JP2007525702A - 音声学と音韻論の学習と理解による,言語習得を容易にするための方法,システム,プログラム,データの集合 - Google Patents

音声学と音韻論の学習と理解による,言語習得を容易にするための方法,システム,プログラム,データの集合 Download PDF

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Abstract

この技術は,言語学習を容易にするということを目指しており,全般的に音韻論と音声学の習得を容易にするためであり,特には韻律の習得を容易にするためである.そのために,学習者は目標言語のリズムや韻律構造をよりよく受け取るために訓練される.その訓練は,学習者が目標言語の韻律特徴をよりよく特定させてくれ,その特定の実現能力を発達させてくれる,いくつかの簡単にする方法の助けを借りて,決まった聴覚再生を聞くことからなっている.

Description

専門分野
この技術は,言語習得と言語理解の分野,特に音韻論と音声学の学習の領域に該当する.
技術の現状
参考資料
技術の現状と一般的な知識を確認するには,以下の文献を参考されたい.これらは,以下の説明において,適宜使われる.
[1]Blevins,J.(1995):The Syllable in Phonological Theory(音韻理論における音節),en[Goldsmith 1995]
[2]Borden,G.J.,Harris,K.S.,Raphael,L.J.(1994):“Speech Science Primer:Physiology,Acoustics and Perception of Speech”(ことば科学入門:生理学,音響学,話しことば認知),Williams and Wilkins.
[3]Ewen,C.J.,van der Hulst,H.(2001):“The Phonological Structure of Words”(単語の音韻論的構造),Cambridge:Cambridge University Press.
[4]Goldsmith,J.(1995):“The Handbook of Phonological Theory”(音韻理論ハンドブック),Cambridge MA,Blackwell Publishers.
[5]Jackendoff,R.(2002):“Foundations of Language”(言語の基礎),Oxford University Press,Oxford.
[6]Ladefoged,P.(2001):“Vowels and Consonants“(母音と子音),Malden,MA:Blackwell Publishers.
外国語習得は,成人学習者にとって困難の連続である.学習者は,学習している言語が時代遅れになり,学びたいと思っている目標の言語とはかけ離れたものになってしまっているという状況に至りがちである.現代の科学は,言語習得のいくらかの過程についてある程度の理解を備えてはいるものの,この分野は誰にとっても難しいテーマであり続けている.
一方で,自身の母語使用に問題のある人も多く存在する.ある面では,言語に問題を抱える人にとって,外国語習得と母語を自由に使いこなす能力の改善の間には,平行関係が存在する.どちらを目的とする人たちの手助けをするためにでも,同じ技術が利用できる.
本技術は,以下の目的のために,言語習得に関する現存する科学的知識を使う.
−言語を完全に習得するために重要だと思われる問題の側面を特定すること
−上記の側面の習得を改善するための方法を提案すること
現代科学では,音韻論と音声学の学習が,よい発音をもたらしてくれることを超えて,ある言語を完全に習得するのに鍵となる分野であることがわかってきた.言語能力には,異なるレベルの表示が存在し,それらのレベルのひとつひとつにおいて,正しい形態を間違っている形態と区別する規則がいくつか存在する.それぞれのレベルは互いに依存関係にあり,Jackendoffがインターフェース規則と呼ぶものに基づいている.[Jackendoff2002,p.125].
これらの状況において,ある言語の音声学と音韻論を十分に学習しないことは,その言語の,例えば統語論が関連するような他の側面の習得を妨げたり遅らせたりする.このため,音声学と音韻論の学習はアクセントそのものの学習よりも重要であり,その言語を完璧に操ることを可能にする.
例えば,ある発声の音の周波数と強さと持続時間の変動,つまりその音の韻律は,その発声の構造を示す,つまりその発声を組み立てている句や単語の構成である.それにもかかわらず,実際の発話の中の単語は,書記言語とは違って,ポーズによって切り離されてはいない.そして単語の区別とグループ分けを可能にしているのは,基本的に韻律なのである.
この事実を例証するのは,[Quilis et al 1975]が挙げている次の例である.”la vaca lentita”(のろまな牛)という句と”lava calentita”(熱い溶岩)という句は,”lavacalentita”という同じ音を擁している.しかしながら,普通の母語話者が両方の句を口頭で発した場合,もう一人の母語話者はどちらについて述べているか完璧に区別することができる.これは,付随して発音される韻律によるものであり,それによって異なる単語を示すことができる.
