JP2008014024A - 天窓 - Google Patents

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文一 庄司
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Abstract

【課題】天窓の小口に雨水が入ることがなく、ガラス板の小口にひび割れあるいは過大な衝撃力、圧縮力が作用して破損することがなく、かつ工法が容易で安価にして汎用性の高い天窓を提供する。
【解決手段】台座部にセッティングブロックが載置され、ガラス板の端部がそれぞれの第1の小空間部に開口部を介して挿入され、セッティングブロック上に載置されて位置が設定された構造、ガラス板を押さえて、およびシール部形成空間を形成する押え部がセッティングブロックとガラス板を介して対峙する形で設けられる構造、ガラス板の端部と、抑え部と、押え部が一体に、シール材によってシール部が形成されて固定密着される構造を有して、ガラス板が抑え部とセッティングブロック間を側方向に微小変位することを許容するようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、天窓に関する。
ジッパーガスケットを使用し、ガラス板を取り付ける構造の天窓が知られている。
また、特許文献1には、略L型のサツシ枠本体に押縁によりグレージングビードを介してガラス板を嵌装した構造において、上記押縁における上記サツシ枠本体奥壁への装着片に、上記ガラス板の延長線上に位置させてガラス板移動規制突起を設けたことを特徴とするサツシ枠のガラス板固定構造が記載されている。
また、本願の出願人は、特許文献2に記載される天窓および天窓の取付構造について出願を行った。この特許文献3には、例えば、段差が形成されたほぼ長方形の縦断面形状になるようにした板材の曲げ加工によるものであって、板端が低部になるようにして加工、配置された枠材部と、前記段差に載置したクッションと、シールと、押え帯板と、および固着手段とによって枠材が構成され、該枠材が四方に配置されて一体化され、対峙する枠材部に形成された段差はそれぞれ間隔を置いて対峙配置されて四角形状のメイン枠材が構成され、前記対峙配置された両段差にそれぞれ前記クッション材を載置して該クッション材の上に載置する形で前記間隔に硝子板を載置し、前記硝子板と各段差の側壁との間に前記シールを配置し、該シールおよび前記硝子板を押圧するシール押え帯板を各段差の領域で前記枠材部に固着手段によって固定し、以って全体形状がほぼ直方体状とされて運搬可能とされたことを特徴とする天窓が記載されている。
特許文献3には、ガラス板施行用セッティングブロックについての記載がある。
実開昭57−119085号公報 特開2006−118145号公報 特願昭62−288283号公報
天窓のガラス板工事は、日本建築学会の建築工事標準仕様書ガラス工事JASS17に基づく設計を指針として実施されることが求められる。これによれば、天窓のガラス板、例えばアミ入ガラス板は、どのようなフレーム材で支持しようと、ガラス板の小口に雨水の濡れが一切入ってはならない。少しでも雨水に濡れると、ガラス板の小口に露出している細い鉄アミに錆が生じ、この錆による膨張力でガラス板の小口にひび割れが生じて破損の原因となる。
また、天窓のガラス板、例えばアミ入ガラス板は、どのようなフレーム材で支持しようと、ガラス板の小口にシリコンシール材のように軟いシール材以外の他の硬い材質のレーム等に直接させることは避けなければならない。これは、もし地震時等でガラス板支持フレームに過大な衝撃力が生じると、ガラス板は別材質であるフレームからの反力によって小口割れが生じる恐れがあるためであり、これに基因して圧縮力でガラス板が破損するおそれがある。水平に支持されたガラス板は、どの方向からの水平力に対してもガラス板の小口は常に微小変位を許すような状態にして、他の硬い材質の部材にガラス板の小口を直接に接触させることは避けなければならない。
また、数多く製作されるためには、工法が容易で安価な天窓であることが求められることになる。
本発明は、かかる点に鑑み天窓の小口に雨水が入ることがなく、ガラス板の小口にひび割れあるいは過大な衝撃力、圧縮力が作用して破損することのない汎用性の高い天窓を提供することを目的とする。また、本発明は、板状材を使用することによって工法が容易で軽量かつ安価にして更に汎用性を高めた天窓を提供することを目的とする。
本発明は、天枠、タテ枠および下枠からなって方形状に配設され、受梁に固定される枠体および該枠体に固定部材によって固定されるガラス板を有して構成される天窓において、
前記枠体の内の天枠およびタテ枠のそれぞれは、ガラス板方向である側方向および上下方向の部材が一体化される枠体形状体によって形成され、該枠体形状体には、側方向から前記ガラス板が側方向および上下方向に余裕を持って開口部から挿入されることを許容する空間を備えた第1の小空間部と、該第1の小空間部に連通し、下方に底部が形成されて樋を形成する第2の小空間部を有する第一空間枠部、第一空間枠部から画割され前記受梁に固定されることになる第二空間枠部、側方向の部材で形成される抑え部、並びに上方向の部材およびこの部材が側方向の部材に一体になることによって頂上に第2の小空間部に隣接し、前記抑え部に対峙した台座部が形成され、
前記台座部にセッティングブロックが載置され、
前記ガラス板の端部がそれぞれの第1の小空間部に前記開口部を介して挿入され、前記セッティングブロック上に載置されて位置が設定され、該ガラス板が該セッティングブロックのみで保持される構造、前記ガラス板を押さえて、およびシール部形成空間を形成する押え部が前記セッティングブロックと前記ガラス板を介して対峙する形で設けられる構造、前記ガラス板の端部と、前記抑え部と、前記押え部が一体に、前記固定部材となるシール材によって前記シール部形成空間にシール部が形成されて固定密着される構造を有して、前記ガラス板が前記抑え部と前記セッティングブロック間を側方向に微小変位することを許容するようにしたこと
を特徴とする天窓を提供する。
また、本発明は、天枠、タテ枠および下枠からなって方形状に配設され、受梁に固定される枠体および該枠体に固定部材によって固定されるガラス板を有して構成される天窓において、
前記枠体の内の天枠およびタテ枠のそれぞれは、連続する板材がガラス板方向である側方向および上下方向に折り曲げられることによって形成され、側方向から前記ガラス板が側方向および上下方向に余裕を持って開口部から挿入されることを許容する空間を備えた第1の小空間部と、該第1の小空間部に連通し、下方に底部が形成されて樋を形成する第2の小空間部を有する第一空間枠部、板状材によって第一空間枠部から画割され前記受梁に固定されることになる第二空間枠部、側方向に折り曲げられた部分で形成される板状の抑え部、並びに上方向に折り曲げられた部分およびこの部材が更に側方向に折り曲げられることによって頂上に第2の小空間部に隣接し、前記抑え部に対峙した台座部が形成され、
