JP2008006150A - パチンコ遊技機の遊技盤 - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技盤を構成するための複数の要素の正確な位置合わせを図る。
【解決手段】一般入賞部品9、始動部品10、可変入賞装置11、遊技釘12、風車13、アウト口14が盤枠2の裏側から丸窓20に挿入されるように、遊技基盤3が盤枠2の裏側から前面部19と周壁21とで囲まれた収容空間に収容され、ナット49が部品取付部22の裏側から部品取付部22の雄ねじに締結され、装飾体4が盤枠2の前側から丸窓20に挿入され、演出表示部36の後部が装飾逃避部28に挿入され、止ねじ50が装飾体4の前側から取付孔33を経由して遊技基盤3や取付孔27に締結され、球寄せ体5が遊技基盤3の裏側や装飾体4の裏側を覆うように盤枠2の裏側に被せられ、止ねじ51が球寄せ体5の裏側から取付孔48を経由して部品取付部23に締結され、遊技基盤3と装飾体4および球寄せ体5が盤枠2に取り付けられている。
【選択図】図1
【解決手段】一般入賞部品9、始動部品10、可変入賞装置11、遊技釘12、風車13、アウト口14が盤枠2の裏側から丸窓20に挿入されるように、遊技基盤3が盤枠2の裏側から前面部19と周壁21とで囲まれた収容空間に収容され、ナット49が部品取付部22の裏側から部品取付部22の雄ねじに締結され、装飾体4が盤枠2の前側から丸窓20に挿入され、演出表示部36の後部が装飾逃避部28に挿入され、止ねじ50が装飾体4の前側から取付孔33を経由して遊技基盤3や取付孔27に締結され、球寄せ体5が遊技基盤3の裏側や装飾体4の裏側を覆うように盤枠2の裏側に被せられ、止ねじ51が球寄せ体5の裏側から取付孔48を経由して部品取付部23に締結され、遊技基盤3と装飾体4および球寄せ体5が盤枠2に取り付けられている。
【選択図】図1
Description
本発明は、遊技盤を構成するための複数の要素が正確に位置合わせされるパチンコ遊技機の遊技盤に関する。
パチンコ遊技機の遊技盤には、遊技盤を上下の2体に分割または上中下の3体に分割し、それらを1つに組み合わせた状態で遊技機枠に格納する構造が知られている。しかしながら、2体に分割または上中下の3体に分割された遊技盤要素の位置合わせが面倒であるという欠点がある。
特開2003−290457号公報
特開2004−173815号公報
発明が解決しようとする問題点は、複数に分割された遊技盤要素の位置合わせが面倒であるという点である。
本発明に係るパチンコ遊技機の遊技盤は、盤枠と遊技基盤と装飾体と球寄せ体および画像表示器を備え、盤枠が前面部に丸窓とガイドレールと球発射通路と周壁および部品取付部を備え、遊技基盤が装飾逃避部および遊技領域を備え、装飾体が部品基盤および演出表示部を備え、球寄せ体が球通路および表示開口部を備え、遊技基盤が盤枠の裏側から盤枠の前面部と周壁とで囲まれた収容空間に取り付けられ、装飾体が盤枠の前側から丸窓に露出した部品取付部および丸窓に露出した遊技基盤に取り付けられ、演出表示部が装飾逃避部と対向し、球寄せ体が遊技基盤の裏側や装飾体の裏側を覆うように盤枠の裏側に取り付けられ、画像表示器の表示画面が球寄せ体の裏側から表示開口部に挿入され、画像表示器が球寄せ体の裏側に取り付けられたことを最も主要な特徴とする。
本発明に係るパチンコ遊技機の遊技盤は、盤枠が前面部に丸窓とガイドレールと球発射通路と周壁および部品取付部を備え、遊技基盤と装飾体および球寄せ体が盤枠に取り付けられているので、遊技基盤と装飾体および球寄せ体における相互の位置合わせが正確になるという利点があるうえ、盤枠が前面部に丸窓とガイドレールおよび周壁を備えて反りや変形を起こさない強度の高い骨格として構成されているので、遊技基盤の前面が盤枠の前面部よりも小さい形状に形成された遊技基盤が盤枠の前面部と周壁とで囲まれた収容空間に取り付けられることによって、遊技基盤の反りが解消されるという利点がある。
