JP2007526724A - ワイアレス・ネットワークにおける低データ・レート・トラフィックの早期打ち切り - Google Patents

ワイアレス・ネットワークにおける低データ・レート・トラフィックの早期打ち切り Download PDF

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Abstract

【課題】ワイアレス・ネットワークにおける低データ・レート・トラフィックの早期打ち切り。
【解決手段】ワイアレス通信に関係するシステム及び技術、そしてより具体的に、ワイアレス・ネットワークにおける低データ・レート・トラフィックの早期打ち切りのためのシステム及び技術が、開示される。物理レイヤ・パケット(PLP)グループ化係数Kは、PLPをK個のグループに構成し、そしてACK/NACKが各グループにおいて受信される。
【選択図】図1

Description

本明細書は、一般にワイアレス通信に係り、そしてより具体的に、ワイアレス・ネットワークにおける低データ・レート・トラフィックの早期打ち切りのための種々のシステム及び技術に関する。
従来のワイアレス通信において、アクセス・ネットワークは、一般に、多数の移動デバイスに対する通信をサポートするために採用される。アクセス・ネットワークは、一般的に地理的な領域全体にわたって分散された複数の固定サイト基地局を用いて与えられる。地理的な領域は、一般にセルとして知られるより小さな領域に細分化される。各基地局は、自身のそれぞれのセル内の移動デバイスを取り扱うように構成されることができる。トラフィック要求が異なるセルラ領域にまたがって変化している場合に、アクセス・ネットワークは、容易に再構成されないことがある。
従来のアクセス・ネットワークと対照的に、アド−ホック・ネットワークは、ダイナミックである。多数のワイアレス通信デバイス、しばしば端末と呼ばれる、がネットワークを形成するために一緒になる時に、アド−ホック・ネットワークは形成される。アド−ホック・ネットワーク中の端末は、ホスト又はルータのいずれとしてでも動作できる。それゆえ、アド−ホック・ネットワークは、より効率的な方式で現在のトラフィック要求を満足するように容易に再構成されることができる。その上、アド−ホック・ネットワークは、従来のアクセス・ネットワークによって必要とされるインフラストラクチャを必要とせず、アド−ホック・ネットワークを将来に対する魅力的な選択肢にする。
ウルトラ・ワイドバンド(UWB:Ultra-Wideband)は、アド−ホック・ネットワークを用いて与えられることができる通信技術の一例である。UWBは、広いバンド幅を介して高速通信を提供する。同時に、UWB信号は、非常にわずかな電力しか消費しない非常に短いパルスで送信される。UWB信号の出力パワーは、非常に低いので他のRF技術に対してノイズのように見え、干渉をより少なくさせる。
より多くの端末が、アクセス・ネットワークに追加されると、アクセス・ネットワークが従来のネットワークであるか又はアド−ホック・ネットワークであるかどうかに拘らず、追加された端末は、その端末が通信している端末の他の端末に対してより多くの干渉を生じさせる。それゆえ、別の端末通信との干渉を避けるために、送信を制限することが望ましい。
[サマリー]
本発明の1態様では、データ送信の方法は、1個のメッセージを整数k個のグループに構成すること、ここにおいて、各グループは、トラフィック・チャネル・データを備える、1個のグループを送信すること、ACKチャネルでACK/NACKを受信すること、及びNACKがACKチャネルで受信された場合に、別の1個のグループを送信すること、を含む。
本発明の別の1態様では、ワイアレス端末は、1個のメッセージを整数k個のグループに構成するための手段、ここにおいて、各グループは、トラフィック・チャネル・データを備える、1個のグループを送信するための手段、ACKチャネルでACK/NACKを受信するための手段、及びNACKがACKチャネルで受信された場合に、別の1個のグループを送信するための手段、を含む。
本発明のさらに別の1態様では、ワイアレス端末は、1個のメッセージを整数k個のグループに構成するためのコントローラ、ここにおいて、各グループは、トラフィック・チャネル・データを備える、ACK/NACKを受信するための受信機、及びそのグループで受信されなかったACKを与えるトラフィック・チャネル・データを備えるグループを送信するための送信機、を含む。
本発明のさらなる1態様では、コンピュータ・プログラムによって実行可能な命令のプログラムを組み込んでいるコンピュータ読み取り可能な媒体は、1個のメッセージを整数k個のグループに構成するために、ここにおいて、各グループは、トラフィック・チャネル・データを備える、1個のグループを送信するために、ACKチャネルでACK/NACKを受信するために、及びNACKがACKチャネルで受信された場合に、別の1個のグループを送信するために、使用されることができる。
本発明のその他の実施形態が、以下の詳細な説明からこの分野に知識のあるものにとって容易に実現されるであろうことが、理解される。詳細な説明では、本発明の種々の実施形態が実例として示され、説明される。理解されるように、本発明は、その他の実施形態及び異なる実施形態に可能であり、そしてそのいくつかの詳細は、本発明の精神及び範囲から全て逸脱しないで、種々の他の関連する変形を可能にする。したがって、図面及び詳細な説明は、本質的に例示として見なされるべきであり、制限するものではない。
[詳細な説明]
本発明の複数の態様は、添付した図面において、限定するためではなく、例として説明される。
