JP2008021264A - デジタル出力保持装置 - Google Patents

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JP2008021264A JP2006194813A JP2006194813A JP2008021264A JP 2008021264 A JP2008021264 A JP 2008021264A JP 2006194813 A JP2006194813 A JP 2006194813A JP 2006194813 A JP2006194813 A JP 2006194813A JP 2008021264 A JP2008021264 A JP 2008021264A
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Abstract

【課題】メンテナンスの際やデジタル出力カードに故障が発生しカード交換を行う際等に、簡易な構成で容易にデジタル出力カードの交換を行うことができるデジタル出力保持装置を提供する。
【解決手段】外部のコントローラ10からの指示に応じて外部のデジタル出力カード20が出力信号を出力し出力信号に応じてオン/オフされるリレーを有する外部のI/Oターミナルユニット30がリレーの励磁状態に応じて制御信号を出力し外部の制御対象40を制御する場合に、制御信号と同一の信号を出力するデジタル出力保持装置50aにおいて、デジタル出力カード20の出力信号を検出する第1検出部52aと、第1検出部52aにより検出された出力信号と同一の信号である保持信号を生成する保持信号生成部56aと、保持信号生成部56aにより生成された保持信号をI/Oターミナルユニット30を介して制御対象40に出力する保持信号出力部58aとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル出力カードを適用したプロセス制御システムに対して、デジタル出力カードの交換を円滑に行うために、デジタル出力カードの出力を検出する検出部及び同一の信号を出力する出力部を備えたデジタル出力保持装置に関する。
従来のプロセス制御に適用されるシステムとして、例えば上下水道、ゴミ焼却施設、鉄鋼・石油化学プラント等の監視・制御システムが挙げられる。こうしたシステムにおいて、同じハードウェア(一方はオンライン、他方はスタンバイ状態)を用意し、通常一方のハードウェアで運転を行い、異常時(故障時)にのみ待機していたハードウェアが起動し、連続運転を可能とするいわゆる二重化構成をとることが考えられる。しかしながら一般的にオン/オフの状態を出力するデジタル出力装置では二重化構成をとることはハードウェア構成上不可能である。したがって、コントローラ内制御プログラムの処理に応じて外部に対し出力信号を出すデジタル出力カードに故障が発生した場合には、カード交換時にコントローラからの指示によってデジタル出力カードから出力される信号の状態が全てオフになる。そのため交換時においてはプラント側で操業に支障がないように、事前に手動に切り替えデジタル出力カードからの出力を無効にする等の処置をしてプラントに影響が出ないような保守作業が必要であった。
保守・監視用装置を設けたプロセス入出力装置として特許文献1がある。これは、プロセス入出力装置に不揮発性書換可能型メモリ素子を内蔵し、メモリ素子にプロセス操作端の保護回路、操作端駆動回路または自動/手動操作の切替回路を形成する演算素子と演算素子間を接続する接続線によって表されるソフトウエアを格納するとともに、プロセス制御装置に直接またはネットワークを介して接続し、もしくは、プロセス入出力装置に直接接続する保守・監視用装置を設け、動作中の不揮発性書換可能型メモリ素子に格納されているソフトウエアの演算状態を読み出し、画面上に表示する。
このプロセス入出力装置により、プロセス操作端の保護、操作端駆動及び自動/手動切替回路の信頼性、独立性及び不揮発性を確保しつつ、回路変更の対応性の向上、メンテナンス性の向上及び動作状態の視認性の向上を図ることができる。
特許第3303105号公報
しかしながら、前述したようなコントローラ内制御プログラムの処理に応じて外部に対し出力信号を出すデジタル出力カードがリレーを介して制御対象を制御するようなプロセス制御システムにおいては、通常1システムに対して100枚単位のデジタル出力カードが備えられており、その全てを保守・監視する装置を
新たに備えると、システムの複雑化、巨大化を招く。また、プロセス入出力装置に対して保守・監視装置の適用が可能なソフトウェアの構築も必要となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、メンテナンスの際やデジタル出力カードに故障が発生しカード交換を行う際等に、簡易な構成で容易にデジタル出力カードの交換を行うことができるデジタル出力保持装置を提供することを課題とする。
