JP2007523892A - 処理中の家禽類を中鎖ペルオキシカルボン酸組成物で洗浄する方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本明細書中で使用される、句「中鎖カルボン酸」は、1)同濃度の小鎖(small chain)カルボン酸に関連する悪臭、刺激臭、または不快臭と比較して臭気が軽減されているか欠いているカルボン酸、および2)中性pHでの水性緩衝液中の臨界ミセル濃度が1mMを超えるカルボン酸をいう。20℃の水に無限に溶解するか混和性のあるカルボン酸は中鎖カルボン酸から排除される。中鎖カルボン酸には、沸点(760mmHg圧力)が180〜300℃のカルボン酸が含まれる。1つの実施形態では、中鎖カルボン酸には、沸点(760mmHg圧力)が200〜300℃のカルボン酸が含まれる。1つの実施形態では、中鎖カルボン酸には、25℃での水溶性が1g/L未満のカルボン酸が含まれる。中鎖カルボン酸の例には、ペンタン酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ウンデカン酸、およびドデカン酸が含まれる。
本発明の濃縮物および使用組成物を、種々の抗微生物目的(例えば、家禽類の処理および/または洗浄のための水ベースのシステムの形成)のために使用することができる。本発明の組成物および方法を、生きた鳥の収容から最終製品の包装までの任意の工程での家禽類および/または家禽肉の処理で使用することができる。例えば、本発明の組成物および方法を、家禽類屠体、家禽類屠体の一部、または家禽類器官の洗浄、リンス、冷却、または湯漬け時に、損傷/腐敗の原因微生物および病原性微生物によるこれらの品目の汚染を減少させるために使用することができる。
本方法の家禽類の洗浄方法の実施形態は、中鎖ペルオキシカルボン酸組成物の圧力噴霧を使用する。家禽類製品への噴霧溶液の適用時に、家禽類製品の表面を機械的作用(例えば、振動、擦り、ブラッシングなど)で移動させることができる。振動は、加圧下での噴霧溶液の作用、超音波による家禽類製品の物理的擦りまたは他の方法によるものであり得る。振動は、おそらく微生物を含む割れ目や小さなコロニーに噴霧溶液をより良好に曝露することによって、噴霧溶液が微生物死滅させる有効性を高める。有効性を高めるために、適用前に、噴霧溶液を約15〜20℃または約20〜60℃の温度に加熱することもできる。
家禽類製品の処理の際、家禽類製品をある量の洗浄液を含むタンクに浸漬することができる。洗浄液を攪拌して、溶液の有効性を高め、溶液が家禽類製品に付着している微生物を減らす速度を高める。従来の方法(超音波、溶液へのバブリングによる曝気、機械的方法(濾過器、パドル、ブラシ、ポンプで駆動する液体ジェットなど)、またはこれらの方法の組み合わせが含まれる)によって振動させることができる。洗浄液を加熱して微生物を死滅させる溶液の有効性を高めることができる。1つの実施形態では、家禽類製品の内蔵除去後且つ冷却タンクまたは冷却水噴霧などの任意の冷却プロセスの前に洗浄液に浸漬することができる。1つの実施形態では、家禽類製品を、冷却後に洗浄組成物に浸漬することができる。
本発明の別の実施形態では、家禽類製品を、組成物の泡バージョンで処理することができる。泡を、使用時に発泡界面活性剤と洗浄液と混合することによって調製することができる。発泡界面活性剤は、非イオン性、陰イオン性、または陽イオン性であり得る。有用な界面活性剤型の例には、以下が含まれるが、これらに限定されない:アルコールエトキシレート、アルコールエトキシレートカルボキシレート、アミンオキシド、アルキルスルフェート、アルキルエーテルスルフェート、スルホネート、第4級アンモニウム化合物、アルキルサルコシン、ベタイン、およびアルキルアミドなど。発泡性界面活性剤を、使用時に洗浄液と混合することができる。使用溶液における発泡剤のレベルは、約50ppm〜約2.0重量%である。使用時に、混合物に圧縮空気を注入し、タンク発泡機(foamer)または壁掛け式吸引起泡機などの泡吹き付け(foam application)デバイスによって家禽類製品の表面に適用することができる。
本発明の別の実施形態では、家禽類製品をこの組成物の増粘化またはゲル化されたバージョンで処理することができる。増粘化またはゲル化された状態で、洗浄液は家禽類製品の表面に長時間接触したままであり、それによって抗菌有効性が高められる。増粘化またはゲル化された溶液は、垂直表面にも付着する。この組成物または洗浄液は、既存のテクノロジー(キサンタンガム、高分子増粘剤、またはセルロース増粘剤などなど)を使用して増粘化またはゲル化することができる。アミンオキシドとアニオン対イオンなどの棒状ミセル形成システムを用いることもできる。増粘剤またはゲル化剤を、濃縮生成物中で用いても、使用時に洗浄液に混合してもよい。増粘剤またはゲル化剤の典型的な使用レベルは、約100ppm〜約10重量%である。
本発明の別の実施形態では、家禽類製品を、洗浄液の適用後に活性化光(activating light)(または他の電磁放射線)の供給源に曝露することができる。活性化光(または他の電磁放射線)は、洗浄液の抗菌有効性を改良することができる。光は、紫外線、赤外線、可視光、またはこれらの組み合わせであり得る。他の形態の電磁放射線には、レーダーおよびマイクロ波などが含まれる。
家禽類の洗浄は、大量の水または別のキャリアを使用することができる。再生利用された洗浄水で洗浄された家禽類に望ましくない微生物が伝達されないように水を処理することができる場合、家禽類洗浄水を1回を超えて使用(再生利用)することができる。このような望ましくない微生物の伝達を防止するための1つの方法は、ペルオキシカルボン酸の混合物の添加によって再生利用される洗浄水の微生物負荷を減少させることである。例えば、再生利用されるべき流動物が水ベースであり、且つペルオキシカルボン酸を欠く場合、中鎖ペルオキシカルボン酸濃縮組成物添加して、再生利用すべき流動物中に有効な抗菌濃度のペルオキシカルボン酸を得ることができる。あるいは、再生利用すべき流動物が既にペルオキシカルボン酸を含んでいるか含んでいた場合、中鎖ペルオキシカルボン酸濃縮組成物を添加して、任意の濃度のペルオキシカルボン酸を有効な抗微生物レベルに増加させることができる。再生利用すべき溶液中のペルオキシカルボン酸が完全に枯渇している場合、より多くの中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を添加することが可能である。
