JP2008004485A - 固体高分子形燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】触媒中のPt-Ru量を増大することなく又ガス配管構成を複雑化することなく、長時間安定した連続運転を実現すること。
【解決手段】この固体高分子形燃料電池は、第1のガス分配板32−1中において空気供給ガス入口35が形成された空気極ガスマニホールド33−1から燃料供給ガス入口36が形成された燃料極ガスマニホールド34−1へ空気ブリードライン39を形成し、燃料極11と空気極12との差圧を利用して空気ブリードライン39経由で空気の一部を燃料極11へ供給するようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、燃料極と空気極とで固体高分子電解質膜(以下、「電解質膜」という)を狭持してセルを構成する固体高分子形燃料電池に関する。
図6は固体高分子形燃料電池におけるガス供給システムを示す図である。燃料電池スタック100は、燃料極拡散層及び燃料極触媒層からなる燃料極101と空気極拡散層及び空気極触媒層からなる空気極102とで電解質膜103を狭持してなるセルを複数積層して構成される。空気極102には空気ブロアー104から空気が供給される。一方、燃料極101には、改質器105において都市ガス等の原燃料から水素を含む燃料ガスに改質した改質ガスが、CO変成器106及びCO除去器107を経由して供給される。改質器105において原燃料を燃料ガスへと改質する際にCO及びCOが生成される。燃料ガスに含まれたCOは、燃料極触媒層の触媒であるptに吸着して特性を著しく低下させるおそれがあるので、CO変成器106及びCO除去器107においてCOをある程度除去してから燃料極101へ供給するように構成されている。そして、燃料極101に供給された水素と空気極102に供給された空気中の酸素とが化学反応することにより、電気と熱を得ている。
ところで、燃料電池スタックを構成する各セルの燃料極に供給する燃料ガス中のCO濃度が高くなると、各セルのセル特性が大幅に低下する問題がある。図7は燃料極にCOを含むガスを供給した場合における単セルのセル電圧特性を示す図である。同図に示すように、燃料ガス中のCO濃度が高くなるのに応じてセル電圧が大幅に低下していることが判る。
そこで、現在は、燃料ガスに含まれたCOによるセル電圧低下を防止するために、燃料極触媒層に耐COの高いPt-Ru触媒を用いている。
また、燃料極への空気供給量を増加させることにより燃料電池スタックにおける燃料極触媒のCOによる被毒を防止するガス供給システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載のガス供給システムでは、燃料極に改質ガスを供給する改質ガス供給路と空気極にコンプレッサから圧縮空気を供給する空気供給経路とが、燃料電池スタック前段において接続配管にて連結され、その接続配管に流量調整弁と逆止弁とが設けられている。そして、改質器内の改質ガスの圧力が上昇したときに、燃料極に要求される最適な空気供給量を算出し、この空気供給量となるように流量調整弁を制御して空気供給経路から改質ガス供給路へ空気を供給するようにしている。
特開2001−52728号公報
しかしながら、燃料電池を連続運転する過程で燃料極触媒層の触媒中からRuが溶出する可能性があり、Ruが溶出した場合にはPt-Ru触媒による耐CO特性が低下し、セル特性が大きく低下する可能性がある。触媒中のPt-Ru量を増やして長時間耐CO特性を維持することも考えられるが、コストダウンを図る上では貴金属であるPt-Ru量を増やすには限界がある。
また、特許文献1記載のガス供給システムは、改質ガス供給路と空気供給経路との間を接続配管にて連結して当該接続配管に流量調整弁及び逆止弁を設けるので、燃料電池スタックにガス供給するための配管構成が複雑になると共に燃料電池の小型化の障害になるといった問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、触媒中のPt-Ru量を増大することなく又ガス配管構成を複雑化することなく、燃料極に混入したCOによるセル特性低下を長時間に亙って防ぐことができ、長時間安定した連続運転が可能で小型化を図ることのできる固体高分子形燃料電池を提供することを目的とする。
本発明の固体高分子形燃料電池は、燃料極と空気極とで固体高分子電解質膜を狭持したセルを複数積層してなるセル積層体と、燃料ガス供給ラインと空気供給ラインとが接続され、前記燃料ガス供給ラインから供給される燃料ガスを前記各セルの燃料極へ分配すると共に前記空気供給ラインから供給される空気を前記各セルの空気極へ分配するガス分配板と、前記ガス分配板中において前記空気供給ラインから供給される空気の一部を前記燃料極へ送る空気ブリード構造とを具備し、前記空気ブリード構造を介して前記燃料極へ空気を供給することを特徴とする。
