JP2007525343A - 流体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

流体噴射装置(100)が、チャンバ(110)と、チャンバとそれぞれ連通する第1の流体チャネル(120)及び第2の流体チャネル(122)と、第1の流体チャネルに沿って延在する第1の半島(140)及び第2の流体チャネルに沿って延在する第2の半島(142)と、第1の半島とチャンバとの間に延在する第1の側壁及び第2の半島とチャンバとの間に延在する第2の側壁(152)とを備える。第1の側壁はチャンバに対して第1の角度(154)を成して方向付けられ、第2の側壁はチャンバに対して第2の角度(156)を成して方向づけられ、第2の角度は第1の角度とは異なる。

Description

インクジェット印字システムは、流体噴射システムの一実施形態として、プリントヘッド、流体インクをプリントヘッドに供給するインク供給源、及びプリントヘッドを制御する電子コントローラを備え得る。プリントヘッドは、流体噴射装置の一実施形態として、複数のノズル又はオリフィスを通して紙等の印字媒体に向けてインク滴を噴射して、媒体上に印字する。通常、オリフィスは、プリントヘッドと印字媒体が互いに相対して移動する際に、オリフィスからの適切な順番でのインクの噴射により、キャラクタ又は他の画像が印字媒体上に印字されるように、1つ又は複数の列或いはアレイに配置される。
滴自体が、プリントヘッドから噴射されるときに印字画像の印字品質に影響を及ぼすことがある。これは、噴射される滴が常に単一の丸い(球形の)滴であるとは限らないためである。たとえば、噴射される滴は、噴射中に分離して、主滴から分離したより小さな滴を形成するテールを含むことがある。これらの小滴は、十分に小さく、且つ主滴から分離している場合、媒体上において主滴に隣接して落ち、はっきり言うと不揃いの飛沫、印字方向(たとえば、左から右へと右から左へ)に依存する光学濃度の変化、コントラストの低下、及び/又はそれらのサイズ、数、及び/又は主滴からの距離に依存する鮮鋭度の低下を発生させる恐れがある。したがって、この飛沫は印字品質を低下させる恐れがある。
さらに、滴噴射周波数もまた、飛沫及び不規則なエッジを発生させる恐れがある。噴射チャンバ設計が、噴射されて失われた滴量を十分に補充することができないことがある高周波数では、噴射チャンバは部分的にしか充填されず、その結果として滴の滴容量が小さくなる。逆に、噴射チャンバは、第1の、及びその次の滴噴射後に、小量だけ充填がオーバーすることがあり、結果として滴の滴容量が大きくなる。したがって、滴質量に応じて滴の形状がばらつき、意図しない軌跡を有し得る。こういった意図しない軌跡は、前の滴よりも先に奇妙な形状の滴を落としエッジの不規則性を生じさせ、又はより小さい滴に分離して飛沫を生じさせ得る。これもまた、印字品質を低下させ得る。不規則なエッジは、媒体でのインクの吸い上げによっても生じる恐れがあり、これはインク属性に依存し得る。 これら及び他の理由により、本発明が必要とされる。
本発明の一態様は、チャンバと、チャンバとそれぞれ連通する第1の流体チャネル及び第2の流体チャネルと、第1の流体チャネルに沿って延在する第1の半島及び第2の流体チャネルに沿って延在する第2の半島と、第1の半島とチャンバとの間に延在する第1の側壁及び第2の半島とチャンバとの間に延在する第2の側壁とを備える流体噴射装置を提供する。第1の側壁はチャンバに対して第1の角度を成し、第2の側壁はチャンバに対して第2の角度を成し、第2の角度は第1の角度と異なる。
本発明の別の態様は、チャンバと、それぞれチャンバと連通する第1の流体チャネル及び第2の流体チャネルと、第1の流体チャネルと第2の流体チャネルとを分離する島とを備える流体噴射装置を提供する。島はほぼ矩形であり、第1の流体チャネルに沿った第1の面取り角と、及び第2の流体チャネルに沿った第2の面取り角とを有し、第1の面取り角が第1の角度を成し、第2の面取り角が第1の角度と異なる第2の角度を成す。
以下の詳細な説明において、本明細書の一部を成し、本発明を実施することができる特定の実施形態を例として示す添付図面を参照する。この点に関して、「上」、「下」、「前」、「後」、「先端」、「後端」等の方向を表す用語は、説明している図(複数可)の向きを基準として用いる。本発明の実施形態の構成要素は複数の異なる向きに位置決めすることが可能なため、方向を表す用語は、限定ではなく例示を目的として用いられる。他の実施形態を利用してよく、本発明の範囲から逸脱することなく構造的又は論理的な変更を行ってよいことが理解されたい。したがって、以下の詳細な説明は限定の意味で解釈されるべきではなく、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によって規定される。