本発明の抗微生物組成物の噴霧適用を試験し、家禽類屠体サンプルの細菌病原体汚染が有意に減少することを示すことができる。屠体サンプルを、例えば、ネズミチフス菌ATCC 13311、大腸菌血清型O157:H7 ATCC 43895、またはリステリア・モノサイトジェネス(Listeria monocytogenes)(Petite Scott A)ATCC 49594で汚染されている可能性がある。これらの細菌の同一性を、グラム染色反応、顕微鏡的形態学、および適切な選択培地を使用した成長の特徴に基づいて確認することができる。これらの株を、従来の技術によって培養で成長させ、例えば、107を超えるコロニー形成単位/mL(CFU/mL)が得られるように調整することができる。
本発明は、中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を含む。本発明の中鎖ペルオキシカルボン酸組成物は、従来のペルオキシカルボン酸組成物と比較して増加したレベルの中鎖ペルオキシカルボン酸を含み得る。本発明の組成物は、中鎖ペルオキシカルボン酸および可溶化剤を含み得る。可溶化剤は、中鎖ペルオキシカルボン酸の可溶性を増大させるか維持することができる。本発明の中鎖ペルオキシカルボン酸組成物は、マイクロエマルジョンまたはマイクロエマルジョンを形成することができる界面活性剤を含み得る。本発明の中鎖ペルオキシカルボン酸組成物は、実質的な量の短鎖カルボン酸、短鎖ペルオキシカルボン酸、またはこれらの混合物を含む必要はない。従来の混合ペルオキシカルボン酸組成物では、短鎖カルボン酸、短鎖ペルオキシカルボン酸、またはこれらの混合物は中鎖ペルオキシカルボン酸を可溶化することができると考えられている。
ペルオキシカルボン酸(過カルボン酸)は、一般に、式:R(CO3H)n(式中、例えば、Rは、アルキル基、アリールアルキル基、シクロアルキル基、芳香族基、または複素環基であり、nは、1、2、または3である)を有し、親酸の前にペルオキシを付けることによって命名される。R基は、飽和または不飽和であり、置換または非置換であり得る。本発明の組成物および方法は、例えば、6〜12個の炭素原子を含む中鎖ペルオキシカルボン酸を使用することができる。例えば、中鎖ペルオキシカルボン酸(または過カルボン酸)は、式:R(CO3H)n(式中、Rは、C5〜C11アルキル基、C5〜C11シクロアルキル基、C5〜C11アリールアルキル基、C5〜C11アリール基、またはC5〜C11複素環基であり、nは、1、2、または3である)を有する。
RCOOH+Ox□RCOOOH+Oxned(1)
RCOOH+H2O2□RCOOOH+H2O(2)
本発明の組成物は、可溶化剤を含み得る。本発明は、中鎖カルボン酸および中鎖ペルオキシカルボン酸の可溶化剤に関する。1つの実施形態では、可溶化剤は、中鎖ペルオキシカルボン酸または中鎖カルボン酸の組成物の溶解性を増加させるか維持することができる。本発明の組成物および方法は、種々の適切な可溶化剤のいずれかを含み得る。例えば、可溶化剤には、溶媒、界面活性剤、またはこれらの混合物が含まれ得る。1つの実施形態では、界面活性剤を、溶媒として使用することができる。1つの実施形態では、界面活性剤は、マイクロエマルジョンを形成することができる。1つの実施形態では、本発明の可溶化剤を含む組成物は、粘弾性のゲルまたは液体の形態を取る。1つの実施形態では、可溶化剤は、5重量%の濃度のオクタン酸水溶液を溶解するのに有効である。1つの実施形態では、可溶化剤は、4重量%の濃度のオクタン酸水溶液を溶解するのに有効である。1つの実施形態では、可溶化剤は、3重量%の濃度のオクタン酸水溶液を溶解するのに有効である。1つの実施形態では、可溶化剤は、2重量%の濃度のオクタン酸水溶液を溶解するのに有効である。
1つの実施形態では、本発明の組成物および方法は、可溶化剤として1つまたは複数の(例えば、少なくとも1つの)溶媒を含み得る。適切な溶媒には、中鎖ペルオキシカルボン酸を可溶化するが、有意に分解しない種々の溶媒のいずれかが含まれる。適切な溶媒には、ポリアルキレンオキシド、キャッピングされたポリアルキレンオキシド、グリコールエーテル、非イオン性界面活性剤、またはこれらの混合物などが含まれる。
適切なポリアルキレンオキシドには、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコール、またはこれらの混合物などが含まれる。適切なキャッピングされたポリアルキレンオキシドには、各ポリアルキレンオキシドのモノアルキルエーテルおよびジアルキルエーテル(ポリアルキレングリコールのモノ−およびジ−メチルエーテル、ポリアルキレングリコールのモノ−およびジ−エチルエーテル、ポリアルキレングリコールのモノ−およびジ−プロピルエーテル、ポリアルキレングリコールのモノ−およびジ−ブチルエーテル、またはこれらの混合物など)が含まれる。適切なキャッピングされたポリアルキレンオキシドには、メチルポリエチレングリコール(例えば、ポリエチレングリコールのモノメチルエーテル)、ジメチルポリエチレングリコール(例えば、ポリエチレングリコールのジメチルエーテル)、またはこれらの混合物などが含まれる。
適切な溶媒可溶化剤には、グリコールエーテルが含まれる。適切なグリコールエーテルには、ジエチレングリコールn−ブチルエーテル、ジエチレングリコールn−プロピルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールt−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールn−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールプロピルエーテル、ジプロピレングリコールtert−ブチルエーテル、エチレングリコールブチルエーテル、エチレングリコールプロピルエーテル、エチレングリコールエチルエーテル、エチレングリコールメチルエーテル、エチレングリコールメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールn−ブチルエーテル、プロピレングリコールエチルエーテル、プロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコールn−プロピルエーテル、トリプロピレングリコールメチルエーテル、トリプロピレングリコールn−ブチルエーテル、エチレングリコールフェニルエーテル(Dow Chemical Co.からDOWANOL EPH(商標)として市販されている)、およびプロピレングリコールフェニルエーテル(Dow Chemical Co.からDOWANOL PPH(商標)として市販されている)などまたはこれらの混合物が含まれる。さらなる適切な市販のグリコールエーテル(その全てがUnion Carbide Corp.から市販されている)には、ブトキシエチルPROPASOL(商標)、ブチルCARBITOL(商標)アセテート、ブチルCARBITOL(商標)、ブチルCELLOSOLVE(商標)アセテート、ブチルCELLOSOLVE(商標)、ブチルDIPROPASOL(商標)、ブチルPROPASOL(商標)、CARBITOL(商標)PM−600、CARBITOL(商標)低比重、CELLOSOLVE(商標)アセテート、CELLOSOLVE(商標)、エステルEEP(商標)、FILMER IBT(商標)、ヘキシルCARBITOL(商標)、ヘキシルCELLOSOLVE(商標)、メチルCARBITOL(商標)、メチルCELLOSOLVE(商標)アセテート、メチルCELLOSOLVE(商標)、メチルDIPROPASOL(商標)、メチルPROPASOL(商標)アセテート、メチルPROPASOL(商標)、プロピルCARBITOL(商標)、プロピルCELLOSOLVE(商標)、プロピルDIPROPASOL(商標)、およびプロピルPROPASOL(商標)が含まれる。
