JP2008000702A - 除湿機 - Google Patents

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Naoya Oshita
直也 大下
Yoichi Sakaguchi
洋一 坂口
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Abstract

【課題】室温上昇が少なく、除湿効率の高い除湿機を提供する。
【解決手段】回転支持された除湿ロータ3により機外から吸い込んだ空気中の水分を吸着し、除湿ロータ3をヒータ9によって加熱して吸着した水分を蒸発させ、除湿ロータ3から蒸発した水蒸気を、機内を循環する循環空気によりラジエータ10に導いて、ラジエータ10において冷却して凝縮させることで回収する除湿機1において、除湿ロータ3を、その回転位置によって、機外から吸引した空気が挿通される除湿部16と、ラジエータ10において水蒸気を凝縮して回収した循環空気がそのまま挿通される冷却部17と、ヒータ9が設けられ、冷却部17を挿通した循環空気を加熱しながら除湿ロータ3に再度挿通させる再生部18とに区分する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デシカント式の除湿機に関する。
従来のデシカント式の除湿機では、特許文献1に記載されているように、除湿ロータの一部をヒータで加熱し、吸着した水分を蒸発させて再度水分を吸着可能に再生している。
ヒータで加熱された除湿ロータは、挿通される室内の空気中にその熱エネルギーを放出し、室内温度を上昇させるので夏場の使用が敬遠されるとともに、放出された熱はエネルギーロスとなるという問題がある。
さらに、ヒータで加熱して高温になった除湿ロータは水分を吸着する能力が低下しているので、除湿能力を十分に発揮できないという問題もある。
特開2001−205036号公報
そこで、本発明は、前記問題点に鑑みて、室温上昇が少なく、除湿効率の高い除湿機を提供することを課題とする。
前記問題点を解決するために、本発明による除湿機は、回転支持された除湿ロータにより機外から吸い込んだ空気中の水分を吸着し、前記除湿ロータをヒータによって加熱して吸着した水分を蒸発させ、前記除湿ロータから蒸発した水蒸気を、機内を循環する循環空気によりラジエータに導いて、前記ラジエータにおいて冷却して凝縮させることで回収する除湿機において、前記除湿ロータを、その回転位置によって、前記機外から吸引した空気が挿通される除湿部と、前記ラジエータにおいて水蒸気を凝縮して回収した前記循環空気がそのまま挿通される冷却部と、前記ヒータが設けられ、前記冷却部を挿通した循環空気を加熱しながら前記除湿ロータに再度挿通させる再生部とに区分したものとする。
この構成によれば、循環空気を冷却部において除湿ロータで加熱してから、再生部に挿通するので、再生部において、水分を蒸発させるために必要な温度まで除湿ロータを加熱するのに要するヒータの消費エネルギーが少なくて済む。
また、本発明による除湿機において、前記冷却部は、前記除湿ロータの回転方向に、前記再生部の直後に設けてもよい。
この構成によれば、再生部で水分を蒸発させた除湿ロータを、先ず、機内の循環空気によって冷却してから室内の空気を除湿するので、室内の空気中に放出される熱量が低減される。また、除湿ロータの温度を下げることにより、除湿ロータの吸湿能力を最大限に発揮させることができる。
本発明によれば、ラジエータで冷却した空気を除湿ロータに挿通してから、除湿ロータを加熱再生する再生部に挿通させるので、再生部に導入される空気温度が高く、ヒータの消費電力を低減できる。また、除湿ロータを冷却することで、除湿能力を引き出すことができ、除湿効率が高くなる。
これより、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に、本発明の1つの実施形態である除湿機1を示す。除湿機1は、本体2の内部に、空気中の水分を吸着する除湿ロータ3と、機外の空気を吸い込んで除湿ロータ3に挿通する除湿ファン4と、機内で空気を循環させる循環流路5とを有している。
除湿ロータ3は、例えば、例えばゼオライトを含有するハニカム構造の円板であり、ケーシング6内に保持されモータ7により一定速度、例えば2分間に1回転の速度で回転させられるようになっている。
循環流路5は、空気を循環させる循環ファン8と、除湿ロータ3および循環空気を加熱するヒータ9と、循環空気を冷却するラジエータ10とを有しており、ラジエータ10で冷却された循環空気を循環ファン8によってそのまま除湿ロータ3に導入する冷却流路11と、冷却流路11から除湿ロータ3に挿通された後、ヒータ9で加熱されながら、再度、除湿ロータ3に挿通された循環空気をラジエータに案内する再生流路12とを有している。
