JP2008008993A - カラオケ楽曲予約システム - Google Patents

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Abstract

【課題】一括して選曲指示ができるとともに、通常予約の利用者に迷惑をかけることなく、効率的に選曲指示ができるカラオケ楽曲予約システムを提供する。
【解決手段】利用者ID取得手段3と一括選曲手段15と時間計測手段16と予約登録手段17とを有し、利用者ID取得手段3は、利用者ID25を取得し個々の利用者を特定し、一括選曲手段15は、所定の利用者別一括楽曲登録部21に、利用者ID25を紐付けして当該利用者が予め選曲した楽曲を登録し、時間計測手段16は、一の選曲指示から次の選曲指示までの時間を計測し、予約登録手段17は、時間計測手段16の計測値が予め定められた基準値未満ならば利用者の選曲指示に従い、一方、時間計測手段16の計測値が予め定められた基準値に達したならば利用者別一括楽曲登録部21から任意の楽曲を自動的に抽出して選曲指示し、当該選曲番号を予約待ち行列としてRAM5に登録する。
【選択図】図1

Description

本発明はカラオケ装置にて利用者が所望するカラオケ楽曲を演奏させるための予約システムに関し、さらに詳しくは、カラオケ楽曲を順次演奏させる予約待ち行列に楽曲を登録させるためのシステムに関する。
通常、カラオケ装置には、利用者が選曲指示したカラオケ楽曲を順次演奏させる予約待ち行列に登録するための予約システムが組み込まれている。具体的には、利用者が装置付帯のリモコン装置を利用して所望の楽曲を選曲し、所定の送信操作を行う。その選曲信号を受信部が受け取ると、操作パネルにも結合している操作制御部を介して中央制御部に転送する。
この中央制御部は、リモコン装置や操作パネルなどのユーザインタフェイスにて選曲指示されたカラオケ楽曲の選曲番号を受け取ると、その番号を入力順に従ってRAMに格納することで、演奏処理の予約処理待ち行列として管理する。中央制御部は、予約待ち行列から演奏順番になった楽曲IDをピックアップし、該当する音楽生成データと歌詞描出データとをハードディスク装置より取り出して処理する。
さて、利用者が所望するカラオケ楽曲を選曲する際、従来では、目次本を見ながら選曲番号を確認し、リモコン装置あるいは本体操作パネルに当該番号を入力するか、リモコン装置付帯の検索エンジンを利用し、検索された楽曲について所定の送信操作を行っている。しかし、何れにしても1曲ずつの選曲指示となり、特に、曲数を多く歌いたい場合には、このような操作を行うのは大変面倒なことである。また、最近では、カラオケ装置が搭載するカラオケ楽曲数が膨大となり、検索エンジンが整備されているとは言え、楽曲を見つけ出す手間も利用者にとって負担となる。
このような不具合を鑑みて、1曲ずつの選曲指示を行う必要をなくし、予め所望の楽曲を一括して登録しておき、選曲指示も一括して行える技術が想到されている。例えば、特許文献1では、利用者が所望する楽曲を予約する際、予約すべき複数の楽曲の選曲番号が電子早見本の記憶部に一時記憶され、予約操作によって、これらのデータが電子早見本から読み出されてすべてカラオケコマンダと称される装置へ転送され、一度の操作で複数の楽曲を一括して同時に選曲指示できる技術が開示されている。
また、特許文献2では、利用者が所持する携帯記憶媒体を事前登録装置に接続し、所望の楽曲の選曲番号を入力して前記携帯記憶媒体に書き込んでおき、カラオケ利用時は、前記携帯記憶媒体を取り外してカラオケ装置付帯の予約装置に接続することにより、携帯記憶媒体に記憶された選曲番号を読み出してカラオケ装置へ順次送信する。このとき、選曲番号を一括して送信することもできる。
このように、特許文献1および特許文献2の発明では、一括選曲することができるので、利用者にとって所望する楽曲の検索から演奏までを効率的に行えるので、大変便利である。
さらに、最近のカラオケ楽曲予約システムでは、特許文献3に記載されているように、所定の手順に従えば、利用者ID取得手段にて確認された利用者に対し、その利用者IDと選曲番号を選曲信号に多重して選曲指示ができるようになっている。すなわち、現在では、誰がどの楽曲を予約登録したかが分かるような仕組みが確立されている。