溶媒用として適切な非イオン性界面活性剤には、アルコキシル化界面活性剤が含まれる。適切なアルコキシル化界面活性剤には、EO/POコポリマー、キャッピングされたEO/POコポリマー、アルコールアルコキシレート、キャッピングされたアルコールアルコキシレート、またはこれらの混合物などが含まれる。溶媒用として適切なアルコキシル化界面活性剤には、EO/POブロックコポリマー(Pluronicおよび逆Pluronic界面活性剤など)、アルコールアルコキシレート(Dehypon LS−54(R−(EO)5(PO)4)およびDehypon LS−36(R−(EO)3(PO)6)など)、およびキャッピングされたアルコールアルコキシレート(Plurafac LF221およびTegoten EC11など)、またはこれらの混合物などが含まれる。溶媒として使用する場合、非イオン性界面活性剤などの界面活性剤は、界面活性剤として従来使用されている濃度よりも高い濃度であり得る。
半極性型の非イオン性表面活性剤(surface active agent)は、本発明の組成物で有用な別のクラスの非イオン性界面活性剤である。半極性非イオン性界面活性剤には、アミンオキシド、ホスフィンオキシド、スルホキシド、およびそのアルコキシル化誘導体が含まれる。
1つの実施形態では、本発明の組成物および方法は、可溶化剤として1つまたは複数の(例えば、少なくとも1つの)界面活性剤(例えば、マイクロエマルジョン形成界面活性剤)を含み得る。適切な界面活性剤には、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤、双性イオン界面活性剤、またはこれらの混合物などが含まれる。適切なマイクロエマルジョン形成界面活性剤には、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤、双性イオン界面活性剤、またはこれらの混合物などが含まれる。適切なマイクロエマルジョン形成界面活性剤には、非イオン界面活性剤が含まれる。マイクロエマルジョン形成界面活性剤は、中鎖ペルオキシカルボン酸、中鎖カルボン酸、またはこれらの混合物を含む組成物中でマイクロエマルジョンを形成することができる。1つの実施形態では、本発明の組成物は、マイクロエマルジョンを含む。
本発明の組成物は、可溶化剤として陰イオン界面活性剤を含み得る。適切な陰イオン界面活性剤には、有機スルホン酸塩界面活性剤、有機硫酸塩界面活性剤、リン酸エステル界面活性剤、カルボン酸塩界面活性剤、またはこれらの混合物などが含まれる。1つの実施形態では、陰イオン界面活性剤には、アルキルスルホネート、アルキルアリールスルホネート、アルキル化ジフェニルオキシドジスルホネート、アルキル化ナフタレンスルホネート、アルコールアルコキシレートカルボキシレート、サルコシネート、タウレート、アシルアミノ酸、アルカン酸エステル、リン酸エステル、硫酸エステル、またはこれらの塩形態、酸形態、または混合物が含まれる。特定の塩を、適切には、特定の処方物およびニーズに応じて選択する。
R−O−(CH2CH2O)n(CH2)m−CO2X(3)
(式中、Rは、C8〜C22アルキル基または
両性界面活性剤は、塩基性および酸性の親水性および有機疎水性基の両方を含む。これらのイオン構成要素(entity)は、他の界面活性剤型について本明細書中に記載の陰イオン基または陽イオン基のいずれかであり得る。塩基性の窒素および酸性のカルボキシレート基は、塩基性および酸性親水性基として使用される典型的な官能基である。いくつかの界面活性剤では、スルホネート、スルフェート、ホスホネート、またはホスフェートにより、負電荷になる。
双性イオン界面活性剤は、両性界面活性剤のサブセットと考えることができ、陰性に荷電し得る。双性イオン界面活性剤は、第2級および第3級アミンの誘導体、複素環の第2級および第3級アミンの誘導体、または第4級アンモニウム、第4級ホスホニウム、もしくは第3級スルホニウム化合物の誘導体として広義に説明することができる。典型的には、双性イオン界面活性剤には、正電荷の第4級アンモニウムイオン、いくつかの場合、スルホニウムイオンまたはホスホニウムイオン、負電荷のカルボキシル基、およびアルキル基が含まれる。双性イオン界面活性剤は、一般に、陽イオン基および陰イオン基を含み、これらにより、分子の等電領域中でほぼ同程度にイオン化し、正−負電荷中心間の強力な「内部塩(inner−salt)」引力(attraction)を得ることができる。このような合成双性イオン界面活性剤の例には、脂肪族第4級アンモニウム、ホスホニウム、およびスルホニウム化合物の誘導体が含まれ、脂肪族ラジカルは直鎖または分岐鎖であってよく、脂肪族置換基のうちの一方は8から18個の炭素原子を含み、他方は、陰イオン性水可溶化基(例えば、カルボキシ、スルホネート、スルフェート、ホスフェート、またはホスホネート)を含む。ベタインおよびスルタイン界面活性剤は、本明細書中で用いる双性イオン界面活性剤の例である。
本組成物の実施形態についての代表的な構成要素の濃度のいくつかの例を、表A〜Cに見出すことができ、表中の値は、組成物の総重量を参照した成分の重量%で示す。一定の実施形態では、表A〜C中の比率および量を、「約」で修飾することができる。
本発明の組成物は、キャリアも含み得る。キャリアは、本発明の他の成分を溶解するか、懸濁するか、運ぶ媒体を提供する。例えば、キャリアは、ペルオキシカルボン酸の可溶化、懸濁、または生成および平衡混合物の形成のための媒体を提供することができる。キャリアはまた、本発明の抗微生物組成物を対象物上に送達させて湿らせるように機能することができる。この目的を達成するために、キャリアは、これらの機能を容易にすることができる任意の成分を含み得る。
本発明の組成物および方法は、種々の酸化剤のいずれかを含み得る。酸化剤を、ペルオキシカルボン酸の維持または生成のために使用することができる。
過酸化水素;
1(IA)族酸化剤(例えば、過酸化リチウムおよび過酸化ナトリウムなど);