この構成によれば、空気ブリード構造を介して燃料極へ空気を供給することができるので、燃料極に混入したCOによるセル特性低下を長時間に亙って防ぐことができ、長時間安定した連続運転が可能となる。また、ガス分配板中に空気ブリード構造を設けたので、省スペース化が可能であり、燃料電池スタック前段でガス配管構成を改良して燃料極に空気を供給する場合に比べ、小型化が容易である。
また、上記固体高分子形燃料電池において、前記空気ブリード構造を介して前記燃料極へ送られる空気ブリード量を、前記燃料極と前記空気極との差圧を利用して制御することが望ましい。
また、上記固体高分子形燃料電池において、前記空気ブリード構造を介して前記燃料極へ送られる空気ブリード量を、前記燃料極への全供給ガス量の1%〜10%とすることが望ましい。
本発明によれば、触媒中のPt-Ru量を増大することなく又ガス配管構成を複雑化することなく、燃料極に混入したCOによるセル特性低下を長時間に亙って防ぐことができ、長時間安定した連続運転を実現することができると共に小型化を図ることができる。
以下、本発明の一実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は本実施の形態に係る燃料電池システムの全体構成図である。燃料電池スタック10は、燃料極拡散層及び燃料極触媒層からなる燃料極11と空気極拡散層及び空気極触媒層からなる空気極12とで電解質膜13を狭持してなる単セルを複数積層(セル積層体)して構成されている。
空気極12は、空気ブロアー14から空気が供給されるように構成されている。空気ブロアー14の空気出口が空気供給ラインとしての空気供給路21を介して燃料電池スタック10の空気極12側のガス入口に連結されている。
燃料極11は、天然ガス等の原燃料を改質反応により水素リッチな燃料ガスへと変える改質器15と、改質器15から出力される燃料ガス中のCOをシフト反応により例えば水蒸気と反応させて水素と二酸化炭素に変えるCO変成器16と、CO変成器16から出力される燃料ガス中に残留しているCOを除去するCO除去器17とが順次連結されている。改質器15の改質ガス出口が改質ガス供給路22を介してCO変成器16に連結され、CO変成器16の改質ガス出口が改質ガス供給路23を介してCO除去器17に連結されている。さらに、CO除去器17の改質ガス出口が改質ガス供給路24を介して燃料電池スタック10の燃料極11側のガス入口に連結されている。改質ガス供給路24が燃料ガス供給ラインの下流端となる。
燃料電池スタック10から排出される排出ガスは改質器15に併設される燃焼器26へ循環させるように構成されている。図1では燃料極11のガス排出口が排出改質ガス供給路25を経由して燃焼器26に連結される構成を示している。
図2は燃料電池スタック10の概念図である。同図に示すように、燃料極11、空気極12及び電解質膜13からなる単位セルを積層してなるセル積層体31のガス供給側端部に第1のガス分配板32−1が設置され、セル積層体31のガス排出側端部に第2のガス分配板32−2が設置されている。本実施の形態は、第1のガス分配板32−1の内部において、空気極12へ供給する空気の一部を燃料極11へ送る空気ブリード構造が備えられている。
第1のガス分配板32−1には、空気極ガスマニホールド33−1及び燃料極ガスマニホールド34−1が設けられている。空気極ガスマニホールド33−1は空気供給路21に連通する空気供給ガス入口35が形成されている。空気供給路21から供給される空気は空気極ガスマニホールド33−1を介してセル積層体31を構成する各セルの空気極12へ分配される。また、燃料極ガスマニホールド34−1は改質ガス供給路24に連通する燃料供給ガス入口36が形成されている。改質ガス供給路24から供給される燃料ガスは燃料極ガスマニホールド34−1を介してセル積層体31を構成する各セルの燃料極11へ分配される。空気極ガスマニホールド33−1と燃料極ガスマニホールド34−1とを空気ブリードライン39を介して連通させている。
第2のガス分配板32−2には、空気極ガスマニホールド33−2及び燃料極ガスマニホールド34−2が設けられている。空気極ガスマニホールド33−2は、ガス排出系に繋がる空気供給ガス出口37が形成されている。各セルから空気極ガスマニホールド33−2へ排出される排出ガスは燃料電池スタック1外へ排出される。また、燃料極ガスマニホールド34−2はガス排出系の一部である排出改質ガス供給路25に連通する燃料供給ガス出口38が形成されている。このように燃料電池スタック1から排出される排出ガスは第2のガス分配板32−2を介して外部へ排出されるように構成されている。
