JP2008009512A - 厨房運営管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】正規社員以外のアルバイト、パートなど経験の浅い作業者でも的確に作業ができ、且つ、作業者の作業効率と作業の確実性を改善することが可能となる厨房運営管理システムを提供する。
【解決手段】厨房運営管理システム1は、作業者に関する情報を保持する作業者データベース6と、メニューに対応した食材及び調理方法に関する情報を保持するメニューデータベース4と、これらデータベース6、4の情報と選択されたメニューに基づき、作業者毎の調理作業の内容及びタイムスケジュールを割り振って出力手段(モニター32)により出力する運営管理手段とから構築される。
【選択図】図1

Description

本発明は、調理器具を用いて食材を調理する厨房の運営管理システムに関するものである。
近年、レストランや社員食堂などの数多くの調理を行う厨房では、正規社員以外にアルバイト、パートなど経験の浅い作業者が働いており、それらの作業者の中には人によって行える作業と行えない作業があった。そこで、コンピューターを用いた調理システムを導入し、作業の効率化を図るようにしていた。
該管理者は、各作業者がどの作業が行えるかを示す作業能力、勤務可能日、勤務可能時間などをデータベースに記録し、記録されたデータから調理スケジュールに合わせて各作業者の最適な人員配置を決めると共に、必要人数を割り当て、その結果を作業指示書としてプリントアウトしたり、画面表示したりすることにより各作業者に調理指示を出して作業の効率化を図っていた(特許文献1参照)。
2003−288409号公報
しかしながら、レストランや社員食堂などで働いている正規社員以外のアルバイト、パートなどなど経験の浅い作業者は、作業能力、勤務可能日、勤務可能時間等が個々別々であった。このため、それらの作業者は、作業内容を十分理解できず的確な作業を行えないという問題があった。
本発明は、係る従来技術の課題を解決するために成されたものであり、正規社員以外のアルバイト、パートなど経験の浅い作業者でも的確に作業ができ、且つ、作業者の作業効率と作業の確実性を改善することが可能となる厨房運営管理システムを提供することを目的とする。
即ち、本発明の厨房運営管理システムは、調理器具を用いて食材を調理するものであって、作業者に関する情報を保持する作業者データベースと、メニューに対応した食材及び調理方法に関する情報を保持するメニューデータベースと、これらデータベースの情報と選択されたメニューに基づき、作業者毎の調理作業の内容及びタイムスケジュールを割り振って出力手段により出力する運営管理手段とから構築されたことを特徴とする。
また、請求項2の発明の厨房運営管理システムは、上記において、運営管理手段は、作業者による確認入力を受け付ける入力手段を備え、未確認の作業者について警告出力を発生する機能を有することを特徴とする。
また、請求項3の発明の厨房運営管理システムは、請求項1又は請求項2において、運営管理手段は、タイムスケジュールに変更が生じた場合に警告出力を発生する機能を有することを特徴とする。
本発明では、作業者に関する情報を保持する作業者データベースと、メニューに対応した食材及び調理方法に関する情報を保持するメニューデータベースと、これらデータベースの情報と選択されたメニューに基づき、作業者毎の調理作業の内容及びタイムスケジュールを割り振って出力手段により出力する運営管理手段とから構築されているので、作業者は出力手段に表示されたメニューを見て決められた時間に決められた作業を行うことができる。これにより、作業者の作業効率と作業の確実性を改善することが可能となる。また、作業者は出力手段に表示されたメニューを見てから調理を行うことができるので、経験の浅い作業者でも確実にタイムスケジュール通り作業を行うことができ、的確な作業を実現することができるようになるものである。
また、請求項2の発明では、運営管理手段は、作業者による確認入力を受け付ける入力手段を備え、未確認の作業者について警告出力を発生する機能を有するので、例えば出勤したばかりの作業者に警告を出力してタイムスケジュールを見るように促すことが可能となると共に、作業者はタイムスケジュールを見た旨の確認入力を行うことが可能となる。これにより、運営管理者は作業者に当日の作業を確実に伝えたことを把握することができるので、メニュー通りの調理を、確実にタイムスケジュール通りに遂行することができるようになるものである。
