JP2007534975A - 液晶プロジェクションシステム - Google Patents
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Abstract
プロジェクションシステムが提供される。前記プロジェクションシステムは、映像を投影するための偏光を生成させるプロジェクターと、前記プロジェクターによって投影される画像を視認できる投影スクリーンとを有する。前記偏光の偏光面と偏光手段の偏光面は平行である。偏光手段は、共役π系を有する少なくとも一つの多環式有機化合物を含む棒状超分子によって形成されたフィルムを有し、それにより、前記偏光手段の40%視野角透過率の等値線が2以上のアスペクト比を有する。
Description
本願は、米国仮特許出願第60/488,487号(2003年7月17日出願)に基づく優先権を主張するものであり、その開示内容は、この引用によりそっくり本明細書に記載されたものとする。
本発明は、総じて、プロジェクションシステムの分野に関する。より具体的には、本発明は、画像情報について液晶表示装置を用いる投影型スクリーンアセンブリおよびデジタルプロジェクションシステムに関する。
現代の家庭用テレビジョン装置、映画館、およびプレゼンテーション装置は、しばしば、ビデオ画像または静止画像の映写のためにデジタルプロジェクションシステムを用いる。通常のプロジェクションシステムは、プロジェクターと投影型スクリーンを有する。デジタルプロジェクションのための最も有望な手段の一つは、液晶表示装置(LCD)を画像形成装置として用いるものである。LCDは、各ピクセルについて入射光の偏光状態を選択的に調節することにより、画像をピクセルの配列として形成する。高解像度大面積LCDは、他の種類のアナログ装置よりも容易に製造することができる。加えて、薄くかつ軽量であることにより、プロジェクションシステムの一般的な携帯性および可搬性がもたらされる。特に、大面積の画像またはビデオの映写が必要なとき、LCDに基づくプロジェクションシステムは、多くの場合、製造および実際の使用がよりシンプルである。
通常の投影スクリーンは、典型的に、透明な媒体中に埋め込まれた透明または半透明の多孔性微粒子と、前記粒子の後ろに配置された反射材料とを含む。前記投影スクリーンは、実質的に入射光のすべてを反射する。すなわち、投影スクリーンは、画像源からの光と同様に周囲光も反射する。周囲光の一部は見る者に向かって反射されるため、特に周囲光の強度が比較的高い場所では、画像のコントラストおよび画像の見かけの輝度がしばしば下がる。
反射される画像の輝度を向上させるため、ガラスビーズなどの逆反射素子を含む投影スクリーンがある。前記逆反射素子は、スクリーンに入射した方向に周囲光を反射して戻すことができる。しかし、逆反射素子を導入すると、画像を見ることができる角度の範囲が狭くなる。というのも、画像形成光もまた再帰反射されるからである。さらに、周囲光の光源が見る者と同じ方向にあると、周囲光もまた画像形成光とともに見る者の方向に再帰反射され得る。
画像形成に使用される液晶表示装置の性質から、スクリーン上には単一の偏光状態の光が投射されるため、液晶プロジェクターによって生成される画像の輝度は、特に、相対的に低くなり得る。低い輝度の投影で投影スクリーンが周囲光を反射すると、画像のコントラストは顕著に低下し得る。従って、周囲光のコントラスト低下作用を抑えるため、液晶プロジェクターは、主に、周囲光のレベルが低い場所、例えば、カーテンで窓が遮蔽された部屋や人工照明を落とした部屋で使用される。しかし、このことは、映写の間、部屋にいる視聴者は、書いたものを見たり、ノートを取ったりすることが困難になり、望ましくない場合がある。
液晶プロジェクターに関する輝度とコントラストの問題を解決しようとする試みとして、反射材料と組み合わせて吸収型偏光子を用いることある。吸収型偏光材料を用いない通常のスクリーンで反射されるのと比べて、スクリーンに吸収型偏光子を組み込むことにより、周囲光の約半分が投影スクリーンに吸収され得る。
投影スクリーンに使用されるこの吸収型偏光材料は、第一の偏光状態を有する光を優先的に透過させ、第二の偏光状態を有する光を遮断する。次いで、その透過光は反射性材料によって逆に反射され、再度、吸収型偏光材料を透過させられる。従って、液晶プロジェクターは、単一の偏光状態の光(投影スクリーンによって優先的に反射される)を用いて画像を形成する。一方、周囲光は、通常、両方の偏光状態を有する光を含むため、投影スクリーンに入射する周囲光のかなりの部分が、反射されずに吸収される。その結果、吸収型偏光材料を用いる投影スクリーン上に液晶プロジェクターによって形成される画像のコントラストおよび見かけの輝度は、両方の偏光状態の光を反射する通常の投影スクリーンに比べて、向上し得る。