添付された図面とともに以下に記載される詳細な説明は、本発明の種々の実施形態の説明として意図されており、その実施形態の中で本発明が実行されることができる実施形態だけを表すために意図されていない。本明細書中に記載された各実施形態は、本発明の単に一例又は説明として提供され、そしてその他の実施形態よりも好ましい又は有利であると必ずしも解釈されるべきではない。詳細な説明は、本発明の完全な理解を提供する目的のために具体的な詳細を含む。しかしながら、本発明がこれらの具体的な詳細を用いずに実行されることができることは、当業者にとって明らかであろう。ある複数の例では、周知の構造及びデバイスは、本発明の概念を不明瞭にすることを避けるためにブロック図形式で示される。頭文字の略語及びその他の説明のための用語は、単に利便性及び明確性のために使用されることがあり、本発明の範囲を限定することを意図しない。
用語“具体例の”は、“例、事例、又は実例として働くこと”を意味するように本明細書中ではもっぱら使用される。“具体例の“として本明細書中で記載されたいずれかの実施形態が、その他の実施形態に対して好ましい又は優位であるとして解釈される必要はない。
数多くの多元アクセス技術が、ネットワークにおいて同時通信をサポートするために存在する。例として、周波数分割多元アクセス(FDMA:Frequency Division Multiple Access)方式は、非常に一般的な技術である。FDMAは、一般的に、アド−ホック・ネットワーク中の2つの端末間の個別の複数の通信に全バンド幅の異なる複数の部分を割り当てることを伴う。この方式は中断しない通信のために効果的であるが、そのような一定で中断しない通信が必要とされない場合に、全バンド幅のより良い利用が実現されることがある。
別の多元アクセス方式は、時間分割多元アクセス(TDMA:Time Division Multiple Access)を含む。これらのTDMA方式は、中断しない通信を必要としない複数の端末の間で限られたバンド幅を割り当てる際に特に効果的であることがある。TDMA方式は、一般的に、指定された時間インターバルで2つの端末間の各通信チャネルに全体のバンド幅を専用に分け与える。
コード分割多元アクセス(CDMA:Code Division Multiple Access)技術は、TDMA技術とともに使用されることができて、各時間インターバルの間に複数の通信をサポートする。これは、キャリアを変調し、そしてそれによって信号のスペクトルを拡散させる異なるコードを用いて指定された時間インターバルにおいて各通信又は信号を送信することによって実現されることができる。送信された信号は、デモジュレータによって受信機端末において分離されることができ、デモジュレータは、所望の信号を逆拡散するために対応するコードを使用する。そのコードが符合しない望まれない信号は、バンド幅中で逆拡散されずそしてノイズとしてだけ寄与する。
通信のアップリンク及びダウンリンクの両者に対して1つのバンドだけである場合に、2つの端末(ユーザ)間の情報の伝達は、時間分割デュープレックスされる(TDDed:time division duplexed)必要がある。
以下の詳細な説明では、本発明の種々の態様が、時間分割デュープレックス(TDD)ワイアレス通信システムの関係において説明されることがある。これらの発明的態様が、このアプリケーションでの使用のために好適であるが、これらの発明的態様が各種のその他の通信環境における使用のために同様に適用可能であることを、当業者は、容易に認識するであろう。したがって、TDD通信システムに対するいずれかの参照は、そのような発明的態様が広範囲のアプリケーションを有することを理解するとともに、発明的態様を説明することだけを意図している。
図1は、アクセス・ネットワークにおいて使用されることができる端末を図示する。図9に示されたように、端末は、送信機901、受信機903、アンテナ905,エンコーダ907、デコーダ909、ルーティング・テーブル911、コントローラ913、サーチャ915、パイロット発生器917、PN発生器919、メモリ921、ロケータ923及びユーザ・インターフェース925を含むことができる。
送信機901は、アンテナ905へコントローラ913から受け取った情報を送信できる。受信機903は、アンテナ905から情報を受信でき、そしてコントローラ913にそれを伝える。エンコーダ907は、送信のために情報をエンコードでき、再びコントローラ913の制御の下で動作する。エンコーダ907は、周波数エンコーディング、位相エンコーディング、時間エンコーディング、アドレス・エンコーディング又はスペクトル拡散エンコーディングのような、この技術において公知のいずれかのエンコーディング技術を使用できる。
1つの実施形態では、エンコーダ907は、ソース・コーディング及び物理レイヤ・コーディングを備える。ソース・コーディングは、例えば、音声、データ、及びビデオをエンコーディングすることを含むが、これらに限定されない。物理レイヤ・コーディングは、例えば、チャネル・コーディング、インターリービング、及び変調を含むが、これらに限定されない。チャネル・コーディングは、ターボ・コーディングを含むが、これに限定されない。
時間分割デュープレックス機能は、エンコーディング機能とともに又はそれなしで使用されることができる。同様に、エンコーディング機能は、時間分割デュープレックス機能を用いて又は用いないで使用されることができる。
デコーダ909は、コントローラ913の制御の下で受信機903から受け取った情報をデコードできる。エンコーダを用いたように、デコーダ909は、周波数、位相、時間、アドレス、又は拡散スペクトル・コードに基づいて情報をデコードできる。