前記台座部にセッティングブロックが載置され、
前記ガラス板の端部がそれぞれの第1の小空間部に前記開口部を介して挿入され、前記セッティングブロック上に載置されて位置が設定された、該ガラス板が該セッティングブロックのみで保持される構造、前記ガラス板を押さえて、およびシール部形成空間を形成する押え部が前記セッティングブロックと前記ガラス板を介して対峙する形で設けられる構造、前記ガラス板の端部と、前記抑え部と、前記押え部が一体に、前記固定部材となるシール材によって前記シール部形成空間にシール部が形成されて固定密着される構造を有して、前記ガラス板が前記抑え部と前記セッティングブロック間を側方向に微小変位することを許容するようにしたこと
を特徴とする天窓を提供する。
また、本発明は、前記天窓において、前記押え部は、前記セッティングブロックよりも弾性のある押えブロックで構成され、該押えブロックは前記ガラス板と前記抑え部との間に嵌挿されることを特徴とする天窓を提供する。
また、本発明は、前記天窓において、前記枠体の内の下枠は、連続する板状材が側方向および上下方向に折り曲げられることによって形成され、側方向から前記ガラス板が側方向および上下方向に余裕を持って他の開口部から挿入されることを許容する空間を備えた第3の小空間部と、該第3の小空間部に連通し、下方に底部が形成されて樋を形成する第4の小空間部とを有する第三空間枠部、板状材によって区割され前記受梁に固定されることになる第四空間枠部、並びに上方向に折り曲げられた部分およびこの部分が更に側方向に折り曲げられることによって頂上に第4の小空間部に隣接して第2の台座部が形成され、
第四空間枠部に保持される第2の抑え部および該抑え部と前記ガラス板の端部との間に設けられて前記ガラス板を押さえる第2の押え部を備え、
前記第2の台座部に第2のセッティングブロックが載置され、
前記ガラス板の端部が第3の小空間部に前記開口部を介して挿入され、第2セッティングブロック上に載置されて位置が設定される構造、前記ガラス板を押さえて、およびシール部形成空間を形成する第2の押え部が第2のセッティングブロックと前記ガラス板を介して対峙する形で設けられる構造、前記ガラス板の他の端部と、第2の抑え部と、第2の押え部とが一体に、前記固定部材となるシール材によって第2のシール部が形成されて固定密着される構造を有して、前記ガラス板が第2の抑え部と第2のセッティングブロック間を側方向に微小変位することを許容するようにしたこと
を特徴とする天窓を提供する。
また、本発明は、前記天窓において、該第2の押え部は複数の押えブロックからなって該押えブロック間に雨通路部が形成されることを特徴とする天窓を提供する。
また、本発明は、前記天窓において、前記ガラス板の一方とこれに並行配置される他方のガラス板とを接続する部分で使用される中間枠は、連続する板状材が側方向および上下方向に折り曲げられることによって形成され、下方に底部が形成されて樋を形成する第5の小空間部を有する第五空間枠部、板状材によって区割された第六空間枠部、並びに上方向に折り曲げられた部品およびこの部分が更に側方向に折り曲げられることによって頂上に、第5の小空間部に隣接して対峙する2つの台座部が形成され、
前記タテ枠によって保持される第3の抑え部および該第3の抑え部と、前記ガラス板の一方および他方の端部との間に設けられて、前記ガラス板を押さえる第3の押え部を備え、
前記2つの台座部を跨いで第3のセッティングブロックが載置され、
該第3のセッティングブロックの上に前記一方および他方のガラス板が載置されて位置が設定された構造、前記ガラス板を押さえて、およびシール部形成空間を形成する第3の押え部が第3のセッティングブロックと前記ガラス板を介して対峙する形で設けられる構造、前記一方および他方のガラス板と第3のセッティングブロックとが、一体に、シール材によって第3のシール部が形成されて固定密着される構造を有して、前記ガラス板が第3の抑え部と、第3のセッティングブロック間を側方向に微小変位することを許容すること
を特徴とする天窓を提供する。
また、本発明は、前記天窓において、該第3の押え部は複数の抑えブロックからなって該複数の押えブロック間に雨通路部が形成されることを特徴とする天窓を提供する。
本発明は、上述した構成をしており、水平に支持されたガラス板は、どの方向からの水平力に対しても常に微小変位を許すような状態にてシール部が構成されており、しかも連続した板状材を加工して使用するようにしているので、天窓の小口に雨水が入ることがなく、ガラス板の小口にひび割れあるいは過大な衝撃力が作用して破損することがない汎用性の高い天窓を提供することができる。また、本発明は板状材を折り曲げる工法によって枠体を形成しており、工法が容易で軽量かつ安価な汎用性のある天窓を提供することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、大きさの異なる天窓100の例を(a),(b),(c),(d)の4例を示す平面図である。しかし、本実施例はこれらの例には限定されない。各例共、幅は同一とされているが長さが異なり、長さが長くなると複数枚のガラス板が使用される。これらの図において、1は枠体を示し、2は枠体を構成する天枠、3はタテ枠(対称に左右2つある)、4は下枠、5は中間枠(中サン)である。そして、6はガラス板である。
図1に示すように、天枠2、タテ枠3および下枠4からなる枠体1は方形状、例えば長方形状に配設され、後述するように、受梁に固定され、枠体1にはガラス板(例えばアミ入ガラス板)6が取り付けられて固定される。そして、雨水は矢印で示すように、ガラス板上を天枠2から下枠4の方向へと流れる。
図1の内容を図2から図4に詳細に示す。図2から図4に示す枠体1の場合は、ガラス板6が薄い通常の場合の例であり、図2は枠体1の天枠2およびタテ枠3の構造図、図3は同枠体1の下枠4の構造図および図4は同枠体1の中間枠の構造図である。
図2は、天枠2およびタテ枠3の構造図であるが、図1から判るように、天枠2の場合は側面から見た場合の図で、タテ枠3の場合は90°回転して側面から見た場合の図であり、同一の構成のため1つの図面で説明する。タテ枠3にあっては、図1に示すように左右両側に設けられる。従って、天枠1を例に取って説明するが、タテ枠3にも適用され、タテ枠については天枠2をタテ枠3と読み替えるものとする。