図1は、本発明によるインクジェット印字システム10の一実施形態を示す。インクジェット印字システム10は、プリントヘッドアセンブリ12等の流体噴射装置、及びインク供給アセンブリ14等の流体供給源を備える流体噴射システムの一実施形態を構成する。例示する実施形態では、インクジェット印字システム10は、実装アセンブリ16、媒体搬送アセンブリ18、及び電子コントローラ20も備える。
プリントヘッドアセンブリ12は、流体噴射装置の一実施形態として、本発明の一実施形態により形成され、1つ又は複数のカラーインクを含むインク滴を、複数のオリフィスすなわちノズル13を通して噴射する。以下の説明では、プリントヘッドアセンブリ12からのインクの噴射を参照するが、他の液体、流体、又は流動性を有する材料がプリントヘッドアセンブリ12から噴射されてもよいことが理解される。
一実施形態では、滴は、印字媒体19上に印字するように印字媒体19等の媒体に向けられる。通常、ノズル13は1つ又は複数の列或いはアレイに配置され、プリントヘッドアセンブリ12及び印字媒体19が互いに相対して移動する際に、ノズル13からの適切な順番でのインクの噴射によって、一実施形態ではキャラクタ、シンボル、及び/又は他のグラフィックス若しくは画像が印字媒体19上に印字される。
印字媒体19としては、たとえば、用紙、カードストック、封筒、ラベル、透明シート、マイラー、布等が上げられる。一実施形態では、印字媒体19は連続した形、すなわち連続したウェブ印字媒体19である。したがって、印字媒体19としては未印字の連続ロール紙も挙げられる。
インク供給アセンブリ14は、流体供給源の一実施形態として、インクをプリントヘッドアセンブリ12に供給し、インクを貯蔵するリザーバ15を備える。したがって、インクはリザーバ15からプリントヘッドアセンブリ12に流れる。一実施形態では、インク供給アセンブリ14及びプリントヘッドアセンブリ12は再循環インク送出システムを形成する。このため、インクはプリントヘッドアセンブリ12からリザーバ15に環流する。一実施形態では、プリントヘッドアセンブリ12及びインク供給アセンブリ14は、インクジェットカートリッジすなわち流体カートリッジ、又はペンに共に収容される。別の実施形態では、インク供給アセンブリ14はプリントヘッドアセンブリ12とは別体であり、供給管(図示せず)等の連通接続を通してインクをプリントヘッドアセンブリ12に供給する。
実装アセンブリ16は、プリントヘッドアセンブリ12を媒体搬送アセンブリ18に相対して位置決めし、媒体搬送アセンブリ18は、印字媒体19をプリントヘッドアセンブリ12に相対して位置決めする。したがって、プリントヘッドアセンブリ12がインク滴を塗布する領域の印字ゾーン17は、ノズル13に隣接して、プリントヘッドアセンブリ12と印字媒体19の間のエリアに画定される。印字媒体19は、印字中に媒体搬送アセンブリ18によって印字ゾーン17を通して進められる。
一実施形態では、プリントヘッドアセンブリ12は走査型プリントヘッドアセンブリであり、実装アセンブリ16は、印字媒体19上の帯状の範囲を印字している間、プリントヘッドアセンブリ12を媒体搬送アセンブリ18及び印字媒体19に相対して移動させる。別の実施形態では、プリントヘッドアセンブリ12は非走査型プリントヘッドアセンブリであり、印字媒体19上の帯状の範囲の印字の際中に、媒体搬送アセンブリ18が予め規定された位置を通過して印字媒体19を進めるときに、実装アセンブリ16はプリントヘッドアセンブリ12を媒体搬送アセンブリ18に対して予め規定された位置に固定する。
電子コントローラ20は、プリントヘッドアセンブリ12、実装アセンブリ16、及び媒体搬送アセンブリ18と通信する。電子コントローラ20は、コンピュータ等のホストシステムからデータ21を受け取り、データ21を一時的に記憶するメモリを備える。通常、データ21は、電子、赤外線、光学、又は他の情報転送経路に沿ってインクジェット印字システム10に送られる。データ21は、たとえば、印字される文書及び/又はファイルを表す。したがって、データ21はインクジェット印字システム10のプリントジョブを形成し、1つ又は複数のプリントジョブコマンド及び/又はコマンドパラメータを含む。