ルーティング・テーブル911は、ルーティング情報を記憶するために使用されることができ、そしてそこではルーティングがルーティング・テーブルに関係して達成されるこれらの実施形態において使用されることができる。
パイロット・サーチャ915は、コントローラ913の制御の下で受信機903によって受信された情報とともに使用されることができて、パイロットについての受信した情報を検索する。
パイロット発生器917は、コントローラ913の制御の下で、送信機901によって送信されるパイロットを発生させるために使用されることができる。
PN発生器919は、1又はそれより多くのPN系列コードを発生させるために使用されることができる。PN系列コードは、全てが上記により詳細に説明されたように、コントローラ913の制御の下で使用されることができて、別の端末に対する情報を拡散し、別の端末からの情報を逆拡散し、その間に端末が送信しそして受信する時間を制御し、そしてその間にリンクされた端末が情報を受信するようにスケジュールされる時間を決定する。
ロケータ923は、端末の位置を決定できる。それは、GPS受信機を含むことができる。代わりに、磁気的な位置決定技術を使用することができる、又は端末によって受信される1又はそれより多くの信号に基づいて位置を決定することができる。その他の位置決定技術が、同様に使用されることができる。
ユーザ・インターフェース925は、端末とその端末のユーザとの間の通信を容易にする。ユーザ・インターフェースは、1又はそれより多くの入力デバイスを含むことができ、例えば、キーボード、マウス、タッチ・スクリーン、マイクロフォン、カメラ又は別の1つのシステムとの通信リンクである。同様に、ユーザ・インターフェースは、1又はそれより多くの出力デバイスを含むことができ、例えば、ディスプレイ、ラウドスピーカ、ヘッドセット又は別の1つのシステムとの通信リンクである。
メモリ921は、コントローラ及び/又は端末の他の構成要素によって使用されることができて、恒久的に及び/又は一時的に、端末によって必要とされる情報を記憶する、例えば、ユーザ・インターフェースからの情報、ユーザ・インターフェースに対する情報、位置情報、PNコード、パイロット情報、ルーティング情報、エンコーディング情報及び/又はデコーディング情報である。
端末は、増設構成要素を含むことができる及び/又は図1に関係して上に説明された構成要素の全てを含まないことができる。例えば、ネットワーク上の1又はそれより多くの端末は、ユーザ・インターフェースを含まないはずであり、そしてそれゆえデータをシンクしない又は供給しないはずであるが、単に転送端末として動作する及び/又はネットワーク上の別の端末に他の通信サービスを提供する。
端末は、しかもパワー制御システムを含むことができ、送信される信号のパワー・レベルを制御する。そのようなシステムは、オープン・ループであることがあり、そして目的端末から受信された信号の強度に基づいて目的端末へのパワー・レベルを設定する。そのようなシステムは、クローズド・ループであることがあり、そして別の1つの端末、例えば、そのパワー・レベルが設定されようとしている端末から信号を受信している端末、によって設定されるべき端末のパワー・レベルを与えることができる。これらのアプローチの組み合わせも、同様に使用されることができる。
ワイアレス・ネットワークにおける複数の端末間の低レート・データ・トラフィックは、ソース端末から宛て先端末へ送信するために多くの時間ピリオドを要することがある。例えば、音声フレームは、低ビット・レート(毎秒Rキロ・ビット)でランし、そして多くの数のスロットを占有する。1フレームは、複数のスロットを備える。1スロットは、複数のビットを備える。
1つの実施形態では、ボコーダからの固定長音声フレームは、より短い期間の複数のスロットに分割される。複数の端末間の音声データは、ボコーダによってコード化されそしてデコードされ、ボコーダは、本技術において公知のいずれかのボコーダ・プロトコルを利用することができる。
多元アクセス通信において、送信されるべき全数のスロットの一部分だけの良好な受信で送信が打ち切られるように送信を要求している端末によって、干渉は低減される。打ち切り要請は、ACKチャネルを介して伝達される。
1つの実施形態では、受領通知(ACK)は、オーバーヘッドを削減するために、一方で同時にかなりの能力のゲインを与えるためにスロット毎のベースよりはむしろスロットのグループ上で送られる。
データ送信を容易にするために、順方向リンクは、1つの実施形態では4つの時間マルチプレックスされたチャネル:パイロット・チャネル、パワー制御チャネル、トラフィック・チャネル、及び制御チャネル、を備える。1つの実施形態では、順方向リンク・パイロット・チャネルは、パイロット信号を与え、これは、初期捕捉、位相回復、タイミング回復、そして統合のために端末によって使用される。1つの実施形態では、パイロット信号は、同様に、キャリア対干渉(C/I:carrier-to-interference)測定を実行するために端末によって使用される。
ワイアレス・システムが受信したデータを肯定的受領通知(ACK)するため又は否定的受領通知(NACK)するために制御チャネルを使用する場合に、制御チャネルは、受領通知チャネルとも呼ばれる。1つの実施形態では、ACKチャネルは、制御チャネルのサブセットである。他の1つの実施形態では、ACKチャネルは、制御チャネルとは別のチャネルである。
順方向リンクは、ソース端末から宛て先端末への送信を呼び、そして逆方向リンクは、宛て先端末からソース端末への送信を呼ぶ。
