JP2008016159A - 光ディスク記録制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録品位を安定させ、読み出し不能エラーの発生しにくい安定した記録を実現できる光ディスク記録制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ステップS1−4またはステップS1−8において、光ディスクを回転駆動するスピンドル駆動手段の電源電圧が閾値よりも低下したことを検出して、ステップS1−6またはステップS1−10において、スピンドル駆動手段による前記光ディスクの回転速度を低下させて記録倍速を低下させて、ステップS1−9またはステップS1−11において記録を継続する。
【選択図】図1
【解決手段】ステップS1−4またはステップS1−8において、光ディスクを回転駆動するスピンドル駆動手段の電源電圧が閾値よりも低下したことを検出して、ステップS1−6またはステップS1−10において、スピンドル駆動手段による前記光ディスクの回転速度を低下させて記録倍速を低下させて、ステップS1−9またはステップS1−11において記録を継続する。
【選択図】図1
Description
本発明は、レーザービームをある光ディスクに照射し、光学的に情報を記録する光ディスク装置に関し、特に、駆動電力に制限がある環境下で使用されるものに関する。
近年、光ディスク装置を搭載したノート型コンピュータが普及してきており、光ディスク装置の電源をノート型コンピュータの内蔵バッテリから供給するタイプのものも増えてきている。また、CD−R/CD−RW/DVD±R/DVD±RW等多種類の記録メディアに対応し、それぞれ記録速度も向上してきている。
しかしながら、高倍速での記録を行う場合には、再生時あるいは低倍速記録時と比較して消費電力が大きくなり、ノート型コンピュータのような駆動電力に制限がある環境下では電源電圧が変動し、記録に失敗する、あるいは記録品位が低下し記録したデータが読み出せなくなるといった問題が発生している。
このような不具合を改善する従来の方法として、特許文献1では、記録回路の電源供給電圧が、記録時に設定値以下になった場合には、記録の一時休止または間欠記録を行い、電圧が回復してから連続記録を行う方法が記載されている。
特開2003−242673号公報(図1)
しかし、特許文献1に記載されているように、記録時に電圧が設定値以下になった場合に記録の一時休止または間欠記録を行い、電圧が回復してから連続記録を行う場合には、記録の中断・再開が繰り返されるため、記録品位が不均一になりやすく読み出しエラーが発生しやすくなる問題がある。
本発明は、駆動電力に制限がある環境下で光ディスクに対して高倍速記録を行おうとした場合においても、装置構成を複雑にすることなく記録品位を安定させ、読み出し不能エラーの発生しにくい安定した記録を実現できる光ディスク記録制御方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載の光ディスク記録制御方法は、回転駆動された光ディスクに光学ヘッド手段がアクセスして記録を行う光ディスク装置において、記録を実行するに際し、前記光ディスクを回転駆動するスピンドル駆動手段の電源電圧が閾値よりも低下したことを検出して、記録倍速を低下させて記録を継続することを特徴とする。
本発明の請求項2記載の光ディスク記録制御方法は、回転駆動された光ディスクに光学ヘッド手段がアクセスして2種類以上の記録線速度でZone CLV記録を行う光ディスク装置において、記録を実行するに際し、現在位置が速度切り替え位置に到達した時に前記光ディスクを回転駆動するスピンドル駆動手段の電源電圧の振幅が閾値未満の場合には、前記光ディスクの回転速度を高くして次の記録倍速に切り替えて記録し、現在位置が速度切り替え位置に到達した時に前記光ディスクを回転駆動するスピンドル駆動手段の電源電圧の振幅が閾値以上の場合には、前記速度切り替え位置を変更して記録を継続することを特徴とする。
本発明の請求項3記載の光ディスク記録制御方法は、請求項1において、前記閾値を決定する工程では、電源電圧として初期電圧V0を供給し、記録開始アドレスから記録を開始し、記録中に前記電源電圧を変更し、前記記録が終了すると電源電圧として初期電圧V0を供給し、前記記録した領域を再生し記録品位指標値を演算し、前記記録品位指標値が予め定めた許容範囲でない状態を検出した記録位置を記録したときの電源電圧値に応じて閾値を決定することを特徴とする。
本発明の請求項4記載の光ディスク記録制御方法は、請求項1において、前記閾値を決定する工程では、電源電圧として初期電圧V0を供給し、記録開始アドレスから記録を開始し、記録を終了し、前記記録が終了すると電源電圧を初期電圧V0を供給し、前記記録した領域を再生し記録品位指標値を演算し、前記記録品位指標値が予め定めた許容範囲でない状態を検出するまで電源電圧を変更して、記録の開始と終了、記録が終了すると電源電圧を初期電圧V0を供給し、記録品位指標値の演算を繰り返し、許容範囲でない状態を検出した記録位置を記録したときの電源電圧値に応じて閾値を決定することを特徴とする。
本発明の請求項4記載の光ディスク記録制御方法は、請求項1において、前記閾値を決定する工程では、電源電圧として初期電圧V0を供給し、記録開始アドレスから記録を開始し、記録を終了し、前記記録が終了すると電源電圧を初期電圧V0を供給し、前記記録した領域を再生し記録品位指標値を演算し、前記記録品位指標値が予め定めた許容範囲でない状態を検出するまで電源電圧を変更して、記録の開始と終了、記録が終了すると電源電圧を初期電圧V0を供給し、記録品位指標値の演算を繰り返し、許容範囲でない状態を検出した記録位置を記録したときの電源電圧値に応じて閾値を決定することを特徴とする。
