JP2008014778A - 携帯端末用デバイス測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被測定デバイスに対する測定を容易に行うことができるようにする。
【解決手段】 操作部31に対する操作に応じて、測定用信号発生部21および制御信号発生部22を制御し、被測定デバイス1に測定用信号および制御信号を与えるとともに、信号解析部23の処理結果を表示部32に表示させる制御部33とを有する携帯端末用デバイス測定装置において、制御部33には、表示部32の画面上で、測定用信号発生部21、信号解析部23を制御するための測定コマンドを任意順に選択指定させ、その選択指定された測定コマンド群を一つの測定シーケンスとして登録する測定シーケンス作成手段120が設けられており、その登録した測定シーケンスを操作部31の操作で選択指定できるように表示部32に表示して、操作部31で指定された測定シーケンスを実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話やPDA等の携帯端末に用いられるデバイスの測定を容易に行うための技術に関する。
携帯電話機やPDA等の携帯端末に用いられるデバイスは、年々高機能、集積化が進み、現在では、図19に示すように、アンテナを送信用と受信用に切り換えるためのスイッチや送信信号を増幅するアンプ等で構成されたフロントエンド部11と、ベースバンド信号を高周波信号に変換してフロントエンド部11に出力し、フロントエンド部11から出力された受信信号をベースバンド信号に変換する周波数変換部12と、フロントエンド部11及び周波数変換部12を制御するとともに、音声やデータなどの情報を含む送信用のベースバンド信号を周波数変換部12に与え、周波数変換部12から出力されるベースバンド信号に基づいて音声やデータを復調するアプリケーション部13との3チップ構成となっている。
ここで、周波数変換部12は、携帯端末が使用する複数の周波数帯(800MHz、2GHz、2.5GHz等)および通信方式(WCDMA、GSM等)に対応できるように、マルチバンド化、マルチモード化されている。
また、今後はさらに集積化、小型化が進み、前記フロントエンド部11と周波数変換部12とが一体化されて、2チップ構成になることも予想されている。
ところで、上記のようなデバイスの開発部門では、各種パラメータを任意に変更しながら開発中のデバイスの特性を測定する必要がある。例えば、送信についてはパワー(Pout)、スプリアス、変調誤差(EVM)、隣接チャネル漏洩電力(ACPR)、キャリアリーク等の測定項目があり、受信については、ゲイン、相互変調(IM)、ベースバンド変調誤差(IQEVM)等の項目がある。
上記のようなデバイスに対して各種測定を行う場合、従来では、測定に必要な信号発生器、スペクトラムアナライザ、ベースバンド信号発生器、ベースバンド信号復調器、電源等を用意し、試験者がこれらの機器を手動操作したり、各機器を外部コンピュータからリモート制御している。
また、IC等のデバイスの試験を行うために専用化された装置としては、例えば特許文献1等が公知である。
特開平6−273488号公報
しかしながら、これまで実現されていた従来のデバイス測定装置では、被測定デバイスに対する測定やその手順等を分かりやすく且つ効率的に設定できるものがなく、コンピュータプログラミング等の専門知識を有していない者が使用するには、非常に不便であった。
本発明はこの問題を解決して、被測定デバイスに対する測定を容易に行うことができる携帯端末用デバイス測定装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の携帯端末用デバイス測定装置は、
携帯端末用の被測定デバイスに与えるための測定用信号を生成する測定用信号発生部(21)と、
前記被測定デバイスに与えるための制御信号を生成する制御信号発生部(22)と、
前記被測定デバイスの出力信号の解析処理を行う信号解析部(23)と、
操作部(31)と、
表示部(32)と、
前記操作部に対する操作に応じて、前記測定用信号発生部および制御信号発生部を制御し、前記被測定デバイスに測定用信号および制御信号を与えるとともに、前記信号解析部の処理結果を前記表示部に表示させる制御部(33)とを有する携帯端末用デバイス測定装置において、
前記制御部には、
