JP2008010584A - 複合基板 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板と中間層である樹脂層との間で、層間剥離、接着不良、クラック等がなく、さらに中間層である樹脂層に形成されたサーマルビアの形状や位置精度に寸法ズレの少ない、放熱性及び信頼性に優れた複合基板を提供する。
【解決手段】複合基板1は、発熱素子5が実装されるセラミック配線基板2と、発熱素子5から発生する熱を放熱する放熱基板6と、セラミック配線基板2と放熱基板6との間に介在された、熱可塑性樹脂を含む第1の樹脂層と、第1の樹脂層の片面に設けられた熱硬化性樹脂を含む第2の樹脂層からなる多層樹脂層7とを具備し、多層樹脂層7は、その厚さ方向に貫通するサーマルビア3が形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】複合基板1は、発熱素子5が実装されるセラミック配線基板2と、発熱素子5から発生する熱を放熱する放熱基板6と、セラミック配線基板2と放熱基板6との間に介在された、熱可塑性樹脂を含む第1の樹脂層と、第1の樹脂層の片面に設けられた熱硬化性樹脂を含む第2の樹脂層からなる多層樹脂層7とを具備し、多層樹脂層7は、その厚さ方向に貫通するサーマルビア3が形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、セラミック配線基板と放熱基板とを備え、トランジスタ、ダイオード、サイリスタ、高速、高出力集積回路素子等の発熱素子を実装するための複合基板に関する。
近年、高集積化、高機能化に伴い、放熱性の重要性が高まり、セラミック配線基板単体では放熱特性が不十分なため、放熱板の付与が必要になってきており、セラミック配線基板と放熱板との複合基板が求められている。このような複合基板として、半導体素子などの発熱素子が実装されるセラミック配線基板と、放熱用の金属基板との間に合成樹脂から構成される中間層を設けた構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1では、熱伝導性が良好という点で、合成樹脂のなかでも熱硬化性樹脂を使用し、熱特性の低下を抑制するために樹脂層の厚さをコントロールしているが、単にこのような樹脂層でセラミック配線基板と放熱基板とを接合しても、十分な熱伝導は得られ難い。
そこで、樹脂層にサーマルビアを形成し放熱性を向上させる方法が考えられるが、製法上、信頼性に優れた放熱性の高い複合基板を作製することは困難である。例えば樹脂層を構成する合成樹脂として、熱硬化性樹脂を単独で用いた場合や熱可塑性樹脂を単独で用いた場合には、樹脂層に形成されたサーマルビアや電気導通用のビアホール導体の形状及び位置精度保持性と、基板等の反り及びパターン凹凸への追随性を両立させることは難しく、その結果、位置ズレ、ビア形状崩れ等による接合不良、反り及びパターン凹凸追随性不足による接着不良等を招きやすいといった問題がある。
特開昭60−57656号公報
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、その目的は、基板と中間層である樹脂層との間で、層間剥離、接着不良、クラック等がなく、さらに中間層である樹脂層に形成されたサーマルビアの形状や位置精度に寸法ズレの少ない、放熱性及び信頼性に優れた複合基板を提供することにある。
本発明の一態様に係る複合基板は、発熱素子が実装されるセラミック配線基板と、前記発熱素子から発生する熱を放熱する放熱基板と、前記セラミック配線基板と前記放熱基板との間に介在された、熱可塑性樹脂を含む第1の樹脂層と、前記第1の樹脂層の少なくとも片面に設けられた熱硬化性樹脂を含む第2の樹脂層からなる多層樹脂層とを具備し、前記多層樹脂層は、その厚さ方向に貫通するサーマルビアを有することを特徴とする。
上記構成の場合、上記多層樹脂層が、セラミック配線基板と放熱基板とを接着する役目を果たしている。この多層樹脂層は、流動性が悪いがビア形状及び位置精度を保持可能な熱可塑性樹脂を含むコアの役目をする第1の樹脂層と、この第1の樹脂層の少なくとも片面に設けられた流動性が良く接合物の反り、パターン凹凸に追従することができる熱硬化性樹脂を含むコート層である第2の樹脂層からなる。
このため、セラミック配線基板や放熱基板に直接接着する樹脂層は、コート層である流れ性及び接着性の良い熱硬化性樹脂を含む樹脂層なので、セラミック配線基板に形成されるパターン凹凸や、各基板の反りなどに対して優れた追随性を発揮し、層間剥離、接着不良等を抑制することができる。さらに、多層樹脂層のコア層が熱可塑性樹脂を含む樹脂層のため、該樹脂層に形成されたサーマルビアのビア形状や位置精度を保持することができる。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。なお、以下では本発明の実施形態を図面に基づいて述べるが、それらの図面は図解のために提供されるものであり、本発明はそれらの図面に限定されるものではない。図1は、本発明の第1の実施形態に係る複合基板を模式的に示す断面図である。
