JP2008008799A - ナビゲーション装置および誘導経路設定方法 - Google Patents

ナビゲーション装置および誘導経路設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】1つの施設に対して複数の地点が登録されている場所を目的地または経由地に設定して誘導経路を設定する際に、ユーザがどの地点を選択すればいいか戸惑うことなく最適な誘導経路を設定可能な「ナビゲーション装置および誘導経路設定方法」を提供する。
【解決手段】ICなどの複数地点分離施設については、入口/出口、上り/下りを区別して登録された複数の地点を代表して1つの施設名だけをリスト表示するとともに、ユーザにより選択された複数地点分離施設に対して登録されている複数の地点をそれぞれ目的地等に設定して複数の誘導経路を探索し、誘導経路選択メニュー画面を表示してユーザが所望の誘導経路を選択できるようにすることにより、複数の地点から何れかを選択しなければならない煩雑さを回避しつつ、所望の地点を目的地等とする誘導経路を簡易に設定できるようにする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ナビゲーション装置および誘導経路設定方法に関し、特に、運転者が所望の目的地に向かって道路を間違うことなく容易に走行できるようにした経路誘導機能を搭載したナビゲーション装置に用いて好適なものである。
一般に、車載用のナビゲーション装置では、自立航法センサやGPS(Global Positioning System)受信機などを用いて車両の現在位置を検出し、その近傍の地図データを記録媒体から読み出して画面上に表示する。そして、画面上の所定箇所に自車位置を示す自車位置マークを重ね合わせて表示することにより、車両が現在どこを走行しているのかを一目で分かるようにしている。
また、ナビゲーション装置の殆どには、経路誘導機能が搭載されている。この経路誘導機能では、地図データを用いて現在地から目的地までを結ぶ最もコストが小さな経路を自動探索し、その探索した経路を誘導経路として地図画面上で他の道路とは色を変えて太く描画する。また、車両が誘導経路上の案内交差点に一定距離内に近づいたときに交差点拡大図を表示して交差点案内を行うことにより、運転者を目的地まで案内するようになっている。
また、このような経路誘導機能を搭載したナビゲーション装置の多くでは、目的地だけでなく、目的地へ向かう途中で立ち寄りたい経由地を設定して経路探索を行うこともできるようになっている。この経路誘導機能を用いて誘導経路を探索し、案内に従って走行していけば、運転者が道を知らなくても、経由地を通って目的地に確実に到達することができる。
目的地や経由地として設定可能な施設の中に、高速道路や自動車専用道路のIC(インターチェンジ)、SA(サービスエリア)、PA(パーキングエリア)、JCT(ジャンクション)がある。これらの施設は、入口/出口、上り/下りという組み合わせで複数件、地図データの中に施設データとして登録されていることが多い。例えば、浦和ICの場合だと、
浦和IC上り入口/浦和IC上り出口/浦和IC下り入口/浦和IC下り出口
という4つのデータが登録されている。
したがって、これら4つの地点の何れかを目的地または経由地として設定することが可能である。これら4つの地点の中から所望の地点を経由地に設定すれば、ユーザが意図する場所から高速道路に乗ったり降りたりすることができる。例えば、現在地が東京近辺で、目的地を青森にした場合、「浦和IC下り入口」を経由地に設定することで、一般道を利用して浦和ICまで行き、そこから東北自動車道に乗るといった、以下のようなルートを探索して設定することができる。
現在地→一般道→浦和IC→東北自動車道→青森IC→一般道→青森市
また、SAやPAも上り/下りで分離しており、同じSA/PAでも上りと下りで2つのデータが登録されている。また、JCTは分岐方向ごとにデータが登録されている。例えば、いわきJCTであれば、
郡山・いわき三和方面/原町・いわき中央方面/水戸・いわき湯本方面
という3つのデータが登録されている。これらの中から何れかを選択して経由地とすることで、ユーザが意図するルートを提供することができる。
なお、ICに複数の出口がある場合に、何れの出口を利用するかをユーザが指定できるようにし、ユーザの希望を適えた経路探索を行うことができるようにした技術も存在する(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−323333号公報
上述のように、同一のIC、SA/PA、JCTに対して複数の選択地点を提供することにより、ユーザの意図するルートを設定することが可能となる。しかしながら、複数の地点から選択ができるようになったおかげで、どれを選んでいいのか却って分からなくなってしまうというケースも生じる。ユーザにとって、出口/入口の判別であれば比較的しやすいが、上り/下りの判別はしにくいことがよくある。例えば、東京を基点として地方に向かう高速道路では上り/下りの判別がつきやすくても、地方の枝分かれした高速道路や有料道路、あるいは首都高速道路などでは、上り/下りの判別が難しいことがある。
例えば、首都高速道路の箱崎ICの場合、
1.箱崎出入口(首都高速6号向島線 下り入口)
