JP2002026735A - 復号化装置及び復号化方法 - Google Patents

復号化装置及び復号化方法

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JP2002026735A
JP2002026735A JP2000205770A JP2000205770A JP2002026735A JP 2002026735 A JP2002026735 A JP 2002026735A JP 2000205770 A JP2000205770 A JP 2000205770A JP 2000205770 A JP2000205770 A JP 2000205770A JP 2002026735 A JP2002026735 A JP 2002026735A
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JP2000205770A
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Maho Takita
眞帆 滝田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない演算量でTFCI符号を復号化す
ること。 【解決手段】 アダマール変換部117は、バッファ1
16から出力されたdi mにアダマール変換を行い、得
られた相関値を相関値記憶部118に出力する。相関値
記憶部118は、アダマール変換部117から出力され
た相関値を記憶し、相関値が所定数記憶された後に、相
関値を相関値抽出部119に出力する。相関値抽出部1
19は、相関値記憶部118から出力された相関値の中
から絶対値が最も大きい相関値を抽出して、抽出した相
関値をTFCI算出部120に出力する。TFCI算出
部120は、相関値抽出部119から出力された相関値
に基づいて、相関値の正負判定からa0の値を判定し、
相関値抽出部119が出力した相関値を算出した変換テ
ーブルのiを2進数化することによりa1、a2、a3
4、a5を算出し、変換テーブルのmを2進数化するこ
とによりa6、a7、a8、a9を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、復号化装置及び復
号化方法に関し、特にディジタル移動通信におけるイン
ジケータ情報の復号化装置及び復号化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】第三世代ディジタル移動通信の標準化機
構である3GPP(3rd GenerationPartnership Proj
ect)の仕様TS25.212 Ver.3.1.0に
おいてTFCI(Transport Format Combination In
dicator)符号化に関する項目があり、その符号化の方
法として以下に示す式(1)の演算による符号化が規定
されている。
【0003】
【数4】 無線システムにおいて、送信装置は、TFCIに上記式
(1)及び変換テーブルを用いた符号化を行い、得られ
たTFCI符号を送信する。
【0004】図8は、TFCI符号化における変換Mi
テーブルを示す図である。図8においてiは、変換後の
TFCI符号biの添え字iに対応し、Mは変換に用い
る上記式(1)に対応する。
【0005】送信装置は、a0からa9までの10ビット
のTFCIと上記式(1)を用い、iに0から31まで
の数値を代入することにより、b0からb31の32ビッ
トのTFCI符号を作成して送信する。
【0006】受信装置は、符号化において、mod2加
算を用いているため、受信したTFCI符号を可逆的に
復号できない。
【0007】そこで、受信装置は、a0からa9までの1
0ビットのTFCIのとりうるすべてのパターンについ
て上記式(1)にan(n=0〜9)及びMi,n(i=0
〜31、n=0〜9)の全パターンを代入し、32ビッ
トのTFCI符号Beを求める。受信装置は、得られた
1024通りのBe(e=0〜1023)と受信したT
FCI符号とをビット毎に比較して一致するBeから、
送信されたanを求めることによりTFCI符号を復号
化している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】すなわち従来の復号化
方法は、受信装置で、可能性のあるすべてのTFCIに
ついて符号化を行い、得られたTFCI符号と受信した
TFCI符号と比較しているので演算量が大きくなる問
題がある。
【0009】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、少ない演算量でTFCI符号を復号化できる復