2(IIA)族酸化剤(例えば、過酸化マグネシウム、過酸化カルシウム、過酸化ストロンチウム、および過酸化バリウムなど);
12(IIB)族酸化剤(例えば、過酸化亜鉛など);;
13(IIIA)族酸化剤(例えば、過ホウ酸塩などのホウ素化合物(例えば、式:Na2[Br2(O2)2(OH)4]・6H2Oの過ホウ素酸ナトリウム六水和物(過ホウ素酸ナトリウム四水和物とも呼ばれ、以前はNaBO3・4H2Oと表記していた);式:Na2Br2(O2)2[(OH)4]・4H2Oの過ホウ素酸ナトリウム四水和物(過ホウ素酸ナトリウム三水和物とも呼ばれ、以前はNaBO3・3H2Oと表記していた);および式:Na2[B2(O2)2(OH)4]の過ホウ素酸ナトリウム(過ホウ素酸ナトリウム一水和物とも呼ばれ、以前はNaBO3・H2Oと表記していた))など)、1つの実施形態では、過ホウ素酸塩;
14(IVA)族酸化剤(例えば、過ケイ酸塩およびペルオキシカルボン酸塩(過炭酸塩とも呼ばれる)(過ケイ酸またはペルオキシカルボン酸のアルカリ金属塩など));1つの実施形態では、過炭酸塩;1つの実施形態では、過ケイ酸塩;
15(VA)族酸化剤(例えば、ペルオキシ亜硝酸およびその塩;ならびにペルオキシリン酸およびその塩(例えば、過リン酸塩)など);1つの実施形態では、過リン酸塩;
16(VIA)族酸化剤(例えば、ペルオキシ硫酸およびその塩(ペルオキシ一硫酸およびペルオキシ二硫酸ならびにその塩(過硫酸塩(例えば、過硫酸ナトリウム)など)など));1つの実施形態では、過硫酸塩;
VIIa族酸化剤(過ヨウ素酸ナトリウムおよび過塩素酸カリウムなど)。
1つの実施形態では、本発明の組成物は、酸性化剤を含み得る。酸性化剤は、カルボン酸のペルオキシカルボン酸への変換のための触媒として作用することができる。酸性化剤は、約pH1以下の濃縮組成物を形成するのに有用であり得る。酸性化剤は、約pH5、約pH5以下、約pH4、約pH4以下、約pH3、約pH3以下、約pH2、約pH2以下などの使用組成物を形成するのに有用であり得る。1つの実施形態では、酸性化剤には、無機酸が含まれる。適切な無機酸には、硫酸、リン酸、硝酸、塩酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、プロパンスルホン酸、ブタンスルホン酸、キシレンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、またはこれらの混合物などが含まれる。
例えば、過酸および過酸化水素を安定化し、本発明の組成物中のこの構成要素の未熟な酸化を防止するために、1つまたは複数の安定剤を、本発明の組成物に添加することができる。
本発明の組成物は、任意の数のアジュバントも含み得る。具体的には、本発明の組成物は、組成物に添加することができる任意数の構成要素のうち、抗微生物溶媒、抗微生物剤、湿潤剤、消泡剤、増粘剤、界面活性剤、発泡剤、凝固剤、審美増強剤(すなわち、着色料(例えば、色素))、着臭剤、香料を含み得る。このようなアジュバントを、本発明の抗微生物組成物を使用して予備処方し、同時または抗微生物組成物の添加後でさえも系に添加することができる。本発明の組成物は、公知であり、且つ本発明の活性を促進することができる適用で必要な任意の数の他の構成要素も含み得る。
種々の溶媒のいずれかは、本発明の抗微生物溶媒として有用であり得る。使用前に、抗菌溶媒を使用組成物に添加することができる。適切な抗微生物溶媒には、アセトアミドフェノール、アセタニリド、アセトフェノン、2−アセチル−1−メチルピロール、酢酸ベンジル、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、ベンジルオキシエタノール、エッセンシャルオイル(例えば、ベンズアルデヒド、ピネン、テルピネオール、テルピネン、カルボン、シンナミルアルデヒド(cinnamealdehyde)、竜脳およびそのエステル、シトラール、イオネン、ジャスミンオイル、リモネン、ジペンテン、リナロール、およびそのエステル)、ジカルボン酸ジエステル(例えば、二塩基酸エステル)(アジピン酸ジメチル、コハク酸ジメチル、グルタミン酸ジメチル(DuPont Nylonから商品名DBE、DBE−3、DBE−4、DBE−5、DBE−6、DBE−9、DBE−IB、およびDBE−MEで市販されている商品が含まれる)、マロン酸ジメチル、アジピン酸ジエチル、コハク酸ジエチル、グルタミン酸ジエチル、コハク酸ジブチル、グルタミン酸ジブチルなど)、セバシン酸ジメチル、ピメリン酸ジメチル、スベリン酸ジメチル、炭酸ジアルキル(炭酸ジメチル、炭酸ジエチル、炭酸ジプロピル、炭酸ジイソプロピル、および炭酸ジブチルなど)、有機ニトリル(アセトニトリルおよびベンゾニトリルなど)、フタル酸エステル(フタル酸ジブチル、フタル酸ジエチルヘキシル、およびフタル酸ジエチルなど)が含まれる。所望ならば、抗微生物溶媒の混合物を使用することができる。
本発明の抗微生物組成物は、さらなる抗菌剤を含み得る。使用前に、さらなる抗微生物剤を、使用組成物に添加することができる。適切な抗菌剤には、所望の微生物防御度を得るのに十分な量のカルボン酸エステル(例えば、安息香酸p−ヒドロキシアルキルおよび桂皮酸アルキル)、スルホン酸(例えば、ドデシルベンゼン硫酸)、ヨウ素化合物または活性ハロゲン化合物(例えば、ハロゲン元素、ハロゲンオキシド(例えば、NaOCl、HOCl、HOBr、ClO2)、ヨウ素、インターハライド(interhalide)(例えば、ヨウ素モノクロリド、ヨウ素ジクロリド、ヨウ素トリクロリド、ヨウ素テトラクロリド、臭素クロリド、ヨウ素モノブロミド、またはヨウ素ジブロミド)、ポリハライド、次亜塩素酸塩、次亜塩素酸、次亜臭素酸塩、次亜臭素酸、クロロ−およびブロモ−ヒダントイン、二酸過塩素、および塩化ナトリウム)、有機過酸化物(過酸化ベンゾイル、過酸化アルキルベンゾイル、オゾン、一重項酸素生成物(generator)、およびこれらの混合物が含まれる)、フェノール誘導体(例えば、o−フェニルフェノール、o−ベンジル−p−クロロフェノール、tert−アミルフェノール、およびC1〜C6アルキルヒドロキシルベンゾエート)、第4級アンモニウム化合物(例えば、アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ジアルキルジメチルアンモニウムクロリド、およびこれらの混合物)、ならびにこのような抗微生物剤の混合物が含まれる。
湿潤剤または消泡剤も本発明の組成物で有用である。湿潤剤は、本発明の抗微生物組成物の表面接触または透過活性を増加させるように機能する。本発明の組成物で使用することができる湿潤剤には、本発明の組成物の表面活性を高めることが当該分野で公知の任意の構成要素が含まれる。