天枠2は、連続する金属、例えばアルミの板状材が側方向および上下方向に折り曲げられることによって形成される。ここで側方向とはガラス板方向、すなわち枠体1を水平に置いたときの水平方向を示し、上下方向とは側方向に対する垂直方向を意味するが、変形が可能であり、側方向あるいは上下方向と見なし得る配置を含むものとして説明する。また、板状材としては凹形状横置である幅75mm×高さ70mm×厚さ1.6mmの板材(枠材)が使用されるが、板状材であればこの形状に限定されない。
図2に示すように、天枠2は連続した板状材によってほぼ四角形をなし、その中に小さな他の四角形を有する一重の枠体形状体11とされる。この枠体形状体11は他の部材で製作してもよい。この場合、外側の大きな四角形状部を第二空間枠部26と、そして内側の小さな四角形状部を第一空間枠部25と呼ぶことにする。従って、図2から判るように、第一空間枠部25と第二空間枠部26は連続した板状材で形成されるものであり、第一空間枠部25が第二空間枠部26の中に包まれた構成で、板状材によって区割された構成となっている。第二空間枠部26は、後述するように受梁に固着される枠としても機能する。
第二空間枠部26は、ほぼ正方形状をなし、内部に空間29を有し、下端部で板状材が結合された構成とされているが、この形状に限定されず、開放形状あるいは他部材を使用して閉形状とすることもできる。上端面および下端面は水平をなし、両側面は上下端面に対して90°方向に垂直をなす。
第一空間枠部25は最も重要な形状を構成する部分で第二空間枠部26内に包まれて、すなわちその内部域に形成される構成とされ、上下方向に長い長方形状をなし、右方に開口部(窓)27を有する。そして内部には空間32が形成され、この空間32は開口部27に連通する。図2からも判るように、第一空間枠部25の上下面および側方向面は第二空間枠部26の上下面および側方向面と平行をなし、水平方向配置、垂直方向配置とされて荷重に対して強い剛性を有するものとなっている。
第一空間枠部25には、側方向からガラス板6を側方向および上下方向に余裕を持って挿入されるようにした、すなわちガラス板6の奥までの挿入を許容した空間32を備えた第1の小空間部30およびこの第1の小空間部30に連通し、すなわち一体的にされ、下方に底部が形成された第2の小空間部31を有する。図では第1の小空間部30と第2の小空間部31とは、簡素化、強剛性とするために分割されない一体空間を有するように構成しているが、曲げた板状材によって分割されるようにしてもよい。「余裕を持って」とは、左右のタテ枠3および天枠2、下枠4を組み立てた後にガラス板6を嵌め込む時に、矢印で示すようにまず一方側にガラス板6の端部を差し入れ、次にガラス板6を設定長さを戻すことによって他方の枠に差し込れ、設定する工法を行うに際してガラス板6の端部が固定時の位置よりも内方に挿入されることを許容する程にという意味で使用する。従って、ガラス板6の側方向に端面から多少の間隙が有しているのみでは足らず、このような間隙は本実施例における余裕を持った空間を形成したということにはならない。このように、第1の小空間部30は、ガラス板6が側方向および上下方向に余裕を持って開口部27から挿入されることを許容するようにした開口部27および内部に空間32を備える。そして、第1の小空間部30の開口部27を形成する上面は側方向に折り曲げられた板状材によって形成されるが、この部分が押え部33として、すなわちガラス板6の抑え機能部として形成される。
第1の小空間部30は上下方向の2面と底面とによって内部に小空間28を有するように形成されるが、このように下方に底部が形成されることによって雨水が流過する樋とすることができる。
第2の小空間部31を形成するために上方向に折り曲げられた部分(右側面)およびこの部分が更に側方向に折り曲げられた部分が頂上部となる。この頂上に開口部27に面して台座部34が形成される。台座部34は第2の小空間部31に隣接し、上述した抑え部33に対峙した配置となる。台座部34を形成した板状材は直ちに上述の第二空間枠部26を形成するために下方に折り曲げられる。すなわち、第2の小空間部31を形成する上方に折り曲げられた板状材と第二空間枠部26を形成する下方に折り曲げられた板状材との間には小さな空間35が形成される。また、上述の抑え部33と第二空間枠部26との間には小空間36が形成される。
以上のように、連続した板状材によって第一空間枠部25、第二空間枠部26、抑え部33および台座部34が一体的に形成され、抑え部33、開口部27および台座部34は上下方向に一直線に並ぶ。このような状態で、台座部34の上にセッティングブロック14が載置され、固着される。セッティングブロック14は側方向に配置され、台座部14の樋よりもやや長く形成されたものが使用される。
このセッティングブロック14上に開口部27を介して挿入されたガラス板6が載置される。セッティングブロック14と、ガラス板6との間は固着されず、載置されるものであり、セッティングブロック14は、ガラス板6の側方向への微小変位を許容する。このようなセッティングブロック自体はよく知られている。
図2に示す天枠および左右のタテ枠は四角形状の3辺に配置され、下方向に後述する下枠12が配置され、ガラス板は天枠および左右のタテ枠のいずれかに開口部27を介して第1の小空間部30の奥深くまで矢印で示す位置まで挿入して他方のタテ枠の開口部27への挿入をし易くし、その後ガラス板6を戻してガラス板6の両端部をそれぞれタテ枠のセッティングブロックの上にかつガラス板の上側端を天枠のセッティングブロック上に載置し、最終的に位置決めを行う。このようにしてガラス板6の端部をセッティングブロック14上にセットした(位置設定した)状態が図2に示されている。
図2に示すように、ガラス板6はセッティングブロック14のみによってスライド可能に載置、保持される。このような構成によってガラス板6の微小変化を容易に許容する構成が提供されるが、この微小変化を防げない場合には他の部材を付加するようにしてもよい。
このようにガラス板6の端部をセッティングブロック14上にセットした後に、ガラス板6の端をまたいだ形で4角形状の押えブロック(押え部)17がガラス板6の端部と抑え部33との間に嵌め込まれる。この押えブロックは、セッティングブロック14よりは柔らかな弾性材質のもので製作されており、ガラス板6を押さえる機能と共に、シール材によってシール部を形成する時のシール部形成空間を形成する機能を有する。この例の場合、押えブロック17は断面4角形状をなしているが、この形状には限定されず、例えば台形であっても構わない。形成されたシール部形成空間にシール材によるシール部20が形成される。ガラス板6の端部と、抑え部33と、押えの押えブロック17とが一体に、全域に亘って固定部材となるシール材によってシール部形成空間にシール部20を形成して3者を全域に亘って固定密着する構造が提供される。シール部20は縦方向配置となり、かつ抑え部33によって直下日光がさえぎられている。