例えば、このような仕組みを利用して、所定のディスプレイにて予約待ち行列を公開する際、各登録済み項目に利用者IDが紐付けされた顔写真や氏名などを表示するなどといったシステムもある。したがって、一括予約の利用者が複数存在し、同じカラオケ装置を共用した場合、例えば、一の利用者への偏りが生じないように、順次あるいは交互に、予約待ち行列に楽曲を一括登録したとしても、何れの楽曲が何れの利用者の選曲によるものかが分かるように構成されているので、歌唱時の混乱を避けることができる。
しかしながら、利用者が一括して選曲指示できるとしても、ひとつのカラオケ装置の利用者がすべて一括予約の利用者とは限らず、通常予約の利用者が共用している場合が多い。この場合、一括して選曲指示してしまうと、予約待ち行列に当該利用者の所望する楽曲が団子状態となり、一括予約の利用者の歌唱が続くことで、通常予約の利用者にとっては非常に迷惑なこととなる。
なお、上記従来技術では、このような場合を想定して、一括楽曲登録部から一曲ずつ順次選曲指示できる構成も開示されているが、この場合、所望の楽曲を探す手間はないものの、一括して楽曲を登録できず、当該利用者は、通常予約の利用者の選曲状況を確認しながらいちいち選曲指示を行わなければならず、結局は所定の送信操作を行う手間がかかってしまう。
特開平8−185194号公報 特開平9−190192号公報 特開平11−95772号公報
そこで、本発明は、利用者が何らの手間を要さずに一括して選曲指示ができるとともに、通常の選曲指示をする利用者と同じカラオケ装置を共用する場合でも、通常予約の利用者に迷惑をかけることなく、当該利用者が何らの手間も要さずに、かつ効率的に選曲指示ができるカラオケ楽曲予約システムの提供を課題とする。
上記課題を鑑みて、利用者ID取得手段と一括選曲手段と時間計測手段と予約登録手段とを有し、利用者ID取得手段は、利用者IDを取得して個々の利用者を特定し、一括選曲手段は、所定の利用者別一括楽曲登録部に、利用者毎に利用者IDを紐付けして当該利用者が予め選曲した楽曲を登録し、時間計測手段は、一の選曲指示から次の選曲指示までの時間を計測し、予約登録手段は、時間計測手段の計測値が予め定められた基準値未満ならば利用者の選曲指示に従い、一方、時間計測手段の計測値が予め定められた基準値に達したならば利用者別一括楽曲登録部から任意の楽曲を自動的に抽出して選曲指示し、当該選曲番号を予約待ち行列に登録する。さらに好ましくは、利用者別一括楽曲登録部が複数ある場合は一の楽曲登録部に偏らず、それぞれの楽曲登録部から、順次あるいは交互に、任意の楽曲を抽出するカラオケ楽曲予約システムを想到した。
すなわち、本発明の請求項1記載のカラオケ楽曲予約システムは、利用者が選曲指示したカラオケ楽曲を順次演奏させる予約待ち行列に登録するための予約システムにおいて、利用者ID取得手段と、一括選曲手段と、時間計測手段と、予約登録手段とを有してなり、
(ア)利用者ID取得手段は、利用者IDを取得して個々の利用者を特定し、
(イ)一括選曲手段は、所定の利用者別一括楽曲登録部に、利用者毎に利用者IDを紐付けして、当該利用者が予め選曲した楽曲を登録し、
(ウ)時間計測手段は、一の選曲指示から次の選曲指示までの時間を計測するもので、選曲指示毎に計測カウンタを初期値にリセットし、
(エ)予約登録手段は、以下の処理1または処理2を行い、
処理1:前記時間計測手段の計測値が、予め定められた基準値未満ならば、利用者の選曲指示に従い、当該選曲番号を前記予約待ち行列に登録し、
処理2:前記時間計測手段の計測値が、予め定められた基準値に達したならば、前記利用者別一括楽曲登録部から任意の楽曲を自動的に抽出して選曲指示し、当該選曲番号を前記予約待ち行列に登録する、ことを特徴とする。
さらに、本発明の請求項2記載のカラオケ楽曲予約システムは、前記予約登録手段の処理2における楽曲の抽出の際、前記利用者別一括楽曲登録部が複数ある場合、一の楽曲登録部に偏らず、それぞれの楽曲登録部から、順次あるいは交互に、任意の楽曲を抽出することを特徴とする。
