JP2007534745A - 化学療法誘発末梢性ニューロパシーの治療のためのil6r/il6キメラ - Google Patents
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Abstract
Description
化学療法誘発末梢性ニューロパシー(CIPN)は、多くの細胞毒性薬物のよく知られた、潜在的な身体を不能にする副作用(disabling side effect)である。化学療法誘発性ニューロパシーは、蓄積用量または用量−強度に関係する(Verstappenら 2003 Drugs 63:1549−63)。
IL−6R/IL−6キメラ(Chebathら,1997)を使用して、インビトロにおけるビンクリスチン中毒化に対する予防を調査した。本目的のために、神経アウトグロースを神経成長因子(NGF)によって刺激した、マウス胚(E17日)由来の後根神経節(DRG)の培養物を、その後、進行性軸索変性プロセスを誘導する10nMビンクリスチンに暴露した(Wangら,J Neuropathol Exp Neurol.2000 Jul;59(7):599−606.)。2日後、DRGアウトグロースにおける軸索の多量の損失が、βIII−チューブリンに関して免疫染色した後に明らかとなった(図1、パネルB対A)。ビンクリスチンによる治療のあいだのIL−6R/IL−6の添加が、軸索変性を予防した(パネルC)。種々のニューロパシーにおけるアポトーシスの早期段階を意味する、カスパーゼ−3のタンパク質分解活性化をモニターすることにより(Russellら,Neurobiol Dis.1999 Oct;6(5):347−63.)、神経変性をさらに調べた。活性化カスパーゼ−3に対する抗体への陽性反応が、ビンクリスチンで5日間処理した、DRG培養物で観察された(パネルD)。しかしながら、IL−6R/IL−6がビンクリスチン処理のあいだに存在した場合、実質的にカスパーゼ−3活性化は存在しなかった(パネルE)。
本発明者はさらに、IL−6R/IL−6が、ビンクリスチンの作用がおこった後に、IL−6R/IL−6を加えることによって神経再生効果を有するかどうかを調査した。IL−6欠損マウス(IL−6−/−)由来のE18.5胚のDRGで実施した1つのそのような実験を、図2に示す。軸索ネットワークが、5日間のNGFの存在下で形成された培養物を、IL−6R/IL−6が存在する場合またはしない場合で、さらに11日間続けるか(それぞれパネルAおよびB)、またはビンクリスチンによって5日間処理し、ビンクリスチンを除去した時点で、さらに6日間培養を続けた(パネルC〜F)。軸索ネットワークの広範囲な変性が、ビンクリスチン除去の6日後になお観察されたが(パネルC)、ビンクリスチン除去後、IL−6R/IL−6を加えた場合、軸索の有意な再増殖が観察された(パネルD)。平行して、グリア繊維酸性タンパク質(GFAP)に対して免疫染色した培養物中で、IL−6R/IL−6の添加が、ビンクリスチンの除去6日後の対照培養物(パネルE)と比較して、グリア細胞の明らかな再増殖を引き起こすことがわかった(パネルF)。いくつかの同様の実験において、IL−6R/IL−6の神経再生効果が、IL−6+/+マウス由来のDRG培養物中でみられ、IL−6R/IL−6添加後2日ですでに現れた(示していない)。これらの実験は、IL−6R/IL−6キメラが、化学療法薬剤への暴露後に加えた場合、神経およびグリア細胞の再生を促進したことを示す。
DRGsを、(C57BL/6x129Sv)F1マウスの胚から、以前に詳述されたように(Haggiagら,1999,2001)調製した。いくつかの実験において、相当するIL−6−/−突然変異マウスを使用した(Mendelら,1998)。DRGsを、(20μg/mlポリ−D−リジン、250μg/mlフィブロネクチンの溶液で事前にコートした)ガラスカバースリップ上にまき、12−ウェルコースター(Costar)プレート中においた。標準培養培地は、1% N2サプリメント、10% ウシ胎児血清、2%ウマ血清、1.4mM グルタミン(すべてギブコ/インビトロジェン(Gibco/Invitrogen)より)、および50ng/ml NGF(2.5S;アロモン ラボズ(Alomone Labs)、エルサレム、イスラエル)を含む、0.5ml DMEM/F12培地であった。培養物を、37℃、5% CO2にて維持し、培地を、30日ごとに交換した。5日目に、いくつかのウェルに、10nMビンクリスチン硫酸塩(シグマ、セントルイス、MO)を、または記述されたように(Chebathら,1997)調製した200ng/ml純粋組み換えIL−6R/IL−6とともにビンクリスチンを加えた。2〜5日後、培養物を、4%パラホルムアルデヒド中で、室温(RT)で10分間固定し、PBSで洗浄し、ついで、0.5% Triton X−100、およびPBS中10%正常ヤギ血清にて、RTで3分間処理し、1% NGSで3回洗浄した。治療効果を研究するために、5日目にビンクリスチン(5nM)にて処理した同様のDRG細胞培養物を10日目に洗浄し、ビンクリスチンを除去し、単独または200ng/ml IL−6R/IL−6を加えた前記標準培地を補充し、培養を固定化の前にさらに6日間続けた。
