JP2008008240A - 蒸発燃料処理装置の診断方法及び診断装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃温検出手段(23)により検出される燃料タンク内の液体燃料下層部の燃温検出値に基づき、エンジン始動時燃温からエンジン停止時燃温までの燃温上昇代を算出する処理手順と、この算出される燃温上昇代が第1の判定値を超えているときに、エンジン停止後にパージコントロールバルブ(11)、ドレンカットバルブ(12)及び圧力検出手段(13)を用いてのリークがあるか否かの診断を開始する処理手順とを含む蒸発燃料処理装置の診断方法において、エンジン始動により燃料ポンプ(15)が働いて燃料タンク内の燃料が攪拌され、燃料タンク内の液体燃料全体の燃温がある程度均一になるときの燃温検出値を前記エンジン始動時燃温として設定する処理手順をエンジンコントローラ(21)が含む。
【選択図】図1
Description
4 キャニスタ
6 第2通路(パージ通路)
8 吸気管
11 パージコントロールバルブ
12 ドレンカットバルブ
13 圧力センサ(圧力検出手段)
21 エンジンコントローラ
22 イグニッションスイッチ
23 燃温センサ(燃温検出手段)
Claims (12)
- 燃料タンクで発生する燃料蒸気を導いて吸着させるキャニスタと、
このキャニスタとスロットル弁下流の吸気管とを連通するパージ通路と、
このパージ通路を開閉するパージコントロールバルブと、
前記キャニスタの大気開放口を開閉するドレンカットバルブと、
前記燃料タンクより前記パージコントロールバルブまでの流路の圧力を検出する圧力検出手段と、
燃料タンク内の液体燃料下層部の燃温を検出する燃温検出手段と
を備え、
前記燃温検出手段により検出される燃温検出値に基づき、エンジン始動時燃温からエンジン停止時燃温までの燃温上昇代を算出する燃温上昇代算出処理手順と、
この算出される燃温上昇代が第1の判定値を超えているときに、エンジン停止後に前記パージコントロールバルブ、ドレンカットバルブ及び圧力検出手段を用いてのリークがあるか否かの診断を開始するリーク診断開始処理手順と
を含む蒸発燃料処理装置の診断方法において、
エンジン始動により燃料ポンプが働いて燃料タンク内の燃料が攪拌され、燃料タンク内の液体燃料全体の燃温がある程度均一になるときの前記燃温検出値を前記エンジン始動時燃温として設定するエンジン始動時燃温設定処理手順
を含むことを特徴とする蒸発燃料処理装置の診断方法。 - 前記燃料タンク内の液体燃料全体の燃温がある程度均一になるときは、エンジン始動より所定の第1ディレイ時間が経過したときであることを特徴とする請求項1に記載の蒸発燃料処理装置の診断方法。
- 前記燃温検出値に基づいてエンジン始動後の燃料タンク内の液体燃料下層部の燃温上昇速度を算出する燃温上昇速度算出処理手順を含み、
前記燃料タンク内の液体燃料全体の燃温がある程度均一になるときは、このエンジン始動後の燃料タンク内の液体燃料下層部の燃温上昇速度が所定の上昇速度を下回ったときであることを特徴とする請求項1に記載の蒸発燃料処理装置の診断方法。 - 燃料タンクで発生する燃料蒸気を導いて吸着させるキャニスタと、
このキャニスタとスロットル弁下流の吸気管とを連通するパージ通路と、
このパージ通路を開閉するパージコントロールバルブと、
前記キャニスタの大気開放口を開閉するドレンカットバルブと、
前記燃料タンクより前記パージコントロールバルブまでの流路の圧力を検出する圧力検出手段と、
燃料タンク内の液体燃料下層部の燃温を検出する燃温検出手段と
を備え、
前記燃温検出手段により検出される燃温検出値に基づき、エンジン停止後の診断開始時燃温から診断終了時燃温までの燃温下降代を算出する燃温下降代算出処理手順と、
この算出される燃温下降代が第2の判定値を超えているときに、エンジン停止後に前記パージコントロールバルブ、ドレンカットバルブ及び圧力検出手段を用いてのリークがあるか否かの診断を実行するリーク診断実行処理手順と
を含む蒸発燃料処理装置の診断方法において、
エンジン停止後に燃料タンク内の液体燃料における熱の対流が収まるときの前記燃温検出値を前記診断開始時燃温として設定する診断開始時燃温設定処理手順
