JP2008016981A - データ通信装置 - Google Patents

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Abstract


【目的】 送受信間で1伝送当たりより多くの情報ビットを効率よく安全にやり取り可能なことを課題とする。
【構成】 データバッファより固定長Xにi(i=1〜K)ビットを付加した情報ビットを抽出する情報ビット抽出手段と、前記抽出された各情報ビットにつきCRCコードを求め、各CRCコードをエントロピー符号により圧縮するCRC符号手段と、前記抽出された各情報ビットにそれぞれのCRC圧縮符号を付加したものが所定長となるもののうち、情報ビットが最長のものを選択して送信するデータ送信手段とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明はデータ通信装置に関し、更に詳しくは、有線、無線を介して誤り検査情報(CRC)を付加したデータの送/受信を行うデータ通信装置に関する。
従来のデータ伝送(パケット,ATMセル,SDH等による)では、データの送受信間で情報ビットに所定長のCRCビットを付加してやり取りすることにより、情報の安全な伝送を図っている。
なお、従来は、画像データをハフマン圧縮後に誤り検出符号(CRC)を付加することで、画像の乱れを少なくした画像データの通信方法が知られている(特許文献1)。
特開平11−112774
しかし、基地局と携帯端末間等では、データの送受信間でやり取りするデータの最小単位PDU(Protocol Data Unit)は固定されているため、CRCビットを送信する分、情報ビットの伝送容量が減ってしまう。このように、従来は、情報伝送の安全を重視すればするほど、情報伝送の冗長性が増大し、1送信当たりに伝送可能な情報ビット量が制限されていた。
本発明は上記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、送受信間で1伝送当たりより多くの情報ビットを効率よく安全にやり取り可能なデータ通信装置を提供することにある。
本発明の第1の態様によるデータ通信装置は、データバッファより固定長Xにi(i=1〜K)ビットを付加した情報ビットを抽出する情報ビット抽出手段と、前記抽出された各情報ビットにつきCRCコードを求め、各CRCコードをエントロピー符号により圧縮するCRC符号手段と、前記抽出された各情報ビットにそれぞれのCRC圧縮符号を付加したものが所定長となるもののうち、情報ビットが最長のものを選択して送信するデータ送信手段とを備えるものである。
本発明によれば、CRCビットをエントロピー符号により圧縮して送信する構成により、1送信当たりより多くの情報ビットを効率よく送信できる。
本発明の第2の態様では、CRC符号手段は、抽出された情報X+i(i=2〜K)ビットの先頭がビット0であることにより、情報X+i(i=1〜K−1)ビットにつき求めたCRC圧縮符号を利用する。
情報Xビットの先頭にビット0が付加されても両者のCRC演算結果は変わらないから、本発明によれば、情報Xビットに対するCRCエントロピー符号の処理結果を情報0+Xビットに対するエントロピー符号処理に利用することで、余分な処理や処理時間を有効に短縮できる。
本発明の第3の態様では、データ送信手段は、抽出された各情報ビットにそれぞれのC
RC圧縮符号を付加したものが何れも所定長とならない場合は、固定長XビットにそのCRCコードを付加したものを送信する。従って、情報ビットを漏れなく送信できる。
本発明の第4の態様では、CRC符号手段は、前記求めたCRCコードにつきビット0又は1の出現確率を求め、かつ該出現確率に基づき当該CRCコードを所定ビット数で等分割した各ビット符号列についての出現確率を求めると共に、該求めた各ビット符号列の出現確率に基づき当該CRCコードをハフマン符号により圧縮する。例えば16ビットCRCは2,4又は8ビットの符号列に分割できる。
本発明の第5の態様によるデータ通信装置は、所定長の受信データにつき固定長Xにi(i=1〜K)ビットを付加したものを情報ビットと仮定し、かつ残りのビット情報をCRCコードのエントロピー符号による圧縮符号と仮定してもとのCRCコードに復号するCRC復号手段と、前記復号したCRCコードによる情報ビットのCRC検査が正常となるものの情報ビットを選択して受信情報ビットとする情報ビット抽出手段とを備えるものである。従って、1受信当たりより多くの情報ビットを効率よく受信できる。