伝達内容の構造を示す機能を果たす韻律が重要であることに加えて,脳が実行することのできる速くて信頼できる言語処理は,聞こえた伝達内容の韻律情報を利用しているおかげであるとも考えられる.この韻律情報は,持続時間とイントネーションと強さを含むものであり,言語ごとに異なる重要性を持っている.
韻律が子供の言語習得の過程で非常に重要な役割を担っていることも,明らかである.例えば,5ヶ月の子供は,聞いた言語サンプルの韻律によってある従属節と他の従属節の境界を認知することができるということが,立証されている.9ヶ月の子供は,従属節より下位の句(名詞句など)同士の境界を識別する能力もすでに獲得している
[Boysson−Bardies 2001,p.103].
結論として,韻律,つまり言語音の周波数と強さと持続時間の変動は,子供にとって言語の全般的習得を容易にする役割を持っており,他の異なる状況での言語習得に際しても,韻律の学習がその言語の習得を容易にするだろうと考えることは理にかなったことである.
音声学と音韻論の学習が重要であることを見たところで,問題はどのようにしてこの学習を滞りなく成し遂げるのか,ということである.そのために,音声学と音韻論が何によって成り立っており,話者がどのようにそれらを処理するのかをみる必要がある.
音韻論と音声学の2つの鍵となる側面は,母音の性質を持った音と音節である.発話言語の知覚は,音節を中心に組織される[Boysson−Bardies 2001,p.27].音節は,自然言語の基本的リズム単位である.すべての言語は音節言語である[Boysson−Bardies 2001,p.45].ひとつひとつの音節は,ひとつかそれ以上の異なる音からなっており,それらは分節音と呼ばれる.
すべての言語において,音節は子音と母音から成り[Boysson−Bardies 2001,p.45],それらが音節の分節音となる.より正確に言えば,音節は子音と,有声性という一定の必要条件を満たすべきいくつかの音から形成される.この必要条件は,音節の中でその音が,周りの分節音よりも有声性を帯びていなければならない,というものである[Ewen et al(2001),p.120].有声性には3つの段階がある.それは母音の性質を持った音と,有声子音と,阻害子音で,その中で母音の性質を持った音が有声性の最も大きいものである[Ewen et al(2001),p.120].母音的音声と有声子音については,有声性を持っていると言われたり,有声音であると言われたりする[Ewen et al(2001),p.10].有声音とは,その波形が周期的な音であり,声帯の振動が維持されて作られる音である.そして母音的音声声(母音,二重母音,英語の”w”のような偽母音)と流音(”l”,“r”)と鼻音(”m”と”n”)からなる.(この文書の中では,詳細を加えすぎないために,可能な限り,音声を示すのにスペイン語の文字を使用する.)スペイン語では,音節は必ず母音的音声声を含むが,しかし他の言語ではそうでないこともある.例えば英語には,”little”という語の2番目の音節のように,流音を中心に形成されている音節も存在する[Jackendoff 2002,p.8].一般的に言って,音節が母音的音声を含まないことは稀である.
音節の内部構造に関しては,異なる見方も存在する.ある見方では,音節は,有声性のピークが落ちるひとつの核と,たいていは子音によって形成される音の連鎖で構成される[Jackendoff 2002,p.8].スペイン語では核は母音的音声で形成されている.
言語音が伝達内容を形作るためにどのように組織されるかということについては,他にも異なる理論が存在する.しかし一般的には,いくつかの異なるレベルにおいて構成され,それらひとつひとつに何らかのリズムパターンがあるのだと考えられている[Ewen et al(2001),p.202].音節に関して言うと,これは音楽の韻律ネットワークと同様のネットワークにおいて組織化され,その結節点が音節の核なのである.韻律は,基本的にその韻律のネットワークに支えられている.このようにして,母音的音声は言語の韻律の主要部分を支えている[Boysson−Bardies 2001,p.43].話者は,ことばを理解するとき,異なる音節における強調の相対的変動によって特徴付けられるリズムを追う.この強調の変動はいくつかの規則に従っており[Jackendoff 2002,p.107−122],また完全には明らかになっていないものの,ここ25年の間で認知されつつある.
本技術の要点
先の分析の結果として,これから提案する技術は,学習者が発話のリズムと韻律のネットワークを知覚することを容易にするということに基づく.こうして,学習者は音韻論と音声学をより望ましい形で学ぶことができ,その結果として,以下の側面において言語の習得を改善することができるだろう.