一実施形態では、電子コントローラ20は、ノズル13からのインク滴噴射のタイミング制御を含む、プリントヘッドアセンブリ12の制御を提供する。したがって、電子コントローラ20は、キャラクタ、シンボル、及び/又は他のグラフィックス若しくは画像を印字媒体19上に形成する噴射インク滴パターンを画定する。タイミング制御、ひいては噴射インク滴パターンは、プリントジョブコマンド及び/又はコマンドパラメータによって決定される。一実施形態では、電子コントローラ20の一部を形成するロジック回路及び駆動回路がプリントヘッドアセンブリ12に配置される。別の実施形態では、電子コントローラ20の一部を形成するロジック回路及び駆動回路は、プリントヘッドアセンブリ12の外部に配置される。
図2は、プリントヘッドアセンブリ12の一部の一実施形態を示す。プリントヘッドアセンブリ12は、流体噴射装置の一実施形態として、滴噴射要素30のアレイを備える。滴噴射要素30は、流体(すなわちインク)供給スロット42が内部に形成された基板40上に形成される。このように、流体供給スロット42は、流体(すなわちインク)供給を滴噴射要素30に提供する。
一実施形態では、各滴噴射要素30は薄膜構造50、バリア層60、オリフィス層70、及び滴発生器80を備える。薄膜構造50は、基板40の流体供給スロット42と連通し、その内部に形成される流体(すなわちインク)供給開口52を有し、バリア層60は、その内部に形成される流体噴射チャンバ62、及び1つ又は複数の流体チャネル64を有し、流体噴射チャンバ62が流体チャネル64を介して流体供給開口52と連通する。
オリフィス層70は、前面72、及び前面72に形成されたオリフィスすなわちノズル開口74を有する。ノズル開口74が流体噴射チャンバ62と連通するように、オリフィス層70がバリア層60上に延在する。一実施形態では、滴発生器80は抵抗器82を含む。抵抗器82は流体噴射チャンバ62内に位置決めされ、リード84によって駆動信号(複数可)及び接地に電気的に結合される。
バリア層60及びオリフィス層70を別個の層として示すが、他の実施形態では、バリア層60及びオリフィス層70は、流体噴射チャンバ62、流体チャネル64、及び/又はノズル開口74が単一層で形成されるように、物質の単一層として形成されてもよい。さらに、一実施形態では、流体噴射チャンバ62、流体チャネル64、及び/又はノズル開口74の部分は、バリア層60及びオリフィス層70間で共有されてよく、又はバリア層60及びオリフィス70の両方に形成されてもよい。
一実施形態では、動作中、流体は流体供給スロット42から流体供給開口52及び1つ又は複数の流体チャネル64を介して流体噴射チャンバ62に流れる。ノズル開口74は抵抗器82と結び付いて動作し、抵抗器82へのエネルギー印加によって、流体滴が、流体噴射チャンバ62からノズル開口74を通して(たとえば、抵抗器82の平面にほぼ垂直に)印字媒体に向けて噴射される。
抵抗器82は、電流を抵抗器82に通すことによってエネルギー印加される。抵抗器に印加されるエネルギーは、固定電圧を或る時間にわたって抵抗器に印加することによって制御される。一実施形態では、抵抗器に印加されるエネルギーは以下の式によって表される。
エネルギー=((V*V)*t)/R
式中、Vは印加される電圧であり、Rは抵抗器の抵抗であり、tはパルスの持続時間である。通常、パルスは方形パルスである。
一実施形態では、抵抗器82はスイッチに接続され、スイッチは電源に直列接続される。一実施形態では、抵抗器82は分割抵抗器であり、その2つの端子は直列接続される。しかし、他の構成を利用してもよい。例示的な一実施形態では、抵抗器の総抵抗はおよそ125Ωである。
一実施形態では、完全な滴を形成するための最小のエネルギーは、約2.5μJである。一実施形態では、安定した動作を確保するために、およそ25〜50パーセントの過剰エネルギーが最小エネルギーに加えられる。たとえば、この実施形態では、15V電源及び125Ω抵抗の場合、これはおよそ25パーセントの過剰エネルギーでおよそ1.7マイクロ秒になる。提供されるパルス幅の変化に付随して他の電圧が印加されてもよいが、但しこれは、回路内の他の電子部品が故障せずにその電圧に耐えることができる場合である。他の実施形態では、噴射チャンバ内の流体は、およそ摂氏45度に予熱されて周囲条件の変化に適応する。
一実施形態では、プリントヘッドアセンブリ12は、完全に一体化されたサーマルインクジェットプリントヘッドである。したがって、基板40は、たとえばシリコン、ガラス、又は安定ポリマーで形成され、薄膜構造50は、たとえば二酸化ケイ素、炭化ケイ素、窒化ケイ素、タンタル、ポリシリコンガラス、又は他の材料で形成された1つ又は複数の保護層すなわち絶縁層を含む。薄膜構造50は、抵抗器82及びリード84を画定する導電層も含む。この導電層は、たとえば、アルミニウム、金、タンタル、タンタルアルミニウム、又は他の金属若しくは合金によって形成される。さらに、バリア層60は、たとえば、SU8等のフォトイメージング可能なエポキシ樹脂で形成され、オリフィス層70は、たとえば、ニッケル、銅、鉄/ニッケル合金、パラジウム、金、又はロジウム等の金属材料を含む材料の1つ又は複数の層で形成される。しかし、他の材料がバリア層60及び/又はオリフィス層70に使用されてもよい。