また、請求項3の発明では、運営管理手段は、タイムスケジュールに変更が生じた場合に警告出力を発生する機能を有するので、運営管理者が作業現場に出向いて行かなくても作業者に確実にタイムスケジュールを伝え、指示することができる。これにより、作業者は、タイムスケジュールに沿った調理作業を間違うことなく確実に行うことが可能となる。従って、調理作業中に急にタイムスケジュールが変更された場合でも、作業者は変更されたタイムスケジュール通りの調理を行うことができ、厨房運営管理システムの利便性を大幅に向上させることができるようになる。
本発明は、経験の浅い作業者でも作業内容を十分理解することができ、確実にタイムスケジュール通りの作業が行えることを最も主要な特徴とする。経験の浅い作業者でも確実にタイムスケジュール通りの作業が行えるという目的を、出力手段に作業者毎のタイムスケジュールを出力することで実現した。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例を示す厨房運営管理システム1の通信回線を示す図、図2は本発明の一実施例を示す厨房運営管理システム1のブロック図、図3は本発明の一実施例を示す厨房運営管理システム1の作業指示画面(作業当日の作業者全員)を示す図、図4は本発明の一実施例を示す厨房運営管理システム1の作業指示画面(作業当日の作業者個人)を示す図をそれぞれ示している。
厨房運営管理システム1は、例えば作業当日の調理のメニューがある程度決まっている給食センターなどの調理センター(図示せず)を例に説明を行う。該厨房運営管理システム1は、図1に示すように、調理センターには管理PC2が備えられており、この管理PC2にHUB10(集中結線装置)が接続されている。HUB10にはマスターコントローラ12が配線接続されると共に、無線ルータ14(ネットワーク上のデータ中継機器)が配線接続されている。
管理PC2は、例えば種々のデータを記憶可能な記憶装置(メモリ及びデータベース)、或いは、日付やタイマ機能などを備えた汎用のマイクロコンピューターにて構成され、所定のプログラムを実行する。該管理PC2は、図2に示すように作業者に関する情報を保持する作業者データベース6と、調理のメニューに対応した食材及び調理方法に関する情報を保持するメニューデータベース4とを備えている。
即ち、厨房運営管理システム1は、作業者に関する情報を保持する作業者データベース6と、調理のメニューに対応した食材及び調理方法に関する情報を保持するメニューデータベース4と、これらデータベースの情報と選択された調理のメニューに基づき、作業者毎の調理作業の内容及びタイムスケジュールを割り振ってモニター32(本発明の出力手段に相当)より出力する運営管理手段とから構築されている。尚、出力手段には、後述するプリンタ及びスピーカなども含まれる。
マスターコントローラ12も、例えば種々のデータを記憶可能な記憶装置(メモリ)、或いは、日付やタイマ機能などを備えた汎用のマイクロコンピューターにて構成され、所定のプログラムを実行する。該マスターコントローラ12には、各種調理を行うためのコンベクションオープン22、ブラストチラー24、フライヤ26等の調理器具20が配線接続されている。また、マスターコントローラ12には、業務用冷蔵庫42・第1の冷凍庫44、プレハブ冷蔵庫46・第2の冷凍庫48などの収納庫40が配線接続されている。
各調理器具20には調理をスタートさせるためのスタートボタン(図示せず)が設けられている。そして、それらのスタートボタンが押されると、そのデータはマスターコントローラ12から管理PC2に送信され、これによって管理PC2は各調理器具20の使用状態を検知する。尚、各調理器具20は、同じ種類のものが複数台設けられている場合もあり、これら以外に他の調理器具を備えている場合もある。
前記、無線ルータ14にはカラーモニター32(図1に図示)を備えた複数の端末装置30が配線接続されており、この端末装置30は各調理器具20の側にそれぞれ設置されている。各端末装置30にはキーボード36やマウス38などの入力装置34(本発明の入力手段に相当)が接続されている(図1に図示)。
また、管理PC2は、作業当日の作業者の出勤状態を把握できるようになっている。そして、各作業者が入力装置34を操作することにより、入力されたデータは管理PC2に送信される。これにより、管理PC2は、作業当日の作業者の出勤状態を把握する。また、各作業者が入力装置34を操作することにより、運営管理者(管理PC2)からの作業指示がモニター32に表示され、これによって各作業者への作業内容を指示することができる。