本発明の請求項5記載の光ディスク記録制御方法は、請求項2において、前記閾値を決定する工程では、電源電圧として初期電圧V0を供給し、記録開始アドレスから記録を開始し、記録中に前記初期電圧の振幅値を変更し、前記記録が終了すると電源電圧を初期電圧V0を供給し、前記記録した領域を再生し記録品位指標値を演算し、前記記録品位指標値が予め定めた許容範囲でない状態を検出した記録位置を記録したときの電源電圧の振幅値に応じて閾値を決定することを特徴とする。
本発明の請求項6記載の光ディスク記録制御方法は、請求項2において、前記閾値を決定する工程では、電源電圧として初期電圧V0を供給し、記録開始アドレスから記録を開始し、記録を終了し、前記記録が終了すると電源電圧の初期電圧V0を供給し、前記記録した領域を再生し記録品位指標値を演算し、前記記録品位指標値が予め定めた許容範囲でない状態を検出するまで電源電圧の初期電圧V0の振幅値を変更して、記録の開始と終了、記録が終了すると電源電圧を初期電圧V0を供給し、記録品位指標値の演算を繰り返し、許容範囲でない状態を検出した記録位置を記録したときの電源電圧の振幅値に応じて閾値を決定することを特徴とする。
この構成によると、特に、回路の追加や、複雑な処理を必要とせずに、近年特に増加傾向にあるノート型コンピュータ等電源駆動能力に制限のある環境での使用においても、適切な記録速度を選択して記録を行うことが可能であり、安定した記録品位を得ることができ、再生不能エラーを発生しにくくできる、という効果を有している。
以下、本発明の各実施の形態を図1〜図11に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1と図2は本発明の実施の形態1を示す。
(実施の形態1)
図1と図2は本発明の実施の形態1を示す。
図1は本発明の光ディスク装置を示す。
1は記録媒体としての光ディスクで、CD−Rメディア、CD−RWメディア、DVD−Rメディア、あるいはDVD−RWメディア等の記録可能なメディアである。
1は記録媒体としての光ディスクで、CD−Rメディア、CD−RWメディア、DVD−Rメディア、あるいはDVD−RWメディア等の記録可能なメディアである。
2はスピンドルモータで、セットされた光ディスク1を回転駆動する。
3は光学ヘッド手段で、光ディスク1にレーザー光を照射して情報の記録を実行し、光ディスク1からの反射光を検出する。
3は光学ヘッド手段で、光ディスク1にレーザー光を照射して情報の記録を実行し、光ディスク1からの反射光を検出する。
4はRF信号生成手段で、光学ヘッド手段3の読み出し信号より再生信号を生成する。
5はレーザ駆動手段で、マイコン手段8の出力で制御されて光学ヘッド手段3を駆動して光ディスク1をトレースするレーザビームを照射し、光ディスク1の記録データの読み出し(再生)を行い、記録に際しては、レーザ駆動手段5の駆動によりレーザを照射することによりデータの記録を行う。
5はレーザ駆動手段で、マイコン手段8の出力で制御されて光学ヘッド手段3を駆動して光ディスク1をトレースするレーザビームを照射し、光ディスク1の記録データの読み出し(再生)を行い、記録に際しては、レーザ駆動手段5の駆動によりレーザを照射することによりデータの記録を行う。
6はスピンドル駆動手段で、マイコン手段8の出力で制御されて、光ディスク1へのデータの記録に際してスピンドルモータ2を駆動して光ディスク1を回転させる。
7はエンコーダ手段で、RF信号生成手段4の出力信号を入力信号としたマイコン手段8の出力で制御されて、記録したいデータを光ディスク1に記録するための記録レーザビームがレーザ駆動手段5から発生するように制御している。レーザ駆動手段5と光学ヘッド手段3とエンコーダ手段7により、光ディスク1にレーザビームを照射し情報を記録する情報記録手段21が構成されている。
7はエンコーダ手段で、RF信号生成手段4の出力信号を入力信号としたマイコン手段8の出力で制御されて、記録したいデータを光ディスク1に記録するための記録レーザビームがレーザ駆動手段5から発生するように制御している。レーザ駆動手段5と光学ヘッド手段3とエンコーダ手段7により、光ディスク1にレーザビームを照射し情報を記録する情報記録手段21が構成されている。
10はアクセス手段で、マイコン手段8の出力で制御されて、光ディスク1へのデータの記録に際して、光ディスク1の指定されたアドレスへ光学ヘッド手段3を移動させる。
ここで、スピンドルモータ2にはマイコン手段8とスピンドル駆動手段6を介して電源回路20から電源電圧が供給されている。また、レーザ駆動手段5にも電源回路20から電源電圧が供給されている。9は電源回路20の出力電圧を監視している電圧検出手段で、その結果情報をマイコン手段8に供給している。ノート型コンピュータに搭載された光ディスク装置の場合、電源回路20は内蔵バッテリである。
ここで、スピンドルモータ2にはマイコン手段8とスピンドル駆動手段6を介して電源回路20から電源電圧が供給されている。また、レーザ駆動手段5にも電源回路20から電源電圧が供給されている。9は電源回路20の出力電圧を監視している電圧検出手段で、その結果情報をマイコン手段8に供給している。ノート型コンピュータに搭載された光ディスク装置の場合、電源回路20は内蔵バッテリである。
マイコン手段8は次のように構成されている。