以上のように、枠対の内の天枠2およびタテ枠3のそれぞれは、連続する板状材がガラス板方向である側方向および上下方向に折り曲げられることによって形成され、側方向からガラス板が側方向および上下方向に余裕を持って開口部27から挿入されることを許容する空間を備えた第1の小空間部30と、該第1の小空間部30に連通し、下方に底部が形成されて樋を形成する第2の小空間部31を有する第一空間枠部25、板状材によって第一空間枠部から画割され受梁に固定されることになる第二空間枠部26、側方向に折り曲げられた部分で形成される板状の抑え部33、並びに上方向に折り曲げられた部分およびこの部分が更に側方向に折り曲げられることによって頂上に第2の小空間部31に隣接し、抑え部33に隣接した台座部34が形成される。
また、前述の第1の小空間部30、第2小空間部31、開口部27、第一空間枠部25、第二空間枠部26、抑え部33および台座部24を連続する板状材を使用しないで、枠体構造とすることによっても構成することが可能である。この場合、枠体形状体11を枠体構造とする。従って、枠体の内の天枠2およびタテ枠3のそれぞれは、ガラス板方向である側方向および上下方向の部材が一体化された枠体形状体11となり、この枠体形状体11には、側方からガラス板6が側方向および上下方向に余裕を持って開口部27から挿入されることを許容する空間を備えた第1の小空間部30と、該第1の小空間部30に連通し、下方に底部が形成された樋を形成する第2の小空間部31を有する第一空間枠部25、第一空間枠部25から区割され、後述する受梁に固定されることになる第二空間枠部26、側方の部材で形成される抑え部33、並びに上方向(下方向と言っても同じである)の部材およびこの部材が側方向の部材に一体になることによって頂上に第2の小空間部31に隣接し、抑え部33に対峙した台座部34が形成されることになる。
また、ガラス板6の端部がそれぞれの第1の小空間部30に開口部27を介して挿入され、セッティングブロック14上に載置されて位置が設定された構造、ガラス板と抑え部33との間にガラス板6の側方向への微小変位を許容し、ガラス板6を押え、およびシール部形成空間を形成する押え部(押えブロック17)がセッティングブロック14とガラス板6を介して対峙する形で設けられえる構造を有し、ガラス板6の端部と、抑え部33と、押え部33が一体に、固定部材となるシール材によってシール部形成空間にシール部20を形成して固定密着する構造が構成される。
天枠2の枠体形状体11とタテ枠3の枠体形状体は接合され、一体化される。この固定密着構造およびセッティングブロック14上にガラス板6を固定することなく載置する手段は、ガラス板6の側方向への微小変位を許容することになる。そして、この構成は、従来のガラス板の両側にシール部を形成する手段と違って、下方側にセッティングブロック14を、そして上側に対向して押えブロック17を配置して保持する手段を採用しており、ガラス板6をよく保持すると共に、長年の使用によってもシール部20が保護されているので、破損することがない。また、シール部20は横向きシール部とされて抑え部33によって直射光線が直接当たることが防止されており、従って抑え部33は直射光線直接照射を防止する機能を有する。
そして、押え部17は、前記セッティングブロックよりも弾性のある押えブロックで構成され、該押えブロックはガラス板6と押え部33との間に嵌挿される。
図3は下枠4の構造図である。
下枠4が連続する板状材が側方向および上下方向に折り曲げられて形成されることは図2で説明したことと同じである。また、板状材以外の構造材を使用してもよい。12は一重の枠体形状体を示す。板状材としては、角形状である。幅75mm×高さ54mm×厚さ1.6mmの板材(枠材)が使用されるが、板状材であればこの形状に限定されない。
図3に示すように、下枠4は連続した板状材によってほぼ四角形をなし、その内方におよび外側に小さな空間を形成する一重の枠体形状とされる。この場合、外側の大きな四角形状部を第四空間枠部46と、そして四方および外側に形成される小さな空間を第三空間枠部45と呼ぶことにする。この第三空間枠部45は、後述する抑え体51の存在を考慮するとより明確なものとなる。従って、図3から判るように第三空間枠部45と第四空間枠部46は連続した板状材で形成されたものであり、第三空間枠部45の一部が第四空間枠部46の中に包まれた構成で、板状材によって区割された構成となっている。第四空間枠部46は、後述するように受梁に固着される枠としても機能する。
第四空間枠部46は、ほぼ正方形状をなし、円部に空間49を有し、下端部で板状材が結合された構成となっているが、この形状に限定されず開放形状あるいは他の部材を使用して閉形状とすることもできる。上端面および下端面を水平になし、両側面に対して90°方向に垂直をなす。
第三空間枠部45は最も重要な形状を構成する部分である。
第三空間枠部45の近くに止めビス50に固定される抑え体51が固着される。抑え体51は、側方方向配置とされた板状の抑え板52と押えブロック18とから構成される。押えブロック18は、板状の抑え板の下方に接触して置かれる。図2の例にあっては、抑え部33は板状材によって形成されたが、図3に示す例にあっては抑え板52によって構成される抑え部は、板状材と別の材料によって構成され、機能は同一である。
第三空間枠部45は、第四空間枠部46と、別体の抑え体51によっても構成されるが、機能は図2に示す第一空間枠部30と同じである。従って、第三空間枠部45は第四空間枠部46と抑え体51内に包まれて、すなわち内部域に形成される構成とされ、上下方向に長い長方形状をなし、左方に、すなわち図2に示す開口部27に側方向で対向する形で開口部(窓)53を有する。そして内部には空間54が形成され、この空間54は開口部53に連通する。図3からも判るように、第三空間枠部45の下面および側方向面は第四空間枠部46の上下面および側方向面と平行をなし、水平方向配置、垂直方向配置とされて荷重に対して強い剛性を有するものとなっている。
第三空間枠部45には、図2に示すと同様に、側方向からガラス板6を側方向および上下方向に余裕を持って挿入されるようにした。すなわちガラス板6を奥までの挿入を許容した空間を備えた第3の小空間部60およびこの第3の小空間部60に連通し、すなわち一体的にされ、下方に底部が形成された第4の小空間部61を有する。図では第3の小空間部60と第4の小空間部61とは簡素化、強剛性とするために分割されない一体空間を有するように構成しているが、曲げた板状材によって分割されるようにしてもよい。第3の小空間部60は、ガラス板6が側方向および上下方向に余裕を持って開口部53から挿入されることを許容するようにした開口部53および内部に空間54を備える。そして、第3の小空間部60の開口部53を形成する上面は抑え体51の抑え板52によって形成されるが、この部分が抑え部55として、すなわちガラス板6の抑え機能部として作用する。