図1乃至図4は、発明を実施するための最良の形態である。図1は、遊技盤1を分解して示す。図2のa図は、盤枠2と遊技基盤3とが互いに組み立てられた正面を示す。図2のb図は、図2のa図をB−B線に沿って切断した断面を示す。図3のa図は、盤枠2と遊技基盤3と装飾体4および球寄せ体5が互いに組み立てられた正面を示す。図3のb図は、図3のa図をC−C線に沿って切断した断面を示す。図4は、パチンコ遊技機を分解して示す。本明細書において、「前」、「表」、「後」、「裏」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図4の状態に遊技盤1および遊技機枠61を置いて矢印Aで示す前側から見た場合に特定される方向である。「前」および「表」は、同じ方向である。「後」および「裏」は、同じ方向である。
図1を参照し、パチンコ遊技機の遊技盤1の構造について説明する。遊技盤1は、盤枠2、遊技基盤3、装飾体4、球寄せ体5、ガイドレール6、球発射通路7、球戻り防止弁8、一般入賞部品9、始動部品10、可変入賞装置11、遊技釘12、風車13、アウト口14、画像表示器15を備える。球戻り防止弁8が盤枠2の前面に設けられ、一般入賞部品9、始動部品10、可変入賞装置11、遊技釘12、風車13、アウト口14が遊技基盤3の前面に設けられ、遊技基盤3が盤枠2の裏側から盤枠2に取り付けられ、装飾体4が盤枠2の前側から盤枠2および遊技基盤3に取り付けられ、球寄せ体5が遊技基盤3の裏側や装飾体4の裏側を覆うように盤枠2の裏側に取り付けられ、画像表示器15が球寄せ体5の裏側に取り付けられる。これによって、遊技盤1が構成される。
盤枠2は、光遮蔽性の有る有色な合成樹脂により構成され、方形な前面部19の中央に丸窓20を備え、前面部19の前側にガイドレール6および球発射通路7を備え、前面部19の裏側に周壁21、部品取付部22;23;24、ロック挿入孔25、球出口26、取付孔27を備える。前面部19の前面から周壁21の後面までの寸法は、現行の遊技盤の前後方向の厚さと同じである、例えば19mmに設定される。
ガイドレール6は、前面部19の左側部および丸窓20の周縁部から前側に突出する渦巻き状に形成される。ガイドレール6の左側部16は、渦巻き状の外端部を構成し、丸窓20よりも左側に位置する前面部19の前面から前側に突出する。ガイドレール6の右側部17は、巻き状の内端部を構成し、丸窓20の周縁部から前側に突出する。ガイドレール6の左側部16と右側部17とに繋がる中間部18は、丸窓20の周縁部から前側に突出する。
球発射通路7は、ガイドレール6の左側部16と、ガイドレール6の右側部17と、それらの間に位置する前面部19とによって囲まれた、球の通過可能な縦長な前側に開口した隙間として構成される。丸窓20は、一般入賞部品9、始動部品10、可変入賞装置11、遊技釘12、風車13、アウト口14、装飾体4を配置するための、前後方向への貫通孔として構成される。
球戻り防止弁8は、遊技領域31から球発射通路7への球の侵入を防止するものである。球戻り防止弁8の一端部がガイドレール6の右側部17の丸窓20の側に取り付けられる。球戻り防止弁8の他端部は、ガイドレール6の右側部17の側から左側部16の側に行くにしたがって徐々に球発射通路7の側から丸窓20の側に突出するように傾斜する。
周壁21は、盤枠2を裏側から見た場合に方形となるように、前面部19の周縁部から裏側に突出する。つまり、ガイドレール6が丸窓20を囲むように前面部19に設けられ、周壁21が前面部19の外周を囲むように前面部19に設けられたことによって、盤枠2が反りや変形を起こさない強度の高い骨格として構成される。