低レートで物理レイヤ・パケットを送信することは、著しく長時間を要する(複数のスロットを必要とする)ことがあり、それによってネットワークにおける干渉を増加させる。この干渉は、グループの形式で複数の端末間でデータを交換することによって低減されることができる、ここにおいて、各パケットは、複数のグループを備え、そして各グループは、複数のスロットを備える。
各グループは、関連するACK/NACKを有する。ACK/NACKは、ACKチャネル上で送信される、これは受信機がパケットを良好にデコードできた場合に、受信機が残りのパケットのグループを送信することを停止するように送信機に知らせることを可能にする。
1つの実施形態では、物理レイヤ・パケット(PLP:physical layer packet)は、2つのチャネル:(1)オーバーヘッド及び(2)ペイロード又はトラフィック、に区分される。1つの実施形態では、オーバーヘッド・チャネルは、パイロット・チャネル、制御チャネル、ACKチャネル及びパワー制御チャネルを含む。
PLPグルーピング係数K(K ε整数)は、PLPをK個のグループに構成し、各グループは同じメッセージを有する。1つの実施形態では、2つの端末間で情報を交換する方法は、K=1に設定することであり、そして1個のグループの中に全体のオーバーヘッド及びペイロードを有するPLPを構築する。この場合には、全体のパケットが送信されるので、パケット送信は、早期に打ち切られることができない。
Kの別の値(K>1)を選択することによって、オリジナルのパケットは、各グループがオーバーヘッド・チャネルを有するK個のグループに構成される。各グループは、オリジナルの1個のグループ・パケットと同数のスロットを有しそしてトラフィック・スロットのオリジナルの数の1/Kを有する。例えば、1個のグループとして構成されたメッセージ202及び時間分割マルチプレックスされたシステムのために2個のグループとして構成された同じメッセージ204が、図2に示される。この状況では、メッセージとパケットは、互換的に使用される。
1個のグループとして、すなわちK=1で、構成されたメッセージ202は、Mov個のオーバーヘッド・スロット206及びMtch個のトラフィック・スロット208を有する。その上、メッセージ202は、グループ・インディケータ(GI:group indicator)210を有する、これはMgi個のスロットを有しそしてメッセージに関するグループの数を指示する。
2個のグループとして、すなわちK=2で、構成されたメッセージ204は、2個のグループ212,214を有し、各グループはMov個のオーバーヘッド・スロット216,218及びMtch/2個のトラフィック・スロット220,222を有する。その上、メッセージ204は、グループ・インディケータ(GI)224を有する、これはMgi個のスロットを有しそしてメッセージに関するグループの数を指示する。
1個のグループでメッセージ204が送られるのであれば送信されるはずの送信パワーの一部分で、メッセージ204は、両方のトラフィック・スロット220,222において送信される。1つの実施形態では、複数のグループは、1/Kの送信パワーで送信される。一部分のパワーで1個のグループを送信することは、他の端末に対するより少ない干渉を意味する。
メッセージが1個のグループとして構成されるか又は2個のグループとして構成されるかに拘らず、オーバーヘッドは、一定のままで留まる。オーバーヘッドの量は、パイロット・パワー要求のために必要な量になるはずであり、そしてACKチャネル及びパワー制御チャネルの送信のために必要な量になるはずである。1個のグループのためのオーバーヘッドの割合は、次式のように計算されることができる:
%OV=100*(K*Mov)/(K*Mov+Mtch) (1)
1つの実施形態では、Kの値は、全体のシステム要求によって設定されたオーバーヘッドしきい値を超えないように選択される。1つの実施形態では、Kに対する値は、グループ・インディケータ(GI)チャネルと呼ばれるPLP中のチャネルを導入することによってパケット毎のベースでダイナミックに調節されることができる。例えば、Kが1から4までの任意の整数値を取ることができる場合に、GIチャネルは、Kの4つの値のうちの1つを指示するために2ビットからなることがある。
Kの値が最適化されるので、ネットワーク内の全体の干渉が低減される。Kの最適値は、チャネル状態の関数である。例えば、Mtch/4個のスロットで訂正されることができるエラーなしで全体のパケットがデコードされることができるように、パケット中のMtch個のトラフィック・スロット及びチャネル状態が与えられると、その時はKの最適値は、4であることができる。Kを決定するための機能が、パラメータを最適化するためにこの技術において公知の任意の統計的方法であることが可能なことは、当業者に明白である。
1つの実施形態では、Kの最適値は、パケットに関する情報がパケットをデコードするために1個のグループで受信機によって取得されるのに丁度十分な程度のものである。Kを最適化することは、パケット送信の期間を短縮する、その理由は、全体のパケットをデコードするために十分な情報が受信機によって一旦取得されると、パケット送信がされるためである。1個のメッセージをK個のグループに構成することは、送信機へACKを送るためのより多くの機会を受信機に与え、そして1個のメッセージが複数のグループに構成されなかった場合であるよりも早く送信機がパケット送信を打ち切ることを可能にする。
1個のメッセージを複数のグループに構成しないことは、そのメッセージが複数のグループに構成された場合であるよりも送信がより長くなるという結果になる。Kの最適値よりも多くの数の複数のグループに1個のメッセージを構成することは、結果としてより多くの再送信になり、そしてそれゆえ他の端末により多くの干渉を引き起こす。そのように、パケットの早期打ち切りと複数のグループを送信しなければならないこととの間にKについての値の選択におけるトレードオフがある。