本発明の請求項1記載のカラオケ楽曲予約システムによれば、時間計測手段は、一の選曲指示から次の選曲指示までの時間を計測し、予約登録手段は、時間計測手段の計測値に基づき、通常の選曲指示を受け付けるか、利用者別一括楽曲登録部から抽出された楽曲の選曲指示を受け付けるかを判別することから、具体的には、例えば、一括予約の利用者ではない通常予約の利用者がいない場合は、一括楽曲登録部から順次自動的に選曲指示がなされるが、通常予約の利用者がいる場合は、楽曲の検索から選曲指示までに要する「常識的な時間内」(例えば2〜3分以内)であれば、通常通りの選曲指示を受け付け、通常予約の利用者がなかなか所望する楽曲を見つけ出せない場合、歌唱する気分が消失して選曲指示を行わない場合、あるいは「仲間内」での利用で一括予約の利用者による選曲指示の順番を待っている場合、これらを「常識的な時間外」となった事態で判断し、その場合には、利用者別一括楽曲登録部から楽曲が自動的に選曲指示される。
したがって、一括予約の利用者は、通常予約の利用者がいない場合は、利用者が何らの手間も要さずに、順次選曲指示がなされて、続けて歌唱できるとともに、通常予約の利用者がいる場合でも、通常予約の利用者に迷惑をかけることなく、当該利用者が何らの手間も要さずに、かつ効率的に選曲指示ができるといった効果を奏する。
さらに、本発明の請求項2記載のカラオケ楽曲予約システムによれば、上記効果に加えて、利用者別一括楽曲登録部が複数ある場合、一の楽曲登録部に偏らず、それぞれの楽曲登録部から、順次あるいは交互に、任意の楽曲を抽出することで、一括予約の利用者同士でも偏りがなく公平に歌唱を楽しむことができるといった効果を奏する。
以下、本発明に係るカラオケ楽曲予約システムについて、好適な実施例をあげて説明する。
図1は、請求項1に係るカラオケ楽曲予約システムを備えたカラオケ装置のブロック構成図である。本実施例におけるカラオケ装置(P)は、主に中央制御手段(2)と、これに接続される各種機能手段およびハードディスク(HDD)(4)などから構成される。ここでカラオケ装置(P)における各構成要素について説明する。先ず、通信制御手段(12)は、ADSL回線、ISDN回線、一般回線などのネットワーク通信回線を介して行われるカラオケホスト装置との通信を制御するためのものである。また、利用者ID取得手段(3)は、利用者ID(25)を取得して利用者を特定するものであり、後述するように、例えばIDカードR/W(読み取り/書き込み装置)などのインタフェースを使用する。この利用者ID取得手段(3)によって、一度、その利用者ID(25)をもってログインした利用者が所定の操作処理をした場合、その利用者が特定される。なお、利用者IDは、リモコン装置(R)のフラッシュメモリ(図示省略)とハードディスク(4)の双方に格納することができる。
次に、音声生成プロセスについて説明する。音源(6)は中央制御手段(2)が実行するシーケンサ(14)の処理によって入力され、デジタルミキサ(7)は音源(6)が発生した複数の楽音信号やカラオケマイク(M)とA/Dコンバータ(9)を介して入力された歌唱者の歌唱音声信号を適当なバランスでミキシングする。ミキシングされたデジタル音声信号はサウンドシステム(SS)(8)に入力される。このサウンドシステム(8)はパワーアンプを備えており、入力されたデジタル信号をアナログ信号に変換して増幅し、スピーカ(SP)から楽音と歌唱音声信号を放音する。
ハードディスク(4)に記録されている各楽曲コード(19)に対応づけられた映像データ(20)は、MPEG形式にエンコードされており、中央制御手段(2)が実行する背景映像再生手段(図示省略)により再生処理を行い、これを読み出してMPEGデコーダ(10)に入力する。このMPEGデコーダ(10)は入力されたMPEGデータをNTSCの映像に変換して合成回路(11)に入力し、この合成回路(11)は、背景映像の映像信号上にテロップや採点OSDを合成し、合成された映像信号は表示手段(メインモニタ)(D1)に表示される。
上記した以外に、中央制御手段(2)には、一括選曲手段(15)と時間計測手段(16)と予約登録手段(17)とが設けられ、ハードディスク(4)には、利用者別一括楽曲登録部(テーブル)(21)が記録されている。また、計測カウンタ(23)が中央制御手段(2)に接続されている。
前記一括選曲手段(15)は、前記IDカードR/W(3)にて利用者ID(25)が取得された利用者が、予め当該利用者の一括選曲したい楽曲を前記リモコン装置(R)によって事前に入力することにより、この選曲された楽曲を利用者毎に利用者IDに紐付けして、所定の利用者別一括楽曲登録部(21)に登録する。