本発明に係るデジタル出力保持装置は、上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、外部のコントローラからの指示に応じて外部のデジタル出力カードが出力信号を出力し前記出力信号に応じてオン/オフされるリレーを有する外部のターミナルユニットが前記リレーの励磁状態に応じて制御信号を出力し外部の制御対象を制御する場合に、前記制御信号と同一の信号を出力するデジタル出力保持装置において、前記デジタル出力カードの出力信号を検出する第1検出部と、前記第1検出部により検出された前記出力信号と同一の信号である保持信号を生成する生成部と、前記生成部により生成された保持信号を前記ターミナルユニットを介して前記制御対象に出力する出力部とを備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1において、前記制御信号を検出する第2検出部と、前記第1検出部により検出された前記出力信号の状態及び前記第2検出部により検出された前記制御信号の状態を表示する表示部とを備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2において、前記表示部は、さらに前記生成部により生成された前記保持信号の状態と前記出力部により出力された前記保持信号の状態とを表示することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項において、前記第1検出部により検出された前記出力信号の情報を前記生成部へ伝えるとともに前記出力部による前記保持信号の出力を制御する制御部を備えることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4において、前記第1検出部により検出された前記出力信号と前記第2検出部により検出された前記制御信号とを比較し比較結果を前記制御部に出力する第1比較部を備え、前記制御部は、さらに前記第1比較部により出力された比較結果に応じて前記生成部を制御することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項2乃至請求項5のいずれか1項において、前記第1検出部により検出された前記出力信号と前記生成部により生成された前記保持信号とを比較し比較結果を出力する第2比較部を備え、前記表示部は、さらに前記第2比較部による比較結果を表示することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6において、前記制御部は、さらに前記第2比較部により出力された比較結果に応じて前記出力部を制御することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求項7のいずれか1項において、電源投入時に前記出力部による前記保持信号の出力を禁止するフェールセーフ手段を備えることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1乃至請求項8のいずれか1項において、前記第1検出部と前記第2検出部との少なくとも一方に当該装置の各部の作動確認を行う確認信号を出力する自己診断部を備えることを特徴とする。
本発明の請求項1記載の発明によれば、デジタル出力カードの出力する出力信号と同一の信号である保持信号を出力することができる。したがって、その後デジタル出力カードを抜いても、保持信号を制御対象に出力し続けることができ、デジタル出力カードの交換が可能となる。
また、簡易な構成であり、プロセス制御システムに常時接続する必要も無いため、システムの巨大化、複雑化を招くことも無い。
またいずれのデジタル出力カードに対しても使用できるため、一つあれば多くのシステムに適用可能であり、コストの削減にも寄与しうる。
本発明の請求項2記載の発明によれば、デジタル出力カードの状態のみならず、リレーの励磁状態も検出するため、故障等が起きた場合にも早期の発見が可能である。また表示部により外部に出力することで、外部から早期に故障箇所の発見が可能であり、操作人による誤操作も防止することができる。
本発明の請求項3記載の発明によれば、表示部が出力された保持信号の状態を表示するため、さらに故障箇所の識別が容易となる。また操作人による出力状態の確認が容易であるとともに、誤操作等による誤出力を防止できる。
本発明の請求項4記載の発明によれば、制御部が生成部及び出力部を制御するので、操作人が不要である。さらに制御部が許可を行った場合にのみ出力部は保持信号を出力するので、誤出力を防止することができる。
本発明の請求項5記載の発明によれば、第1検出部により検出された出力信号と第2検出部により検出された制御信号とを比較する第1比較部を備えるので、デジタル出力カードの状態とリレーの励磁状態が一致しているかを迅速に確認することができる。さらに、比較結果に応じて制御部が生成部を制御するため、両者が同一の場合にのみ、保持信号を生成するよう制御することができる。
本発明の請求項6記載の発明によれば、第1検出部により検出された出力信号と生成部により生成された保持信号とを比較する第2比較部を備えるので、最終的に当該デジタル出力保持装置が出力する保持信号が正しいか否かを迅速かつ的確に判断することができる。さらに、表示部が比較結果を出力するため、外部から視認することができ、誤出力を防止することができる。
本発明の請求項7記載の発明によれば、制御部が第2比較部による比較結果に応じて出力部を制御するため、保持信号がデジタル出力カードの出力する出力信号と同一の場合にのみ出力を許可し、誤出力を防止することができる。