部品取付部22は、遊技基盤3を盤枠2に固定するものであって、前面部19の裏面から裏側に突出した棒に雄ねじの形成された形態である。部品取付部23は、球寄せ体5を盤枠2に固定するものであって、前面部19の裏面から裏側に突出した筒体として形成される。部品取付部24は、装飾体4を盤枠2に固定するものであって、丸窓20の右側部に位置し、丸窓20の右側部から丸窓20の内側に突出した板状として形成される。
ロック挿入孔25は、前面部19の右側部の上下に、前後方向への貫通孔として設けられる。球出口26は、ガイドレール6の左側部16における丸窓20の周縁部と出合う部分とガイドレール6の右側部17の上端との間における1個の球が通過可能な隙間により構成される。取付孔27は、部品取付部24に前後方向への貫通孔として設けられる。
遊技基盤3は、合板または合成樹脂からなる板状であって、一般入賞部品9、始動部品10、可変入賞装置11、遊技釘12、風車13を取り付けるのに十分な例えば10乃至19mm程度の厚さを有し、上下方向の寸法H2が盤枠2の前面部19と周壁21とで囲まれた収容空間に収容可能であって丸窓20の上下方向の寸法よりも大きく、左右方向の寸法H3が丸窓20の左右方向の寸法よりも小さい。遊技基盤3には、装飾逃避部28、取付逃避部29、取付孔30が設けられる。
装飾逃避部28は、盤枠2と遊技基盤3および装飾体4が互いに組み立てられた場合、装飾体4の大部分を逃げるためのものであって、遊技基盤3の右側部における上下方向の中間部から内部に窪みかつ前後方向に貫通する除去部として構成される。取付逃避部29は、遊技基盤3が盤枠2の裏側から前面部19と周壁21とで囲まれた収容空間に収容される場合、部品取付部23を逃げるためのものであって、前後方向への貫通孔として構成される。取付孔30は、遊技基盤3が盤枠2の裏側から前面部19と周壁21とで囲まれた収容空間に収容される場合、部品取付部22を嵌め込むためのものであって、前後方向への貫通孔として構成される。
遊技基盤3の前面における仮想線で囲まれた遊技領域31は、盤枠2と遊技基盤3および装飾体4が互いに組み立てられた場合、盤枠2の丸窓20や装飾体4から露出される。遊技領域31には、多種多様な遊技部品が設けられる。遊技領域31に設けられる多種多様な遊技部品としては、一般入賞部品9、始動部品10、可変入賞装置11、遊技釘12、風車13、アウト口14を例示した。一般入賞部品9、始動部品10、可変入賞装置11、アウト口14は、遊技領域31から入賞した球を遊技基盤3の裏側に排出する形態である。
装飾体4は光遮蔽性の有る有色な合成樹脂を主体として構成され、部品基盤32、取付孔33、障害突起34、仕切壁35、演出表示部36、機種名表示部37、キャラクタ表示部38を備える。部品基盤32は、盤枠2および遊技基盤3に前側から取り付けられる板状である。取付孔33は、部品基盤32を盤枠2や遊技基盤3に固定する止ねじを挿入するものであって、部品基盤32の周縁部に前後方向への貫通孔として設けられる。障害突起34は、部品基盤32から前側に突出する突起として、部品基盤32の右斜め上部に設けられる。
仕切壁35は、遊技領域31や部品基盤32から球を進入させない領域を囲むものであって、部品基盤32の前面から前側に突出し、装飾体4を前側から見た場合、前側に突出する突起を構成する。仕切壁35の障害突起34と対応する部分には、凹部39が仕切壁35の外側から内側に窪むように設けられる。凹部39と障害突起34との間の隙間は、球通路40として構成される。球通路40は、1個の球が通過可能であるが、2個の球が横に並んでは通過不可能な通路として形成される。