また、各作業者は、当該各作業者をそれぞれ認識可能な図示しないバーコード或いはICタグを有している。端末装置30には、図示しないバーコードリーダー或いはICタグリーダーなどの作業者特定装置が設けられている。そして、作業者が端末装置30に接続された作業者特定装置にバーコード或いはICタグのデータを読み込ませると、管理PC2はそのデータを読み込ませた作業者が誰であるか特定できるようになっている。以降、入力装置34の操作は、作業者特定装置にて作業者が特定された後、操作されるものとする。
また、業務用冷蔵庫42・第1の冷凍庫44、プレハブ冷蔵庫46・第2の冷凍庫48内には、冷凍食品や、冷蔵食品が収納され所定の温度で保存されている。この業務用冷蔵庫42・第1の冷凍庫44、プレハブ冷蔵庫46・第2の冷凍庫48などの収納庫40には食品が収納されたか否かを検知するための検知センサ(図示せず)が設けられ、所定の設定温度で運転される。そして、検知センサが食品が収納されたのを検知すると、そのデータはマスターコントローラ12から管理PC2に送信される。
調理センターには、正規社員以外にアルバイト、パートなど経験の浅い作業者や、熟練の少ない作業者も働いている。そこで、厨房運営管理システム1では、運営管理者により各作業者の雇用形態(どの作業ができるかを示す作業能力、勤務可能日、勤務可能時間等)が作業者データベース6に記録され、それを参照すれば、誰が、いつ、どの作業ができるかが分かるようになっている。
係る調理センターには、正規社員以外にアルバイトやパートなどの経験の浅い作業者や、熟練の少ない作業者も働いている。そこで、厨房運営管理システム1では、運営管理者により各作業者の雇用形態(どの作業ができるかを示す作業能力、勤務可能日、勤務可能時間等)が作業者データベース6に記録され、それを参照すれば、誰が、いつ、どの作業ができるかが分かるようになっている。また、前記管理PC2のメニューデータベース4には、調理メニュー全ての調理データが登録されると共に、運営管理者により日々の調理メニューや調理数量が計画されそのデータは管理PC2のメモリに登録される。
該管理PC2には、所定日の調理メニューに応じて、メニューデータベース4と作業者データベース6から作業当日のメニューに用いる食材や下処理、調理作業に適した作業者などを選択し、作業内容と日々のタイムスケジュールを割り振り、モニター32に表示するプログラムを備え、そのプログラムを実行する。即ち、管理PC2は所定日の作業当日の調理メニューに応じて、調理のタイムスケジュールを自動的に作成し、このタイムスケジュールに合わせて作業者データベース6から各作業の最適な作業者の人員配置を決めメモリに登録し、作業当日にモニター32に表示するようになっている。
そして、運営管理者により調理スケジュールが決まると、管理PC2は、日々のタイムスケジュールに合わせて、予め決められた各調理器具20のスタート時刻と作業者データベース6の作業者データとを参照して、各作業の最適な作業者の人員配置を決める。即ち、管理PC2は、作業当日になるとその日の全調理メニューの調理データと、各調理のメニューに最適な作業者とをメニューデータベース4、作業者データベース6から選択して、そのデータをマスターコントローラ12に送信する。
詳しくは、管理PC2は、その日の調理メニューから作業者データベース6を検索する。そして、管理PC2は、作業の習熟度と作業が行われる時間帯に勤務可能な作業者を選択して各作業場所に必要人数を割り振り、そのデータをマスターコントローラ12に送信する。また、各調理メニューの調理に最適な作業者に休暇が入っている場合、管理PC2は、次の最適な作業者を割り振る。即ち、管理PC2は、作成した調理スケジュールからそれぞれの調理場所でどの作業者が、どの時間帯に作業を行っているかを把握できているので、タイムスケジュールに変更があった場合にも、調理内容に基づいて作業者の入れ換えを適正に行うことができる。
また、マスターコントローラ12は、管理PC2から受信したデータに基づいて、各調理器具20及び各収納庫40側に設置されたモニター32に作業指示を表示する。即ち、マスターコントローラ12は、図3に示すようにモニター32に各作業者(図中AAA・・・、BBB・・・)を表示し、各作業者の右側にタイムスケジュールを表示する。尚、図中各作業者は上方から順に下方へ表示し、タイムスケジュールは横軸に時間を表示している。また、図3では作業者を2名表示しているが、実際は、その作業場所のモニター32で作業指示を行う全ての作業者が表示(1段、2段或いは複数段)される。また、作業者への作業指示は、モニター32画面表示だけでなく、プリントアウトして作業者に知らせても良い。