なお、この実施の形態では記録動作を行うときの前記マイコン手段8の動作を、CD−RメディアへのCLV8倍、16倍速、24倍速での記録が可能となっている場合を例に挙げて、図2のフローチャートにしたがって説明する。
なお、この実施の形態では記録動作を行うときの前記マイコン手段8の動作を、CD−RメディアへのCLV8倍、16倍速、24倍速での記録が可能となっている場合を例に挙げて、図2のフローチャートにしたがって説明する。
記録命令を検出したマイコン手段8は、ステップS1−1でアクセス手段10を駆動して光学ヘッド手段3を光ディスク1の記録開始アドレスAへ移動させる。
ステップS1−2では、スピンドル駆動手段6を駆動して光ディスク1の回転速度を24倍速に切り替える。次にステップS1−3では、電圧検出手段9が検出している電源電圧を読み込む。
ステップS1−2では、スピンドル駆動手段6を駆動して光ディスク1の回転速度を24倍速に切り替える。次にステップS1−3では、電圧検出手段9が検出している電源電圧を読み込む。
ステップS1−4では、ステップS1−3で読み込んだ検出電圧値と、実験により予め決定した閾値と比較する。ここで、ステップS1−4において、検出電圧値が閾値以上であると判定した場合には、ステップS1−5を実行して、光ディスク1に対して予定通りのCLV24倍速でアドレスAから記録を実行し、終了する。
また、ステップS1−4において、電圧値が閾値に達しないと判定した場合には、ステップS1−6を実行して、予定していたCLV24倍速での駆動を取り止めて、スピンドル駆動手段6をCLV16倍速で駆動する。次いで、ステップS1−7で、電圧検出手段9が検出している電源電圧を読み込む。ステップS1−8では、ステップS1−7で読み込んだ検出電圧値と、実験により予め決定した前記閾値と比較する。ここで、ステップS1−8において、検出電圧値が閾値以上であると判定した場合には、ステップS1−9を実行して、光ディスク1に対してCLV16倍速でアドレスAから記録を実行し、終了する。
また、ステップS1−8において、電圧値が閾値に達しないと判定した場合には、ステップS1−10を実行して、CLV16倍速での駆動を取り止めて、スピンドル駆動手段6をCLV8倍速で駆動し、ステップS1−11で情報記録手段21を制御してアドレスAからCLV8倍速で記録を実行し、終了する。
このように、電圧検出手段9により電源電圧を検出し、検出された電圧値と予め決定された閾値との比較を行い、スピンドル駆動手段6に適切な回転速度指示を出すので、記録品位を安定させ、読み出し不能エラーが発生しにくいという効果を有する。
また、一般的に、電圧検出手段9はマイコン手段8に内蔵されていることが多く、その場合、特に回路追加することなく使用可能であり、コストも抑えることが可能である。
(実施の形態2)
図3と図4は本発明の実施の形態2を示す。
(実施の形態2)
図3と図4は本発明の実施の形態2を示す。
実施の形態1では電圧検出手段9により電源電圧を検出し、検出された電圧値と予め決定された閾値との比較を行い、電源電圧が閾値に達していなければ24倍速から16倍速,8倍速と光ディスク1の回転速度を遅くして、何れの場合もCLVで記録を実行したが、この図3では記録方式は8倍速、16倍速、24倍速記録によるZone CLVである。光ディスク装置の構成図は図1と同じである。
この実施の形態3のマイコン手段8は次のように構成されている。
なお、この実施の形態では記録動作を行うときの前記マイコン手段8の動作を、CD−RメディアへのCLV8倍、16倍速と24倍速での“Zone CLV”記録動作を行う場合を例に挙げて、図3のフローチャートに従って説明する。
なお、この実施の形態では記録動作を行うときの前記マイコン手段8の動作を、CD−RメディアへのCLV8倍、16倍速と24倍速での“Zone CLV”記録動作を行う場合を例に挙げて、図3のフローチャートに従って説明する。
記録命令を検出したマイコン手段8は、ステップS2−1でスピンドル駆動手段6を制御して光ディスク1の回転速度を8倍速に切り替える。次に、ステップS2−2ではアクセス手段10を駆動して光学ヘッド手段3を光ディスク1の記録開始アドレスAへ移動させる。ステップS2−3では、情報記録手段21を駆動してアドレスAから8倍速で記録を行う。
ステップS2−4では、光学ヘッド手段3の現在位置が16倍速切替位置に到達しているかどうか確認し、到達していないならば、ステップS2−3へ戻り、到達しているならばS2−5を実行する。
ステップS2−5では、電源電圧振幅を検出する。具体的には、そのときの光学ヘッド手段3がアクセス中の位置で線速度が8倍速となるようスピンドルモータ2がスピンドル駆動手段6を介して電源回路20によって運転されている状態において、光ディスク1が所定の回転を完了する期間にわたってマイコン手段8が電圧検出手段9の出力を読み込む。「光ディスク1が所定の回転を完了する期間」とは、例えば、光ディスク1が1回転から数回転する期間である。
ステップS2−6では、ステップS2−5で得られた電源電圧振幅値に、現在の記録倍速8と速度切り替え後の記録倍速の比である“16/8”を掛けた比較値と、予め実験により決定した閾値と比較する。
ステップS2−5で読み取った電源電圧振幅値と倍速切換前後の比に基づく前記比較値が、閾値未満ならば、ステップS2−6に次いでステップS2−8を実行する。前記比較値が閾値以上の場合には、ステップS2−6に次いでステップS2−7を実行する。