演出表示部36は、装飾体4の前側から画像表示器15の表示画面に表示された画像を遊技者に見せるためのものであって、仕切壁35で囲まれるように部品基盤32に前後方向への貫通孔として形成された開口部41と、開口部41の周縁部から部品基盤32の裏側に突出する見切壁42と、開口部41を塞ぐように見切壁42の裏面に設けられた光透過性の有る無色な合成樹脂からなる透視板43とから構成される。
機種名表示部37は、遊技盤1の機種を表す文字を表示する部分であって、演出表示部36よりも上側において、仕切壁35で囲まれた部品基盤32の前面に設けられる。キャラクタ表示部38は、遊技盤1の機種や演出表示部36に表示される画像に適合するフィギャなどが設けられる部分であって、演出表示部36よりも右側において、仕切壁35で囲まれた部品基盤32の前面に設けられる。
球寄せ体5は、セット板や集合樋とも呼ばれ、遊技盤1の前側から一般入賞部品9、始動部品10、可変入賞装置11、アウト口14を経由して遊技盤1の裏側に排出された球を下側に誘導するために、光透過性の有る無色な合成樹脂により構成された裏側部品であって、部品基盤44、球通路45、球出口46、表示開口部47、取付孔48を備える。
部品基盤44は、盤枠2に裏側から取り付けられる板状である。球通路45は、部品基盤44の中央部を前側から後側に突出させ、前面に開口した窪みを形成し、球寄せ体5が遊技基盤3の裏側や装飾体4の裏側を覆うように盤枠2に取り付けられた場合、遊技基盤3の裏面とによって球を下側に誘導する通路を構成する。球出口46は、球通路45の最下部に到達した球を球通路45から下方に排出するように、球通路45の下部に設けられる。表示開口部47は、画像表示器15の表示画面を前側に臨ませる前後方向への貫通孔として、球通路45の背壁に設けられる。取付孔48は、部品基盤44に前後方向への貫通孔として設けられる。画像表示器15が球寄せ体5に取り付けられる構造については、図3のb図で説明する。
図1乃至図3を参照し、遊技盤1の組立方について説明する。盤枠2には、球戻り防止弁8が予め取り付けられる。遊技基盤3には、一般入賞部品9、始動部品10、可変入賞装置11、遊技釘12、風車13、アウト口14が予め取り付けられる。そして、先ず、盤枠2と遊技基盤3とが互いに組み立てられ、次に、装飾体4および球寄せ体5が盤枠2および遊技基盤3に取り付けられる。
図1において、盤枠2と遊技基盤3とが互いに組み立てられる場合、盤枠2の裏面と遊技基盤3の前面とが互い向かい合わされ、一般入賞部品9、始動部品10、可変入賞装置11、遊技釘12、風車13、アウト口14が盤枠2の裏側から丸窓20に挿入されるように、遊技基盤3が盤枠2の裏側から前面部19と周壁21とで囲まれた収容空間に収容される。これに伴い、部品取付部22が取付孔30に挿入され、部品取付部22の後部が遊技基盤3よりも裏側に突出され、部品取付部23が取付逃避部29に挿入される。その後、ナット49が部品取付部22の裏側から部品取付部22の雄ねじに締結される。これによって、図2のa図およびb図に示すように、盤枠2と遊技基盤3とが互いに組み立てられる。図2のb図には、一般入賞部品9、始動部品10、可変入賞装置11、遊技釘12、風車13の図示を省略してある。
図1に戻り、装飾体4が盤枠2および遊技基盤3に取り付けられる場合、装飾体4が盤枠2の前側から丸窓20に挿入され、演出表示部36の後部が装飾逃避部28に挿入され、部品基盤32が遊技基盤3における装飾逃避部28の周りの前面および盤枠2における部品取付部24の前面に重ね合わされる。その後、ねじ釘などの止ねじ50が装飾体4の前側から取付孔33を経由して遊技基盤3や取付孔27に締結される。