図3は、チャネルの時間分割マルチプレキシングを採用する1実施形態にしたがって端末ノードB302と通信している端末ノードA300を示す。図3は、端末ノードA300と端末ノードB302との間のデータのスロットの交換を示す。
図3に示されたように、グループの数Kは、3である、すなわち、メッセージは3個のグループで送信されることができる。1個のメッセージは、端末ノードA300から端末ノードB302にトラフィック・データの3個のグループで送られる。1個のメッセージは、端末ノードB302から端末ノードA300にトラフィック・データの3個のグループのうちの2個で送られる。
図3に示されたようにMtch個のスロットは、複数の端末ノード間で送られるメッセージが1個のグループとして送られたと仮定した場合のスロットの数Mtchの1/3である。メッセージが1個のグループで送信されたと仮定した場合の送信パワーの一部分で、メッセージは、トラフィック・スロットに送信される。
端末ノードA300は、第1のタイム・ピリオドの間に端末ノードBに第1のスロットのグループG1 304を送る。第1のタイム・ピリオドは、0s 306からT308までである。スロットのグループG1A309は、パイロット・チャネルのためのMpch個のスロット310、トラフィック・チャネルのためのMtch個のスロット312、そしてACKチャネル及びパワー制御チャネルのためのMack個のスロット314を含む。始めに、端末ノードA300は、端末ノードBにACKチャネルでNAK316を送る。
端末ノードB302は、第2のタイム・ピリオドの間に端末ノードB302に第1のスロットのグループG1B318を送る。第2のタイム・ピリオドは、T308から2T320までである。スロットのグループG1B318は、パイロット・チャネルのためのMpch個のスロット322、トラフィック・チャネルのためのMtch個のスロット324、そしてACKチャネル及びパワー制御チャネルのためのMack個のスロット326を含む。端末ノードB302がトラフィック・チャネル・データ312のデコーディングの際にエラーを検出すると仮定して、端末ノードB302は、端末ノードA300にNAK328を送る。
1つの実施形態では、グループ・インディケータは、最後のグループG3 350のACKチャネルにおいて送信される。グループ・インディケータがソース・ノードから宛て先ノードへのいずれかのグループの部分として構成されることができることは、当業者にとって明らかなはずである。
同様に、グループ・インディケータが1個のグループのいずれかのチャネルの部分として構成されることができることも、当業者にとって明らかなはずである。さらに、別のチャネルが1個のグループの部分であることは、当業者にとって明らかなはずである。例えば、ガード・チャネルが、各グループに含まれることができる。明確にする目的で、最も重要なチャネルのあるものだけが、図3に示される。
端末ノードA300は、第3のタイム・ピリオドの間に端末ノードBにスロットのグループG2 330を送る。第3のタイム・ピリオドは、2T320から3T332までである。スロットのグループG2A334は、パイロット・チャネルのためのMpch個のスロット336、トラフィック・チャネルのためのMtch個のスロット338、そしてACKチャネル及びパワー制御チャネルのためのMack個のスロット340を含む。端末ノードA300がトラフィック・チャネル・データ324のデコーディングの際にエラーを検出すると仮定して、端末ノードA300は、端末ノードB302にNAK336’を送る。
端末ノードB302は、第4のタイム・ピリオドの間に端末ノードA300にスロットのグループG2B338を送る。第4のタイム・ピリオドは、3T332から4T340までである。スロットのグループG2B338は、パイロット・チャネルのためのMpch個のスロット342、トラフィック・チャネルのためのMtch個のスロット344、そしてACKチャネル及びパワー制御チャネルのためのMack個のスロット346を含む。端末ノードB302がトラフィック・チャネル・データ338のデコーディングの際にエラーを検出すると仮定して、端末ノードB302は、端末ノードA300にNAK348を送る。
端末ノードA300は、第5のタイム・ピリオドの間に端末ノードBにスロットのグループG3 350を送る。第5のタイム・ピリオドは、4T340から5T352までである。スロットのグループG3A354は、パイロット・チャネルのためのMpch個のスロット356、トラフィック・チャネルのためのMtch個のスロット358、そしてACKチャネル及びパワー制御チャネルのためのMack個のスロット360を含む。端末ノードA300がトラフィック・チャネル・データ344のデコーディングの際にエラーを検出しないと仮定して、端末ノードA300は、端末ノードB302にACK362を送る。
1つの実施形態にしたがって、端末ノードA300は、トラフィック・チャネル・デコーディング時間T362の間に端末ノードB302からのトラフィック・チャネル344をデコードする。トラフィック・チャネル・デコーディング時間T366は、端末ノードB302が端末ノードA300にトラフィック・チャネル・データ344を送り終わるおおよその時刻から、端末ノードA300が端末ノードB302にトラフィック・チャネル・データ358を送り終わるおおよその時刻364までのタイム・ピリオドである。
