JP2008022934A - 緊張緩和装置または緊張緩和システム、およびそのプログラム - Google Patents

緊張緩和装置または緊張緩和システム、およびそのプログラム Download PDF

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桂子 野田
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Abstract

【課題】従来の装置では、常時モニタした活動量をもとにアドバイスはできるものの、あくまでも活動した結果の分析や判定であって、好ましくない活動を事前に予防できないという課題を有していた。
【解決手段】筋緊張計測手段202と、計時手段203と、計測した筋緊張度を計測時刻または時間帯と共に記憶するための記憶手段204と、記憶内容から所定閾値以上の筋緊張度の高い時間帯を学習する高緊張時間帯学習手段205と、報知手段206を備え、学習した高緊張時間帯より所定時間前または高緊張時間帯になった時に緊張緩和を促す報知を行うようにしたことで、計測した筋緊張度から高緊張時間帯を学習し、高緊張時間帯になる前、即ち筋状態が悪化する前に、使用者に緊張緩和を促す報知を行う緊張緩和装置を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、人体の筋緊張を計測し高緊張時間帯には自動的に緊張緩和を促す、緊張緩和装置または緊張緩和システム、およびそのプログラムに関するものである。
従来、身体に取り付けて心身活動の測定及び分析を行う心身活動の測定及び分析用装置があった(例えば、特許文献1参照)。
図5は、特許文献1の装置の内部構成部品の概略図である。図5において、104はディスプレイ、110は別の構成部品に電力を供給するバッテリ、111は活動測定センサ、112はメモリ、113は時計、115及び116は血圧、脈拍数の変動などを測定することができる追加センサ、117は分析処理、118はアラームである。
装置は例えば腕時計等に組み込まれており、常時使用者が身に着けて、活動測定センサ111や追加センサ115や116で、使用者の例えば睡眠パターンのような活動量を測定してそのデータをメモリ112に保存し、1日、1週間、又は1ヶ月単位でデータを117で分析処理してディスプレイ104等にアドバイス表示するものである。
また、複数の生理指標を測定し、その代表値から基準パタンと比較照合してストレス度を総合判定するストレス度判定装置があった(例えば、特許文献2参照)。
図6は、特許文献2のストレス度判定装置の一実施例を示す構成図である。図6において、1は複数の生理指標を測定する生理指標測定部、2は入力部、3は各測定データより、平均値等の代表値を求める代表値決定部、4は代表値より作られるパタンと基準パタンとを比較照合してストレス度を判定し判定結果を出力する判定部、5は判定結果の表示を行う出力部、6は制御部である。
生理指標測定部1は、11は複数の生理反応を検出するセンサ群、12は増幅器、特徴抽出フィルタ、積分器等を用いて構成され、センサ群で検出された脳波、筋電図、皮膚温等の生理反応より、各々α帯域パワー、筋電位の積分値、温度等、目的に応じた生理指標データを抽出する生体信号処理部を有している。
また、入力部2は、21は測定開始等の合図を制御部6に送る制御入力部と、被測定対象者の年齢・性別等の属性情報を入力する属性入力部22、課題に対する応答を入力する反応入力部23を有している。
代表値決定部3は、各生理指標データから平均値などの代表値を求める代表値演算手段1(31)と、求められた代表値を記録する代表値ファイル34と、変化データ(安静時とストレス時の差または比)を求める反応性演算手段33を有している。
また、判定部4は、複数の代表値より合成変量を求め、データの圧縮を行なう合成変量演算手段44と、レベル分け基準値とストレス生理反応タイプ判定用基準パタン群を記憶する基準値ファイル1(451)と、基準値ファイル1(451)のレベル基準値より、各代表値や合成変量のレベル分け演算を行い、レベル分けされた判定値を求め、さらにその判定値が作るパタンと基準値ファイル1(451)の基準パタン群の各基準タンとを比較照合してストレス生理反応タイプを判定する判定手段46と、判定結果を出力する判定結果出力部47と、判定結果を記憶する判定結果ファイル48を有し、さらに属性入力部
