JP2008005630A - 直列セルの電圧バランス回路 - Google Patents

直列セルの電圧バランス回路 Download PDF

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Abstract

【課題】直列接続された複数の蓄電セルの電圧を、大きな電力損失をともなうことなく、急速かつ高効率に均等化させる。
【解決手段】直列接続された複数の蓄電セルE1,E2と、同一磁心11に同一巻数で巻回されて相互に1対1の変圧比をなす複数のトランス・コイルL1,L2とを、互いに連動してオン・オフ動作するスイッチS1,S2を介して1対1の対応で接続することにより、各セルの電圧を均等化させるようにした直列セルの電圧バランス回路において、上記スイッチS1,S2がオンからオフに切り換った過渡時に、蓄電セルE1から一次電流の供給を受けていたコイルL2に発生する自己誘導電流をそのコイL1ルに接続されていたセルE1とは別のセルE2を充電する経路で放電させる。
【選択図】図1

Description

本発明は直列セルの電圧バランス回路に関し、とくに直列接続された複数の蓄電セルの電圧を急速に均等化するのに用いて有効である。
キャパシタや二次電池などの蓄電セルは多数を直列に接続して使用する場合が多い。この場合、セル間に電圧バラツキが生じると、特定のセルに電圧が集中することによりセルの寿命が短くなってしまうという問題が生じる。この問題は直列接続数が多くなるほど顕著になる。したがって、蓄電セルの直列接続使用では、各セルの電圧を均等化させる必要がある。
直列接続された蓄電セルの電圧を均等化させる手段としては、図10に示すように、同一磁心11に同一巻数で巻回されて相互に1対1の変圧比をなす複数のトランス・コイルL1,L2と、互いに連動してオン・オフ動作するスイッチS1,S2を用いた、直列セルの電圧バランス回路が知られている(特許文献1)。
同図に示す電圧バランス回路は、連動スイッチS1,S2をオン・オフさせることにより、各セルE1,E2がコイルL1,L2を介してトランス結合される。コイルL1,L2は互いに同一巻数であって相互に1対1の変圧比をなすので、各セルE1,E2が同じ電圧であれば、すなわち電圧バランスが保たれていれば、コイルL1,L2間での電力伝送は行われない。
しかし、ここで仮に、コイルL1側のセルE1の電圧がコイルL2側のセルE2のそれよりも高くなると、L1を一次コイルとし、L2を二次コイルとするトランス動作により、E1からE2へ電力伝送が行われる。これによりE1とE2の電圧が均等化される。反対に、E2の電圧がE1のそれよりも高い場合は、上とは逆に、E2からE1へ電力伝送が行われて電圧が均等化される。
特開2004−201361(段落0046)
上述した技術には次のような問題のあることが本発明者により明らかとされた。
すなわち、上述した電圧バランス回路では、コイルL1またはL2がトランスの一次コイルとして動作する場合、セルE1またはE2からコイルL1またはL2に供給される一次電流をスイッチS1またはS2で遮断した過渡時に、L1またはL2に自己誘導電流が流れようとする。この自己誘導電流を放電させずにおくと、異常に高圧な逆起電力(サージ)が生じてスイッチS1,S2等が破壊される恐れがある。
そこで、通常は、図11に示すように、上記逆起電力を吸収するダンパー回路51をコイルL1,L2に並列接続することが行われる。ダンパー回路51はサージ吸収回路あるいはリセット回路などとも呼ばれ、一般的にはダイオードと抵抗の組み合わせで構成される。
しかし、上記ダンパー回路51は、コイルL1,L2に通電によりいったん蓄えられた電気エネルギーを熱として消費させることにより逆起電力を抑制するものであって、そのためのエネルギー消費はスイッチS1またはS2がオンからオフに切り換る度に生じる。
このため、たとえばE1の電圧がE2よりも高かった場合は、E1からE2への電力伝送によって両者の電圧が均等化されるのであるが、これには大きな電力損失がともなう、という問題が生じる。