−発話を構成している異なる音をより効率よく認知する
−単語同士の境界をより正確に識別する
−発話のサンプルの統語的構造を特定する
−目標言語の音をより正確に習得する
−目標言語により近い発話を生成する
次の問題は,学習者が目標言語のリズムと韻律のネットワークを認知するのを,どのようにして容易にするかである.そのために,この技術においては,学習者にいろいろな有声音を与えて,その知覚能力の向上と目標言語のリズムと韻律のネットワークの体得を促すために,いくつかの方法を用いる.
使用する方法は,この技術が具体的にどう実現されるかにかかっている.引き続いて,説明を簡単にするために,最も代表的な方法を示す.実現の方法を示すセクションでは,そのほかの方法を説明する.次に続く説明があえて制限するためのものではなく,要求事項の文書により課せられている制限であるということを理解されたい.
一般的に,言語のリズムと韻律のネットワークの知覚を容易にするためには,音声データを再生して利用する.これらの音の再生には,2種類の可能性がある.無意データ再生と,有意データ再生である.無意データ再生は,語彙的な意味も単語も持たず,つまりただ目標言語の韻律パターンに似せてトーンと強さと持続時間の変動を反映した音の連続である.有意データ再生は,例えば音節を区切って発音されたり,単語が強調されたり,他にも何か特殊な特徴を伴ったりして実現されるような,いくらか特殊な特徴をもっていることはあるが,目標言語の実際の音のサンプルに対応している.
その韻律特徴が目標言語の韻律特徴に似ているということを保障する無意データを取り出すには,数種類の方法がある.そのうちのいくつかを,以下に示す.
−[Boysson−Bardies 2001,p.22,103]で述べられている実験で実現されているように,目標言語の実際の口頭再生をフィルターにかけ,韻律情報を維持しながらも音声学的荷重を除去するか,少なくとも最小の負担にとどめておく.
−ラディフォギッドが[Ladefoged 2001,p.18]でイントネーションと知覚の関係を明らかにしたのと似たような方法で,例えば”la−la−la...”や他の型の音節のように音節の音をつなげる.この処理の中では,有意データ再生からこの音節連続を作ることができ,そこではすべての母音的音声がただひとつの母音と置き換わる.この場合,二重母音や三重母音やその他の同一音節内にある母音的音声連続は,ただひとつの母音ではなく多様な母音と置き換わることができる.例えば,”hacia”という単語は”azaa”で代えることができ,そこでは”h”の欠如と”c”が”z”で代えられていることで,その単語の音声学的内容を反映している.もうひとつの可能性は,母音的音声の組み合わせをただひとつの母音で代え,このアプローチを前述の”aza”を作り出す例に適用することである.
−周期的な音をつなげる.それは純音であったり,例えば母音のような他の周期的な音であったりする.そしてこの処理の中では,有意データ再生からこの母音の連続を作ることができ,そこでは子音が除去され,すべての母音的音声が尊重される.
−その他のタイプの音をつなげる.
はっきりと言及されているときを除いて,ここで言及される無意データ再生は前述の方法のうちのどれかによって,前述の特徴のうちのどれかを伴って作られたものであろうと解釈されよう.
続いて,この技術の2つの使用方法を説明する.この技術は,これらの使用方法に限られるのではなく,記述するという目的があるからというだけなのだということを,理解されたい.この技術の限界は,その要求しだいで現れる.
これらの使用方法において,無意データ再生と有意データ再生は,学習者が発話のリズムを知覚する能力を発達させる訓練に用いられる.この訓練は,以下に説明されるように,2つの使用方法によって実行されうる.
1.利用方法1:この使用方法では,次の再生を用いる.
−なんらかの方法で獲得され,目標言語の実際のサンプルと同じ韻律変遷を持つ 無意データ再生.
−目標言語のいくつかのサンプルであり,そのうちのひとつは前述の無意データ 再生と同じ韻律変動を持っている.
訓練において,無意データ再生が発される一方で,学習者には言及されている目標言語のサンプルに関する限られた情報が与えられる.そして学習者は,言及されている無意データ再生と同じ韻律変動を持つ言語サンプルを選ばなければならない.
訓練は,2つの方法で実行されうる.それは,2つの下位方法の元になる.
−下位方法1:目標言語のサンプルに関して学習者が獲得する情報は,他の言語 サンプルにも対応する,そのものの口頭再生である.この下位方法は,教育の初 期に適当であり,音と書記素を結び付けてしまうことを避けられる.
−下位方法2:目標言語のサンプルに関して学習者が得る情報は,他の言語サン プルにも対応する,文字で書かれたものである.この下位方法は,教育の中間段 階で,読み書きの能力を発達させるのに,より適している.