ステップS2−7では、16倍速切替位置を更新してステップS2−3へ戻る。具体的には、図4に示すとおり、速度切り替え後の回転数が低くなる方向、つまり、アドレスが大となる方向に速度切り替え位置を更新する。すなわち、ステップS2−6での比較値が閾値のP倍(P>1)であったとするとき、16倍速切替位置での回転数が更新前の(1/P)倍となるよう16倍速切替位置を決定する。半径rと回転数は反比例、また、一般にCLV方式の光ディスク1における半径rと光ディスク1上のアドレスnは
r = √((K×n)+r0の2乗)
但し、r0、及びKはメディア毎に決められる定数
の関係となることから、上記条件を満たすようにnを決定し、新しい16倍速切替アドレスとする。
r = √((K×n)+r0の2乗)
但し、r0、及びKはメディア毎に決められる定数
の関係となることから、上記条件を満たすようにnを決定し、新しい16倍速切替アドレスとする。
ステップS2−8では、スピンドル駆動手段6を駆動し、光ディスク1の回転速度を16倍速に切り替えて、ステップS2−13において情報記録手段21を駆動し、アドレスAから16倍速で記録を行う。ステップS2−14では、光学ヘッド手段3のアクセスしている現在位置が、24倍速切替位置に到達しているかどうか確認する。
ステップS2−8において24倍速切替位置に到達していないならば、ステップS2−13へ戻る。24倍速切替位置に到達しているならばステップS2−15を実行する。
ステップS2−15では、ステップS2−5と同様に光ディスク1が所定の回転を完了する期間にわたってマイコン手段8が電圧検出手段9の出力を読み込む。
ステップS2−15では、ステップS2−5と同様に光ディスク1が所定の回転を完了する期間にわたってマイコン手段8が電圧検出手段9の出力を読み込む。
ステップS2−16では、ステップS2−15で得られた電源電圧振幅値に現在の記録倍速16と速度切り替え後の記録倍速24の比“24/16”を掛けた値と、前記閾値と比較する。
ステップS2−16において、ステップS2−15で読み取った電源電圧振幅値と倍速切換前後の比に基づく前記比較値が、閾値未満ならば、ステップS2−16に次いでステップS2−18を実行する。前記比較値が閾値以上場合には、ステップS2−16に次いでステップS2−17を実行する。
ステップS2−17では、24倍速切替位置を更新し、ステップS2−13へ戻る。図4に示すとおり、速度切り替え後の回転数が低くなる方向、つまり、アドレスが大となる方向に速度切り替え位置を更新する。すなわち、24倍速切替位置の具体的な更新方法としては、ステップS2−16での比較値が閾値のP倍(P>1)であったとするとき、24倍速切替位置での回転数が更新前の(1/P)倍となるよう24倍速切替位置を決定する。半径rと回転数は反比例、また、一般にCLV方式のメディアにおける半径rと光ディスク上のアドレスnは
r = √((K×n)+r0の2乗)
但し、r0、及びKはメディア毎に決められる定数
の関係となることから、上記条件を満たすようにnを決定し、新しい24倍速切替アドレスとする。
r = √((K×n)+r0の2乗)
但し、r0、及びKはメディア毎に決められる定数
の関係となることから、上記条件を満たすようにnを決定し、新しい24倍速切替アドレスとする。
ステップS2−18では、スピンドル駆動手段6を駆動し、光ディスク1の回転速度を24倍速に切り替える。次いでステップS2−23では、情報記録手段21を駆動してアドレスCから24倍速で記録を行う。
このように、実施の形態2においては、電圧検出手段9により電源電圧振幅を検出し、検出された電圧値と予め決定された閾値との比較を行い、Zone CLV記録時の記録速度切り替え位置を適切に変化させることにより、電源電圧振幅が大きい場合にも記録時のスピンドル回転数を適切に抑えることができ、より安定した記録速度での記録が行われることにより、記録品位を安定させ、読み出し不能エラーが発生しにくいという効果を有する。
また、一般的に、電圧検出手段9はマイコン手段8に内蔵されていることが多く、その場合特に回路追加することなく使用可能であり、コストも抑えることが可能である。
(実施の形態3)
図5と図6および図7は本発明の実施の形態3を示す。
(実施の形態3)
図5と図6および図7は本発明の実施の形態3を示す。
実施の形態1ではマイコン手段8に予め書き込まれた閾値を基準にして時々の状態を判定して運転していた。この実施の形態3は運転に際して前記閾値を求める工程で使用される光ディスク装置を示し、実施の形態1の運転に必要な前記閾値を決定する具体例を示している。
図5がこの閾値の決定に使用する光ディスク装置で、図1では内蔵バッテリであった電源回路20が、この図5では制御信号22に基づいて出力電圧を可変できる電源装置20Aに入れ替えられている。さらに、図1では、RF信号生成手段4の再生出力がマイコン手段8に直接に入力されていたが、図5ではこれだけでなく、RF信号生成手段4の再生出力が、記録品位指標値演算手段11を介してマイコン手段8にも出力されている。また、マイコン手段8には不揮発性メモリ手段12が接続されている。その他は図1と同じである。
記録品位指標値演算手段11は、光ディスク1を再生するに際してRF信号再生手段4からの信号をもとに記録品位指標値演算を行う。不揮発性メモリ手段12は、工程調整手順で得られた閾値を保存している。
記録動作を行うときの前記マイコン手段8の動作については、実施の形態1において図2のフローチャートを用いて説明した方法と同様であるが、ステップS1−4及び、ステップS1−8において予め決定した閾値として不揮発性メモリ12に格納された閾値を使用するようになっている。