前記測定用信号発生部、信号解析部を制御するためのコマンドを記憶している測定コマンド記憶手段(120a)と、前記測定コマンドの実行順を示す測定シーケンスを記憶するための測定シーケンス記憶手段(120b)と、前記表示部の画面上で、前記測定コマンド記憶手段に記憶されている測定コマンドを任意順に選択指定させ、該選択指定された測定コマンド群を一つの測定シーケンスとして前記測定シーケンス記憶手段に記憶する測定シーケンス編集登録手段(120c)とを有する測定シーケンス作成手段(120)が設けられており、
前記測定シーケンス記憶手段に記憶された測定シーケンスを前記操作部の操作で選択指定できるように前記表示部に表示し、前記操作部で指定された測定シーケンスを実行すること特徴としている。
上記のように、本発明の携帯端末用デバイス測定装置は、表示部の画面上で、測定コマンド記憶手段に記憶されている測定コマンドを任意順に選択指定するだけで測定シーケンスを作成することができ、その測定シーケンスを操作部の操作で選択指定することで実行できるので、専門知識を有していない者でも簡単に被測定デバイスに対する測定を実行できる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明を適用した携帯端末用デバイス測定装置20(以下、単に測定装置20と記す)の構成を示している。ここで、被測定デバイス1は、送信部と受信部の信号経路が独立しているマルチモードICで、高周波信号入力端子1a、ベースバンド信号出力端子1b、ベースバンド信号入力端子1cおよび高周波信号出力端子1d、制御信号入力端子1e、電源端子1fを有しているものとする。
この測定装置20は、測定用信号発生部21、制御信号発生部22、信号解析部23、電源部24、外部インタフェース25、操作部31、表示部32および制御部33を有し、これらが一つの筐体(図示せず)内に収容された一体型のものである。
測定用信号発生部21は、携帯端末用の被測定デバイス1に与えるための高周波(無線周波数)の測定信号Srfを生成して出力端子20aから出力する高周波信号発生部21aと、ベースバンドの測定用信号Sbbを生成し出力端子20bから出力するベースバンド信号発生部21bとを有している。ここで、一方の出力端子20aは被測定デバイス1の高周波信号入力端子1aに接続され、他方の出力端子20bは、被測定デバイス1のベースバンド信号入力端子1cに接続されている。
高周波信号発生部21aが出力する測定信号Srfのレベル、周波数、変調データおよび変調方式、ベースバンド信号発生部21bが出力する測定用信号Sbbの変調データおよび変調方式は、制御部33によって制御される。
制御信号発生部22は、被測定デバイス1に与えるための制御信号を生成し、出力端子20cに出力し、この出力端子20cに接続されている被測定デバイス1の制御信号入力端子1eに入力させる。
例えば、被測定デバイス1の送受信周波数を決定するローカル周波数等を制御するための信号(アドレスとパラメータとで構成されるシリアルデータと、クロック信号およびイネーブル信号の3線式シリアル信号)を制御部33の制御により出力する。
信号解析部23は、被測定デバイス1から出力される高周波信号Rrfおよびベースバンド信号Rbbの解析処理を行うためのものであり、被測定デバイス1の高周波信号出力端子1dから無線周波数で出力される高周波信号Rrfを入力端子20dで受けてスペクトラム解析処理やその高周波信号を復調して変調解析を行う高周波信号解析部23aと、被測定デバイス1のベースバンド信号出力端子1bから出力されるベースバンド信号Rbbを入力端子20eで受けて解析処理を行うベースバンド信号解析部23bとを有している。これらの各解析部23a、23bは制御部33とバス接続されており、その解析処理に必要な各種パラメータが制御部33により設定され、解析結果が制御部33に送られる。
電源部24は、被測定デバイス1が動作するのに必要な電源を生成して電源出力端子20fから被測定デバイス1の電源端子1fに供給する。この電源部24も制御部33により制御される。
外部インタフェース25は、例えば測定機器で汎用的に用いられているGPIBのインタフェース25aとイーサネット(登録商標)(LAN)のインタフェース25bとを有しており、上記した測定用信号発生部21や信号解析部23等の内蔵している測定機器だけでは困難な測定(例えば、周波数が異なる高周波信号を同時に必要とするIM測定等)を行う際に、この外部インタフェース25を介し別の機器を接続して、制御部33により制御する。なお、外部インタフェース25は、上記の他にUSBを用いてもよい。
