JP2008011129A - Vif搬送波再生回路 - Google Patents

Vif搬送波再生回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2008011129A
JP2008011129A JP2006178915A JP2006178915A JP2008011129A JP 2008011129 A JP2008011129 A JP 2008011129A JP 2006178915 A JP2006178915 A JP 2006178915A JP 2006178915 A JP2006178915 A JP 2006178915A JP 2008011129 A JP2008011129 A JP 2008011129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vif
signal
circuit
offset
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Revoked
Application number
JP2006178915A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Chigira
宏和 千吉良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2006178915A priority Critical patent/JP2008011129A/ja
Publication of JP2008011129A publication Critical patent/JP2008011129A/ja
Revoked legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Television Receiver Circuits (AREA)

Abstract

【課題】VIF回路にて再生された搬送波をSIF回路のダウンコンバートに用いる際に、オフセット電流を加えることによりバズ音を抑制しようとすると、受信感度が低下する。
【解決手段】再生搬送波を生成するPLLのAPC検波器66の混合部100の出力電流IAPCにオフセット電流IOFFSETを合成するオフセット電流回路116,118を設ける。オフセット電流回路116,118は、スイッチ回路120,122を介してAPC検波器66の出力端子114に接続される。弱電界検出回路が弱電界状態を検出している状態では、スイッチ回路120,122はオフされる。これにより、弱電界状態にて、VCOの制御に対してIAPCに比しIOFFSETが支配的になり、ロックしにくくなることが回避され、受信感度が向上する。
【選択図】図2

