JP2008009632A - 文字入力装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】操作者によってなされている筆記中の文字を特定し、筆記中の文字候補に対応した力を操作子に与えることによって筆記操作をガイドする。また、筆運びが分かれる地点では、その存在を操作者に認知させるよう反力を与える。このようになっていれば、操作者は振動が多い環境でも正確な筆記操作を行うことができ、結果的に高精度な文字認識がなされる。
【選択図】図9
Description
このようになっていれば、操作者は、どの時点から文字入力装置が文字の特定を開始したのかが更にわかりやすくなり、書き始めるタイミングが掴みやすい。
そして、さらに、文字特徴情報を構成する各情報には、許容する誤差についての情報が付加されているとよい(請求項7)。
また、制御手段が動力手段に与える動作指示は、筆記面に平行な方向の力及び筆記面に垂直な方向の力を操作子に与える動作指示であると特によい(請求項8)。
図1は、文字入力装置11の概略構成及び文字入力装置11に接続された装置類の関係を示すブロック図であり、図2は、文字入力装置11の外観図である。文字入力装置11は、外観上、本体部18と、本体部18から延びる第一のアーム17aと、第一のアーム17aの本体部18側と反対側に接続された第二のアーム17bと、第二のアーム17bにおける第一のアーム17a側と反対側に接続された操作子16とを備える。また、これらの内部には、モータ群12と、エンコーダ群13と、記憶部14と、制御部15とを備える。
制御部15は、CPU、ROM、RAM、I/O等から構成され、CPUがプログラムをROMからRAMへ読み込み、CPUがそのプログラムを実行することによって、後述する反力制御処理を実行する。
ナビゲーション装置21は、広く知られた一般的なナビゲーション装置であり、目的地設定の際等に、文字入力装置11によって入力された文字を用いるように構成されている。
次に、記憶部14が記憶するリンク構成テーブルについて図3を用いて説明する。
図4(a)は、次リンク位置テーブルのテーブルレイアウト図である。次リンク位置テーブルのレコード(以下、「リンク位置レコード」と称す)は、文字を一意に特定可能な文字コードと、筆記順に対応したリンクの番号であるリンク番号と、リンクの開始端までの距離(M)と角度(φ)とから構成される。なお、距離(M)の基準位置は一画目のリンクの開始端であり、角度(φ)は水平線からの角度である。
次に、制御部15が実行する反力制御処理について図5のフローチャートを用いて説明する。反力制御処理は、ナビゲーション装置21から実行指令を受け取った際に開始される。また、反力制御処理によって実現される文字入力方法は、筆記された文字を一文字ずつ特定して確定させていく方法である(単文字入力)。
また、上述したS160においてリンクデータレコードが1レコードのみに定まったと判定した場合に進むS220では、リンクデータレコードのリンク形状データを用いて反力制御を開始する。なお、定まったリンクデータレコードだけでなく、文字コードによって検索することにより特定できるn+1以降の画についてのリンクデータレコードも用いて反力制御を順次行う。反力制御の詳細については後述する。
一方、最終画はまだ筆記されていないと判定した場合に進むS230では、操作子16の移動を検出しない状態が一定時間経過したか否かを判定する。ここで言う「一定時間」というのは、操作者の意識が筆記操作から外れ、筆記操作が再開される可能性よりも再開されない可能性の方が高いと判断できる程度の時間である。例えば、30秒や1分程度が適していると考えられる。このS230において、操作子16の移動を検出しない状態が一定時間経過したと判定した場合は(S230:Yes)、S140へ処理を移行し、操作子16の移動を検出しない状態は一定時間経過していないと判定した場合は(S230:No)、S225へ処理を戻す。
続いて、当該画の筆記操作が終了したか否かを判定する(S315)。これは、エンコーダ群13から出力される検知結果と、当該画に対応するリンク形状データとに基づいて行う。当該画の筆記操作が終了したと判定した場合は(S315:Yes)、S325へ処理を移行し、当該画の筆記操作を終了していないと判定した場合は(S315:No)、S320へ処理を移行する。
また、上述したS170で該当リンクデータレコードは存在しない又は検索を開始してから一定時間経過したと判定した場合に進むS355では、該当文字がないことを報知する。具体的には、ナビゲーション装置21に接続されている表示装置23に、その旨を表示させることによって行う。
次に、S220,S310で開始する反力制御によって実現される反力について図9を用いて説明する。図9(a)は、筆記文字「わ」であるが、L1s−L1eが筆記される際の反力状態を図9(b),(c)に表す。具体的には、図9(b)は、A−A’間それぞれぞれの位置における反力(筆記面Pに対する垂直方向の反力)を表したグラフであり、図9(c)はB−B’間それぞれの位置における反力(筆記面Pに対する垂直方向の反力)を表したグラフである。なお、すでに文字の特定は終えている状態と仮定している。