そして、出勤した作業者は、作業開始以前に端末装置30に設けた作業者特定装置にバーコード或いはICタグのデータを読み込ませた後、画面に表示された自分の作業者名のところをマウス38のカーソルを合わせてクリックする。これにより、管理PC2は、端末装置30を操作している作業者が画面に表示された作業者名であることを特定する。係るモニター32画面には、その作業場所で働く、それぞれの作業者名が、人数分上下方向に複数段表示される。尚、図中最上段には、作業者AAA・・・、2段目には作業者BBB・・・を表示しているが、以下の段は省略している。
ここで、作業者AAA・・・のタイムスケジュールを具体的に説明する。図3の上段左側には作業者名AAA・・・、その右側には作業時間別に異なる色で作業内容を表示している。作業時間別の色分けは、例えば、9:00分〜9:20分をピンク色(図中斜め右上から斜め左下斜線)、9:20分〜10:10分を黄色(図中白抜き横長四角)、10:10分〜10:40分を黄緑色(図中斜め左上から斜め右下斜線)、10:40分〜11:10分をダークシアン色(図中斜め格子線)、11:10分〜11:40分を着色なし、11:40分〜12:00分を水色(図中縦波模様)で色分けしている。これにより、作業者AAA・・・は、モニター32画面を一目見るだけで、作業当日のタイムスケジュールを把握することができる。
また、作業者BBB・・・のタイムスケジュールを具体的に説明する。図3の上段に隣接する下段行の左側には作業者名BBB・・・、その右側には作業時間別に異なる色で作業内容を表示している。作業時間別の色分けは、例えば、9:00分〜9:40分をピンク色(図中斜め右上から斜め左下斜線)、9:40分〜10:10分を黄色(図中白抜き横長四角)、10:10分〜10:30分を黄緑色(図中斜め左上から斜め右下斜線)、10:30分〜10:50分を着色なし、10:50分〜11:40分を緑色(図中縦横格子線)、11:40分〜12:00分を水色(図中縦波模様)で区分けしている。この場合も、作業者AAA・・・同様、作業者BBB・・・は、モニター32画面を一目見るだけで、タイムスケジュールを把握することができる。
そして、作業者AAA・・・がタイムスケジュールの更なる具体的な作業内容を確認する場合、モニター32に表示された自分の作業者名(AAA・・・)にマウス38のカーソルを合わせてクリックする。すると、モニター32の画面が変わって、図4に示すようにその作業者に割り振られた作業内容と、その作業をいつ始めたら良いか、具体的なタイムスケジュールがモニター32に表示される。
そして、ピンク色の時間帯(9:00分〜9:20)では、にんじん5Kgのみじん切り作業、黄色の時間帯(9:00分〜10:10)では、ジャガイモ20Kgの皮むき作業など、作業当日の作業予定が詳細に表示される。尚、以降の黄緑色(10:10分〜10:40分)、ダークシアン色(10:40分〜11:10分)、着色なし(11:10分〜11:40分)、水色(11:40分〜12:00分)も作業はあるが具体的な作業内容は図示していない。
そして、作業者がタイムスケジュールを確認した後、確認操作(タイムスケジュールを確認したというデータを管理PC2に送信する操作)を行う。該タイムスケジュールの確認操作は、図4の具体的なタイムスケジュールの画面右下に表示された戻るにマウス38のカーソルを合わせてクリックし、図3の厨房運営管理システム1の作業指示画面(作業当日の作業者全員)に戻る。
この作業指示画面は、図5に示すように、左側に確認した/しないのマーク(◎或いは●)が表示され、その右側に作業者名、その右側に作業内容が表示される。尚、作業者がタイムスケジュールを確認した場合は、作業者の左側に確認したマーク(確認済みマーク◎)が表示され、タイムスケジュールを確認していない場合は、確認しないマーク(未確認マーク●)が表示される。また、図1、図2では確認した/しないのマークを表示していないが、実際初期画面では未確認マーク●が表示される。
即ち、確認操作画面の初期状態では、画面左側に未確認マーク●が表示され、その右側に前述した如き作業者名、その右側に作業内容が表示されている。そして、作業者AAA・・・が作業内容を確認し、確認済みマークを付ける場合は、作業者名にマウス38のカーソルを合わせダブルクリックする。すると作業者名の左側に表示されている未確認マーク●は、確認済みマーク◎に変わり、そのデータは端末装置30から管理PC2に送信される。