Description

本発明は、搬送波を振幅変調した映像中間周波信号(VIF信号)から再生搬送波を生成するVIF搬送波再生回路に関し、特に、再生搬送波を用いた処理により得られる映像信号や音声信号の特性が良好とすることができる回路に関する。
テレビジョン受信機は、目的とする放送局から受信した無線周波数のテレビジョン信号を所定の中間周波数(IF:Intermediate Frequency)にダウンコンバートした後、そのIF信号から映像信号、音声信号などを復調する。例えば、VIF(Video Intermediate Frequency)回路は、映像中間周波信号(以下、VIF信号)から、輝度情報などが複合された映像信号を復調する。VIF信号は、映像信号を例えば、58.75MHz等の中間周波数を有する搬送波に重畳した信号であり、VIF回路は、VIF信号の搬送波を再生し、この再生搬送波を用いて同期検波を行い、映像信号を抽出する。
一方、SIF(Sound Intermediate Frequency)回路は、所定のキャリア周波数の音声中間周波信号(以下、SIF信号)をダウンコンバートした後、FM検波を行って音声信号を復調する構成とすることができる。このダウンコンバートは、SIF信号に所定周波数の信号を混合することにより行うことができる。混合される信号として、VIF回路にて生成される再生搬送波を用いる構成として、回路構成の簡略化を図ることが行われる。
図3は、この従来の構成のVIF回路及びSIF回路のブロック図である。VIF回路2は、入力端子4から入力されたVIF信号をアンプ6で増幅した後、検波器(VDET)8に入力する。VDET8はVIF信号と再生搬送波とを混合して映像信号を抽出する。検波された映像信号は、ビデオアンプ(VAMP)10にて増幅され出力端子12から出力される。またSIF回路20は、入力端子22から入力されたSIF信号とVIF回路2にて生成される再生搬送波とを混合器24で混合し、周波数がダウンコンバートされたSIF信号をFM検波器26に入力し、FM検波器26でSIF信号から音声信号を抽出する。
再生搬送波は、APC(Automatic Phase Control)検波器30、APCフィルタ32、電圧制御発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillator)34、移相器36を含んで構成されるフェーズロックループ(PLL:Phase Locked Loop)38により生成される。PLL38は、APC検波器30にアンプ6から入力されるVIF信号と、移相器36から入力される発振信号とが90°の位相差で同調(ロック)するように制御を行う。移相器36は、この発振信号をAPC検波器30へ出力すると共に、その位相を90°ずらした発振信号を再生搬送波としてVDET8へ出力する。例えば、移相器36は、VIF信号の搬送波に対する位相差が0°の再生搬送波を出力する。
さて、VIF回路2に入力されるVIF信号は、SAW(Surface Acoustic Wave)フィルタを用いて不要成分を除去されている。SAWフィルタは図4に示すように、映像中間周波数fVIFより低域側から高域側に向けて減衰する透過特性40を有する。このフィルタ特性の影響を受けて、fVIFの映像搬送波成分42の両側にそれぞれ現れるサイドバンド成分44,46は低域側の成分44と高域側の成分46とで強度が非対称となる。VIF信号にロックするように動作するPLL38は、このVIF信号における非対称のサイドバンド成分の影響を受けて、fVIFに正確にロックすることができない。このサイドバンド成分の影響を受けた再生搬送波をSIF回路20の混合器24に入力すると、サイドバンド成分の影響がFM検波器26から出力される音声信号にてバズ音として現れることになるという問題があった。例えば、NTSC方式における水平走査周波数や垂直走査周波数に応じたバズ音が発生し得る。
そこで、従来は、APC検波器30が2つの入力信号の位相差に応じて出力する電流(位相検波出力電流)IAPCにオフセット電流IOFFSETを合成して、PLL38のロック状態を、バズ音が発生しない状態に補正することが行われている。ちなみに、APC検波器30は、出力電流IAPCが、2つの入力信号の位相差が90°のときに原理的に0となるように構成され、2つの入力信号の位相差が90°からずれると、そのずれ量と共にIAPCの絶対値が増加する。
APCは、APC検波器30に入力されるVIF信号の強度にも依存する。例えば、VIF信号の振幅が小さくなる弱電界状態では、IAPCの絶対値は小さくなり、逆に強電界状態ではIAPCの絶対値は大きくなる。
強電界状態では、APC検波器30への2つの入力信号の位相差が比較的小さくてもIAPCの絶対値が比較的大きくなるので、PLL38はIAPCの絶対値を小さくするように動作することで、ロック状態へ収束することが可能である。
これに対して、弱電界状態では、IAPCの絶対値が小さくなると共に、APC検波器30への2つの入力信号の位相差に応じたIAPCの変化も小さくなる。そのため、PLL38の制御において、位相差に無関係なIOFFSETが支配的となり、PLL38はロック状態に到達することが困難となる。その結果、その状態で得られる再生搬送波を用いて行われるVDET8での同期検波は検波効率が低下する。すなわち、IAPCとIOFFSETとの合成電流でPLL38を制御する従来の構成では、PLL38がロック不能となる電界強度が比較的大きくなり、映像信号を良好に検波できなくなるVIF信号のレベルが高くなる、つまり感度が低下するという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、音声信号におけるバズ音の抑制と、映像信号における感度向上とが図られるVIF搬送波再生回路を提供することを目的とする。