22より入力された被測定対象者の属性情報と検索用コードからなるIDコード41、年齢や性別等の属性ごとに予め求められた標準値を記憶する標準値ファイル42、IDコード41を用いて検索された標準値を基に、代表値決定部で作成された個々の代表値より個人得点を求める個人得点演算手段43である。
また、出力部5において、測定の開始・終了合図のメッセージや判定結果出力部からの判定結果を表示する表示部51と、課題の提示を行う課題提示部52を有している。
さらに、制御部6は生理指標測定部1での信号処理の開始・終了と生理指標データの測定、入力部2からの入力処理、代表値決定部3における演算とファイル作成、判定部4における演算とファイルの入出力、出力部5における判定結果の表示、ストレス課題提示、質問項目提示など、これらの動作の制御を行うものである。
次に、図6により、特許文献2のストレス度判定装置における動作について説明する。
制御部6は、生理指標測定部1における処理を開始し、生理指標データ測定を行う。即ち、センサ群11にて検出された複数の生理反応、例えば脳波、筋電図、皮膚温などについて、生体信号処理部12において目的とした生理指標データが抽出される。次に、抽出された生理指標データは、代表値決定部3の代表値演算手段1(31)に一定時間分取り込まれ、外れ値やノイズが除かれるなどの外れ値演算後、例えば平均値などの代表値が求められ、各々代表値ファイル(34)に記憶される。
そして、制御部6の制御のもとに、判定部4に各代表値データが取り込まれ、目的に応じて合成変量が合成変量演算手段44にて例えば複数の部位の筋電図の平均値を求めて全体の筋緊張度を求める等、2変量以上のデータが対象となり、情報圧縮に用いられる。
次に、判定手段46は、基準値ファイル1(451)のレベル基準値を用いて、各代表値や合成変量のレベル分け演算を行い判定値を求め、その判定値が作るパタンと基準値ファイル1(451)の基準パタン群の各基準パタンとを比較照合して、ストレス生理反応タイプを判定し、結果は、判定結果ファイル48に記憶される。
さらに、生理指標データ測定に先立ち、入力部2の属性入力部22より被測定対象者の年齢・性別等の属性情報及びファイル入出力等、検索用コードが入力され、判定部4のIDコード41に一時貯蔵される。さらに、判定部4での判定値演算に先立ち、IDコード41と標準値ファイル42を用いて、個人得点演算手段43にて、被測定対象者の属性に対応した集団における個人の相対的位置を示す個人得点が算出され、標準偏差等用いて統計処理され、スコア化される。
また、判定手段46でのタイプ判定は、個人得点パタンについて行われる。
さらに、定常状態代表値として安静時代表値を予め求められた上で、ストレス課題時データの測定が行われる。
次に、定常状態及びストレス時データより反応性代表値として、例えばストレス時と安静時との差、もしくは比などの変化データが反応性演算手段33で算出され、判定部4の判定手段46におけるタイプ判定は、3種類の代表値パタン各々に対応した基準パタン(定常状態パタン、ストレス時パタン、反応性パタン)が基準パタン群より抽出されて比較照合され、3種類各々についてのタイプ、及びこれらを総合したタイプが判定される。
特表2004−503282号公報 特開平4−28338号公報
前記特許文献1に記載された心身活動の測定及び分析用装置では、使用者が身に着けて常時モニタした活動量をもとにアドバイスはできるものの、あくまでも活動した結果の分析や判定であって、好ましくない活動を事前に予防できないという課題を有していた。
また、前記特許文献2に記載された緊張緩和装置または緊張緩和システムでは、複数の生理指標を用いたり、属性データ情報を用いて統計処理を行うなどしてストレス判定の精度は向上しているものの、あくまでも現在のストレス状態の判定で、ストレス状態が悪化しても悪化しているという事実と程度が判明するだけで、事前にストレス状態の悪化を防止できないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、計測した筋緊張度から高緊張時間帯を学習し、高緊張時間帯になる前、即ち筋状態が悪化する前に、使用者に緊張緩和を促す報知を行う緊張緩和装置または緊張緩和システムを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、人体の筋緊張度を計測するための筋緊張計測手段と、時刻を計時するための計時手段と、前記筋緊張計測手段で計測された筋緊張度を計測した時刻または時間帯と共に記憶するための記憶手段と、前記記憶手段に記憶された内容から所定閾値以上の筋緊張度の高い時間帯を学習する高緊張時間帯学習手段と、報知手段を備え、前記高緊張時間帯学習手段は、学習した高緊張時間帯より所定時間前または高緊張時間帯になった時に前記報知手段により緊張緩和を促す報知を行う緊張緩和装置としたものである。
