JP2008008410A - プーリユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】 ころを保持する保持器の形状・配置を工夫することにより、カム面上のころが動力伝達の遮断状態に移動した場合でも、ころ式一方向クラッチにおけるラジアル方向の位置決め(芯出し)を可能とし、動力の伝達・遮断が円滑に行えるプーリユニットを提供する。
【解決手段】 保持器34の外周部34bには、カム面32a上のころ33及びポケット状空間Pに対応させて、ラジアル方向外側へ膨出する膨出部34dが周方向に沿って等間隔でころの数に合わせて形成されている。各膨出部34dは、カム面32a上のころ33よりも外輪31側に位置し、外輪31の円周面31aに接近配置されている。外輪31がわずかに芯ずれを起こしたとき(あるいは起こしそうなとき)に、膨出部34dは外輪31の円周面31aに接触する。これによって、保持器34の膨出部34dには、その内部にころ33を収容するためのポケット状空間Pが形成されることになる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ころ式一方向クラッチを備えるプーリユニットに関する。
例えば、自動車用エンジンのクランクシャフトからベルト、プーリユニット等を介してオルタネータを駆動する場合、エンジンの吸入・圧縮・燃焼膨張・排気等の行程を繰り返すことによって、クランクシャフトには脈動的な回転変動(回転中の加速度変動)を生じることがある。このような回転変動が発生すると、プーリ、回転軸、ベルト等に過大な回転トルク(ねじれ)や張力が生じることがある。一例として、圧縮行程等ではクランクシャフトの回転が瞬間的に低下する傾向となるが、オルタネータは大きな慣性を有するためその回転軸はクランクシャフト(オルタネータプーリ)の回転低下に直ちに追従できず、回転軸とプーリとの間に過大な回転トルクを発生する。その結果、ベルトがトルクの発生方向に引張られて張力が変動し、過負荷を生じたり、寿命の低下を招いたりするおそれがある。そこで、このようなベルト等の過負荷や寿命低下を生じないように、プーリと回転軸との間にころ式一方向クラッチを介装する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2001−4011号公報
特許文献1の技術によれば、ころ式一方向クラッチ3により外側環体1(プーリ)から内側環体2(回転軸)へ動力を伝達したり動力伝達を遮断したりすることにより、上記回転変動によるベルト等の過負荷を軽減することができる。しかし、このような方式の一方向クラッチでは、動力伝達側(ロック側)にばね付勢されたカム面上のころが動力伝達の遮断状態においてフリー(移動自由)状態になり、ラジアル方向の位置決め(すなわち内外輪10,11の芯出し)が不十分となる。このような芯ずれによって、外輪11の内周面と内輪10のカム面とにより形成されるくさび状空間が変形すると、ころが遮断状態を超えてさらに付勢方向とは逆方向に移動し、くさび状空間の逆位置でロックされて(空転機能を失って)動力の伝達・遮断が円滑でなくなる場合もある。
本発明の課題は、ころを保持する保持器の形状・配置を工夫することにより、カム面上のころが動力伝達の遮断状態に移動した場合でも、ころ式一方向クラッチにおけるラジアル方向の位置決め(芯出し)を可能とし、動力の伝達・遮断が円滑に行えるプーリユニットを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明に係るプーリユニットは、
ベルトが巻掛けられるプーリと、そのプーリと同芯状に配置され一体回転可能な回転軸とのうち一方を原動体、他方を従動体とし、原動体から従動体に至る伝動径路に、前記原動体の回転数が前記従動体の回転数を所定値以上下回ったときに前記原動体から従動体への動力伝達を遮断する一方向クラッチが介装されたプーリユニットであって、
前記一方向クラッチは、
円周面を有し、前記原動体に固定されて一体回転する環状の原動輪と、
その原動輪と同芯状に配置されるとともに、回転半径が周方向に沿って変化するカム面を有し、前記従動体に固定されて一体回転する環状の従動輪と、
それら原動輪の円周面と従動輪のカム面との間に形成されるラジアル隙間が周方向に沿って変化するくさび状空間において、自身の軸線がアキシャル方向に配置されて前記従動輪のカム面上を移動可能なころと、