号化装置及び復号化方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の復号化装置は、
通信相手において、所定の列の要素が同じ値である行列
i,nを用いて、式(1)
【0011】
【数5】 によりデータanを符号化されたデータ列biに対して並
べ替えを行う並べ替え手段と、並べ替えられたデータ列
iに対して符号化に用いられた可能性のある変換行列
を乗算してデータ列di mを算出するデータ変換手段
と、算出されたデータ列di mに対してアダマール行列
を用いた変換を行うアダマール変換手段と、アダマール
変換で得られた相関の中から絶対値が最大のものを抽出
する抽出手段と、前記抽出手段が抽出した相関値の正負
を用いて、データ列anの一部を算出する第一算出手段
と、前記抽出手段が抽出した相関値を算出する際に用い
たdi mに基づいてデータ列anの残りの部分を算出する
第二算出手段と、を具備することを特徴とする。
【0012】本発明の復号化装置は、並べ替え手段は、
式(1)
【0013】
【数6】 を用いた変換で使用する変換テーブルが規則的になる並
べ替え方で、データ列b iを並べ替えることを特徴とす
る。
【0014】本発明の復号化装置は、二進数化されたデ
ータ列のCi mの値を、絶対値が同じで符合が異なる2
値で表される二進数に変換する二進数変換手段を具備す
る。
【0015】これらの構成によれば、抽出した相関値の
正負の判断を用いて復号化を行って、推測するTFCI
のパターンを少なくすることにより、少ない演算量で復
号化処理を行うことができる。
【0016】本発明の基地局装置は、上記復号化装置を
具備することを特徴とする。
【0017】本発明の通信端末装置は、上記復号化装置
を具備することを特徴とする。
【0018】これらの構成によれば、本発明の復号化装
置を具備することで、抽出した相関値の正負の判断を用
いて復号化を行って、推測するTFCIのパターンを少
なくすることにより、少ない演算量で復号化処理を行う
ことができる。
【0019】本発明の復号化方法は、通信相手におい
て、所定の列の要素が同じ値である行列Mi,nを用い
て、式(1)
【0020】
【数7】 によりデータanを符号化されたデータ列biに対して並
べ替えを行う並べ替え工程と、並べ替えられたデータ列
iに対して符号化に用いられた可能性のある変換行列
を乗算してデータ列di mを算出するデータ変換工程
と、算出されたデータ列di mに対してアダマール行列
を用いた変換を行うアダマール変換工程と、アダマール
変換で得られた相関の中から絶対値が最大のものを抽出
する抽出工程と、前記抽出工程が抽出した相関値の正負
を用いて、データ列anの一部を算出する第一算出工程
と、前記抽出工程が抽出した相関値を算出する際に用い
たdi mに基づいてデータ列anの残りの部分を算出する
第二算出工程と、を具備するようにした。
【0021】この方法によれば、抽出した相関値の正負
の判断を用いて復号化を行って、推測するTFCIのパ
ターンを少なくすることにより、少ない演算量で復号化
処理を行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明者は、符号化に用いる変換
テーブルのある列の要素がすべて同じ値をとる場合、T
FCI符号と変換テーブルの要素を乗算した値をアダマ
ール変換して得られる相関値の正負を判定するだけで符
号化前のTFCIパターンの一部を求めることができる
という点に着目し、本発明をするに至った。
【0023】すなわち、本発明の骨子は、符号化に用い
る変換テーブルの特徴を利用して、この変換テーブルと
受信したTFCI符号等との相関値の正負の判定からT
FCIパターン等の一部を求めることである。
【0024】以下、本発明の一実施の形態について、図
面を参照して詳細に説明する。
【0025】本実施の形態では、TFCI符号の順序を
入れ替えることにより、アダマール変換を用いたTFC
I復号を可能とし、アダマール変換を用いてTFCI符
号と符号化に用いた変換テーブルの相関値を求め、得ら
れた相関値の絶対値が最も大きい変換テーブルを符号化
に用いた変換テーブルと判定して、相関値の正負の判定
からTFCIの一部を求める。
【0026】復号化の具体例について、以下、図1から
図4及び上記図8を用いて説明する。
【0027】10ビットのTFCIパターンは、図8に
示す変換テーブルと以下に示す式(1)に代入されて3
2ビットのTFCI符号に符号化される。
【0028】
【数8】 図1は、10ビットの中で1ビット目a0の値のみ異な
る2つのTFCIパターンP1とP2を示す図である。