図3は、オリフィス層を除去した状態の、プリントヘッド12等の流体噴射装置の一部の一実施形態を示す。流体噴射装置100は、流体噴射チャンバ110並びに流体チャネル120及び122を備える。一実施形態では、流体噴射チャンバ110は、端壁112並びに対向する側壁114及び116を備える。したがって、流体噴射チャンバ110の境界は概して端壁112並びに対向する側壁114及び116によって画定される。一実施形態では、側壁114及び116は互いにほぼ平行に方向づけられる。
流体チャネル120及び122は流体噴射チャンバ110と連通して、流体を流体供給スロット124(図中、その一端のみが示される)から流体噴射チャンバ110に供給する。抵抗器130は、滴発生器の一実施形態として、上述したように流体滴が抵抗器130の活性化によって流体噴射チャンバ110から噴射されるように、流体噴射チャンバ110内に位置決めされる。したがって、流体噴射チャンバ110の境界は、抵抗器130を包含する、すなわち取り囲むように画定される。一実施形態では、抵抗器130は分割抵抗器を含む。しかし、抵抗器130が単一の抵抗器又は複数の分割抵抗器を含むことは本発明の範囲内である。
一実施形態では、半島140が流体チャネル120に沿って延出し、半島142が流体チャネル122に沿って延在する。さらに、側壁150が半島140と流体噴射チャンバ110の間に延在し、側壁152が半島142と流体噴射チャンバ110の間に延在する。さらに、一実施形態では、島160が流体チャネル120と122とを隔てる。したがって、流体チャネル120の境界は半島140、側壁150、及び島160によって画定され、流体チャネル122の境界は半島142、側壁152、及び島160によって画定される。したがって、半島140及び142は3側面で、流体中に延出して流体に取り囲まれ、その一方で島160はすべての側面で流体に取り囲まれる。
一実施形態では、各流体チャネル120及び122の側壁150及び152はそれぞれ、流体噴射チャンバ110、より具体的には流体噴射チャンバ110の各側壁114及び116と角度を成して方向付けられる。さらに、半島140及び142はそれぞれ、流体噴射チャンバ110の各側壁114及び116にほぼ沿って方向付けられる。一実施形態では、流体チャネル120の側壁150は、流体噴射チャンバ110の側壁114に対して角度154を成して方向付けられ、流体チャネル122の側壁152は、流体噴射チャンバ110の側壁116に対して角度156を成して方向づけられる。一実施形態では、角度156は角度154より小さい。こうして、角度154と角度156を異なるようにすることで、流体チャネル120及び122は、流体噴射チャンバ110の異なるエリアに連通して、流体噴射チャンバ110の異なるエリアに異なる流体流速で流体を供給する。
一実施形態では、島160はほぼ矩形の形をしており、側面161、162、163、及び164を有する。一実施形態では、側面161は流体供給スロット124にほぼ沿って方向付けられ、対向する側壁163は流体噴射チャンバ110の端壁112にほぼ沿って方向付けられ、側壁162は半島140にほぼ沿って方向付けられ、対向する側壁164は半島142にほぼ沿って方向付けられる。
一実施形態では、島160は面取り角166及び168を有する。面取り角166は隣り合う側壁162と163の間に設けられ、面取り角168は隣り合う側面163と164の間に設けられる。一実施形態では、面取り角166は流体チャネル120の側壁150にほぼ沿って方向付けられ、面取り角168は流体チャネル122の側壁152にほぼ沿って方向づけられる。こうして、側壁150及び152は異なる角度154及び156を成し、面取り角166及び168は側壁150及び152に沿って方向付けられるため、面取り角166及び168は異なる角度を成して方向づけられる。したがって、一実施形態では、島160は非対称である。