そのころを前記くさび状空間が狭まる方向であって、前記原動輪の回転方向とは反対側に付勢する付勢部材と、
基端部が前記従動輪側に固定されて前記ころを前記くさび状空間内において保持するとともに、先端部が前記カム面上のころよりも前記原動輪側に位置して前記円周面に接触又は接近する領域を含むように形成された保持器とを備え、
前記ころが前記付勢部材の付勢力によって前記くさび状空間において前記円周面とカム面とでロックされることにより前記原動輪から従動輪へ動力が伝達される伝動状態と、前記ころが前記付勢部材の付勢力に抗して前記くさび状空間を移動することにより前記原動輪から従動輪への動力伝達が遮断される遮断状態とに切り換えられるとともに、
前記原動体の回転低下に基づき前記ころが前記遮断状態に移動したとき、前記保持器は、ロック解除されてフリー状態となる前記ころを受け止めてラジアル方向の位置ずれを阻止することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明に係るプーリユニットの具体的態様は、
ベルトが巻掛けられるプーリと、そのプーリと同芯状に配置され一体回転可能な回転軸とのうち一方を原動体、他方を従動体とし、原動体から従動体に至る伝動径路に、前記原動体の回転数が前記従動体の回転数を所定値以上下回ったときに前記原動体から従動体への動力伝達を遮断する一方向クラッチが介装されたプーリユニットであって、
前記一方向クラッチは、
円周面を有し、前記原動体に固定されて一体回転する環状の原動輪と、
その原動輪と同芯状に配置されるとともに、回転半径が周方向に沿って変化するカム面を有し、前記従動体に固定されて一体回転する環状の従動輪と、
それら原動輪の円周面と従動輪のカム面との間に形成されるラジアル隙間が周方向に沿って変化するくさび状空間において、自身の軸線がアキシャル方向に配置されて前記従動輪のカム面上を移動可能なころと、
そのころを前記くさび状空間が狭まる方向であって、前記原動輪の回転方向とは反対側に付勢する付勢部材と、
基端部が前記従動輪側に固定されて前記ころを前記くさび状空間内において保持するとともに、先端部が前記カム面上のころよりも前記原動輪側に位置して前記円周面に接触又は接近するように前記カム面上のころに対応させて膨出部が形成された保持器とを備え、
前記ころが前記付勢部材の付勢力によって前記くさび状空間において前記円周面とカム面とでロックされることにより前記原動輪から従動輪へ動力が伝達される伝動状態と、前記ころが前記付勢部材の付勢力に抗して前記くさび状空間を移動することにより前記原動輪から従動輪への動力伝達が遮断される遮断状態とに切り換えられるとともに、
前記原動体の回転低下に基づき前記ころが前記遮断状態に移動したとき、前記保持器の膨出部は、ロック解除されてフリー状態となる前記ころを受け止めてラジアル方向の位置ずれを阻止することを特徴とする。
このように、原動体(プーリ又は回転軸)に固定される原動輪(外輪又は内輪)から従動体(回転軸又はプーリ)に固定される従動輪(内輪又は外輪)への伝動径路にころ式一方向クラッチを介装し、ころを保持する保持器の形状・配置を次のように工夫している。すなわち、保持器の先端部がカム面上のころよりも原動輪側に位置して円周面に接触(又は接近)する領域を含むように形成されている。これによって、原動体(原動輪)の回転低下に基づいてころがカム面上を遮断状態に移動したとき、保持器は、ロック解除されてフリー状態となるころを受け止めてラジアル方向の位置ずれ(芯ずれ)を阻止することができる。したがって、ころが遮断状態を超えてさらに付勢方向とは逆方向に移動してくさび状空間の逆位置でロックされる(空転機能を失う)ことを防止して、動力の伝達・遮断が円滑に行えるようになる。
例えば、保持器の先端部には、原動輪の円周面に接触(又は接近)するようにカム面上のころに対応させて膨出部を形成することができる。このように、保持器に部分的な膨出部を形成することによって、保持器内部にころを収容する空間等を設けやすくなり、簡素な構造であっても動力の伝達・遮断が円滑に行えるようになる。また、遮断状態において保持器の膨出部のみを原動輪の円周面に接触させてラジアル方向の位置決めを行えるので、芯出しが容易になるとともに、遮断状態で原動輪と従動輪との相対回転に与える抵抗を小さくすることができる。