第3の小空間部60は上下方向の2面と底面とによって内部に小空間を有するように形成されるが、このように下方に底部が形成されることによって小樋(溝,樋)とすることができる。
第4の小空間部61と形成するために上方向に折り曲げられた部分が更に側方向に折り曲げられた部分が頂上部となる。この頂上に開口部53に面して他の台座部64が形成される。この台座部64は第4の小空間部61に隣接し、上述した抑え部55(他の抑え部)に対峙した配置となる。台座部64を形成した板状材は直ちに上述の第四空間枠部46を形成するために下方に折り曲げられる。すなわち第4の小空間部61を形成する上方に折り曲げられた板状材と第四空間枠部46を形成する下方に折り曲げられた板状材との間には小さな空間65が形成される。
以上のように、連続した板状材によって第三空間枠部45、第四空間枠部46および他の台座部64が一体的に形成され、また上述の第三空間枠部45を形成するためにこの第三空間枠部45に固定された抑え体51が付加されている。
抑え板52による抑え部、開口部53および他の台座部64は上下方向に一直線に並ぶ。このような状態で、他の台座部64の上にセッティングブロック(第2のセッティングブロック)15が載置され、固着される。セッティングブロック15は側方向に配置され、台座部64の幅よりもやや長く形成したものが使用される。
このセッティングブロック15上に開口部53を介して挿入されたガラス板6が載置される。ガラス板6は、まず上述の天枠11の開口部27もしくは下枠12の開口部53を介して挿入されるが、ガラス板6をまず下枠12の開口部53を介して挿入する場合、第3の小空間部60の奥深くまで挿入して他方の天枠11の開口部27への挿入をし易くし、その後ガラス板6を戻してガラス板6の両端部をそれぞれ下枠12および天枠11のセッティングブロック64,34上に載置し、最終的に位置決めを行う。このようにしてガラス板6の端部をセッティングブロック64上にセットした状態が図3に示されている。
このように、ガラス板6の端部をセッティングブロック64上にセットした後に、ガラス板6の端をまたいだ形で4角平板形状の挿入ブロック(押え部)18がガラス板6の端部と押え板52の抑え部との間に嵌め込まれる。この場合に、押えブロック18の一部は第三空間枠部46の上面上側にも接触する。この例ではガラス板6を位置決めした後に押えブロック18を嵌め込むようにしているが、予めブロック18を抑え板52に取り付けておいてからガラス板6を挿入するようにすることも可能である。この押えブロック64は、セッティングブロック64よりは柔らかな弾性材質のもので製作されており、ガラス板6を押さえる機能と共に、シール材によってシール部を形成する機能を有する。この例の場合、押えブロック18は4角平面形状をなしているが、この形状には限定されず、例えば台形状であっても構わない。
形成されたシール部形成空間を含む押えブロック18の全周にわたってシール材によるシール部21が形成される。ガラス板6の端部と、抑え板52の抑え部と押えの押えブロック18とが一体に、固定部材となるシール材によってシール部形成空間にシール部21の形成を形成して3者を固定密着する構造が提供される。また、シール部21の一部は、抑え板52の抑え部、押えの押えブロック18、および第四空間枠部46の上側上面とを一体にシールする。
この構造の提供に当っては、下枠12であること、すなわち雨水が天枠11方向からガラス板6上とを流れ下ってくることに対する対応が必要とされる。このため、押えブロック18は全域に亘って設けられるのではなく、複数の押えブロック18を間隔を置いて配置したものとされ、これに伴なってシール部21も複数のシール部からなって間隔を置かれたものとなる。これらのシール部間の間隔が雨の通路部とされる。雨の通路部を流れる雨が第三の空間枠部45に流れ込まないようにガラス板6の端面と第三空間枠部45の内面との間には全域に亘ってシール材によるシール部23が形成される。
以上のようにガラス板6の端部が第3の小空間部60に開口部53を介して挿入され、第2セッティングブロック15上に載置されて位置が設定される構造、ガラス板6を押さえて、およびシール部形成空間を形成する第2の押え部18が第2のセッティングブロック15とガラス板6を介して対峙する形で設けられる構造、ガラス板6の他の端部と、第2の抑え部と、第2の押え部とが一体に、前記固定部材となるシール材によって第2のシール部が形成されて固定密着される構造が提供される。この下枠3は、タテ枠3との枠体形状同士が接合され一体化される。
この固定密着構造、シール部23およびセッティングブロック64上にガラス板6を固定することなく載置する手段は、ガラス板6の側方向への微小変位を許容することになる。そして、この構成は、図1に示す構造のものと同一に、従来のガラス板の両側にシール部を形成する手段と違って、下方側にセッティングブロック64を、そして上側に対向して押えブロック18を配置して保持する手段を採用しており、ガラス板6をよく保持すると共に、長年の使用によってもシール部21,23が保護されているので、破損することがない。また、シール部21は横向きシール部とされ、抑え板52によって直射光線が直接当ることに防止されており、従って抑え板52は抑え部形成機能とシール部21への直射光線直接照射を防止する機能を有する。
図4は、中間枠5の構造図である。
中間枠(中サン)5が連続する2つの板状材が側方向および上下方向に折り曲げられて形成されることは図2、図3で説明したことと同じである。13は枠体形状体を示す。板状材は、角形状である幅50mm×高さ54mm×厚さ1.6mmの板材(枠材)が使用されるが板状材であればこの形状に限定されない。
図4に示すように、中間枠5は2つの連続した板状材によってほぼ四角形をなし、その内方におよび外側に小さな空間を形成する一重の枠体形状とされる。2つの板状材は図に示すように下方向の折り曲部で連続されて一体とされ、連続したものとなる。この場合、外側の大きな四角形状部を第六空間枠部76と、そして内方および外側に形成される小さな空間を第五空間枠部75と呼ぶことにする。この第五空間枠部75は、後述する抑え体81(第2の抑え体)の存在を考慮することにより明確なものとなる。従って、図4から判るように、第五空間枠部75と第六空間枠部76とは連続した板状材で形成されたものであり、第五空間枠部75の一部が第六空間枠部76の中に包まれた構成で、板状材によって区割された構成となっている。図2、図3に示す例とは違って第六空間枠部76は受梁に固着されることはなく、従って第二空間枠部26および第四空間枠部46に比べて小形形状とされる。