2.箱崎出入口(首都高速6号向島線 下り出口)
3.箱崎出入口(首都高速6号向島線 上り入口)
4.箱崎出入口(首都高速6号向島線 上り出口)
5.箱崎出入口(首都高速9号深川線 下り入口)
6.箱崎出入口(首都高速9号深川線 上り出口)
の6つの地点が地図データに登録されている。ユーザはこれらの中から所望の地点を選択可能であるが、上り/下りの判別が難しく、経由地としてどれを選べば最短で目的地に到着できるのかが分かり難いという問題があった。
また、行き先(目的地または経由地)の選択メニュー画面では、図11のように選択可能な複数の地点がリスト表示される。この場合、上述した箱崎ICの各地点のように地点名が長いものであると、画面上に地点名を全部表示し切れず、名称が途中までしか見えない。そのため、リスト表示上でも各地点の区別が難しく、どれを選べばいいのかが分かり難いという問題もあった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、1つの施設に対して複数の地点が地図データに登録されている場所を目的地または経由地に設定して誘導経路を設定する際に、ユーザがどの地点を選択すればいいか戸惑うことなく、最適な誘導経路を設定できるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、施設データとして1つの施設に対して複数の地点が登録されている場合に、複数の地点を代表して1つの施設名を行き先選択メニュー画面においてリスト表示するようにする。また、当該行き先選択メニュー画面を通じてユーザにより所望の施設が目的地または経由地として選択されたときに、選択された施設に対して登録されている複数の地点をそれぞれ目的地または経由地に設定して複数の誘導経路を探索するようにする。
そして、探索された複数の誘導経路に関する情報を誘導経路選択メニュー画面に表示し、ユーザが所望の誘導経路を選択できるようにする。このとき、探索された複数の誘導経路の中から、当該複数の誘導経路を走行した場合における目的地までの時間、距離、料金の少なくとも一に関して所定の条件を満たす1以上の誘導経路を抽出し、抽出した誘導経路に関する情報だけを誘導経路選択メニュー画面に表示するようにしても良い。また、本発明の他の態様では、探索された複数の誘導経路の中から、当該複数の誘導経路を走行した場合における目的地までの時間、距離、料金の少なくとも一に関して所定の条件を満たす1つの誘導経路を抽出し、抽出した誘導経路を推奨ルートとして設定するようにしても良い。
上記のように構成した本発明によれば、行き先選択メニュー画面において、1つの施設に対して分離して登録されている複数の地点が全てリスト表示されることはなく、当該1つの施設の名称がリスト表示される。また、複数の地点名と違って施設名は比較的短い名称であるので、施設名の全体が表示されることとなる。これにより、表示上で各々の施設名を明確に判別可能に成された施設リストを行き先選択メニュー画面にて提供することができる。
また、本発明によれば、行き先選択メニュー画面で施設名だけが表示されるからといって、1つの施設に対して分離して登録されている複数の地点を目的地や経由地として選択できないわけではない。すなわち、行き先選択メニュー画面を通じてユーザが所望の施設を選択すると、選択された施設に対して登録されている複数の地点をそれぞれ目的地または経由地に設定して複数の誘導経路が探索され、当該複数の誘導経路に関する情報が誘導経路選択メニュー画面にて表示されることとなる。これにより、ユーザは、所望の地点を目的地または経由地として通るルートを選択することができる。または、探索された複数の誘導経路の中から所望の条件を満たす誘導経路が自動的に選択されることとなる。
したがって、ユーザは、表示上で各々の施設名を明確に判別可能に成された施設リストの中から所望の施設を選択すれば、その施設に対して登録されている複数の地点のうち、所望の地点を目的地または経由地とする誘導経路を設定することができるようになる。このように、本発明によれば、1つの施設に対して複数の地点が分離して登録されている場合でも、その施設のどの地点を選択すればいいかといったことについてユーザが戸惑うことなく、最適な誘導経路を設定することができるようになる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施形態に係るナビゲーション装置10の構成例を示すブロック図である。図1において、11はDVD−ROM等の地図記録媒体であり、地図表示や経路探索に必要な各種の地図データを記憶している。なお、ここでは地図データを記憶する記録媒体としてDVD−ROM11を用いているが、CD−ROM、ハードディスク、半導体メモリなどの他の記録媒体を用いても良い。12はDVD−ROM制御部であり、DVD−ROM11からの地図データの読み取りを制御する。
ここで、DVD−ROM11に記録された地図データの詳細を説明する。DVD−ROM11に記録された地図データには、地図表示や経路探索等の各種の処理に必要な道路データと、目的地や経由地に設定可能な施設を表す施設データとが含まれている。道路データは、交差点や分岐など複数の道路が交わる点に対応するノードに関する情報と、道路上のあるノードとこれに隣接する他のノードとの間を接続する、道路や車線等に対応するリンクに関する情報とを含んでいる。