操作部31は、図示しない多数のキー、ダイヤルおよび外部接続可能なキーボード、あるいはマウス等のように表示部32の画面上に表示したボタンをカーソルで選択するためのポインティングデバイスを含んでおり、制御部33により操作が検知される。
表示部32は、波形等の画像表示が可能な表示器(LCD、CRT)であり、筐体に一体的に設けられているものの他に、外部接続可能なものであってもよい。
制御部33は、ROM、RAM、CPU、HDD、インタフェース等を含むコンピュータにより構成され、操作部32の操作に応じて、前記した測定用信号発生部21、制御信号発生部22、信号解析部23、電源部24、外部インタフェース25を制御し、被測定デバイス1に対する測定を行わせ、その測定結果等を表示部32に表示する。
ここで、制御部33の処理には、上記した各部の動作に必要なパラメータを設定して測定を行う通常の測定モードの他に、被測定デバイス1に対する任意の制御シーケンスを作成、登録するための制御シーケンス作成モードと、この制御シーケンスを含め、上記した各部に対する一連の制御を行い、特定の測定を行わせるための測定シーケンスを作成、登録するための測定シーケンス作成モードと、外部インタフェース25を介して接続される機器(外部接続機器)の制御操作を簡単に行えるようにするための外部機器制御パネル作成モードとを有しており、図1では、制御部33のこれらの各モードに対応する測定制御手段100、制御シーケンス作成手段110、測定シーケンス作成手段120及び外部機器制御パネル作成手段130をブロック化して示している。
測定制御手段100には、各部のパラメータを個別に設定する機能だけでなく、測定項目毎に必要なパラメータの設定をだれでも容易に行えるように誘導するチュートリアル機能が設けられている。
チュートリアル機能は、操作部31により所定操作を行うことで起動でき、例えば図2のような起動画面を表示して、設定処理を順番に行うことができる。
なお、この実施形態では、制御部33の各処理がマイクロソフト(登録商標)社のWindows(登録商標)を基本ソフト(OS)とするアプリケーションソフトで実現されている場合について説明するが、Macintosh(登録商標)、UNIX(登録商標)、Linux(登録商標)、TRON(登録商標)等の他のアプリケーションとして実現されていてもよい。
図2の画面で「System」ボタン200を選択操作(例えばマウスカーソルによるクリック操作)すると、図3のようなシステム設定画面が表示される。
このシステム画面では、WCDMA、GSM等の通信方式を選択する窓210、被測定デバイスのベースバンドのインタフェースのアナログ/デジタルを選択する窓211、測定項目(Uplink Power……)を選択する窓212、高周波信号発生部21aが出力する測定用信号Srfの変調信号の形式を選択する窓213、ベースバンド信号発生部21bが出力する測定用信号Sbbの形式を選択する窓214、被測定デバイスに対する電源のオンオフを選択する窓215等が表示される。
また、図3の画面で、「3−Wire Controle Data」の位置の「New」ボタン216をクリック操作すると制御シーケンス作成手段110が起動される。
制御シーケンス作成手段110は、図4に示しているように、被測定デバイス1毎に固有に定義されている制御コマンド(例えばアドレスデータとそのアドレスが示す部位の状態を決める設定データとからなるシリアルコード)とその制御コマンド名とを対応づけて記憶する制御コマンド記憶手段110a、任意の制御コマンドを制御コマンド記憶手段110aに登録する制御コマンド登録手段110bと、一つあるいは複数の制御コマンドで実現される制御シーケンスの制御シーケンス名と、任意の制御シーケンスを記憶するための制御シーケンス記憶手段110cと、制御コマンド記憶手段110aに記憶されている制御コマンドから、任意の制御シーケンス名で実行しようとする制御コマンドを任意に選択して、制御シーケンス記憶手段110cに登録させ、その登録された制御シーケンスに対する編集を行わせるための制御シーケンス登録編集手段110dと、制御信号波形生成手段110eとを有している。