これによって、図3のa図およびb図に示すように、装飾体4が盤枠2および遊技基盤3に取り付けられて装飾逃避部28を前側から見えないように覆い隠し、右上球通路55および右下球通路56が仕切壁35とガイドレール6の中間部18と部品基盤32とで囲まれた前側に開口した縦長な通路として仕切壁35とガイドレール6の中間部18との間に形成される。右上球通路55は、球通路40の上部に繋がり、右下球通路56は球通路40の下部に繋がる。
そして、球発射通路7から球戻り防止弁8を押し開けて遊技領域31の上部に到達した球が、ガイドレール6に接触しつつ誘導されて右上球通路55に取り込まれた場合、当該球が球通路40で障害突起34に衝突し、球の速度が低下した後に球通路40から右下球通路56を経由して下方に流下する。右上球通路55の最左側に位置する入口は、1個の球が通過可能であるが、2個の球が横に並んでは通過不可能である。
また、球寄せ体5が盤枠2に取り付けられる場合、球寄せ体5が遊技基盤3の裏側や装飾体4の裏側を覆うように盤枠2の裏側に被せられ、部品基盤44が部品取付部23の遊技基盤3よりも裏側に突出した後部に重ね合わされる。その後、止ねじ51が球寄せ体5の裏側から取付孔48を経由して部品取付部23に締結される。これによって、図3のa図およびb図に示すように、装飾体4および球寄せ体5が盤枠2および遊技基盤3に取り付けられる。図3のb図には、遊技釘12や風車13の図示を省略してある。
図3のb図に示すように、球寄せ体5が盤枠2に取り付けられる前、または、球寄せ体5が盤枠2に取り付けられた後に、画像表示器15が球寄せ体5に取り付けられる場合、画像表示器15の表示画面が球寄せ体5の裏側から表示開口部47に挿入され、画像表示器15の周縁部から外側に突出した取付足52が球寄せ体5における表示開口部47の周りから裏側に設けられた取付部53に重ね合わされる。その後、止ねじ54が、画像表示器15の裏側から取付足52における図外の貫通孔を貫通して取付部に締結される。これによって、画像表示器15が球寄せ体5に取り付けられ、画像表示器15の表示画面が演出表示部36の透視板43と対向する。
遊技盤1は、盤枠2が前面部19に丸窓20とガイドレール6と球発射通路7と周壁21および部品取付部22;23;24を備え、遊技基盤3が装飾逃避部28と取付逃避部29と取付孔30および遊技領域31を備え、装飾体4が部品基盤32および演出表示部36を備え、球寄せ体5が球通路45および表示開口部47を備え、遊技基盤3が盤枠2の裏側から盤枠2の前面部19と周壁21とで囲まれた収容空間に取り付けられ、装飾体4が盤枠2の前側から丸窓20に露出した部品取付部24および丸窓20に露出した遊技基盤3に取り付けられ、演出表示部36が装飾逃避部28と対向し、球寄せ体5が遊技基盤3の裏側や装飾体4の裏側を覆うように盤枠2の裏側に取り付けられ、画像表示器15が球寄せ体5の裏側に取り付けられる構造になっている。このため、遊技盤1が別の新しい機種として構成される場合、古い機種に係る遊技基盤3と装飾体4および球寄せ体5が盤枠2から取り外された後、新しい機種に係る遊技基盤3と装飾体4および球寄せ体5が盤枠2に取り付けられることによって、新しい機種の遊技盤1が構成されるという利点がある。
画像表示器15の大形化に伴い、装飾体4の演出表示部36を逃げるための大きな装飾逃避部28が遊技基盤3に形成されても、遊技基盤3の前面が盤枠2の前面部19よりも小さい形状に形成することができる。盤枠2が前面部19に丸窓20とガイドレール6および周壁を備えて反りや変形を起こさない強度の高い骨格として構成されているので、前面が盤枠2の前面部19よりも小さい形状に形成された遊技基盤3が盤枠2の前面部19と周壁21とで囲まれた収容空間に取り付けられることによって、遊技基盤3の反りが解消されるという利点がある。遊技基盤3と装飾体4および球寄せ体5が盤枠2に取り付けられているので、遊技基盤3と装飾体4および球寄せ体5における相互の位置合わせが正確になるという利点がある。装飾体4が盤枠2および遊技基盤3に取り付けられることによって、装飾体4が装飾逃避部28を前側から見えないように覆い隠すという利点がある。