以上述べた如く本発明によれば、1伝送当たりより多くの情報ビットをやり取りでき、送受信間における情報伝送のスループットを改善できる。
以下、添付図面に従って本発明に好適なる実施の形態を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一又は相当部分を示すものとする。図1は実施の形態によるデータ送信処理のフローチャートで、1送信PDUに搭載するCRCビットをエントロピー符号の一種であるハフマン符号により圧縮することで、1PDU当たりより多くの情報ビットを送信可能な場合を示している。
なお、以下の説明では、基準となる情報長X=141オクテット×8ビット、CRC=16ビットとする。また、エントロピー符号とは、情報源シンボルに対し符号語を割り当てるコンパクト符号の概念の一つで、シンボル毎の出現確率に基づき異なる長さの符号語長を用いることで、情報源を効率的に符号化するものであり、データ圧縮に広く用いられている。上記ハフマン符号の他に、算術符号やレンジコーダ(range coder)等を採用しても良い。
図1において、ステップS11では情報の付加ビットカウンタiに1をセットし、ステップS12では送信バッファよりX+iビットの情報ビット(送信データ)を切り出す。ステップS13では該切り出した情報ビットの先頭ビットが「0」か否かを判別し、「0」でない場合はステップS14で当該情報ビットについてのCRCコードを求めると共に、該CRCコードにおけるビット0の出現確率に基づき所定のハフマン変換テーブルを作成する。
図4は一例のハフマン符号方法を説明する図で、16ビットCRCコードを構成する例えば各4ビット符号列をそれぞれ対応するハフマンコードに変換するためのハフマン符号テーブル作成手順を示している。図において、16ビットCRCを構成する各4ビット符号列には16通りのビットパターン「1111」〜「0000」が存在する。今、ある16ビットCRCコードにおけるビット0の出現確率(ビット0の数/16)が0.1であったと仮定すると、ビット1の出現確率は0.9となるから、4ビット符号列「1111」の出現確率は、0.9×0.9×0.9×0.9=0.6561、4ビット符号列「0111」の出現確率は、0.1×0.9×0.9×0.9=0.0729となる。以下、同様である。これらを、例えば出現確率の大きいものから降順に並べると、図示の如くなる。なお
、複数の4ビット符号列についての出現確率が同一になった場合は、送信側と受信側とで同じ並びになるように予め取り決めておく。図の例では、4ビット符号列の値の昇順に並べている。
次に、値の小さい2つの出現確率0.0001と0.0009を結合(加算)し、得られた出現確率0.0010を含め、残りの出現確率を再び降順に並べ替える(第2列目)。この結合と並べ替えの関係がよく分かるように図に矢印を示している。なお、図の8列目に示すように、加算結果の確率が他の確率と同一(=0.0162)となった場合は、例えば加算結果の確率を上側にして並べ替える。これも送/受信側間で予め取り決めておけば良い。以上の処理を4ビット符号列の出現確率が1つ(=1.0000)になるまで繰り返す。
次に、各結合(加算)点の上側にハフマン符号のビット「0」、下側にビット「1」を割り付ける。なお、送受信間で取り決めておけば、上側にビット「1」、下側にビット「0」を割り付けてもよい。ハフマン符号化については、各4ビット符号列から右向きに線(出現確率)をたどり、ハフマン符号のビット「0」又は「1」に出くわしたら、その符号ビットをLSBから順に記録する。例えば4ビット符号列「1011」を右向きにたどると、一つ目の結合点で符号ビット「0」を通り、2つ目の結合点で符号ビット「1」を通り、3つ目の結合点で符号ビット「1」を通り、こうして記録した符号列は「011」となるが、ハフマン符号はLSBから書くのでこれを逆順にして「110」と書く。これが4ビット符号列「1011」に対するハフマン符号であり、以上を全パターンの4ビット符号列につき行うと左欄のハフマン符号テーブルが得られる。