なお、制御コマンド記憶手段110aおよび制御シーケンス記憶手段110cは、装置内部の読み書き可能な不揮発性半導体メモリ、ディスク型記憶素子等の他に、着脱自在なメモリユニット(カード型、スティック型等)であってもよい。
制御シーケンス作成手段110が起動されると、例えば図5のような画面が表示される。図5の画面の右の窓220は制御コマンド表示欄であり、制御コマンド記憶手段110aに記憶されている各制御コマンド(0と1のシリアルコード)と、「RST1」等のコマンド名とが対応付けされて表示され、操作部31の操作によりその追加や変更等の編集操作が画面上で任意に行えるようになっている。
また、左の窓221は制御シーケンスツリー表示欄であり、「VCOInit」、「TXFreqSet」等の任意の制御シーケンス名(フォルダアイコン)と、そのシーケンス名で実行される制御コマンド名、例えば「RST1」、「TxSHDN1」、「TxDLE1」、「TxFreqInit1」が、ツリー状に且つ実行順に並んだ状態で編集可能に表示されている。
図5の中央の窓222はシーケンスの詳細欄であり、左の窓221に表示された制御シーケンスのうちの選択された制御シーケンスに含まれる制御コマンド名とパターンの他に、制御コマンドの実行間隔「Time」が表示される。この実行間隔は、一つの制御コマンドが実行されてから次の制御コマンドが実行されるまでの時間を表しており、操作部31の操作により任意に設定できるようになっている。なお、ここでは、実行間隔をμSを単位とする時間で示しているがシステムクロック数で示してもよい。
この画面において、右の窓220に対する制御コマンドの編集操作、左の窓221に対する制御シーケンス名の入力操作およびシーケンス名に対する制御コマンドの登録操作、さらに、中央の窓222の実行間隔の入力操作等は、前記したように、マウスやキーの操作により任意に行えるようになっている。
また、「Control1」、「Control2」、……、「Control4」のタブ223〜226のいずれかを選択することで、デバイスに複数の制御端子が設けられている場合に、それぞれの制御端子毎に制御シーケンスの登録操作が可能になっている。
また、図5で「All List」のタブ227をクリックすると、左の窓221の内容(制御シーケンス)が例えば図6のように一覧表示される。
また、「All Pattern」のタブ228をクリックすると、右の窓220の内容(制御コマンド)が例えば図7のように一覧表示される。
上記のような制御シーケンスを作成した後、その作成した制御シーケンスを選択して、上部の「Convert(コンバート)」ボタン229を操作すると、制御コマンドのデータだけでなく、そのデータを被測定デバイス1にシリアル転送するために必要なクロック信号およびイネーブル信号の波形データが制御信号波形生成手段110eにより作成されて、制御シーケンス記憶手段110cに登録される。
なお、この制御シーケンスには、図5の左の窓221の最下段に記載されているように、被測定デバイスに対する制御シーケンスが行われている間や終了したタイミングに、他の測定機器に対してトリガ信号を発生させるトリガ発生コマンド「TRIG」を登録することができる。
このトリガ発生コマンドを含む制御シーケンスは、登録されている制御コマンドを順番に実行し、トリガ発生コマンドの順番になると、そのトリガ発生コマンドについて設定された内容にしたがってトリガ信号を制御信号発生部22から発生させる。
各測定機器は、このトリガ信号を受けて、例えば測定用信号を発生したり、解析処理を開始したりする。このように、制御コマンドに連動して、トリガ信号を出力させることができるので、各種の測定を効率的に且つ自動的に開始することができる。
上記のような制御シーケンスの作成処理が終了した後、図5の画面で「Exit」ボタン230をクリックすると、図3のシステム設定画面に戻り、所望の制御シーケンスを窓217に設定して、他のパラメータを設定した後、「Ok」ボタン218をクリックすると、図2のチュートリアル画面に戻る。
そして、「Trace」ボタン201をクリック操作すれば、図8のように、画面レイアウトを示す窓231と、その表示内容を設定するための複数の窓232〜235が表示され、その窓に所望内容が選択指定されて、「Ok」ボタン236が操作されると、チュートリアル画面に戻る。