本発明は、計測した筋緊張度から高緊張時間帯を学習し、高緊張時間帯になる前、即ち筋状態が悪化する前に、使用者に緊張緩和を促す報知を行う緊張緩和装置または緊張緩和システムを提供することができる。
第1の発明は、人体の筋緊張度を計測するための筋緊張計測手段と、時刻を計時するための計時手段と、前記筋緊張計測手段で計測された筋緊張度を計測した時刻または時間帯と共に記憶するための記憶手段と、前記記憶手段に記憶された内容から所定閾値以上の筋緊張度の高い時間帯を学習する高緊張時間帯学習手段と、報知手段とを備え、前記高緊張時間帯学習手段は、学習した高緊張時間帯より所定時間前または高緊張時間帯になった時に前記報知手段により緊張緩和を促す報知を行うようにしたことで、計測した筋緊張度から高緊張時間帯を学習し、高緊張時間帯になる前、即ち筋状態が悪化する前に、使用者に緊張緩和を促す報知を行う緊張緩和装置を提供することができる。
第2の発明は、筋緊張計測部と本体部を有する緊張緩和システムにおいて、前記筋緊張計測部は、人体の筋緊張度を計測するための筋緊張計測手段と、前記筋緊張計測手段で計測した緊張度データを送信するための送信手段を備え、前記本体部は、前記筋緊張計測部から送信された前記緊張度データを受信するための受信手段と、時刻を計時するための計時手段と、前記受信手段で受信した緊張度データと前記緊張度データ受信した時刻または時間帯と共に記憶するための記憶手段と、前記記憶手段に記憶された内容から所定閾値以上の筋緊張度の高い時間帯を学習する高緊張時間帯学習手段と、報知手段とを備え、前記本体部は、前記高緊張時間帯学習手段により学習した高緊張時間帯より所定時間前または高緊張時間帯になった時に前記報知手段により緊張緩和を促す報知を行うようにしたこと
で、人体が身に着ける筋緊張計測部をできるだけ軽量にして、計測した筋緊張度から高緊張時間帯を学習し、高緊張時間帯になる前、即ち筋状態が悪化する前に、使用者に緊張緩和を促す報知を行う緊張緩和システムを提供することができる。
第3の発明は、特に第2の発明において、前記本体部と相互に通信可能で前記本体部からの指示で動作制御を行う少なくとも1つ以上の機器を有し、前記本体部は、通信手段と、前記機器の動作要望状態と前記機器を前記動作要望状態にするまでに要する時間の情報とを記憶した第2の記憶手段を備え、前記本体部は、前記高緊張時間帯学習手段により学習した高緊張時間帯より所定時間前または高緊張時間帯になった時までに、前記機器が前記第2の記憶手段に記憶された動作要望状態になるよう前記通信手段により前記機器に制御指示を送信することで、計測した筋緊張度から高緊張時間帯を学習し、高緊張時間帯になる前、即ち筋状態が悪化する前に、機器を使用者の望む状態にして筋緊張を和らげる緊張緩和システムを提供することができる。
第4の発明は、特に第1〜第3の発明において、前記緊張緩和装置内または本体部内に、前記筋緊張計測手段で計測した所定閾値以上の筋緊張度の高い状態の持続時間を計時するための第2の計時手段を備え、前記高緊張持続時間が所定時間以上になった時に報知手段により警告報知を行うことで、高緊張時間帯になる前、即ち筋状態が悪化する前に、事前報知や雰囲気作りにもかかわらず、高緊張状態が持続した場合、警告を行うことで、筋状態のさらなる悪化を予防する緊張緩和装置または緊張緩和システムを提供することができる。
第5の発明は、コンピュータに第1〜4の発明のいずれか1項記載の緊張緩和装置または緊張緩和システムの少なくとも一部の機能を実行させるためのプログラムとしたもので、電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させて本発明の少なくとも一部を容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における緊張緩和装置の構成を示すブロック図である。また、図2は、同緊張緩和装置の動作の流れを示すフローチャートである。
図1において、201は緊張緩和装置で、202は使用者が例えば肩や腰等に装着して計測する筋電図等の筋緊張計測手段、203は計時手段、204は記憶手段、205は高緊張時間帯学習手段、206は報知手段(本実施の形態では音声報知手段)である。