図3は空気ブリードライン39における第1のガス分配板32−1の断面を示す概略的な断面図である。第1のガス分配板32−1の内部に形成された空気ブリードライン39は、空気極ガスマニホールド33−1の空気供給ガス入口35−1近傍位置から燃料極ガスマニホールド34−1の燃料供給ガス入口36−1近傍位置までを連通している。本実施の形態は、燃料極11と空気極12の差圧を利用して空気ブリードライン39経由で燃料極11へ空気を供給するようにしている。
また、本実施の形態は、燃料電池スタック10のガス入口側において燃料極11と空気極12との差圧を検出する差圧計18を備えており、差圧検出信号を制御装置19へ入力している。制御装置19は空気ブリードライン39を介して燃料極11へ適量の空気が供給されるような差圧を実現するように差圧制御バルブ20の開度を制御する。差圧制御バルブ20は、空気供給ガス出口37に連結されたガス排出系の排出経路27に設けられている。差圧制御バルブ20の開度を小さくすれば(バルブ閉方向)、燃料極11への空気供給量は増大する。また、差圧制御バルブ20の開度を大きくすれば(バルブ開方向)、燃料極11への空気供給量は減少する。なお、燃料極11と空気極12との差圧は燃料電池スタック1の出口側において測定するようにしても良い。
次に、以上のように構成された本実施の形態の動作について説明する。
改質器15に供給される天然ガス等の原燃料が水素リッチな燃料ガスに改質される。改質器15からCO変成器16へ水素リッチな燃料ガスが導入され、当該燃料ガス中のCOがシフト反応によりある程度除去される。さらにCO変成器16からCO除去器17へ燃料ガスが導入され、CO除去器17において燃料ガス中に残留しているCOが除去される。このように、CO変成器16及びCO除去器17にて燃料ガス中のCO濃度が所定値以下となるようにCO除去される。CO除去器17でCO除去された燃料ガスが第1のガス分配板32−1の燃料供給ガス入口36から燃料極ガスマニホールド34−1を介してセル積層体31の各燃料極11へ導入される。
一方、空気ブロアー104から空気供給路21へ送り込まれた空気は第1のガス分配板32−1の空気供給ガス入口35から空気極ガスマニホールド33−1を介してセル積層体31の各空気極12へ導入される。
このとき、図2,3に示すように空気極ガスマニホールド33−1と燃料極ガスマニホールド34−1とは空気ブリードライン39を介して連通しているので、燃料極11側よりも空気極12側の内圧が高ければ、空気ブリードライン39を介して燃料極ガスマニホールド34−1へ空気供給路21の空気が流入する。本実施の形態では、制御装置19が空気極ガスマニホールド33−1から燃料極ガスマニホールド34−1へ空気が流入するような差圧に制御している。
ここで、空気ブリードライン39を介した燃料極11への空気ブリード量について詳しく説明する。
図4はCOを含む燃料ガスと空気とを混合させたガスを燃料極11に供給した時のセル電圧特性を示す図である。同図より、燃料ガスに混入させる空気ブリード量を、燃料極11に供給するガス量の1vol.%以上にすることによりセル電圧が十分に回復することが判る。また、安全上、水素中の空気の爆発限界は約25%であるので、空気ブリード量は燃料極11に供給するガス量の25vol.%未満にしなければならない。
一方、燃料極11に空気が供給された場合には、燃料ガス中の水素と空気との反応により、反応熱が発生するか又は過酸化水素が発生する可能性がある。熱や過酸化水素は、電池を構成する電解質樹脂を分解させる効果があるので、空気ブリード量が大き過ぎるとセル電圧特性が大きく低下する可能性がある。
図5は燃料極11へ空気ブリードを行わない状態で2500時間以上連続運転した場合のセル電圧低下率と、燃料極11の供給ガスの10vol.%の空気を混入させて2500時間以上連続運転した場合のセル電圧低下率とを示す図である。同図の実験結果より、燃料極11の供給ガスの10vol.%の空気を混入させても顕著な性能低下は認められないことが確認された。少なくとも、空気ブリード量は1vol.%から10vol.%の範囲であれば、熱や過酸化水素によるセル電圧低下を生じないことになる。
本実施の形態は、差圧計18による差圧検出結果に基づいて、空気ブリードライン39から燃料極11への空気ブリード量が、燃料極11への全供給ガス量の1vol.%〜10vol.%の範囲内に収まるように調整する。燃料極11への空気ブリード量は、空気ブリードライン39の直径が十分に細ければ、空気極ガスマニホールド33−1の内圧と燃料極ガスマニホールド34−1の内圧との差(差圧)によって決まる。空気ブリード量が燃料極11への全供給ガス量の1vol.%〜10vol.%の範囲内に収まるような差圧を予め求めて差圧ターゲット(所定幅がある)として制御装置19に設定しておくものとする。