理想的な吸収型偏光材料は、第一の偏光状態を有する入射光すべてを透過させ、そして、第二の偏光状態の入射光すべてを吸収するものであるが、実際の吸収型偏光材料は、第二の偏光状態の光とともに、第一の偏光状態を有する入射光の少なくともある部分を吸収する。その結果、画像形成光のある部分は反射されずに吸収され、それにより、画像のコントラストおよび輝度が低下する。また、吸収型偏光材料を用いる投影スクリーンにおいて、この材料は反射板の前に配置される。この配置では、優先的に透過される第一の偏光状態を有する画像形成入射光は、見る者に達する前に、二回、吸収性材料を必ず通過する。各通過の際、吸収型偏光材料は、第一の偏光状態を有する光のかなりの部分を吸収し得、そのため、画像の輝度を低下させ得る。
上記問題のほか、拡散材料のような他の素子を含む吸収型偏光子を有する投影スクリーンは、そのようなさらなる素子が画像光の一部の偏光状態を変える場合、画像の輝度および/またはコントラストが低下する可能性がある。吸収型偏光材料によって吸収されるような状態に偏光状態が変わった一部の画像形成光は、視認者まで到達しなくなる。その結果、画像の輝度およびコントラストは低下する。
プロジェクションシステムは、通常、投影スクリーンが大きな視野角特性を有することを必要とする。この要求は、大きな部屋や屋外環境で使用される投影スクリーンに特に望まれる。投影スクリーンを視認する者の便宜から、より広い視野角は水平面において特に重要である。
ヨウ素含有有機偏光子から作られる従来の偏光投影スクリーンの共通する欠点は、視野角が小さいことである。この欠点は、ヨウ素含有有機偏光子の分子の棒状の形状に起因する。棒状分子の軸と一致する単一の方向に沿う偏光は、吸収される。前記方向から、光の偏光がずれれば、偏光吸収は急激に減少するようになる。
本発明は、相対的に高いレベルの周囲光の下、高いコントラストおよび広い視野角で画像を投影できる投影スクリーンを提供し、さらに、前記スクリーンを用いたプロジェクションシステムを提供する。本開示の投影スクリーンは、スクリーン上に形成された偏光手段を用いることにより望ましい組み合わせの効果をもたらすものであり、前記偏光手段は、共役π系を有する少なくとも一つの多環式有機化合物を含む棒状超分子によって形成されたフィルムをベースとするものであり、それにより、前記偏光手段の40%視野角透過率の等値線は2以上のアスペクト比を有する。
本発明の図面は、本発明の概念および原理を例示することを目的としている。本発明は、以下に説明する添付の図面とともに本明細書を参照することにより、よりよく理解することができる。
光反射型の通常のプロジェクションシステムを図1に模式的に示す。前記システムは、デジタルプロジェクション装置11および投影スクリーン12を含む。投影スクリーン12は、シート材料13および前記シート材料の表面を覆う反射シート14を有する。プロジェクター11によってスクリーン12上に投影される画像は、反射シート14によって反射され、その結果、視聴者15は画像を見ることができる。
上記通常のプロジェクションシステムは、暗室内のように、周囲光がスクリーン上に入射しないとき、高いコントラストの画像をスクリーン12上に作ることができる。しかし、部屋において、周囲光源16および/または室内灯17のいずれかからの照明があるとき、スクリーン12上の画像のコントラストは顕著に低下する。プロジェクション装置11がカラー表示機能を有するとき、周囲光の影響は、画像のR(赤)、G(緑)およびB(青)の色に対して特に顕著である。
特別な偏光手段をスクリーン上に付与することにより、そして、前記投影スクリーンと前記プロジェクションシステムにおけるプロジェクターとの相互の特別な配向により、コントラストおよび視野角の増加をもたらすことができる。
本発明の一態様を図2に示す。投影スクリーンは、基材21(ポリマーフィルム)、拡散反射層22、平坦化層23、および偏光手段24を含む。偏光手段24は、共役π系を有する少なくとも一つの多環式有機化合物を含む棒状超分子によって形成されたフィルムをベースとするものであり、それにより、前記偏光手段の視野角透過率の等値線は2以上のアスペクト比を有する。一態様において、投影スクリーンは、フィルム24上に配置される保護層25および防眩(または反射防止)コーティング26をさらに含む。他の態様において、投影スクリーンは、他のさらなる機能層および機能素子を含む。