本発明は、以上のような問題を鑑みたものであって、その目的は、直列接続された複数の蓄電セルの電圧を、大きな電力損失をともなうことなく、急速かつ高効率に均等化させることができる直列セルの電圧バランス回路を提供することにある。
本発明の上記以外の目的および構成については、本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであろう。
本発明が提供する解決手段は以下のとおりである。
(1)直列接続された複数の蓄電セルと、同一磁心に同一巻数で巻回されて相互に1対1の変圧比をなす複数のトランス・コイルとを、互いに連動してオン・オフ動作するスイッチを介して1対1の対応で接続することにより、各セルの電圧を均等化させるようにした直列セルの電圧バランス回路において、
上記スイッチがオンからオフに切り換った過渡時に、蓄電セルから一次電流の供給を受けていたコイルに発生する自己誘導電流を、そのコイルに接続されていたセルとは別のセルを充電する経路で放電させる転流回路を設けたことを特徴とする直列セルの電圧バランス回路。
(2)前記手段(1)において、前記転流回路は2つのトランス・コイルの間に接続された第1および第2の放電回路によって形成され、第1の放電回路は、一方のコイルが一次電流の供給を受けたときに発生する自己誘導電流を、逆流阻止ダイオードを介して他方のコイル側の蓄電セルに充電させるように構成され、第2の放電回路は、他方のコイルが一次電流の供給を受けたときに発生する自己誘導電流を、逆流阻止ダイオードを介して一方のコイル側の蓄電セルに充電させるように構成されていることを特徴とする直列セルの電圧バランス回路。
(3)前記手段(2)において、前記第1の放電回路と前記第2の放電回路は、隣り合わせで直列接続されている2つの蓄電セルにそれぞれ前記スイッチを介して接続されているトランス・コイルの間に設けられていることを特徴とする直列セルの電圧バランス回路。
(4)前記手段(2)または(3)において、前記転流回路は2つトランス・コイルおよび蓄電セルを1対とする単位で設置され、その対をなさないトランス・コイルおよび蓄電セルについては前記第1の放電回路または前記第2の放電回路のいずれか一方が設置されていることを特徴とする直列セルの電圧バランス回路。
(5)前記手段(4)において、対をなさない蓄電セルの充放電容量を他のセルよりも大きくしたことを特徴とする直列セルの電圧バランス回路。
(6)前記手段(1)〜(5)のいずれかにおいて、前記トランス・コイルが巻回される磁心に磁路ギャップを設けたことを特徴とする直列セルの電圧バランス回路。
(7)前記手段(1)〜(6)のいずれかにおいて、前記トランス・コイルは、コイル数分の被膜導線を平行に並べてなるフラットケーブル帯を使用し、このフラットケーブル帯を折り曲げて形成した平面ループ体によって形成されていることを特徴とする直列セルの電圧バランス回路。
(8)前記手段(1)〜(6)のいずれかにおいて、前記トランス・コイルは、プリント配線基板の表裏に形成された導体パターンをスルーホール配線で結線することにより形成されていることを特徴とする直列セルの電圧バランス回路。
(9)前記手段(1),(2),(6)〜(8)のいずれかにおいて、多直列接続された蓄電セルのハイレベル側端に設置されたトランス・コイル又はロウレベル側端に設置されたトランス・コイルに生じる自己誘導電流を、他に接続された複数の直列セルを充電しながら放出させる第1又は第2又はその双方の放電ループを設けたことを特徴とする直列セルの電圧バランス回路。
(10)前記手段(1)〜(9)のいずれかにおいて、前記逆流阻止ダイオードは、2端子方非線形素子である整流ダイオードを用いて構成されていることを特徴とする直列セルの電圧バランス回路。
直列接続された複数の蓄電セルの電圧を、大きな電力損失をともなうことなく、急速かつ高効率に均等化させることができる。
上記以外の作用/効果については、本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであろう。