一実施形態では、図3に示し図4の表に概説するように、流体噴射装置100の各種パラメータが、流体噴射装置100のパフォーマンスを最適化する、又は向上させるように、たとえば、飛沫を低減する、又は滴量及び/又は滴形状の一貫性を向上させるように選択される。たとえば、各流体チャネル120及び122の幅W1及びW2の組み合わせ、流体チャネル120及び122の長さLの組み合わせ、並びに流体チャネル120及び122の角度154及び156の組み合わせが最適化される。さらに、半島140及び142の長さl並びに島160の幅wも最適化される。一実施形態では、上述したように、抵抗器130は分割抵抗器を含む。したがって、抵抗器130の各部分の長さlr及び幅wrが最適化される。さらに、抵抗器130と、流体噴射チャンバ110の端壁112との間の間隙cも最適化される。
一実施形態では、流体チャネル120及び122の各幅W1及びW2は、島160の各側面162及び164と、半島140及び142との間で測定されるとともに、島160の各面取り角166及び168と側壁150及び152との間で測定される。したがって、幅W1及びW2は流体チャネル120及び122の最小幅を表す。一実施形態では、各半島140及び142の一部並びに各側壁150及び152に沿った流体チャネル120及び122の幅W1及びW2は、ほぼ一定である。一実施形態では、流体チャネル120及び122の長さLは、流体噴射チャンバ110と島160の端との間で測定される。したがって、長さLは流体チャネル120及び122の最小長さを表す。
一実施形態では、流体噴射チャンバ110の充填速度は、流体に対して提供される流体チャネルの断面積に正比例する。流体チャネルの断面積は、流体チャネルの高さすなわち深さ及び流体チャネルの幅によって画定される。そのようなものとして、一実施形態では、流体チャネルの断面積はほぼ矩形の形をしている。しかし、流体チャネルの断面積は他の形であってもよい。
流体チャネル120及び122の各幅W1及びW2を互いにほぼ等しいものとして示すが、他の実施形態では、流体チャネル120及び122の各幅W1及びW2は互いに異なっていてもよい。より具体的には、流体チャネル120及び122の各幅W1及びW2が互いに異なっていてもよいように、流体チャネル120及び122の総断面積が最適化される。したがって、流体チャネル120及び122の結合された幅(W1+W2)が最適化される。このため、流体チャネル120及び122を通る流体流に対する総インピーダンスは同じままである。
一実施形態では、流体噴射チャンバ110への、流体チャネル120及び122を通る流体流に対する総インピーダンスは、流体噴射チャンバ110の過剰な充填を回避するように最適化される。したがって、流体噴射装置100は、所望の動作範囲にわたって、流体噴射チャンバ110への流体の流れに対するほぼ一定なインピーダンスを保つように、最適化される。例示的な一実施形態では、流体噴射装置100は最大で少なくともおよそ18kHzの動作範囲にわたって、流体噴射チャンバ110への流体の流れに対するほぼ一定なインピーダンスを保つように、最適化される。
一実施形態では、流体噴射装置100の流体噴射チャンバ110並びに流体チャネル120及び122は、バリア層60(図2)等のバリア層に形成される。したがって、半島140及び142、側壁150及び152、並びに島160は、バリア層の材料によって形成される。さらに、オリフィス層70及びオリフィス74(図2)等のように、そこに形成されたオリフィスを有するオリフィス層は、バリア層上に延在する。したがって、一実施形態では、図4の表に概説するように、バリア層の厚さT、並びにオリフィス層の厚さt、及びオリフィス層のオリフィスの直径dも最適化される。一実施形態では、バリア層の厚さTは、流体噴射チャンバ110並びに流体チャネル120及び122の高さすなわち深さを確立する。したがって、上述したように流体噴射装置100の選択されたパラメータを最適化することにより、流体噴射チャンバ110に供給される流体の容量及び/又は速度が最適化される。
一実施形態では、図5に示すように、流体噴射装置100は複数の滴噴射要素102を備える。各滴噴射要素102は、流体噴射チャンバ110、抵抗器130、並びに流体チャネル120及び122のそれぞれを備える。一実施形態では、滴噴射要素102は、実質的に滴噴射要素の列を形成するように配置される。
一実施形態では、滴噴射要素102は、各列内で互い違いに配置される。より具体的には、各流体噴射チャンバ110と流体供給スロット124のエッジ126との間の距離が、滴噴射要素102の列内で変動する。たとえば、或る滴噴射要素102の流体噴射チャンバ110はエッジ126から距離D1だけ離間しており、別の滴噴射チャンバ102の流体噴射チャンバ110はエッジ126から距離D2だけ離間しており、別の滴噴射要素102の流体噴射チャンバ110はエッジ126から距離D3だけ離間しており、別の滴噴射要素102の流体噴射チャンバ110はエッジ126から距離D4だけ離間している。一実施形態では、距離D1は距離D2よりも大きく、距離D2は距離D3よりも大きく、距離D3は距離D4よりも大きい。したがって、滴噴射要素102は流体供給スロット124から様々な距離で離間している。