第六空間枠部76は、ほぼ正方形状をなし、円部に空間79を有し、2ヶ所で板状材が結合された構成となっているが、この形状に限定されず、開放形状あるいは他の部材を使用して閉形状とすることもできる。上端面および下端面は水平をなし、両側面は上下端面に対して90°方向に垂直をなす。第五空間枠部75は最も重要な形状を構成する部分である。
第五空間枠部75の近くに止めビス70に固定される抑え部71が固着される。抑え体71は、側方方向配置とされた板状の抑え板72と押えブロック19とから構成される。押えブロック19は、板状の抑え板の下方に接触して置かれる。
図2の例では、抑え部133は板状材によって形成されたが、図4に示す例にあっては抑え部133は、抑え板72によって構成され、抑え部は板状材と別の材料によって構成され、機能は同一である。
第五空間枠部75は、第六空間枠部76と、別体の抑え体71によっても構成されるが、機能は図2に示す第一空間枠部30と同じである。
従って、第五空間枠部75は第六空間枠部76と抑え体71内に包まれて、すなわち内部域に形成される構成とされ、上下方向に長い長方形状をなし、左方に、すなわち図2に示す開口部27および図3に示す開口部53に側方向で対向する形で開口部(窓)73を有する。そして内部には空間74が形成され、この空間74は開口部73に連通する。図4からも判るように、第五空間枠部75の下面および側方向面は第六空間枠部46の上下面および側方向面と平行をなし、水平方向配置、垂直方向配置とされて荷重に対して剛性を有するものとなっている。
第五空間枠部75には側方向からガラス板6を側方向および上下方向に余裕を持って挿入されるようにした。すなわちガラス板6を奥中央までの挿入を許容した空間を備えた第5の小空間部80およびこの第5の小空間部80に連通し、すなわち一体的にされ、下方に底部が形成された第6の小空間部81を有する。図では第5の小空間部80と第6の小空間部80と第6の小空間部81とは簡素化、強剛性とするために分割されない一体空間を有するように構成しているが、曲げた板状材によって分割されるようにしてもよい。第5の小空間部80は、ガラス板6が側方向および上下方向に余裕を持って開口部73から挿入されることを許容するようにした開口部73および内部に空間74を備える。そして、第5の小空間部80の開口部73を形成する上面は抑え体71の抑え板72によって形成されるが、この部分が抑え部として、すなわちガラス板6の抑え機能部として作用する。
第5の小空間部80は上下方向の2面と底面とによって内部に小空間を有するように形成されるが、このように下方に底部が形成されることによって小樋(呼樋溝,樋)とすることができる。
第6の小空間部81と形成するために上方向に折り曲げられた部分(左側面)およびこの部分が更に側方向に折り曲げられた部分で第六空間枠部76の上面が頂上部となる。この頂上に開口部73に面して27の台座部84が形成される。この台座部84は第6の小空間部81に隣接し、上述した抑え部133(第3の抑え部)に対峙した配置となる。
以上のように、連続した板状材によって第五空間枠部75、第六空間枠部76および2つの台座部84が一体的に形成され、また上述の第五空間枠部75を形成するためにこの第五空間枠部75に固定された抑え体71が付加されている。
抑え板72による抑え部、開口部73および2つの台座部84は上下方向に一直線に並列した2つの直線で一直線に並ぶ。このような状態で、2つの台座部84の上にこれらをまたぐようにしてセッティングブロック(第3のセッティングブロック)16が載置され、固着される。セッティングブロック16は側方向に配置され、2つの台座部84の幅よりもやや短く形成したものが使用される。
このセッティングブロック16上に開口部73を介して挿入されたガラス板6が載置される。ガラス板6は、まず上述の天枠11の開口部73もしくは下枠12の開口部73を介して挿入されるが、ガラス板6をまず下枠12の開口部73を介して挿入する場合、第5の小空間部80の奥深くまで挿入して開口部73への挿入をし易くし、その後ガラス板6を戻してガラス板6の両端部をそれぞれセッティングブロック84上に載置し、最終的に位置決めを行う。このようにしてガラス板6の端部をセッティングブロック84上にセットした状態が図4に示されている。
このように、ガラス板6の端部をセッティングブロック84上にセットした後に、ガラス板6の端をまたいだ形で4角平板形状の押えブロック(押え部)19がガラス板6の端部と抑え板72の抑え部133との間に嵌め込まれる。この例ではガラス板6を位置決めした後に押えブロック19を嵌め込むようにしているが、予めブロック19を抑え板72に取り付けておいてからガラス板6を挿入するようにすることも可能である。この押えブロック19は、セッティングブロック84よりは柔らかな弾性材質のもので製作されており、ガラス板6を押さえる機能と共に、シール材によってシール部を形成する時のシール部形成空間を形成する機能を有する。この例の場合、押えブロック19は4角平面形状をなしているが、この形状には限定されず、例えば台形状であっても構わない。
形成されたシール部形成空間を含む押えブロック19の全周にわたってシール材によるシール部22が形成される。ガラス板6の端部と、抑え板72の抑え部133と押えの押えブロック19とが一体に、固定部材となるシール材によってシール部形成空間にシール部22の形成を形成して3者を固定密着する構造が提供される。
この構造の提供に当っては、中間枠13であること、すなわち雨水が天枠11方向からガラス板6上を流れ下ってくることに対する対応が必要とされる。このため、押えブロック19は全域に亘って設けられるのではなく、複数の押えブロック19を間隔を置いて配置したものとされ、これに伴なってシール部22も複数のシール部からなって間隔を置かれたものとなる。これらのシール部間の間隔が雨の通路部とされる。雨の通路部を流れる雨が第五空間枠部75に流れ込まないようにガラス板6の両端面との間には全域に亘ってシール材によるシール部24が形成される。
以上のように、第3のセッティングブロック16の上に一方および他方のガラス板6が載置されて位置が設定された構造、ガラス板6を押さえて、およびシール部形成空間を形成する第3の押え部19が第3のセッティングブロック16とガラス板6を介して対峙する形で設けられる構造、一方および他方のガラス板と第3のセッティングブロック16とが、一体に、シール材によって第3のシール部22が形成されて固定密着される構造が提供される。この中間枠5はタテ枠3との枠体形状体同士が接合され一体化される。