前記時間計測手段(16)は、利用者IDが取得された利用者がカラオケ楽曲を選曲指示する際に、一の選曲指示から次の選曲指示までの時間を計測するものであり、選曲指示毎に計測カウンタ(23)を初期値にリセットしてカウントを開始する。
前記予約登録手段(17)は、時間計測手段(16)の計測値に基づき、通常の選曲指示を受け付けるか、利用者別一括楽曲登録部(21)に記録された楽曲の選曲指示を受け付けるかを判別して、何れかの選曲指示に従って当該選曲番号を入力順に予約待ち行列としてRAM(5)に格納する。
前記リモコン装置(R)は、楽曲検索機能あるいは、楽曲予約機能を備えた多機能カラオケリモコンであり、このリモコン装置(R)をもって、利用者は赤外線信号によりカラオケ装置本体に所望の演奏予約コマンドを転送する。例えば、リモコン装置(R)にて楽曲コードが入力されると、カラオケ楽曲のリクエストであるとして、前記予約登録手段(17)によって、RAM(5)にある予約待ち行列に楽曲コードを演奏予約する。
図2は、前記リモコン装置(R)の外観斜視図であり、GUI操作パネル(Ra)が備えられている。このリモコン装置(R)は、利用者IDを取得し、当該利用者のログインを特定するためのIDカードR/W(3)が付帯されている。このIDカードR/W(3)は非接触のICモジュールを搭載したカードを対象とする装置であり、IDカードに紐付けされた利用者IDを特定するものである。もちろん、本実施例の他に、例えば、ICモジュールを携帯電話に内蔵させたIC機能付き携帯電話や、近距離無線通信手段であるBluetooth機構を有する携帯電話、あるいはパスワードの入力装置や指紋や声紋などの生体識別機能による機構の利用者識別手段を利用しても構わない。なお、このカラオケ装置と通信したり、さらには、VPN(Virtual Private Network)を介してカラオケホスト装置と通信したりできる。
図3は、本システムにログインするための利用者ID登録を行う画面である。前記リモコン装置(R)の利用者ID取得手段(3)にて利用者がシステムにログインすると、前記GUI操作パネル(Ra)に表示される「お客様メンバーズゲート」画面(26)内に当該利用者の「ゲートボタン」(26a)が形成される。その後、当該利用者が「ゲートボタン」(26a)を選択すれば、図4に示すような、「マイデンモク」画面(27)が表示される。
図4は、当該利用者の「マイリスト(利用者別選曲操作画面)」画面(27)であり、歌唱した楽曲の履歴やお気に入りの楽曲を記録した「マイデンモク(利用者別楽曲リスト)」が表示されている。この「マイリスト」の中から、当該利用者が歌唱したい楽曲を選択することにより、図1に示す演奏予約手段(13)が、その楽曲を利用者IDと紐付けして予約楽曲が予約待ち行列に登録され、当該楽曲が演奏される。このほか、画面上部にあるタグをクリックすることにより、当該利用者の歌唱採点の結果を記録した「採点りれき」や、後述の一括予約をおこなうための「一括予約リスト」などを表示させることができる。
ここで、「一括予約リスト」について説明する。利用者がカラオケ楽曲を選曲する場合、リモコン装置により所望の楽曲を検索して所定の送信操作で一曲ずつ予約する「通常予約」が一般的であるが、このほか、予め所望の楽曲を一括して登録しておき、一度の操作で複数の楽曲を一括して同時に選曲指示できる「一括予約」がある。前記「一括予約リスト」は当該利用者が予め登録した一括選曲したい楽曲のリストである。該「一括予約リスト」はリモコン装置(R)により当該利用者が入力できるほか、当該利用者がパソコンからサーバにアクセスして入力することもできる。また、当該利用者が歌唱した楽曲の履歴に基づいて、自動的に「一括予約リスト」に登録するように構成してもよい。
図5に示すように、例えば、同じカラオケ装置PにA〜Dの4人の利用者がログインしている場合、利用者Aと利用者Bは「一括予約」と「通常予約」の双方が利用可能であり、「****_**」はそれぞれの利用者が予め一括予約リストに登録してある楽曲番号である。これに対して、利用者Cと利用者Dは「通常予約」のみが可能である。