端末ノードA300が端末ノードB302にACK362’を送るので、端末ノードB302は、端末ノードA300にトラフィック・データの最後のグループを送らない。その結果、そのピリオドにおいて端末ノードB302が、端末ノードAからのNAKを受け取った場合にトラフィック・データを送るが、ACKが受け取られる時に何のトラフィックも送られない時間のピリオドは、干渉のないピリオド364’である。干渉のないピリオド364’の間、端末ノードB302から端末ノードA300に何のトラフィック・データも送られない、これは他の端末に対して干渉を与えることがある。
端末ノードB302は、第6のタイム・ピリオドの間に端末ノードA300にスロットのグループG3A366’を送る。第6のタイム・ピリオドは、5T352から6T368までである。スロットのグループG3B366’は、パイロット・チャネルのためのMpch個のスロット370、そしてACKチャネル及びパワー制御チャネルのためのMack個のスロット372を含む。端末ノードB302がトラフィック・チャネル・データ358のデコーディングの際にエラーを検出しないと仮定して、端末ノードB302は、端末ノードA300にACK374を送る。
端末ノードB302は、ACK/NAKデコーディング時間Tの間に端末ノードAから自身が受け取るACK/NACKをデコードする、ACK/NAKデコーディング時間Tは、端末ノードがACK/NACKを受け取る時刻とその端末ノードがトラフィック・チャネル・データを送り始めるはずの時刻との間である。
図4は、1個のグループとして構成されたメッセージ402、及びコード分割マルチプレックスされた(CDM)システムのために2個のグループとして構成された同じメッセージ404を示す。1個のグループとして、すなわちK=1で、構成されたメッセージ402は、Mtch個のトラフィック・スロット406を有する。トラフィック・チャネルTCH408は、割り当てられた送信パワーPtch410を有する。オーバーヘッド・チャネルOV412は、割り当てられた送信パワーPov414を有する。グループ・インディケータ(GI)チャネル416は、割り当てられた送信パワーPgi418を有する。図4の送信パワーは、正確な縮尺で描かれていない。横軸420は、時間であり、そして縦軸422は、マルチプレックスされたコードである。
2個のグループとして、すなわちK=2で、構成されたメッセージ404は、2個のグループ430,432を有し、各グループはMtch/2個のトラフィック・スロット434,436を有する。トラフィック・チャネル438,440は、それぞれ割り当てられた送信パワーPtch442,444を有する。オーバーヘッド・チャネル446,448は、それぞれ割り当てられた送信パワーPov450,452を有する。グループ・インディケータ(GI)チャネル454,456は、それぞれ割り当てられた送信パワーPgi458,460を有する。
図5は、チャネルのコード分割マルチプレキシングを採用する1実施形態にしたがって端末ノードB502と通信している端末ノードA500を示す。図5は、端末ノードA500と端末ノードB502との間のデータのスロットの交換を示す。
図5に示されたように、グループの数Kは、3である、すなわち、メッセージは3個のグループで送信されることができる。1個のメッセージは、端末ノードA500から端末ノードB502へトラフィック・データの3個のグループで送られる。1個のメッセージは、端末ノードB502から端末ノードA500へトラフィック・データの3個のグループのうちの2個で送られる。
図3に示されたようにMtch個のスロットは、複数の端末ノード間で送られる複数のメッセージが1個のグループとして送られたと仮定した場合のスロットの数Mtchの1/3である。メッセージが1個のグループで送信されたと仮定した場合の送信パワーの一部分で、メッセージは、トラフィック・スロットに送信される。
端末ノードA500は、第1のタイム・ピリオドの間に端末ノードBに第1のスロットのグループG1 504を送る。第1のタイム・ピリオドは、0s 506からT508までである。第1のスロットのグループG1A500は、トラフィック・チャネルのためのMtch個のスロット510を含む。トラフィック・チャネルTCH512は、送信パワーPtch514を有する。パイロット・チャネルPCH516は、送信パワーPpch518を有する。ACK/パワー制御チャネル520は、送信パワーPack522を有する。始めに、端末ノードA500は、端末ノードBにACKチャネルでNAK524を送る。
端末ノードB502は、第2のタイム・ピリオドの間に端末ノードB302に第1のスロットのグループG1B526を送る。第2のタイム・ピリオドは、T508から2T528までである。スロットのグループG1B526は、トラフィック・チャネルTCH532のためのMtch個のスロット530含む。トラフィック・チャネルTCH532は、送信パワーPtch534を有する。パイロット・チャネルPCH536は、送信パワーPpch538を有する。ACK/パワー制御チャネル540は、送信パワーPack542を有する。
端末ノードB502がトラフィック・チャネル・データ512をデコーディングする際にエラーを検出すると仮定して、端末ノードB502は、端末ノードA500にNAK544を送る。
端末ノードA500は、第3のタイム・ピリオドの間に端末ノードBにスロットのグループG2 550を送る。第3のタイム・ピリオドは、2T328から3T552までである。スロットのグループG2A554は、トラフィック・チャネルTCH558のためのMtch個のスロット556を含む。トラフィック・チャネルTCH558は、送信パワーPtch560を有する。パイロット・チャネルPCH562は、送信パワーPpch564を有する。ACK/パワー制御チャネル566は、送信パワーPack568を有する。