図4を参照し、パチンコ遊技機の構造について説明する。パチンコ遊技機は、遊技機枠61の内部に遊技盤1を交換可能に格納した形態である。遊技機枠61は、固定枠62の前側に可動枠63を開閉可能に備え、可動枠63の前側に上前扉64および下前扉65を開閉可能に備える。固定枠62は、遊技機設置構造体に取り付けるための外枠とも呼ばれる。遊技機設置構造体は、遊技店のパチンコ遊技機を設置する島とも呼ばれる設備である。可動枠63は、左側に位置するヒンジ66を中心とし、固定枠62の前側で前側に開かれかつ後側に閉じられるように、片開き可能であって、遊技盤1、図外の制御装置など遊技に必要な部品を取り付ける前枠とも呼ばれる。上前扉64および下前扉65は、個別に、左側に位置するヒンジ67を中心とし、可動枠63の前側で前側に開かれかつ後側に閉じられるように、片開き可能である。
可動枠63は、施錠装置68、ロック機構69;70;71、ロック解除操作体72、盤収容室73、中央開口部74、盤押圧ばね75、盤受止体76、盤ロック台77、盤ロック操作体78、盤棚79、前壁80、球発射機構81、球発射レール82、戻り球取入口83、機内排出樋84、機外排出樋85、タンク86を備える。
施錠装置68、ロック機構69乃至71、ロック解除操作体72は、可動枠63の右側部に設けられる。盤収容室73は、遊技盤1を可動枠63の前側から格納させるように、前側に開口した形状として、可動枠63の内側に設けられる。中央開口部74は、前後方向への貫通孔として、盤収容室73の背壁に設けられる。盤押圧ばね75は、遊技盤1を前側に押す板ばねのような弾性体であって、盤収容室73に上下に設けられる。盤受止体76は、盤押圧ばね75で前側に押された遊技盤1を受け止めるものであって、盤収容室73の左側壁から右側に突出した突起として、盤収容室73に上下に設けられる。
盤ロック台77は、盤収容室73の背壁の右側部から前側に突出した突起として、盤収容室73に上下に設けられる。盤棚79は、遊技盤1を搭載する左右方向に平坦な面として、盤収容室73の下縁部に設けられる。前壁80は、盤棚79から下側に延設された縦壁である。球発射機構81、球発射レール82、戻り球取入口83、機内排出樋84が、前壁80に設けられる。ロック解除操作体72、球発射機構81、球発射レール82、戻り球取入口83、機内排出樋84は、下前扉65が閉じられた場合、下前扉65で覆い隠される。機外排出樋85は、盤棚79から裏側に設けられる。タンク86は、可動枠63の裏部に設けられ、遊技機設置構造体の補給機構から供給される球を貯蔵し、貯蔵した球を可動枠63の裏部に設けられた図外の球払出機構に供給する。
上前扉64は、パネル枠とも呼ばれ、前後方向に貫通する窓87を備える。窓87は、前面パネル88で塞がれる。前面パネル88は、上前扉64の裏面に設けられた光透過性の有る無色なガラスのような板状の部材により構成される。
下前扉65は、球受皿89および球発射操作機構90を、下前扉65の前面から前側に突出した形態に備える。球受皿89は、遊技に使用する球を受ける上側に開口した上側から下側に窪む容器である。球発射操作機構90は、遊技者が球を発射するために操作するものである。下前扉65の裏面には、球取入口91および球供給口92が設けられる。
図4に示すように、可動枠63、上前扉64、下前扉65が開かれた状態において、遊技店の店員が可動枠63を後側に押すと、可動枠63がヒンジ66を中心として後側に閉じられて固定枠62にロック機構69で開閉不能に支持され、遊技店の店員が下前扉65を後側に押すと、下前扉65がヒンジ67を中心として後側に閉じられて可動枠63にロック機構71で開閉不能に支持され、その後、遊技店の店員が上前扉64を後側に押すと、上前扉64がヒンジ67を中心として後側に閉じられて可動枠63にロック機構70で開閉不能に支持される。