棒状超分子は、前記偏光手段の透過軸にそって配列されている。超分子の形成条件としては、分子の共役芳香環同士の間にπ共役結合の発達した系が存在すること、および、前記分子の平面内に存在しかつ前記芳香系の結合に関係する基(例えば、アミン、フェノール、ケトンなど)が存在することである。前記分子および/またはそれら分子のフラグメントは、平面構造を有しており、かつ、溶液中で超分子を形成することができる。もう一つの条件は、超分子の積み重ねにおいて、π軌道が最大限重なっていることである。偏光手段を製造するための原料は、それらの物質のスペクトル特性を考慮して選ばれる。そのようなフィルム(結晶薄膜(thin crystal film(TCF))とも呼ばれる)は、通常、透過軸に沿って3.4±0.3Åの典型的な格子面間隔を有する結晶構造を保持する。
TCFを得るために適当な芳香族多環式化合物は、一般式{R}{F}(式中、Rは、π電子系を特徴とする多環式フラグメントであり、Fは、非極性溶媒または極性溶媒(水性媒体を含む)に対する所定の化合物の溶解性を確保できる修飾官能基であり、かつnは、官能基の数である)で表される。
TCFは、オプティバ社(Optive, Inc.)によって開発されたカスケード結晶化プロセス(Cascade Crystallization Process)と呼ばれる方法により得ることができる(P. Lazarev and M. Paukshto, Proceedings of the 7th International Workshop "Displays, Materials and Components" (Kobe, Japan, November 29-December 1,20002), pp. 1159-1160)。WO03/007025(代理人事件番号71296)、US2003-154909(代理人事件番号71296)およびUS2004-067324(代理人事件番号71983)は、カスケード結晶化プロセスを記載しており、それらの開示内容は、この引用によりそっくり本明細書に記載されたものとする。この方法によれば、適当な溶媒中に溶解されたそのような有機化合物は、コロイド系(リオトロピック液晶溶液)を形成し、そこにおいて分子は、前記系の動力学的単位を構成する超分子にまとめられている。この液晶相は、本質的に、前記系の秩序づけられた状態の前駆体であり、それから、結晶薄膜またはTCFとも呼ばれる固体の異方性結晶フィルムが、その後の前記超分子の配向および溶媒の除去の工程を経て形成される。
得られる異方性TCFにおいて、分子平面は互いに平行であり、かつ、分子は、層の少なくとも一部において三次元結晶構造を形成する。製造技術の最適化により、単結晶フィルムの形成が可能になり得る。
TCFの厚みは、通常、約1μmを超えない。フィルムの厚みは、塗布する溶液中の固体物質の含有量を変えることにより、そして、塗布する層の厚みを変えることにより、調節することができる。
適当なTCFを製造するための原料は、前記偏光手段が主に無彩色を有しかつ前記偏光手段の40%視野角透過率の等値線が2以上のアスペクト比を有するように、選ばれる。
種々の混合コロイド系であって、そのような混合物が共同で超分子を形成できるような混合コロイド系を用いることができる。溶液中でそのような複数の有機化合物を混合することにより、種々の組成の混合集合体が形成される。染料混合物についてのX線回折パターンの解析によれば、3.1〜3.7Åの範囲にある格子面間隔に対応する特徴的な回折ピークの存在により、超分子中の分子の充填状態について判断することができる。
上記偏光手段は、任意の種類の投影スクリーンに用いることができ、すなわち、正面投影型スクリーン(反射型スクリーン)、背面投影型スクリーン(透過型スクリーン)、および半透過型投影スクリーンに用いることができる。
一態様において、本発明による投影スクリーンは、異なる追加の層および素子を含む。例えば、図3に示す背面投影型スクリーンは、片側フレネル層35をさらに含む。図3は、片側フレネル層を有する投影スクリーンの一態様を示しており、具体的な態様として、この示されたデザインは、基材31(ポリマーフィルム)、拡散散乱層32、平坦化層33、および共役π系を有する少なくとも一つの多環式有機化合物を含む棒状超分子によって形成されたフィルムをベースとする偏光手段34を含み、それにより、前記偏光手段の視野角透過率の等値線が2以上のアスペクト比を有する。このプロジェクションシステムは、高い安定性を示し、かつゴーストが補償されているかまたは解消されている。