本発明の組成物は、種々の公知の増粘剤のいずれかを含み得る。適切な増粘剤には、天然ゴム(キサンタンガム、グアーガム、または植物粘液由来の他のガムなど)、ポリサッカリドベースの増粘剤(アルギン酸、デンプン、およびセルロースポリマー(例えば、カルボキシメチルセルロース)など)、ポリアクリル酸増粘剤、および親水コロイド増粘剤(ペクチンなど)が含まれる。1つの実施形態では、増粘剤は、対象物表面上の汚染残留物を離さない。例えば、増粘剤またはゲル化剤は、食品または接触領域中の他の敏感な製品と適合することができる。一般に、本発明の組成物および方法で使用される増粘剤の濃度は、最終組成物内の所望の粘度によって決定する。しかし、一般的なガイドライとして、本発明の組成物中の増粘剤の粘度は、約0.1重量%〜約1.5重量%、約0.1重量%〜約1.0重量%、または約0.1重量%〜約0.5重量%の範囲である。
本発明の組成物は、固体形態中の組成物の維持に関与し得る凝固剤を含み得る。適切な凝固剤には、固体ポリエチレングリコール(PEG)および固体EO/POブロックコポリマーなど、アミド(ステアリン酸モノエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、またはアルキルアミドなど)、酸またはアルカリ処理過程を介して水溶性にされたデンプン、水溶性にされたセルロール、無機物質など、ポリ(無水マレイン酸/メチルビニルエーテル)、ポリメタクリル酸、融点の高い他の一般的に官能的または不活性な材料などが含まれる。
1つの実施形態では、本発明の組成物は、香料を含む。組成物の安定性または有効性に及ぼす望ましくない影響を回避するために、香料を選択することができる。適切な香料には、酢酸アミル、酢酸イソボルニル、およびサリチル酸アルキル(サリチル酸メチルなど)が含まれる。1つの実施形態では、香料には、アルキルサリチル酸塩が含まれ得る。
本発明は、中鎖ペルオキシカルボン酸を含む組成物、これらの組成物の作製方法、および微生物個体群の減少方法に関する。一定の実施形態では、組成物は、有利に高レベルの中鎖ペルオキシカルボン酸を含むことができ、容易に作製することができ、そして/または臭いを減少させることができる。
本発明の組成物は、濃縮組成物および使用組成物を含む。例えば、濃縮組成物を、例えば、水で希釈して使用組成物を形成することができる。1つの実施形態では、濃縮組成物を、対象物への適用前に使用溶液に希釈することができる。経済的理由のために、濃縮物を販売し、最終使用者は、濃縮物を水または水性希釈剤で使用溶液に希釈することができる。
本発明の組成物は、臨界、近臨界、または未臨界(緻密化)流動物および抗菌剤または抗菌剤のガス状組成物を含み得る。緻密化流動物は、近臨界流動物、臨界流動物、超臨界流動物、または超臨界流動物の性質を有する他の流動物型であり得る。緻密化に適切な流動物には、二酸化炭素、亜酸化窒素、アンモニア、キセノン、クリプトン、メタン、エタン、エチレン、プロパン、および一定のフルオロアルカン(例えば、クロロトリフルオロメタンおよびモノフルオロメタン)など、またはこれらの混合物が含まれる。適切な流動物には、二酸化炭素が含まれる。
本発明の方法で使用される組成物を、中鎖カルボン酸と酸化剤(過酸化水素など)との組み合わせまたは反応によって作製することができる。中鎖カルボン酸と酸化剤との組み合わせまたは反応により、中鎖ペルオキシカルボン酸が生成される。1つの実施形態では、組み合わせには、混合が含まれる。本発明の組成物の作製のために組み合わされる処方物には、可溶化剤、酸性化剤、キャリア、安定剤、またはこれらの混合物も含まれ得る。1つの実施形態では、処方物は、可溶化剤を含む。あるいは、1つまたは複数の(例えば、少なくとも1つの)可溶化剤、酸性化剤、キャリア、またはこれらの混合物を、いくつかまたは全てのペルオキシカルボン酸の生成後に添加することができる。
実施例1−−中鎖ペルオキシカルボン酸および可溶化剤を含む組成物
表1〜5は、中鎖ペルオキシカルボン酸および可溶化剤を含む本発明の組成物の実施例を示す。表中の量は、重量%である。
表6は、組成物KKの作製で達成されたペルオキシオクタン酸の迅速な生成を示す。
本発明の組成物を評価し、中鎖ペルオキシカルボン酸の物理的安定性および有利な安定性を証明した。
いくつかの本発明の中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を、中鎖ペルオキシカルボン酸の安定性について評価した。組成物を含む密封容器を、高温のオーブンに入れるか、室温で一定時間放置した。温度および時間を、以下の表で報告する。60℃で1週間は、室温(RT)で1年間と等価であると見なすことができる。ペルオキシカルボン酸の量を、適定によって決定した。
中鎖ペルオキシカルボン酸の安定性および物理的安定性の決定のために得た結果を、以下の表7および8で報告する。
本発明の組成物を評価し、マイクロエマルジョンの特徴である有利なずり流動化粘性を有することを証明した。
いくつかの本発明の中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を、LVT粘度計およびN2スピンドルを使用して、スピンドル回転の関数として粘度を評価した。組成物の温度は室温であった(約75°F)。
本発明の組成物の粘度の証明のために得た結果を、以下の表7に報告する。スピンドル回転率の増加につれて粘度が減少することは、マイクロエマルジョンの特徴であるずり流動化を示す。各試験組成物は、ずり流動化粘性を示した。
本発明のずり流動化粘性は、マイクロエマルジョンなどの構造化された組成物の特徴である。
本発明の組成物を評価し、グラム陰性細菌、グラム陽性細菌、真菌、胞子、ウイルス、および放線菌などの微生物に対する有利な抗微生物活性が証明された。
2つの十分に確立された方法にしたがって抗微生物活性を決定した。第1の方法は、Germicidal and Detergent Sanitizing Action of Disinfectants,Official Methods of Analysis of the Association of Official Analytical Chemists,paragraph 960.09 and applicable sections,15th Edition,1990(EPA Guideline 91−2)に記載の手順であった。第2の方法は、A.O.A.C.Use Dilution Methods,Official Methods of Analysis of the Association of Official Analytical Chemists,paragraph 955.14 and applicable sections,15th Edition,1990(EPA Guideline 91−2)に記載の手順であった。簡単に述べれば、本発明組成物の抗微生物活性を、標的微生物を含む1mLアリコートを所望の温度で99mLの所望の濃度の試験物質を曝露することによって決定した。特定の接触時間後、微生物を含む1mLの試験溶液を中和し、生菌数を数えた。