以上のように、ころを保持する保持器の形状・配置を工夫することにより、ころ式一方向クラッチの動力伝達遮断状態でのラジアル方向の位置決め(芯出し)が可能となる。よって、従来よりころ式一方向クラッチのラジアル方向の位置決めのためにアキシャル方向両側に配置されていたラジアル軸受(例えば玉軸受)を省略して、構造の簡素化とコストダウンを図ることも可能になる。
このような保持器(の膨出部)には、その内部にころを収容するためのポケット状空間が形成され、ころが遮断状態に移動したとき、保持器(の膨出部)は、ロック解除されてフリー状態となるころをポケット状空間で受け止めてラジアル方向の位置ずれを阻止することが望ましい。保持器内部(例えば膨出部内部)にころを収容するポケット状空間が設けられるので、動力遮断状態でのころの保持を安定させ、動力遮断時の誤作動(例えば、回転に伴う遠心力によりころが原動輪の円周面に接触して異常振動すること)を防止することができ、動力の伝達・遮断が円滑に行える。
そして、ころがカム面上を伝動状態から遮断状態に移動するとき、ころの直径をD0とし、そのころの軸線位置を通るラジアル方向において保持器の全高さをHとして、保持器の先端部を、伝動状態にてH<D0の関係を有する形態から、遮断状態にてH>D0の関係を有する形態に変化するように形成することができる。伝動状態では保持器の全高さHがころの直径D0よりも小であるから、ころが原動輪の円周面と従動輪のカム面とでロックされやすくなる。一方、遮断状態では保持器の全高さHがころの直径D0よりも大になるから、ころが上記したポケット状空間へ収納されやすくなる。このように保持器の先端部形状を形成することにより、動力の伝達・遮断が一層円滑に行えるようになる。なお、保持器の先端部が膨出部を有する場合には、保持器の全高さHには膨出部を含む。
具体的には、ころがカム面上で遮断状態に移動して保持器(のポケット状空間)で受け止められたとき、保持器の全高さHは最大値Hmaxとなり、遮断状態でのカム面の回転半径をRとし、原動輪の円周面軌道半径をR0として、保持器の最大全高さHmaxは、D0<Hmax≦|R0−R|を満たすように設定することができる。遮断状態において、保持器の最大全高さHmaxが、ころの直径D0を上回り、かつ最大ラジアル隙間を意味する|R0−R|の数値と等しいか下回るので、カム面上のころを保持器(のポケット状空間)で受け止めしやすくなる。ただし、保持器(の膨出部)が原動輪の円周面と接触する場合に、保持器の最大全高さHmaxは最大ラジアル隙間|R0−R|の数値と等しくなり、保持器(の膨出部)が原動輪の円周面と接近する場合(接触しない場合)に、Hmaxは|R0−R|の数値を下回る。
なお、|R0−R|の絶対値は、外輪が従動輪となってカム面を有する場合に適用される。また、従動輪のカム面が二面幅のとれる正多角形状(例えば正四角形状、正六角形状、正八角形状)のとき、二面幅をWとすれば、R=W/2と表わすことができる。
さらに、保持器の先端部が円形に形成されているとき、保持器の先端部半径Rhは、R+D0<Rh<R0を満たすように設定することができる。このように、遮断状態において、保持器の先端部半径Rhは原動輪の円周面軌道半径R0を下回り、カム面の回転半径Rところの直径D0との和を上回るので、カム面上のころを保持器(のポケット状空間)で受け止めしやすくなる。なお、この関係は、内輪が従動輪となってカム面を有する場合にのみ適用される。
(実施例1)
次に、本発明の実施の形態を、図面に示す実施例を参照して説明する。図1は本発明に係るプーリユニットの一例を示す正面半断面図、図2はそのプーリユニットに用いられるころ式一方向クラッチのA−A断面図、図3はそのC部拡大図である。図1はオルタネータ(図示せず)に付設されるプーリユニット100を示し、ベルトBが巻掛けられてエンジンのクランクシャフトプーリ(図示せず)から動力伝動されるオルタネータプーリ(以下単にプーリともいう)1(原動体)と、プーリ1と同芯状に配置されて一体回転可能な筒状の回転軸2(従動体)とを備えている。
プーリ1から回転軸2に至る伝動径路であって両者1,2間に形成される環状空間には、環状空間のアキシャル方向中央部に配設されるころ式の一方向クラッチ3と、一方向クラッチ3のアキシャル方向両側にそれぞれ配設される深溝玉軸受(以下、単に軸受ともいう)4,4(転がり軸受)とを備えている。一方向クラッチ3は、プーリ1の回転数が回転軸2の回転数を所定値以上下回ったときにプーリ1から回転軸2への動力伝達を遮断する機能を有している。また、軸受4,4は、一方向クラッチ3に作用する主としてラジアル荷重を支持する機能を有している。