片側フレネル層は、マトリックスおよび前記マトリックス中に埋め込まれた複数の粒子を含み、それらの粒子はマトリックスと異なる屈折率を有し、フレネル構造は前記フレネル層の片側に設けられている。
一態様において、背面投影型スクリーンは、レンチキュラーレンズシートを含むことができる。図4に示す具体的態様における背面投影型スクリーンは、フレネルレンズ42、基材41(散乱粒子を含むポリマーフィルム)、レンチキュラーレンズシート43、ブラックストライプ44(これは、交互に配置された透明領域と吸収領域とからなるフィルムである)、平坦化層45、共役π系を有する少なくとも一つの多環式有機化合物を含む棒状超分子によって形成されるフィルムをベースとする偏光手段46、および保護層47からなる。
この系において散乱周囲光および多重反射光は、ブラックストライプ(BS)により遮断することができる。好ましくは、前記ブラックストライプは、図5に示すように、共役π系を有する少なくとも一つの多環式有機化合物を含む棒状超分子によって形成された偏光材料から製造される。この場合、ブラックストライプの透明領域は偏光手段として機能し、そして、ブラックストライプの吸収領域は光ノイズを遮断する。この背面投影型スクリーンの具体例は、フレネルレンズ52、基材51、レンチキュラーレンズシート53、共役π系を有する少なくとも一つの多環式有機化合物を含む棒状超分子によって形成された異方性材料からなるブラックストライプ54、および保護層55からなる。
図6は、光束を示すレンチキュラーシートの斜視図である。レンチキュラーレンズを通過した光は、収束され、かつ水平に発散される。この発散した角度は、散乱角度に相当し、視野角として作用する。
前記レンチキュラーレンズシートおよびフレネルレンズを含む背面投影型スクリーンは、広い水平視野角、細かなピッチおよび高いコントラストを示す。しかし、背面投影型スクリーンの垂直視野角は、従来のスクリーンと同様、比較的狭い。垂直視野角を広げるための簡単な構成は、図7に模式的に示す、二つのレンチキュラーレンズシートは、一つのシート上において直角の配置で組み合わされているクロス−レンチキュラーレンズシートである。一つのシートのクロス−レンチキュラーレンズを用いれば、光学デザインによる制御の下、任意の方向の光束を得ることができる。クロス−レンチキュラーレンズシートは、上述した構造の任意のものにおいて使用することができる。
図8は、画像プロジェクター82と組み合わせて正面投影型(反射型)スクリーン81を用いるプロジェクションシステムを示す。図8には周囲光の光源83も示されている。正面投影型スクリーン81は、偏光手段84および他の機能層(本図には示さず)を含む。偏光手段84は、ある(第一の)偏光状態85を有する光を優先的に透過させ、そして、異なる(第二の)偏光状態を有する光を吸収する。プロジェクター82は、スクリーン81に向けて偏光を投射することができ、スクリーン上に反射画像を形成する。いずれのLCD画像プロジェクターも、一つの偏光状態の光を用いて画像を生成させるが、他の種類のプロジェクターに対し、さらなる偏光手段を用いてもよい。
プロジェクター82によって生成された偏光85は、投影スクリーン81から反射される。
図8に示す光源83からの周囲光86も、プロジェクター82からの光85に加えて、投影スクリーン81上に入射する。周囲光源83は太陽であり得、その場合、周囲光86は、特定の偏光状態を有しておらず、ランダムに偏光されている。正面投影型スクリーン81は、第一の偏光状態の光(周囲光の強度の約半分)を反射し、そして、第二の偏光状態を有する光を吸収する。
図9は、画像プロジェクター92と組み合わせた、背面(透過)投影型スクリーン91を用いるプロジェクションシステムを示す。周囲光の光源93は、視聴者が投影スクリーン91を観察する側に存在する。背面投影型スクリーン91は、偏光手段95を含む。偏光手段95は、ある(第一の)偏光状態96を有する光を優先的に透過させ、そして、異なる(第二の)偏光状態を有する光を吸収する。周囲光源93は、偏光手段95の透過軸に直交する、前記第二の偏光状態を有する光97を発することが好ましい。プロジェクター92は、スクリーン91に向けて偏光を投射することができ、スクリーン上に透過画像を形成する。光源93から投影スクリーン91に入射する偏光された周囲光97は、偏光手段95に十分に吸収される。その画像は、フラッシュはないものとなる。
