    ことを特徴とする1から3のいずれかに記載の画像表示装置。
  10. 当該画像表示装置の搭載された車両の走行速度を検出する速度検出手段を備え、
    前記周辺画像表示手段は、前記速度検出手段により検出された走行速度が所定のしきい値以上である場合、前記周辺画像を、少なくとも前記車両における前方および後方の2つの領域それぞれに区分けした態様で表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の画像表示装置。
  11. 当該画像表示装置の搭載された車両の走行速度を検出する速度検出手段を備え、
    前記周辺画像変換手段は、前記速度検出手段により検出された走行速度が所定のしきい値未満であれば、前記画像取得手段により取得された画像を、前記車両を上空から俯瞰した周辺画像に変換する一方、走行速度が所定のしきい値以上であれば、前記画像取得手段により取得された画像を、前記車両を斜め後方から鳥瞰した周辺画像に変換する
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の画像表示装置。
  12. 当該画像表示装置の搭載された車両の走行速度を検出する速度検出手段を備え、
    前記領域画像表示手段は、前記速度検出手段により検出された走行速度が所定のしきい値以上である場合、しきい値未満である場合に前記領域画像を表示させる表示領域よりも広い表示領域に前記領域画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の画像表示装置。
  13. 請求項1から12のいずれかに記載の全ての手段として機能させるための処理手順をコンピュータシステムに実行させるためのプログラム。
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