これにより、管理PC30(運営管理者)は作業者AAA・・・がタイムスケジュールを確認したことを把握することができる。また、作業者特定装置で特定された作業者名以外の欄は操作を行えないようになっている。係る作業者AAA・・・は、作業者特定装置にて管理PC2に特定されているので、作業者名AAA・・・の上にマウス38のカーソルを合わせダブルクリックして未確認マーク●を確認済みマーク◎に変えることができるが、他の作業者BBB・・・の上にマウス38のカーソルを合わせダブルクリックしても、管理PC2はその入力を受け付けず、操作を行えないようになっている。これにより、間違って、他の作業者の確認操作を行ってしまうのを防止している。
また、タイムスケジュールの確認操作は、例えば作業当日の作業開始時刻の何分前に行うか予め決められている。そして、その時間になっても確認操作が行われない場合は、モニター32、或いは、端末装置30に接続されたプリンタ(図示せず)から警告を出力、或いは、端末装置30に接続されたスピーカから警告を出力(警告音を出力)する。
該モニター32からの警告の出力は、警告を行う作業者名の段全体(図3)を点滅させる、或いは、作業者名の段全体の背景色を目立つ色にする等により、作業者に注意を促す。また、プリンタからの警告の出力は、目立つ色で警告内容を印刷して作業者に注意を促す。また、スピーカからの警告は例えば、緊急を要する音色(パトカーや救急車等から報知される音)を出力して、作業者に注意を促す。以降、モニター32、プリンタ、スピーカから警告を出力する場合を単に警告を出力(本発明の警告出力を発生する機能に相当)すると称す。尚、警告の出力は、モニター32、プリンタ、スピーカの内の何れか1つ、或いは、複数を組み合わせても差し支えない。
詳しくは、作業当日の作業開始時刻が9:00分の場合、例えば10分前の8:50分に確認操作の入力を設定し、8:50分になってもタイムスケジュールの確認操作が行われず、未確認マーク●が表示されている場合、管理PC2は、未確認マーク●が表示されている作業者に警告を出力する。そして、更に5分経過して8:55になっても未確認マーク●が表示されている場合は、未確認マーク●が表示されている作業者に再度警告を出力する。
また、調理途中(営業中)にタイムスケジュールが変更(調理内容の変更、追加等)になった場合には、タイムスケジュールが変更になった作業者近傍に設置してある端末装置30、及び、その作業に関係する作業者近傍の端末装置30に警告信号を送信し、モニター32、プリンタ、スピーカなどから作業者及びその作業の関係者に警告を出力して注意を促す。このときタイムスケジュールの内容は、未だ変更はしない。
また、調理途中にタイムスケジュールの変更があった場合、管理PC2は、タイムスケジュールに変更があった作業者の確認済みマーク◎を未確認マーク●に変える。該タイムスケジュールを変更する場合、管理PC2は、それぞれの調理場所でどの作業者が、どの時間帯に作業を行っているかを把握できているので、変更された調理内容に基づいて、適正な作業者に入れ換えても差し支えない。
そして、出力された警告により、警告を受けた作業者はモニター32画面に表示された更新情報あり(図3画面右上)をマウス38のカーソルを合わせてクリックする。更新情報ありにマウス38のカーソルが合わせられてクリックされると、タイムスケジュールは、最新のタイムスケジュールの内容に変更される。
作業者は変更されたタイムスケジュールを確認した後、前述した如き確認操作を行う。確認操作が行われると、そのデータは端末装置30から管理PC2に送信されると共に、作業者は変更された内容で作業を進める。これにより、運営管理者は、タイムスケジュールに変更のあった作業者が変更されたタイムスケジュールを確認し、変更された内容で作業を行っていることを把握することができる。
そして、作業当日には調理用食材が保管された収納庫40から取り出され、作業者によりタイムスケジュール通り、調理メニュー別に所定量下処理される。下処理された食材はタイムスケジュール通り作業者により熱処理された後、パック或いは容器に盛り付けられ、お客に提出される。
このように、厨房運営管理システム1は、作業者に関する情報を保持する作業者データベース6と、調理のメニューに対応した食材及び調理方法に関する情報を保持するメニューデータベース4と、これらデータベースの情報と選択された調理のメニューに基づき、作業者毎の調理作業の内容及びタイムスケジュールを割り振ってモニター32より出力する運営管理手段とから構築されているので、作業者はモニター32に表示されたメニューを見て決められた時間に決められた作業を行うことができる。これにより、作業者の作業効率と作業の確実性を改善することが可能となる。また、作業者はモニター32に表示されたメニューを見てから調理を行うことができるので、経験の浅い作業者でも確実にタイムスケジュール通りの作業を行うことができ、的確な作業を実現することができるようになるものである。