前記閾値を決定する工程調整時の処理の流れを図6のフローチャートに示す。
工程調整の開始を指示するコマンド23が入力されたことをマイコン手段8が検出すると、図6のフローチャートを実行する。図6の右側に記載したステップS5−21〜S5−25のルーチンが電源装置20Aに関する内容である。
工程調整の開始を指示するコマンド23が入力されたことをマイコン手段8が検出すると、図6のフローチャートを実行する。図6の右側に記載したステップS5−21〜S5−25のルーチンが電源装置20Aに関する内容である。
ステップS5−21では、電源装置20Aを制御して電源電圧として初期電圧V0を供給する。
ステップS5−1では、マイコン手段8がアクセス手段10を駆動し、光学ヘッド手段3を記録開始アドレスAへ移動させる。ステップS5−2では、情報記録手段21を駆動し、アドレスAから記録を行う。
ステップS5−1では、マイコン手段8がアクセス手段10を駆動し、光学ヘッド手段3を記録開始アドレスAへ移動させる。ステップS5−2では、情報記録手段21を駆動し、アドレスAから記録を行う。
ステップS5−22では、電源電圧をV1(但し、V1 < V0)を供給する。ステップS5−23では電源電圧をV2(V2 < V1)とする。ステップS5−24では
電源電圧をVn( Vn < V(n−1))とする。このようにステップS5−22〜ステップS5−24によって、電源電圧は図7のように次第に電圧が小さくなるよう変化する。
電源電圧をVn( Vn < V(n−1))とする。このようにステップS5−22〜ステップS5−24によって、電源電圧は図7のように次第に電圧が小さくなるよう変化する。
ステップS5−2で開始した記録は、ステップS5−22〜ステップS5−24の間も続けられており、ステップS5−3でマイコン手段8は前記記録を終了させる。
ステップS5−25では、電源電圧を初期電圧V0とする。ステップS5−4では、アクセス手段10を駆動し、記録開始アドレスAへ光学ヘッド手段3を移動させる。
ステップS5−25では、電源電圧を初期電圧V0とする。ステップS5−4では、アクセス手段10を駆動し、記録開始アドレスAへ光学ヘッド手段3を移動させる。
ステップS5−5では、変数I=0とする。ステップS5−6では、マイコン手段8は光学ヘッド手段3およびRF信号生成手段4を駆動し、I番目の記録領域、すなわち、電圧VIで記録した記録領域を再生する。
ステップS5−7では、記録品位指標演算手段11において演算されたI番目の記録領域における記録品位指標値を読み取る。ステップS5−8では、ステップS5−7で得られた記録品位指標値が予め定めた許容範囲内であるかどうか判定する。許容範囲内ならばステップS5−9で前記Iを+1してステップS5−6に戻る。
ステップS5−8において許容範囲でないと判定された場合にはステップS5−10で不揮発性メモリ手段12に閾値=電圧VIと保存して終了する。
このように、上記判定閾値を工程調整時に個々のドライブ毎に決定し、不揮発性メモリメモリ手段12に保存し、使用することによりドライブ毎に最適な閾値判定を行い記録速度を選択することが可能である。また、このようにして不揮発性メモリメモリ手段12に保存した内容を、構成が同様の別の光ディスク装置に閾値としてマイコン手段8に書き込んでステップS1−4,ステップS1−8を実行することもできる。
このように、上記判定閾値を工程調整時に個々のドライブ毎に決定し、不揮発性メモリメモリ手段12に保存し、使用することによりドライブ毎に最適な閾値判定を行い記録速度を選択することが可能である。また、このようにして不揮発性メモリメモリ手段12に保存した内容を、構成が同様の別の光ディスク装置に閾値としてマイコン手段8に書き込んでステップS1−4,ステップS1−8を実行することもできる。
(実施の形態4)
図8は図6と同様の効果が期待できる別のフローを示している。
工程調整の開始を指示するコマンド23がマイコン手段8に入力されたと検出すると、図8のフローチャートを実行する。図8の右側に記載したステップS7−21〜S5−23のルーチンが電源装置20Aに関する内容である。
図8は図6と同様の効果が期待できる別のフローを示している。
工程調整の開始を指示するコマンド23がマイコン手段8に入力されたと検出すると、図8のフローチャートを実行する。図8の右側に記載したステップS7−21〜S5−23のルーチンが電源装置20Aに関する内容である。
ステップS7−21では、電源装置20Aを制御して電源電圧として初期電圧V0を供給する。
ステップS7−1では、変数I=0とする。ステップS7−22では、電源電圧VI(VI < V(I−1))を供給する。ステップS7−2では、アクセス手段10を駆動し、I番目の記録領域へ光学ヘッド手段3を移動させ、ステップS7−3では情報記録手段21を駆動し、記録を行う。ステップS7−4で記録を終了させる。
ステップS7−1では、変数I=0とする。ステップS7−22では、電源電圧VI(VI < V(I−1))を供給する。ステップS7−2では、アクセス手段10を駆動し、I番目の記録領域へ光学ヘッド手段3を移動させ、ステップS7−3では情報記録手段21を駆動し、記録を行う。ステップS7−4で記録を終了させる。
ステップS7−23では、電源電圧を初期電圧V0とする。
ステップS7−5ではアクセス手段10を駆動し、I番目の記録領域へ光学ヘッド手段3を移動させる。ステップS7−6では、光学ヘッド手段3およびRF信号生成手段4を駆動してI番目の記録領域、すなわち、電圧VIで記録した記録領域を再生する。