一実施形態では、図5に示すように、複数の滴噴射要素102の半島140及び142の終端は、実質的に位置合わせされる。したがって、半島140及び142と、滴噴射要素102のための流体供給スロット124のエッジ126との間隔はほぼ一定である。このため、エッジ126に対する滴噴射要素102の互い違いの配置並びにエッジ126との半島140及び142の位置合わせを実現するために、複数の滴噴射要素102のそれぞれの各半島140及び142の長さがばらつく。
たとえば、一実施形態では、或る滴噴射要素102の半島140及び142は長さl1を有し、別の滴噴射要素102の半島140及び142は長さl2を有し、別の滴噴射要素102の半島140及び142は長さl3を有し、別の滴噴射要素102の半島140及び142は長さl4を有する。一実施形態では、長さl1は長さl2よりも長く、長さl2は長さl3よりも長く、長さl3は長さl4よりも長い。例示的な一実施形態では、滴噴射要素102の半島140及び142の長さは、およそ30ミクロンからおよそ52ミクロンの範囲内にある。滴噴射要素102の半島140及び142を流体供給スロット124のエッジ126と位置合わせすることにより、隣り合う流体噴射チャンバ102同士のクロストークが低減される。
図6の実施形態に示すように、滴噴射要素102の2つの列104及び106は、流体供給スロット124の両側に配置される。流体噴射チャンバ110、抵抗器130、並びに流体チャネル120及び122のそれぞれの他に、各滴噴射要素102は、各流体噴射チャンバ110と連通する各オリフィス170も備える。一実施形態では、列104及び列106は、互いに(たとえば、図では垂直に)互い違いに配置され、このため、列104の各滴噴射要素102の流体噴射チャンバの中心が、たとえば、列106の各滴噴射要素102の2つの流体噴射チャンバの中心のほぼ中間に位置決めされる。図6での流体供給スロット124の幅と、滴噴射要素102の列104及び列106の間隔との相対比率は、単に例示を目的とすることを理解されたい。
一実施形態では、滴噴射要素102のオリフィス170は、各流体噴射チャンバ110の中心からずれる。より具体的には、一実施形態では、オリフィス170は流体供給スロット124に向かっている、すなわち離れてずれる。たとえば、図6の実施形態に示すように、列104の各滴噴射要素102のオリフィス170及び列106の各滴噴射要素102のオリフィス170はそれぞれ、流体供給スロット124に向かってずれる。例示的な一実施形態では、オリフィス170の中心は、各流体噴射チャンバ110の中心からおよそ±2ミクロンの距離だけずれる。
一実施形態では、上述したように流体噴射装置100のパラメータを最適化することに加えて、流体噴射装置100から噴射される流体の属性も、流体噴射装置100のパフォーマンスを最適化するように最適化される。たとえば、一実施形態では、流体噴射装置100から噴射される流体の表面張力、粘度、及び/又はpHが、流体噴射装置100から噴射される液滴の液滴重量及び流体噴射装置100の周波数応答を最適化すること等を含め、流体噴射装置100のパフォーマンスを最適化するように最適化される。例示的な一実施形態では、流体噴射装置100から噴射される流体の表面張力は、およそ42dynes/cmからおよそ48dyn/cmの範囲内にあり、流体噴射装置100から噴射される流体の粘度はおよそ2.2cpからおよそ3.2cpの範囲内にあり、流体噴射装置100から噴射される流体のpHはおよそ7.8からおよそ8.4の範囲内にあり、表面張力、粘度、及びpHはおよそ摂氏25度で測定される。
一実施形態では、流体噴射装置100は、ほぼ均一すなわち一定の液滴重量の液滴を生成するように最適化される。例示的な一実施形態では、流体噴射装置100から噴射される液滴の液滴重量は、およそ10ngからおよそ16ngの範囲内にある。例示的な一実施形態では、流体噴射装置100から噴射される液滴の液滴重量はおよそ15ngである。さらに、一実施形態では、流体滴が流体噴射装置100から噴射される周波数も、流体噴射装置100のパフォーマンスを最適化するように最適化される。