チュートリアル画面で、「Trigger」ボタン202をクリックすれば、図9のように、トリガの送信元の指定、トリガの受信先の指定、トリガの種類、遅延時間、エッジ等が選択できる画面が表示される。この画面で「Ok」ボタン238がクリックされると、図2のチュートリアル画面に戻る。なお、図9の画面は、制御信号発生部22からトリガ信号が出力されない場合の画面であり、前記したように制御信号発生部22からトリガ信号を発生するように設定した場合にはそれについても表示される。
そして、チュートリアル画面で「Paramater」ボタン203をクリックすると、図10のように被測定デバイスに対する入力信号の周波数等を設定するための画面が表示され、この画面で「Advanced」ボタン240をクリックすれば、図11のような、より詳細なパラメータ設定画面が表示され、図10で「Common」タブ241から「Measurement」タブ242に切り換えると、図12のようなパラメータ設定画面が表示される。
図10〜図12で「Ok」ボタン243をクリックすれば、図2のチュートリアル画面に戻り、このチュートリアル画面で、「Set」ボタン204をクリックすれば、それまでに設定した各設定情報が必要な箇所にそれぞれ設定され、測定準備が完了する。
そして、最後に「Operation」ボタン205をクリックすれば、図13のように、被測定デバイスの電源オンオフ、制御シーケンスの選択設定、ベースバンド信号のパターン形式等を設定する画面が表示され、この設定操作を行って測定を開始させて、「Close」ボタン249をクリックすると、例えば図14のような測定画面が表示される。
この図14の測定画面の例では、4分割された画面の左上欄に、変調解析結果(Modulation Analysis)におけるパラメータ、測定結果等が数値表示され、右上欄には、変調解析結果ののうち変調誤差(RMS
EVM)の波形が表示され、左下欄には、送信出力(チャンネルパワー)のスペクトラムが表示され、右下欄には、復調されたベースバンド信号I、Qの波形が表示されている。
一方、測定シーケンス作成手段120は、図15に示しているように、前記した各測定機器の制御に必要なコマンド(GPIBコマンド)を予め記憶している測定コマンド記憶手段120aと、一つあるいは複数の測定コマンドで実現される測定シーケンスのシーケンス名と、任意の測定シーケンスとを対応づけて記憶するための測定シーケンス記憶手段120bと、測定コマンド記憶手段120aに記憶されている測定コマンドから、任意の測定シーケンス名で実行しようとする測定コマンドを任意に選択して、測定シーケンス記憶手段120bに登録させ、その登録された制御シーケンスに対する編集を行わせるための測定シーケンス登録編集手段120cとを有している。
この測定シーケンス作成手段120は、前記したチュートリアルで測定項目を新規登録する操作などを含めて操作部31に対する所定操作で起動し、例えば、図16のような画面を表示する。この図16の右の窓250には、一つの測定シーケンス名について、内蔵している各機器および外部インタフェース25を介して接続された各機器に対して行うコマンドが実行順に表示されている。
このコマンドは、「DC(電源)」、「SG(高周波信号発生器)」等の制御対象機器名(Type欄)、試験者が任意に作成したコマンド名(Name欄)、そのコマンド名に対応したGPIBコマンド(Command欄)により構成されている。
なお、この測定シーケンスで、被測定デバイス1に制御コマンドを与える処理(例えば「Initial」)は、転送コマンド「SEND DUT LIST1」で実現している。
左上の窓251には、「SG」や「SA」等の制御対象機器名と、その機器に対して使用可能な、「FREQ 1900MHz」、「LEVEL −10dBm」等のGPIBコマンドが登録されており、この窓251から任意に選択したコマンドを右の窓250に挿入して測定シーケンスを作成できるようになっている。
このようにして右の窓250に作成された一連の測定シーケンスは、「Save file」ボタン253をクリック操作し、測定シーケンス名を任意に設定することで、測定シーケンスファイルとして測定シーケンス記憶手段120bに登録することができる。また、その登録した測定シーケンスファイルを表示して、その任意のものを別の測定シーケンスを構成する部品として左下の窓252のように登録することができる。
さらに、「Device Tester」タブ254から「External Equipment」タブ255に切り換えると、図17のように、外部機器「6612c」についての測定コマンド(図ではブランクになっている)が左の窓251に表示され、このコマンドのうちの任意のものを右の窓250の測定シーケンスに加えることができる。