【0029】また、図2は、TFCIパターンP1を符
号化したTFCI符号P11及び、TFCIパターンP
2を符号化したTFCI符号P12を示す図である。
【0030】このTFCI符号にアダマール変換を用い
て復号する場合、変換テーブルの規則性が影響する。
【0031】ここで、図8に示す変換テーブルは、1列
目から15列目の要素を2列目から16列目に、16列
目から30列目の要素を18列目から32列目に、31
列目の要素を1列目に、32列目の要素を17列目に並
べ替えることにより、変換テーブルの(Mi,1、Mi,2
i,3、Mi,4、Mi,5)の5つの要素が、Mi,1をLSB
(Least Significant Bit)、Mi,5をMSB(Most
Significant Bit)とした5桁の二進数として変換行列
の行数iの値に対応する規則性を持つ。
【0032】そこで、変換テーブルに上記説明の並べ替
えを行い、受信したTFCI符号の1ビット目から15
ビット目のデータを2ビット目から16ビット目に、1
6ビット目から30ビット目のデータを18ビット目か
ら32ビット目に、31ビット目のデータを1ビット目
に、32ビット目のデータを17ビット目に並べ替え
る。この並べ替えによりアダマール変換を用いた復号化
を行うことができる。
【0033】また、図8に示す変換テーブルの中の(M
i,6、Mi,7、Mi,8、Mi,9)の4つの要素を4桁の二進
数と考えた値は、変換テーブルの行数iの値とに関連の
ある規則性をもたない。
【0034】つまり、直接TFCI符号と変換テーブル
を乗算して得られた結果をアダマール変換しても、変換
テーブルのアダマール行列でない要素の部分は、変換前
と変換後で相関が取れず、TFCIを求めることができ
ない。
【0035】そこで、図3に示す16通りのパターン
(M´m,6、M´m,7、M´m,8、M´m ,9)の4つの要素
(m=0〜15)と変換行列の(Mi,6、Mi,7
i,8、Mi,9)の4つの要素を要素ごとに乗算して、得
られた結果を排他論理和した結果Ci mを得る。
【0036】di mは、以下に示す式(2)より算出さ
れる。
【0037】
【数9】 この処理により、符号化に用いる変換テーブルのアダマ
ール行列でない要素の影響を受けずに相関値を求めるこ
とができる。
【0038】図4は、TFCI符号P11について、m
=0の場合のCi mをiごとに乗算して、得られた乗算
結果di mにアダマール変換を行う例を示す。
【0039】また、図5は、TFCI符号P12につい
て、m=0の場合のCi mをiごとに乗算して、得られ
た乗算結果di mにアダマール変換を行う例を示す。
【0040】なお、32ビットのTFCI符号P11と
TFCI符号P12は、それぞれ軟判定に対応するため
「0」→「1」、「1」→「−1」の変換を行った後
に、C i mをiごとに乗算して、得られた乗算結果di m
にアダマール変換を行い、TFCI符号P11及びTF
CI符号P12と変換行列との相関値を求める。
【0041】ここで、図8のMi,0のように変換テーブ
ルのある列の要素がすべて同じ値をとる場合において、
TFCI符号について上記アダマール変換を行う時、a
0=0の場合、相関値が正の値をとり、a0=1の場合、
相関値が負の値をとる性質がある。
【0042】得られた相関値の中で最も絶対値の大きい
相関値を取りだし、この相関値を算出した組み合わせの
iとmを取り出す。
【0043】TFCI符号P11を復号化する場合、i
=0、m=0の組み合わせの時に相関値の絶対値が最大
となる。相関値が正の値であることからa0=0が得ら
れ、iの値を4ビットの二進数に変換した値「0、0、
0、0」が「a4、a3、a2、a1」の値となり、mの値
を5ビットの二進数に変換した値「0、0、0、0、
0」が「a9、a8、a7、a6、a5」の値となる。
【0044】また、TFCI符号P12を復号化する場
合、i=0、m=0の組み合わせの時に相関値の絶対値
が最大となる。相関値が負の値であることからa0=1
が得られ、iの値を4ビットの二進数に変換した値
「0、0、0、0」が「a4、a3、a2、a1」の値とな
り、mの値を5ビットの二進数に変換した値「0、0、
0、0、0」が「a9、a8、a7、a6、a5」の値とな
る。
【0045】このように、変換テーブルのある列の要素
がすべて同じ値をとる場合、符号化したパターンと変換
テーブルの要素を乗算した値をアダマール変換してえら
れる相関値の正負によってパターンの一部を求めること
ができる。
【0046】そこで、符号化に用いる変換テーブルと符
号化されたパターンとの相関を、アダマール変換を用い
て求め、得られた相関値の正負判定を用いることによ