一実施形態では、図7のグラフに示すように、流体噴射装置100から噴射される液滴の液滴重量は、流体の粘度に伴って変化する。一実施形態では、液滴重量は粘度の線形関数である。したがって、例示的な一実施形態では、およそ2cpからおよそ4cpの範囲の粘度での液滴重量と粘度との関係は、以下の式によって表される。
液滴重量(ng)=17.3−0.75*粘度(cp)
したがって、液滴重量は粘度に反比例し、それにより、流体の粘度が高まるにつれ、流体噴射装置100から噴射される液滴の液滴重量は下がる。
一実施形態では、図8のグラフに示すように、流体噴射装置100の動作の周波数応答が、流体の粘度に伴って変化する。一実施形態では、周波数応答は粘度の線形関数である。したがって、例示的な一実施形態では、およそ2cpからおよそ4cpの範囲内の粘度の周波数応答と粘度との関係は、以下の式によって表される。
周波数(kHz)=17.7−2.2*粘度(cp)
したがって、周波数応答は粘度に反比例し、それにより、流体の粘度が高まるにつれ、流体の液滴が流体噴射装置100から噴射される際の周波数は下がる。一実施形態では、上記式によって表される周波数応答は、流体噴射装置100から噴射される液滴の液滴重量はほぼ一定のままである最高周波数を表す。
一実施形態では、図9のグラフに示すように、流体噴射装置100から噴射される液滴の液滴重量が、流体噴射装置100の動作周波数に対して記されている。一実施形態では、流体噴射装置100は、流体噴射装置100によって噴射される流体を含め、比較的広い動作範囲にわたってほぼ均一の液滴重量を有する流体滴を噴射するように最適化される。たとえば、一実施形態では、流体噴射装置100の幾何学的形状は、滴の液滴重量が、定常状態液滴重量のおよそ70パーセントからおよそ100パーセントの範囲内にあるように調整される。
例示的な一実施形態では、流体噴射装置100は、最大で少なくともおよそ13kHzの周波数でおよそ13ngからおよそ16ngの範囲内の重量をそれぞれ有する流体滴を噴射する。例示的な一実施形態では、流体噴射装置100は、最大で少なくともおよそ18kHzの周波数でおよそ10ngからおよそ16ngの範囲内の重量をそれぞれ有する流体滴を噴射する。したがって、例示的な一実施形態では、およそ15ngの定常状態液滴重量で、流体噴射装置100は、最大で少なくともおよそ18kHzの周波数でおよそ10.5ng(すなわち、70パーセント)からおよそ15ng(すなわち、100パーセント)の範囲内の液滴重量を有する滴を噴射する。
したがって、流体噴射装置100が18kHzの周波数、すなわち18,000ドット/秒で印字するように動作する一実施形態では、流体噴射装置100は、30インチ/秒(ips)の速さで平行移動する場合、600ドット/インチ(dpi)の解像度を有する画像を生成することができる(600ドット/インチ×30インチ/秒=18,000ドット/秒)。したがって、流体噴射装置100は、比較的広い周波数範囲にわたって動作する際に、ほぼ一定の滴サイズを有する高品質画像を生成することができる。さらに、流体噴射装置100が、18kHzの周波数、すなわち18,000ドット/秒で印字するように動作する別の実施形態では、流体噴射装置100は、60インチ/秒(ips)の速さで平行移動する場合、300ドット/インチ(dpi)の解像度を有する画像を生成することができる(300ドット/インチ×60インチ/秒=18,000ドット/秒)。したがって、流体噴射装置100は、比較的広い周波数範囲にわたって動作する際に、ドラフトモードで、ほぼ一定の滴サイズでより速い印字速度すなわち処理速度で動作することができる。他の実施形態では、所望の解像度(すなわち、dpi)×平行移動速度(すなわち、ips)が18,000ドット/秒である限り、解像度を変えたさらなるモードが可能である。さらに、他の実施形態では、流体噴射装置100は、異なる周波数で単一パス印字又は多重パス印字で動作することが可能である。
特定の実施形態について本明細書に図示し説明したが、本発明の範囲から逸脱することなく、種々の代替及び/又は均等の実施態様で、図示し説明した特定の実施形態を置き換えてもよいことが当業者により理解されよう。本願は、本明細書において考察した特定の実施形態のあらゆる適応形態又は変形形態を包含するものである。したがって、本発明は特許請求の範囲及びその均等物によってのみ限定されるものである。