端末ノードA500がトラフィック・チャネル・データ532をデコーディングする際にエラーを検出すると仮定して、端末ノードA500は、端末ノードB502にNAK570を送る。
端末ノードB502は、第4のタイム・ピリオドの間に端末ノードA500にスロットのグループG2B572を送る。第4のタイム・ピリオドは、3T552から4T574までである。スロットのグループG2B572は、トラフィック・チャネルTCH576のためのMtch個のスロット574を含む。パイロット・チャネルPCH578は、送信パワーPpch580を有する。トラフィック・チャネルTCH576は、送信パワーPtch577を有する。ACK/パワー制御チャネル582は、送信パワーPack584を有する。
端末ノードB502がトラフィック・チャネル・データ558をデコーディングする際にエラーを検出すると仮定して、端末ノードB502は、端末ノードA500にNAK586を送る。
端末ノードA500は、第5のタイム・ピリオドの間に端末ノードBにスロットのグループG3 588を送る。第5のタイム・ピリオドは、4T574から5T590までである。スロットのグループG3A592は、トラフィック・チャネルTCH596のためのMtch個のスロット594を含む。トラフィック・チャネルTCH596は、送信パワーPtch598を有する。パイロット・チャネルPCH600は、送信パワーPpch602を有する。ACK/パワー制御チャネル604は、送信パワーPack606を有する。
端末ノードA500がトラフィック・チャネル・データ576をデコーディングする時にエラーを検出しないと仮定して、端末ノードA500は、端末ノードB502にACK608を送る。
端末ノードA500が端末ノードB502にACK608を送るので、端末ノードB502は、次のタイム・ピリオドの間に端末ノードA500にトラフィック・データを送らない。その結果、そのピリオドにおいて端末ノードB502が、端末ノードAからのNAKを受け取った場合にトラフィック・データを送るが、ACKが受け取られる時に何のトラフィックも送られない時間のピリオドは、干渉のないピリオド610である。端末ノードB502から端末ノードA500に何のトラフィック・データも送られない、これは干渉のないピリオド610の間に他の端末に対して干渉を与えることがある。
端末ノードB502は、第6のタイム・ピリオドの間に端末ノードA300にスロットのグループG3B612を送る。第6のタイム・ピリオドは、5T590から6T614までである。スロットのグループG3B612は、Mtchスロット616を含む。パイロット・チャネルPCH618は、送信パワーPpch620を有する。ACK/パワー制御チャネル622は、送信パワーPack624を有する。
端末ノードB502がトラフィック・チャネル・データ596をデコーディングする時にエラーを検出しないと仮定して、端末ノードB502は、端末ノードB502にACK626を送る。
本明細書中に開示された実施形態に関連して述べられた、各種の実例となる複数の論理ブロック、モジュール、及び回路は、汎用プロセッサ、ディジタル・シグナル・プロセッサ(DSP:digital signal processor)、用途特定集積回路(ASIC:application specific integrated circuit)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA:field programmable gate array)又はその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲート論理回路又はトランジスタ論理回路、ディスクリート・ハードウェア素子、又は本明細書中に説明された機能を実行するために設計されたこれらのいずれかの組み合わせで、与えられる又は実行されることができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、しかし代わりに、プロセッサは、いずれかの従来型のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステート・マシン(state machine)であり得る。プロセッサは、同様に演算デバイスの組み合わせとして与えられることができる。例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、DSPコアとともに1又はそれより多くのマイクロプロセッサの組み合わせ、又はいずれかの他のそのような構成の組み合わせであり得る。
本明細書中に開示された実施形態に関連して説明された方法又はアルゴリズムは、ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールにおいて、又は両者の組み合わせにおいて直接実現されることができる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、脱着可能なディスク、CD−ROM、又は、この技術において公知のいずれかのその他の形式の記憶媒体の中に常駐できる。ある記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み出し、そしてそこに情報を書き込めるようにプロセッサに接続されることができる。代わりのものでは、記憶媒体は、プロセッサに集積されることができる。プロセッサ及び記憶媒体は、1個のASIC中に常駐できる。ASICは、端末中に又はほかの場所に常駐できる。代わりのものでは、プロセッサ及び記憶媒体は、端末中に又はほかの場所に単体素子として常駐できる。
