JP2007522875A - 多量の混成液体を少なくとも2つの成分に分離する装置及び方法 - Google Patents

多量の混成液体を少なくとも2つの成分に分離する装置及び方法 Download PDF

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Abstract

分離バッグは、少なくとも第1の成分バッグ(2)と第2の成分バッグ(3)とに接続される。分離バッグ(1)は、多量の混成液体を遠心分離機にかけて、少なくとも第1の成分と第2の成分との沈降を生じるようにスピンされる。少なくとも第1の成分及び第2の成分が沈降されたとき、第1の成分は、少なくとも1つの第1の移送流速で、第1の成分バッグ(2)に移送される。第1の成分が第1の成分バッグに移送されたとき、第2の成分は、少なくとも1つの第1の移送流速とは異なる少なくとも1つの第2の移送流速で、第2の成分バッグ(3)に移送される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多量の混成液体を少なくとも2つの成分に分離する装置及び方法に関する。
国際公開第03/089027号 本発明の装置及び方法は、特に、水溶性成分と1つ以上の細胞成分とを備える生物学的流体の分離に適する。例えば、本発明の可能性のある使用は、多量の全血の流動によって得られる多量の濾過血液から、そこから血小板と白血球とを除去するフィルタによって、血漿成分と赤血球成分とを抽出することと、多量の全血の流動によって得られる多量の濾過血液から、そこから白血球を除去するフィルタによって、血漿成分と、血小板成分と、赤血球成分とを抽出することと、多量の全血から、血漿成分と細胞成分(血小板と、白血球と、赤血球とを含む)とを抽出することであり、細胞成分は、その後、そこから血小板と白血球とを除去するように濾過されることと、多量の全血から、血漿成分と、血小板成分と、赤血球成分とを抽出することであり、白血球は、その後、濾過によって、血小板成分と赤血球成分とから除去されることと、を含む。
血液成分を処理する装置が、国際公開第03/089027号から周知である。この装置は、少なくとも1つの生成物バッグ、例えば、血小板成分バッグに接続される環状分離バッグと協働するように構成される遠心分離機を備える。遠心分離機は、
―分離バッグを支持するターンテーブルと、分離バッグに接続される生成物バッグを含む中央区画とを有する、ロータと、
―分離バッグを圧搾して、分離バックから生成物バッグへ分離成分(例えば、希薄溶液中に懸濁される血小板)を移送させる、圧搾システムと、
を含む。
本発明の目的は、最小限の時間で、全血などの混成液体を少なくとも2つの高品質成分に分離するために最適化分離プロセスを行うことが可能な、遠心分離装置を設計することである。
本発明によれば、多量の混成液体(例えば、全血)を少なくとも第1の成分(例えば、血漿、それぞれ、血小板を含む)と、第2の成分(例えば、血小板、それぞれ、単核球を含む)とに分離する装置の第1の実施形態において、多量の混成液体は、少なくとも第1の成分バッグと第2の成分バッグとに接続される軟質分離バッグに含まれ、この実施形態は、
・分離バッグをスピンするロータを有する遠心分離機と、
・分離バッグを圧搾して、分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分を移送させ、かつ、分離バッグから第2の成分バッグへ第2の成分を移送させる、圧搾部材と、
・分離バッグ内に少なくとも第1の成分と第2の成分との沈降を可能にする少なくとも1つの遠心分離速度と、第1の成分バッグへの第1の成分の少なくとも1つの第1の移送流速及び第2の成分バッグへの第2の成分の少なくとも1つの第2の移送流速に関する情報とを格納する、メモリであり、それによって、少なくとも1つの第1の移送流速及び少なくとも1つの第2の移送流速は異なる、メモリと、
―少なくとも1つの遠心分離速度と、少なくとも1つの第1の移送流速と少なくとも1つの第2の移送流速とに関する情報とをメモリから受信するように、
―ロータを少なくとも1つの遠心分離速度で回転させるように、
―分離バッグ内に少なくとも第1の成分と第2の成分とが沈降後、少なくとも1つの第1の移送流速で分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分を移送するように、かつ、少なくとも1つの第2の移送流速で分離バッグから第2の成分バッグへ第2の成分を移送するように、圧搾部材に分離バッグを圧搾させるように、
プログラムされる制御ユニットと、
を備える。
本発明によれば、多量の混成液体(例えば、全血)を少なくとも第1の成分(例えば、血漿を含む)と、第2の成分(例えば、血小板と、白血球と、赤血球を含む)とに分離する装置の第2の実施形態において、多量の混成液体は、少なくとも第1の成分バッグに接続される軟質分離バッグに含まれ、この実施形態は、
・分離バッグをスピンするロータを有する遠心分離機と、
・分離バッグを圧搾して、分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分を移送させる圧搾部材と、