本発明の請求項8記載の発明によれば、電源投入時に出力部による保持信号の出力を禁止するフェールセーフ手段を備えるので、誤った保持信号を電源投入時に制御対象に出力することを防止することができる。
本発明の請求項9記載の発明によれば、確認信号を出力する自己診断部を備えるので、実際にプロセス制御システムに接続して動作させずとも、デジタル出力保持装置単体にて、各部の動作が正常であるか否かを判断することができる。
以下、本発明のデジタル出力保持装置の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るデジタル出力保持装置の構成を示すブロック図である。コントローラ10と、デジタル出力カード20と、I/Oターミナルユニット30とは、外部にてプロセス制御システムを構成し、制御対象40を制御する。コントローラ10は、制御プログラムを有し、デジタル出力カード20に対してデータのやり取りを行う。デジタル出力カード20は、コントローラ10からの指示に応じて、I/Oターミナルユニット30に出力信号を出力する。I/Oターミナルユニット30は、内部に絶縁を目的とするリレーを有し、デジタル出力カード20からの出力信号に応じてリレーをオン/オフする。すなわち、I/Oターミナルユニット30は、リレーの励磁状態に応じて制御信号を出力し、制御対象40を制御する。
本実施の形態のデジタル出力保持装置50aは、I/Oターミナルユニット30に接続され、第1検出部52aと、制御部54aと、保持信号生成部56aと、保持信号出力部58aとから構成されている。
第1検出部52aは、I/Oターミナルユニット30に接続されており、I/Oターミナルユニット30を介してデジタル出力カード20の出力信号を検出する。保持信号生成部56aは、本発明の生成部に対応し、第1検出部52aにより検出された出力信号と同一の信号を保持信号として生成する。保持信号出力部58aは、本発明の出力部に対応し、保持信号生成部56aにより生成された保持信号をI/Oターミナルユニット30を介して制御対象40に出力する。制御部54aは、第1検出部52a、保持信号生成部56a、保持信号出力部58aにそれぞれ接続され、第1検出部52aにより検出されたデジタル出力カード20の出力信号の情報を保持信号生成部56aに伝達するとともに、保持信号出力部58aによる保持信号の出力を制御する。
図2は本発明の実施例1に係るデジタル出力保持装置50aの動作を示すフローチャート図である。図2を参照し実施例1に係るデジタル出力保持装置50aの動作を説明する。デジタル出力保持装置50aは、通常I/Oターミナルユニット30に接続されておらず、メンテナンスのためにデジタル出力カード20の交換が必要等の使用時のみI/Oターミナルユニット30に接続される。
デジタル出力保持装置50aがI/Oターミナルユニット30に接続された際、第1検出部52aは、I/Oターミナルユニット30を介してデジタル出力カード20の出力する出力信号を検出する(S10)。
制御部54aは、第1検出部52aにより検出された出力信号の情報を保持信号生成部56aに伝える。なお、制御部54aの存在しない構成とすることも可能である。その場合には、制御部54aの代わりに操作人が同様の操作を行う。すなわち、操作人は、第1検出部52aにより検出された出力信号の情報を外部からの操作等により保持信号生成部56aに伝える。
その後、保持信号生成部56aは、伝えられた出力信号と同一の信号を保持信号として生成し(S12)、保持信号出力部58aに送る。
ここで、制御部54aは、保持信号の出力を制御する(S14)。制御部54aが保持信号の出力を許可しない場合には、待機状態となる。また、制御部54aが保持信号の出力を許可する場合には、保持信号出力部58aは、保持信号をI/Oターミナルユニット30を介して制御対象40に出力する(S16)。
なお、前述したように、制御部54aが存在しない場合には、制御部54aの代わりに操作人が同様の操作を行う。すなわち、操作人は、保持信号の出力を許可する場合には、外部からスイッチ等を操作することにより保持信号出力部58aが保持信号を外部に出力するのを許可することができる。
プラント等の制御対象40への出力は、デジタル出力カード20と、デジタル出力保持装置50aとのワイヤードOR出力となる。したがって、制御部54aもしくは操作人の許可を受けて保持信号出力部58aが保持信号をI/Oターミナルユニット30を介して制御対象40に出力している間に、デジタル出力カード20を交換することが可能となる。
上述のとおり、本発明の実施例1の形態に係るデジタル出力保持装置によれば、デジタル出力カード20の出力する出力信号と同一の信号である保持信号を出力することができる。ここで、リレーの故障や断線等の問題が生じている場合を除けば、出力信号とI/Oターミナルユニット30の出力する制御信号は同一である。すなわち、保持信号は制御信号と同一であるとも言える。したがって、その後デジタル出力カード20を抜いても、保持信号を制御対象40に出力し続けることができ、デジタル出力カード20の交換が可能となる。
また、簡易な構成であり、プロセス制御システムに常時接続する必要も無いため、システムの巨大化、複雑化を招くことも無い。制御部54aの役割を操作人が担う場合には、さらに簡易な構成となり、コストの削減を図ることもできる。