図1は、本発明の第1実施形態をなす直列セルの電圧バランス回路を示す。同図に示す回路は、まず、同一磁心11に巻回された2つのトランス・コイルL1,L2と、互いに連動してオン・オフ動作する2つのスイッチS1,S2を有する。磁心11とコイルL1,L2は一種のトランスT1を構成する。各コイルL1,L2は同一巻数で巻回されて相互に1対1の変圧比をなす。
2つのコイルL1,L2は、直列接続された2つの蓄電セルE1,E2と、スイッチS1,S2を介して1対1の対応で接続されている。スイッチS1,S2は、図示を省略する制御回路により同一タイミングでオン・オフ動作させられる。
上記までの構成により、各セルE1,E2の電圧均等化動作が行われるようになっている。すなわち、2つのセルE1,E2は、スイッチS1,S2とトランスT1を介して交流的に結合され、一方のセルの電圧が他方のセルよりも高くなった場合は、その電圧の高い方のセルから低い方のセルにトランスT1による電力伝送が行われることにより、両セルの電圧が均等化される。
さらに、この実施形態では、上記構成に加えて、上記スイッチS1,S2がオンからオフに切り換った過渡時に、蓄電セルE1(またはE2)から一次電流の供給を受けていたコイルL1(またはL2)に発生する自己誘導電流を、そのコイルL1(またはL2)に接続されていたセルE1(またはE2)とは別のセルE2(またはE1)を充電する通電経路で放電させる転流回路が設けられている。この転流回路は後述するように、第1,第2の逆流阻止ダイオードD1,D2を用いて構成されている。
逆流阻止ダイオードD1,D2はそれぞれ、2つのトランス・コイルL1,L2の間に跨って接続されている。第1のダイオードD1は、カソード極が第1のコイルL1とスイッチS1の間に接続され、アノード極が第2のセルE2の負極に接続されている。この場合。スイッチS1は、トランス・コイルL1の一方極(同相極)と第1のセルE1の正極との間に設置されている。また、コイルL1の他方極(逆相極)は第1のセルE1の負極に直接接続されている。
第2のダイオードD2は、アノード極が第2のコイルL2とスイッチS2の間に接続され、カソード極が第1のセルE1の正極に接続されている。この場合。スイッチS2は、トランス・コイルL2の逆相極と第2のセルE2の負極との間に設置されている。また、コイルL2の同相極は第2のセルE2の正極に直接接続されている。
上記により、第1のダイオードD1は、第1のコイルL1が一次電流の供給を受けたときに発生する自己誘導電流を第2のコイルL2側の蓄電セルE2に充電させる第1の放電回路21を形成する。第2のダイオードD2は、第2のコイルL2が一次電流の供給を受けたときに発生する自己誘導電流を第1のコイルL1側の蓄電セルE1に充電させる第2の放電回路22を形成する。
図2は、図1に示した回路の動作を示す。同図の(a)は、第1のセルE1の電圧が第2のセルE2よりも高くなった場合の動作を示す。この場合、スイッチS1,S2がオンになったときに、セルE1からスイッチS1を介してコイルL1に一次電流が供給される。この一次電流はコイルL2に二次電流として誘起され、スイッチS2を介して第2のセルE2に充電される。この充電により、両セルE1,E2の電圧が均等化される。
ここで、スイッチS1,S2がオンからオフに切り換ると、スイッチS1を介して一次電流が供給されていたコイルL1に自己誘導電流が発生する。この誘導電流は、同図の(a)に点線で示すように、コイルL1、第2のセルE2、ダイオードD1が形成する放電ループを流れる。これにより、コイルL1の自己誘導電流を逃がして、そのコイルL1に高圧の逆起電力が発生するのを抑制することができる。
このとき注目すべきことは、上記放電電流(リセット電流)は、第2のセルE2を充電する方向に流れることである。これにより、コイルL1にいったん蓄えられた電気エネルギーも無駄にされることなく、電圧均等化に有効利用される。