図1に示すように、第1の実施形態の複合基板1には、セラミック配線基板2のサーマルビア3形成部の上面に導体層4を介して発熱素子5が実装されている。発熱素子5としては、例えばパワーモジュールなどに使用される発熱量の高い高出力トランジスタ、ダイオード、サイリスタ、高速、高出力集積回路素子等の半導体素子が挙げられる。この複合基板1は、発熱素子5が実装されるLTCC(Low Temperature Co-fired Ceramic:低温焼成セラミックス)基板などのセラミック配線基板2と、発熱素子5から発生する熱を放熱するAlN基板などの放熱基板6と、これら基板2,6の間に介在された多層樹脂層7とを備える。発熱素子5から発生した熱は、導体層4を介してサーマルビア3を経由し多層樹脂層7の裏面に接合された放熱基板6に伝導される。
LTCC基板などのセラミック配線基板2には、発熱素子5から発生する熱を放熱するためのサーマルビア3が形成されている。サーマルビア3は、熱伝導性の良好なCu、Ag、Al,Ni,Fe等を主成分とした導体ペーストが貫通孔に充填されたものであり、形状は円柱形状でもよく、直方体状でもよい。なお、セラミック配線基板2には、上記サーマルビア3以外に、発熱素子5と電気的に接続される内部配線としてビアホール導体を形成し、このビアホール導体と電気的に接続するようにその表面に回路パターンを形成することもできる。これらを構成する材料としては、サーマルビア3に用いられるような導体ペーストを使用することができる。
放熱基板6は、優れた放熱性を備えていればよく、上記AlN基板などのセラミック基板以外に、例えばAl、Cu、Fe又はSUS等の各種合金などからなる金属基板を適用することもできる。
多層樹脂層7は、セラミック配線基板2と放熱基板6とを接着する樹脂接着材であり、該樹脂層7の厚さ方向に貫通するサーマルビア3を有する。このようなサーマルビア3を樹脂層7に設けることで、発熱素子5から発生した熱を効率よく放熱できる。また、多層樹脂層7は、第1の樹脂層として厚さ50〜100μmのコア層10と、このコア層10の少なくとも片面、本実施形態では片面に設けられたコート層11である第2の樹脂層とを備えている。コート層11の厚さは、上記コア層10の厚さの1/40〜1/5、好ましくは5〜10μmの範囲である。コート層11である第2の樹脂層をコア層10である第1の樹脂層の厚さに対して上記範囲にすることで、コア層10である熱可塑性樹脂の影響が支配的となり、寸法安定性が確保され、ビア形状の保持も可能となる。
第1の樹脂層であるコア層10としては、熱可塑性樹脂を含んでいればよく、多層樹脂層7の体積収縮(寸法変化)を抑制してサーマルビア3の所望の形状と位置精度を保持できる点から、例えばポリエーテルエーテルケトン樹脂と、ポリエーテルイミド樹脂と、無機フィラーとを配合調整した熱可塑性樹脂組成物が好ましい。配合例としては、例えばポリエーテルエーテルケトン樹脂70〜20重量%と、ポリエーテルイミド樹脂30〜80重量%からなる樹脂100重量部に対して、無機フィラーの配合量が5〜65重量部であることが好ましい。このように構成されたコア層10は、各基板2,6間に挟まれ加熱加圧して積層一体化された場合に、良好な熱伝導を付与することができる。また、このコア層10は、層平面方向(XY方向)の50℃〜150℃での熱膨張係数が、−10〜30×10−6/℃であり、かつ、厚さ方向(Z方向)の熱膨張係数が、多層樹脂層7に形成されたサーマルビア3の熱膨張係数以上であることが好ましい。このような熱膨張係数の範囲にすることで、本実施形態の複合基板1を作製した場合に、多層樹脂層7と各セラミック基板2,6の界面に集中する応力を緩和することができる。また、多層樹脂層7内のコア層10とコート層11との界面に集中する応力も緩和することができる。