またいずれのデジタル出力カード20に対しても使用できるため、一つあれば多くのシステムに適用可能であり、コストの削減にも寄与しうる。
一方、制御部54aが保持信号生成部56a及び保持信号出力部58aを制御する場合には、操作人が不要である。さらに制御部54aが許可を行った場合にのみ保持信号出力部58aは保持信号を出力するので、誤出力を防止することができる。
図3は、本発明の実施例2に係るデジタル出力保持装置の構成を示すブロック図である。実施例1の場合と同様、コントローラ10と、デジタル出力カード20と、I/Oターミナルユニット30とは、外部にてプロセス制御システムを構成し、制御対象40を制御する。
本実施の形態のデジタル出力保持装置50bは、I/Oターミナルユニット30に接続され、第1検出部52bと、第2検出部53と、制御部54bと、第1比較部55と、保持信号生成部56bと、表示部57と、保持信号出力部58bと、第2比較部59とから構成されている。
第1検出部52bは、実施例1の第1検出部52aと同様、I/Oターミナルユニット30に接続されており、I/Oターミナルユニット30を介してデジタル出力カード20の出力信号を検出する。
第2検出部53は、I/Oターミナルユニット30に接続されており、I/Oターミナルユニット30内部にあるリレーの励磁状態に応じて出力される制御信号を検出する。コントローラ10と、デジタル出力カード20と、I/Oターミナルユニット30とから構成されるプロセス制御システムは、この制御信号を制御対象40に対して出力することにより制御対象40を制御する。
またI/Oターミナルユニット30内部にあるリレーは、デジタル出力カード20による出力信号に応じてオン/オフが行われる。したがって、リレーの故障や断線等の問題が発生しない限り、第1検出部52bと第2検出部53とは、同一の信号を検出する。
第1比較部55は、第1検出部により検出されたデジタル出力カード20の出力信号と、第2検出部53により検出されたI/Oターミナルユニット30内部にあるリレーの励磁状態である制御信号とを比較する。上述したように、問題無い場合には両者は同一である。また第1比較部55は、比較結果を制御部54bに対して出力する。
制御部54bは、第1比較部55により出力された比較結果に応じて保持信号生成部56bを制御する。具体的には、制御部54bは、第1比較部55による比較結果に問題が無い場合には、デジタル出力カード20の出力する出力信号の情報を保持信号生成部56bに出力し、比較結果に問題がある(両者に違いがある)場合には、保持信号生成部56bに対して何ら出力せず、待機状態となる。
保持信号生成部56bは、本発明の生成部に対応し、制御部54bにより伝えられたデジタル出力カード20の出力信号と同一の信号を保持信号として生成する。生成された保持信号は、第2比較部59及び保持信号出力部58bに対して出力される。
第2比較部59は、第1検出部により検出されたデジタル出力カード20の出力信号と、保持信号生成部56bにより生成された保持信号とを比較する。問題無い場合には両者は同一となる。また第2比較部59は、比較結果を制御部54bに対して出力する。
制御部54bは、第2比較部59により出力された比較結果に応じて保持信号出力部58bを制御する。具体的には、制御部54bは、第2比較部59による比較結果に問題が無い場合には、保持信号出力部58bに対して保持信号の出力を許可する。また比較結果に問題がある(両者に違いがある)場合には、制御部54bは、保持信号出力部58bに対して保持信号の出力を禁止する。
保持信号出力部58bは、本発明の出力部に対応し、制御部54bの許可がある場合に、保持信号生成部56bにより生成された保持信号をI/Oターミナルユニット30に出力する。
表示部57は、第1検出部52bにより検出された出力信号の状態と、第2検出部53により検出された制御信号の状態と、第2比較部59により出力された比較結果と、保持信号生成部56bにより生成された保持信号と、保持信号出力部により出力された保持信号とを必要に応じてそれぞれ出力する。
図4は本発明の実施例2に係るデジタル出力保持装置50bの動作を示すフローチャート図である。図4を参照し実施例2に係るデジタル出力保持装置50bの動作を説明する。実施例1の場合と同様、デジタル出力保持装置50bは、通常I/Oターミナルユニット30に接続されておらず、メンテナンスのためにデジタル出力カードの交換が必要等の使用時のみI/Oターミナルユニット30に接続される。
デジタル出力保持装置50bがI/Oターミナルユニット30に接続された際、第1検出部52bは、I/Oターミナルユニット30を介してデジタル出力カード20の出力する出力信号を検出する(S20)。その際、表示部57は、第1検出部52bにより検出された出力信号の状態を表示する。
第2検出部53は、リレーの励磁状態である制御信号(I/Oターミナルユニット30の出力)を検出する(S22)。また、表示部57は、第2検出部53により検出された制御信号の状態を表示する。
次に第1比較部55は、第1検出部により検出された出力信号と、第2検出部53により検出された制御信号とを比較する(S24)。上述したように、問題無い場合には両者は同一である。また第1比較部55は、比較結果を制御部54bに対して出力する。