各軸受4は、内輪41、外輪42、複数の玉43(転動体)、および波形の保持器44を含む。図示例の軸受4では、内・外輪41,42間のアキシャル方向外端側のみにシール45を取り付けている。このシール45は、外輪42の一方のシール取付溝42aに対して嵌入装着されており、そのリップが内輪41に対して接触するようになっている。保持器44は、その環状部の円周数カ所にアキシャル方向一方に開放するポケット44aを設けた構造であって、基本構成は一般的に周知のものになっている。この保持器44は、例えばSPCCなどのプレス鋼板で形成される。なお、軸受4,4にはそれぞれ複列玉軸受を用いてもよい。
回転軸2の一端側の外周面には、軸受4のシール45を外側から隠蔽するために、環状板7が例えば圧入により取り付けられている。
さらに図1及び図2に示すように、一方向クラッチ3は、プーリ1の内周面に固定されて一体回転する環状の外輪31(原動輪)と、回転軸2の外周面に固定されて一体回転する環状の内輪32(従動輪)と、外輪31と内輪32との間に形成される環状空間に軸線をアキシャル方向に沿わせて配置された複数(例えば8個)のころ33と、環状空間内でころ33を保持する保持器34と、環状空間内で外輪31の回転方向(例えば時計回り)とは反対側に向けて付勢する圧縮コイルばね35(付勢部材)とを備えている。
具体的には図3において、内輪32は外輪31と同芯状に配置されるとともに、その外側には、回転半径が周方向に沿って変化するカム面32aが形成されている。ここではカム面32aは二面幅Wを有する断面正多角形状(例えば正八角形状)の各辺を短辺とする矩形状平面に形成されている(図5参照)。一方、外輪31の内側には円周面31a(軌道面)が形成され、円周面31aとカム面32aとの間にラジアル隙間が周方向に沿って変化するくさび状空間Kが形成されている。ころ33は、このくさび状空間Kにおいて、圧縮コイルばね35によりくさび状空間Kが狭まる方向(例えば反時計回り)に付勢されるとともに、その付勢力に抗して内輪32のカム面32a上を移動可能である。
図3及び図5に示すように、保持器34は、内周部34a(基端部)が内輪32側に固定され、回転軸2と一体回転する。また、保持器34の外周部34b(先端部)には、カム面32aに対応する位置にラジアル方向の内外に貫通するポケット状空間Pが周方向に沿って等間隔で複数(例えば8ヶ所)設けられている。各ポケット状空間P内にはころ33及び圧縮コイルばね35がそれぞれ収納され、圧縮コイルばね35は保持器34に一体形成された着座部34cところ33との間に架け渡されている。
さらに、保持器34の外周部34bには、カム面32a上のころ33及びポケット状空間Pに対応させて、ラジアル方向外側へ膨出する膨出部34dが周方向に沿って等間隔で複数(例えば8ヶ所)形成されている。各膨出部34dは、カム面32a上のころ33よりも外輪31側に位置し、外輪31の円周面31aに接近配置されている。そして、外輪31がわずかに芯ずれを起こしたとき(あるいは起こしそうなとき)に、膨出部34dは外輪31の円周面31aに接触する。これによって、保持器34の膨出部34dには、その内部にころ33を収容するためのポケット状空間Pが形成されることになる。
次に、図4を用いて一方向クラッチ3の作動を説明する。一方向クラッチ3は、外輪31(プーリ1)から内輪32(回転軸2)へ動力が伝達される伝動状態(ロック状態)と、外輪31から内輪32への動力伝達が遮断される遮断状態(フリー状態)とに切り換えられる。伝動状態においては、ころ33が圧縮コイルばね35(図3参照)の付勢力によってくさび状空間Kが狭まる方向に押圧されて外輪31の円周面31aと内輪32のカム面32aとでロックされる(図4の仮想線状態)。一方、遮断状態においては、ころ33が圧縮コイルばね35の付勢力に抗してくさび状空間K内を逆方向に移動する(図4の実線状態)。
そして、プーリ1(外輪31)の回転が低下して、ころ33が遮断状態(図4の実線状態)に移動したとき、保持器34の膨出部34dは、ロック解除されてフリー状態となるころ33をポケット状空間Pで受け止めてラジアル方向の位置ずれ(芯ずれ)を阻止することができる。このように、ころ33が遮断状態を超えてさらに付勢方向とは逆方向に移動してくさび状空間Kの逆位置でロックされる(空転機能を失う)ことを防止でき、動力の伝達・遮断が円滑に行えるようになる。
