JP2008010348A - 燃料電池システムおよび燃料電池の掃気方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池1の残留水を確実に除去することが可能な燃料電池システム100を提供する。
【解決手段】燃料電池1の内部に残留する水分量を推定する残留水分量推定手段64と、推定された残留水の除去が必要か否かを判断する残留水除去必要性判断手段66と、反応ガス流路5,6を掃気する前に所定時間だけ掃気を待機させる待機時間タイマ63と、燃料電池1の内部の反応ガス流路5,6を掃気する掃気手段70とを有し、残留水の除去が必要でないと判断されるまで、所定時間の待機と掃気とを繰り返す構成とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池システムおよび燃料電池の掃気方法に関するものである。
近年、車両の駆動源として燃料電池を備えた燃料電池車両が提案されている。この種の燃料電池として、固体高分子電解質膜をアノード電極およびカソード電極で挟持して膜電極構造体(MEA)を構成し、その両側をセパレータで挟持してセルを形成し、そのセルを所定数積層してスタックを形成したものが知られている。この燃料電池では、アノード電極とアノード側セパレータとの間に燃料ガス流路が形成され、カソード電極とカソード側セパレータとの間に酸化ガス流路が形成されている。この燃料ガス流路に燃料ガス(水素ガス)を供給し酸化ガス流路に酸化ガス(空気)を供給すれば、水素と酸素との電気化学反応によって発電が行われる。また、この発電に伴って水が生成される(以下、生成水という。)。
この種の燃料電池において、反応ガス流路(燃料ガス流路および酸化ガス流路)に残った生成水(以下、残留水という。)は、MEAに対する燃料ガスおよび酸化ガスの供給の妨げになり、発電性能を低下させることになる。また、氷点下で燃料電池を駆動する場合には、残留水の凍結により、MEAにおける発電面積が低下して、発電性能を低下させることになる。
そこで、例えば特許文献1には、燃料電池の通常運転停止後、空気経路あるいは水素経路の少なくとも一方に乾燥ガスを供給し、乾燥ガスに燃料電池内の水分を含有させて湿潤ガスとして、燃料電池から排出する技術が提案されている。
特開2002−208422号公報
図9は従来技術における残留水分量の経時変化のグラフであり、図10は従来技術における残留水の状態変化の説明図である。図10(a)に示すように、反応ガス流路95を掃気すると大きな水滴が排出され、図9に示すように残留水分量が低下する。ただし図10(b)に示すように、反応ガス流路95の内面(セパレータ92の表面および膜電極構造体90の表面)には掃気による排出が不可能な小さな水滴が残り、また膜電極構造体90中にも水分が残っている。掃気終了後の時間経過により、図10(c)に示すように、膜電極構造体90中の水分が反応ガス流路95に析出し、また反応ガス流路95の小さな水滴が凝集して落下する。そのため、図9(a)に示す反応ガス流路上端部では残留水分量が漸減し、図9(b)に示す反応ガス流路下端部では残留水分量が漸増する。これにより、図9(c)に示すように、反応ガス流路全体の残留水分量は漸増することになる。すなわち、反応ガス流路の残留水を完全に除去することは困難である。
そこで本発明は、燃料電池の残留水を確実に除去することが可能な、燃料電池システムおよび燃料電池の掃気方法の提供を課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、電解質膜(例えば、実施形態における電解質膜2)をアノード電極(例えば、実施形態におけるアノード電極3)およびカソード電極(例えば、実施形態におけるカソード電極4)で挟持した膜電極構造体(例えば、実施形態における膜電極構造体50)と、前記膜電極構造体の両面に重力方向に沿って延設された反応ガス流路(例えば、実施形態における燃料ガス流路5および酸化ガス流路6)とを有し、前記反応ガス流路に反応ガス(例えば、実施形態における水素ガスおよび空気)を供給することで発電を行う燃料電池システム(例えば、実施形態における燃料電池システム100)であって、前記燃料電池(例えば、実施形態における燃料電池1)の運転停止を検出する運転停止検出手段(例えば、実施形態における運転停止検出手段62)と、前記燃料電池内部に残留する水分量を推定する残留水分量推定手段(例えば、実施形態における残留水分量推定手段64)と、少なくとも前記残留水分量推定手段により推定された水