制御部54bは、第1比較部55により出力された比較結果に応じて保持信号生成部56bを制御する。具体的には、制御部54bは、第1比較部55による比較結果に問題が無い場合には、デジタル出力カード20の出力する出力信号の情報を保持信号生成部56bに出力し、比較結果に問題がある(両者に違いがある)場合には、保持信号生成部56bに対して何ら出力せず、待機状態となる。
保持信号生成部56bは、制御部54bにより伝えられたデジタル出力カード20の出力信号と同一の信号を保持信号として生成する(S26)。生成された保持信号は、第2比較部59及び保持信号出力部58bに対して出力される。また表示部57は、保持信号生成部56bにより生成された保持信号の状態を表示する。
第2比較部59は、第1検出部により検出された出力信号と、保持信号生成部56bにより生成された保持信号とを比較する(S28)。問題無い場合には両者は同一となる。また第2比較部59は、比較結果を制御部54bに対して出力する。
制御部54bは、第2比較部59により出力された比較結果に応じて保持信号出力部58bを制御する。具体的には、制御部54bは、第2比較部59による比較結果に問題がある(両者に違いがある)場合には、制御部54bは、保持信号出力部58bに対して保持信号の出力を禁止し、両者が同一でない旨を表示部57に表示し(S30)、再度保持信号生成部56bによる出力信号と同一の保持信号の生成を試みる(S26)。
第2比較部59による比較結果に問題が無い(両者が同一)場合には、表示部57は、両者が同一である旨を表示する(S32)。その後、制御部54bは、保持信号出力部58bに対して保持信号の出力を許可するか否かを決定できる(S34)。制御部54bが、保持信号の出力を許可しない場合には待機状態となり、保持信号の出力を許可する場合には保持信号出力部58bは、I/Oターミナルユニット30を介して制御対象40に保持信号を出力する(S36)。
上述のとおり、本発明の実施例2の形態に係るデジタル出力保持装置によれば、実施例1の形態に係るデジタル出力保持装置の効果に加えて、デジタル出力カード20の状態のみならず、I/Oターミナルユニット30の出力であるリレーの励磁状態も検出するため、故障等が起きた場合にも早期の発見が可能である。また表示部57により外部に出力することで、外部から早期に故障箇所の発見が可能であり、操作人による誤操作も防止することができる。
また、表示部57が出力された保持信号の状態を表示するため、さらに故障箇所の識別が容易となる。また操作人による出力状態の確認が容易であるとともに、誤操作等による誤出力を防止できる。
また、第1検出部52bにより検出された出力信号と第2検出部53により検出された制御信号とを比較する第1比較部55を備えるので、デジタル出力カードの状態とリレーの励磁状態が一致しているかを迅速に確認することができる。さらに、比較結果に応じて制御部54bが保持信号生成部56bを制御するため、両者が同一の場合にのみ、保持信号を生成するよう制御することができる。
さらに、第1検出部52bにより検出された出力信号と保持信号生成部56bにより生成された保持信号とを比較する第2比較部59を備えるので、最終的に当該デジタル出力保持装置50bが出力する保持信号が正しいか否かを迅速かつ的確に判断することができる。さらに、表示部57が比較結果を出力するため、外部から視認することができ、誤出力を防止することができる。
また、制御部54bが第2比較部59による比較結果に応じて保持信号出力部58bを制御するため、保持信号がデジタル出力カード20の出力する出力信号と同一の場合にのみ出力を許可し、誤出力を防止することができる。
図5は、本発明の実施例3に係るデジタル出力保持装置50cのブロック図である。本実施例のデジタル出力保持装置50cは、実施例2の変形であり、実施例2と異なる点は制御部40が存在せず代わりに操作人が同じ役割を果たす点、表示部が一つではなく複数存在する点である。なお、コントローラ10及び制御対象40は図5中に描かれていないが、単に省略されているだけであり、実際には存在する。
デジタル出力カード20は、I/Oターミナルユニット30に出力信号を出力する。I/Oターミナルユニット30は、内部に絶縁を目的とするリレー32を有し、デジタル出力カード20からの出力信号に応じてリレー32をオン/オフすることにより制御信号を出力する。
本実施の形態のデジタル出力保持装置50cは、I/Oターミナルユニット30に接続され、デジタル出力カード出力信号検出部61aと、デジタル出力カード状態表示部62aと、I/Oターミナルユニット出力信号検出部63aと、リレー励磁状態表示部64aと、バイパス出力表示部66aと、バイパス出力設定スイッチ部68aと、一致確認部70aと、一致表示部72aと、バイパス出力切替スイッチ部74と、バイパス表示部76aとから構成されている。
デジタル出力カード出力信号検出部61aは、本発明の第1検出部に対応し、I/Oターミナルユニット30を介してデジタル出力カード20に接続されるとともに、デジタル出力カード状態表示部62a及び一致確認部70aに接続されている。