本発明によるインクジェット印字システムの一実施形態を示すブロック図である。 本発明による流体噴射装置の一部の一実施形態を示す概略断面図である。 本発明による流体噴射装置の一部の一実施形態を示す平面図である。 本発明による流体噴射装置の一実施形態のパラメータの例示的な寸法及び例示的な寸法範囲の一実施形態を概説した表である。 本発明による複数の滴噴射要素を備える流体噴射装置の一実施形態を示す平面図である。 本発明による2列の滴噴射要素を備える流体噴射装置の一実施形態を示す平面図である。 本発明による流体噴射装置から噴射される滴の液滴重量対流体粘度の一実施形態を示すグラフである。 本発明による流体噴射装置から噴射される滴の滴噴射周波数対流体粘度の一実施形態を示すグラフである。 本発明による流体噴射装置から噴射される滴の液滴重量対滴噴射周波数の一実施形態を示すグラフである。

Claims (12)

  1. チャンバ(110)と、
    前記チャンバとそれぞれ連通する第1の流体チャネル(120)及び第2の流体チャネル(122)と、
    前記第1の流体チャネルに沿って延在する第1の半島(140)及び前記第2の流体チャネルに沿って延在する第2の半島(142)と、
    前記第1の半島と前記チャンバとの間に延在する第1の側壁(150)、及び前記第2の半島と前記チャンバとの間に延在する第2の側壁(152)とを備え、
    前記第1の側壁は前記チャンバに対して第1の角度(154)を成して方向付けられ、前記第2の側壁は前記チャンバに対して第2の角度(156)を成して方向付けられ、前記第2の角度は前記第1の角度とは異なることを特徴とする流体噴射装置(100)。
  2. 前記チャンバに形成される抵抗器(130)をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の流体噴射装置。
  3. 前記第1の側壁と前記第1の半島の一部とに沿った前記第1の流体チャネルの幅(W1)はほぼ一定であり、前記第2の側壁と前記第2の半島の一部とに沿った前記第2の流体チャネルの幅(W2)はほぼ一定であることを特徴とする請求項1に記載の流体噴射装置。
  4. 前記第1の流体チャネルと前記第2の流体チャネルとを隔てる島(160)をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の流体噴射装置。
  5. 前記島は、前記第1の半島にほぼ沿って方向付けられる第1の側面(162)と、前記第2の半島にほぼ沿って方向付けられる第2の側面(164)とを有することを特徴とする請求項4に記載の流体噴射装置。
  6. 前記島は、前記第1の側壁にほぼ沿って方向付けられる第1の面取り角(166)と、前記第2の側壁にほぼ沿って方向付けられる第2の面取り角(168)とを有することを特徴とする請求項4に記載の流体噴射装置。
  7. 前記第1の流体チャネルと前記第2の流体チャネルとの組み合わされた最小幅は、およそ34ミクロンからおよそ42ミクロンの範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載の流体噴射装置。
  8. 前記第1の流体チャネルと前記第2の流体チャネルとのそれぞれの最小長さは、およそ29ミクロンからおよそ31ミクロンの範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載の流体噴射装置。
  9. 前記第1の半島と前記第2の半島とのそれぞれの長さはおよそ30ミクロンからおよそ52ミクロンの範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載の流体噴射装置。
  10. 前記第1の側壁の前記第1の角度はおよそ43度からおよそ46度の範囲内にあり、前記第2の側壁の前記第2の角度はおよそ30度からおよそ34度の範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載の流体噴射装置。
  11. 基板(40)と、
    前記基板上に形成されるバリア層(60)と、
    前記バリア層の上に延在するオリフィス層(70)とをさらに備え、
    前記バリア層は、前記チャンバ、前記第1の流体チャネル、及び前記第2の流体チャネルを含み、前記オリフィス層は、前記チャンバと連通するオリフィス(74)を含み、
    前記バリア層はおよそ12ミクロンからおよそ16ミクロンの範囲の厚さを有することを特徴とする請求項1に記載の流体噴射装置。
  12. 最大で少なくともおよそ18kHzの周波数で、およそ10ngからおよそ16ngの範囲の重量をそれぞれ有する流体滴を噴射するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の流体噴射装置。
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