この固定密着構造、シール部24およびセッティングブロック84上にガラス板6を固定することなく載置する手段は、ガラス板6の側方向への微小変位を許容することになる。そして、この構成は、図1に示す構造のものと同様に、従来のガラス板の両側にシール部を形成する手段と違って、下方側にセッティングブロック34を、そして上側に押えブロック19を配置して保持する手段を採用しており、ガラス板は縮小変形に対応できるようによく保持されており、長年の使用によってもシール部21、23が保護されているので、破損することがない。また、シール部22は横向きシール部とされ、抑え板72によって直射光線が直接当ることが防止されており、従って抑え板72は抑え部形成機能とシール部22への直射光線直接照射を防止する機能を有する。
図2、図3および図4において形成された第一空間枠部31、第三空間枠部61および第五空間枠部81はそれぞれ樋としての機能を有する。図2、図3および図4に示す各枠体にあっては雨水が各開口部27、53、73から入ってくることはないが、何等の都合が雨水が入って来た場合の対策として設けられる。すなわち、シール部が何かの事故で切れたり、劣化した場合に、天窓から室内への雨もりを防ぐために安全装置として作用するものである。
図5は、図2に示すタテ枠3の受梁91への取り付け構造取り付け工法を示す図である。タテ枠3は左右2ヶ所にあってそれぞれ受梁91に取り付けられるが、図5は左方側の取り付け構造を示しており、右方側のタテ枠3は180°回転した状態で受梁に取り付けられる。また、天枠2、下枠4の受梁への取り付けも図5に示すと同様である。
図5において、図2に示すタテ枠3は、受梁91に支持ビスヘックス92によって取り付けられ、固定される。すなわち第二空間枠部26が支持ビスヘックス92によって受梁91に固定される。受梁91に近接して折り板93にへこみ部94が形成され第二空間枠部26に対して間隔をおいて設けてある。このへこみ部94の上面であって第二空間枠部26との間にバックアップ材96が設けてあり、第二空間枠部26と、バックアップ材96と、へこみ部94の上面との間にコーキング部が形成される。へこみ部94の入口部には水切98が設けられる。これらの取り付けを現場にて順序よく行うことによって工場で一体成形体とされたタテ枠3は屋根の受梁91に固定されることになる。このように、工場で製作された天窓100を簡単工法によって受梁91に簡便、容易に取り付けることができる。
図6から図8は雨水の排水構造、排水方法を示す図であり、図6は、タテ枠3と下枠4との接合部における排水構造一部平面図、図7はその側面図およびず8はその立面図を示す。これらの図において、タテ枠3には天枠2から下枠4に向けて第一空間枠部31によって形成された樋101が配設され、この樋101には天枠2の第一空間枠部31によって形成された他の樋が連通される。
また、この樋101にはその途中において第五空間枠部81によって形成された樋(図示せず)が連通される。従って、万一雨水が第一空間枠部31あるいは第五空間枠部81に漏れて来たような場合には樋101に漏水は導かれて流下することになる。
樋101の最下位部は下枠3の樋102(第三空間枠部61によって形成される)に合体、連通しており、樋102を流れて来た水と合流する。下枠3は他の下枠3´と一体とされており、上述した合体した樋は下枠3´に設けた樋102´に合体、連通する。
樋102´は外部に設けた水落(103に連通しており、ここから屋根外部へと導出される。
図9から図11は実施例2の構造を示す図であり、図9は実施例1の図2に、図10は図3に、そして図11は図3に対応する。
実施例2は、実施例1と実質的に同一であり、同一の構成には同一の番号が付してあり、実施例1の説明を援用するものとし、また図6から図8についても援用するものとする。実施例2が実施例1と異なる事項は、ガラス板6が厚めのものが使用されていることである。これに伴なって図9、図10、図11において図2、図3、図4とは少しずつ構成に相違が生ずる。図9における相違点は、開口部27の大きさがガラス板6の厚さに対応して大きくなっている。また、他の構造も大きくなっている。図10における相違点は、シール部23の下方にシール部23に接してバックアップ材111がガラス板6と第四空間枠部46の外表面との間に設けられ、バックアップ材111がシール部23の保持を助けていることにある。
図11における相違点は、シール部24の下方にシール部24に接してバックアップ材112がガラス板6の両端面に設けられ、バックアップ材112がシール部24の保持を助けていることにある。
本実施例によれば、上述した構造を備えており、水平に支持されたガラス板6は、どの方向からの水平力に対してでも常に微小変位を許すような状態にしてシール部が構成されており、しかも連続した板状材を加工して使用しているので、天窓の小口に雨水が入ることなく、ガラス板の小口に設けるシール部にひび割れあるいは過大な衝撃力が作用して破損することがなく、従ってガラス板に対しても破損することがなく、かつ工法が容易で安価にして汎用性の高い天窓を提供することができる。更に、実施例は単数ガラス板ばかりでなく複数枚のペアガラス板にも適用することができる。また、本実施例の天窓は折板、瓦棒、コロニアル等の各種の屋根に適用可能であり、曲面屋根にも使用することができる。従って、本実施例によれば、日本建築学会の建築工事標準仕様書ガラス工事JASS17を満足する天窓を提供することができる。
また、本実施例は、図1、図2.図3あるいは図9、図10、図11に示す構成をしており、高精度、高品質にして工場完成品とすることができ、現場取付工期が超短縮されて格安の天窓を提供することができる。
また、本実施例は、ステンレスやチタン材質の超高級品材料を使用して高級な天窓とすることができる。
本発明の実施例の各種天窓の概略構成を示す図。 本発明の実施例の構造を示す図。 本発明の実施例の他部の構造を示す図。 本発明の実施例の他部の構造を示す図。 本発明の実施例の受梁への取付構造を示す図。 雨水の排水構造の平面図。 図6の側面図。 図6の立面図。 本発明の他の実施例の構造を示し、図2に対応する図。 本発明の他の実施例の構造を示し、図3に対応する図。 本発明の他の実施例の構造を示し、図4に対応する図。
符号の説明
2…天枠、3…タテ枠、4…下枠、5…中間枠(中サン)、6…ガラス板、11,12,13…枠体形状体、14,15,16…セッティングブロック、17,18,19…押え部、20,21,22,23,24…シール部、25…第一空間枠部、26…第二空間枠部、27…開口部、30…第1の小空間部、31…第2の小空間部、33…押え部、34…台座部、45…第三空間枠部、46…第四空間枠部、51…抑え体、52…抑え板、53…開口部、60…第3の小空間部、61…第4の小空間部、64…台座部(第2台座部)、71…抑え体、72…抑え板、73…開口部、75…第五空間枠部、76…第六空間枠部、80…第5の小空間部、81…第6の小空間部、84…台座部、100…天窓。

Claims (7)

  1. 天枠、タテ枠および下枠からなって方形状に配設され、受梁に固定される枠体および該枠体に固定部材によって固定されるガラス板を有して構成される天窓において、