2.利用方法2:この使用方法では,次のものが用いられる.
−基本サンプルと呼ばれる,目標言語の実際のサンプル.
−いろいろな無意データ再生.それらは他の多くの実際の言語サンプルに対応す るか,または違う方法で得られたものである.これら無意データ再生のうちのひ とつは,基本サンプルと同じ韻律特徴を持っている.
訓練において,学習者は言及された無意データ再生を得て,さらに基本サンプルについても一定の情報を得る.学習者は,基本サンプルと同じ韻律変動を持つ無意データ再生を選ばなければならない.
訓練は,2つの方法で実行されうる.それは,2つの下位方法の元になる.
−下位方法1:基本サンプルに関して学習者が得る情報は,その基本サンプルの 口頭再生である.この下位方法は,教育の初期に適当であり,音と書記素を結び 付けてしまうことを避けられる.
−下位方法2:基本サンプルに関して学習者が得る情報は,その基本サンプルの ,文字で書かれたものである.この下位方法は,教育の中間段階で,読みの能力 を発達させるのに,より適している.
この技術は,学習者に,目標言語の韻律の特徴的なリズムを知覚する能力を発達させるのに役立つ.
一般的に,この文書においては,ある目標言語の習得を改善するためにこの技術を利用する人のことを指して「学習者」とか「利用者」という用語を使う.
この技術の利用は,練習のときや情報を与えるときに実行されうる.練習(entrenamiento)のときは,指導者が,使用する限られた再生を選び,入力した.情報を与える(informativas)ときは,利用者は,ある特別な意味のある目標言語のサンプルに関して作業をしている.
この技術は,他に類を見ない使われ方をしてもよかったり,言語の理解と/または学習に向けて,他の仕組みや処理と同時に利用されてもいい.例えば,学習者にとって特に情報をもたらすという意義を持っている目標言語のサンプルの理解に向けた,ある仕組み,例えば文書のものでもいいし,映画や他の内容でもいいが,そのようなものとともに用いられることも可能である.
最後に,本技術は,外国語の習得のみ向けられたものではなく,母語の使用における音声学や音韻論に関連する何らかの問題がある人たちを助けるということも意図されている.つまり,隠れている側面は基本的に言語という環境に属するものであり,それが外国語であるか自身の母語であるかには関係がない.
技術の評価と長所
この技術がもたらす利点は,以下.
1.学習者が,言語音の知覚と処理の能力を改善することと,それによって口頭理解の 能力を改善することを,助ける.
2.学習者が,よりよいイントネーションのおかげでよりよいアクセントでの発話がで きるように,韻律を改善することを,助ける.
3.学習者が,言語音のよりよい知覚を通じて,それらの音をより高い質で発音でき, それによってよりよいアクセントで発音できるようになることを,助ける.
4.学習者が,音韻論の理解を通して言語の統語構造の理解を改善し,それによってそ の言語の全般的理解を口頭形式でも記述形式と同じように改善することを,助け る.
5.学習者が,勉強や辞書を引くことによってもたらされる学習に対して,言語の通常 使用における単語の習得能力を改善することを,助ける.
図の解説
技術の実現方法の説明
好ましい実現の説明
この技術のより好ましい実現においては,利用者がシステムと相互作用するためにマウスとキーボードがついた,例えばDell Dimension XPSのようなコンピューターに基礎を置いた,コンピューターで処理するシステムが利用される.そのコンピューターシステムには,例えばMicrosoft Windows 2000のようなオペレーションシステムが存在する.
そのコンピューターで処理するシステムには,一連の言語サンプルがテキスト形式で保存されている.これらのサンプルは,学習を容易にする目的や,目標言語話者に必要な情報を与える目的や,またその他の異なる目的のために,作られた可能性がある.
このシステムは,さらにテキスト形式の目標言語サンプルの口頭再生を発声するために,テキストと声を変換するモジュールを持っている,つまり,そのシステムでは,そのつど,目標言語サンプルの聴覚再生に到達することができる.それは,例えば音節を際立たせるなどして,異なる特徴を持たせて発声したものでありうる.
このシステムは,[Boysson−Bardies 2001,p22,103]で述べられている実験でなされたのと似たような方法で,韻律特徴を尊重しながらも実際の再生の音声的特徴を除去するための音声フィルターモジュールを持っている.
このシステムは,さらに,デジタル高域濾波・増幅フィルターのモジュールを持っており,それは幼児の外耳管のに似た共鳴器によってなされるフィルター作用と似たやり方で信号をフィルターにかけるというやり方で作られたものである.