図1に戻り、ステップS15では、ステップS14で求めた16ビットCRCコードを4つの4ビット符号列に分割すると共に、図4のハフマン符号テーブルを順引きしてハフマンコードに変換する。また、上記ステップS13の判別で情報の先頭ビットが「0」の場合は上記ステップS14,S15の処理をスキップする。情報「0+X」ビットに対するCRCコードは、情報「X」ビットに対するCRCコードと同一になるから、情報「X」ビットにつき得られたハフマンコードをそのまま利用できる。ステップS16では付加ビットカウンタiに+1し、ステップS17ではi>K(K:最大情報付加ビット数)か否かを判別する。例えば16ビットCRC「1111111111111111」は計4ビットのハフマン符号列「0000」に圧縮できるから、この場合の最大情報付加ビット数Kは12ビットとなる。また、上記ステップS17の判別でi>Kでない場合はステップS12に戻る。
こうして、やがて情報X+12ビットについてのハフマン符号処理を終了すると、ステップS18に進み、情報X+iビット(i=1〜12)+CRCハフマンビットが丁度送信1PDUを満足するもののうち、情報ビット数が最大となるものを抽出する。ステップS19では条件満足するものを抽出可であったか否かを判別し、抽出可でない場合はステップS20で代わりに情報Xビットとその16ビットCRCコードを抽出する。また、条件満足するもの抽出可の場合はステップS20をスキップする。ステップS21では抽出した送信PDUを送信する。ステップS22では送信すべき全データについての符号処理が終了したか否かを判別する。終了でない場合はステップS11に戻り、未処理の送信データについて上記同様の符号処理を行う。また、終了した場合は、この処理を抜ける。従って、本実施の形態によれば送信1PDU当たりより多くの情報ビットを伝送できる。
図2は実施の形態によるデータ受信処理のフローチャートで、1受信PDUに搭載されたCRCハフマン符号を復号(伸張)することで、1PDU当たりより多くの情報ビットを受信可能な場合を示している。ステップS31では情報の付加ビットカウンタiに1をセットし、ステップS32では受信PDUよりX+iビットを情報ビット(受信データ)
と仮定して切り出す。ステップS34では当該情報X+iビットについてのCRCコードを求めると共に、該CRCコードにおけるビット0の出現確率に基づき上記図4で述べたと同じ方法でハフマン変換テーブルを作成する。従って、受信側でも送信側と同じハフマンテーブルが生成される。ステップS35では、受信PDUから上記情報X+iビットを除いた残りをCRCのハフマンコードと仮定すると共に、該CRCハフマンコードで上記ハフマン変換テーブルを逆引きし、対応する16ビットCRCコードを求める。
例えば、10ビットハフマンコード「1010111110」の復号は、図4のハフマン符号表の分岐を左向きにたどることにより、例えばMSBのハフマン符号「101」は一つ目の分岐で「1」(下の線)を、2つ目の分岐では「0」(上の線)を、3つ目の分岐では「1」(下の線)をたどることによりCRC4ビット符号列「0111」に逆変換される。同様にして、2番目のハフマン符号「0」はCRC「1111」に、3番目のハフマン符号「111」はCRC「1101」に、4番目のハフマン符号「110」はCRC「1011」にそれぞれ逆変換される。
ステップS36では情報の付加ビットカウンタiに+1する。ステップS37ではi>K(最大情報付加ビット数)か否かを判別し、i>Kでない場合はステップS32に戻る。こうして、情報X+1ビットと仮定した場合の復号処理を行って後、情報X+2ビットと仮定した場合の復号処理を行い、やがて、最大情報X+12ビットと仮定した場合の復号処理を終了すると、処理はステップS38に進む。
ステップS38では、受信PDUが情報Xビット+16ビットCRCコードからなると仮定した場合を含み、上記情報X+iビット(i=1〜12)+復号16ビットCRCコードが当該CRC検査を満足する関係にあるもののうち、情報ビット数が最大のものを抽出する。情報Xビットと仮定した場合は受信エラーが無い限り当然にCRC−OKとなるが、同時に情報X+iビット(i=1〜12)と仮定した場合でもCRC−OKとなった場合には、情報X+iビットの方が優先して選択される。ステップS39では条件満足するものが抽出できたか否かを判別し、YESの場合はステップS40で該抽出した情報ビットを受信情報ビットとして選択する。また抽出できなかった場合はステップS41で受信エラーフラグをセットする。
ステップS42では全受信PDUについて処理終了したか否かを判別する。終了でない場合はステップS31に戻り、未処理の受信PDUについて上記同様の復号処理を行う。また、終了した場合は、この処理を抜ける。従って、本実施の形態によれば受信1PDU当たりより多くの情報ビットを受信できる。