本発明に係るVIF搬送波再生回路は、制御電圧に応じた周波数の発振信号を生成する電圧制御発振器と、前記発振信号とVIF信号との位相差に応じた位相検波出力電流を生成する位相検波器と、前記位相検波出力電流に基づいて前記制御電圧を生成する制御電圧生成回路とを含んで前記発振信号を前記VIF信号に同調させるフェーズロックループを有し、前記発振信号に基づいて映像中間周波数を有する再生搬送波を生成する回路であって、所定のオフセット電流を生成し、前記位相検波出力電流に合成するオフセット電流回路と、前記位相検波出力電流と前記オフセット電流とを合成するか否かを切り換え可能なスイッチ回路と、前記VIF信号の所定の弱電界状態を検出し、当該弱電界状態にて前記スイッチ回路を前記合成の停止状態とする制御回路と、を有するものである。
上記VIF搬送波再生回路は、音声中間周波数信号に混合され、音声中間周波数のダウンコンバートに用いられる信号として、前記再生搬送波をSIF回路に供給し、前記オフセット電流は、ダウンコンバートされた前記音声中間周波数信号から再生される音声の音質に基づいて設定される。さらに、前記オフセット電流は、前記音声におけるバズ音が極小となることに基づいて設定することができる。
上記VIF搬送波再生回路は、前記VIF信号に混合され、前記VIF信号からの映像信号の同期検波に用いられる信号として、前記再生搬送波を同期検波回路に供給することができる。この場合に、前記弱電界状態は、前記位相検波出力電流と前記オフセット電流との合成状態における前記同期検波回路の前記映像信号に対する感度に基づいて設定することができる。また、この場合に、前記位相検波器が生成する前記位相検波出力電流は、前記合成の停止状態における前記同期検波回路の前記映像信号に対する感度が極大となることに基づいて設定することができる。
本発明に係るVIF搬送波再生回路によれば、弱電界状態ではない場合には、位相検波出力電流にオフセット電流が合成され、バズ音の抑制が図られる。一方、弱電界状態となった場合には、オフセット電流の合成を停止することで、フェーズロックループが位相検波出力電流に応じてロック状態に達することを可能とし、映像信号の感度の確保が図られる。
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態に係るVIF回路50及びSIF回路52の概略の構成を示すブロック図である。本回路は、例えば、テレビジョン受信信号を処理する半導体集積回路(IC)の一部として構成される。
VIF回路50の入力端子60から入力されたVIF信号はアンプ62にて増幅された後、VDET64及びAPC検波器66に入力される。VDET64及びAPC検波器66はそれぞれ入力される2つの信号を乗算する混合器を含んで構成される。
APC検波器66、VCO68、移相器70は、PLLを構成し、APC検波器66に入力されたVIF信号に基づいて、その搬送波を再生する。
移相器70はVCO68からの入力信号に対して、±45°の位相差を有する2つの信号を生成し、一方をAPC検波器66、他方をVDET64へ出力する。例えば、移相器70から+45°位相差の出力がAPC検波器66へ入力される。ここで、PLLは、APC検波器66に入力される2つの入力信号間の位相差が90°となるように同期制御を行う。
APC検波器66の出力端子は、ICの端子72に接続される。端子72には、APCフィルタ74が外付けされる。APCフィルタ74は、APC検波器66の出力電流IFBを所定の時定数で積分し平滑化し、VCO68に対する制御電圧を端子72に生じる。
PLLを例えば、アンプ62からAPC検波器66へ入力されるVIF信号に対して、移相器70からAPC検波器66へ入力される信号が+90°の位相差を有するように構成すると、移相器70からVDET64へ入力される信号として、VIF信号と周波数が同じで、かつ位相差が0°の信号が得られ、当該信号が再生搬送波としてVDET64へ供給される。
VDET64は、移相器70からの再生搬送波を用いた同期検波により、アンプ62からのVIF信号をAM検波して映像信号を抽出する。抽出された映像信号はVAMP76に入力される。VAMP76は、検波された映像信号を増幅し、出力端子78から出力する。
APC検波器66は、弱電界検出回路80からの制御信号に応じて切り替わるスイッチ回路を内蔵する。このAPC検波器66の構成については後述する。本ICにはテレビジョン受信のための処理を行う各種回路が搭載され、その一つとして弱電界検出回路80が設けられる。弱電界検出回路80は、テレビジョン信号の受信強度が所定の閾値より低い弱電界状態を検出する。APC検波器66は、例えばVIF回路50とは別個に設けられる弱電界検出回路80が出力する弱電界検出信号Dwをスイッチ回路の制御信号として利用する。
SIF回路52は、混合器92及びFM検波回路94を含んで構成される。SIF回路52は、入力端子90に入力された周波数fS1の第1SIF信号を、混合器92で周波数fS2の第2SIF信号にダウンコンバートし、FM検波回路94で第2SIF信号をFM検波して音声信号を抽出し、出力端子96から音声信号を出力する。
SIF回路52の混合器92は、移相器70から出力される再生搬送波を第1SIF信号に混合して、それらの周波数の差に対応する第2SIF信号を生成する。例えば、日本ではVIF信号の搬送波周波数fは58.75MHz、第1SIF信号の搬送波周波数fS1は54.25MHzであり、混合器92はこれらを混合して、fS2が4.5MHzである第2SIF信号を生成する。
ちなみに、上述した従来技術で説明したバズ音は、再生搬送波の周波数が、VIF信号の映像信号成分の影響を受けて、VIF信号における元の搬送波周波数fからずれることに起因して、SIF回路の出力音声信号に生じるものであった。
図2はAPC検波器66の概略の構成を示す回路図である。APC検波器66は、2つの差動入力を混合して1つの差動出力を生成する混合部100と、当該差動出力の正負各極性の出力電流を合成する合成部102と、合成部102の出力電流にオフセット電流を合成する電流オフセット部104とを含んで構成される。混合部100は、図2に示すようにギルバートセル型混合器を用いて構成することができる。混合部100の第1の差動入力端子110には、アンプ62からVIF信号が入力される。また混合部100の第2の差動入力端子112には、VCO68から移相器70を経由して再生搬送波に応じた発振信号が入力される。混合部100はこれら2つの入力信号を混合し、それらの積に応じた信号を生成する。