・分離バッグ内に少なくとも第1の成分と第2の成分との沈降を可能にする少なくとも1つの遠心分離速度と、第1の成分バッグへの第1の成分の少なくとも第1の移送流速と第2の移送流速とに関する情報とを格納する、メモリと、
―少なくとも1つの遠心分離速度と、少なくとも第1の移送流速と少なくとも第2の移送流速とに関する情報とをメモリから受信するように、
―ロータを少なくとも1つの遠心分離速度で回転させるように、
―分離バッグ内に少なくとも第1の成分と第2の成分とが沈降後、第1の移送流速で分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分の第1の部分を移送するように、かつ、第2の移送流速で分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分の第2の部分を移送するように、圧搾部材に分離バッグを圧搾させるように、
プログラムされる制御ユニットと、
を備える。
より詳細には、多量の混成液体(例えば、全血)を少なくとも第1の成分(例えば、血漿を含む)と、第2の成分(例えば、血小板を含む)を含む中間成分と、第3の成分(例えば、赤血球を含む)とに分離する装置において、多量の混成液体は、少なくとも第1の成分バッグと中間成分バッグとに接続される軟質分離バッグに含まれ、この装置は、
・分離バッグをスピンするロータを有する遠心分離機と、
・分離バッグを圧搾して、分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分の少なくとも1つの部分を移送させ、かつ、分離バッグから中間成分バッグへ中間成分を移送させる圧搾部材と、
・分離バッグ内に少なくとも第1の成分と第2の成分と第3の成分との沈降を可能にする少なくとも1つの遠心分離速度と、第1の成分バッグへの第1の成分の少なくとも1つの第1の移送流速及び中間成分バッグへの中間成分の少なくとも1つの第2の移送流速に関する情報とを格納する、メモリであり、それによって、少なくとも1つの第1の移送流速及び少なくとも1つの第2の移送流速は異なる、メモリと、
―少なくとも1つの遠心分離速度と、少なくとも1つの第1の移送流速と少なくとも1つの第2の移送流速とに関する情報とをメモリから受信するように、
―ロータを少なくとも1つの遠心分離速度で回転させるように、
―分離バッグ内に少なくとも第1の成分と第2の成分と第3の成分とが沈降後、少なくとも1つの第1の移送流速で、分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分の少なくとも1つの部分を移送するように、かつ、少なくとも1つの第2の移送流速で、分離バッグから中間成分バッグへ中間成分を移送するように、圧搾部材に分離バッグを圧搾させるように
プログラムされる制御ユニットと、
を備える。
各分離成分が対応する成分バッグへ移送される流速(又は様々な流速)は、
―できる限り速いが、同時であるように、
―分離成分と、接触する成分とのかなりの汚染(例えば、血漿成分と血球との汚染)を生じないほど遅いように、
―分離成分が構成されることがある細胞に実質的に有害な衝撃(例えば、血小板又は赤血球の溶血現象の活性化)を有さないほど遅いように、
選択される。
したがって、本発明の主要な関心事の1つは、できる限り迅速に多量の混成液体を高品質の成分(すなわち、実質的に他の成分によって汚染されない、かつ、損傷されない)に分離することを可能にすることである。
本発明による装置の他の機構は、以下のとおりである。
―圧搾部材は、さらに、分離バッグに接続された第3の成分バッグへ第3の成分を移送させるためであり、
・メモリは、さらに、第3の成分バッグへの第3の成分の少なくとも1つの第3の移送流速に関する情報を格納するためであり、それによって、少なくとも1つの第3の移送流速は、少なくとも1つの第2の移送流速と異なり、
・制御ユニットは、さらに、
―少なくとも1つの第3の移送流速に関する情報をメモリから受信するように、
―少なくとも1つの第3の移送流速で、分離バッグから第3の成分バッグへ第3の成分を移送するように、圧搾部材に分離バッグを圧搾させるように、
プログラムされる。
―少なくとも1つの第1の移送流速は、ほぼ一定の流速である。
―少なくとも1つの第2の移送流速は、初期流速と最終流速とを備え、最終流速は、初期流速より遅い。
―少なくとも1つの第3の移送流速は、初期流速と最終流速とを備え、最終流速は、初期流速より遅い。
―本発明の第1の変形では、制御ユニットは、さらに、
―分離バッグ内に第1の成分と第2の成分と第3の成分とが沈降時、少なくとも1つの第1の移送流速で、分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分の第1の部分を移送するように、圧搾部材に分離バッグを圧搾させるのに対して、第1の成分の第2の部分が、分離バッグ内にとどまるように、
―第1の成分バッグへ第1の成分の第1の部分を移送後、第2の成分を第1の成分の第2の部分と混合して、中間成分を形成するように、遠心分離速度を変化させるように、
プログラムされる。
―本発明の第1の変形では、制御ユニットは、さらに、