分量に基づいて、前記燃料電池内部の残留水の除去が必要か否かを判断する残留水除去必要性判断手段(例えば、実施形態における残留水除去必要性判断手段66)と、前記燃料電池内部の前記反応ガス流路を掃気する掃気手段(例えば、実施形態における掃気手段70)と、前記反応ガス流路を掃気する前に、所定時間だけ掃気を待機させる待機時間タイマ(例えば、実施形態における待機時間タイマ63)と、を有し、前記残留水除去必要性判断手段により残留水の除去が必要でないと判断されるまで、所定時間の待機と掃気とを繰り返すことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記残留水除去必要性判断手段は、前記残留水分量推定手段により推定された残留水分量が閾値以下である場合に、残留水の除去が必要でないと判断することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、電解質膜をアノード電極およびカソード電極で挟持した膜電極構造体と、前記膜電極構造体の両面に重力方向に沿って延設された反応ガス流路とを有し、前記反応ガス流路に反応ガスを供給することで発電を行う燃料電池の掃気方法であって、前記燃料電池の運転停止を検出する運転停止検出工程(例えば、実施形態における運転停止検出工程S10)と、前記反応ガス流路を掃気する前に、所定時間だけ掃気を待機する待機工程(例えば、実施形態における待機モードS12)と、前記燃料電池内部に残留する水分量を推定する残留水分量推定工程(例えば、実施形態における残留水分量推定工程S14)と、少なくとも前記残留水分量推定手段により推定された水分量に基づいて、前記燃料電池内部の残留水の除去が必要か否かを判断する残留水除去必要性判断工程(例えば、実施形態における残留水除去必要性判断工程S16)と、前記燃料電池内部の前記反応ガス流路を掃気する掃気工程(例えば、実施形態における掃気工程S18)と、を有し、前記残留水除去必要性判断工程において残留水の除去が必要でないと判断されるまで、前記待機工程から前記掃気工程までを繰り返すことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、所定時間の待機により、反応ガス流路に付着していた水滴が重力により落下し、また掃気による排出が不可能な小さな水滴が互いの張力により凝集して掃気による排出が可能な大きさの水滴になり、また膜電極構造体に含まれていた水分が反応ガス流路に析出する。したがって、所定時間の待機と掃気とを繰り返す間欠掃気により、燃料電池の残留水を確実に排出することができる。
請求項2に係る発明によれば、残留水除去の必要性を正確に判断することができる。また電解質膜の過乾燥による劣化を防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、待機工程から掃気工程までを繰り返すことにより、燃料電池の残留水を確実に排出することができる。
以下、本発明の実施形態につき図面を参照して説明する。
(燃料電池)
図1は燃料電池セルの展開図であり、図1(b)は膜電極構造体50の側面図であり、図1(a)および図1(c)は膜電極構造体50の両側に配置されたセパレータ30,40を左右に開いた状態の正面図である。本実施形態の燃料電池は、反応ガスを化学反応させて電力を得るタイプのものである。図1(b)に示すように、例えば固体ポリマーイオン交換膜等からなる固体高分子電解質膜2を、アノード電極3およびカソード電極4で両側から挟み込んで、膜電極構造体(MEA)50が形成されている。なおアノード電極3およびカソード電極4の外側に反応ガス拡散層(不図示)を設けることが望ましい。その膜電極構造体50のアノード電極3に面してアノード側セパレータ30が配置され、カソード電極4に面してカソード側セパレータ40が配置されて、燃料電池セル52が形成されている。この燃料電池セル52が複数積層されて、燃料電池スタックが形成される。
図1(a)に示すアノード側セパレータ30の左上隅部には、使役前の燃料ガス(例えば、水素ガス)が流通する燃料ガス供給口31が設けられ、その対角位置である右下隅部には、使役後の燃料ガス(以下、アノードオフガスという)が流通するアノードオフガス排出口32が設けられている。またアノード側セパレータ30の中央部には、燃料ガス供給口31とアノードオフガス排出口32とを結ぶように、燃料ガス流路5が設けられている。この燃料ガス流路5は、並列配置された複数の溝部で構成されている。