デジタル出力カード状態表示部62aは、本発明の表示部に対応し、デジタル出力カード出力信号検出部61aに接続されている。
I/Oターミナルユニット出力信号検出部63aは、本発明の第2検出部に対応し、I/Oターミナルユニット30内のリレー32と、リレー励磁状態表示部64aに接続されている。
リレー励磁状態表示部64aは、本発明の表示部に対応し、I/Oターミナルユニット出力信号検出部63aに接続されている。
バイパス出力表示部66aは、本発明の表示部に対応し、バイパス出力設定スイッチ部68aと一致確認部70aに接続されている。
バイパス出力設定スイッチ部68aは、本発明の生成部に対応し、バイパス出力表示部66aと一致確認部70aに接続されている。
一致確認部70aは、本発明の第2比較部に対応し、デジタル出力カード出力信号検出部61a、デジタル出力カード状態表示部62a、バイパス出力表示部66a、バイパス出力設定スイッチ部68a、一致表示部72a、バイパス出力切替スイッチ部74にそれぞれ接続されている。
一致表示部72aは、本発明の表示部に対応し、一致確認部70aとバイパス出力切替スイッチ部74に接続されている。
バイパス表示部76aは、本発明の表示部に対応し、バイパス出力切替スイッチ部74に接続されるとともに、I/Oターミナルユニット出力信号検出部63aを介してI/Oターミナルユニット30内部のリレー32に接続されている。
なお、操作人は本発明の制御部及び第1比較部と同様の役割を果たす。
次に、本発明の実施例3に係るデジタル出力保持装置50cの動作を説明する。デジタル出力保持装置50cがI/Oターミナルユニット30に接続された際、デジタル出力カード出力信号検出部61aは、I/Oターミナルユニット30を介してデジタル出力カード20の出力する出力信号を検出し、デジタル出力カード状態表示部62aに出力する。デジタル出力カード状態表示部62aは、検出された出力信号の状態を表示する。
I/Oターミナルユニット出力信号検出部63aは、リレー32の励磁状態である制御信号(I/Oターミナルユニット30の出力)を検出し、リレー励磁状態表示部64aに出力する。リレー励磁状態表示部64aは、検出された制御信号の状態を表示する。
次に操作人は、デジタル出力カード状態表示部62aに表示された出力信号の状態と、リレー励磁状態表示部64aに表示された制御信号の状態とを比較する。仮にここで、両者の表示が異なる場合には、リレーの故障や断線等が考えられ、調べる必要がある。問題無い場合には両者の表示は同一となる。
操作人は、両者の表示が同一であることを確認した後、バイパス出力設定スイッチ部68aを操作して、表示されている出力信号と同一の信号である保持信号を生成する。生成された保持信号は、バイパス出力表示部66a及び一致確認部70aに出力される。バイパス出力表示部66aは、生成された保持信号の状態を表示する。一致確認部70aは、生成された保持信号と、デジタル出力カード出力信号検出部61aにより検出された出力信号とを比較する。また一致確認部70aは、比較結果を一致表示部72aに対して出力する。一致表示部72aは、一致確認部70aによる比較結果を出力する。
操作人は、一致表示部72aに表示された比較結果を確認する。仮にここで、生成された保持信号と検出された出力信号とが同一でない場合には、操作人は再度バイパス出力設定スイッチ部68aを操作して、表示されている出力信号と同一の信号である保持信号を生成するよう試みる。
比較結果に問題が無く両者が同一である場合には、操作人は、バイパス出力切替スイッチ部74を操作して保持信号をバイパス表示部76aに出力するとともに、I/Oターミナルユニット出力信号検出部63aを介してI/Oターミナルユニット30内部のリレー32に保持信号を出力する。
その結果、バイパス表示部76aは、保持信号の状態を表示し、それと同時にリレー32は保持信号に応じて図示しない制御対象に制御信号を出力する。
図6は、本発明の実施例3に係るデジタル出力保持装置50cの内部ブロック図である。なお図5において既に動作の説明を行った構成に関しては、動作の説明を省略する。
デジタル出力カード出力信号検出部61bは、本発明の第1検出部に対応し、また図5のデジタル出力カード出力信号検出部61aに対応する。第1表示部62bは、本発明の表示部に対応し、また図5のデジタル出力カード状態表示部62aに対応する。I/Oターミナルユニット出力信号検出部63bは、本発明の第2検出部に対応し、また図5のI/Oターミナルユニット出力信号検出部63aに対応する。第2表示部64bは、本発明の表示部に対応し、また図5のリレー励磁状態表示部64aに対応する。第4表示部66bは、本発明の表示部に対応し、また図5のバイパス出力表示部66aに対応する。バイパス出力設定スイッチ部68bは、本発明の生成部に対応し、また図5のバイパス出力設定スイッチ部68aに対応する。I/Oターミナルユニット出力切替リレー69は、バイパス出力設定スイッチ部68bとともに本発明の生成部に対応し、バイパス出力設定スイッチ部68bの設定に応じて保持信号を生成する。
出力比較部70bは、本発明の第2比較部に対応し、また図5の一致確認部70aに対応する。デジタル出力カード20は、通常複数チャンネルの出力があり、ここでは16チャンネルとして、各チャンネルごとにバイパス出力設定スイッチ部68bの設定により生成された保持信号との比較を行う。その後、出力比較部70bは、比較結果を一致比較部71に対して出力する。