り、1ビット分の処理を省くことができる。すなわち、
復号化処理が全パターンの半数で済み、少ない演算量で
復号処理を行うことができる。
【0047】次に、本発明の実施の形態1に係る復号化
装置の構成について図6のブロック図を用いて説明す
る。
【0048】図6において、データマッピング部100
は、判断部101と、データ挿入部102と、パンクチ
アリング処理部103と、並べ替え部104から主に構
成される。
【0049】また、TFCI復号化部110は、パター
ン作成部111と、Miテーブル112と、Ci算出部
113と、Ci変換部114と、乗算部115と、バッ
ファ116と、アダマール変換部117と、相関値記憶
部118と、相関値抽出部119と、TFCI算出部1
20から主に構成される。
【0050】判断部101は、受信したTFCI符号の
SF(Spreading Factor)から受信したTFCI符号
のサイズを判断し、TFCI符号が30ビットであると
判断した場合、TFCI符号をデータ挿入部102に出
力し、TFCI符号が120ビットであると判断した場
合、TFCI符号をパンクチアリング処理部103に出
力する。
【0051】データ挿入部102は、TFCI符号の1
ビット目と17ビット目に「0」を挿入して乗算部11
5に出力する。
【0052】パンクチアリング処理部103は、120
ビットのTFCI符号を32ビットのサイズにパンクチ
アリング処理を行い、並べ替え部104に出力する。
【0053】並べ替え部104は、パンクチアリング処
理部103から出力されたTFCI符号の1ビット目か
ら15ビット目のデータを2ビット目から16ビット目
に、16ビット目から30ビット目のデータを18ビッ
ト目から32ビット目に、31ビット目のデータを1ビ
ット目に、32ビット目のデータを17ビット目に並べ
替える。この並べ替えによりアダマール変換を用いた復
号化を行うことができる。並べ替え部104は、並べ替
えたTFCI符号を乗算部115に出力する。
【0054】パターン作成部111は、図3に示す(M
´m,6、M´m,7、M´m,8、M´m,9)が取りうる16通
りのパターンを作成して算出部113に出力する。
【0055】Miテーブル112は、Basic se
quence for(32、10)TFCI cod
eの表であり、Miテーブル112は、、Ci算出部1
13の指示に従ってi=0から31までの(Mi,6、M
i,7、Mi,8、Mi,9)を算出部113に出力する。
【0056】算出部113は、以下に示す式(3)によ
り得られたCi mを変換部114に出力する。
【0057】
【数10】 変換部114は、Ci mについて、「0」を「1」に、
「1」を「−1」に変換して乗算部115に出力する。
【0058】乗算部115は、データマッピング部10
0から出力されたbiと変換部114から出力されたCi
mとを乗算して乗算結果di mをバッファ116に出力
する。
【0059】バッファ116は乗算部115から出力さ
れたdi mを記憶し、di mが所定数記憶された後にdi
mをアダマール変換部117に出力する。
【0060】アダマール変換部117は、バッファ11
6から出力されたdi mにアダマール変換を行い、得ら
れた相関値を相関値記憶部118に出力する。
【0061】相関値記憶部118は、アダマール変換部
117から出力された相関値を記憶し、相関値が所定数
記憶された後に、相関値を相関値抽出部119に出力す
る。
【0062】相関値抽出部119は、相関値記憶部11
8から出力された相関値の中から絶対値が最も大きい相
関値を抽出して、抽出した相関値をTFCI算出部12
0に出力する。
【0063】TFCI算出部120は、相関値抽出部1
19から出力された相関値に基づいて、相関値の正負判
定からa0の値を判定し、相関値抽出部119が出力し
た相関値を算出した変換テーブルのiを2進数化するこ
とによりa1、a2、a3、a4、a5を算出し、変換テー
ブルのmを2進数化することによりa6、a7、a8、a 9
を算出する。
【0064】次に、上記構成を有する復号化装置の動作
について図7に示すフロー図を用いて説明する。
【0065】図7、本発明の実施の形態1に係る復号化
装置における演算工程を示すフロー図である。
【0066】ステップ(以下、「ST」という)201
では、判断部101が、受信データのSFを判断し、S
Fが128以上の場合、受信したTFCI符号のサイズ
が30ビットであると判断し、SFが128未満の場
合、受信したTFCI符号のサイズが120ビットであ
ると判断する。
【0067】ST201において、受信したTFCI符
号のサイズが30ビットであると判断された場合、ST