同様に、図1(c)に示すカソード側セパレータ40には、使役前の酸化ガス(例えば、空気)が流通する酸化ガス供給口41と、使役後の酸化ガス(以下、カソードオフガスという)が流通するカソードオフガス排出口42とが設けられている。これら酸化ガス供給口41とカソードオフガス排出口42とを結ぶように、酸化ガス流路6が設けられている。この酸化ガス流路6は、並列配置された複数の溝部で構成されている。
図1(a)および図1(c)に示すように、反応ガス流路(燃料ガス流路5および酸化ガス流路6)を構成する溝部は、重力方向(上下方向)に沿って延設されている。これにより、反応ガス流路5,6に付着した水滴を重力により落下させることができる。また掃気ガスを供給することで、反応ガス流路5,6の残留水を円滑に排出することができる。この溝部は波状等に形成されていてもよいが、重力方向に平行な直線状に形成されていることが望ましい。これにより、反応ガス流路5,6に付着した水滴を、重力により反応ガス流路5,6の下端部まで落下させることができる。
そして、図1(b)に示すアノード側セパレータ30の燃料ガス流路に燃料ガスとして水素ガス等を供給し、カソード側セパレータ40の酸化ガス流路に酸化ガスとして酸素を含む空気等を供給すると、アノード電極3で触媒反応により発生した水素イオンが、固体高分子電解質膜2を通過してカソード電極4まで移動する。この水素イオンがカソード電極4で酸素と電気化学反応を起こして発電し、水が生成される。カソード電極4側で生じた生成水の一部は固体高分子電解質膜2を透過してアノード電極3側に拡散するため、アノード電極3側にも生成水が存在する。
(燃料電池システム)
図2は、第1実施形態に係る燃料電池システムの概略構成図である。この燃料電池システム100における燃料電池1は、上述した燃料電池スタックで構成されている。
燃料電池システム100は、空気を所定圧力に加圧するスーパーチャージャーなどのコンプレッサ7を備えている。このコンプレッサ7は、空気供給流路8を介して、燃料電池1の酸化ガス流路6の入口に接続されている。なお空気供給流路8には、空気の冷却装置や加湿器等(いずれも不図示)を設けることが望ましい。また燃料電池1の酸化ガス流路6の出口には、背圧弁10を備えたカソードオフガス排出流路9が接続されている。燃料電池1において発電に供された空気は、カソード電極側の生成水と共に、カソードオフガス排出流路9を通って排気処理装置(不図示)に供給される。
一方、燃料電池システム100は、水素ガスが貯留された水素タンク15を備えている。この水素タンク15は、水素ガス供給流路17を介して、燃料電池1の燃料ガス流路5の入口に接続されている。水素ガス供給流路17には、水素ガスの遮断弁20と、水素ガスを所定圧力に減圧する減圧弁(レギュレータ)16と、エゼクタ19とが設けられている。
また燃料電池1の燃料ガス流路5の出口には、循環遮断弁18aを備えた循環流路18が接続されている。燃料電池1において消費されなかった未反応の水素ガスは、循環流路18を通ってエゼクタ19に吸引され、再び燃料電池1の燃料ガス流路5に供給される。また循環流路18からは、パージ弁21を備えたアノードオフガス排出流路22が分岐されている。パージ弁21は、燃料電池1を循環する水素ガス中の不純物(水分や窒素等)の濃度が高くなったときなど必要に応じて開き、アノードオフガスを排出するものである。排出されたアノードオフガスは、上述した排気処理装置へ供給され、カソードオフガスによって希釈される。
一方、空気供給流路8の下流端部と、水素ガス供給流路17の下流端部とが、第1接続弁23を備えた第1接続流路24によって接続されている。
また、カソードオフガス排出流路9の上流端部と、循環流路18の上流端部とが、第2接続弁25を備えた第2接続流路26によって接続されている。なお第2接続流路26は、空気供給流路8における背圧弁10の下流側に接続されていてもよい。また第2接続流路26は、循環流路18から分岐されたアノードオフガス排出流路22の上流端部に接続されていてもよい。
また燃料電池システムは、電子制御ユニット(以下、ECUという。)60を備えている。このECU60は、イグニッションスイッチ(IG−SW)61のOFF信号により燃料電池1の運転停止を検出する運転停止検出手段62を備えている。またECU60は、燃料電池1の運転停止後に燃料電池1の内部に残留する水分量を予測する残留水分量推定手段64と、残留水分量の予測結果に基づいて残留水の除去が必要か否かを判断する残留水除去必要性判断手段66とを備えている。さらにECU60は、残留水の除去が必要であると判断された場合に、燃料電池1の内部を掃気して残留水を除去する掃気手段70を備えている。