混合部100は、トランジスタQ1,Q2がそれぞれ設けられた一対の信号線に差動出力電流を生じ、積が正となる場合には当該積に対応する電流をトランジスタQ1が設けられた電流経路に生じ、積が負となる場合には当該積に対応する電流をトランジスタQ2が設けられた電流経路に生じる。合成部102は、トランジスタQ1及びQ3からなるカレントミラー回路によって、Q1のエミッタ-コレクタ間電流に相当する電流を例えば出力端子114へ向けて流す。また、合成部102は、トランジスタQ2及びQ4からなるカレントミラー回路とトランジスタQ5及びQ6からなるカレントミラー回路とによって、Q2のエミッタ-コレクタ間電流に相当する電流を例えば出力端子114から引き込む。このように合成部102は、Q1,Q2それぞれに流れる電流を合成して、再生搬送波とVIF信号との位相差に応じた位相検波出力電流IAPCを出力端子114に生じる。
電流オフセット部104は、オフセット電流回路116,118とスイッチ回路120,122とを含んで構成される。オフセット電流回路116は所定の正電圧源VCCから出力端子114へ向けた電流を発生する。またオフセット電流回路118は出力端子114から接地電位GNDへ向けた電流を発生する。スイッチ回路120は、オフセット電流回路116と出力端子114との間に設けられ、スイッチ回路122は、オフセット電流回路118と出力端子114との間に設けられる。
スイッチ回路120,122はそれぞれ、弱電界検出回路80からの弱電界検出信号Dwを制御信号としてオン/オフを切り換える。具体的には、弱電界検出回路80が受信電界強度が所定レベル以上である非弱電界状態を検知している場合には、スイッチ回路120,122はオン状態となり、オフセット電流回路116,118を出力端子114に接続する。この状態では、オフセット電流回路116,118の生成電流に応じた所定のオフセット電流IOFFSETがIAPCに合成され、その合成電流がAPC検波器66の出力電流IFBとなる。
一方、弱電界検出回路80が弱電界状態と判定している状態では、スイッチ回路120,122はオフ状態となり、オフセット電流回路116,118は出力端子114から切り離される。この状態では、APC検波器66の出力電流IFBはIAPCのみとなる。
OFFSETは、非弱電界状態にて出力端子96に得られる音声信号がバズ音を抑制された好適な音質となるように設定される。例えば、本ICの設計段階にて、IOFFSETを変えた複数のサンプルを制作し、それらにより得られる音質を評価して適切なIOFFSETを選択することができる。特に、適切なIOFFSETは、音声信号に含まれるバズ音成分が極小となることに基づいて設定することができる。
実際の製品ICでは、この設計段階にて決定したIOFFSETを与えるオフセット電流回路116,118を搭載する。この場合、IOFFSETは所定値に固定され、その極性は正又は負のいずれか一方に定めることができる。よって、好適なIOFFSETの極性に応じて、正のIOFFSETを与えるオフセット電流回路116と負のIOFFSETを与えるオフセット電流回路118とのいずれか一方のみを半導体基板上に搭載する構成とすることができる。また、電流値や極性が互いに異なる複数のオフセット電流回路及びそれらのザッピングを可能とする回路を予め半導体基板上に形成しておく構成とすることもできる。この構成によれば、製造工程の終わりの段階にて行うザッピングにより、IOFFSETをユーザの要望に適した値に容易に調整することが可能となる。
このAPC検波器66によれば、強電界状態では位相検波出力電流IAPCにオフセット電流IOFFSETが合成され、バズ音を抑制するIFBが出力され、一方、弱電界状態では、オフセット電流IOFFSETの合成が停止されることで、フェーズロックループが位相検波出力電流IAPCに応じてロック状態に達することを可能とし、映像信号の感度の確保が図られる。
なお、IOFFSETを合成しない弱電界状態では、原理的には、APC検波器66への2つの入力信号の位相差が90°のときにPLLは最も安定し、感度も最良となることが期待される。しかし、実際の回路では、回路を構成する素子ばらつき等により、入力信号の位相差が90°のときの混合部100の出力電流IAPC’と最良の感度を与えるIFBとの間にずれが生じることがある。このような場合には、上述のバズ音低減のためのオフセット電流回路とは別のオフセット電流回路を設けて、当該ずれを補償するように構成することができる。このオフセット電流回路はその出力電流δをIAPC’に合成し、得られるIAPC(≡IAPC’+δ)が感度最良点に対応するIFBとなるように構成される。このオフセット電流回路も、オフセット電流回路116,118と同様に出力端子114に接続されるが、スイッチ回路は設けられず、弱電界状態か否かにかかわらず常時、出力端子114に接続された状態に構成される点がオフセット電流回路116,118と相違する。
本発明の実施形態に係るVIF回路及びSIF回路の概略の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るAPC検波器の概略の構成を示す回路図である。 従来の構成のVIF回路及びSIF回路のブロック図である。 映像中間周波数fVIF近傍でのSAWフィルタ特性とSAWフィルタ通過後のVIF信号とを模式的に示す周波数スペクトル図である。
符号の説明
50 VIF回路、52 SIF回路、60,90 入力端子、62 アンプ、64 検波器(VDET)、66 APC検波器、68 電圧制御発振器(VCO)、70 移相器、72 端子、74 APCフィルタ、76 ビデオアンプ(VAMP)、78,96,114 出力端子、80 弱電界検出回路、92 混合器、94 FM検波回路、100 混合部、102 合成部、104 電流オフセット部、110,112 差動入力端子、116,118 オフセット電流回路、120,122 スイッチ回路。