上記した測定シーケンスを構成するコマンド(GPIBコマンド)は、予め制御対象の機器毎に分類されて登録可能になっており、これを画面上で、実行順に選択操作するだけで、被測定デバイスに対する任意の測定シーケンスを、コンピュータプログラミングの知識を持たないものでも容易に作成することができる。なお、測定シーケンスに用いるコマンドは、内蔵されている各機器については予め登録されている。また、外部接続される機器などについては、この画面上でリストを作成することができるようになっており、さらに、外部からファイル形式で登録することもできるようになっている。
また、実施形態の測定装置20は、外部に接続される機器の制御をデバイス測定装置側から容易に行えるようにするための外部機器制御パネル作成手段130を有している。
この外部機器制御パネル作成手段130は、操作部31に対して所定操作がなされると起動されて、例えば図18の左側に示す画面を表示部32に表示させる。
この画面左部の上欄260には、「MG3681A」等の外部接続される機器名が入力され、それを選択できるようになっている。
下の欄には、その外部機器に対して実行可能な複数のコマンドボタン261〜265と、パラメータ窓266〜268が表示されている。
この例では、信号発生器MG3681Aを初期化するコマンド「Initial」のボタン261、周波数、出力レベルおよびオフセットを設定するための各「Send」ボタン262〜263、信号を出力させるための「RF ON」ボタン264と、「freq MHz」、「Level dBm」、「Offset dB」の各パラメータ窓266〜268を含む制御パネルが表示されている。
この左部の制御パネルの「Open」ボタン269を操作すると、図18の右部に示しているように、制御パネルを作成するためのパネル定義情報が表示される。
即ち、はじめに定義文、
No,ButtonName,ItemName,Control,Digit,Unit,Lower,Upper,Command
が表示され、その下段に現在設定されているパネル情報が表示されている。
ここで、定義文の「No」はボタン番号(画面の上から1で追番)、「ButtonName」は、ボタンに割り当てる名称、「ItemName」は、機能名称、「Control」はエディットボックス(Edit)、スピンボックス(Spin)等の画面の部品を決める。また、「Digit」は小数点以上、以下の桁数を定義する。例えば、120.00dBmで小数点以上3桁、小数点以下2桁の場合、「3.2」と定義する。「Unit」は単位を示し、「Lower」は数値を入力する場合の下限値を示し、「Upper」は数値を入力する場合の上限値を示す。また、「Command」はGPIBコマンドを定義する。
外部機器操作パネル作成手段130は、図18の右部のパネル定義情報に基づいて、左部のような制御パネルを自動生成し、制御パネル上のボタンが操作されたとき、そのボタンに対応したGPIBコマンドを外部インタフェース25を介して外部接続機器に転送し、その機器の制御を行えるようにしている。
つまり、GPIBコマンドが既知の機器であれば、上記定義文にしたがって、図17のようなパネル情報を作成することができ、その作成されたパネル情報に基づいて、左部の制御パネルが自動的に生成される。
したがって、一度制御パネルを作成した測定機器については、その制御パネルを操作するだけで、GPIBコマンドを全く意識することなく、容易にリモート制御することができる。
詳述すれば、パネル定義情報は機器名毎に電子ファイル化され、制御部33のHDD等の所定の場所に格納される。また、パネル定義情報は、電子ファイル化される際、ファイル名に機器名を含むようにされている。そして、外部機器制御パネル作成手段は、前述のように図18の左側に示す画面を表示部32に表示させるに当たり、上記所定の場所に格納されている電子ファイルのファイル名を参照し、参照したファイル名(又はその一部)を画面左部の上欄260に機器名として表示する。格納されている電子ファイルが複数であれば、プルダウンメニュー機能により機器名を選択可能なように表示され、操作部31に対する操作により機器名が選択されると、その機器名に対応するパネル定義情報により制御パネルが生成される。