以上、本実施形態の文字入力装置11の構成及び動作について説明したが、文字入力装置11によれば、操作者が筆記しようとしている文字毎に適切な反力を操作子16に与えることができ、車両内のような振動が多い環境で利用する際にも、操作者が正確に筆記操作を行うことができる。そして、結果として、高精度に文字認識を行うことができる。
(1)上記実施形態の説明では、筆記面Pに対する垂直方向の反力のみについて言及したが、もちろん筆記面Pに対して平行な方向にも力を生じさせてもよい。例えば、図9(a)のL1s−L1eを筆記する際、操作子16の先端16aがL1s−L1e上から外れた位置にある場合には、先端16aがL1s−L1e上に位置するように筆記面Pに対して平行な方向に反力を発生させるとよい。このようになっていれば、操作者はより文字の筆記を行いやすくなる。なお、反力だけに限らず、推力(操作子16自らが移動しようとする力)を発生させてもよい。このようにすれば、より操作者の筆記操作に必要な力が低減され筆記操作が容易となる。
[特許請求の範囲との対応]
次に、実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲で用いた用語との対応を示す。エンコーダ群13が検知手段に相当し、モータ群12が動力手段に相当し、記憶部14が記憶手段に相当し、制御部15が制御手段に相当する。また、上記実施形態では文字入力装置11とは別体構成になっているが、表示装置23が報知手段に相当する。
Claims (10)
- 筆記具形状に形成された操作子と、
前記操作子に対して行われた筆記操作を検知する検知手段と、
前記操作子に対して力を与える動力手段と、
操作者に対して情報を報知する報知手段と、
前記検知手段によって検知された前記操作子に対する筆記操作から文字を特定するために必要な文字特徴情報を文字毎に記憶する記憶手段と、
前記検知手段の検知情報及び前記記憶手段が記憶する前記文字特徴情報に基づき文字を特定し、特定した文字に対応する前記文字特徴情報に基づいて前記動力手段に対して動作指示を与えるとともに、その特定した文字を前記報知手段に報知させる制御手段と、
を備えることを特徴とする文字入力装置。 - 請求項1に記載の文字入力装置において、
前記操作子は、空中で筆記操作を行うことができるようになっており、
前記制御手段は、空中に設定された所定の筆記面に対する前記操作子の押し下げ操作を前記検知手段が検知すると、前記動力手段に対して、前記操作子を前記筆記面まで戻す力を前記操作子に与えるよう動作指示を与え、前記特定を開始すること、
を特徴とする文字入力装置。 - 請求項2に記載の文字入力装置において、
前記制御手段は、前記特定を開始すると、その旨を前記報知手段に報知させること、
を特徴とする文字入力装置。 - 請求項1〜3の何れかに記載の文字入力装置において、
前記記憶手段が記憶する前記文字特徴情報は、各文字の画毎に構成され、
前記制御手段は、前記検知手段が前記操作子に対する筆記操作の検知を開始すると当該筆記操作に対応する文字特徴情報を有する文字の特定を開始し、前記検知手段の検知情報に対応する文字が一つに特定された時点、又は、対応する文字の候補は複数あるが少なくとも現在操作者によって筆記されている画の文字特徴情報が全ての前記候補において略同一であると判定された時点で、現在操作者によって筆記されている画に対応する前記文字特徴情報に基づいて前記動力手段へ動作指示を与えること、
を特徴とする文字入力装置。 - 請求項1〜4の何れかに記載の文字入力装置において、
前記制御手段は、前記検知手段の検知情報に対応する文字が一つに特定されず、前記検知手段の検知情報に対応する文字の候補は複数ある状態であっても、前記操作子に対して筆記操作が所定時間なされなかった場合には、前記候補のうちの何れか一つの文字を特定した文字として前記報知手段に報知させること、
を特徴とする文字入力装置。 - 請求項1〜5の何れかに記載の文字入力装置において、
前記記憶手段が記憶する前記文字特徴情報は、少なくとも、画の長さと、画の角度と、画の曲がり具合についての情報と、次画を特定するための情報とから構成されていること、
を特徴とする文字入力装置。 - 請求項6に記載の文字入力装置において、
前記文字特徴情報を構成する各情報には、許容する誤差についての情報が付加されていること、
を特徴とする文字入力装置。 - 請求項2を引用する請求項3〜7の何れかに記載の文字入力装置において、
前記制御手段が文字の種類に応じて前記動力手段に与える前記動作指示は、前記筆記面に平行な方向の力及び前記筆記面に垂直な方向の力を前記操作子に与える動作指示であること、
を特徴とする文字入力装置。 - 請求項8に記載の文字入力装置において、
前記制御手段は、筆記操作の途中まで筆記操作が略同一である複数の文字を操作者によって筆記されている途中に特定した場合には、筆記操作の分岐箇所において前記筆記面と垂直な方向の反力を与える動作指示を前記動力手段に与えること、
を特徴とする文字入力装置。 - 請求項1〜請求項9の何れかに記載の文字入力装置において、
前記制御手段は、さらに、指定された文字について、前記記憶手段が記憶する前記文字特徴情報に基づいて前記動力手段に動作指示を与えることにより、当該文字の全画の筆記操作をガイドさせる機能を有すること、
を特徴とする文字入力装置。
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