同図の(b)は、上記とは反対に、第1のセルE1の電圧が第2のセルE2よりも低くなった場合の動作を示す。この場合、スイッチS1,S2がオンになったときに、セルE2からスイッチS2を介してコイルL2に一次電流が供給される。この一次電流はコイルL1に二次電流として誘起され、スイッチS1を介して第2のセルE2に充電される。この充電により、両セルE1,E2の電圧が均等化される。
スイッチS1,S2がオンからオフに切り換ると、スイッチS2を介して一次電流が供給されていたコイルL2に自己誘導電流が発生する。この誘導電流は、同図の(b)に点線で示すように、コイルL2、第1のセルE1、ダイオードD2が形成する放電ループを流れる。これにより、コイルL2の自己誘導電流を逃がして、そのコイルL2に高圧の逆起電力が発生するのを抑制することができる。
そして、この場合も、上記ループを流れる電流(リセット電流)が第1のセルE1を充電する方向に流れることにより、コイルL2にいったん蓄えられた電気エネルギーが無駄にされることなく、電圧均等化に有効利用される。
以上のようにして、直列接続された複数の蓄電セルの電圧を、大きな電力損失をともなうことなく、急速かつ高効率に均等化させることができる
図3は本発明の第2実施形態を示す。上述した第1実施形態の回路では2直列の蓄電セルE1,E2に対して電圧均等化を行うが、この回路は、同図に示すように、任意の数(n)を直列に積み重ねて使用することができる。
同図に示す回路では、それぞれ2n個のコイルL1〜L2n、スイッチS1〜S2n、ダイオードD1〜D2nを使用して、2n個の直列セルE1〜E2nの電圧均等化を行うようにしている。
図4は本発明の第3実施形態を示す。上述した実施形態では、2つトランス・コイルおよび蓄電セルを1対とし、1対ごとに第1および第2の放電回路21,22による転流回路が設置されていた。このため、電圧均等化の対象となる蓄電セルの直列接続数は偶数個(2n)であった。
しかし、本発明は、同図に示すように、奇数個の直列セルE1〜E3にも適用可能である。同図に示す回路では3個のセルE1〜E3が直列接続されているが、対をなさないトランス・コイルL1および蓄電セルE1については、第1の放電回路21だけが設置されている。
このため、蓄電セルE1では、S1〜S3がオフに切り換ったときの自己誘導電流による電圧均等化動作が半端になってリップル電流が多くなる傾向がある。この場合は、セルE1の充放電容量を他のセルE2,E3よりも大きくするか、あるいは図5に示すように、セルE1にキャパシタC1を並列付加することでリップル電流を減らすことができる。
図6は本発明の第4実施形態を示す。この実施形態は、コイルL1〜L2nが巻回される磁心11に磁路ギャップ12を設けたことを特徴とする。磁心11に磁路ギャップ12を設けた場合、磁気回路の透磁率が低下してコイルL1〜L2nのインダクタンスが低下する一方、磁気飽和が生じにくくなる。
これにより、コイルL1〜L2nには大きな励磁電流を流すことができるようになるが、このことは、S1〜S2nがオフしている期間での電圧均等化性能が高められることを意味する。
図7は本発明の第5実施形態の要部を示す。この実施形態はトランスT1に特徴がある。すなわち、この実施形態で使用するトランスT1は、同図に示すように、トランス・コイルL1〜L2nが、コイル数分の被膜導線を平行に並べてなるフラットケーブル帯35を使用し、このフラットケーブル帯35を折り曲げて形成した平面ループ体によって形成されている。また、同図に示すトランスT1では、ケーブル帯35の折り曲げ回数を奇数回とすることで各コイルL1〜L2nの誘起電圧のバラツキを小さくすることができる。
フラットケーブル帯35はプリント配線基板31上に貼着された状態で平面ループ体を形成し、両端は基板31に実装されたコネクタ端子33,34に接続されている。このトランスT1の基本的構成は、巻回されているコイルがすべて同一巻数であるということを除いて、特許文献2に開示されているものと同じである。
このトランスT1は、多数のコイルL1〜L2n間でインダクタンス特性等を高精度に揃えることができるので、電圧均等化動作を高精度に行わせるのにとくに有効である。