上記した制御シーケンス作成処理、測定シーケンス作成処理、外部機器制御パネル作成処理は、操作部31に対する所定操作で任意のタイミング(測定中であっても)に起動できるようになっている。
また、図14に示した測定画面の右側に表示された複数のファンクションキー300〜307には、複数の被測定デバイスに対して設定可能な制御コマンドや各測定機器へのGPIBコマンド等が割付できるようになっている。また、測定画面の下段には、電源設定操作部310、デバイス制御操作部320、測定機器制御操作部330等が表示され、その下の最下段には、「メニュー」等のキーが表示される。上記した各作成処理への移行はこれらのキーの操作により行うことができる。
このように、実施形態の測定装置20は、表示部32の画面上で、測定コマンド記憶手段120aに記憶されている測定コマンドを任意順に選択指定するだけで測定シーケンスを作成することができ、その測定シーケンスを操作部31の操作で選択指定することで実行できるので、コンピュータプログラミング等の専門知識を有していない者でも簡単に被測定デバイスに対する任意の測定を実行できる。
本発明の実施形態の全体構成を示す図 実施形態の要部の動作を説明するための画面表示例を示す図 システム設定画面の一例を示す図 実施形態の要部の構成を示す図 制御シーケンス作成画面の一例を示す図 制御シーケンス作成画面の一例を示す図 制御シーケンス作成画面の一例を示す図 レイアウト設定画面の一例を示す図 トリガ設定画面の一例を示す図 パラメータ設定画面の一例を示す図 パラメータ設定画面の一例を示す図 パラメータ設定画面の一例を示す図 オペレート画面の一例を示す図 測定状態の画面の一例を示す図 実施形態の要部の構成を示す図 測定シーケンス作成画面の一例を示す図 測定シーケンス作成画面の一例を示す図 外部機器操作パネル作成画面の一例を示す図 携帯端末用のデバイスの構成を示す図
符号の説明
1……被測定デバイス、20……携帯端末用デバイス測定装置、21……測定用信号発生部、21a……高周波信号発生部、21b……ベースバンド信号発生部、22……制御信号発生部、23……信号解析部、23a……高周波信号解析部、23b……ベースバンド信号解析部、24……電源部、25……外部インタフェース、31……操作部、32表示部、33……制御部、100……測定制御手段、110……制御シーケンス作成手段、110a……制御コマンド記憶手段、110b……制御コマンド登録手段、110c……制御シーケンス記憶手段、110d……制御シーケンス登録編集手段、110e……制御信号波形生成手段、120……測定シーケンス作成手段、120a……測定コマンド記憶手段、120b……測定シーケンス記憶手段、120c……測定シーケンス登録編集手段、130……外部機器制御パネル作成手段

Claims (1)

  1. 携帯端末用の被測定デバイスに与えるための測定用信号を生成する測定用信号発生部(21)と、
    前記被測定デバイスに与えるための制御信号を生成する制御信号発生部(22)と、
    前記被測定デバイスの出力信号の解析処理を行う信号解析部(23)と、
    操作部(31)と、
    表示部(32)と、
    前記操作部に対する操作に応じて、前記測定用信号発生部および制御信号発生部を制御し、前記被測定デバイスに測定用信号および制御信号を与えるとともに、前記信号解析部の処理結果を前記表示部に表示させる制御部(33)とを有する携帯端末用デバイス測定装置において、
    前記制御部には、
    前記測定用信号発生部、信号解析部を制御するためのコマンドを記憶している測定コマンド記憶手段(120a)と、前記測定コマンドの実行順を示す測定シーケンスを記憶するための測定シーケンス記憶手段(120b)と、前記表示部の画面上で、前記測定コマンド記憶手段に記憶されている測定コマンドを任意順に選択指定させ、該選択指定された測定コマンド群を一つの測定シーケンスとして前記測定シーケンス記憶手段に記憶する測定シーケンス編集登録手段(120c)とを有する測定シーケンス作成手段(120)が設けられており、
    前記測定シーケンス記憶手段に記憶された測定シーケンスを前記操作部の操作で選択指定できるように前記表示部に表示し、前記操作部で指定された測定シーケンスを実行することを特徴とする携帯端末用デバイス測定装置。
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