(残留水分量推定手段)
残留水分量推定手段64は、燃料電池1の内部に残留する水分量を予測するものである。具体的には、以下の(1)ないし(4)のうちいずれか一つの方法を用いて、または複数の方法を併用して、残留水分量を推定する。
(1)燃料電池1の運転履歴から残留水分量を推定する。燃料電池1の高負荷(高出力)運転時には、多量の燃料ガスおよび酸化ガスが供給されるので、生成水の排出が促進されると考えられる。逆に、低負荷(低出力)運転時には、燃料ガスおよび酸化ガスの供給量が少なくなるので、生成水が溜まり易いと考えられる。そこで、燃料電池1の運転履歴における負荷量を積分することにより、残留水分量を推定することができる。
(2)燃料電池1における反応ガス流路5,6の出入口の差圧から残留水分量を推定する。この方法では、燃料電池1の反応ガス流路5,6に酸化ガス等を流通させて、入口と出口との差圧を検出する。多くの残留水が存在する場合には、酸化ガスの流通が妨げられて、差圧が大きくなると考えられる。逆に、残留水が少ない場合には、酸化ガスの流通は妨げられず、差圧が小さくなると考えられる。そこで、反応ガス流路5,6の出入口の差圧を検出することにより、残留水分量を推定することができる。
(3)燃料電池1の膜抵抗から残留水分量を推定する。この方法では、燃料電池1の停止時に、外部電源(バッテリなど)から燃料電池1に電圧を印加して、燃料電池1の膜抵抗を測定する。なお事前のテスト等により、膜電極構造体に付着した残留水分量と膜抵抗値との関係マップを求めておく。そして、測定した膜抵抗値をそのマップに当てはめることにより、残留水分量を推定することができる。
(4)燃料電池1の全体重量により残留水分量を推定する。残留水分量に比例して、燃料電池1の全体重量が増加するからである。
(残留水除去必要性判断手段)
残留水除去必要性判断手段66は、残留水分量の予測結果に基づいて、残留水の除去が必要か否かを判断するものである。一般に、燃料電池内部の残留水分量に比例して、発電能力が低下する傾向にある。そこで、事前のテスト等により両者間の関係マップを求めておき、予測された残留水分量をそのマップに当てはめることで、燃料電池1の発電能力を推定する。ここで推定した発電能力が、車両運行のために必要とされる発電能力の閾値を下回った場合に、残留水分量の除去が必要であると判断する。
(掃気手段)
掃気手段70は、残留水の除去が必要であると判断された場合に、反応ガス流路5,6を掃気して残留水を除去するものである。具体的には、まず遮断弁20および循環遮断弁18aを閉鎖するとともに、第1接続弁23および第2接続弁25を開放する。次にコンプレッサ7を作動させ、酸化ガスを反応ガス流路5,6に供給する。この酸化ガスの掃気により、反応ガス流路5,6に存在する残留水が押し出されて排出される。
そして掃気手段70は、掃気終了後に、次述する待機時間タイマ63に対して掃気終了信号を出力するようになっている。
(待機時間タイマ)
ECU60は、反応ガス流路5,6を掃気する前に、所定時間だけ掃気を待機させる待機時間タイマ63を有している。待機時間タイマ63は、運転停止検出手段62から燃料電池1の運転停止の検出信号が入力された後に所定時間の経過をカウントし、その所定時間の経過後に残留水分量推定手段64に対して動作信号を出力する。また待機時間タイマ63は、掃気手段70から掃気終了信号が入力された後に所定時間の経過をカウントし、その所定時間の経過後に残留水分量推定手段64に対して動作信号を出力する。このように待機時間タイマ63は、反応ガス流路5,6を掃気する前に、所定時間だけ掃気を待機させる機能を備えている。
以上のように構成されたECU60は、残留水除去必要性判断手段66により残留水の除去が必要でないと判断されるまで、所定時間の待機と掃気とを繰り返すように、燃料電池システム100を制御するようになっている。
(燃料電池の掃気方法)
次に、第1実施形態に係る燃料電池の掃気方法について説明する。
図3は、第1実施形態に係る燃料電池の掃気方法のフローチャートである。
まず、ECU60はイグニッションスイッチ61がOFFされたか判断し(S10)、判断がYesの場合は燃料電池1による発電を停止する。次に運転停止検出手段62が、燃料電池1の運転停止を検出して、検出信号を待機時間タイマ63に出力する。次に待機時間タイマ63が、検出信号が入力されてから所定時間の経過をカウントする(待機モード;S12)。なお燃料電池1の運転停止後、1回目の待機時間は、例えば数10秒間とする。