図3に実施の形態によるデータ送受信処理のイメージ図を示す。送信側では、送信データバッファ11より、情報Xビット「X」、情報X+1ビット「1X」、情報X+2ビット「01X」等を切り出す。各情報X+i(i=1〜K)ビットにつきそれぞれにCRCコードを求め、該CRCコードの部分をハフマン符号により圧縮する。更に、情報X+iビット+ハフマンCRC符号が1送信PDUを満足するものの内、情報ビット数が最大のものを選択して送信する。例えば、情報X+1ビットの時にハフマンCRCがY−2ビットになった場合は、全体として送信1PDUを満たさない(短すぎる)ので採用しない。また、情報X+2ビットの時にハフマンCRCがY−2ビットになった場合は、全体として送信1PDUを丁度満たすので採用する。但し、送信1PDUを満足するものの内、情報ビット数がX+2ビットよりも多いものがあった場合は、そちらを採用する。また、情報X+3ビットの時にハフマンCRCがY−2ビットになった場合は、全体として送信1PDUを丁度満たさない(長すぎる)ので採用しない。また、ハフマンCRCを付加したものの中で、送信1PDUを満たすものが存在しない場合は、情報Xビットと符号前のCRCコードの組み合わせを送信する。
一方、受信側では、1受信PDUにつき、情報x+1ビット+ハフマンCRCY−1ビット〜情報X+Kビット+ハフマンCRCY−Kビットの各組み合わせからなるデータを受信する可能性があるが、受信側では受信PDUの送信フォーマット(即ち、情報ビットとハフマンCRC符号の境目)を知り得ないので、以下の方法により推定する。
即ち、まず当該受信PDUから情報X+i(i=1〜K)ビットを抽出し、各情報ビット毎に16ビットCRCを求める。次に、各16ビットCRCにおけるビット0の出現確率に基づき、各16ビットCRCを構成する各4ビット符号列の出現確率を求め、上記図4で述べたと同様の方法で各16ビットCRCに対応するハフマン変換テーブルを生成する。
次に当該受信PDUにつき、まず情報X+1ビットと仮定した場合のハフマンCRCY−1ビットを抽出し、該ハフマンCRCY−1ビットで上記情報X+1ビットと仮定して生成したハフマン変換テーブルを逆引きし、対応する16ビットCRCコードを復号する。次に、情報X+2ビットと仮定した場合のハフマンCRCY−2ビットを抽出し、該ハフマンCRCY−2ビットで上記情報X+2ビットと仮定して生成したハフマン変換テーブルを逆引きし、対応する16ビットCRCコードを復号する。以下同様にして進み、最後に、情報X+Kビットと仮定した場合のハフマンCRCY−Kビットを抽出し、該ハフマンCRCY−Kビットで上記情報X+Kビットと仮定して生成したハフマン変換テーブルを逆引きし、対応する16ビットCRCコードを復号する。
こうして、各情報X+i(i=1〜K)ビット+各対応に復号された16ビットCRCからなる受信データの組が生成されるが、実際に受信された受信PDUが情報X+2ビット+ハフマンCRCY−2ビットであったと仮定すると、情報X+2ビットと仮定して復号された16ビットCRCコードのみが、CRC検査を満足することになる。
なお、CRC検査を満足する受信PDUの中には情報Xビット+16ビットCRCコードの場合もあり得るので、このタイプの受信データ(フォーマット)も判定対象に含めて評価する。この場合は、CRC検査を満足するもののうち、情報ビット数が最大のものを抽出することになる。
図5は実施の形態によるデータ送信装置のブロック図で、本発明によるデータ送信処理をハードウェア構成で実現した場合を示している。送信データを送信データバッファ11に格納し、そのうちの情報X+Kビットをシフトレジスタ(SR)12に読み出す。CRC演算部14では各情報X+i(i=0〜K)ビットにつき一斉にCRC演算を行い、それぞれ16ビットCRCコードを求める。但し、付加ビット「0」判定部13で情報の先頭ビットが「0」であることを検出した場合は、そのラインのCRC演算部に作用してCRC演算を行わないようにしても良い。
更に、ビット「0」出現確率演算部15では入力の16ビットCRCコードに基づきそれぞれにビット「0」の出現確率を求め、ハフマン符号部16では入力のビット「0」の出現確率に基づき各入力の16ビットCRCコードを対応するハフマンCRC符号に変換する。この状態で再度、送信バッファ11より情報X+Kビット目〜Xビット目をシフトレジスタ12に読み出す。