前述のモジュールと利用者の相互作用を管理するための機能性は,例えばMicrosoft Visual C++のような発達の環境において発達させられよう.
訓練のために作られた目標言語サンプルのそれぞれに,以下の特徴を備えた4つの実際の母語再生がある.
1.一つは,標準速度かつ標準モードで実行された再生
2.一つは,遅い速度かつ標準モードで実行された再生
3.一つは,遅い速度で音節を際立たせて実行された再生
4.一つは,遅い速度で単語を際立たせて実行された再生
これらの再生は,この技術で使われるいくつかの簡単にする方法において補助的に利用される.
訓練のための言語サンプルは,言語の先生や指導者によって習慣的基準で選ばれたものである.目標言語の実在する文の主要な種類はカバーすることになろう.それは,平叙文,疑問文,感嘆文,命令文,受動文,関係詞の文やその他である.そしてさらに,異なる文は多くの従属文や同等の文の場合を異なる方法でカバーするだろう.こうして,学習者は幅広い段階の韻律変動に触れることになる.訓練は特別に限られた種類の文を訓練する.つまり,いくらかの場合には,いくつかの共通の特徴を有する文と連続して使用される文のまとまりを作る.例えば,ある文のグループは例えば”Ese es el hombre que vino ayer”(「その人は昨日来た男性だ.」)のように,主語タイプに関係する平叙文になる.
すでに説明したように,簡単にする方法には異なる種類がある.これらの簡単にする方法は,この技術の12の利用方法のもとになる.そのうちの2つは,すでに説明された.これら12の利用方法がすべて,より好ましい実現である.
これら12の利用方法は,次に説明するように5つのブロックに分けることができる.すべての方法が訓練に利用できるが,このうち情報を与えるのにも利用できるのはいくつかのみである.ここに挙げた異なる利用方法は,独立して練習できる.しかしながら,いくつかの明らかな例外を除いて,4つのブロックの中のそれぞれからひとつの種類を選んで組み合わせることも可能である.利用方法のいくつかの中には,ひとつ以上の下位方法が存在するものがあり,それぞれはどのように実行されるかによって選択される.
より好ましい実現に用いられる無意データ再生はすべて,韻律情報をなくすために音声フィルターのシステムを応用して構成される.
Aブロック 再生の内容に関係する方法
1.利用方法1:この利用方法は,技術の説明の中ですでに説明された.この利用方法のためには,まず一連の言語サンプルが選び出され,それらの有意データ再生が作られる.次に,それらの言語サンプルの中のひとつから無意データ再生が作られる.
2.利用方法2:この利用方法も,技術の説明の中ですでに説明された.この利用方法のためには,まず一連の言語サンプルが選び出され,それらの無意データ再生が作られる.次に,目標言語サンプルの中のひとつの有意データ再生が作られる.
3.利用方法3:この簡単にする方法は,使用される再生が無意データ再生であり,学習者が繰り返しそれらを聞かなければならないということによって特徴づけられる.こうして,学習者は直接韻律の存在に接触し,そのメッセージの内容から気がそらされているので,おそらく韻律のネットワークとトーン,強さ,持続時間のリズムの存在をさらによく知覚することができることになろう.ある程度の回数の訓練後には,学習者は目標言語の韻律に対する感受性を高めているだろう.
4.利用方法4:この場合,簡単にする方法は,有意データ再生を使用し,それらにおいて音のトーンや強さや持続時間のバリエーションを通して言語の自然な韻律を誇張することによって特徴付けられる.この誇張は,韻律の役割をより知覚しやすくしてくれよう.その有用性は,赤ん坊の子守による誇張した韻律を伴った再生が乳児の言語学習のために使われる重要な要素であるような科学的コミュニティーの中で,ある共通理解が存在するということにある[Boysson−Bardies 2001,p.83,85,86,88].この現象は,第二言語の学習者にも作用するに違いない.
5.利用方法5:この簡単にする方法は,有意データ再生を利用し,その中で学習者にとってすべての音の識別を簡単にするための決まった一節を際立たせることによって,特徴付けられる.このタイプの簡単にする方法には,3つの下位方法が存在する.
−下位方法1では,音節が際立たせられる.
−下位方法2では,単語が際立たせられる.
−下位方法3では,適当と考えられる限られた句が際立たせられる.
6.利用方法6:この簡単にする方法は,ある共通の特徴を持つ音を高い割合で含んでいる有意データ再生が利用されることで,似た音の体系的存在が,メトロノームが音楽家にリズムの知覚を容易にするのに似て,リズムの知覚を容易にするということに特徴付けられる.