図8は本発明の第6実施形態の要部を示す。この実施形態もトランスT1に特徴がある。すなわち、この実施形態で使用するトランスT1は、同図の(a)と(b)にコイル部分だけ示すように、プリント配線基板31の表裏に形成された導体パターン36,37をスルーホール配線38で結線することにより複数の平面コイルL1〜L2nが形成されている。
このトランスT1も、その基本的構成は、巻回されているコイルがすべて同一巻数であるということを除いて、特許文献2に開示されているものと同じである。そして、このトランスT1も、スルーホールにより奇数回パターンを折り返し接続することにより、多数のコイルL1〜L2n間でインダクタンス特性等を高精度に揃えることができるので、電圧均等化動作を高精度に行わせるのにとくに有効である。
図9は本発明の第7実施形態を示す。同図に示す実施形態では、多直列接続された蓄電セルE1〜E5の両端のセルE1,E2にだけそれぞれ、逆流阻止ダイオードD1,D5による放電ループ21,22が形成されている。
この場合、多直列の上端(ハイレベル側端)に設置されたダイオードD1による放電ループ21は、スイッチS1がオンからオフに切り換ったときに生じるコイルL1のリセット電流を、その多直列セルE1〜E5のすべてを直列に充電しながら放電させるように形成されている。
同様に、多直列の下端(ロウレベル側端)に設置されたダイオードD2による放電ループ22も、スイッチS5がオンからオフに切り換ったときに生じるコイルL5のリセット電流を、上記多直列セルE1〜E5のすべてを直列に充電しながら放電させるように形成されている。
この実施形態では、前述した実施形態と同様、セルE1〜E5ごとに設置されたトランス・コイルL1〜L5と連動スイッチS1〜S5による電圧均等化動作が行われる。これとともに、コイルL1,L5のリセット電流は多直列セルE1〜E5に直列に通電されることにより、そのリセット電圧すなわちコイルL1,L5の逆起電圧を高く設定することができる。
その逆起電圧(リセット電圧)が高いことによりコイルL1〜L5への通電時間率すなわちスイッチS1〜S5のオン時間率(デューティ)を高くすることが可能になる。したがって、この実施形態では、S1〜S5のオン時間率(デューティ)をたとえば50%以上に高く設定することができる。これともない、各セルE1〜E5がスイッチS1〜S5を介してコイルL1〜L5に接続することにより行われる電圧均等化の動作期間が長くなって、電圧バランスの補正効果が高められるという利点が得られる。
図示の実施形態は5直列接続の例であったが、5直列以外の多直列でも同様である。また、この実施形態は直列数の偶数/奇数に関係なく適用可能である。さらに、たとえば数十〜数百あるいはそれ以上の多直列の場合は、適当な直列数ごとに分けて上記実施形態の技術を適用させればよい。
以上、本発明をその代表的な実施例に基づいて説明したが、本発明は上述した以外にも種々の態様が可能である。たとえば、上述した実施形態では、逆流阻止ダイオードD1〜D2nとして単純な2端子型非線形素子である整流ダイオードを用いているが、これは、MOS−FET等を用いたスイッチング方式(同期式)の整流回路(等価ダイオード)に置き換えることが可能である。
特許第365816号
直列接続された複数の蓄電セルの電圧を、大きな電力損失をともなうことなく、急速かつ高効率に均等化させることができる。
本発明による電圧バランス回路の第1実施形態を示す回路図である。 図1に示した電圧バランス回路の動作を示す回路図である。 本発明による電圧バランス回路の第2実施形態を示す回路図である。 本発明による電圧バランス回路の第3実施形態を示す回路図である。 図4に示した電圧バランス回路の改良例を示す回路図である。 本発明による電圧バランス回路の第4実施形態を示す回路図である。 本発明の第5実施形態の要部となる部分を抽出して示す斜視図である。 本発明の第6実施形態の要部となる部分を抽出して示す平面図である。 本発明による電圧バランス回路の第7実施形態を示す回路図である。 従来の電圧バランス回路の第1構成例を示す回路図である。 従来の電圧バランス回路の第2構成例を示す回路図である。