図4において、ころ33がカム面32a上を伝動状態から遮断状態に移動するとき、ころ33の直径をD0とし、ころ33の軸線位置を通るラジアル方向において保持器34の膨出部34dを含む全高さをHとすると、保持器34の外周部34bは次のように形成されている。すなわち、保持器34の外周部34bは、伝動状態(仮想線状態)にてH<D0の関係を有している。一方、保持器34の外周部34bは、遮断状態(実線状態)にてH>D0の関係を有する形態に変化する。
つまり、伝動状態では保持器34の膨出部34dを含む全高さHがころ33の直径D0よりも小であるから、ころ33が外輪31の円周面31aと内輪32のカム面32aとでロックされやすくなる。一方、遮断状態では保持器34の全高さHがころの直径D0よりも大になるから、ころ33がポケット状空間Pへ収納されやすくなり、ラジアル方向の位置ずれ(芯ずれ)を阻止することができる。このように保持器34の外周部34b形状を形成することにより、動力の伝達・遮断が一層円滑に行えるようになる。
具体的には、ころ33がカム面32a上で遮断状態に移動して保持器34のポケット状空間Pで受け止められたとき、保持器34の全高さHは最大値Hmaxとなる。このとき、遮断状態でのカム面32aの回転半径をR、外輪31の円周面31aの軌道半径をR0とすると、保持器34の最大全高さHmaxは、
D0<Hmax=R0−R
と表わすことができる。
遮断状態において、保持器34の最大全高さHmaxが、ころ33の直径D0を上回り、かつ最大ラジアル隙間を意味するR0−Rの数値と等しいので、保持器34の膨出部34dが外輪31の円周面31aと接触し、カム面32a上のころを保持器34のポケット状空間Pで受け止めしやすくなり、ラジアル方向の位置ずれ(芯ずれ)を阻止することができる。なお、内輪32のカム面32aは二面幅を有する正多角形状(ここでは正六角形状)であり、二面幅W=2Rに相当する。
(変形例)
実施例1のころ式一方向クラッチ3において、図2に示す断面多角形状の内輪に代わり、図10のように円弧状等の湾曲状の凹曲面を有するカム面32a’が形成された断面凹面形状の内輪32’を用いてもよい。
(実施例2)
図6は本発明に係る他のプーリユニットに用いられるころ式一方向クラッチの拡大図、図7はその作動説明図である。図6に示すころ式一方向クラッチ103では、保持器134の外周部134b(先端部)は全体が円形に形成され、遮断状態においてカム面32a上のころ33よりも外輪31側に位置して外輪31の円周面31aに接近するように配設され、膨出部を設けていない。また、保持器134には、その内部にころ33を収容するためのポケット状空間Pが等間隔で複数(例えば6ヶ所)形成されている。
図7において、ころ33がカム面32a上を伝動状態から遮断状態に移動するとき、ころ33の直径をD0とし、ころ33の軸線位置を通るラジアル方向において保持器134の全高さをHとすると、保持器134の外周部134bは次のように形成されている。すなわち、保持器134の外周部134bは、伝動状態(仮想線状態)にてH<D0の関係を有している。一方、保持器134の外周部134bは、遮断状態(実線状態)にてH>D0の関係を有する形態に変化する。
つまり、伝動状態では保持器134の全高さHがころ33の直径D0よりも小であるから、ころ33が外輪31の円周面31aと内輪32のカム面32aとでロックされやすくなる。一方、遮断状態では保持器134の全高さHがころの直径D0よりも大になるから、ころ33がポケット状空間Pへ収納されやすくなり、ラジアル方向の位置ずれ(芯ずれ)を阻止することができる。このように保持器134の外周部134b形状を形成することにより、動力の伝達・遮断が一層円滑に行えるようになる。
具体的には、ころ33がカム面32a上で遮断状態に移動して保持器134のポケット状空間Pで受け止められたとき、保持器134の全高さHは最大値Hmaxとなる。このとき、遮断状態でのカム面32aの回転半径をR、外輪31の円周面31aの軌道半径をR0とすると、保持器134の最大全高さHmaxは、
D0<Hmax<R0−R
と表わすことができる。
遮断状態において、保持器134の最大全高さHmaxが、ころ33の直径D0を上回り、かつ最大ラジアル隙間を意味するR0−Rの数値を下回るので、保持器134の外周部134bが外輪31の円周面31aと接近し、カム面32a上のころ33を保持器134のポケット状空間Pで受け止めしやすくなり、ラジアル方向の位置ずれ(芯ずれ)を阻止することができる。なお、内輪32のカム面32aは二面幅を有する正多角形状(ここでは正六角形状)であり、二面幅W=2Rに相当する。