送信PDU選択部18では、情報Xビットに16ビットCRCコードを付加した場合も含めて、情報X+i(i=1〜K)ビットに各対応するハフマンCRCビットを付加したものが丁度1送信PDU長となるもののうち、情報ビット数が最大となる組み合わせを抽出し、セレクタ17を介して対応する情報ビットとCRCビットの組み合わせを1送信P
DUとして選択出力する。
図6は実施の形態によるデータ受信装置のブロック図で、本発明によるデータ受信処理をハードウェア構成で実現した場合を示している。受信PDUを受信PDUバッファ21に格納すると共に、古い受信PDUから順にシフトレジスタ(SR)22に読み出す。CRC演算部23では受信PDUについて仮定した各情報X+i(i=1〜K)ビットにつき一斉にCRC演算を行い、それぞれに16ビットCRCコードを求める。
更に、ビット「0」出現確率演算部24では入力の16ビットCRCコードに基づきそれぞれにビット「0」の出現確率を求め、ハフマン復号部25では入力のビット「0」の出現確率に基づきそれぞれにハフマン変換テーブルを作成すると共に、当該受信PDUについて仮定したハフマンCRCY−i(i=1〜K)ビットをそれぞれ対応する16ビットCRCコードに復号する。
更に、CRC演算部26では受信PDUの情報X+i(i=0〜K)ビットにつきそれぞれにCRC演算を行い、かつハフマン復号部25からの16ビット復号CRCコードと一致する(CRC検査OK)か否かを判別する。受信データ選択部28では、CRC検査OKとなったもののうち、情報ビット数が最大となるものの情報ビットを抽出し、セレクタ27を介して対応する情報ビットを受信データとして選択出力する。
なお、上記実施の形態では16ビットCRCコードにつきビット「0」の出現確率を求めたが、ビット「1」の出現確率を求めても良い。
また、上記実施の形態ではハフマン符号への適用例を述べたが、本発明は公知の他のエントロピー符号である算術符号やレンジコーダ(range coder)にも適用可能である。
また、上記実施の形態では具体的数値を伴って本発明の一例を詳細に説明したが、本発明はこれらの数値には限定されない。
また、上記本発明に好適なる実施の形態を述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で各部の構成、制御、処理及びこれらの組合せの様々な変更が行えることは言うまでも無い。
(付記1) データバッファより固定長Xにi(i=1〜K)ビットを付加した情報ビットを抽出する情報ビット抽出手段と、前記抽出された各情報ビットにつきCRCコードを求め、各CRCコードをエントロピー符号により圧縮するCRC符号手段と、前記抽出された各情報ビットにそれぞれのCRC圧縮符号を付加したものが所定長となるもののうち、情報ビットが最長のものを選択して送信するデータ送信手段とを備えることを特徴とするデータ通信装置。
(付記2) CRC符号手段は、抽出された情報X+i(i=2〜K)ビットの先頭がビット0であることにより、情報X+i(i=1〜K−1)ビットにつき求めたCRC圧縮符号を利用することを特徴とする請求1記載のデータ通信装置。
(付記3) データ送信手段は、抽出された各情報ビットにそれぞれのCRC圧縮符号を付加したものが何れも所定長とならない場合は、固定長XビットにそのCRCコードを付加したものを送信することを特徴とする付記1記載のデータ通信装置。
(付記4) CRC符号手段は、前記求めたCRCコードにつきビット0又は1の出現確率を求め、かつ該出現確率に基づき当該CRCコードを所定ビット数で等分割した各
ビット符号列についての出現確率を求めると共に、該求めた各ビット符号列の出現確率に基づき当該CRCコードをハフマン符号により圧縮することを特徴とする付記1記載のデータ通信装置。
(付記5) 所定長の受信データにつき固定長Xにi(i=1〜K)ビットを付加したものを情報ビットと仮定し、かつ残りのビット情報をCRCコードのエントロピー符号による圧縮符号と仮定してもとのCRCコードに復号するCRC復号手段と、前記復号したCRCコードによる情報ビットのCRC検査が正常となるものの情報ビットを選択して受信情報ビットとする情報ビット抽出手段とを備えることを特徴とするデータ通信装置。
(付記6) 情報ビット抽出手段は、復号したCRCコードによる情報ビットのCRC検査が何れも正常とならない場合は、受信データの固定長XビットにCRCコードが付加されたと仮定してCRC検査を行うことを特徴とする付記5記載のデータ通信装置。