Claims (5)

  1. 制御電圧に応じた周波数の発振信号を生成する電圧制御発振器と、前記発振信号とVIF信号との位相差に応じた位相検波出力電流を生成する位相検波器と、前記位相検波出力電流に基づいて前記制御電圧を生成する制御電圧生成回路とを含んで前記発振信号を前記VIF信号に同調させるフェーズロックループを有し、前記発振信号に基づいて映像中間周波数を有する再生搬送波を生成するVIF搬送波再生回路において、
    所定のオフセット電流を生成し、前記位相検波出力電流に合成するオフセット電流回路と、
    前記位相検波出力電流と前記オフセット電流とを合成するか否かを切り換え可能なスイッチ回路と、
    前記VIF信号の所定の弱電界状態を検出し、当該弱電界状態にて前記スイッチ回路を前記合成の停止状態とする制御回路と、
    を有することを特徴とするVIF搬送波再生回路。
  2. 請求項1に記載のVIF搬送波再生回路において、
    前記再生搬送波は、SIF回路にて音声中間周波数信号に混合され、音声中間周波数のダウンコンバートに用いられ、
    前記オフセット電流は、ダウンコンバートされた前記音声中間周波数信号から再生される音声の音質に基づいて設定されること、
    を特徴とするVIF搬送波再生回路。
  3. 請求項2に記載のVIF搬送波再生回路において、
    前記オフセット電流は、前記音声におけるバズ音が極小となることに基づいて設定されること、
    を特徴とするVIF搬送波再生回路。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のVIF搬送波再生回路において、
    前記再生搬送波は、同期検波回路にて前記VIF信号に混合され、前記VIF信号からの映像信号の同期検波に用いられ、
    前記弱電界状態は、前記位相検波出力電流と前記オフセット電流との合成状態における前記同期検波回路の前記映像信号に対する感度に基づいて設定されること、
    を特徴とするVIF搬送波再生回路。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載のVIF搬送波再生回路において、
    前記再生搬送波は、同期検波回路にて前記VIF信号に混合され、前記VIF信号からの映像信号の同期検波に用いられ、
    前記位相検波器が生成する前記位相検波出力電流は、前記合成の停止状態における前記同期検波回路の前記映像信号に対する感度が極大となることに基づいて設定されること、
    を特徴とするVIF搬送波再生回路。
JP2006178915A 2006-06-29 2006-06-29 Vif搬送波再生回路 Revoked JP2008011129A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006178915A JP2008011129A (ja) 2006-06-29 2006-06-29 Vif搬送波再生回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006178915A JP2008011129A (ja) 2006-06-29 2006-06-29 Vif搬送波再生回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008011129A true JP2008011129A (ja) 2008-01-17

