JP2007524322A - アンテナアレイ - Google Patents
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Abstract
本発明は、誘電体材料の基板を具え、前記基板の前面に供給ラインを具えるとともに前記基板の後面に接地メタライゼーションを具え、前記接地メタライゼーションが前記基板の前面まで延在することを特徴とする誘電体アンテナに関する。これら誘電体アンテナを、種々の周波数帯域、例えば、GSM900,GSM−PCS,GSM−PCS,UMTS,CDMA及びBluetoothのアプリケーションに対して設計することができる。
Description
本発明は、誘電体材料の基板を具える誘電体アンテナに関する。この基板は、供給ライン及び接地メタライゼーションを支持する。
移動体通信に用いられるパッチアンテナは、米国特許第6545641号又は独国特許第10049843号から既知である。原理的には、パッチアンテナは、パッチアンテナの高さが制約される場合には非常に狭帯域である。このために、制約された範囲でしかパッチアンテナを用いることができない。しかしながら、移動体通信は、送信動作及び受信胴さを可能にするためにかなりの帯域幅を必要とする。複数の基板が、移動体通信のパッチアンテナで使用するために垂直方向に積み上げて配置される。この配置によって、通信に要求される帯域幅を与えることができる。このようなスタッキングモデルは、アンテナのサイズを比例的に増大する。周波数範囲880〜960MHzのGSM900で用いることができるこの設計のGSMアンテナの大きさは、少なくとも19.4mm×10.9mm×4.0mmとなる。表面装着装置のように装着する表面を有するこのアンテナをボード上に配置することが提案されている。アンテナの特性は、ボード上の位置、上部又は側部の位置に依存し、その結果、アッセンブリの状況に適するようアンテナを適合させる必要がある。
誘電体材料基板を有する誘電体ブロックアンテナは、米国特許公開2002/0067312号から既知である。この基板は、供給ライン及び接地メタライゼーションを支持する。
マイクロ波範囲の電磁波が、情報を送信するために移動体通信及び無線通信に用いられる。携帯電話レンジの例は、880〜960MHzの周波数範囲のGMS900及び1710〜1880MHzの周波数範囲の欧州におけるGSM−DCSである。
移動体通信の第3世代は、1880〜2200MHzのUMTSレンジ並びに1920〜1980MHz及び2110〜2170MHzの広帯域CDMAにおいて更なる帯域を有する。2400〜2483.5MHzの周波数範囲の個別の端末装置間の通信に対してBluetoothが用いられる。
対応するアンテナ技術を有する種々のネットワークで用いるために装備されたTri−Band電話と称される携帯電話が、既に市場に出ている。
更に小さな電子装置を提供することに努力が向けられている。これによって、複数のネットワークでのこれらの電子装置の動作を可能にし又は更なる小型化を可能にするようこれら電子装置にアンテナ技術を装備できるようにするために、著しく小さいアンテナ及びアンテナ技術を提供する必要が生じる。
アンテナを互いに隣接して配置することができない。その理由は、互いに近接する配置によってアンテナが互いに大きな悪影響を及ぼすからであり、その結果、アンテナを個別に使用する際に達成することができる互いに隣接して配置したアンテナによって送信及び受信パフォーマンスを達成することができない。このことは、与えられたスペースの利用の最適化に制約を課す。
本発明の目的は、コンパクトな構成を有し、優れた放送特性を有し、かつ、アプリケーションをできるだけフレキシブルにすることができる誘電体アンテナを提供することである。
本発明の目的は、請求項1に記載されたような特徴を有するアンテナによって達成される。
誘電体ブロックアンテナとしても設計される本発明による誘電体アンテナは、誘電体材料基板を有する。この基板は、前面でメタライゼーションを支持し、メタライゼーションは、原則的にはアプリケーションの50Ωの高周波給電線に接続される。このメタライゼーションを、以下では給電線とも称する。基板は、後面において、以下では接地メタライゼーションと称される他のメタライゼーションを支持し、それは、アプリケーションの接地メタライゼーションに接続され、基板の前面まで延在する。本発明によるアンテナは、良好な受信及び送信特性により優れており、コンパクトな設計を有する。