一例には,例えば子音−母音(CV)のような似ている音節を高いパーセンテージで含む言語サンプルを作り出すことがある.こうして,「CVCVCVCV」という連続によって作られる周期的特徴によって,再生の自然なリズムが強調されていく.CVタイプの音節を利用することは,それが唯一世界中のすべての言語に存在する音節タイプであることから,特に肯定的となるかもしれない[Blevins 1995,p.217].CVタイプの音節は,言語の無標である方の部分を形成し,そのためにより獲得しやすいものであると考えられる.認知科学と言語科学において,「無標」とは,幼児が言語を学習するときに「CV」というタイプの音節が存在することはすでに知っていて,しかしながらもしその子の言語が例えば「CVC」のような他のタイプの音節も含んでいるのであれば,それを特に習得しなければならない,ということである.子音または母音は,例えば唇音という素性(スペイン語の「p」「b」「m」といった書記素の音に対応する)のような素性を,可能な限り多く,優先的に分かち合う.
この利用方法のためには,訓練のための特別な言語サンプルを選ばなければならない.それは,選ばれた音節を高い割合で含んでいる必要がある.そして次の段階は,実際の再生を発声する段階である.
Bブロック 再生を処理したものについての方法
7.利用方法7:この簡単にする方法は,フィルターにかけることによって高い周波数を2000Hzあたりの限られた値に増幅した有意データ再生を利用することで,特徴付けられる.高い周波数における強調は,発話の知覚のために重要である.なぜなら,音の中で摩擦音を識別するエネルギーの多くは,2000Hzあたりの高い周波数の位置にあるからである.実際,幼児の外耳管がその短い長さのせいで実行する自然のフィルター行為は,言語の知覚を容易にすることに貢献している[Borden et al 1994,p.177]. より好ましい実現では,この利用方法を実現するために,実際の再生をどれでもいいので選び,高域ろ波フィルターのモジュールをそれに適用する.
Cブロック 学習者の活動についての方法
8.利用方法8:この簡単にする方法は,学習者が聞く実際の言語サンプルの口頭再生を文字で書いたものが存在して,それをその学習者が再生を聞くのに従って読むということによって,特徴付けられる.通常,学習者は口頭再生よりも書かれたテキストの方をよく理解するため,この活動を実行するに従って,部分的には書かれたもののおかげで言語サンプルの意味を再生の音と韻律と結びつけていくことができるだろう.
この利用方法のためには,選ばれたテキストから本当の再生が作り出され,次にはコンピューターシステムの画面にそのテキストを,口頭再生と並行して映し出すことだけが必要となる.この利用を簡単にするために,システムはその都度再現されるテキストの一節を,例えば異なる文字フォーマットで書いたり異なるグラフを使用したり,グラフを使うことによって際立たせることができる機能を持っている.
Dブロック 学習者の態度についての方法
9.利用方法9:この利用方法では,簡単にする方法は,目標言語の実際の口頭再生を聞くときに,言語の決まった単位のリズムに特別な注意を払うよう学習者に教えることによって,特徴付けられる.この方法には,5つまでの異なる下位方法がある.
−下位方法1では,指導は母音に注意を払うよう示す.
−下位方法2では,指導は普通,母音的音声に注意を払うよう示す.確実にこれはより重要な利用形式であり,母音的音声は言語とその韻律情報の重要な部分をもたらす.
−下位方法3では,指導は有声音に注意を払うよう示す.
−下位方法4では,指導は子音に注意を払うよう示す.
−下位方法5では,指導は音節に注意を払うよう示す.
この利用方法の利点は,言語のリズムと韻律構造が基本的に音節に支えられているので,学習者はその両方をはるかによく理解することができるということである.こうして,異なる音の知覚や受け取るメッセージの統語構造の知覚も改善できる.
注意を音節に集めるために,学習者は下位方法5に代えてその音節に,その他の下位方法に代えて音節内の決まった部分に焦点を合わせることができる.
5つの下位方法の可能性はあるが,より好まれる実現は下位方法2,4,5によってカバーされる.下位方法1,3は技術の理解を簡単にするために説明された.これらの下位方法は,次の理由により,含まれない.母音に関係のある下位方法は,母音的音声の中にまとめられるので,含まれず,これらは十分に明らかであるとされている.有声音に関係のある下位方法は,直感で理解することが容易ではなく,そのため子音であり,普通母音的でない音の周りだと思われている音節はほとんどないため,含まれない.