リンクに関する情報としては、リンクの距離、道路種別フラグ、リンクのコスト等の情報が存在する。リンクの距離は、当該リンクに対応した実際の道路の実距離を示す。道路種別フラグは、そのリンクに対応した実際の道路が高速道路であるか一般道であるかといった種別を示す。なお、高速道路その他の有料道路の場合、走行料金に関する情報が道路データとは別に記録されている。
リンクのコストは、距離をもとに、道路幅員、道路種別、右折および左折、交通規制などに応じた所定の定数を乗じた値であり、誘導経路として適正の程度を数値化したものである。例えば、そのリンクを走行する場合の所要時間を道路種別等から計算により求めて、そのリンクの通過に必要な時間を例えば分単位で示したものをリンクのコストとして使用する。また、リンクのコストは、そのリンクを走行する場合の実際の所要時間を統計的に求めても良いし、そのリンクに対応した実際の道路の法定速度から計算により求めても良い。
また、施設データは、駐車場、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、レストラン、銀行、デパート等の地図上に存在する施設のそれぞれ毎に、施設名、位置データ(例えば、施設が存在する場所の正規化経度・緯度)、住所、電話番号、その施設が属するジャンル、その施設に対応するランドマークを特定するためのシンボルコード等の情報を含んでいる。施設には、高速道路や自動車専用道路のIC、SA/PA、JCTも存在する。これらの施設に関しては、1つの施設に対して入口/出口、上り/下りという組み合わせで複数の地点が分離して登録されている。以下、このような施設を「複数地点分離施設」と呼ぶ。
図2は、複数地点分離施設の施設データの構成例を示す図である。図2に示すように、複数地点分離施設の施設データは、1つの施設に対して施設名、住所、電話番号、ジャンルの情報を1つずつ含んでいる。一方、地点名、地点の位置を表す位置データ、地点に対応するランドマークを特定するためのシンボルコードについては、1つの施設に対して登録されている複数の地点のそれぞれ毎に1つずつ登録されている。
例えば、施設が首都高速道路の箱崎ICの場合、施設名としては「箱崎IC」という名称が1つ登録されている。また、地点名としては、
1.箱崎出入口(首都高速6号向島線 下り入口)
2.箱崎出入口(首都高速6号向島線 下り出口)
3.箱崎出入口(首都高速6号向島線 上り入口)
4.箱崎出入口(首都高速6号向島線 上り出口)
5.箱崎出入口(首都高速9号深川線 下り入口)
6.箱崎出入口(首都高速9号深川線 上り出口)
の6つの名称が登録されている。また、位置データも、上記1〜6の各地点ごとに1つずつ登録されている。
図1に戻って説明する。13は車両の現在位置を測定する位置測定部であり、自立航法センサ、GPS受信機、位置計算用CPU等で構成されている。自立航法センサは、所定走行距離毎に1個のパルスを出力して車両の移動距離を検出する車速センサ(距離センサ)と、車両の回転角度(移動方位)を検出する振動ジャイロ等の角速度センサ(相対方位センサ)とを含んでいる。自立航法センサは、これらの車速センサおよび角速度センサによって車両の相対位置および方位を検出する。
位置計算用CPUは、自立航法センサから出力される自車の相対的な位置および方位のデータに基づいて、絶対的な自車位置(推定車両位置)および車両方位を計算する。また、GPS受信機は、複数のGPS衛星から送られてくる電波をGPSアンテナで受信して、3次元測位処理あるいは2次元測位処理を行って車両の絶対位置および方位を計算する(車両方位は、現時点における自車位置と1サンプリング時間ΔT前の自車位置とに基づいて計算する)。
14は地図情報メモリであり、DVD−ROM制御部12の制御によってDVD−ROM11から読み出された地図データを一時的に格納する。すなわち、DVD−ROM制御部12は、位置測定部13から車両現在位置の情報を入力し、その車両現在位置を含む所定範囲の地図データの読み出し指示を出力することにより、地図表示や誘導経路の探索に必要な地図データをDVD−ROM11から読み出して地図情報メモリ14に格納する。地図情報メモリ14に格納される地図データの中には、上述した施設データも含まれている。このように、地図情報メモリ14は、本発明の地図データ記憶部に相当する。
15はリモートコントローラ(リモコン)等の操作部であり、ユーザがナビゲーション装置10に対して各種の情報(例えば、経路誘導の目的地や経由地)を設定したり、各種の操作(例えば、メニュー選択操作、拡大/縮小操作、手動地図スクロール、数値入力など)を行ったりするための各種操作子(ボタンやジョイスティック等)を備えている。16はリモコンインタフェースであり、リモコン15からその操作状態に応じた赤外線信号を受信する。なお、ここではリモコン15を用いる例について説明しているが、タッチパネルを用いても良い。
17はプロセッサ(CPU)であり、ナビゲーション装置10の全体を制御する。18はROMであり、各種プログラム(誘導経路探索処理プログラム等)を記憶する。19はRAMであり、各種処理の過程で得られるデータや、各種処理の結果得られるデータを一時的に格納する。