表12〜21は、いくつかの異なる試験型で細菌、真菌、および胞子に対して試験した場合に本発明の中鎖ペルオキシカルボン酸組成物が抗菌活性を有したことを示すデータを含む。
表26は、中鎖ペルオキシカルボン酸および可溶化剤を含む本発明の組成物のさらなる例を示す。表中の量は、重量%である。
一定の組成物を、香料の添加後に相安定性および匂いについて評価した。特に、組成物ABおよびAGを評価した。評価した香料には、Green Meadow(Klabin)、Vinegar Mask I(J & E Sozio)、Vinegar Mask II(J&E Sozio)、酢酸アミル、酢酸イソボルニル、およびサリチル酸メチルが含まれていた。
表27に示した結果は、本発明の中鎖ペルオキシカルボン酸組成物が所望の量の泡を発生したことを示す。本研究は、わずかに湿った泡を発生するように設定した(中間点から2回転)「FOAM IT」ブランドのタンク発泡器を使用した。95〜98°Fの使用組成物から泡を分注した。泡を、約10ftの距離から垂直方向のステンレススチール表面(約15ft×15ft)に噴霧した。表27の結果は、本発明の組成物が所望の垂れ時間(hang time)および密度の泡を発生することを証明する。1oz/6galで試験した各組成物は、所望の特徴(約5分間での視覚可能な消泡、垂直面からの十分な泡の流れ、垂直面を良好に広がりながら落ちていくこと、および視覚可能な残留物がなく均一に乾燥することなど)を有する泡を発生した。
本発明のさらなる組成物を評価し、グラム陰性細菌、グラム陽性細菌、真菌、胞子、ウイルス、およびマイコバクテリウムなどの微生物に対する有利な抗菌活性を証明した。
上記の実施例4に記載のように、抗微生物活性を決定した。
表28〜29は、いくつかの異なる試験型で細菌、真菌、および胞子に対して試験した場合に本発明の中鎖ペルオキシカルボン酸組成物が抗微生物活性を有したことを示すデータを含む。
Claims (48)
- 処理中の家禽類における微生物個体群を減少させる方法であって、
微生物個体群を減少させるのに十分な量および時間で中鎖ペルオキシカルボン酸抗微生物組成物を処理中の家禽類に適用する工程と、
前記中鎖ペルオキシカルボン酸抗微生物組成物が、
約2〜約500ppmのペルオキシオクタン酸;
約5〜約2000ppmのオクタン酸;
約95〜約99.99重量%の水;および
約2〜約16,000ppmのポリアルキレンオキシド、ポリアルキレンオキシドのモノアルキルエーテル、ポリアルキレンオキシドのジアルキルエーテル、非イオン性界面活性剤、および陰イオン界面活性剤の少なくとも1つ;
を含むことと、
前記組成物が、各7重量部のオクタン酸について少なくとも約2重量部のペルオキシオクタン酸を含むことと、
を含む、処理中の家禽類における微生物個体群を減少する方法。 - 以前に家禽類に適用した水を再生利用する方法であって、前記方法が、
以前に家禽類に適用した中鎖ペルオキシカルボン酸抗微生物組成物を回収する工程と、
回収した前記組成物に再生利用した前記中鎖ペルオキシカルボン酸抗微生物組成物を得るのに十分な量の中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を添加する工程と、
添加した前記中鎖ペルオキシカルボン酸組成物が、
約0.0005〜約5重量%のペルオキシオクタン酸;
約0.001〜約10重量%のオクタン酸;
約5〜約99.99重量%の水;
約0.001〜約60重量%のポリアルキレンオキシド、ポリアルキレンオキシドのモノアルキルエーテル、ポリアルキレンオキシドのジアルキルエーテル、非イオン性界面活性剤、および陰イオン界面活性剤の少なくとも1つ;
約0.002〜約10重量%の酸化剤;
約0.001〜約30重量%の無機酸;および
約0.001〜約5重量%の金属イオン封鎖剤;
を含むことと、
前記組成物が、各7重量部のオクタン酸について少なくとも約2重量部のペルオキシオクタン酸を含むことと、
を含む、以前に家禽類に適用した水を再生利用する方法。 - 以前に家禽類に適用した水を再生利用する方法であって、前記方法が、
以前に家禽類に適用した中鎖ペルオキシカルボン酸抗微生物組成物を回収する工程と、
回収した前記組成物に再生利用した前記中鎖ペルオキシカルボン酸抗微生物組成物を得るのに十分な量の中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を添加する工程と、
添加した前記中鎖ペルオキシカルボン酸組成物が、
約0.5〜約5重量%のペルオキシオクタン酸;
約1〜約10重量%のオクタン酸;
約5〜約97重量%の水;
約1〜約20重量%の陰イオン界面活性剤;
約5〜約10重量%の酸化剤;
約15〜約35重量%の無機酸;および
約1〜約5重量%の金属イオン封鎖剤;
を含むことと、
前記組成物が、マイクロエマルジョンを含むことと、
を含む、以前に家禽類に適用した水を再生利用する方法。 - 以前に家禽類に適用した水を再生利用する方法であって、前記方法が、
以前に家禽類に適用した中鎖ペルオキシカルボン酸抗微生物組成物を回収する工程と、
回収した前記組成物に再生利用した前記中鎖ペルオキシカルボン酸抗微生物組成物を得るのに十分な量の中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を添加する工程と、
添加した前記中鎖ペルオキシカルボン酸組成物が、
約0.0005〜約5重量%のペルオキシオクタン酸;
約0.001〜約10重量%のオクタン酸;
約40〜約99.99重量%の水;
約0.001〜約60重量%のポリアルキレンオキシド、ポリアルキレンオキシドのモノアルキルエーテル、ポリアルキレンオキシドのジアルキルエーテル、非イオン性界面活性剤、および陰イオン界面活性剤の少なくとも1つ;
約0.002〜約10重量%の酸化剤;
約0.001〜約30重量%の無機酸;および
約0.001〜約5重量%の金属イオン封鎖剤;
を含むことと、
を含む、以前に家禽類に適用した水を再生利用する方法。 - 家禽類の表面上の微生物負荷の軽減に有効な中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を含む抗微生物濃縮組成物であって、前記組成物が、
約0.0005〜約5重量%のペルオキシオクタン酸;
約0.001〜約10重量%のオクタン酸;
約5〜約99.99重量%の水;
約0.001〜約60重量%のポリアルキレンオキシド、ポリアルキレンオキシドのモノアルキルエーテル、ポリアルキレンオキシドのジアルキルエーテル、非イオン性界面活性剤、および陰イオン界面活性剤の少なくとも1つ;