一致比較部71は、出力比較部70bとともに本発明の第2比較部に対応し、また図5の一致確認部70aに対応する。一致比較部71は、出力比較部70bから入力された比較結果に基づき、16チャンネル全ての出力が一致しているか否かを比較し第3表示部72bに対して出力する。これにより、操作人は、各チャンネルの出力が正しいか否かを容易に確認できる。
第3表示部72bは、本発明の表示部に対応し、また図5の一致表示部72aに対応する。
バイパス出力許可/禁止回路75は、本発明の構成要件ではなく、図5にも該当する構成は存在しないが、一致比較部70aにより16チャンネル全ての出力が一致しなかった場合に、保持信号であるバイパス出力を許可しない。逆に、一致した場合には、保持信号の出力を許可する。
バイパス出力許可/禁止回路切替スイッチ77は、バイパス出力許可/禁止回路75を使用するか否かを選択することができる。使用しない場合には、一致比較部70aによる比較結果にかかわらず、保持信号が出力されることになる。
第5表示部76bは、本発明の表示部に対応し、また図5のバイパス表示部76aに対応する。
フェールセーフ回路79は、本発明のフェールセーフ手段に対応し、バイパス出力切替スイッチ部81に接続されている。このフェールセーフ回路79は、誤ってバイパス出力(保持信号の出力)を許可した状態で電源を投入した場合であっても、保持信号の出力を禁止し、誤出力を防止する。
バイパス出力切替スイッチ部81は、本発明の出力部に対応し、また図5のバイパス出力切替スイッチ部74に対応する。
上述のとおり、本発明の実施例3の形態に係るデジタル出力保持装置によれば、実施例1及び実施例2の効果に加え、操作人が制御部の役割を果たすため、簡易な構成でデジタル出力保持装置を提供することができる。
また各信号の状態や比較結果等を表示する表示部をそれぞれ別個に設けるので、外部からも視認性が良く、誤出力の防止にも寄与しうる。
さらに、出力信号と保持信号を比較する本発明における第2比較部を、複数のチャンネルそれぞれについて比較する「出力比較部70b」と、複数のチャンネル(ここでは16チャンネル)全てのチャンネルが一致するか否かを判断する「一致比較部」とに分けたので、比較すべきチャンネル数が多い場合であっても確実かつ迅速に比較を行うことができ、ひいては誤出力の防止にも寄与しうる。
また、電源投入時に保持信号の出力を禁止するフェールセーフ回路79を備えるので、誤った保持信号を電源投入時に制御対象に出力することを防止することができる。
図7は、本発明の実施例4に係るデジタル出力保持装置に備えられた自己診断回路90のブロック図である。実施例3と異なる点は、デジタル出力カード出力信号検出部61b及びI/Oターミナルユニット出力信号検出部63bにテスト用折り返しケーブル85を介して自己診断回路90が接続されている点である。
自己診断回路90は、本発明の自己診断部に対応し、確認信号を出力してデジタル出力保持装置の各部の作動確認(診断・点検)を行う。この自己診断回路90は、通常はデジタル出力保持装置に接続されていない構成としても良い。実際にデジタル出力保持装置を使用する前に自己診断回路90による点検を行うことができれば十分だからである。さらに、複数のデジタル出力保持装置が存在したとしても、自己診断回路90が一つ存在すれば足り、経済性が良い。
自己診断回路90は、内部に自己診断信号出力スイッチ部92と、第6表示部94を有する。また、自己診断回路90は、デジタル出力カード出力信号検出部61b又はI/Oターミナルユニット出力信号検出部63bのいずれか一方にのみ接続することもできる。実施例1のような、第2検出部を備えていないデジタル出力保持装置もあるからである。
次に、本発明の実施例4に係るデジタル出力保持装置に備えられた自己診断回路90の動作を説明する。
自己診断信号出力スイッチ部92は、操作することによりデジタル出力カード出力信号検出部61b及びI/Oターミナルユニット出力信号検出部63bに確認信号を送ることができる。すなわち、デジタル出力カードの代わりに各部に確認信号を送ることで、デジタル出力保持装置全体の動作確認を行うことができる。
第6表示部94は、出力された確認信号の状態を表示する。よって、確認信号を受信したデジタル出力保持装置が第1表示部及び第2表示部に表示した確認信号の状態と、第6表示部に表示された確認信号の状態とを比較し、正常な動作を行っているか否かを判断することができる。
また、バイパス出力設定スイッチ部68bを操作することで、第4表示部66bの表示を確認し、さらには出力比較部70bや一致比較部71の動作確認を行うことができる。すなわち、自己診断回路90が確認信号を出力することで、デジタル出力保持装置全体の各部の動作確認を行うことが可能である。
上述のとおり、本発明の実施例4の形態に係るデジタル出力保持装置によれば、確認信号を出力する自己診断部90を備えるので、実際にプロセス制御システムに接続して動作させずとも、デジタル出力保持装置単体にて、各部の動作が正常であるか否かを判断することができる。