CPU17は、ROM18に記憶されている誘導経路探索処理プログラムに従って、地図情報メモリ14に格納された地図データを用いて、現在地と目的地との間を結ぶ走行経路を所定の条件下で探索する。例えば、時間最短、距離最短、料金最小等の何れかの条件下でコストが最小となる誘導経路を探索する。経由地も設定されている場合は、現在地から経由地を通って目的地に至る経路の中で最もコストが小さな経路を所定の条件下で探索する。誘導経路を探索するときの条件は、ユーザが任意に指定できるようにしても良い。なお、この誘導経路探索処理の詳細については後述する。
20は誘導経路メモリであり、CPU17が探索した誘導経路のデータを記憶する。誘導経路のデータは、現在地から目的地までの各ノードに対応させて、各ノードの位置と、各ノードが交差点か否かを表す交差点識別フラグとを記憶したものである。
21はディスプレイコントローラであり、地図情報メモリ14に格納された地図データに基づいて、表示装置27への表示に必要な地図画像データを生成する。22はビデオRAMであり、ディスプレイコントローラ21によって生成された地図画像データを一時的に格納する。すなわち、ディスプレイコントローラ21によって生成された地図画像データはビデオRAM22に一時的に格納され、1画面分の地図画像データが読み出されて画像合成部26に出力される。
23はメニュー発生部であり、リモコン15を用いて各種の操作を行う際に必要なメニュー画像を発生して出力する。例えば、複数の施設の中から行き先(目的地または経由地)を選択するための行き先選択メニュー画面や、探索された複数の誘導経路の中から何れかを選択するための誘導経路選択メニュー画面などのメニュー画像を発生して画像合成部26に出力する。
24は誘導経路発生部であり、誘導経路メモリ20に記憶された誘導経路探索処理プログラムの処理結果を使用して、誘導経路の描画データを発生する。すなわち、誘導経路メモリ20に記憶された誘導経路データの中から、その時点でビデオRAM22に描画された地図エリアに含まれるものを選択的に読み出し、地図画像に重ねて所定色で太く強調した誘導経路の描画データを生成する。また、自車が誘導経路前方にある案内交差点から所定距離内に接近したときに、接近中の案内交差点の拡大図画像を生成する。
25はマーク発生部であり、マップマッチング処理された後の自車位置に表示する車両位置マークや、施設や複数地点分離施設に対応する各地点等を表示する各種ランドマーク等を発生して出力する。なお、マップマッチング処理とは、地図情報メモリ14に読み出されている地図データと、位置測定部13によって測定されたGPS受信機による自車位置および車両方位のデータと、自立航法センサによる推定車両位置および車両方位のデータとを用いて、自車の走行位置を地図データの道路上に位置修正する処理のことを言う。
上述の画像合成部26は、各種画像を合成して出力する。すなわち、ディスプレイコントローラ21によって読み出された地図画像データに、メニュー発生部23、誘導経路発生部24、マーク発生部25のそれぞれから出力される各画像データを重ねて画像合成を行い、表示装置27に出力する。これにより、表示装置27の画面上には、自車位置周辺の地図情報が車両位置マークや各種ランドマーク等と共に表示される。また、誘導経路が設定されているときは、この地図上に誘導経路が表示されるとともに、車両の位置が案内交差点近傍に近づいたときに交差点拡大図が表示される。
図3は、上述のCPU17によって実現される機能構成例を示すブロック図である。図3に示すように、CPU17は、その機能構成として、メニュー制御部31および誘導経路探索部32を備えている。メニュー制御部31は、地図情報メモリ14に格納された施設データに基づいて、目的地または経由地として設定可能な複数の施設をリスト表示した行き先選択メニュー画面を表示するようにメニュー発生部23を制御する。ここで、複数地点分離施設に関しては、1つの複数地点分離施設に対して登録されている複数の地点を代表して、施設名のみをリスト表示するように制御する。また、複数地点分離施設以外の通常の施設に関しては、その施設名をリスト表示するように制御する。
図4は、行き先選択メニュー画面の表示例を示す図である。上述のように、箱崎ICについては施設データ上で6つの地点が個別に登録されているが、行き先選択メニュー画面において当該6つの地点名を1つずつ表示するのではなく、図4のように「箱崎IC」という施設名だけを表示している。これによりユーザは、リモコン15を操作して、「箱崎IC」という施設を迷うことなく選択することが可能となる。
誘導経路探索部32は、メニュー制御部31の制御により表示装置27に表示された行き先選択メニュー画面を通じてユーザにより所望の施設が目的地または経由地として選択されたときに、当該選択された施設に対して登録されている複数の地点をそれぞれ目的地または経由地に設定して誘導経路を探索する。すなわち、誘導経路探索部32は、複数の地点に関する位置データを地図情報メモリ14から読み出して、それらをそれぞれ目的地または経由地に設定し、1つずつ誘導経路を探索する。そして、この経路探索処理によって取得した複数の誘導経路のデータを誘導経路メモリ20にそれぞれ格納する。