ステップS7−5ではアクセス手段10を駆動し、I番目の記録領域へ光学ヘッド手段3を移動させる。ステップS7−6では、光学ヘッド手段3およびRF信号生成手段4を駆動してI番目の記録領域、すなわち、電圧VIで記録した記録領域を再生する。
ステップS7−7では、記録品位指標演算手段11において演算されたI番目の記録領域における記録品位指標値を読み取る。ステップS7−8では、ステップS7−7で得られた記録品位指標値が予め定めた許容範囲内であるかどうか判定する。
ステップS7−8で許容範囲内であると判定された場合には、ステップS7−9で前記Iを+1してステップS7−2に戻る。
ステップS7−8で許容範囲でないと判定された場合には、ステップS7−10で閾値=電圧VIとし、不揮発性メモリ手段12に保存する。
ステップS7−8で許容範囲でないと判定された場合には、ステップS7−10で閾値=電圧VIとし、不揮発性メモリ手段12に保存する。
このように、上記判定閾値を工程調整時に個々のドライブ毎に決定し、不揮発性メモリメモリ手段12に保存し、使用することによりドライブ毎に最適な閾値判定を行い記録速度を選択することが可能である。また、このようにして不揮発性メモリメモリ手段12に保存した内容を、構成が同様の別の光ディスク装置に閾値としてマイコン手段8に書き込んでステップS1−4,ステップS1−8を実行することもできる。
(実施の形態5)
図9と図10は本発明の実施の形態5を示す。
実施の形態2ではマイコン手段8に予め書き込まれた閾値を基準にして時々の状態を判定して運転していた。この実施の形態5は運転に際して前記閾値を求める工程で使用される光ディスク装置を示し、実施の形態2の運転に必要な前記閾値を決定する具体例を示している。この閾値の決定に使用する光ディスク装置の構成は図5と同じである。
図9と図10は本発明の実施の形態5を示す。
実施の形態2ではマイコン手段8に予め書き込まれた閾値を基準にして時々の状態を判定して運転していた。この実施の形態5は運転に際して前記閾値を求める工程で使用される光ディスク装置を示し、実施の形態2の運転に必要な前記閾値を決定する具体例を示している。この閾値の決定に使用する光ディスク装置の構成は図5と同じである。
前記閾値を決定する工程調整時の処理の流れを図9のフローチャートに示す。
工程調整の開始を指示するコマンド23がマイコン手段8に入力されたと検出すると、図9のフローチャートを実行する。図9の右側に記載したステップS6−21〜S6−25のルーチンが電源装置20Aに関する内容である。
工程調整の開始を指示するコマンド23がマイコン手段8に入力されたと検出すると、図9のフローチャートを実行する。図9の右側に記載したステップS6−21〜S6−25のルーチンが電源装置20Aに関する内容である。
ステップS6−21では、電源装置20Aを制御して電源電圧として初期電圧V0を供給する。
ステップS6−1では、アクセス手段10を駆動し、記録開始アドレスAへ光学ヘッド手段3を移動させる。ステップS6−2では、情報記録手段21を駆動し、アドレスAから記録を行う。
ステップS6−1では、アクセス手段10を駆動し、記録開始アドレスAへ光学ヘッド手段3を移動させる。ステップS6−2では、情報記録手段21を駆動し、アドレスAから記録を行う。
ステップS6−22では、電源電圧の振幅をA1とする。ステップS6−23では、電源電圧の振幅をA2(A2 > A1)とする。ステップS6−24では、電源電圧の振幅をAn(An<A(n−1))とする。ここでの電源電圧の振幅は図10の如く次第に振幅が大きくなるよう変化させている。
ステップS6−3では記録を終了させる。
ステップS6−25では、電源供給電圧を初期電圧V0とする。
ステップS6−4では、アクセス手段10を駆動し、記録開始アドレスAへ光学ヘッド手段3を移動させる。ステップS6−5では変数I=0とする。ステップS6−6では、光学ヘッド手段3およびRF信号生成手段4を駆動してI番目の記録領域、すなわち、電源電圧の振幅AIで記録した記録領域を再生する。
ステップS6−25では、電源供給電圧を初期電圧V0とする。
ステップS6−4では、アクセス手段10を駆動し、記録開始アドレスAへ光学ヘッド手段3を移動させる。ステップS6−5では変数I=0とする。ステップS6−6では、光学ヘッド手段3およびRF信号生成手段4を駆動してI番目の記録領域、すなわち、電源電圧の振幅AIで記録した記録領域を再生する。
ステップS6−7では、記録品位指標演算手段11が演算したI番目の記録領域における記録品位指標値を読み取る。
ステップS6−8では、ステップS6−7で得られた記録品位指標値が予め定めた許容範囲内であるかどうか判定する。
ステップS6−8では、ステップS6−7で得られた記録品位指標値が予め定めた許容範囲内であるかどうか判定する。
ステップS6−8で許容範囲内であると判定されて場合には、ステップS6−9でIを+1してステップS6−6に戻る。
ステップS6−8で許容範囲内であると判定されて場合には、閾値=電圧振幅AIとし、不揮発性メモリ手段12に保存する。
ステップS6−8で許容範囲内であると判定されて場合には、閾値=電圧振幅AIとし、不揮発性メモリ手段12に保存する。