なお、保持器134は、外周部134bが半径Rhを有する円形に形成されているので、保持器134の外周部134b半径Rhは、
R+D0<Rh<R0
の範囲内に設定されている。
さらに、保持器134の外周部134bが円形に形成されているとき、保持器134の外周部134bの半径Rhは、R+D0<Rh<R0を満たすように設定することができる。このように、遮断状態において、保持器134の外周部134b半径Rhは外輪31の円周面31aの軌道半径R0を下回り、カム面32aの回転半径Rところ33の直径D0との和を上回るので、カム面32a上のころ33を保持器134のポケット状空間Pで受け止めしやすくなり、ラジアル方向の位置ずれ(芯ずれ)を阻止することができる。
(実施例3)
図8は本発明に係るさらに他のプーリユニットに用いられるころ式一方向クラッチの作動説明図である。図8に示すころ式一方向クラッチ203は、コンプレッサ(図示せず)を駆動する自動車用エンジン(図示せず)のプーリユニットに用いられる。そこで、原動輪としての内輪232は、エンジンのクランクシャフトに直結される原動体としてのエンジン出力軸202(回転軸)に固定されて一体回転する。一方、従動輪としての外輪231は、エンジン出力軸202と同芯状に配置される従動体としてのエンジンプーリ201(プーリ)に固定されて一体回転する。したがって、ころ式一方向クラッチ203は、エンジン出力軸202(内輪232)からエンジンプーリ201(外輪231)への動力伝達を遮断する機能を有する。また、カム面231aが外輪231の内周面に形成され、円周面232a(軌道面)が内輪232の外周面に形成されている。
さらに、保持器234の内周部234bには、カム面231a上のころ33及びポケット状空間Pに対応させて、ラジアル方向内側へ膨出する膨出部234dが周方向に沿って等間隔で複数(例えば6ヶ所)形成されている。各膨出部234dは、カム面231a上のころ33よりも内輪232側に位置して内輪232の円周面232aに接近している。これによって、保持器234の膨出部234dには、その内部にころ33を収容するためのポケット状空間Pが形成されることになる。
次に、図8を用いて一方向クラッチ203の作動を説明する。一方向クラッチ203は、内輪232(回転軸202)から外輪231(プーリ201)へ動力が伝達される伝動状態(ロック状態)と、内輪232から外輪231への動力伝達が遮断される遮断状態(フリー状態)とに切り換えられる。伝動状態においては、ころ33が圧縮コイルばね35(図3参照)の付勢力によってくさび状空間Kが狭まる方向に押圧されて内輪232の円周面232aと外輪231のカム面231aとでロックされる(図8の仮想線状態)。一方、遮断状態においては、ころ33が圧縮コイルばね35の付勢力に抗してくさび状空間K内を逆方向に移動する(図8の実線状態)。
そして、回転軸202(内輪232)の回転が低下して、ころ33が遮断状態(図8の実線状態)に移動したとき、保持器234の膨出部234dは、ロック解除されてフリー状態となるころ33をポケット状空間Pで受け止めてラジアル方向の位置ずれ(芯ずれ)を阻止することができる。このように、ころ33が遮断状態を超えてさらに付勢方向とは逆方向に移動してくさび状空間Kの逆位置でロックされる(空転機能を失う)ことを防止でき、動力の伝達・遮断が円滑に行えるようになる。
図8において、ころ33がカム面231a上を伝動状態から遮断状態に移動するとき、ころ33の直径をD0とし、ころ33の軸線位置を通るラジアル方向において保持器234の膨出部234dを含む全高さをHとすると、保持器234の内周部234bは次のように形成されている。すなわち、保持器234の内周部234bは、伝動状態(仮想線状態)にてH<D0の関係を有している。一方、保持器234の内周部234bは、遮断状態(実線状態)にてH>D0の関係を有する形態に変化する。
つまり、伝動状態では保持器234の膨出部234dを含む全高さHがころ33の直径D0よりも小であるから、ころ33が内輪232の円周面232aと外輪231のカム面231aとでロックされやすくなる。一方、遮断状態では保持器234の全高さHがころの直径D0よりも大になるから、ころ33がポケット状空間Pへ収納されやすくなり、ラジアル方向の位置ずれ(芯ずれ)を阻止することができる。このように保持器234の内周部234b形状を形成することにより、動力の伝達・遮断が一層円滑に行えるようになる。