次に残留水分量推定手段64は、燃料電池1の内部に残留する水分量を推定する(残留水分量推定工程;S14)。その残留水分量の推定結果に基づいて、残留水除去必要性判断手段66は、残留水の除去が必要か否かを判断する(残留水除去必要性判断工程;S16)。判断がNoの場合(残留水の除去が必要でない場合)は、燃料電池システムの運転を終了する。また判断がYesの場合(残留水の除去が必要である場合)は、掃気手段70が掃気を開始する(掃気工程;S18)。その後、掃気手段70は、所定の掃気時間が経過したか判断する(S20)。その所定の掃気時間は、例えば約10秒とする。判断がNoの場合は、S14〜S18の処理を繰り返す。判断がYesの場合は、掃気手段70は1回目の掃気を停止する(S22)。
図5は、第1実施形態における残留水の状態変化の第1説明図である。燃料電池の運転停止直後には、図5(a)に示すように、反応ガス流路95の内面(セパレータ92の表面および膜電極構造体90の表面)に水滴が付着し、膜電極構造体90の内部にも水分が含まれている。1回目の待機時間の経過により、反応ガス流路95に付着した水滴が重力により落下し、図5(b)に示すように、反応ガス流路95の下端部に堆積して大きな水滴が形成される。ここで1回目の掃気を行うと、図5(c)に示すように、掃気ガス98により大きな水滴が押し出されて排出される。そして1回目の掃気終了後には、図5(d)に示すように、反応ガス流路95の内面に大きな水滴がほとんど存在しない状態となる。
図4は、第1実施形態における残留水分量の経時変化のグラフである。1回目の待機時間の経過により、図4(a)に示すガス流路上端部では、水滴が落下するので残留水分量は漸減する。図4(b)に示すガス流路下端部では、落下した水滴が堆積するので残留水分量は漸増する。なお図4(c)に示すように、ガス流露全体の残留水分量は略一定である。次に1回目の掃気を行うと、ガス流路下端部に形成された大きな水滴が排出されるので、図4(b)および図4(c)に示すように、残留水分量は急減することになる。
図3のフローチャートに戻り、S22において1回目の掃気を停止したら、掃気手段70は掃気終了信号を待機時間タイマ63に出力する。次に待機時間タイマ63は、掃気終了信号が入力されてから所定時間の経過をカウントする(待機モード;S12)。なお2回目以降の待機時間は、例えば数分間とする。その後、1回目と同様にS14からS22までの処理を行う。なお図4(d)に示すように、2回目以降の掃気における掃気量および掃気時間は、1回目の掃気と同等である。
このように、待機および掃気を繰り返すことにより、ガス流路の残留水が十分に排出される。そしてS16において、もはや残留水の除去が必要ないと判断された場合には、全ての掃気を完了して燃料電池システムの運転を終了する。
図6は、第1実施形態における残留水の状態変化の第2説明図である。図6(a)に示すように、1回目の掃気終了後の反応ガス流路95の内面(セパレータ92の表面および膜電極構造体90の表面)には、掃気による排出が不可能な小さな水滴や、膜状の水分が付着している。2回目の待機時間の経過により、これらが互いの張力により凝集して、掃気による排出が可能な大きさの水滴になる。また図6(b)に示すように、1回目の掃気により反応ガス流路95の水分濃度が小さくなっているので、2回目の待機時間の経過により、膜電極構造体90に含まれていた水分が反応ガス流路95に析出する。ここで2回目の掃気を行うと、図6(c)に示すように、反応ガス流路95において凝集した水滴が掃気ガス98により排出される。そして2回目以降の掃気終了後には、図6(d)に示すように、反応ガス流路95および膜電極構造体90に水分がほとんど存在しない状態となる。
図4のグラフにおいて、2回目以降の待機時間中には、膜電極構造体に含まれていた水分がガス流路に析出する。そのため、図4(b)に示すガス流路下端部の残留水分量は漸増する。そして、2回目以降の掃気を行うと、ガス流路において凝集した水滴が排出されるので、図4(b)および図4(c)に示すように残留水分量は急減する。そして図4(c)に示すように、残留水分量の推定値が所定の閾値を下回り、残留水の除去が必要ないと判断された時点で、全ての掃気を完了する。