202では、データ挿入部102が、受信したTFCI
符号の1ビット目と17ビット目に「0」を挿入する。
【0068】一方、ST201において、受信したTF
CI符号のサイズが120ビットであると判断された場
合、ST203では、パンクチアリング処理部103
は、受信した120ビットのTFCI符号にパンクチア
リング処理を行い、32ビットの符号に変換する。
【0069】ST203において、パンクチアリング処
理が行われた後、ST204では、並べ替え部104
が、32ビットのTFCI符号の1ビット目から15ビ
ット目のデータを2ビット目から16ビット目に、16
ビット目から30ビット目のデータを18ビット目から
32ビット目に、31ビット目のデータを1ビット目
に、32ビット目のデータを17ビット目に並べ替え
る。
【0070】ST205では、パターン作成部111
が、Basic sequenceのMi,6からMi,9
4ビットのデータが取りうる16個のパターン
(Mi,6、Mi,7、Mi,8、Mi,9)(m=0〜15)を作
成する。
【0071】ST206では、Ci算出部113が、3
2ビットのTFCI符号の各1ビットごとに、16個の
パターン(Mi,6、Mi,7、Mi,8、Mi,9)で一通り、
(数3)で表される計算を行う。
【0072】ST207では、Ci変換部114が、S
T206で得られたすべてのCi mについて、Ci m=0
の場合、Ci m=1に、Ci m=1の場合、Ci m=−1
に値を変換して、軟判定に対応させる。
【0073】ST208では、乗算部115が、ST2
02またはST204で得られたTFCI符号biとS
T207で得られたCi mをi毎に乗算して、di m=C
i m×biの処理を行ってdi mを求める。
【0074】ST209では、i=0からi=31まで
処理が完了した場合、ST210へ進み、処理が完了し
ていない場合、ST206から処理を行う。
【0075】ST210では、アダマール変換部117
が、ST208で得られたDiについてアダマール変換
を行い、512個の相関値ei,mを得て相関値記憶部1
18に記憶する。
【0076】ST211では、m=0からm=15まで
処理が完了した場合、ST212へ進み、処理が完了し
ていない場合、ST206から再び処理を行う。
【0077】ST212では、相関値抽出部119が、
ST210で得られた512個の相関値ei,mを相関値
記憶部118から取り出し、最も大きな値の相関値e
i,mを取り出す。
【0078】ST213では、TFCI算出部120
が、ST212で得られた最も大きな値の相関値ei,m
の値の正負判定を行う。
【0079】ST213の判定の結果、相関値が正であ
った場合、ST214で、TFCI算出部120が、a
0=0と判定する。
【0080】ST213の判定の結果、相関値が負であ
った場合、ST215で、TFCI算出部120が、a
0=1と判定する。
【0081】ST216では、TFCI算出部120
が、相関値抽出部119が出力した相関値を算出した変
換テーブルのiを2進数化することによりa1、a2、a
3、a4、a5を算出し、変換テーブルのmを2進数化す
ることによりa6、a7、a8、a 9を算出する。
【0082】このように、抽出した相関値の正負の判断
を用いて復号化を行って、推測するTFCIのパターン
を少なくすることにより、少ない演算量で復号化処理を
行うことができる。
【0083】また、符号の並びを変えて、アダマール行
列を用いた変換を可能として、その結果得られる相関値
からTFCIパターンを算出することにより、少ない演
算量で復号化処理を行うことができる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればT
FCI符号化コードの並びを変更して、アダマール行列
を用いた変換を行い、得られた相関値の正負判定からT
FCIを算出することにより、少ない演算量で復号化処
理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】TFCIパターンの一例を示す図
【図2】TFCI符号の一例を示す図
【図3】アダマール変換の一例を示す図
【図4】アダマール変換の一例を示す図
【図5】アダマール変換の一例を示す図
【図6】上記実施の形態に係る復号化装置の構成を示す
ブロック図
【図7】上記実施の形態に係る復号化装置における演算
工程を示すフロー図
【図8】変換テーブルの一例を示す図
【符号の説明】