他の形態において、接地メタライゼーションは、アプリケーションに応じた分岐によって形成され、その分岐(スイッチ)の結果、アンテナは、種々の周波数範囲で共振を有する。これによって、このアンテナを複数のネットワークで用いることができる。
他の有利な手段を、他の従属項に記載する。本発明のこれら及び他の態様を、後に説明する一つ以上の実施の形態を参照しながら明らかにするが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
図1及び2は、しばしばパッチパネルとしても設計されるボード5に垂直に配置された誘電体材料7の基板9を有する誘電体アンテナを示す。パッチパネルは、PCBと略称されるプリント回路基板としても設計される。
アンテナ2の垂直配置は、PCB5の上にいかなるスペースも必要とせず、このことは有利である。アンテナ2を、携帯電話機やラップトップのような電子装置の図示しないケースに格納することができ、この場合、アンテナ2のPCB5への電気的な接続のみが利用できるようにする必要がある。この接続を、プラグインコネクタによって確立することができる。アンテナ2のこのようなフレキシブルな配置によって、電子装置内に存在するスペースを最適に利用することができる。したがって、例えば、ラッチ接合又は接着接合を用いることによってアンテナ2をハウジングに固定することができる。
図1及び2に示す配置において、アンテナ2は、PCB5に対して垂直方向に直接固定される。この場合、アンテナ2とPCB5のメタライゼーション6との間に最小距離27が存在するように設計される。このような最小距離27によって、PCB5によるアンテナ2への影響を小さくする。アンテナに対するPCB5の影響を、図11を用いて後に説明する。
アンテナのパフォーマンスのパラメータは、メタライゼーション6に対するPCB5の距離ではなく多数のパラメータによって悪影響が及ぼされる。したがって、例えば、PCB5に対するアンテナ2の相対位置もアンテナの送信及び受信動作に悪影響を及ぼす。このような依存性を、種々の実施の形態を説明するときに詳細に説明する。図1及び2は、互いに相違する二つの配置位置のアンテナ2を示す。アンテナの配置に対して他の位置、特に、ケースの中央の配置も可能である。
図1は、PCB5の長い方の側面エッジに配置された誘電体アンテナ2を示す。アンテナ2の誘電体基板9は、PCB5の平面に垂直に配置される。この位置を側部の位置43と称する。
図2は、PCB5の短い方の側面エッジに配置された誘電体アンテナ2を示す。この配置を上部の位置41と称する。
アンテナの特別な設計により、アンテナを調整することが可能となり、これらのアンテナを、アンテナ2の設計においていかなる適合を行う必要なくほぼ同一のパフォーマンスで上部の位置41及び側部の位置43の配置に用いることができる。基板9上の供給ライン19及び接地メタライゼーション21の配置を、アンテナ2の設計とともに説明する。
PCB5は、特に、アンテナを操作するのに必要な電子部品(ここでは電子部品を図示しない。)を配置するのに必要となる。アンテナ2は、PCB5に装備された電子部品とともに送受信ユニット1を形成する。
本発明による誘電体アンテナ2の実施の形態の構造を、図3を参照して詳細に説明する。図3に示すアンテナ2は、2.4〜2.5GHzの周波数範囲に対して設計される。誘電体材料11は、εr=20.6の誘電率の基板材料として用いられる。典型的な材料は、高周波特性に対して低い損失及び低い温度依存性を有する高周波基板(high-frequency compatible substrate)である。そのような材料は、NPO材料として知られており、又はSL材料と称される。図示した実施の形態の例は、前面13、後面15、短側面17及び長側面18を有するブロック形態の基板9を有する。