図6は「一括予約リスト」の概略を示し、利用者別一括楽曲登録テーブルの説明図である。同図(イ)は利用者A、(ロ)は利用者Bの一括楽曲を示し、各利用者が一括選曲したい楽曲を予めリモコン装置(R)やパソコンなどにより登録したものを、利用者がログインしたときに、一括選曲手段(15)が利用者別一括楽曲登録部(21)へ登録するテーブルである。該利用者別一括楽曲登録テーブルの構成要素としては、利用者IDを特定する「利用者ID」フィールド(f1)と、利用者が登録した一括選曲の曲名を示す「曲名」フィールド(f2)と、その楽曲IDを示す「楽曲コード」フィールド(f3)などから構成される。該テーブルには、利用者毎に所定の楽曲数を登録することができる。
図7は、本発明のカラオケ予約システムにおける予約待ち行列への格納手順を示すフローチャートである。利用者IDが取得されてカラオケシステムにログインすると、取得された利用者IDに基づいて、当該利用者の利用者情報がサーバからダウンロードされてHDD(4)に記録される(ステップ101)。当該利用者が予め一括予約登録をしている場合は、一括選曲手段(15)が、当該利用者が予め選曲した楽曲をHDD(4)内の利用者別一括楽曲登録部(21)へ登録する。
ログインした利用者が所望の楽曲を選曲指示すると(ステップ102)、時間計測手段(16)が、一の選曲指示から次の選曲指示までの時間を計測し、選曲指示毎に計測カウンタ(23)を初期値にリセットしてカウントを開始する(ステップ103)。そして、時間計測手段(16)は計測カウンタ(23)の計測値が予め設定された基準値に達したか否かを判別する(ステップ104)。この基準値は、楽曲の検索から選曲指示までに要する「常識的な時間」であり、本実施例では基準値を「3分」とする。
前記時間計測手段(16)の計測値に基づき、予約登録手段(17)は以下の処理1または処理2を行う。
[処理1]:時間計測手段(16)の計測値が基準値未満のときは、ステップ104からステップ105へ進み、「通常予約」の選曲指示があれば、指示入力の早い順に「通常予約」された一の楽曲を予約待ち行列としてRAM(5)に格納する(ステップ105→106)。
[処理2]:これに対して、時間計測手段(16)の計測値が基準値に達したとき、あるいは、ステップ105で「通常予約」の選曲指示がないときは、それぞれステップ107へ進み、「一括予約」の選曲指示があれば、利用者別一括選曲登録部(21)に登録された一の楽曲を自動的に抽出し、当該楽曲を予約待ち行列としてRAM(5)に格納する(ステップ107→108)。
そして、中央制御手段2は予約待ち行列に従い、選曲指示された楽曲を順次演奏していく(ステップ109)。一の楽曲の演奏の途中であっても、任意の利用者が新たな楽曲を選曲指示すれば、随時上記手順にて「通常予約」あるいは「一括予約」にて選曲指示された楽曲が予約待ち行列に格納されていく。
図8は「予約待ち行列」の概念図を示し、図中上から選曲指示に基づく演奏順に楽曲番号「****_**」と、手入力による「通常予約」と自動入力の「一括予約」との区別と、当該楽曲に紐付けされている利用者IDとが、一の列に記録されている。また、図中で予約待ち行列の左側に、計測カウンタ(23)の計測値が記録される。1番上の列には、「通常予約」で選曲指示された利用者Dの楽曲が格納され、2番目の列には、「通常予約」で選曲指示された利用者Cの楽曲が格納され、1番目の選曲指示から2分30秒後に2番目の選曲指示が行われていることがわかる。同様に、3番目の列には、2番目の選曲指示から2分30秒後に「通常予約」で選曲指示された利用者Aの楽曲が格納されている。
ここで、しばらくの間選曲指示が途絶え、計測カウンタの計測値が基準値である3分に達したときに、先に利用者Aが「一括予約」で選曲指示した楽曲が4番目の列に格納される。5番目の列には、4番目の選曲指示から0分30秒後に利用者Dが「通常予約」で選曲指示された楽曲が格納され、その後、再び選曲指示が途絶えて、計測カウンタの計測値が基準値である3分に達したときに、先に利用者Bが「一括予約」で選曲指示した楽曲が6番目の列に格納される。