具体的には、ころ33がカム面231a上で遮断状態に移動して保持器234のポケット状空間Pで受け止められたとき、保持器234の全高さHは最大値Hmaxとなる。このとき、遮断状態でのカム面231aの回転半径をR、内輪232の円周面232aの軌道半径をR0とすると、保持器234の最大全高さHmaxは、
D0<Hmax<R−R0
と表わすことができる。
遮断状態において、保持器234の最大全高さHmaxが、ころ33の直径D0を上回り、かつ最大ラジアル隙間を意味するR−R0の数値を下回るので、保持器234の膨出部234dが内輪232の円周面232aと接近し、カム面231a上のころ33を保持器234のポケット状空間Pで受け止めしやすくなり、ラジアル方向の位置ずれ(芯ずれ)を阻止することができる。なお、外輪231のカム面231aは二面幅を有する正多角形状(ここでは正六角形状)であり、伝動状態での二面幅W=2Rに相当する。
(実施例4)
図9は本発明に係るさらに他のプーリユニットに用いられるころ式一方向クラッチの作動説明図である。図9に示すころ式一方向クラッチ303は、図8(実施例3)において、保持器234の内周部234bが半径Rhを有する円形になるように変形を加えたものである。
具体的には、ころ33がカム面231a上で遮断状態に移動して保持器234のポケット状空間Pで受け止められたとき、保持器234の全高さHは最大値Hmaxとなる。このとき、遮断状態でのカム面231aの回転半径をR、内輪232の円周面232aの軌道半径をR0とすると、保持器234の最大全高さHmaxは、
D0<Hmax<R−R0
と表わすことができる。
遮断状態において、保持器234の最大全高さHmaxが、ころ33の直径D0を上回り、かつ最大ラジアル隙間を意味するR−R0の数値を下回るので、保持器234の膨出部234dが内輪232の円周面232aと接近し、カム面231a上のころ33を保持器234のポケット状空間Pで受け止めしやすくなり、ラジアル方向の位置ずれ(芯ずれ)を阻止することができる。なお、外輪231のカム面231aは二面幅を有する正多角形状(ここでは正六角形状)であり、伝動状態での二面幅W=2Rに相当する。
なお、他の実施例や変形例において、実施例1(図1〜図5)と共通する機能を有する部分には同一符号を付して説明を省略した。また、実施例1の変形例(図10)は、実施例2〜4ともそれぞれ適宜組み合わせて実施することができる。
本発明に係るプーリユニットの一例を示す正面半断面図。 図1に用いられるころ式一方向クラッチのA−A断面図。 図2のC部拡大図。 ころ式一方向クラッチの作動説明図。 内輪と保持器の分解斜視図。 本発明に係る他のプーリユニットに用いられるころ式一方向クラッチの図3に相当する拡大図。 図6のころ式一方向クラッチの作動説明図。 本発明に係るさらに他のプーリユニットに用いられるころ式一方向クラッチの作動説明図。 本発明に係るさらに他のプーリユニットに用いられるころ式一方向クラッチの作動説明図。 図2の変形例を示す要部断面説明図。
符号の説明
1 オルタネータプーリ(プーリ;原動体)
2 回転軸(従動体)
3 一方向クラッチ
31 外輪(原動輪)
31a 円周面(軌道面)
32 内輪(従動輪)
32a カム面
33 ころ
34 保持器
34a 内周部(基端部)
34b 外周部(先端部)
34d 膨出部
35 圧縮コイルばね(付勢部材)
100 プーリユニット
B ベルト
K くさび状空間
P ポケット状空間

Claims (6)

  1. ベルトが巻掛けられるプーリと、そのプーリと同芯状に配置され一体回転可能な回転軸とのうち一方を原動体、他方を従動体とし、原動体から従動体に至る伝動径路に、前記原動体の回転数が前記従動体の回転数を所定値以上下回ったときに前記原動体から従動体への動力伝達を遮断する一方向クラッチが介装されたプーリユニットであって、
    前記一方向クラッチは、
    円周面を有し、前記原動体に固定されて一体回転する環状の原動輪と、
    その原動輪と同芯状に配置されるとともに、回転半径が周方向に沿って変化するカム面を有し、前記従動体に固定されて一体回転する環状の従動輪と、
    それら原動輪の円周面と従動輪のカム面との間に形成されるラジアル隙間が周方向に沿って変化するくさび状空間において、自身の軸線がアキシャル方向に配置されて前記従動輪のカム面上を移動可能なころと、