短側面17から開始する供給ライン19は、前面13上に延在し、長側面18のエッジに並行である。供給ライン19は、前面13の中央に配置されており、長側面18の長さの半分である。供給ライン19は、短側面17の長さより著しく狭くなっている。アンテナ2の接地メタライゼーション21は、基板9の後面15に配置された主要ライン20を有する。主要ライン20は、後面15の中央に配置され、後面15の長い境界エッジに並行である。接地メタライゼーション21の主要ライン20も、基板9の長さの一部の上にのみ延在し、供給ライン19が開始して前面13上に延在する短側面17に対向するように配置された短側面17上で連続する。接地メタライゼーション21の主要ライン20は、前面13までこの側面17全体に亘って延在する。主要ライン20は、第1アーム37及び第2アームのスイッチ33に分岐する。これら二つのアーム37,39は、基板の前面に並行に延在するとともに前面13の長側面18上の境界エッジを中心とする対称軸35の回りで、ミラー対称に配置される。対称軸35を、明瞭のために図7に示す実施の形態の例にのみ図示する。
前面13及び後面15を、これらの面に平行な平面に投影すると、供給ライン19及び接地メタライゼーション21又は主要ライン20の一部は、所定の領域を互いにカバーする。この領域を、オーバラップ領域と称し、図4に示される。
オーバラップ領域22の長さは、一方では共振の位置に影響を及ぼし、他方では利用できる帯域幅に影響を及ぼす。これは、共振型メタライゼーション(resonant mass metallization)21の有効長又は主要ライン20の有効長が依存するような周波数を用いて基板の後面15の共振型メタライゼーション21における基板9の前面13上の供給ライン19の結合点を変化することによって達成される。したがって、信号が広帯域で配信される。配信を、接地ライン21の幅によって変更することもでき、それは、アプリケーションにおける電気的な環境に対するアンテナの調整を容易にし、電気的な環境は、例えば、ディスプレイ、電池、拡声器及び他の導電表面によって影響が及ぼされる。
第1アーム37及び第2アーム39の基板9の前面13上の接地メタライゼーション21のスイッチの対称性及び並行関係は、決定の効果を有する。その理由は、僅かな偏位によって利用できる大域幅が大幅に減少するからである。接地メタライゼーション21及び供給ライン19のプリント配線の全長及び基板9の誘電率は、共振の位置を支配的に決定する。共振を、これらのパラメータを変更することによって要求に応じて正確に移動することができる。
アンテナ2のメタライゼーション構造である接地メタライゼーション21及び供給ライン19は、銀や胴やアルミニウムのような高導電材料又は超伝導体からなる。
二つの電気的な接続部23及び25は、供給ライン19及び接地メタライゼーション21をPCBに接続する。供給ライン19を、短側面に配置されたコンタクト部を通じて高周波給電線25にコンタクトする。高周波給電線25は、一般に50Ωの抵抗を有する。
図示したアンテナ2の設計は、共振構造として接地メタライゼーション21の主要ライン20上の供給ライン19の部分的に並列な電線管によって高周波信号の結合を行うことと区別される。この配置によって、開始点(entry point)を周波数に応じて偏位することができる。共振構造としての接地メタライゼーション21の対称構造とともに、2.4〜2.5GHzの周波数範囲及び390MHzの帯域幅における−14dBを、8×8×1mm3のみの取り付けサイズに対して−10dBへ良好に調整することができる。このコンパクトなアンテナは、Bluetooth,WLAN及びHomeRF配置に対して設計される。
携帯電話の基板9の垂直配置は実際に使用できる。その理由は、ディスプレイが携帯電話のPCBの一方の側に配置されるとともに電池が常にPCBの他方の側にあるからである。したがって、アンテナ2の基板9の垂直配置は、携帯電話の使用の際に素子の高さを大きくする必要がなく、PCBにスペースを必要としない。
図11は、図3に示したアンテナのシミュレートしたS11パラメータを示す。
図11に示すアンテナのS11パラメータのシミュレートした値によれば、アンテナ2は、100mm×40mmのPCBを用いたときには3400〜2500MHz(Bluetooth,WLAN,HomeRF)の周波数範囲によって−14dBより良好に調整される。したがって、シミュレーションによれば、対応する周波数に対して95%を超えるエネルギーをアンテナに供給することができる。ここでは、PCB5の接地メタライゼーション21からメタライゼーション6までの2mmの最小距離27を仮定する。接地メタライゼーション21は、接続部23を通じたPCB5のメタライゼーション6の電気的な接続を有する。−10dBの調整に対して、アンテナは390MHzの帯域幅を有する。