免疫染色を、マウスモノクローナル抗体TUJ1抗−神経βIII−チューブリン抗体(コバンス(Covance)、バークリー、CA;MMS−435P、希釈1:500)およびAb−4抗−カスパーゼ−3活性化型(オンコジーン リーサーチ プロダクツ(Oncogene Research Products)、サンディエゴ、CA;AM65、希釈1:200)で、RTにて一晩行なった。第二抗体は、チューブリン用には、Alexa Fluor 488に共役したヤギ抗−マウスIgG(モレキュラー プローブス(Molecular Probes)、ユージーン、OR;A11029、希釈1:200)、そしてカスパーゼ用には、Cy3−共役アフィニティー精製ヤギ抗−マウスIgG、F(ab’)2断片特異的(ジャクソン イムノリサーチ ラボラトリーズ(Jackson ImmunoResearch Laboratories)、ウエストグローブ、PA;希釈1:600)であった。マウスモノクローナル抗−GFAP−Cy3共役抗体(シグマ−アルドリッチ(Sigma-Aldrich);C9205、希釈1:400)をRTにて1時間適用した。PBSでの洗浄後、カバースリップをMowiol(カルビオケム(Calbiochem)、ラ・ジョラ(LaJolla)、CA)中に載せ、DVC−1310Cデジタルカメラ(DVS、オースチン、TX)を備えるオリンパス IX−70 FLA顕微鏡で写真を撮り、フォトショップにて画像を処理した。
Claims (21)
- 化学療法誘発末梢性ニューロパシー(CIPN)の予防および/または治療のための医薬の製造における、IL−6R/IL−6キメラ、またはそのムテイン、アイソフォーム、融合タンパク質、機能性誘導体、円順列誘導体または塩の使用。
- 末梢性ニューロパシーが、シスプラチン、ジカルバジン、ストレプトゾシン、シクロホスファミド、カルムスチン、ロムスチン、プロカルバジン、マイトマイシン、シタラビン、メトトレキサート、5−フルオロウラシル、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ブレオマイシン、パクリタキセル、アスパラギナーゼ、ブスルファン、カルボプラチン、ダカルバジン、フルダラビン、ヒドロキシウレア、イフォスファミド、メルカプトプリン、ミトタン、ストレプトゾシン、タキソール、またはこれらの2つ以上の薬剤の混合物から選択される化学療法薬剤によって引き起こされる請求項1記載の使用。
- 前記薬剤がビンクリスチンである請求項2記載の使用。
- 前記IL6R/IL6キメラ、またはそのムテイン、アイソフォーム、融合タンパク質、機能性誘導体、円順列誘導体または塩が、1つ以上の部位でグルコシル化されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の使用。
- 前記IL6R/IL6キメラ、そのムテイン、アイソフォーム、融合タンパク質、機能性誘導体、円順列誘導体または塩がグルコシル化されていない請求項1〜3のいずれか1項に記載の使用。
- 前記機能性誘導体が、1つ以上の官能基に連結した、少なくとも1つの部分を含む請求項1〜5のいずれか1項に記載の使用。
- 前記部分が、ポリエチレン部分である請求項6記載の使用。
- 前記医薬が、IL6R/IL6キメラ、またはそのムテイン、アイソフォーム、融合タンパク質、機能性誘導体または円順列誘導体を発現する細胞を含む請求項1〜7のいずれか1項に記載の使用。
- 前記医薬が、IL6R/IL6キメラ、またはそのムテイン、アイソフォーム、融合タンパク質、機能性誘導体または円順列誘導体のコード配列を含む発現ベクターを含む請求項1〜8のいずれか1項に記載の使用。
- 前記ベクターが、レンチウイルスベクターである請求項9記載の使用。
- CIPNの治療および/または予防方法であって、それを必要としている患者に、任意には薬学的に許容され得る担体と一緒に、IL6R/IL6キメラ、またはそのムテイン、アイソフォーム、融合タンパク質、機能性誘導体、円順列誘導体または塩を投与することを含む方法。
- 前記必要としている患者が高リスク患者である請求項11記載の方法。
- 前記高リスク患者が、糖尿病、AIDS、遺伝的ニューロパシーを患っている患者、および神経毒性薬物での早期治療を受けた患者から選択される請求項12記載の方法。
- 前記投与が、肝臓内、皮内、足底内、経皮、筋肉内、腹腔内、静脈内、皮下、経口、硬膜外、局所および鼻腔内経路から選択される請求項11〜13のいずれか1項に記載の方法。
- 患者における化学療法薬剤の用量を増加させる方法であって、それを必要としている患者に、任意には薬学的に許容され得る担体と一緒に、IL6R/IL6キメラ、またはそのムテイン、アイソフォーム、融合タンパク質、機能性誘導体、円順列誘導体または塩を投与することを含む方法。
- 前記IL6R/IL6キメラが、化学療法薬剤の前、あいだおよび/または後のいずれかで投与される請求項15記載の方法。
- IL6R/IL6キメラ、またはそのムテイン、アイソフォーム、融合タンパク質または機能性誘導体と、1つの化学療法薬剤またはその2つ以上の薬剤の混合物との組み合わせを含む医薬組成物。
- 前記化学療法薬剤が、シスプラチン、ジカルバジン、ストレプトゾシン、シクロホスファミド、カルムスチン、ロムスチン、プロカルバジン、マイトマイシン、シタラビン、メトトレキサート、5−フルオロウラシル、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ブレオマイシン、パクリタキセル、アスパラギナーゼ、ブスルファン、カルボプラチン、ダカルバジン、フルダラビン、ヒドロキシウレア、イフォスファミド、メルカプトプリン、ミトタン、ストレプトゾシン、タキソール、またはこれらの2つ以上の薬剤の混合物から選択される請求項17記載の医薬組成物。
- 前記化学療法薬剤がビンクリスチンを含む請求項18記載の医薬組成物。
- さらに、抗酸化剤、PKC阻害剤および神経保護剤から選択される追加薬物を含む請求項17〜19のいずれか1項に記載の医薬組成物。
- 前記追加薬物が、グルタミン酸、ピリドキシン、ガンマ−リノール酸、ビタミンB1、ビタミンB2、イソアキソニン、ガングリオシドおよびNGFから選択される請求項20記載の医薬組成物。
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