本発明によるプロジェクションシステムは、立体画像や他の特別な光学効果をもたらすために使用することができる。前記システムの動作原理を図10および11に示す。
図10に示すプロジェクションシステムは、投影スクリーン101ならびに二つのプロジェクター102´および102´´を含む。投影スクリーン101は、偏光手段105および半透過性層104を含む。画像は、それぞれ同じ偏光状態を有する光106´および106´´を発するプロジェクター102´および102´´の両方によって作り出される。投影スクリーン101およびプロジェクター102´は、正面投影型システムとして機能している。投影スクリーン101およびプロジェクター102´´は、背面投影型システムとして機能している。プロジェクター102´および102´´の一方または両方は、色、強度などについて区別された画像を形成してもよい。
図10には、プロジェクター102´と同じ投影スクリーン101の側に、周囲光の光源103も示されている。周囲光源103は、偏光手段105の透過軸に直交する、第二の偏光状態を有する光107を発することが好ましい。
図11は、投影スクリーン111ならびに二つのプロジェクター112´および112´´を含むプロジェクションシステムを示す。投影スクリーン111は、二つの偏光手段115´および115´´を含み、これらは、投影スクリーン111と半透過性層114の対向する側から配置されている。偏光手段115´および115´´は、一致する透過軸を有する。
画像は、それぞれ同じ偏光状態を有する光116´および116´´を発するプロジェクター112´および112´´の両方によって作り出される。投影スクリーン111およびプロジェクター112´は、正面投影型システムとして機能している。投影スクリーン111およびプロジェクター112´´は、背面投影型システムとして機能している。プロジェクター112´および112´´の一方または両方は、色、強度などについて区別された画像を形成してもよい。
図11にはさらに周囲光の光源113´および113´´が示され、それらは、投影スクリーン111の対向する側にある。これらの周囲光源は、偏光手段115´および115´´の透過軸にそれぞれに直交する、第二の偏光状態を有する光(116´および116´´)を照射することが好ましい。
プロジェクションシステムは、しばしば、比較的高いレベルの周囲光を有する場所で使用される。そのような場合、プロジェクションシステムは特別な部屋に設置することが好ましい(図12)。そのプロジェクションシステムは、画像プロジェクター122と組み合わせた正面投影型スクリーン121を含む。周囲光の光源は、室内灯126と周囲光源123である。正面投影型スクリーン121は、偏光手段124を含む。偏光手段124は、ある(第一の)偏光状態125を有する光を優先的に透過させ、そして、異なる(第二の)偏光状態を有する光を吸収する。
プロジェクター122は、スクリーン121に向かって偏光を発射して、その上に反射画像を形成することができる。プロジェクター122により生じる偏光105は、投影スクリーン121から反射される。
室内灯126は、偏光手段124の透過軸に直行する、第二の偏光状態を有する光127´´を発することが好ましい。周囲光源123は太陽であり得、その場合、部屋の窓は、特別な周囲光を偏光する手段128を有する。その周囲光偏光手段は、偏光手段124の透過軸に直交する、第二の偏光状態を有する光127´を透過させるものである。さらに、この部屋の壁は、フラッシュを解消することができる特別なコーティング129を有することができる。
投影スクリーン上に配置される偏光手段は、共役π系を有するいくつかの多環式有機化合物を含む棒状超分子によって形成されたフィルムをベースとする。TCF製造に使用される超分子の材料は、インダントロンならびにペリレンテトラカルボン酸およびナフタレンテトラカルボン酸のジベンゾイミダゾール誘導体をスルホン化した水溶性生成物の混合物をベースとする(名称N-015TM、Optiva Inc.)。
異方性の結晶層(TCF)は、約100nmの厚みであり、常光および異常光に対してそれぞれno=1.5およびne=2.1の屈折率を有する。それは、T=40%の透過率、CR=160のコントラスト比、Ep=99.4%の偏光効率、および単一偏光子についてのa=−2.4、b=2.8の色座標を有する。