図11に示すアンテナのS11パラメータのシミュレートした値によれば、アンテナ2は、100mm×40mmのPCBを用いたときには3400〜2500MHz(Bluetooth,WLAN,HomeRF)の周波数範囲によって−14dBより良好に調整される。したがって、シミュレーションによれば、対応する周波数に対して95%を超えるエネルギーをアンテナに供給することができる。ここでは、PCB5の接地メタライゼーション21からメタライゼーション6までの2mmの最小距離27を仮定する。接地メタライゼーション21は、接続部23を通じたPCB5のメタライゼーション6の電気的な接続を有する。−10dBの調整に対して、アンテナは390MHzの帯域幅を有する。
図11は、40mm×30mmのPCBを用いたときの図2からのアンテナ2のシミュレートされたS11パラメータも示す。比較すると、PCBが小さくなるに従って共振の最大が広く平坦になることが明らかである。さらに、変形したアンテナのシミュレートされたS11パラメータを、比較のために図11に示し、その構成は原理的に図3と同一であり、基板の大きさが変更されている。100mm×40mmの大きさのPCBは、このシミュレーションに基づいた。また、シミュレーションから得られたS11パラメータから明らかなように、共振の最大は、基板9の長手方向が増大するとともに基板9の高さが減少するに従って狭くかつ高くなる。
図4,5に示す実施の形態は、図3に示す実施の形態と基本構造が異なり、図3に示す実施の形態において、前面13のアーム37及び39は、前面に配置された給電ライン19を指す端部を有し、それに対して、図4及び5に示すアンテナのアームは、供給ライン19が開始する短側面17の境界エッジで終了する。図4及び5に示すアンテナの残りの構造は、図3を用いて説明したアンテナの構造と同一である。このために、図4及び5に示すアンテナの残りの構造を更に詳しく説明しない。
このアンテナは、1880〜2200MHzのUMTS並びに1920〜1980MHz及び2110〜2170MHzのCDMAの周波数範囲の使用に適している。誘電率21の基板9が選択される。基板は、11mm×11mm×1mmの大きさを有する。アンテナ2の接地メタライゼーション21からPCB5のメタライゼーション6までの最小距離27を2mmとすべきである。これによって、PCB5のメタライゼーションがアンテナ2に悪影響を及ぼすのを防止する。
このアンテナの測定されたS11パラメータを、図10に示す。さらに、90%を超えるアンテナによって吸収される放射エネルギーの成分すなわち最大放射効率を、反射のないアンテナチャンバで測定した。
図10からわかるように、図4及び5に示すアンテナの共振周波数の位置は、取り付け位置に依存する。これによって、種々の取り付け位置に対する任意の特別な設計の必要を軽減し、したがって、開発コストを低減するとともにアプリケーションの範囲を広げる。
アンテナの更に二つの実施の形態を、図6及び7並びに図8及び9に示し、これらは、以前に示した実施の形態と少しだけ異なる。これらのアンテナを、GSM−DCS又はGSM−PCSを有するGSM900用のマルチバンドアンテナとする。21の誘電率を有する材料を、両実施の形態の基板9として用いる。二つの実施の形態の寸法を24×11×1mm3とする。
これらの実施の形態は、交差型スイッチ29として設計した接地メタライゼーション21のスイッチで既に説明した実施の形態と異なる。このスイッチは、基板9の後面15に配置される。この交差型スイッチ29は、主要ライン20に対してミラー対称に延在する二つのアーム31を形成する。アーム31はそれぞれ、主要ライン20に垂直に延在する第1区分を有する。第1区分に接続するアームの第2区分は、主要ライン20に並行に延在し、第2区分の端部は、供給ライン19が開始する短側面17に向かう。これら二つの実施の形態は、第1及び第2区分の長さが異なる。アーム31の形状及び交差型スイッチ29の位置によって、アンテナの共振の位置を特別に変更することができる。更なる共振を実現するために、更にスイッチを設けることができる。
図12は、図6及び7に示すアンテナの上部の位置及び側部の位置におけるシミュレートされたS11パラメータ並びに図8及び9に示すアンテナの側部の位置におけるシミュレートされたS11パラメータを示す。
このアンテナの放射効率を測定チャンバで測定した。アンテナを側部の位置に配置した場合、GSM900周波数帯域において、最大放射効率は90%を超え、DCS周波数帯域において、最大放射効率は80%を超える。一般に、放射は取り付け位置によってある程度影響が及ぼされる。