音の各種類によって何が理解されるかを説明するために,各下位方法には,より好ましい実現において,学習者が何について言っているのかを知覚できるようにする訓練の再生がいくつか作り出される.
下位方法2のために,指導は学習者に,普通,母音的音声のリズムに注意を払うように示す.訓練に使われる再生は,母音と二重母音とその他の母音的音声の連続で作られた無意データ再生である.
下位方法4のために,指導は学習者に,子音のリズムに注意を払うように示す.訓練に使われる再生は,子音は変化するが母音は維持される音節の連続によって作られた無意データ再生である.
下位方法5のために,指導は学習者に,音節のリズムに注意を払うように示す.訓練に使われる再生は,音節を区切って発音されるやり方で,つまり音節を強調して発声された有意データ再生である.
10.利用方法10:簡単にする方法は,学習者に,学習者が目標言語の実際の口頭再生を聞くときに現れる単語のリズムに特別な注意を払うよう指導することに,特徴付けられる.
この利用方法のためには,学習者に,再生を聞くときに単語の出現のリズムに注意を払うよう指示する,適切な指導を伝えることだけが必要である.
11.利用方法11:簡単にする方法は,学習者に,目標言語の実際の口頭再生を聞くときに,共通のある関係を持つ単語の集合(つまり,句)を知覚しようとするために,その韻律の発達に特別な注意を払うようにという指導を与えることに,特徴付けられる.ある特別な場合では,学習者に,出来事や状態(つまり,従属文と対応する句)を反映する単語のグループを知覚することに努めるよう要求する.
この利用方法のためには,学習者に,再生を聞くときに,その中にある関係があるということを想起させるような単語のグループに注意を払うよう示す,適した指導を伝えることだけが必要である.
Eブロック 再生のリズム性についての方法
12.利用方法12:簡単にする方法は,詩や歌の形式をとっていて,そのため詩や歌のもともとのリズムのおかげでそれが含んでいる言語サンプルの言語学的韻律のネットワークがよりよく知覚される有意データ再生を利用することによって,特徴付けられる.この利用方法を大変優れたものにするためには,可能な限り言語学的韻律のネットワークがそこで扱われている詩か歌という方法の特徴的韻律のネットワークと並行するために,その有意データ再生が特別なリズム特徴をいくつか持っていなくてはならないだろう.こうして,その詩や歌そのもののリズムが,言語リズムを強調するのに貢献する.この利用方法には,2つの下位方法がある.
下位方法1では,有意データ再生は詩である.詩の韻律のネットワークと言語韻律のネットワークとを並行させるには,再生の実現の大変良い形式は,ある決まった数の音節に伴う韻律フットを利用することであり,どちらかと言えば や長短格のフットに代わって,ひとつの韻律フットは2つの音節になる[Ewen et al 2001,p.203].
下位方法2では,有意データ再生は歌や歌の一節である,歌の韻律のネットワークを言語韻律のネットワークと並行させるために,再生の実現の大変良い形式は,最大限に次の2つの状況を達成するようなものである.一方では,音楽の拍子がすべての音符が同じ持続時間を持っているようなものであることで,もう一方では,各音楽音符が一音節(つまり音節的言語韻律のネットワークの交点)に対応していてその音節にはその音符しか対応しないという場合が,高いパーセンテージで存在するということである.
この利用方法のためには,前述の特徴を持つ歌や詩を見つけることだけが必要になる.
Dブロックの利用方法では,学習者が単語を特定したり聞こえたことの意味を起こしたりしようとせず,ただリラックスしてリズムを追い,自分の脳が自発的にその機能を実現していくようにしたとき,その学習者の態度は大変よくなる.これらの方法においては,学習者に,再生をどのように聞かなければいけないかを指導することが必要である.これは簡単なことではなく,一人の人間に何を知覚しなければならないか説明するのは難しい.この問題を利用者に説明するために最も重要だと思われる3つの案は,リラックスしていなければならないことと,単語や聞こえた音の意味を再現しようと努力しないことと,扱われている下位方法に対応する発声の各部分のリズムを追うことである.この態度は,この技術の他の利用方法や,言語の通常使用においても適している.しかし,説明を明らかにするために異なる利用方法に分けられている.