(付記7) CRC復号手段は、前記仮定した情報ビットから求めたCRCコードのビット0又は1の出現確率に基づき当該CRCコードをハフマン符号に変換するための変換テーブルを求め、該テーブルにより、前記エントロピー符号による圧縮符号と仮定した残りのビット情報をCRCコードに復号することを特徴とする付記5記載のデータ通信装置。
(付記8) データバッファより固定長Xにi(i=1〜K)ビットを付加した情報ビットを抽出し、各情報ビットにつき求めたCRCコードをエントロピー符号により圧縮すると共に、各情報ビットにそれぞれのCRC圧縮符号を付加したものが所定長となるもののうち、情報ビットが最長となるものを選択して送信することを特徴とするデータ送信方法。
(付記9) 所定長の受信データにつき固定長Xにi(i=1〜K)ビットを付加したものを順次情報ビットと仮定し、かつ残りのビット情報をCRCコードのエントロピー符号による圧縮符号と仮定してもとのCRCコードに復号すると共に、該復号したCRCコードによる情報ビットのCRC検査が正常となったものの情報ビットを選択して受信情報ビットとすることを特徴とするデータ受信方法。
実施の形態によるデータ送信処理のフローチャートである。 実施の形態によるデータ受信処理のフローチャートである。 実施の形態によるデータ送受信処理のイメージ図である。 一例のハフマン符号方法を説明する図である。 実施の形態によるデータ送信装置のブロック図である。 実施の形態によるデータ受信装置のブロック図である。
符号の説明
11 送信データバッファ
12,22 シフトレジスタ(SR)
13 付加ビット「0」判定部
14,23、26 CRC演算部
15,24 ビット「0」の出現確率演算部
16 ハフマン符号部
17,27 セレクタ(SEL)
18 送信PDU選択部
21 受信PDUバッファ
25 ハフマン復号部
28 受信データ選択部

Claims (5)

  1. データバッファより固定長Xにi(i=1〜K)ビットを付加した情報ビットを抽出する情報ビット抽出手段と、
    前記抽出された各情報ビットにつきCRCコードを求め、各CRCコードをエントロピー符号により圧縮するCRC符号手段と、
    前記抽出された各情報ビットにそれぞれのCRC圧縮符号を付加したものが所定長となるもののうち、情報ビットが最長のものを選択して送信するデータ送信手段とを備えることを特徴とするデータ通信装置。
  2. CRC符号手段は、抽出された情報X+i(i=2〜K)ビットの先頭がビット0であることにより、情報X+i(i=1〜K−1)ビットにつき求めたCRC圧縮符号を利用することを特徴とする請求1記載のデータ通信装置。
  3. データ送信手段は、抽出された各情報ビットにそれぞれのCRC圧縮符号を付加したものが何れも所定長とならない場合は、固定長XビットにそのCRCコードを付加したものを送信することを特徴とする請求項1記載のデータ通信装置。
  4. CRC符号手段は、前記求めたCRCコードにつきビット0又は1の出現確率を求め、かつ該出現確率に基づき当該CRCコードを所定ビット数で等分割した各ビット符号列についての出現確率を求めると共に、該求めた各ビット符号列の出現確率に基づき当該CRCコードをハフマン符号により圧縮することを特徴とする請求項1記載のデータ通信装置。
  5. 所定長の受信データにつき固定長Xにi(i=1〜K)ビットを付加したものを情報ビットと仮定し、かつ残りのビット情報をCRCコードのエントロピー符号による圧縮符号と仮定してもとのCRCコードに復号するCRC復号手段と、
    前記復号したCRCコードによる情報ビットのCRC検査が正常となるものの情報ビットを選択して受信情報ビットとする情報ビット抽出手段とを備えることを特徴とするデータ通信装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11664927B2 (en) 2015-12-31 2023-05-30 Interdigital Patent Holdings, Inc. Waveform based data integrity check and error correction

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