以上のように構成された緊張緩和装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、緊張緩和装置201の筋緊張計測手段202は、計時手段203で計時して定期的(本実施の形態では15分毎)に、使用者の筋緊張度を計測する(ステップ1)。
次に、高緊張時間帯学習手段205は、使用者の筋緊張度が高緊張の閾値以上かどうかを比較して現在の使用者の緊張状態が高緊張状態か否かを決定し、高緊張状態の場合は緊張度に応じてランク付け(本実施の形態では3ランク)し、記憶手段204に使用者の緊張状態と計測した時間帯を対にして記憶する(ステップ2〜4)。
さらに、高緊張時間帯学習手段205は、記憶手段204に記憶した最新1週間の使用者の緊張状態について、ランクは高い順に3、2、1(非高緊張状態は0)と重みをつけ、さらに最新である順に7、6、5、・・・、1と重みをつけ、各時間帯毎の高緊張ポイントをランクの重みと最新度の重みを積算して算出する。そして15分単位の時間帯について、この高緊張ポイントが10以上である時間帯を高緊張時間帯と学習する(ステップ6)。
さらに、計時手段203で、高緊張時間帯学習手段205が学習した非高緊張時間帯から高緊張時間帯への変わり目の、所定時間前(本実施の形態では15分前)になった時に、報知手段206で、使用者に対して例えば「緊張をほぐすようにしましょう」等と報知を行う。
以上のように、本実施の形態においては、筋緊張計測手段202と、計時手段203と、筋緊張計測手段202で計測された筋緊張度を計測した時刻または時間帯と共に記憶するための記憶手段204と、記憶手段204に記憶された内容から所定閾値以上の筋緊張度の高い時間帯を学習する高緊張時間帯学習手段205と、報知手段206を備え、高緊張時間帯学習手段205は、学習した高緊張時間帯より所定時間前または高緊張時間帯になった時に報知手段206により緊張緩和を促す報知を行うことで、計測した筋緊張度から高緊張時間帯を学習し、高緊張時間帯になる前、即ち筋状態が悪化する前に、使用者に緊張緩和を促す報知を行う緊張緩和装置を提供することができる。
なお、筋緊張計測手段202で計測された筋緊張度を計測した時刻または時間帯を記憶して学習するようにしているが、時間または時間帯の他に周囲環境状態(例えば室温、騒音など)および変化を記憶して、事前に緊張緩和を促すようにしてもよい。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における緊張緩和システムの構成を示すブロック図である。
図3において、207は筋緊張計測部、208は本体部、209は機器(機器の数は複数でもかまわないが、図3では簡易化のため1つの機器のみ図示している)である。
筋緊張計測部207は、使用者が例えば肩や腰等に装着して計測する筋電図等の筋緊張計測手段210と、筋緊張計測手段210での定期的な計測を行うタイミングを計時する計時手段211と、筋緊張計測手段210で計測したデータを本体部208に送信するための送信手段212を備えている。
また、本体部208は、筋緊張計測部207の送信手段212から送信されたデータを受信するための受信手段213と、計時手段214と、記憶手段215と、高緊張時間帯学習手段216と、報知手段217(本実施の形態では音声報知手段)と、使用者が予め記憶させた高緊張時間帯になった時の機器の動作要望状態と機器を前記動作要望状態にするまでに要する時間の情報を記憶するための第2の記憶手段218と、機器209と通信するための通信手段219と、筋緊張計測部207の送信手段212から送信されたデータを受信したデータが高緊張状態である連続時間を計時するための第2の計時手段を備えている。
さらに、機器209は、本体部208と通信するための通信手段221と、機器のON/OFF制御等を行うための制御手段222を備えている。
また、図4は、同緊張緩和システムの第2の記憶手段218に記憶されている機器の動
作要望状態と機器を前記動作要望状態にするまでに要する時間の情報例である。
以上のように構成された緊張緩和システムについて、以下その動作、作用を説明する。
まず、筋緊張計測部207の筋緊張計測手段210は、計時手段211で計時して定期的(本実施の形態では15分毎)に、使用者の筋緊張度を計測し、計測データを送信手段212で本体部208に送信する。
本体部208は、受信手段213で筋緊張計測部207から送信されたデータを受信すると、高緊張時間帯学習手段216で使用者の筋緊張度が高緊張の閾値以上かどうかを比較しデータを受信した時間帯と共に記憶手段215に記憶し、高緊張時間帯を学習する(本実施の形態1と同様)。