約0.002〜約10重量%の酸化剤;
約0.001〜約30重量%の無機酸;および
約0.001〜約5重量%の金属イオン封鎖剤;
を含み、
前記組成物が、各7重量部のオクタン酸について少なくとも約2重量部のペルオキシオクタン酸を含む、抗微生物濃縮組成物。 - 家禽類の表面上の微生物負荷の軽減に有効な中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を含む抗微生物濃縮組成物であって、前記組成物が、
約0.5〜約5重量%のペルオキシオクタン酸;
約1〜約10重量%のオクタン酸;
約5〜約97重量%の水;
約1〜約20重量%の陰イオン界面活性剤;
約5〜約10重量%の酸化剤;
約15〜約35重量%の無機酸;および
約1〜約5重量%の金属イオン封鎖剤;
を含み、
前記組成物が、マイクロエマルジョンを含む、抗微生物濃縮組成物。 - 家禽類の表面上の微生物負荷の軽減に有効な中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を含む抗微生物濃縮組成物であって、前記組成物が、
約0.0005〜約5重量%のペルオキシオクタン酸;
約0.001〜約10重量%のオクタン酸;
約40〜約99.99重量%の水;
約0.001〜約60重量%のポリアルキレンオキシド、ポリアルキレンオキシドのモノアルキルエーテル、ポリアルキレンオキシドのジアルキルエーテル、陰イオン界面活性剤、および非イオン性界面活性剤の少なくとも1つ;
約0.002〜約10重量%の酸化剤;
約0.001〜約30重量%の無機酸;および
約0.001〜約5重量%の金属イオン封鎖剤;
を含む、抗微生物濃縮組成物。 - 微生物個体群を減少させるのに十分な量および時間で中鎖ペルオキシカルボン酸抗微生物組成物を処理中の家禽類に適用する工程を含む、処理中の家禽類における微生物個体群を減少させる方法。
- 前記処理される家禽類が、ニワトリ、七面鳥、ダチョウ、ゲームヘン(game hen)、雛鳥、ホロホロ鳥、キジ、カモ、ガチョウ、エミュー、またはこれらの組み合わせを含む、請求項8に記載の方法。
- 前記中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を前記家禽類の水浸(submersing)によって適用する工程を含む、請求項8に記載の方法。
- 前記中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を、水浸湯漬け(submersion scalding)、水浸冷却(submersion chilling)、ハイドロクーリングもしくはハイドロチリング(hydro−chilling)、回転浸漬(tumble immersion)、またはこれらの組み合わせによって適用する工程を含む、請求項10に記載の方法。
- 前記中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を、皮下出血、プール血液(pooled blood)、またはその組み合せの視覚的に僅かな黒ずみを得るために選択される持続時間および濃度で適用する工程を含む、請求項10に記載の方法。
- 前記中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を、前記家禽類のリンスまたは噴霧によって適用する工程を含む、請求項8に記載の方法。
- 前記中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を、脱羽毛ピッカー(de−feathering picker)、鳥の内外洗浄(inside−outside bird washing)、ドレスリンス(dress rinsing)、噴霧リンス(spray rinsing)、またはこれらの組み合わせによって適用する工程を含む、請求項13に記載の方法。
- 前記中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を、完全体の家禽類屠体に適用する工程を含む、請求項8に記載の方法。
- 前記中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を、失神、放血、湯漬け、脱羽、毛焼き(singeing)、またはこれらの組み合わせに供した家禽類屠体に適用する工程を含む、請求項15に記載の方法。
- 前記中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を、家禽類屠体の1つまたは複数の解体部分に適用する工程を含む、請求項8に記載の方法。
- 前記中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を、断頭、脚の除去、内蔵除去、断首、切り分け、またはこれらの組み合わせに供した家禽類屠体に適用する工程を含む、請求項17に記載の方法。
- 前記中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を、切り分けに供した家禽類の脚、大腿部、胸肉(breast quater)、手羽先、または家禽類のこれらの組み合わせに適用する工程を含む、請求項18に記載の方法。
- 前記中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を、骨抜きにも供した家禽類に適用する工程を含む、請求項17に記載の方法。
- 前記中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を、骨抜きした家禽類の脚、大腿部、胸肉、手羽先、またはこれらの組み合わせに適用する工程を含む、請求項20に記載の方法。
- 前記中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を、空気冷却(air chilling)によって適用する工程を含む、請求項8に記載の方法。
- 前記中鎖ペルオキシカルボン酸組成物が、ペルオキシオクタン酸を含む、請求項22に記載の方法。
- 前記空気冷却が、ガス状または緻密化(densified)流動物の抗微生物組成物を適用する工程を含む、請求項22に記載の方法。
- 前記家禽類を活性化光(activated light)に曝露する工程をさらに含む、請求項8に記載の方法。
- 前記活性化光が、紫外線、赤外線、可視光線、またはこれらの組み合わせを含む、請求項25に記載の方法。
- 前記中鎖ペルオキシカルボン酸抗微生物組成物が、
約2〜約500ppmの中鎖ペルオキシカルボン酸;
約5〜約2000ppmの中鎖カルボン酸;
約95〜約99.99重量%の水;および
約2〜約16,000ppmの可溶化剤;