第2の樹脂層であるコート層11は、本実施形態ではコア層10の片面に設けられ、セラミック配線基板2の反りや、電気導通用の回路パターンを基板2表面に形成した場合にはそのパターン凹凸に対して優れた追随性を発揮し、層間剥離、接着不良等を抑制することができる。コート層11としては、高耐熱性を発揮し優れた流れ性及び接着性を有する点から、熱硬化性樹脂を含んでいればよく、例えばポリイミド樹脂、変性エポキシ樹脂、BCB(ベンゾシクロブテン)樹脂、PPE(ポリフェニレンエーテル)樹脂、シアネート系樹脂等が好ましい。このように構成されたコート層11は、層面方向(XY方向)及び厚さ方向(Z方向)の50℃〜150℃での熱膨張係数が10〜60×10−6/℃の範囲であることが好ましい。このような熱膨張係数の範囲にすることで、多層樹脂層7と各セラミック基板2,6との界面に集中する応力を緩和し、多層樹脂層7内のコア層10とコート層11との界面に集中する応力を緩和することができる。また、コート層11において、熱硬化性樹脂単体では熱膨張係数が大きくなる傾向にあるため、熱硬化性樹脂にフィラーを含有させることで低熱膨張化を図る方法が一般的に使用されている。この場合、フィラーの含有量が増加すると、熱硬化性樹脂の流れ性が低下し易くなるが、上記熱膨張係数の範囲内であれば、流動性を損なうことなく良好なパターン追随性を得ることができる。
第1の樹脂層であるコア層10と第2の樹脂層であるコート層11からなる多層樹脂層7の熱膨張係数としては、コート層11とコア層10とを含む全体として層面方向の50℃〜150℃での熱膨張係数が3〜25×10−6/℃であり、かつ、厚さ方向の熱膨張係数がサーマルビア3の熱膨張係数以上であることが好ましい。このような熱膨張係数の範囲にすることで、異種材料のセラミック基板2,6同士を接合した場合に、多層樹脂層7と各セラミック基板2,6の界面に集中する応力を緩和することができる。また、多層樹脂層7を上記のような熱膨張係数の範囲にすることで、熱衝撃等の過酷な環境に対しても、放熱特性劣化のない信頼性に優れたセラミック配線基板2と放熱基板6との複合基板1を実現することができる。
このような多層樹脂層7の製造方法としては、例えば押出キャスト法等で得られたフィルム状のコア層10の両面に、ポリイミド樹脂等からなるフィルム状のコート層11を設けて熱プレス機で加熱加圧する方法、ワニス状樹脂を塗布する方法等が挙げられる。また、この多層樹脂層7にサーマルビア3を形成する方法としては、例えば炭酸ガスレーザー等のレーザー加工、パンチング加工もしくはドリル加工等で貫通孔を形成し、この貫通孔に、熱伝導性の良好なAg,Cu,Al粉末等を含む導体ペーストをスクリーン印刷、圧入、ディスペンサ等で充填する方法が挙げられる。
なお、接合する基板の積層数は限られるものではなく、3個もしくはそれ以上であってもよい。
上述した本実施形態の複合基板1は、例えば以下のようにして製造される。
まず、AlN基板などの放熱基板6とLTCC基板などのセラミック配線基板2となるグリーンシートを用意する。次に、セラミック配線基板2となるグリーンシートに例えば炭酸ガスレーザーなどのレーザー加工、パンチング加工もしくはドリル加工等で貫通孔を形成し、この貫通孔に導体ペーストをスクリーン印刷、圧入、ディスペンサ等で充填し、この導体ペースト充填部の上面と裏面にも導体ペーストを印刷する。そして、焼成を行なうことで、放熱基板6と、サーマルビア3と導体層4とを備えたセラミック配線基板2を形成する。なお、導体ペーストは、熱伝導性の良好なAg,Cu,Al粉末等に液状樹脂、可塑剤、硬化剤等を加えてペースト化したものであり、無溶剤系が好ましい。また、AlN基板等のセラミック基板を使用する場合には、例えばAlN基板等のセラミック基板表面にメタライズ層を被着形成することもできる。
次に、多層樹脂層7に、例えば炭酸ガスレーザー等のレーザー加工、パンチング加工もしくはドリル加工等で貫通孔を形成し、この貫通孔に導体ペーストをスクリーン印刷、圧入、ディスペンサ等で充填して、サーマルビア3を形成する。導体ペーストについては、上述した通りである。
続いて、放熱基板6とセラミック配線基板2との間に多層樹脂層7を挟み、例えば275℃、5MPa、30分のプレス条件で真空加熱プレス機によりその厚み方向に熱プレスして積層一体化する。
以上説明したように、本実施形態によれば、熱可塑性樹脂を含むコア層10に熱硬化性樹脂からなるコート層11を設けた多層樹脂層7を用いて、LTCC基板及びAlN基板などの異種セラミック材料からなる基板2,6を接合することにより、多層樹脂層7に形成されたサーマルビア3のビア形状と位置精度を保持して良好な熱伝導が得られ、さらにはセラミック配線基板2の反りなどに対して優れた追随性を発揮し、層間剥離や接着不良などを抑制することができる。また、予め成形、焼成された異種セラミック材料からなる基板2,6間に多層樹脂層7を挟んで熱プレスすることにより、通常の金属ロウ付け等と比較して低温での接合が可能であり、各基板2,6界面の応力集中を緩和するとともに、接合可能な基板の種類が増え、被接合物の選択の自由度を高めることができる。
次に、第2の実施形態に係る複合基板について図2を用いて説明する。図2は、第2の実施形態に係る複合基板を模式的に示す断面図である。本実施形態の複合基板21は、上述した第1の実施形態において、多層樹脂層のコート層がコア層の両面に設けられる点が異なる。なお、第1の実施形態と同一の構成部分には、同一の符号を付してその説明を簡略又は省略する。