制御装置19は、所定のサンプリング間隔で差圧計18から差圧検出信号を取り込み、差圧ターゲットと比較する。差圧検出信号の示す差圧が差圧ターゲットよりも上側になっていれば、差圧制御バルブ20の開度を大きくして空気極12側の内圧を下げるように差圧を制御する。また、差圧検出信号の示す差圧が差圧ターゲットよりも下側になっていれば、差圧制御バルブ20の開度を小さくして空気極12側の内圧を上げるように差圧を制御する。
制御装置19が差圧制御バルブ20の開度を調整して差圧検出信号の示す差圧を差圧ターゲットの許容範囲内に制御することにより、空気ブリード量を燃料極11への全供給ガス量の1vol.%〜10vol.%の範囲内に収めることができる。
以上のように、連続運転期間中は適切な量の空気が空気ブリードライン39を介して空気極ガスマニホールド33−1から燃料極ガスマニホールド34−1へ供給されるので、燃料ガスに含まれたCOが、供給された空気中のOと反応してCOが除去されることとなり、燃料極11における燃料極触媒層の触媒がCOで被毒されるのを防止することができる。この結果、燃料極11に供給する燃料ガス中に含まれるCOによる電池特性の低下を長時間に亙って防ぐことができる。さらに、Pt−Ru等の高価な触媒を増やさなくても電池特性の低下を防止できるので、燃料電池全体の大幅な低価格化に寄与することができる。なお、本発明は、運転中の空気ブリードに限定されるものではなく、停止中の空気ブリードにも同様に適用可能である。燃料電池の運転停止中に、空気極ガスマニホールド33−1から燃料極ガスマニホールド34−1へ空気ブリードライン39を介して空気ブリードすることにより、停止時のCO吸着を除去することができる。
また、本実施の形態では、空気極ガスマニホールド33−1から燃料極ガスマニホールド34−1へ空気を供給する空気ブリードライン39を第1のガス分配板32−1の中に形成したので、新たに空気ブリード用に配管設置スペースを確保する必要がなく、省スペース化を図ることができる。
また、本実施の形態では、燃料極11と空気極12の差圧を利用しているので、空気極12の空気供給ガス出口に設けた差圧制御バルブ20の開度を制御するだけで空気ブリード量を所望の範囲内に収めることができ、空気ブリード量を制御するための構成が極めて簡素化されると共に長時間に亙り安定した運転が可能になる。
なお、本発明は上記一実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
本発明は、燃料極にCOによる被毒防止のために空気を供給する燃料電池システムに適用可能である。
本発明の一実施の形態に係る燃料電池システムの全体構成図 上記一実施の形態における燃料電池スタックの概略的な構成を示す概念図 上記一実施の形態における第1のガス分配板の概略的な断面図 燃料極に供給する空気供給量とセル電圧との関係を示すセル電圧特性図 燃料極に空気ブリードした時のセル電圧低下率を示す図 従来の燃料電池システムの全体構成図 燃料ガスに含まれるCO濃度とセル電圧との関係を示すセル電圧特性図
符号の説明
10、100 燃料電池スタック
11、101 燃料極
12、102 空気極
13、103 電解質膜
14、104 空気ブロアー
15、105 改質器
16、106 CO変成器
17、107 CO除去器
20 差圧制御バルブ
21 空気供給路
22,23,24 改質ガス供給路
25 排出改質ガス供給路
26 燃焼器
27 ガス排出系の排出経路
31 セル積層体
32−1 第1のガス分配板
32−2 第2のガス分配板
33−1、33−2 空気極ガスマニホールド
34−1、34−2 燃料極ガスマニホールド
35 空気供給ガス入口
36 燃料供給ガス入口
37 空気供給ガス出口
38 燃料供給ガス出口
39 空気ブリードライン

Claims (3)

  1. 燃料極と空気極とで固体高分子電解質膜を狭持したセルを複数積層してなるセル積層体と、
    燃料ガス供給ラインと空気供給ラインとが接続され、前記燃料ガス供給ラインから供給される燃料ガスを前記各セルの燃料極へ分配すると共に前記空気供給ラインから供給される空気を前記各セルの空気極へ分配するガス分配板と、
    前記ガス分配板中において前記空気供給ラインから供給される空気の一部を前記燃料極へ送る空気ブリード構造と、を具備し、
    前記空気ブリード構造を介して前記燃料極へ空気を供給することを特徴とする固体高分子形燃料電池。
  2. 前記空気ブリード構造を介して前記燃料極へ送られる空気ブリード量を、前記燃料極と前記空気極との差圧を利用して制御することを特徴とする請求項1記載の固体高分子形燃料電池。
  3. 前記空気ブリード構造を介して前記燃料極へ送られる空気ブリード量を、前記燃料極への全供給ガス量の1%〜10%としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の固体高分子形燃料電池。
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