以上のように、本実施の形態5においては、電圧検出手段9により電源電圧振幅値を検出し、検出された電圧振幅値と予め決定された閾値との比較をステップS2−6及び、ステップS2−16において行い、Zone CLV記録時の記録速度切り替え位置を適切に変化させることにより、電源電圧振幅が大きい場合にも記録時のスピンドル回転数を適切に抑えることができ、より安定した記録速度での記録が行われることにより、記録品位を安定させ、読み出し不能エラーが発生しにくいという効果を有する。さらに、上記判定閾値を工程調整時に個々のドライブ毎に決定し不揮発性メモリに保存し、使用することによりドライブ毎に最適な閾値を用いて記録速度を選択することが可能である。
(実施の形態6)
図11は図8と同様の効果が期待できる別のフローを示している。
工程調整の開始を指示するコマンド23がマイコン手段8に入力されたと検出すると、図11のフローチャートを実行する。図11の右側に記載したステップS8−21〜S5−23のルーチンが電源装置20Aに関する内容である。
図11は図8と同様の効果が期待できる別のフローを示している。
工程調整の開始を指示するコマンド23がマイコン手段8に入力されたと検出すると、図11のフローチャートを実行する。図11の右側に記載したステップS8−21〜S5−23のルーチンが電源装置20Aに関する内容である。
ステップS8−21では、電源装置20Aを制御して電源電圧として初期電圧V0(振幅A0=0)を供給する。
ステップS8−1では変数I=0とする。
ステップS8−1では変数I=0とする。
ステップS8−22では、供給電源に振幅AI(AI > A(I−1))を加える。
ステップS8−2ではアクセス手段10を駆動し、I番目の記録領域へ光学ヘッド手段3を移動させる。ステップS8−3では情報記録手段21を駆動し、記録を行う。ステップS8−4では情報記録手段21を駆動し記録を終了させる。
ステップS8−2ではアクセス手段10を駆動し、I番目の記録領域へ光学ヘッド手段3を移動させる。ステップS8−3では情報記録手段21を駆動し、記録を行う。ステップS8−4では情報記録手段21を駆動し記録を終了させる。
ステップS8−23では、電源供給電圧を初期電圧V0(振幅A0=0)とする。
ステップS8−5では、アクセス手段10を駆動し、I番目の記録領域へ光学ヘッド手段3を移動させる。
ステップS8−5では、アクセス手段10を駆動し、I番目の記録領域へ光学ヘッド手段3を移動させる。
ステップS8−6では、光学ヘッド手段3およびRF信号生成手段4を駆動しI番目の記録領域、すなわち、電圧VIで記録した記録領域を再生する。ステップS8−7では記録品位指標演算手段11が演算したI番目の記録領域における記録品位指標値を読み取る。
ステップS8−8では、ステップS8−7で得られた記録品位指標値が予め定めた許容範囲内であるかどうか判定する。ステップS8−8で許容範囲内であると判定された場合には、ステップS8−9において変数Iを+1し、ステップS8−22により供給電源電圧へ加える振幅を変化させ、ステップS8−2へ戻る。
ステップS8−8で許容範囲でないと判定された場合には、ステップS8−10で閾値=電圧振幅AIとし、不揮発性メモリ手段12に保存する。
このように、実施の形態6においては、電圧検出手段9により電源電圧振幅値を検出し、検出された電圧振幅値と予め決定された閾値との比較をステップS2−6及び、ステップS2−16において行い、Zone CLV記録時の記録速度切り替え位置を適切に変化させることにより、電源電圧振幅が大きい場合にも記録時のスピンドル回転数を適切に抑えることができ、より安定した記録速度での記録が行われることにより、記録品位を安定させ、読み出し不能エラーが発生しにくいという効果を有する。さらに、上記判定閾値を工程調整時に個々のドライブ毎に決定し不揮発性メモリに保存し、使用することによりドライブ毎に最適な閾値を用いて記録速度を選択することが可能である。
このように、実施の形態6においては、電圧検出手段9により電源電圧振幅値を検出し、検出された電圧振幅値と予め決定された閾値との比較をステップS2−6及び、ステップS2−16において行い、Zone CLV記録時の記録速度切り替え位置を適切に変化させることにより、電源電圧振幅が大きい場合にも記録時のスピンドル回転数を適切に抑えることができ、より安定した記録速度での記録が行われることにより、記録品位を安定させ、読み出し不能エラーが発生しにくいという効果を有する。さらに、上記判定閾値を工程調整時に個々のドライブ毎に決定し不揮発性メモリに保存し、使用することによりドライブ毎に最適な閾値を用いて記録速度を選択することが可能である。
本発明は、特別な回路の追加や、複雑な処理を必要とせずに、近年特に増加傾向にあるノート型コンピュータ等電源駆動能力に制限のある環境での使用においても、適切な記録速度を選択して記録を行うことが可能であり、安定した記録品位を得ることができ、再生不能エラーを発生しにくくすることが可能であり、光ディスクメディアへのデータ記録技術として有用である。
1 光ディスク
2 スピンドルモータ
3 光学ヘッド手段
4 RF信号生成手段
5 レーザ駆動手段
6 スピンドル駆動手段
7 エンコーダ手段
8 マイコン手段
9 電圧検出手段
10 アクセス手段
11 記録品位指標値演算手段
12 不揮発性メモリ手段
20 電源回路
2 スピンドルモータ
3 光学ヘッド手段
4 RF信号生成手段
5 レーザ駆動手段
6 スピンドル駆動手段
7 エンコーダ手段
8 マイコン手段
9 電圧検出手段
10 アクセス手段
11 記録品位指標値演算手段
12 不揮発性メモリ手段
20 電源回路
Claims (6)
- 回転駆動された光ディスクに光学ヘッド手段がアクセスして記録を行う光ディスク装置において、記録を実行するに際し、