すでに説明した方法や下位方法の中でもっとも重要なものは,韻律や言語理解の支えとなる音節の韻律のネットワークの交点を目立たせるものであるために,方法9の下位方法1,2,3である.これらの下位方法の中で,最も重要なものは,下位方法2であろう.なぜなら,厳密に言うと音節核になれるいくつかの音(つまり有声子音)を含んではいるが,その言語の学習者には説明しやすいものになるし,また,核が有声子音である音節はほとんど存在しないからでもある.下位方法1も,学習者に指導するのに適しているであろうが,学習者が二重母音やその他の母音的音声の役割を疑問に思った場合には,ある種の混乱の原因となる可能性がある.
方法9の下位方法1,2,3の適用は,学習者が受け取ったメッセージの意味をすぐに完璧に理解できるということを期待するものではなく,人によって理解力が少しずつ発達するようにある訓練が必要になる.普通,同じことが他の利用方法や下位方法にも言える.
Dブロックの中では,方法10,11があまり重要でない.これらの方法では,単語や句によって作られるリズムを対象にしており,それらは方法9ですでにカバーされている音節の基本リズムの結果である.これにより,普通は方法9と比べるとわずかしか利用されない.
批評されるように,組み合わせられない利用方法もいくつか存在する.明らかにこれらの場合であるうちのひとつは,方法1の純粋な韻律音を聞くことと書かれたものを読むことの組み合わせである.
特にDブロックの方法は,1−6タイプの方法のために作られた再生や,7タイプの方法のために作られたものや,その他学習者が調べたり知覚したりしているような目標言語の口頭再生とともによく利用されうる.つまり,訓練のためにだけ役立つのではなく,実際の場面での言語使用そのものにも役立つ.
利用方法6は,どちらかと言うと学習者の中間段階から利用されるだろう.理由は,最初の段階で利用すると,書かれた形式と口頭での形式を結び付けて学習者に悪い制約をしてしまう可能性があるということである.
その他の利用方法の解説
すでに紹介した望ましい利用方法に代わるいくつかの利用法として,より少ない数の利用方法や下位方法を用いることが考えられる.つまり,例えば方法1または方法2,または方法9の下位方法2のようにそれだけを用いることができ,いくつかの方法や,または下位方法の組み合わせを用いることもできる.
例えば,最も容易な利用方法として,下位方法2において,最も重要なタイプ9の方法だけを用いるということが考えられる.そのために,学習者には,例えば母音的音声に集中するようにという指導が与えられることだけが必要になる.そして実際の再生は例えばテレビやラジオや他の伝達方法によってつくられたものになる.
タイプ9の利用方法が含まれるその他の利用方法としては,学習者に有声音に注意を払うようにと指示をすることも考えられるが,この方法がそれほど有用なものであるとは思われない.母音的である有声音はとてもわずかであり,直感的にその性質を説明するのは難しいからである.
また別の利用方法においては,利用方法2のためにその新しい下位方法が作られる.この下位方法においては,候補となる言語サンプルについて学習者に示される情報は,いくつかのサンプルで聴覚再生が得られ,その他のサンプルで書かれたものが得られるということによって,特徴づけられる.
また別の利用方法においては,コンピューターシステムが,先に挙げた望ましい利用方法の箇所で説明されたものとは異なる特徴を持つ.
また,コンピューターシステムは使用せず,例えばテープレコーダーやテレビなど,オーディオ再生機器を使用するという方法もある.この場合,オーディオ再生機器で再生される限られた指示とともに録音された再生の多様さがある.例えば,タイプ1の方法のためには,ある再生の声は学習者に,次に続いて実行されるはずであろう実際の限られた実現を聞くように指示する.
また別の利用方法として,音の再生のほかに,紙を利用することが出来る.タイプ8の方法を伴う実現を利用するために,紙にはテープレコーダーで再生される言語サンプルが書かれている.
また別の利用方法として,実行される再生は他のものを無視して韻律のいくつかの側面だけを集めることができる.例えば,音の持続時間の変動を無視して,トーンと強さの変動だけが考慮される可能性がある.これらの特徴を持つような実現は劣っていると見なされるはずだが,この技術の領域内にもありうる.
また別の利用法として,目標言語自身の韻律的特徴を持たず,おそらくどの言語の韻律的特徴も持っていないであろう無意データ再生がいくつか利用される.
この技術の領域内では,いくらかの言語や言語の特殊なサンプルだけに起こりうるように,韻律が音の強さや周波数や持続時間の変動に基づいていなくてこれらの大きさのうちの1つか2つにのみ基づいている場合のために発達した実現であるとも考えられるだろう.普通,韻律は言語のリズムと関係する音韻的特徴のすべてを反映すると考えられ,そのうちのいくつかしか利用しない実現もあるが,それはこの技術の領域内であると見なされる.

Claims (1)

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