次に、高緊張時間帯学習手段216は、学習の結果、非高緊張時間帯から高緊張時間帯への変わり目時刻と、図4に示したような第2の記憶手段218に記憶された機器の動作要望状態と機器を前記動作要望状態にするまでに要する時間の情報をもとに、機器209に対して通信手段219により制御指示を送信する。
第2の記憶手段218に記憶された各々の機器について変わり目の時刻よりも動作要望状態にするまでに要する時間だけ前に、即ち高緊張時間帯への変わり目が14:30で、機器219が電気湯沸かし器であるなら、14:30より15分前の14:15に、機器209に対して、通信手段219により沸騰制御指示の電文を送信する。
機器209は、本体部208より送信された電文を受信して、電文内容に従い、制御手段222で制御を行う。また機器209が音楽CDであれば、即時制御できるので、高緊張時間帯になった時に制御指示を送信する。
本実施の形態では、高緊張時間帯になった時に制御指示を送信するようにしたが、高緊張時間帯の所定時間前には機器が動作要望状態になるように制御指示を送信してもかまわない。
また、本実施の形態1と同様に、計時手段214で、高緊張時間帯学習手段216が学習した非高緊張時間帯から高緊張時間帯への変わり目の、所定時間前(本実施の形態では15分前)になれば、報知手段217で、使用者に対して例えば「緊張をほぐすようにしましょう」等と報知を行う。
さらに、本体部208は、受信手段213で受信した筋緊張計測部207から送信されたデータが、高緊張のランク3の閾値以上である場合には、第2の計時手段での計時を行い、高緊張の閾値未満である場合には、第2の計時手段での計時をリセットして、使用者の現在の高緊張連続時間を計時する。
第2の計時時間が所定時間以上(本実施の形態では1時間以上)となった場合は、報知手段217で、使用者に対して例えば「緊張状態が高すぎます。体をこわすので注意してください」等と警告報知を行う。
以上のように、本実施の形態においては、筋緊張計測部207と本体部208を有し、筋緊張計測部207は、筋緊張計測手段210と、筋緊張計測手段210で計測した緊張度データを送信するための送信手段212を備え、本体部208は、筋緊張計測部207から送信された緊張度データを受信するための受信手段213と、時刻を計時するための計時手段214と、受信手段213で受信した緊張度データと受信した時刻または時間帯
と共に記憶するための記憶手段215と、記憶手段215に記憶された内容から所定閾値以上の筋緊張度の高い時間帯を学習する高緊張時間帯学習手段216と、報知手段217を備える。
本体部208は、高緊張時間帯学習手段216により学習した高緊張時間帯より所定時間前または高緊張時間帯になった時に報知手段217により緊張緩和を促す報知を行うようにしたことで、人体が身に着ける筋緊張計測部をできるだけ軽量にして、計測した筋緊張度から高緊張時間帯を学習し、高緊張時間帯になる前、即ち筋状態が悪化する前に、使用者に緊張緩和を促す報知を行う緊張緩和システムを提供することができる。
また、本体部208と相互に通信可能で本体部208からの指示で動作制御を行う少なくとも1つ以上の機器209を有し、本体部208は、通信手段(送信手段)219と、機器の動作要望状態と機器を前記動作要望状態にするまでに要する時間の情報を記憶した第2の記憶手段218を備え、本体部208は、高緊張時間帯学習手段216により学習した高緊張時間帯より所定時間前または高緊張時間帯になった時までに、機器209が第2の記憶手段218に記憶された動作要望状態になるよう通信手段219により機器209に制御指示を送信することで、計測した筋緊張度から高緊張時間帯を学習し、高緊張時間帯になる前、即ち筋状態が悪化する前に、機器を使用者の望む状態にして筋緊張を和らげる緊張緩和システムを提供することができる。
さらに、本体部208内に、筋緊張計測部207の筋緊張計測手段210で計測した所定閾値以上の筋緊張度の高い状態の持続時間を計時するための第2の計時手段220を備え、高緊張持続時間が所定時間以上になった時に報知手段217により警告報知を行うことで、高緊張時間帯になる前、即ち筋状態が悪化する前に、事前報知や雰囲気作りにもかかわらず、高緊張状態が持続した場合、警告を行うことで、筋状態のさらなる悪化を予防する緊張緩和装置または緊張緩和システムを提供することができる。
なお、本実施の形態で説明した緊張緩和装置または緊張緩和システムの記憶手段や高緊張時間帯学習手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