    そのころを前記くさび状空間が狭まる方向であって、前記原動輪の回転方向とは反対側に付勢する付勢部材と、
    基端部が前記従動輪側に固定されて前記ころを前記くさび状空間内において保持するとともに、先端部が前記カム面上のころよりも前記原動輪側に位置して前記円周面に接触又は接近する領域を含むように形成された保持器とを備え、
    前記ころが前記付勢部材の付勢力によって前記くさび状空間において前記円周面とカム面とでロックされることにより前記原動輪から従動輪へ動力が伝達される伝動状態と、前記ころが前記付勢部材の付勢力に抗して前記くさび状空間を移動することにより前記原動輪から従動輪への動力伝達が遮断される遮断状態とに切り換えられるとともに、
    前記原動体の回転低下に基づき前記ころが前記遮断状態に移動したとき、前記保持器は、ロック解除されてフリー状態となる前記ころを受け止めてラジアル方向の位置ずれを阻止することを特徴とするプーリユニット。
  2. ベルトが巻掛けられるプーリと、そのプーリと同芯状に配置され一体回転可能な回転軸とのうち一方を原動体、他方を従動体とし、原動体から従動体に至る伝動径路に、前記原動体の回転数が前記従動体の回転数を所定値以上下回ったときに前記原動体から従動体への動力伝達を遮断する一方向クラッチが介装されたプーリユニットであって、
    前記一方向クラッチは、
    円周面を有し、前記原動体に固定されて一体回転する環状の原動輪と、
    その原動輪と同芯状に配置されるとともに、回転半径が周方向に沿って変化するカム面を有し、前記従動体に固定されて一体回転する環状の従動輪と、
    それら原動輪の円周面と従動輪のカム面との間に形成されるラジアル隙間が周方向に沿って変化するくさび状空間において、自身の軸線がアキシャル方向に配置されて前記従動輪のカム面上を移動可能なころと、
    そのころを前記くさび状空間が狭まる方向であって、前記原動輪の回転方向とは反対側に付勢する付勢部材と、
    基端部が前記従動輪側に固定されて前記ころを前記くさび状空間内において保持するとともに、先端部が前記カム面上のころよりも前記原動輪側に位置して前記円周面に接触又は接近するように前記カム面上のころに対応させて膨出部が形成された保持器とを備え、
    前記ころが前記付勢部材の付勢力によって前記くさび状空間において前記円周面とカム面とでロックされることにより前記原動輪から従動輪へ動力が伝達される伝動状態と、前記ころが前記付勢部材の付勢力に抗して前記くさび状空間を移動することにより前記原動輪から従動輪への動力伝達が遮断される遮断状態とに切り換えられるとともに、
    前記原動体の回転低下に基づき前記ころが前記遮断状態に移動したとき、前記保持器の膨出部は、ロック解除されてフリー状態となる前記ころを受け止めてラジアル方向の位置ずれを阻止することを特徴とするプーリユニット。
  3. 前記保持器には、その内部に前記ころを収容するためのポケット状空間が形成され、
    前記ころが前記遮断状態に移動したとき、前記保持器は、ロック解除されてフリー状態となる前記ころを前記ポケット状空間で受け止めてラジアル方向の位置ずれを阻止する請求項1又は2に記載のプーリユニット。
  4. 前記ころが前記カム面上を前記伝動状態から遮断状態に移動するとき、
    前記ころの直径をD0とし、そのころの軸線位置を通るラジアル方向において前記保持器の全高さをHとして、
    前記保持器の先端部は、前記伝動状態にてH<D0の関係を有する形態から、前記遮断状態にてH>D0の関係を有する形態に変化するように形成されている請求項1又は2に記載のプーリユニット。
  5. 前記ころが前記カム面上で前記遮断状態に移動して前記保持器で受け止められたとき、前記保持器の全高さHは最大値Hmaxとなり、
    前記遮断状態でのカム面の回転半径をRとし、前記原動輪の円周面軌道半径をR0として、前記保持器の最大全高さHmaxは、
    D0<Hmax≦|R0−R|
    を満たすように設定されている請求項4に記載のプーリユニット。
  6. 前記保持器の先端部が円形に形成されているとき、前記保持器の先端部半径Rhは、
    R+D0<Rh<R0
    を満たすように設定されている請求項5に記載のプーリユニット。
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