Family

ID=39068945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006178915A Revoked JP2008011129A (ja) 2006-06-29 2006-06-29 Vif搬送波再生回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008011129A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03184481A (ja) * 1989-12-13 1991-08-12 Toshiba Corp テレビジョン受像機
JPH09205600A (ja) * 1996-01-25 1997-08-05 Rohm Co Ltd テレビの音声信号検波回路
JPH10276384A (ja) * 1997-03-27 1998-10-13 Alps Electric Co Ltd 映像検波回路
JP2005268860A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Renesas Technology Corp 映像音声復調回路

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03184481A (ja) * 1989-12-13 1991-08-12 Toshiba Corp テレビジョン受像機
JPH09205600A (ja) * 1996-01-25 1997-08-05 Rohm Co Ltd テレビの音声信号検波回路
JPH10276384A (ja) * 1997-03-27 1998-10-13 Alps Electric Co Ltd 映像検波回路
JP2005268860A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Renesas Technology Corp 映像音声復調回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011082669A (ja) デジタル放送受信装置
EP0746940B1 (en) Combined tv/fm receiver
JP2010245749A (ja) ノイズキャンセル部とこれを用いた高周波受信部
TWI266490B (en) Receiver and method for recovering incoming digital television signal
US6683656B1 (en) Video intermediate frequency processing apparatus
US20070146550A1 (en) Receiving circuit, receiving apparatus, and receiving method
JP3725402B2 (ja) テレビジョンチューナ
JPH01300772A (ja) 映像中間周波信号処理回路
US6353462B1 (en) Television signal and FM broadcast signal demodulator and television signal and FM broadcast signal receiver
JP2003318761A (ja) 受信制御方法、受信制御装置、受信装置
JP2008011129A (ja) Vif搬送波再生回路
US8199260B2 (en) Picture signal detecting apparatus
US7212794B2 (en) Receiver with a crystal oscillator having a natural-oscillation frequency set so that a fundamental component and its harmonics are outside the range of a receiving band of a modulated wave signal
KR100933998B1 (ko) 음성신호처리회로
JP2010183257A (ja) デジタル放送用受信装置
JP3357436B2 (ja) 映像中間周波処理装置
TWI301361B (ja)
US20170026068A1 (en) Receiving device
JP4775740B2 (ja) 受信回路
JP2008124682A (ja) 受信装置および受信方法
JP3252062B2 (ja) 車載用テレビジョン受信機
JP3098063U (ja) テレビジョン受信機
JP2011120038A (ja) 映像検波回路
KR0141122B1 (ko) 영상과 음성신호의 분리복조용 장치
JP2011199775A (ja) 復調回路およびアナログテレビジョン放送受信機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090601

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20110601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110913

AA91 Notification of revocation by ex officio

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971091

Effective date: 20110927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111011

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120306