以上に詳述したように、本実施形態に係る燃料電池システムでは、所定時間の待機と掃気とを繰り返す構成とした。その所定時間の待機により、反応ガス流路に付着していた水滴が重力により落下し、また掃気による排出が不可能な小さな水滴が互いの張力により凝集して掃気による排出が可能な大きさの水滴になり、また膜電極構造体に含まれていた水分が反応ガス流路に析出する。したがって、通常の掃気では排出できない残留水でも確実に除去することができる。これに伴って、燃料電池の始動時のガス拡散性を阻害する要因を取り除くことが可能になり、始動時の発電性能を向上させることができる。また、残留水の凍結による発電性能の低下を防止することができる。
加えて、燃料ガス流路を酸化ガスで掃気するので、燃料ガスで掃気する場合に比べて燃料ガス消費量が減少し、燃費を向上させることができる。また、重力および残留水の張力を利用することにより、大量の掃気ガスを供給する必要がなくなり、掃気エネルギーを節約することができる。具体的には、従来の掃気量の時間積分値(図9(d)のAの面積)より、本実施形態の掃気量の時間積分値(図4(d)のA+A+Aの面積)を小さくすることで、エネルギー消費量を低減することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る燃料電池システムおよび燃料電池の掃気方法について説明する。なお第1実施形態と同様の構成となる部分については、その詳細な説明を省略する。
残留水除去必要性判断手段は、残留水分量が閾値を下回った場合に、残留水分量の除去が必要であると判断する。第1実施形態では、その閾値が一定であったが、第2実施形態では、その閾値を変化させる。
上述したように、燃料電池の残留水が凍結すると発電性能が低下する。そのため、低温雰囲気における燃料電池の再起動(以下、低温起動という。)が予想される場合には、燃料電池の残留水を十分に除去しておく必要がある。
そこで第2実施形態に係る燃料電池システムは、燃料電池の次回起動が低温起動になるか否かを予測する低温起動予測手段を備えている。この低温起動予測手段は、外気温度や天気予報、カレンダー等を用いて、燃料電池の次回起動が、膜電極構造体が凍結するような低温起動になるか否かを予測する。そして、低温起動になると予測した場合には低温起動用の閾値を出力し、それ以外の場合には通常起動用の閾値を出力する。低温起動用の閾値は、通常起動用の閾値より小さくなっている。
図7は、第2実施形態に係る燃料電池の掃気方法のフローチャートである。S11において、低温起動予測手段は、燃料電池の次回起動が低温起動か否かを判断する。判断がYesの場合はS11aに進み、通常起動用の閾値より小さい低温起動用の閾値を出力する。
S16において、残留水除去必要性判断手段は、S14で推定された残留水分量と、低温起動予測手段から出力された閾値とを比較する。そして、残留水分量が閾値を上回っている間は掃気を繰り返して残留水分量を減少させ、残留水分量が閾値を下回った時点で掃気を完了する。そのため、低温起動用の閾値を使用することにより、残留水を十分に除去することができる。これにより、膜電極構造体の凍結を防止して、低温起動時の発電性能の低下を抑制することができる。逆に、低温起動が予測されない場合には長時間の掃気を行わないので、エネルギー消費量の増加を防止することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る燃料電池システムおよび燃料電池の掃気方法について説明する。なお第1実施形態と同様の構成となる部分については、その詳細な説明を省略する。
第1実施形態では、図4(d)に示すように掃気量が一定であったが、第3実施形態では、掃気ガス圧力を変化させることにより掃気量を変化させる。
第3実施形態に係る燃料電池システムは、掃気ガスの圧力を決定する掃気ガス圧力決定手段を備えている。この掃気ガス圧力決定手段は、推定された残留水分量を図8(b)のグラフに当てはめて、掃気ガス圧力を決定する。
図8(b)は、残留水分量と掃気ガス圧力との関係を示すグラフである。このグラフでは残留水分量に比例して掃気ガス圧力が高くなっている。そのため、残留水分量が多い場合には掃気ガス圧力が高く設定され、残留水分量が少ない場合には掃気ガス圧力が低く設定される。
図8(a)は、第3実施形態に係る燃料電池の掃気方法のフローチャートである。S14において残留水分量が推定され、S16において残留水の除去が必要であると判断された場合に、上述した掃気ガス圧力決定手段は、推定された残留水分量を図8(b)のグラフに当てはめて掃気ガス圧力を決定する(S17)。掃気手段は、コンプレッサの出力や、背圧弁およびパージ弁の開度を制御して、掃気ガスである酸化ガスの圧力が、決定された掃気ガス圧力となるように調整する。