上述のメニュー制御部31は、誘導経路探索部32により探索され誘導経路メモリ20に格納された複数の誘導経路のデータに基づいて、誘導経路選択メニュー画面において誘導経路のルート形状を表示するようにメニュー発生部23を制御する。ここで、誘導経路のルート形状に加えて、複数の誘導経路を走行した場合における目的地までの時間、距離、料金の少なくとも一に関する情報を表示するようにしても良い。これらの情報は、例えば、誘導経路メモリ20に格納された複数の誘導経路のデータに基づいて、誘導経路探索部32が計算する。
図5は、誘導経路選択メニュー画面の表示例を示す図である。図5の例では、図4の行き先選択メニュー画面において「箱崎IC」を経由地として選択したときに6個の地点を経由地にして探索された6個の誘導経路のそれぞれについて、目的地までの所要時間、距離、料金の情報を全て表示している。これらの表示41は選択メニューとなっており、リモコン15を操作してカーソル(白黒反転した部分)を移動することで、ユーザが所望の誘導経路を選択することができるようになっている。誘導経路のルート形状は、探索された複数の誘導経路について全て表示しても良いが、そうすると画面が煩雑となることから、カーソルによって選択中の誘導経路に対応するもののみを表示するようにしている。
ユーザは、目的地までの所要時間、距離、料金と、誘導経路のルート形状とを見ることによって、最適なルートを選択することが可能である。殆どのケースでは、意図しない地点を選択して探索された誘導経路はかなり遠回りをしたものとなるので、ルート形状から判別が可能である。なお、誘導経路選択メニュー画面には詳細ボタン42も表示されており、この詳細ボタン42を押下することにより、カーソルで選択中の誘導経路に関する詳細なルート情報が、図6のように表示される。ユーザは、必要に応じてこの詳細なルート情報を参照することで、最適なルートを選択することが可能である。
次に、上記のように構成した第1の実施形態によるナビゲーション装置10の動作について説明する。図7は、第1の実施形態によるナビゲーション装置10の動作例を示すフローチャートである。図7において、CPU17は、リモコン15の操作を通じて行き先の選択指示が行われたことを検知すると(ステップS1)、メニュー発生部23を制御して、図4のような行き先選択メニュー画面を表示装置27に表示させる(ステップS2)。ここで表示する行き先選択メニュー画面は、複数地点分離施設を表す施設名と、複数地点分離施設以外の通常の施設を表す施設名とをリストとして表示したものである。
次に、CPU17は、ユーザによるリモコン15の操作を通じて行き先選択メニュー画面において行き先の施設が選択されたか否かを判定する(ステップS3)。ここでCPU17は、所望の施設が目的地または経由地として選択されたことを検知すると、選択された施設が複数地点分離施設であるか否かを判定する(ステップS4)。そして、選択された施設が複数地点分離施設でないと判断した場合、CPU17は、当該施設を目的地または経由地に設定して、誘導経路の探索を実行する(ステップS5)。
一方、選択された施設が複数地点分離施設であると判断した場合、CPU17は、当該選択された複数地点分離施設に対して登録されている複数の地点をそれぞれ目的地または経由地に設定して誘導経路の探索を実行し、その結果得られた複数の誘導経路のデータを誘導経路メモリ20に格納する(ステップS6)。そして、CPU17は、メニュー発生部23を制御して、探索された複数の誘導経路の中から何れかを選択するための図5のような誘導経路選択メニュー画面を表示装置27に表示させる(ステップS7)。ここで表示する誘導経路選択メニュー画面は、各誘導経路を走行した場合における目的地までの時間、距離、料金の情報と、カーソルにて選択中の誘導経路のルート形状とを含んだものである。
次に、CPU17は、ユーザによるリモコン15の操作を通じて誘導経路選択メニュー画面において所望の誘導経路が選択されたか否かを判定する(ステップS8)。ここで、所望の誘導経路が選択されたことを検知すると、CPU17は、当該選択された誘導経路を目的地までの経路として設定する(ステップS9)。なお、複数地点分離施設以外の通常の施設を選択して誘導経路の探索を実行した場合は(ステップS5)、探索された誘導経路をそのまま目的地までの経路として設定する(ステップS9)。
以上詳しく説明したように、第1の実施形態では、IC、SA/PA、JCTなどの複数地点分離施設については、入口/出口、上り/下りを区別して登録された複数の地点を代表して1つの施設名だけを行き先選択メニュー画面においてリスト表示するようにしている。また、当該行き先選択メニュー画面を通じてユーザにより複数地点分離施設が選択されたときには、選択された施設に対して登録されている複数の地点をそれぞれ目的地または経由地に設定して複数の誘導経路を探索し、誘導経路選択メニュー画面を表示してユーザが所望の誘導経路を選択できるようにしている。