このように、通常予約の利用者がいる場合は、一の選曲指示から次の選曲指示までの時間が3分未満であれば、通常通りの選曲指示を受け付ける。一方、通常予約の利用者がなかなか所望する楽曲を見つけ出せない場合や、歌唱する気分が消失して選曲指示を行わない場合など、次の選曲指示までの時間が3分に達した場合には、利用者別一括楽曲登録部(21)から楽曲が自動的に抽出されて選曲指示される。
なお、一括登録された楽曲の抽出に際して、当該利用者のほかに他の利用者が他の一括楽曲登録部に登録している場合は、一の楽曲登録部に偏らず、それぞれの楽曲登録部から、順次あるいは交互に、任意の楽曲を抽出する。例えば図8の予約待ち行列で、4番目の列に利用者Aが「一括予約」で選曲指示した楽曲を格納し、6番目の列に利用者Bが「一括予約」で選曲指示した楽曲を格納する。以下、9番目の列に利用者A、10番目の列に利用者B、12番目に利用者Aと、それぞれの利用者の「一括予約」を交互に予約待ち行列に格納する。
また、利用者別一括楽曲登録部(21)から楽曲を抽出するに際しては、登録曲の中から楽曲を登録した日時の順番に抽出するか、あるいは、登録曲の中からランダムに選択して抽出するなど、予め所定の抽出基準に従い、利用者の手間を煩わすことなく自動的に抽出される。
このように、一括予約の利用者は、通常予約の利用者がいない場合は、利用者が何らの手間も要さずに、順次選曲指示がなされて、続けて歌唱できるとともに、通常予約の利用者がいる場合でも、通常予約の利用者に迷惑をかけることなく、当該利用者が何らの手間も要さずに、かつ効率的に選曲指示ができる。さらに、利用者別一括楽曲登録部が複数ある場合、一の楽曲登録部に偏らず、それぞれの楽曲登録部から、順次あるいは交互に、任意の楽曲を抽出することで、一括予約の利用者同士でも偏りがなく公平に歌唱を楽しむことができる。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明に係るカラオケ装置のブロック構成図。 リモコン装置(R)の外観斜視図。 ログインするための利用者ID登録画面の概略図。 利用者の「マイリスト」画面の概略図。 複数の利用者の予約状況の説明図。 利用者別一括楽曲登録テーブルの説明図。 「予約待ち行列」への格納手順を示すフローチャート。 「予約待ち行列」の概念図。
符号の説明
P カラオケ装置
2 中央制御手段
3 利用者ID取得手段
4 ハードディスク(HDD)
5 RAM
R リモコン装置
15 一括選曲手段
16 時間計測手段
17 予約登録手段
21 利用者別一括楽曲登録部
23 計測カウンタ
25 利用者ID

Claims (2)

  1. 利用者が選曲指示したカラオケ楽曲を順次演奏させる予約待ち行列に登録するための予約システムにおいて、利用者ID取得手段と、一括選曲手段と、時間計測手段と、予約登録手段とを有してなり、
    (ア)利用者ID取得手段は、利用者IDを取得して個々の利用者を特定し、
    (イ)一括選曲手段は、所定の利用者別一括楽曲登録部に、利用者毎に利用者IDを紐付けして、当該利用者が予め選曲した楽曲を登録し、
    (ウ)時間計測手段は、一の選曲指示から次の選曲指示までの時間を計測するもので、選曲指示毎に計測カウンタを初期値にリセットし、
    (エ)予約登録手段は、以下の処理1または処理2を行い、
    処理1:前記時間計測手段の計測値が、予め定められた基準値未満ならば、利用者の選曲指示に従い、当該選曲番号を前記予約待ち行列に登録し、
    処理2:前記時間計測手段の計測値が、予め定められた基準値に達したならば、前記利用者別一括楽曲登録部から任意の楽曲を自動的に抽出して選曲指示し、当該選曲番号を前記予約待ち行列に登録する、
    ことを特徴とするカラオケ楽曲予約システム。
  2. 前記予約登録手段の処理2における楽曲の抽出の際、前記利用者別一括楽曲登録部が複数ある場合、一の楽曲登録部に偏らず、それぞれの楽曲登録部から、順次あるいは交互に、任意の楽曲を抽出することを特徴とする請求項1記載のカラオケ楽曲予約システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010085443A (ja) * 2008-09-29 2010-04-15 Xing Inc 制御装置及びカラオケ装置
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