可動枠63が閉じられて固定枠62にロック機構69で開閉不能に支持され、上前扉64および下前扉65が閉じられて可動枠63にロック機構70;71で開閉不能に支持された状態において、遊技店の店員が図外のキープレート(鍵)を遊技機枠61の前側から施錠装置68の鍵穴に挿入し、当該キープレートを例えば右側に90度回転操作すると、固定枠62と可動枠63とのロック機構69による支持形態が解除される。この支持形態の解除後に、店員が可動枠63を前側に引くことによって、可動枠63はヒンジ66を中心として前側に片開きされる。
前記施錠装置68の鍵穴に挿入されたキープレートが例えば左側に90度回転操作されると、可動枠63と上前扉64とのロック機構70による支持形態が解除される。この支持形態の解除後に、店員が上前扉64を前側に引くことによって、上前扉64はヒンジ67を中心として前側に片開きされる。このように、上前扉64が前側に開かれた状態において、店員がロック解除操作体72を操作すると、可動枠63と下前扉65とのロック機構71による支持形態が解除される。この支持形態の解除後に、店員が下前扉65を前側に引くことによって、下前扉65はヒンジ67を中心として前側に片開きされる。
遊技盤1が遊技機枠61に取り付けられる場合について説明する。図4において、少なくとも、上前扉64が可動枠63の前側に片開きされた状態において、遊技盤1の前面が前側に向けられ、遊技盤1が可動枠63の前側から盤収容室73に挿入され、遊技盤1の下部が盤棚79の上に載せられ、遊技盤1の左側部が盤押圧ばね75と盤受止体76との間に挿入されて盤押圧ばね75と盤受止体76とで前後方向から挟まれる。その後、遊技盤1の右側部が前側から後側に押され、盤ロック操作体78がロック挿入孔25に後側から挿入されて前側に突出した状態において、盤ロック操作体78が例えば右方向に90度回転操作され、盤ロック操作体78がロック挿入孔25の周りにおける遊技盤1の前面と係合し、遊技盤1が可動枠63に取り付けられる。
その後、上前扉64および下前扉65が閉じられることによって、遊技盤1の前面が遊技機枠61の前側から窓87および前面パネル88を経由して視認可能になる。その状態において、遊技者が球受皿89にパチンコ球と呼ばれる球を入れ、遊技者が球発射操作機構90を右回りに操作すると、球発射機構81が球発射操作機構90の操作量に応じた発射力で駆動し、球発射機構81が球受皿89から球供給口92を経由して遊技機枠61の内部の球発射レール82に取り込まれた球を1個ずつ球発射通路7に向けて発射する。球発射通路7に発射された球は、球戻り防止弁8を押し開けて遊技領域31に到達する。
遊技領域31に到達した球は、遊技領域31を流下する過程において、遊技部品に衝突して、流れる方向を変えながら、一般入賞部品9、始動部品10、可変入賞装置11のいずれかに入って遊技盤1の裏側に排出された後に球案内体5から機外排出樋85を経由して遊技機設置構造体の捕球機構に排出される。一般入賞部品9、始動部品10、可変入賞装置11のいずれにも入らないで、遊技領域31の最下部に到達した球は、アウト口14から遊技盤1の裏側に排出された後に機外排出樋85を経由して遊技機設置構造体の捕球機構に排出される。球が一般入賞部品9、始動部品10、可変入賞装置11のいずれかに入ると、図外の球払出機構がタンク86に貯蔵された賞球としての球を遊技者に与えるように機内排出樋84および球取入口91を経由して球受皿89に払い出す。
遊技盤1における前面部19の前面から周壁21の後面までの寸法が現行の遊技盤の前後方向の厚さと同じに設定されているので、図4に示す現行の遊技機枠61の構造を変更することなく、遊技機枠61の内部に遊技盤1を交換可能に格納し、パチンコ遊技機を提供できるという利点がある。