を含む、請求項8に記載の方法。 - 前記中鎖ペルオキシカルボン酸抗微生物組成物が、安定剤、湿潤剤、増粘剤、発泡剤、酸性化剤(acidulant)、顔料、染料、またはこれらの組み合わせをさらに含む、請求項27に記載の方法。
- 前記微生物個体群が、糞便または消化管内容物による汚染の結果である、請求項8に記載の方法。
- 前記微生物個体群が、連続オンラインプロセスによって減少する、請求項29に記載の方法。
- 適用後、
適用した前記中鎖ペルオキシカルボン酸抗微生物組成物を回収する工程と、
回収した前記組成物に再生利用した前記中鎖ペルオキシカルボン酸抗微生物組成物を得るのに十分な量の中鎖ペルオキシカルボン酸を添加する工程と、
をさらに含む、請求項8に記載の方法。 - 再生利用した前記組成物を処理中に家禽類に適用する工程をさらに含む、請求項31に記載の方法。
- 前記中鎖ペルオキシカルボン酸が、
約0.5〜約5重量%の中鎖ペルオキシカルボン酸;
約1〜約10重量%の中鎖カルボン酸;
約5〜約97重量%の水;および
約1〜約20重量%のマイクロエマルジョンフォーマー(former);
を含み、
前記組成物が、マイクロエマルジョンを含む、請求項31に記載の方法。 - 前記中鎖ペルオキシカルボン酸が、
約0.0005〜約5重量%の中鎖ペルオキシカルボン酸;
約0.001〜約10重量%の中鎖カルボン酸;
約0〜約99.99重量%の水;および
約0.001〜約80重量%の前記中鎖ペルオキシカルボン酸および前記中鎖カルボン酸の可溶化に有効な可溶化剤;
を含み、
前記組成物が、各7重量部の中鎖カルボン酸について約2重量部以上の中鎖ペルオキシカルボン酸を含む、請求項31に記載の方法。 - 前記中鎖ペルオキシカルボン酸が、
約0.0005〜約5重量%の中鎖ペルオキシカルボン酸;
約0.001〜約10重量%の中鎖カルボン酸;
約40〜約99.99重量%の水;および
約0.001〜約80重量%の前記中鎖ペルオキシカルボン酸および前記中鎖カルボン酸の可溶化に有効な可溶化剤;
を含む、請求項31に記載の方法。 - 前記再利用した中鎖ペルオキシカルボン酸抗微生物組成物が、
約2〜約500ppmの中鎖ペルオキシカルボン酸;
約5〜約2000ppmの中鎖カルボン酸;
約95〜約99.99重量%の水;および
約2〜約16,000ppmの可溶化剤;
を含む、請求項31に記載の方法。 - 以前に家禽類に適用した水を再生利用する方法であって、前記方法が、
以前に家禽類に適用した中鎖ペルオキシカルボン酸抗微生物組成物を回収する工程と、
回収した前記組成物に再生利用した前記中鎖ペルオキシカルボン酸抗微生物組成物を得るのに十分な量の中鎖ペルオキシカルボン酸を添加する工程と、
を含む、以前に家禽類に適用した水を再生利用する方法。 - 前記再生利用した組成物を処理中に家禽類に適用する工程をさらに含む、請求項37に記載の方法。
- 前記中鎖ペルオキシカルボン酸組成物が、
約0.0005〜約5重量%の中鎖ペルオキシカルボン酸;
約0.001〜約10重量%の中鎖カルボン酸;
約0〜約99.99重量%の水;および
約0.001〜約80重量%の前記中鎖ペルオキシカルボン酸および前記中鎖カルボン酸の可溶化に有効な可溶化剤;
を含み、
前記組成物が、各7重量部の中鎖カルボン酸について約2重量部以上の中鎖ペルオキシカルボン酸を含む、請求項37に記載の方法。 - 前記中鎖ペルオキシカルボン酸組成物が、
約0.5〜約5重量%の中鎖ペルオキシカルボン酸;
約1〜約10重量%の中鎖カルボン酸;
約5〜約97重量%の水;および
約1〜約20重量%のマイクロエマルジョンフォーマー;
を含み、
前記組成物が、マイクロエマルジョンを含む、請求項37に記載の方法。 - 前記中鎖ペルオキシカルボン酸組成物が、
約0.0005〜約5重量%の中鎖ペルオキシカルボン酸;
約0.001〜約10重量%の中鎖カルボン酸;
約40〜約99.99重量%の水;および
約0.001〜約80重量%の前記中鎖ペルオキシカルボン酸および前記中鎖カルボン酸の可溶化に有効な可溶化剤;
を含む、請求項37に記載の方法。 - 前記組成物が以前に屠体の洗浄またはリンスに適用されている、請求項37に記載の方法。
- 前記組成物が以前に鳥の内外洗浄に適用されている、請求項37に記載の方法。
- 家禽類の表面上の微生物負荷の軽減に有効な中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を含む抗微生物濃縮組成物であって、前記組成物が、
約0.5〜約5重量%の中鎖ペルオキシカルボン酸;
約1〜約10重量%の中鎖カルボン酸;
約5〜約97重量%の水;および
約1〜約20重量%のマイクロエマルジョンフォーマー(former);
を含み、
前記組成物が、マイクロエマルジョンを含む、抗微生物濃縮組成物。 - 家禽類の表面上の微生物負荷の軽減に有効な中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を含む抗微生物濃縮組成物であって、前記組成物が、
約0.0005〜約5重量%の中鎖ペルオキシカルボン酸;
約0.001〜約10重量%の中鎖カルボン酸;
約0〜約99.99重量%の水;および
約0.001〜約80重量%の前記中鎖ペルオキシカルボン酸および前記中鎖カルボン酸の可溶化に有効な可溶化剤;
を含み、
前記組成物が、各7重量部の中鎖カルボン酸について約2重量部以上の中鎖ペルオキシカルボン酸を含む、抗微生物濃縮組成物。 - 家禽類の表面上の微生物負荷の軽減に有効な中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を含む抗微生物濃縮組成物であって、前記組成物が、
約0.0005〜約5重量%の中鎖ペルオキシカルボン酸;
約0.001〜約10重量%の中鎖カルボン酸;
約40〜約99.99重量%の水;および
約0.001〜約80重量%の前記中鎖ペルオキシカルボン酸および前記中鎖カルボン酸の可溶化に有効な可溶化剤;
を含む、抗微生物濃縮組成物。 - 家禽類の表面上の微生物負荷の軽減に有効な中鎖ペルオキシカルボン酸組成物を含む抗微生物的に使用される組成物であって、前記組成物が、
約2〜約500ppmの中鎖ペルオキシカルボン酸;
約5〜約2000ppmの中鎖カルボン酸;
約95〜約99.99重量%の水;および
約2〜約16,000ppmの可溶化剤;
を含む、抗微生物的に使用される組成物。 - 家禽類の処理表面上の微生物個体群を減少させる方法であって、前記方法が、
微生物個体群を減少させるのに十分な量および時間で中鎖ペルオキシカルボン酸抗微生物組成物を家禽類の処理表面に適用する工程、
を含む、家禽類の処理表面上の微生物個体群を減少させる方法。
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