JP2007532337A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 燃焼工具で使用する燃料セルにおいて、
   閉蓋によって閉じられた開放端部を有したハウジングと、
   前記開放端部と協働するように配置される出口を有した主バルブステムであって、少なくとも該主バルブステムが相対的に突出した閉鎖位置と、同主バルブステムが相対的に後退した開放位置との間で前記ハウジング内で往復動する主バルブステムと、
   前記ハウジング内に配設されて前記主バルブステムと協働する燃料計量バルブであって、前記閉蓋の近傍に配置され、前記主バルブステムが前記開放位置にあるとき、一定量の燃料のみを前記出口から放出するようにした燃料計量室を備えた燃料計量バルブとを具備し、
   前記ハウジングが独立の燃料容器を含み、前記燃料計量バルブが、前記燃料計量室とは反対側で前記容器内に配設された第２の端部を有したバルブ本体を含んで成る燃料セル。
2. 前記主バルブステムは半径方向に拡大した大径部を有しており、前記開放位置において前記大径部に係合し、前記閉鎖位置において前記大径部との間に燃料通路が形成されるように配置されたリップシールが前記燃料計量室に設けられている請求項１に記載の燃料セル。
3. 前記バルブ本体の第１の端部が前記閉蓋に係合する請求項１に記載の燃料セル。
4. 前記燃料計量室は２つの部品から成り、その一方が前記主バルブステムに係合するシール部を具備する請求項１に記載の燃料セル。
5. 更にクランプリングを具備し、前記容器の一部を前記バルブ本体と該クランプリングとの間に挟持するようにした請求項１に記載の燃料セル。
6. 前記燃料計量バルブが主シール部材を具備し、前記主バルブステムが、半径方向に突出して該主シール部材と係合する部分を含んで成る請求項１に記載の燃料セル。
7. 前記燃料計量室が前記主バルブステムを包囲し、かつ、主シール部材に係合する第１の端部と、前記開放位置で前記主バルブステムの大径部と気密に係合すると共に、前記閉鎖位置で燃料を通過可能に前記主バルブステムの主要な直径から離反する第２の端部とを有して成る請求項１に記載の燃料セル。
8. 前記主バルブステムおよび燃料計量室は、前記主バルブステムが容器充填位置に移動可能に構成されており、前記容器充填位置では、前記主バルブステムが前記開放位置よりも後退し、かつ、前記出口から前記ハウジング内に配置されている容器へ流体の通路が形成される請求項１に記載の燃料セル。
9. 前記主バルブステムの位置は、前記燃料計量室に対して、前記開放位置、閉鎖位置および容器充填位置に変化するようになっている請求項８に記載の燃料セル。
10. 前記容器充填位置で前記主バルブステムに隣接した領域と前記燃料セル内部との間の連通を容易にするようにした少なくとも１つのスロットが、前記燃料計量室を包囲する主バルブ本体の第２の端部に設けられている請求項８に記載の燃料セル。