これにより、ユーザは、行き先選択メニュー画面の施設リストの中から所望の施設を選択すれば、その施設に対して登録されている複数の地点のうち、所望の地点を目的地または経由地とする誘導経路を選択して設定することができるようになる。このように、第1の実施形態によれば、1つの施設に対して複数の地点が分離して登録されている場合でも、ユーザは戸惑うことなく所望の施設を選択することができる。また、ユーザにとって煩雑な印象がある地点名のリストから所望の地点を選択して誘導経路の探索を行うのではなく、複数の地点をそれぞれ目的地または経由地に設定して探索された誘導経路の中から所望の経路を選択すれば良いので、適切でない経路を間違って選択する可能性が殆どなくなり、ユーザの意図に合った最適な誘導経路を簡単に設定することができるようになる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。第2の実施形態に係るナビゲーション装置10の構成は、図1に示したブロック図と同様である。図8は、第2の実施形態において、CPU17によって実現される機能構成例を示すブロック図である。なお、この図8において、図3に示した構成要素と同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付している。
図8に示すように、第2の実施形態においてCPU17は、その機能構成として、第1の実施形態で示したメニュー制御部31および誘導経路探索部32に加えて、経路抽出部33を更に備えている。経路抽出部33は、誘導経路探索部32により探索された複数の誘導経路のデータに基づいて、当該複数の誘導経路の中から、当該複数の誘導経路を走行した場合における目的地までの時間、距離、料金の少なくとも一に関して所定の条件を満たす誘導経路を抽出する。
複数地点分離施設に対して登録されている複数の地点をそれぞれ目的地または経由地に設定して誘導経路探索部32が誘導経路を探索した場合、得られた複数の誘導経路の中には、ユーザが明らかに選択しないと思われるものも存在する。例えば、首都高速道路を利用して目的地に向かうルートとして箱崎ICを経由地にしようと考えている場合、当該箱崎ICに対して登録されている上述した6つの地点のうち、箱崎ICの出口を経由地に設定して探索した誘導経路は、箱崎ICの入口を経由地に設定して探索した誘導経路に比べて、目的地までの所要時間が大幅に長くなる。
そこで、経路抽出部33は、例えば、誘導経路探索部32の経路探索処理によって得られた複数の誘導経路について目的地までの所要時間を比較し、所要時間が所定の条件を満たす誘導経路のみを選択対象として抽出するようにする。具体的には、最短の所要時間を基準として、それよりも所要時間が所定の割合増し以上のものを排除して、基準の所要時間に対して所要時間が所定の割合増し以下のもののみを抽出する。または、最短の所要時間を基準として、それよりも所要時間が所定の値以上のものを排除するようにしても良い。
別の例として、誘導経路探索部32の経路探索処理によって得られた複数の誘導経路について目的地までの距離を比較し、距離が所定の条件を満たす誘導経路のみを選択対象として抽出するようにしても良い。具体的には、最短の距離を基準として、それよりも距離が所定の割合増し以上のものを排除して、基準の距離に対して距離が所定の割合増し以下の誘導経路のみを抽出する。同様に、複数の誘導経路について目的地までの料金を比較し、料金が所定の条件を満たす誘導経路のみを選択対象として抽出するようにしても良い。
この場合、メニュー制御部31がメニュー発生部23を制御して表示装置27に表示する誘導経路選択メニュー画面では、図9に示すように、経路抽出部33により抽出された誘導経路のみを対象として、ルート形状や、目的地までの所要時間、距離、料金等の情報を表示する。なお、メニュー制御部31がメニュー発生部23を制御して表示する行き先選択メニュー画面は、第1の実施形態と同様である。
このように構成した第2の実施形態によれば、誘導経路探索部32の経路探索処理によって得られた複数の誘導経路のうち、ユーザが明らかに選択しないと思われる誘導経路は排除して、選択される可能性が高い誘導経路に絞って誘導経路選択メニュー画面を表示することができる。これにより、適切な誘導経路の選択を、より簡易に行うことができるようになる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を図面に基づいて説明する。第3の実施形態に係るナビゲーション装置10の構成は、図1に示したブロック図と同様である。図10は、第3の実施形態において、CPU17によって実現される機能構成例を示すブロック図である。なお、この図10において、図3に示した構成要素と同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付している。
図10に示すように、第3の実施形態においてCPU17は、その機能構成として、誘導経路探索部32、ルート設定部34およびメニュー制御部35を備えている。ルート設定部34は、誘導経路探索部32により探索された複数の誘導経路のデータに基づいて、当該複数の誘導経路の中から、当該複数の誘導経路を走行した場合における目的地までの所要時間、距離、料金の少なくとも一に関して所定の条件を満たす1つの誘導経路を抽出し、抽出した誘導経路を推奨ルートとして設定する。
すなわち、ルート設定部34は、例えば、誘導経路探索部32の経路探索処理によって得られた複数の誘導経路の中から所要時間が最短の誘導経路を抽出し、それを推奨ルートとして設定するようにする。または、誘導経路探索部32の経路探索処理によって得られた複数の誘導経路のうち、目的地までの距離が最短の誘導経路または、目的地に着くまでにかかる料金が最小の誘導経路を抽出し、それを推奨ルートとして設定するようにしても良い。