開示された実施形態のこれまでの説明は、本技術に知識のあるいかなる者でも、本発明を作成する又は使用することを可能にするために提供される。これらの実施形態への各種の変形は、当業者に容易に明らかであろう。そして、ここで規定された一般的な原理は、本発明の精神又は範囲から逸脱することなく、その他の実施形態に適用されることができる。それゆえ、本発明は、本明細書中に示された複数の実施形態に制限されるように意図されたものではなく、本明細書中に開示した原理及び新規な機能と整合する最も広い範囲に適用されるものである。
図1は、ネットワークにおいて使用されることができる端末を図示する。 図2は、1個のグループとして構成されたメッセージ、及び時間分割マルチプレックスされた(TDM)システムのために2個のグループとして構成された同じメッセージを示す。 図3は、チャネルの時間分割マルチプレキシングを採用する実施形態にしたがって端末ノードBと通信している端末ノードAを示す。 図4は、1個のグループとして構成されたメッセージ、及びコード分割マルチプレックスされた(CDM)システムのために2個のグループとして構成された同じメッセージを示す。 図5は、チャネルのコード分割マルチプレキシングを採用する実施形態にしたがって端末ノードBと通信している端末ノードAを示す。
符号の説明
202…1個のグループとして構成されたメッセージ,204…2個のグループとして構成されたメッセージ,212…メッセージのグループ,214…メッセージのグループ,402…1個のグループとして構成されたメッセージ,404…2個のグループとして構成されたメッセージ,430…メッセージのグループ,432…メッセージのグループ。

Claims (16)

  1. データ送信の方法、該方法は下記を具備する:
    1個のメッセージを整数k個のグループに構成すること、ここにおいて、各グループは、トラフィック・チャネル・データを備える;
    1個のグループを送信すること;
    ACKチャネルでACK/NACKを受信すること;及び
    NACKがACKチャネルで受信された場合に、別の1個のグループを送信すること。
  2. 請求項1の方法、ここにおいて、各グループは、同じトラフィック・チャネル・データを含む。
  3. 請求項2の方法、ここにおいて、1個のグループは、送信パワーの一部分で送信される。
  4. 請求項3の方法、ここにおいて、該kの値は、チャネル状態の関数である。
  5. 請求項4の方法、ここにおいて、該kの値は、k番目のグループがデコードされる時間までに訂正されることができるエラーなしで、トラフィック・データがデコードされるように決定される。
  6. 下記を具備するワイアレス端末:
    1個のメッセージを整数k個のグループに構成するための手段、ここにおいて、各グループは、トラフィック・チャネル・データを備える;
    1個のグループを送信するための手段;
    ACKチャネルでACK/NACKを受信するための手段;及び
    NACKがACKチャネルで受信された場合に、別の1個のグループを送信するための手段。
  7. 請求項6のワアレス端末、ここにおいて、各グループは、同じトラフィック・チャネル・データを含む。
  8. 請求項7のワイアレス端末、ここにおいて、1個のグループは、送信パワーの一部分で送信される。
  9. 請求項8のワイアレス端末、ここにおいて、該kの値は、チャネル状態の関数である。
  10. 請求項9のワイアレス端末、ここにおいて、該kの値は、k番目のグループがデコードされる時間までに訂正されることができるエラーなしで、トラフィック・データがデコードされるように決定される。
  11. 下記を具備するワイアレス端末:
    1個のメッセージを整数k個のグループに構成するためのコントローラ、ここにおいて、各グループは、トラフィック・チャネル・データを備える;
    ACK/NACKを受信するための受信機;及び
    そのグループで受信されなかったACKを与えるトラフィック・チャネル・データを備える1個のグループを送信するための送信機。
  12. 請求項11のワイアレス端末、ここにおいて、各グループは、同じトラフィック・チャネル・データを含む。
  13. 請求項12のワイアレス端末、ここにおいて、1個のグループは、送信パワーの一部分で送信される。
  14. 請求項13のワイアレス端末、ここにおいて、該kの値は、チャネル状態の関数である。
  15. 請求項14のワイアレス端末、ここにおいて、該kの値は、k番目のグループがデコードされる時間までに訂正されることができるエラーなしで、トラフィック・データがデコードされるように決定される。
  16. コンピュータ・プログラムによって実行可能な命令のプログラムを組み込んでいるコンピュータ読み取り可能な媒体、前記コンピュータ読み取り可能な媒体は下記を具備する:
    1個のメッセージを整数k個のグループに構成するためのコンピュータ読み取り可能なプログラム・コード手段、ここにおいて、各グループは、トラフィック・チャネル・データを備える;
    1個のグループを送信するためのコンピュータ読み取り可能なプログラム・コード手段;
    ACKチャネルでACK/NACKを受信するためのコンピュータ読み取り可能なプログラム・コード手段;及び
    NACKがACKチャネルで受信された場合に、別の1個のグループを送信するためのコンピュータ読み取り可能なプログラム・コード手段。
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