第3実施形態に係る燃料電池の掃気方法によれば、燃料電池の運転停止直後の残留水分量が多い状態では掃気量を多くし、残留水分量の減少とともに掃気量を少なくすることが可能になる。これにより、効率的に残留水を除去することが可能になり、エネルギー消費量を低減することができる。また、コンプレッサの運転に伴う騒音を抑制することも可能である。さらに、電解質膜の過乾燥による劣化を防止することも可能である。
なお、この発明は上述した実施形態に限られるものではない。
例えば、上述した実施形態では燃料ガス流路および酸化ガス流路の両方を掃気したが、いずれか一方のみを掃気することも可能である。例えば、常温時には、残留水が多く存在する酸化ガス流路のみを掃気し、低温時には、凍結を防止するため両方のガス流路を掃気することも可能である。また、燃料ガス流路のみの掃気と、酸化ガス流路のみの掃気とを、短時間で切り替えることも可能である。この場合、一方のガス流路を掃気するのと同じエネルギー消費量で、両方のガス流路を掃気した場合と同様の効果を得ることができる。
燃料電池セルの展開図である。 第1実施形態に係る燃料電池システムの概略構成図である。 第1実施形態に係る燃料電池の掃気方法のフローチャートである 第1実施形態における残留水分量の経時変化のグラフである。 第1実施形態における残留水の状態変化の第1説明図である。 第1実施形態における残留水の状態変化の第2説明図である。 第2実施形態に係る燃料電池の掃気方法のフローチャートである。 第3実施形態に係る燃料電池の掃気方法のフローチャートである。 従来技術における残留水分量の経時変化のグラフである。 従来技術における残留水の状態変化の説明図である。
符号の説明
1…燃料電池 2…電解質膜 3…アノード電極 4…カソード電極 5…燃料ガス流路(反応ガス流路) 6…酸化ガス流路(反応ガス流路) 7…コンプレッサ 50…膜電極構造体 62…運転停止検出手段 63…待機時間タイマ 64…残留水分量推定手段 66…残留水除去必要性判断手段 70…掃気手段 100…燃料電池システム

Claims (3)

  1. 電解質膜をアノード電極およびカソード電極で挟持した膜電極構造体と、前記膜電極構造体の両面に重力方向に沿って延設された反応ガス流路とを有し、前記反応ガス流路に反応ガスを供給することで発電を行う燃料電池システムであって、
    前記燃料電池の運転停止を検出する運転停止検出手段と、
    前記燃料電池内部に残留する水分量を推定する残留水分量推定手段と、
    少なくとも前記残留水分量推定手段により推定された水分量に基づいて、前記燃料電池内部の残留水の除去が必要か否かを判断する残留水除去必要性判断手段と、
    前記燃料電池内部の前記反応ガス流路を掃気する掃気手段と、
    前記反応ガス流路を掃気する前に、所定時間だけ掃気を待機させる待機時間タイマと、を有し、
    前記残留水除去必要性判断手段により残留水の除去が必要でないと判断されるまで、所定時間の待機と掃気とを繰り返すことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記残留水除去必要性判断手段は、前記残留水分量推定手段により推定された残留水分量が閾値以下である場合に、残留水の除去が必要でないと判断することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 電解質膜をアノード電極およびカソード電極で挟持した膜電極構造体と、前記膜電極構造体の両面に重力方向に沿って延設された反応ガス流路とを有し、前記反応ガス流路に反応ガスを供給することで発電を行う燃料電池の掃気方法であって、
    前記燃料電池の運転停止を検出する運転停止検出工程と、
    前記反応ガス流路を掃気する前に、所定時間だけ掃気を待機する待機工程と、
    前記燃料電池内部に残留する水分量を推定する残留水分量推定工程と、
    少なくとも前記残留水分量推定手段により推定された水分量に基づいて、前記燃料電池内部の残留水の除去が必要か否かを判断する残留水除去必要性判断工程と、
    前記燃料電池内部の前記反応ガス流路を掃気する掃気工程と、を有し、
    前記残留水除去必要性判断工程において残留水の除去が必要でないと判断されるまで、前記待機工程から前記掃気工程までを繰り返すことを特徴とする燃料電池の掃気方法。
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