この場合、メニュー制御部35は、誘導経路選択メニュー画面を表示しない。ただし、ルート設定部34により抽出された誘導経路をユーザに確認させる目的として、当該誘導経路のルート形状や、目的地までの所要時間、距離、料金等の情報を表示するようにしても良い。なお、メニュー制御部35がメニュー発生部23を制御して表示装置27に表示する行き先選択メニュー画面は、第1の実施形態と同様である。
このように構成した第3の実施形態によれば、誘導経路探索部32の経路探索処理によって得られた複数の誘導経路のうち、ユーザにとって最適と思われる誘導経路が自動的に抽出されて推奨ルートとして設定されることとなる。これにより、適切な誘導経路をより簡易に設定することができるようになる。
なお、上記第1〜第3の実施形態では、誘導経路選択メニュー画面(あるいは推奨ルートの確認画面)において、誘導経路のルート形状と、目的地までの所要時間、距離、料金等の情報との両方を表示する例について説明しているが、何れか一方のみでも良い。
また、上記第1〜第3の実施形態では、複数地点分離施設の例としてIC、SA/PA、JCTを挙げているが、これに限定されない。例えば、複数の出入口がある駅などのように、1つの施設に対して複数の地点が登録されているものであれば、適用することが可能である。例えば、東京駅を経由地とした場合、八重洲口経由の誘導経路と丸の内口経由の誘導経路とを探索し、それらを誘導経路選択メニュー画面にて表示することが可能である。
その他、上記第1〜第3の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
第1の実施形態に係るナビゲーション装置の構成例を示すブロック図である。 第1〜第3の実施形態による複数地点分離施設の施設データの構成例を示す図である。 第1の実施形態のCPUによって実現される機能構成例を示すブロック図である。 第1〜第3の実施形態による行き先選択メニュー画面の表示例を示す図である。 第1の実施形態による誘導経路選択メニュー画面の表示例を示す図である。 第1〜第3の実施形態による誘導経路の詳細確認画面の表示例を示す図である。 第1の実施形態によるナビゲーション装置の動作例を示すフローチャートである。 第2の実施形態のCPUによって実現される機能構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態による誘導経路選択メニュー画面の表示例を示す図である。 第3の実施形態のCPUによって実現される機能構成例を示すブロック図である。 従来の行き先選択メニュー画面の表示例を示す図である。
符号の説明
14 地図情報メモリ
17 CPU
20 誘導経路メモリ
23 メニュー発生部
31 メニュー制御部
32 誘導経路探索部
33 経路抽出部
34 ルート設定部
35 メニュー制御部

Claims (16)

  1. 1つの施設に対して複数の地点が登録された施設データを有する地図データを記憶する地図データ記憶部と、
    上記地図データ記憶部に記憶された上記施設データに基づいて、行き先選択メニュー画面において、上記複数の地点を代表して上記施設の名称をリスト表示するように制御するメニュー制御部と、
    上記メニュー制御部により表示された上記行き先選択メニュー画面を通じてユーザにより所望の施設が目的地または経由地として選択されたときに、当該選択された施設に対して登録されている複数の地点をそれぞれ目的地または経由地に設定して複数の誘導経路を探索し、複数の誘導経路のデータを取得する誘導経路探索部とを備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 上記メニュー制御部は、上記誘導経路探索部により探索された複数の誘導経路のデータに基づいて、誘導経路選択メニュー画面において誘導経路のルート形状を表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 上記メニュー制御部は、上記誘導経路探索部により探索された複数の誘導経路のデータに基づいて、誘導経路選択メニュー画面において、上記複数の誘導経路を走行した場合における目的地までの時間、距離、料金の少なくとも一に関する情報を表示するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載のナビゲーション装置。
  4. 上記誘導経路探索部により探索された複数の誘導経路のデータに基づいて、上記複数の誘導経路の中から、当該複数の誘導経路を走行した場合における目的地までの時間、距離、料金の少なくとも一に関して所定の条件を満たす誘導経路を抽出する経路抽出部を備え、
    上記メニュー制御部は、上記誘導経路探索部により探索された複数の誘導経路のデータに基づいて、誘導経路選択メニュー画面において、上記経路抽出部により抽出された誘導経路のルート形状を表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  5. 上記誘導経路探索部により探索された複数の誘導経路のデータに基づいて、上記複数の誘導経路の中から、当該複数の誘導経路を走行した場合における目的地までの時間、距離、料金の少なくとも一に関して所定の条件を満たす誘導経路を抽出する経路抽出部を備え、