また、除湿機1は、機外の空気を吸い込んでラジエータ10に挿通し、循環空気との間で熱交換させる冷却ファン13を有している。除湿ロータ3と冷却ファン13との間には、板状の熱侵入防止部材14が設置されており、ラジエータ10で循環空気の熱を奪った空気から、除湿ファン4によって除湿ロータ3に挿通して除湿する空気に熱が伝導しないようにしている。また、除湿機1は、循環空気をラジエータ10で冷却することにより循環空気中の水蒸気が凝縮して分離されるので、この凝縮水を回収するための回収タンク15を有している。
図2および図3に、除湿ロータ3とケーシング6を示す。ケーシング6は、除湿ロータ3を、その回転方向によって、除湿部16と、冷却部17と、再生部18とに3つに区分して、除湿部16、冷却部17および再生部18をそれぞれ貫通する空気を互いに分離するようになっている。
除湿部16は、除湿ファン4が吸引する空気が、ケーシング6を貫通して除湿ロータ3に挿通されるようになっている。冷却部17は、冷却流路11が接続され、循環空気が除湿ロータ3を下から上に貫通するようになっている。再生部18は、冷却部17を貫流した循環空気が導入され、ヒータ9によって加熱されながら除湿ロータ3を上から下に貫流して、再生流路12に導出するようになっている。
これより、以上の構成からなる除湿機1の作用を説明する。
除湿機1では、除湿ファン4により本体2の外部の空気、つまり、除湿機1が設置されている部屋の空気を吸い込み、除湿ロータ3の除湿部16に挿通する。除湿ロータ3は、挿通された空気中の水分を吸着し、除湿された空気が本体2の外部に排気される。
除湿部16で水分を吸着した除湿ロータ3は、再生部18に達すると、ヒータ9によって直接加熱されるとともに、ヒータ9によって加熱された循環空気によって間接的に加熱され、吸着している水分を蒸発させる。
除湿ロータ3から蒸発した水蒸気は、循環空気に随伴して再生流路12を介してラジエータ10に導入される。ラジエータ10において、水蒸気を含む循環空気は、冷却ファン13が機外から吸い込んだ空気と熱交換して冷却される。これによって、循環空気中の水蒸気は凝縮して分離され、回収タンク15に回収される。
再生部18で水分を放出した除湿ロータ3は、その直後に、冷却部17に移動し、ラジエータ10で冷却された循環空気がそのまま循環ファン8によって挿通される。これにより、除湿ロータ3は、循環空気によって冷却されてから除湿部16に移動する。
このように、除湿機1は、除湿ロータ3を冷却部17で冷却してから、除湿部16において機外から吸い込んだ空気の除湿を行わせるので、除湿した空気の温度上昇が少なく、室温をあまり上昇させない。
また、熱侵入防止部材14により、除湿される空気と、循環空気を冷却した空気とを分離しているので、ラジエータ10で放出した熱により除湿される空気の温度が高くなることがない。
また、ゼオライトなどは、高温では吸湿能力が低下するが、本発明では、冷却部17で除湿ロータ3の温度を下げるので、吸湿能力を最大限に発揮させることができ、除湿効率が高くなる。
なお、冷却部17においては、除湿ロータ3が高温であるので、循環空気中の水分を吸着する作用は弱く、除湿能力の低下は大きくない。
また、冷却部17において、循環空気12は、除湿ロータ3の熱を奪って温度上昇するとともに、水分が吸着されて絶対湿度も低下する。これによって、除湿ロータ3から水分を蒸発させるのに必要な熱量が小さくなるので、ヒータ9の負荷が低減され、消費電力が小さくなる。
本発明の1つの実施形態である除湿機の概略図。 図1の除湿機の除湿ロータのケーシングの平面図。 図1の除湿機の除湿ロータの断面図。
符号の説明
1 除湿機
3 除湿ロータ
6 ケーシング
9 ヒータ
10 ラジエータ
16 除湿部
17 冷却部
18 再生部

Claims (2)

  1. 回転支持された除湿ロータにより機外から吸い込んだ空気中の水分を吸着し、前記除湿ロータをヒータによって加熱して吸着した水分を蒸発させ、前記除湿ロータから蒸発した水蒸気を、機内を循環する循環空気によりラジエータに導いて、前記ラジエータにおいて冷却して凝縮させることで回収する除湿機において、
    前記除湿ロータを、その回転位置によって、前記機外から吸引した空気が挿通される除湿部と、前記ラジエータにおいて水蒸気を凝縮して回収した前記循環空気がそのまま挿通される冷却部と、前記ヒータが設けられ、前記冷却部を挿通した循環空気を加熱しながら前記除湿ロータに再度挿通させる再生部とに区分したことを特徴とする除湿機。
  2. 前記冷却部は、前記除湿ロータの回転方向に、前記再生部の直後に設けたことを特徴とする請求項1に記載の除湿機。
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