また、運営管理手段は、作業者による確認入力を受け付けるキーボード36やマウス38などの入力装置34を備えており、タイムスケジュールを未確認の作業者について警告出力を発生する機能を有するので、出勤したばかりの作業者に警告を出力してタイムスケジュールを見るように促すことが可能となると共に、作業者はタイムスケジュールを見た旨の確認入力を行うことが可能となる。これにより、運営管理者は作業者に当日の作業を確実に伝えたことを把握することができるので、当日にメニュー通りの調理を、確実にタイムスケジュール通り遂行することが可能となる。
また、運営管理手段は、タイムスケジュールに変更が生じた場合にも警告出力を発生する機能を有していえるので、運営管理者が作業現場に出向いて行かなくても作業者に確実にタイムスケジュールを伝え、指示することができる。これにより、作業者は、タイムスケジュールに沿った調理作業を間違うことなく確実に行うことが可能となる。従って、調理作業中に急にタイムスケジュールが変更された場合でも、作業者は変更されたタイムスケジュール通りの調理を行うことができ、厨房運営管理システム1の利便性を大幅に向上させることができるようになる。
尚、実施例では、厨房運営管理システム1を、作業当日提供される調理のメニューや量がある程度決まっている給食センターなどの調理センターを例に説明したが、厨房運営管理システム1は会社の社員食堂、惣菜の製造販売、或いは、レストランなどの厨房に適用しても本発明は有効である。
また、端末装置30には、接続された入力装置34(キーボード36及びマウス38)により入力したが、入力装置34はキーボード36やマウス38に限らず、タッチパネル式のモニター32を設けても差し支えない。この場合、作業者はモニター32のタッチパネルを手で触れるだけで、データを入力することができるので、入力装置34(キーボード36及びマウス38)同様の効果を得ることができ、便利である。
また、作業者を特定するためバーコード、ICタグ等使用したが、作業者の特定はバーコード、ICタグに限らず、磁気カードやICカード、或いは、カメラ機能及びメールの送受信やインターネットなどを行うことができるPDAや携帯電話などの通信可能な携帯端末機器であっても差し支えない。勿論本発明は、上記各実施例のみに限定されるものではなく、この発明の範囲を逸脱することなく他の様々な変更を行っても本発明は有効である。
本発明の一実施例を示す厨房運営管理システムの通信回線を示す図である。 本発明の一実施例を示す厨房運営管理システムのブロック図である。 本発明の一実施例を示す厨房運営管理システムの作業指示画面(作業当日の作業者全員)を示す図である。 本発明の一実施例を示す厨房運営管理システムの作業指示画面(作業当日の作業者個人)を示す図である。 図3の厨房運営管理システムの作業指示画面(タイムスケジュールの確認操作画面の拡大図)を示す図である。
符号の説明
1 厨房運営管理システム
2 管理PC
4 メニューデータベース
6 作業者データベース
12 マスターコントローラ
22 コンベクションオープン
24 ブラストチラー
26 フライヤ
30 端末装置
32 モニター
36 キーボード
38 マウス
42 業務用冷蔵庫
44 第1の冷凍庫
46 プレハブ冷蔵庫
48 第2の冷凍庫

Claims (3)

  1. 調理器具を用いて食材を調理する厨房の運営管理システムであって、
    作業者に関する情報を保持する作業者データベースと、
    メニューに対応した食材及び調理方法に関する情報を保持するメニューデータベースと、
    これらデータベースの情報と選択されたメニューに基づき、作業者毎の調理作業の内容及びタイムスケジュールを割り振って出力手段により出力する運営管理手段とから構築されたことを特徴とする厨房運営管理システム。
  2. 前記運営管理手段は、作業者による確認入力を受け付ける入力手段を備え、未確認の作業者について警告出力を発生する機能を有することを特徴とする請求項1に記載の厨房運営管理システム。
  3. 前記運営管理手段は、タイムスケジュールに変更が生じた場合に警告出力を発生する機能を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の厨房運営管理システム。
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