球戻り防止弁8は遊技基盤3に取り付けてもよい。ナット49、止ねじ50、止ねじ51以外の固定具を使用してもよい。装飾体4が遊技基盤3と丸窓20との間の隙間を覆い隠す形状であれば、遊技基盤3の上下方向の寸法H2が盤枠2の前面部19と周壁21とで囲まれた収容空間に収容可能であって丸窓20の上下方向の寸法よりも小さくてもよい。遊技基盤3の左右方向の寸法H3が盤枠2の前面部19と周壁21とで囲まれた収容空間に収容可能であって丸窓20の左右方向の寸法よりも大きくてもよい。ガイドレール6は、ステンレスで構成されたもので、盤枠2に取り付けてもよい。ガイドレール6が合成樹脂で構成された場合、遊技盤1が図4に示す遊技機枠61に格納された状態において、球発射機構81から発射された球が最初に接触する部分に、ステンレスからなる板状の矛部材をガイドレール6に設けてもよい。障害突起34をガイドレール6にに設けても良い。
1 遊技盤
2 盤枠
3 遊技基盤
4 装飾体
5 球寄せ体
6 ガイドレール
7 球発射通路
19 前面部
20 丸窓
21 周壁
24 部品取付部
2 盤枠
3 遊技基盤
4 装飾体
5 球寄せ体
6 ガイドレール
7 球発射通路
19 前面部
20 丸窓
21 周壁
24 部品取付部
Claims (1)
- 盤枠と遊技基盤と装飾体と球寄せ体および画像表示器を備え、盤枠が前面部に丸窓とガイドレールと球発射通路と周壁および部品取付部を備え、遊技基盤が装飾逃避部および遊技領域を備え、装飾体が部品基盤および演出表示部を備え、球寄せ体が球通路および表示開口部を備え、遊技基盤が盤枠の裏側から盤枠の前面部と周壁とで囲まれた収容空間に取り付けられ、装飾体が盤枠の前側から丸窓に露出した部品取付部および丸窓に露出した遊技基盤に取り付けられ、演出表示部が装飾逃避部と対向し、球寄せ体が遊技基盤の裏側や装飾体の裏側を覆うように盤枠の裏側に取り付けられ、画像表示器の表示画面が球寄せ体の裏側から表示開口部に挿入され、画像表示器が球寄せ体の裏側に取り付けられたことを特徴とするパチンコ遊技機の遊技盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006181137A JP2008006150A (ja) | 2006-06-30 | 2006-06-30 | パチンコ遊技機の遊技盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006181137A JP2008006150A (ja) | 2006-06-30 | 2006-06-30 | パチンコ遊技機の遊技盤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008006150A true JP2008006150A (ja) | 2008-01-17 |
Family
ID=39064880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006181137A Pending JP2008006150A (ja) | 2006-06-30 | 2006-06-30 | パチンコ遊技機の遊技盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008006150A (ja) |
-
2006
- 2006-06-30 JP JP2006181137A patent/JP2008006150A/ja active Pending
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