100 データマッピング部 101 判断部 102 データ挿入部 103 パンクチアリング処理部 104 並べ替え部 110 TFCI復号化部 111 パターン作成部 112 Miテーブル 113 Ci算出部 114 Ci変換部 115 乗算部 116 バッファ 117 アダマール変換部 118 相関値記憶部 119 相関値抽出部 120 TFCI算出部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信相手において、所定の列の要素が同
    じ値である行列Mi, nを用いて、式(1) 【数1】 によりデータanを符号化されたデータ列biに対して並
    べ替えを行う並べ替え手段と、並べ替えられたデータ列
    iに対して符号化に用いられた可能性のある変換行列
    を乗算してデータ列di mを算出するデータ変換手段
    と、算出されたデータ列di mに対してアダマール行列
    を用いた変換を行うアダマール変換手段と、アダマール
    変換で得られた相関の中から絶対値が最大のものを抽出
    する抽出手段と、前記抽出手段が抽出した相関値の正負
    を用いて、データ列anの一部を算出する第一算出手段
    と、前記抽出手段が抽出した相関値を算出する際に用い
    たdi mに基づいてデータ列anの残りの部分を算出する
    第二算出手段と、を具備することを特徴とする復号化装
    置。
  2. 【請求項2】 並べ替え手段は、式(1) 【数2】 を用いた変換で使用する変換テーブルが規則的になる並
    べ替え方で、データ列b iを並べ替えることを特徴とす
    る請求項1に記載の復号化装置。
  3. 【請求項3】 二進数化された前記データ列Ci mの値
    を、絶対値が同じで符合が異なる2値で表される二進数
    に変換する二進数変換手段を具備することを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の復号化装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかの復号
    化装置を具備することを特徴とする基地局装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項3のいずれかの復号
    化装置を具備することを特徴とする通信端末装置。
  6. 【請求項6】 通信相手において、所定の列の要素が同
    じ値である行列Mi, nを用いて、式(1) 【数3】 によりデータanを符号化されたデータ列biに対して並
    べ替えを行う並べ替え工程と、並べ替えられたデータ列
    iに対して符号化に用いられた可能性のある変換行列
    を乗算してデータ列di mを算出するデータ変換工程
    と、算出されたデータ列di mに対してアダマール行列
    を用いた変換を行うアダマール変換工程と、アダマール
    変換で得られた相関の中から絶対値が最大のものを抽出
    する抽出工程と、前記抽出工程が抽出した相関値の正負
    を用いて、データ列anの一部を算出する第一算出工程
    と、前記抽出工程が抽出した相関値を算出する際に用い
    たdi mに基づいてデータ列anの残りの部分を算出する
    第二算出工程と、を具備することを特徴とする復号化方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7168015B2 (en) 2002-08-28 2007-01-23 Nec Corporation TF-determination apparatus, and TF-determination method as well as program to be executed for implementing the TF-determination method
US7272131B2 (en) 2002-06-04 2007-09-18 Nec Corporation TFCI decoding circuit and decoding method
US7336733B2 (en) 2002-11-27 2008-02-26 Nec Corporation Radio base station apparatus, decoding apparatus used therefor which uses TFCI decoding characteristics, and decoding method therefor
CN101159444B (zh) * 2007-11-08 2012-05-09 重庆重邮信科通信技术有限公司 传输格式组合指示的译码方法

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