本発明に係るデジタル出力保持装置は、デジタル出力カードを適用したプロセス制御システムにおけるメンテナンス時のデジタル出力カード交換等に利用可能である。
本発明の実施例1の形態のデジタル出力保持装置のブロック図である。 本発明の実施例1の形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2の形態のデジタル出力保持装置のブロック図である。 本発明の実施例2の形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例3の形態のデジタル出力保持装置のブロック図である。 本発明の実施例3の形態のデジタル出力保持装置の内部ブロック図である。 本発明の実施例4の形態のデジタル出力保持装置に備えられた自己診断回路のブロック図である。
符号の説明
10 コントローラ
20 デジタル出力カード
30 I/Oターミナルユニット
32 リレー
40 制御対象
50a、50b、50c デジタル出力保持装置
52a、52b 第1検出部
53 第2検出部
54a、54b 制御部
55 第1比較部
56a、56b 保持信号生成部
57 表示部
58a、58b 保持信号出力部
59 第2比較部
61a、61b デジタル出力カード出力信号検出部
62a デジタル出力カード状態表示部
62b 第1表示部
63a、63b I/Oターミナルユニット出力信号検出部
64a リレー励磁状態表示部
64b 第2表示部
66a バイパス出力表示部
66b 第4表示部
68a、68b バイパス出力設定スイッチ部
69 I/Oターミナルユニット出力切替リレー
70a 一致確認部
70b 出力比較部
71 一致比較部
72a 一致表示部
72b 第3表示部
74 バイパス出力切替スイッチ部
75 バイパス出力許可/禁止回路
76a バイパス表示部
76b 第5表示部
77 バイパス出力許可/禁止回路切替スイッチ
79 フェールセーフ回路
81 バイパス出力切替スイッチ部
85 テスト用折り返しケーブル
90 自己診断回路
92 自己診断信号出力スイッチ部
94 第6表示部

Claims (9)

  1. 外部のコントローラからの指示に応じて外部のデジタル出力カードが出力信号を出力し前記出力信号に応じてオン/オフされるリレーを有する外部のターミナルユニットが前記リレーの励磁状態に応じて制御信号を出力し外部の制御対象を制御する場合に、前記制御信号と同一の信号を出力するデジタル出力保持装置において、
    前記デジタル出力カードの出力信号を検出する第1検出部と、
    前記第1検出部により検出された前記出力信号と同一の信号である保持信号を生成する生成部と、
    前記生成部により生成された保持信号を前記ターミナルユニットを介して前記制御対象に出力する出力部と、
    を備えることを特徴とするデジタル出力保持装置。
  2. 前記制御信号を検出する第2検出部と、
    前記第1検出部により検出された前記出力信号の状態及び前記第2検出部により検出された前記制御信号の状態を表示する表示部と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のデジタル出力保持装置。
  3. 前記表示部は、さらに前記生成部により生成された前記保持信号の状態と前記出力部により出力された前記保持信号の状態とを表示することを特徴とする請求項2記載のデジタル出力保持装置。
  4. 前記第1検出部により検出された前記出力信号の情報を前記生成部へ伝えるとともに前記出力部による前記保持信号の出力を制御する制御部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のデジタル出力保持装置。
  5. 前記第1検出部により検出された前記出力信号と前記第2検出部により検出された前記制御信号とを比較し比較結果を前記制御部に出力する第1比較部を備え、
    前記制御部は、さらに前記第1比較部により出力された比較結果に応じて前記生成部を制御することを特徴とする請求項4記載のデジタル出力保持装置。
  6. 前記第1検出部により検出された前記出力信号と前記生成部により生成された前記保持信号とを比較し比較結果を出力する第2比較部を備え、
    前記表示部は、さらに前記第2比較部による比較結果を表示することを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか1項記載のデジタル出力保持装置。
  7. 前記制御部は、さらに前記第2比較部により出力された比較結果に応じて前記出力部を制御することを特徴とする請求項6記載のデジタル出力保持装置。
  8. 電源投入時に前記出力部による前記保持信号の出力を禁止するフェールセーフ手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項記載のデジタル出力保持装置。
  9. 前記第1検出部と前記第2検出部との少なくとも一方に当該装置の各部の作動確認を行う確認信号を出力する自己診断部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項記載のデジタル出力保持装置。

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