図13は、図12で既に示したシミュレートされたS11パラメータと比較した上部の位置及び側部の位置に配置された図8及び9に示すアンテナの測定されたS11パラメータを示す。図12に示すシミュレートされたデータと比較して、1710〜1990MHzの周波数範囲の調整は、トリプルバンドアプリケーション(DCS+PCS)に対して十分である。
参照図面のリスト
1 送受信ユニット
2 アンテナ
3 ハウジング
5 PCB
6 PCBのメタライゼーション
7 誘電体アンテナ
9 基板
11 誘電体材料
13 前面
15 後面
17 短側面
18 長側面
19 供給ライン
20 主要ライン
21 接地メタライゼーション
22 オーバラップ領域
23 接地端子
25 高周波給電線/接続部
27 最小距離
29 交差型スイッチ
31 アーム
33 スイッチ
35 対称軸
37 第1アーム
39 第2アーム
41 上部の位置
43 側部の位置
1 送受信ユニット
2 アンテナ
3 ハウジング
5 PCB
6 PCBのメタライゼーション
7 誘電体アンテナ
9 基板
11 誘電体材料
13 前面
15 後面
17 短側面
18 長側面
19 供給ライン
20 主要ライン
21 接地メタライゼーション
22 オーバラップ領域
23 接地端子
25 高周波給電線/接続部
27 最小距離
29 交差型スイッチ
31 アーム
33 スイッチ
35 対称軸
37 第1アーム
39 第2アーム
41 上部の位置
43 側部の位置
Claims (16)
- 誘電体材料の基板を具え、前記基板の前面に供給ラインを具えるとともに前記基板の後面に接地メタライゼーションを具え、前記接地メタライゼーションが前記基板の前面まで延在することを特徴とする誘電体アンテナ。
- 前記接地メタライゼーションが主要ラインを具え、前記主要ラインが、前記後面上に配置され、前記前面に配置された給電ラインに並行に整列したことを特徴とする請求項1記載の誘電体アンテナ。
- 前記給電ライン及び前記接地メタライゼーションがオーバラップ領域を有し、前記給電ラインと前記接地メタライゼーション又は主要ラインとが、前記基板の前面及び後面を投影する場合にオーバラップすることを特徴とする請求項2記載の誘電体アンテナ。
- 前記オーバラップ領域が、前記給電ラインの延在方向における基板の長さの70%未満、好適には50%未満としたことを特徴とする請求項3記載の誘電体アンテナ。
- 前記基板の中心軸における前記基板の前面及び後面にメタライゼーションを配置したことを特徴とする請求項2記載の誘電体アンテナ。
- 前記接地メタライゼーションが前記前面上に二つのアームを有することを特徴とする請求項1記載の誘電体アンテナ。
- 前記二つのアームを前記給電ラインに並行に配置したことを特徴とする請求項6記載の誘電体アンテナ。
- 前記接地メタライゼーションの二つのアームが、前記前面上で同一長を有することを特徴とする請求項6又は7記載の誘電体アンテナ。
- 前記二つのアームを、対称軸の回りでミラー対称に配置したことを特徴とする請求項6記載の誘電体アンテナ。
- 前記接地メタライゼーションが、前記後面上に交差型スイッチを有することを特徴とする請求項6記載の誘電体アンテナ。
- 誘電体材料によって構成された基板と、前記基板の前面上の供給ラインと、前記基板の後面上の供給ラインに並行に配置された、接地メタライゼーションの主要ラインとを具えることを特徴とする移動体通信用誘電体アンテナ。
- 請求項1〜12のうちの少なくとも1項に記載されたアンテナを有する回路基板。
- 前記アンテナの基板を前記回路基板に垂直に配置したことを特徴とする請求項12記載の回路基板。
- 前記基板が、上部の位置及び側部の位置の配置に適していることを特徴とする請求項13記載の回路基板。
- ハウジング及び請求項10又は11記載の回路基板を具える送受信ユニットにおいて、前記アンテナを、前記ハウジングを有する支持部に強固に接続し、前記回路基板に電気的に接続することを特徴とする送受信ユニット。
- 基板を具えるアンテナを装着したハウジングを有する送受信ユニットの製造方法であって、このアンテナを、高周波給電線及び接地端子を通じてPCBに電気的に接続することを特徴とする送受信ユニットの製造方法。
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