を含むことを特徴とする蒸発燃料処理装置の診断方法。 - 前記燃料タンク内の液体燃料における熱の対流が収まるときは、エンジン停止より所定の第2ディレイ時間が経過したときであることを特徴とする請求項4に記載の蒸発燃料処理装置の診断方法。
- 前記燃温検出値に基づいてエンジン停止後の燃料タンク内の液体燃料下層部の燃温下降速度を算出する燃温下降速度算出処理手順を含み、
前記燃料タンク内の液体燃料における熱の対流が収まるときは、このエンジン停止後の燃料タンク内の液体燃料下層部の燃温下降速度が所定の下降速度を下回ったときであることを特徴とする請求項4に記載の蒸発燃料処理装置の診断方法。 - 燃料タンクで発生する燃料蒸気を導いて吸着させるキャニスタと、
このキャニスタとスロットル弁下流の吸気管とを連通するパージ通路と、
このパージ通路を開閉するパージコントロールバルブと、
前記キャニスタの大気開放口を開閉するドレンカットバルブと、
前記燃料タンクより前記パージコントロールバルブまでの流路の圧力を検出する圧力検出手段と、
燃料タンク内の液体燃料下層部の燃温を検出する燃温検出手段と
を備え、
前記燃温検出手段により検出される燃温検出値に基づき、エンジン始動時燃温からエンジン停止時燃温までの燃温上昇代を算出する燃温上昇代算出手段と、
この算出される燃温上昇代が第1の判定値を超えているときに、エンジン停止後に前記パージコントロールバルブ、ドレンカットバルブ及び圧力検出手段を用いてのリークがあるか否かの診断を開始するリーク診断開始手段と
を含む蒸発燃料処理装置の診断装置において、
エンジン始動により燃料ポンプが働いて燃料タンク内の燃料が攪拌され、燃料タンク内の液体燃料全体の燃温がある程度均一になるときの前記燃温検出値を前記エンジン始動時燃温として設定するエンジン始動時燃温設定手段
を含むことを特徴とする蒸発燃料処理装置の診断装置。 - 前記燃料タンク内の液体燃料全体の燃温がある程度均一になるときは、エンジン始動より所定の第1ディレイ時間が経過したときであることを特徴とする請求項7に記載の蒸発燃料処理装置の診断装置。
- 前記燃温検出値に基づいてエンジン始動後の燃料タンク内の液体燃料下層部の燃温上昇速度を算出する燃温上昇速度算出手段を含み、
前記燃料タンク内の液体燃料全体の燃温がある程度均一になるときは、このエンジン始動後の燃料タンク内の液体燃料下層部の燃温上昇速度が所定の上昇速度を下回ったときであることを特徴とする請求項7に記載の蒸発燃料処理装置の診断装置。 - 燃料タンクで発生する燃料蒸気を導いて吸着させるキャニスタと、
このキャニスタとスロットル弁下流の吸気管とを連通するパージ通路と、
このパージ通路を開閉するパージコントロールバルブと、
前記キャニスタの大気開放口を開閉するドレンカットバルブと、
前記燃料タンクより前記パージコントロールバルブまでの流路の圧力を検出する圧力検出手段と、
燃料タンク内の液体燃料下層部の燃温を検出する燃温検出手段と
を備え、
前記燃温検出手段により検出される燃温検出値に基づき、エンジン停止後の診断開始時燃温から診断終了時燃温までの燃温下降代を算出する燃温下降代算出手段と、
この算出される燃温下降代が第2の判定値を超えているときに、エンジン停止後に前記パージコントロールバルブ、ドレンカットバルブ及び圧力検出手段を用いてのリークがあるか否かの診断を実行するリーク診断実行手段と
を含む蒸発燃料処理装置の診断装置において、
エンジン停止後に燃料タンク内の液体燃料における熱の対流が収まるときの前記燃温検出値を前記診断開始時燃温として設定する診断開始時燃温設定手段
を含むことを特徴とする蒸発燃料処理装置の診断装置。 - 前記燃料タンク内の液体燃料における熱の対流が収まるときは、エンジン停止より所定の第2ディレイ時間が経過したときであることを特徴とする請求項10に記載の蒸発燃料処理装置の診断装置。
- 前記燃温検出値に基づいてエンジン停止後の燃料タンク内の液体燃料下層部の燃温下降速度を算出する燃温下降速度算出手段を含み、
前記燃料タンク内の液体燃料における熱の対流が収まるときは、このエンジン停止後の燃料タンク内の液体燃料下層部の燃温下降速度が所定の下降速度を下回ったときであることを特徴とする請求項10に記載の蒸発燃料処理装置の診断装置。
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