    前記枠体の内の天枠およびタテ枠のそれぞれは、ガラス板方向である側方向および上下方向の部材が一体化される枠体形状体によって形成され、該枠体形状体には、側方向から前記ガラス板が側方向および上下方向に余裕を持って開口部から挿入されることを許容する空間を備えた第1の小空間部と、該第1の小空間部に連通し、下方に底部が形成されて樋を形成する第2の小空間部を有する第一空間枠部、第一空間枠部から画割され前記受梁に固定されることになる第二空間枠部、側方向の部材で形成される抑え部、並びに上方向の部材およびこの部材が側方向の部材に一体になることによって頂上に第2の小空間部に隣接し、前記抑え部に対峙した台座部が形成され、
    前記台座部にセッティングブロックが載置され、
    前記ガラス板の端部がそれぞれの第1の小空間部に前記開口部を介して挿入され、前記セッティングブロック上に載置されて位置が設定され、該ガラス板が該セッティングブロックのみで保持される構造、前記ガラス板を押さえて、およびシール部形成空間を形成する押え部が前記セッティングブロックと前記ガラス板を介して対峙する形で設けられる構造、前記ガラス板の端部と、前記抑え部と、前記押え部が一体に、前記固定部材となるシール材によって前記シール部形成空間にシール部が形成されて固定密着される構造を有して、前記ガラス板が前記抑え部と前記セッティングブロック間を側方向に微小変位することを許容するようにしたこと
    を特徴とする天窓。
  2. 天枠、タテ枠および下枠からなって方形状に配設され、受梁に固定される枠体および該枠体に固定部材によって固定されるガラス板を有して構成される天窓において、
    前記枠体の内の天枠およびタテ枠のそれぞれは、連続する板材がガラス板方向である側方向および上下方向に折り曲げられることによって形成され、側方向から前記ガラス板が側方向および上下方向に余裕を持って開口部から挿入されることを許容する空間を備えた第1の小空間部と、該第1の小空間部に連通し、下方に底部が形成されて樋を形成する第2の小空間部を有する第一空間枠部、板状材によって第一空間枠部から画割され前記受梁に固定されることになる第二空間枠部、側方向に折り曲げられた部分で形成される板状の抑え部、並びに上方向に折り曲げられた部分およびこの部材が更に側方向に折り曲げられることによって頂上に第2の小空間部に隣接し、前記抑え部に対峙した台座部が形成され、
    前記台座部にセッティングブロックが載置され、
    前記ガラス板の端部がそれぞれの第1の小空間部に前記開口部を介して挿入され、前記セッティングブロック上に載置されて位置が設定された、該ガラス板が該セッティングブロックのみで保持される構造、前記ガラス板を押さえて、およびシール部形成空間を形成する押え部が前記セッティングブロックと前記ガラス板を介して対峙する形で設けられる構造、前記ガラス板の端部と、前記抑え部と、前記押え部が一体に、前記固定部材となるシール材によって前記シール部形成空間にシール部が形成されて固定密着される構造を有して、前記ガラス板が前記抑え部と前記セッティングブロック間を側方向に微小変位することを許容するようにしたこと
    を特徴とする天窓。
  3. 請求項1または2において、前記押え部は、前記セッティングブロックよりも弾性のある押えブロックで構成され、該押えブロックは前記ガラス板と前記抑え部との間に嵌挿されることを特徴とする天窓。
  4. 請求項2または3において、前記枠体の内の下枠は、連続する板状材が側方向および上下方向に折り曲げられることによって形成され、側方向から前記ガラス板が側方向および上下方向に余裕を持って他の開口部から挿入されることを許容する空間を備えた第3の小空間部と、該第3の小空間部に連通し、下方に底部が形成されて樋を形成する第4の小空間部とを有する第三空間枠部、板状材によって区割され前記受梁に固定されることになる第四空間枠部、並びに上方向に折り曲げられた部分およびこの部分が更に側方向に折り曲げられることによって頂上に第4の小空間部に隣接して第2の台座部が形成され、
    第四空間枠部に保持される第2の抑え部および該抑え部と前記ガラス板の端部との間に設けられて前記ガラス板を押さえる第2の押え部を備え、
    前記第2の台座部に第2のセッティングブロックが載置され、
    前記ガラス板の端部が第3の小空間部に前記開口部を介して挿入され、第2セッティングブロック上に載置されて位置が設定される構造、前記ガラス板を押さえて、およびシール部形成空間を形成する第2の押え部が第2のセッティングブロックと前記ガラス板を介して対峙する形で設けられる構造、前記ガラス板の他の端部と、第2の抑え部と、第2の押え部とが一体に、前記固定部材となるシール材によって第2のシール部が形成されて固定密着される構造を有して、前記ガラス板が第2の抑え部と第2のセッティングブロック間を側方向に微小変位することを許容するようにしたこと
    を特徴とする天窓。
  5. 請求項4において、該第2の押え部は複数の押えブロックからなって該押えブロック間に雨通路部が形成されることを特徴とする天窓。
  6. 請求項5において、前記ガラス板の一方とこれに並行配置される他方のガラス板とを接続する部分で使用される中間枠は、連続する板状材が側方向および上下方向に折り曲げられることによって形成され、下方に底部が形成されて樋を形成する第5の小空間部を有する第五空間枠部、板状材によって区割された第六空間枠部、並びに上方向に折り曲げられた部品およびこの部分が更に側方向に折り曲げられることによって頂上に、第5の小空間部に隣接して対峙する2つの台座部が形成され、
    前記タテ枠によって保持される第3の抑え部および該第3の抑え部と、前記ガラス板の一方および他方の端部との間に設けられて、前記ガラス板を押さえる第3の押え部を備え、
    前記2つの台座部を跨いで第3のセッティングブロックが載置され、
    該第3のセッティングブロックの上に前記一方および他方のガラス板が載置されて位置が設定された構造、前記ガラス板を押さえて、およびシール部形成空間を形成する第3の押え部が第3のセッティングブロックと前記ガラス板を介して対峙する形で設けられる構造、前記一方および他方のガラス板と第3のセッティングブロックとが、一体に、シール材によって第3のシール部が形成されて固定密着される構造を有して、前記ガラス板が第3の抑え部と、第3のセッティングブロック間を側方向に微小変位することを許容すること
    を特徴とする天窓。
  7. 請求項6において、該第3の押え部は複数の抑えブロックからなって該複数の押えブロック間に雨通路部が形成されることを特徴とする天窓。
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