前記光ディスクを回転駆動するスピンドル駆動手段の電源電圧が閾値よりも低下したことを検出して、記録倍速を低下させて記録を継続する
光ディスク記録制御方法。 - 回転駆動された光ディスクに光学ヘッド手段がアクセスして2種類以上の記録線速度でZone CLV記録を行う光ディスク装置において、記録を実行するに際し、
現在位置が速度切り替え位置に到達した時に前記光ディスクを回転駆動するスピンドル駆動手段の電源電圧の振幅が閾値未満の場合には、前記光ディスクの回転速度を高くして次の記録倍速に切り替えて記録し、
現在位置が速度切り替え位置に到達した時に前記光ディスクを回転駆動するスピンドル駆動手段の電源電圧の振幅が閾値以上の場合には、前記速度切り替え位置を変更して記録を継続する
光ディスク記録制御方法。 - 前記閾値を決定する工程では、
電源電圧として初期電圧V0を供給し、
記録開始アドレスから記録を開始し、記録中に前記電源電圧を変更し、
前記記録が終了すると電源電圧として初期電圧V0を供給し、
前記記録した領域を再生し記録品位指標値を演算し、
前記記録品位指標値が予め定めた許容範囲でない状態を検出した記録位置を記録したときの電源電圧値に応じて閾値を決定する
請求項1記載の光ディスク記録制御方法。 - 前記閾値を決定する工程では、
電源電圧として初期電圧V0を供給し、
記録開始アドレスから記録を開始し、記録を終了し、
前記記録が終了すると電源電圧を初期電圧V0を供給し、
前記記録した領域を再生し記録品位指標値を演算し、
前記記録品位指標値が予め定めた許容範囲でない状態を検出するまで電源電圧を変更して、記録の開始と終了、記録が終了すると電源電圧を初期電圧V0を供給し、記録品位指標値の演算を繰り返し、
許容範囲でない状態を検出した記録位置を記録したときの電源電圧値に応じて閾値を決定する
請求項1記載の光ディスク記録制御方法。 - 前記閾値を決定する工程では、
電源電圧として初期電圧V0を供給し、
記録開始アドレスから記録を開始し、記録中に前記初期電圧の振幅値を変更し、
前記記録が終了すると電源電圧を初期電圧V0を供給し、
前記記録した領域を再生し記録品位指標値を演算し、
前記記録品位指標値が予め定めた許容範囲でない状態を検出した記録位置を記録したときの電源電圧の振幅値に応じて閾値を決定する
請求項2記載の光ディスク記録制御方法。 - 前記閾値を決定する工程では、
電源電圧として初期電圧V0を供給し、
記録開始アドレスから記録を開始し、記録を終了し、
前記記録が終了すると電源電圧の初期電圧V0を供給し、
前記記録した領域を再生し記録品位指標値を演算し、
前記記録品位指標値が予め定めた許容範囲でない状態を検出するまで電源電圧の初期電圧V0の振幅値を変更して、記録の開始と終了、記録が終了すると電源電圧を初期電圧V0を供給し、記録品位指標値の演算を繰り返し、
許容範囲でない状態を検出した記録位置を記録したときの電源電圧の振幅値に応じて閾値を決定する
請求項2記載の光ディスク記録制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006188736A JP2008016159A (ja) | 2006-07-10 | 2006-07-10 | 光ディスク記録制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006188736A JP2008016159A (ja) | 2006-07-10 | 2006-07-10 | 光ディスク記録制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008016159A true JP2008016159A (ja) | 2008-01-24 |
Family
ID=39073012
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006188736A Pending JP2008016159A (ja) | 2006-07-10 | 2006-07-10 | 光ディスク記録制御方法 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008016159A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8391113B2 (en) | 2008-02-14 | 2013-03-05 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Optical disc for tuple-speed recording and optical disc device for tuple-speed recording |
-
2006
- 2006-07-10 JP JP2006188736A patent/JP2008016159A/ja active Pending
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US8391113B2 (en) | 2008-02-14 | 2013-03-05 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Optical disc for tuple-speed recording and optical disc device for tuple-speed recording |
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