TCFは、二つの吸収軸を有しており、従って、その視野角特性は、単一の吸収軸を有する通常の偏光子のそれと異なっている。さらに、E型偏光子の角度透過率の高い異方性のため、前記偏光子はスクリーンの用途に用いることが可能になっている。理想的な一軸E型偏光子によって覆われたスクリーンの視野角特性および理想的なO型偏光子によって覆われたスクリーンの視野角特性を図13aおよび13bにそれぞれ示す。スクリーンの垂直方向は、偏光子の透過方向と平行である。その40%透過率の等値線のアスペクト比は、O型偏光子に対して約1.4であり、E型偏光子に対して約4である。従って、スクリーンの上または下からくる偏光されていない周囲光は、前記E型偏光子によって十分に吸収される。垂直偏光がスクリーンに直交に入射する場合、その吸収は約2倍小さくなる。従って、そのようなスクリーンは、垂直偏光を発するプロジェクターとともに用いることができる。
図14は、垂直偏光の光に対する投影スクリーンを示しており、そこにおいて、Zは、前記スクリーンに直交する軸であり、Yは、前記偏光子の透過方向に平行な垂直軸である。角度φおよびθは、垂直軸Zから測定されている。図13aは、600nmの二倍の厚みを有する一軸TCFN-015についての計算結果を示す。このスクリーンは、範囲(−45°,+45°)において良好な水平視認性を有する。斜め入射について、垂直軸に対して20°でも、周囲光の透過率は約半分に下がっている。
スクリーンの特性の測定を、Spectra-Pritchart光度計を用いて行った。それらの測定結果を表1に示す。偏光されていない周囲光において、スクリーンのコントラストは、偏光子のために増加している。暗所(弱い周囲光)において、偏光子は、スクリーンの性能について可視的欠陥のないものである。偏光スクリーンは、偏光プロジェクターとともに用いるとき、見やすくなる。
本発明の特定の態様について以上に示してきたものは、例示と説明を目的とするものであり、本発明を完全に網羅するものでもなく、また、本発明を開示したそのものずばりの形態に限定しようとするものでもない。上述した開示に照らして多くの変更・修飾、具体例および変形例が可能であることは明らかである。本発明の技術的範囲は、添付した請求の範囲およびその均等の範囲によって規定すべきである。
Claims (40)
- 画像を投影するための第一の偏光面を有する偏光を生成させるためのプロジェクター、および
前記プロジェクターによって投影される画像を視認でき、第二の偏光面を有する偏光手段を有する投影スクリーンを有するプロジェクションシステムであって、
前記偏光の前記第一の偏光面と前記偏光手段の前記第二の偏光面は平行であり、かつ
前記偏光手段は、共役π系を有する少なくとも一つの多環式有機化合物を含む棒状超分子によって形成されたフィルムを有し、それにより、前記スクリーンの前記偏光手段の40%視野角透過率の等値線が2以上のアスペクト比を有する、プロジェクションシステム。 - 前記アスペクト比は3.6以上である、請求項1に記載のプロジェクションシステム。
- 前記第一の偏光面と前記第二の偏光面は垂直である、請求項1または2に記載のプロジェクションシステム。
- 前記投影スクリーンは正面投影型スクリーンである、請求項1〜3のいずれかに記載のプロジェクションシステム。
- 前記投影スクリーンは背面投影型スクリーンである、請求項1〜3のいずれかに記載のプロジェクションシステム。
- 前記投影スクリーンは半透過型投影スクリーンである、請求項1〜3のいずれかに記載のプロジェクションシステム。
- 少なくとも一つの偏光された周囲光の光源をさらに備え、前記周囲光は、前記偏光手段の前記第二の偏光面に直交な偏光面を有する、請求項1〜6のいずれかに記載のプロジェクションシステム。
- 少なくとも一つの周囲光を偏光する手段をさらに備え、前記周囲光を偏光する手段は、前記偏光手段の前記第二の偏光面に直交な透過軸を有する、請求項1〜7のいずれかに記載のプロジェクションシステム。
- 光散乱素子をさらに備え、前記偏光手段は、前記光散乱素子上に形成されている、請求項1〜8のいずれかに記載のプロジェクションシステム。
- 前記投影スクリーンの視認側に配置された反射防止コーティングまたは防眩コーティングをさらに有する、請求項1〜9のいずれかに記載のプロジェクションシステム。
- 前記フィルムは結晶構造を有する、請求項1〜10のいずれかに記載のプロジェクションシステム。