また、計時部は本体部208や筋緊張計測部207に備えるほか、ほかの機器に備えてその機器から時間情報を受信するようにしてもよい。電波時計でもよい。
以上のように、本発明にかかる緊張緩和装置または緊張緩和システムおよびそのプログラムは、家庭で個人の体調管理用として用いるだけでなく、例えば会社や学校等で複数人数のデータから高緊張時間帯の前に休憩時間をとるようにしたり音楽を流すようにして構成員のストレス管理に活用してもかまわない。このため、家庭用だけでなく業務用の緊張緩和装置または緊張緩和システムとしても有用である。
本発明の実施の形態1における緊張緩和装置の構成を示すブロック図 同緊張緩和装置の動作の流れを示すフローチャート 本発明の実施の形態2における緊張緩和システムの構成を示すブロック図 同緊張緩和システムの第2の記憶手段218に記憶されている機器の動作要望状態と機器を前記動作要望状態にするまでに要する時間の情報例を示す図 従来の心身活動の測定及び分析用装置の内部構成部品の概略図 従来のストレス度判定装置の一実施例を示す構成図
符号の説明
201 緊張緩和装置
202 筋緊張計測手段
203、214 計時手段
204 記憶手段
205、216 高緊張時間帯学習手段
206、217 報知手段
207 筋緊張計測部
208 本体部
209 機器
210 筋緊張計測手段
212 送信手段
213 受信手段
215 記憶手段
218 第2の記憶手段
219、221 通信手段
220 第2の計時手段
222 制御手段

Claims (5)

  1. 人体の筋緊張度を計測するための筋緊張計測手段と、時刻を計時するための計時手段と、前記筋緊張計測手段で計測された筋緊張度を計測した時刻または時間帯と共に記憶するための記憶手段と、前記記憶手段に記憶された内容から所定閾値以上の筋緊張度の高い時間帯を学習する高緊張時間帯学習手段と、報知手段とを備え、前記高緊張時間帯学習手段は、学習した高緊張時間帯より所定時間前または高緊張時間帯になった時に前記報知手段により緊張緩和を促す報知を行う緊張緩和装置。
  2. 筋緊張計測部と本体部を有する緊張緩和システムにおいて、
    前記筋緊張計測部は、人体の筋緊張度を計測するための筋緊張計測手段と、前記筋緊張計測手段で計測した緊張度データを送信するための送信手段を備え、
    前記本体部は、前記筋緊張計測部から送信された前記緊張度データを受信するための受信手段と、時刻を計時するための計時手段と、前記受信手段で受信した緊張度データと前記緊張度データ受信した時刻または時間帯と共に記憶するための記憶手段と、前記記憶手段に記憶された内容から所定閾値以上の筋緊張度の高い時間帯を学習する高緊張時間帯学習手段と、報知手段とを備え、
    前記本体部は、前記高緊張時間帯学習手段により学習した高緊張時間帯より所定時間前または高緊張時間帯になった時に前記報知手段により緊張緩和を促す報知を行う緊張緩和システム。
  3. 前記本体部と相互に通信可能で前記本体部からの指示で動作制御を行う少なくとも1つ以上の機器を有し、前記本体部は、通信手段と、前記機器の動作要望状態と前記機器を前記動作要望状態にするまでに要する時間の情報とを記憶した第2の記憶手段を備え、前記本体部は、前記高緊張時間帯学習手段により学習した高緊張時間帯より所定時間前または高緊張時間帯になった時までに、前記機器が前記第2の記憶手段に記憶された動作要望状態になるよう前記通信手段により前記機器に制御指示を送信する請求項2記載の緊張緩和システム。
  4. 前記緊張緩和装置内または本体部内に、前記筋緊張計測手段で計測した所定閾値以上の筋緊張度の高い状態の持続時間を計時するための第2の計時手段を備え、前記高緊張持続時間が所定時間以上になった時に報知手段により警告報知を行う請求項1〜3のいずれか1項記載の緊張緩和装置または緊張緩和システム。
  5. コンピュータに請求項1〜4のいずれか1項記載の緊張緩和装置または緊張緩和システムの少なくとも一部を実行させるためのプログラム。
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JP2006196365A Pending JP2008022934A (ja) 2006-07-19 2006-07-19 緊張緩和装置または緊張緩和システム、およびそのプログラム

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