図2に示すように、第2の実施形態の複合基板21は、多層樹脂層22のコート層24がコア層23の両面に設けられている。
したがって、本実施形態によれば、コア層23に熱硬化性樹脂からなるコート層24を設けた多層樹脂層22を用いて異種材料のセラミック基板2,6を接合することにより、上記第1の実施形態と同様に、良好な熱伝導が得られ、層間剥離、反り、クラックを防止して信頼性に優れた複合基板21を提供することができる。また、コア層23の両面にコート層24を有する多層樹脂層22を用いることにより、各基板2,6の反りなどに対して優れた追随性を発揮し層間剥離、接着不良などを抑制することができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明の実施形態は上記の実施形態に限られず拡張、変更可能であり、拡張、変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
なお、本発明の実施形態は上記の実施形態に限られず拡張、変更可能であり、拡張、変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、多層樹脂層7,22の第1の樹脂層となるコア層10,23を構成する材料として、ポリエーテルエーテルケトン樹脂とポリエーテルイミド樹脂と無機フィラーとを用いたが、これに限定されるものではない。異種材料からなる基板の接合には、コア層10,23が熱可塑性樹脂を含み、好ましくはコア層10,23の層面方向の50℃〜150℃での熱膨張係数が−10〜30×10−6/℃であり、かつ、厚さ方向の熱膨張係数がサーマルビア3の熱膨張係数以上である樹脂材料及びフィラーであればよい。また、熱可塑性樹脂としては、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリエーテルイミド樹脂以外に、例えば熱可塑性ポリイミド、液晶ポリマー等が挙げられる。
また、上記実施形態では、サーマルビア3形成部の上面に導体層4を介して発熱素子5を実装したが、個々の電極パッドを介してセラミック配線基板2に実装、接続してもよい。
1,21…複合基板、2…セラミック配線基板、3…サーマルビア、4…導体層、5…発熱素子、6…放熱基板、7,22…多層樹脂層、10,23…コア層、11,24…コート層。
Claims (7)
- 発熱素子が実装されるセラミック配線基板と、
前記発熱素子から発生する熱を放熱する放熱基板と、
前記セラミック配線基板と前記放熱基板との間に介在された、熱可塑性樹脂を含む第1の樹脂層と、前記第1の樹脂層の少なくとも片面に設けられた熱硬化性樹脂を含む第2の樹脂層からなる多層樹脂層とを具備し、前記多層樹脂層は、その厚さ方向に貫通するサーマルビアを有することを特徴とする複合基板。 - 前記セラミック配線基板が、サーマルビアを有することを特徴とする請求項1に記載の複合基板。
- 前記放熱基板は、前記セラミック配線基板よりも熱伝導率が高いことを特徴とする請求項1又は2に記載の複合基板。
- 前記第2の樹脂層の厚さは、前記第1の樹脂層の厚さの1/40〜1/5であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の複合基板。
- 前記第1の樹脂層の層面方向の50℃〜150℃での熱膨張係数が−10〜30×10−6/℃であり、かつ、厚さ方向の熱膨張係数がサーマルビアの熱膨張係数以上であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の複合基板。
- 前記第2の樹脂層の層面方向及び厚さ方向の50℃〜150℃での熱膨張係数が10〜60×10−6/℃であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の複合基板。
- 前記多層樹脂層の層面方向の50℃〜150℃での熱膨張係数が3〜25×10−6/℃であり、かつ、厚さ方向の熱膨張係数がサーマルビアの熱膨張係数以上であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の複合基板。
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-
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- 2006-06-28 JP JP2006178574A patent/JP2008010584A/ja not_active Withdrawn
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