符号の説明
L1〜L2n トランス・コイル
S1〜S2n スイッチ
T1 トランス
E1〜E2n 蓄電セル
D1〜D2n ダイオード
11 磁心
12 磁路ギャップ
21 第1の放電回路
22 第2の放電回路
31 プリント配線基板
33,34 コネクタ端子
35 フラットケーブル帯
36,37 導体パターン
38 スルーホール配線

Claims (10)

  1. 直列接続された複数の蓄電セルと、同一磁心に同一巻数で巻回されて相互に1対1の変圧比をなす複数のトランス・コイルとを、互いに連動してオン・オフ動作するスイッチを介して1対1の対応で接続することにより、各セルの電圧を均等化させるようにした直列セルの電圧バランス回路において、
    上記スイッチがオンからオフに切り換ったとき過渡時に、蓄電セルから一次電流の供給を受けていたコイルに発生する自己誘導電流を、そのコイルに接続されていたセルとは別のセルを充電する経路で放電させる転流回路を設けたことを特徴とする直列セルの電圧バランス回路。
  2. 請求項1において、前記転流回路は2つのトランス・コイルの間に接続された第1および第2の放電回路によって形成され、第1の放電回路は、一方のコイルが一次電流の供給を受けたときに発生する自己誘導電流を、逆流阻止ダイオードを介して他方のコイル側の蓄電セルに充電させるように構成され、第2の放電回路は、他方のコイルが一次電流の供給を受けたときに発生する自己誘導電流を、逆流阻止ダイオードを介して一方のコイル側の蓄電セルに充電させるように構成されていることを特徴とする直列セルの電圧バランス回路。
  3. 請求項2において、前記第1の放電回路と前記第2の放電回路は、隣り合わせで直列接続されている2つの蓄電セルにそれぞれ前記スイッチを介して接続されているトランス・コイルの間に設けられていることを特徴とする直列セルの電圧バランス回路。
  4. 請求項2または3において、前記転流回路は2つトランス・コイルおよび蓄電セルを1対とする単位で設置され、その対をなさないトランス・コイルおよび蓄電セルについては前記第1の放電回路または前記第2の放電回路のいずれか一方が設置されていることを特徴とする直列セルの電圧バランス回路。
  5. 請求項4において、対をなさない蓄電セルの充放電容量を他のセルよりも大きくしたことを特徴とする直列セルの電圧バランス回路。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、前記トランス・コイルが巻回される磁心に磁路ギャップを設けたことを特徴とする直列セルの電圧バランス回路。
  7. 請求項1〜6のいずれかにおいて、前記トランス・コイルは、コイル数分の被膜導線を平行に並べてなるフラットケーブル帯を使用し、このフラットケーブル帯を折り曲げて形成した平面ループ体によって形成されていることを特徴とする直列セルの電圧バランス回路。
  8. 請求項1〜6のいずれかにおいて、前記トランス・コイルは、プリント配線基板の表裏に形成された導体パターンをスルーホール配線で結線することにより形成されていることを特徴とする直列セルの電圧バランス回路。
  9. 請求項1,2,6〜8のいずれかにおいて、多直列接続された蓄電セルのハイレベル側端に設置されたトランス・コイル又はロウレベル側端に設置されたトランス・コイルに生じる自己誘導電流を、他に接続された複数の直列セルを充電しながら放出させる第1又は第2又はその双方の放電ループを設けたことを特徴とする直列セルの電圧バランス回路。
  10. 請求項1〜9のいずれかにおいて、前記逆流阻止ダイオードは、2端子型非線形素子である整流ダイオードを用いて構成されていることを特徴とする直列セルの電圧バランス回路。

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