- 前記フィルムは、透過軸に沿った格子面間隔が3.4±0.3Åである構造を有する、請求項11に記載のプロジェクションシステム。
- 前記有機化合物は複素環を含む、請求項1〜12のいずれかに記載のプロジェクションシステム。
- 前記フィルムはリオトロピック液晶から形成されている、請求項1〜13のいずれかに記載のプロジェクションシステム。
- 前記偏光手段は無彩色のものである、請求項1〜14のいずれかに記載のプロジェクションシステム。
- 前記偏光手段は、前記偏光面における偏光の80%超を透過させる、請求項1〜15のいずれかに記載のプロジェクションシステム。
- 前記偏光手段は、前記偏光面における偏光の90%超を透過させる、請求項16に記載のプロジェクションシステム。
- 前記偏光手段は、二色比が20を超える、請求項1〜17のいずれかに記載のプロジェクションシステム。
- 片側フレネル層をさらに有する、請求項5に記載のプロジェクションシステム。
- 前記片側フレネル層は、
マトリックス、
前記マトリックス内に埋め込まれた複数の粒子を有し、
前記粒子は前記マトリックスの屈折率とは異なる屈折率を有し、かつフレネル構造は前記フレネル層の片側に形成されている、請求項19に記載のプロジェクションシステム。 - 垂直配向性を有する少なくとも一つのレンチキュラーレンズシートをさらに有する、請求項1〜20のいずれかに記載のプロジェクションシステム。
- 前記投影スクリーンは、ブラックストライプをさらに有する、請求項21に記載のプロジェクションシステム。
- 前記ブラックストライプは、共役π系を有する少なくとも一つの多環式有機化合物を含む棒状超分子によって形成された偏光材料を有する、請求項22に記載のプロジェクションシステム。
- 前記投影スクリーンは、クロス−レンチキュラーレンズシートをさらに有する、請求項1〜20のいずれかに記載のプロジェクションシステム。
- 画像を投影するための前記偏光は、少なくとも三つの基調色からなる、請求項1〜24のいずれかに記載のプロジェクションシステム。
- 前記プロジェクターは、少なくとも一つの色の偏光を所定の方向に回転させるための少なくとも一つの偏光回転子をさらに有する、請求項25に記載のプロジェクションシステム。
- 偏光手段を有する投影スクリーンであって、
前記偏光手段は、共役π系を有する少なくとも一つの多環式有機化合物を含む棒状超分子によって形成されたフィルムからなり、かつ、前記偏光手段の40%視野角透過率の等値線が2以上のアスペクト比を有する、投影スクリーン。 - 前記アスペクト比は3.6以上である、請求項27に記載の投影スクリーン。
- 光散乱素子をさらに備え、かつ前記偏光手段は前記光散乱素子上に形成されている、請求項27または28に記載の投影スクリーン。
- 反射防止コーティングまたは防眩コーティングをさらに有する、請求項27〜29のいずれかに記載の投影スクリーン。
- 前記フィルムは結晶構造を有する、請求項27〜30のいずれかに記載の投影スクリーン。
- 前記フィルムは、透過軸に沿った格子面間隔が3.4±0.3Åである構造を有する、請求項31に記載の投影スクリーン。
- 前記有機化合物は複素環を含む、請求項27〜32のいずれかに記載の投影スクリーン。
- 前記フィルムはリオトロピック液晶から形成されている、請求項27〜33のいずれかに記載の投影スクリーン。
- 片側フレネル層をさらに有する、請求項27〜34のいずれかに記載の投影スクリーン。
- 前記片側フレネル層は、
マトリックス、
前記マトリックス内に埋め込まれた複数の粒子を有し、
前記粒子は前記マトリックスの屈折率とは異なる屈折率を有し、かつフレネル構造は前記フレネル層の片側に形成されている、請求項35に記載の投影スクリーン。 - 垂直配向性を有する少なくとも一つのレンチキュラーレンズシートをさらに有する、請求項27〜36のいずれかに記載のプロジェクションシステム。
- ブラックストライプをさらに有する、請求項37に記載のプロジェクションシステム。
- 前記ブラックストライプは、共役π系を有する少なくとも一つの多環式有機化合物を含む棒状超分子によって形成された偏光材料を有する、請求項38に記載のプロジェクションシステム。
- クロス−レンチキュラーレンズシートをさらに有する、請求項27〜36のいずれかに記載のプロジェクションシステム。
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