    上記メニュー制御部は、上記誘導経路探索部により探索された複数の誘導経路のデータに基づいて、誘導経路選択メニュー画面において、上記経路抽出部により抽出された誘導経路を走行した場合における目的地までの時間、距離、料金の少なくとも一に関する情報を表示するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載のナビゲーション装置。
  6. 上記経路抽出部は、上記誘導経路探索部の経路探索処理によって得られた複数の誘導経路について目的地までの所要時間を比較し、最短の所要時間を基準として、当該基準の所要時間に対して所要時間が所定の割合増し以下の誘導経路を抽出することを特徴とする請求項4または5に記載のナビゲーション装置。
  7. 上記経路抽出部は、上記誘導経路探索部の経路探索処理によって得られた複数の誘導経路について目的地までの距離を比較し、最短の距離を基準として、当該基準の距離に対して距離が所定の割合増し以下の誘導経路を抽出することを特徴とする請求項4または5に記載のナビゲーション装置。
  8. 上記経路抽出部は、上記誘導経路探索部の経路探索処理によって得られた複数の誘導経路について目的地までの料金を比較し、最小の料金を基準として、当該基準の料金に対して料金が所定の割合増し以下の誘導経路を抽出することを特徴とする請求項4または5に記載のナビゲーション装置。
  9. 上記誘導経路探索部により探索された複数の誘導経路のデータに基づいて、上記複数の誘導経路の中から、当該複数の誘導経路を走行した場合における目的地までの時間、距離、料金の少なくとも一に関して所定の条件を満たす1つの誘導経路を抽出し、抽出した誘導経路を推奨ルートとして設定するルート設定部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  10. 上記ルート設定部は、上記誘導経路探索部の経路探索処理によって得られた複数の誘導経路のうち、目的地までの所要時間が最短の誘導経路を抽出することを特徴とする請求項9に記載のナビゲーション装置。
  11. 上記ルート設定部は、上記誘導経路探索部の経路探索処理によって得られた複数の誘導経路のうち、目的地までの距離が最短の誘導経路を抽出することを特徴とする請求項9に記載のナビゲーション装置。
  12. 上記ルート設定部は、上記誘導経路探索部の経路探索処理によって得られた複数の誘導経路のうち、目的地までの料金が最小の誘導経路を抽出することを特徴とする請求項9に記載のナビゲーション装置。
  13. 1つの施設に対して複数の地点が登録された施設データに基づいて、行き先選択メニュー画面において、上記複数の地点を代表して上記施設の名称をリスト表示する第1のステップと、
    上記行き先選択メニュー画面を通じてユーザにより所望の施設が目的地または経由地として選択されたときに、当該選択された施設に対して登録されている複数の地点をそれぞれ目的地または経由地に設定して複数の誘導経路を探索し、複数の誘導経路のデータを取得する第2のステップと、
    上記複数の誘導経路のデータに基づいて、上記誘導経路のルート形状を含んだ誘導経路選択メニュー画面を表示する第3のステップと、
    上記誘導経路選択メニュー画面を通じてユーザにより所望の誘導経路が選択されたときに、当該選択された誘導経路を上記目的地までの経路として設定する第4のステップとを有することを特徴とする誘導経路設定方法。
  14. 上記第3のステップにおいて、上記誘導経路のルート形状に代えてまたはこれに加えて、上記複数の誘導経路を走行した場合における目的地までの時間、距離、料金の少なくとも一に関する情報を表示するようにしたことを特徴とする請求項13に記載の誘導経路設定方法。
  15. 上記第2のステップで探索された複数の誘導経路のデータに基づいて、上記複数の誘導経路の中から、当該複数の誘導経路を走行した場合における目的地までの時間、距離、料金の少なくとも一に関して所定の条件を満たす誘導経路を抽出する第5のステップを更に有し、
    上記第3のステップでは、上記第5のステップで抽出された誘導経路のルート形状または上記目的地までの時間、距離、料金の少なくとも一に関する情報を表示することを特徴とする請求項14に記載の誘導経路設定方法。
  16. 1つの施設に対して複数の地点が登録された施設データに基づいて、行き先選択メニュー画面において、上記複数の地点を代表して上記施設の名称をリスト表示する第1のステップと、
    上記行き先選択メニュー画面を通じてユーザにより所望の施設が目的地または経由地として選択されたときに、当該選択された施設に対して登録されている複数の地点をそれぞれ目的地または経由地に設定して複数の誘導経路を探索し、複数の誘導経路のデータを取得する第2のステップと、
    上記複数の誘導経路のデータに基づいて、上記複数の誘導経路の中から、当該複数の誘導経路を走行した場合における目的地までの時間、距離、料金の少なくとも一に関して所定の条件を満たす1つの誘導経路を抽出する第3のステップと、
    上記抽出された1つの誘導経路を推奨ルートとして設定する第4のステップとを有することを特徴とする誘導経路設定方法。
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