―分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分の第1の部分の移送の間、第1の遠心分離速度で、ロータを回転させるように、
―第2の成分を第1の成分の第2の部分と混合して、中間成分を形成するように、第1の遠心分離速度から第2の遠心分離速度へ遠心分離速度を迅速に減速させるように、
プログラムされる。
―別の方法として、本発明の第2の変形では、制御ユニットは、さらに、
―分離バッグ内に第1の成分と第2の成分と第3の成分とが沈降時、少なくとも1つの第1の移送流速で、分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分の第1の部分を移送するように、圧搾部材に分離バッグを圧搾させるのに対して、第1の成分の第2の部分は、分離バッグ内にとどまるように、
―第1の成分バッグへ第1の成分の第1の部分を移送後、第2の成分を第1の成分の第2の部分及び第3の成分と混合させるように、第1の遠心分離速度から第2の遠心分離速度へ遠心分離速度を迅速に減速させるように、
―第2の成分と、第1の成分の第2の部分及び第3の成分とを混合後、第2の成分を備える中間成分と第1の成分の第2の部分とから第3の成分を分離するように、第2の遠心分離速度から第3の遠心分離速度へ遠心分離速度を加速させるように、
プログラムされる。
制御ユニットは、さらに、分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分を移送前、分離バッグから成分バッグの1つへ空気を移送させるようにプログラムされる。
―装置は、
・分離バッグを第1の成分バッグに接続する第1のチューブと相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、ロータに取り付けられる第1のバルブ部材と、
・分離バッグを中間成分バッグに接続する第2のチューブと相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、ロータに取り付けられる第2のバルブ部材と、
・分離バッグを第3の成分バッグに接続する第3のチューブと相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、ロータに取り付けられる第3のバルブ部材と、
をさらに備え、
制御ユニットは、さらに、第1のバルブ部材と第2のバルブ部材と第3のバルブ部材とを制御するようにプログラムされる。
―装置は、
・中間成分バッグへの流体の経路の第3の成分を検知する第1のセンサと、
・第1のセンサの上流側の中間成分バッグへの流体の経路の第3の成分を検知する第2のセンサと、
・第1の成分バッグへの流体の経路の第3の成分を検知する第3のセンサと、
をさらに備える。
―制御ユニットは、さらに、
―第1のバルブ部材を開口させることによって、
―第2のバルブ部材と第3のバルブ部材とを閉鎖させることによって、
―第3のセンサが第1の成分バッグへの流体の経路の第3の成分を検知するまで、圧搾部材に分離バッグを圧搾させることによって、
分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分の少なくとも1つの部分を移送させるように、プログラムされる。
―制御ユニットは、さらに、
―第2のバルブ部材を開口させることによって、
―第1のバルブ部材と第3のバルブ部材とを閉鎖させることによって、
―第1のセンサが中間成分バッグへの流体の経路の第3の成分を検知するまで、圧搾部材に分離バッグを圧搾させることによって、
分離バッグから中間成分バッグへ中間成分を移送させるように、プログラムされる。
―制御ユニットは、さらに、第2のセンサが第3の成分を検知するまで、初期流速で、かつ、第1のセンサが第3の成分を検知するとき、最終流速で、中間成分を移送させるように、プログラムされる。
―制御ユニットは、さらに、
―第3のバルブ部材を開口させることによって、
―第1のバルブ部材と第2のバルブ部材とを閉鎖させることによって、
―分離バッグが実質的に空になるまで、圧搾部材に分離バッグを圧搾させることによって、
分離バッグから第3の成分バッグへ第3の成分を移送させるように、プログラムされる。
―第1のセンサは、さらに、
―第1のバルブ部材と第2のバルブ部材とを閉鎖させることによって、
―第3のバルブ部材を開口させることによって、
―第1のセンサが第1の成分を検知するまで、圧搾部材に分離バッグを圧搾させることによって、
分離バッグから第3の成分バッグへの経路の液体を検知するように構成され、かつ、制御ユニットは、さらに、分離バッグから第3の成分バッグへ空気を移送させるようにプログラムされる。
―ロータは、
・分離バッグを支持するターンテーブルと、
・軟質分離バッグを囲むようにターンテーブルに固定されることが可能なふたと、
を備え、
―圧搾部材は、
・ターンテーブルに固定されるフレキシブルなダイヤフラムと、
・ターンテーブルとフレキシブルなダイヤフラムとの間に境界が定められる拡張可能なチャンバの内外に作動液をポンプで注入するポンプステーションであり、それによって、軟質分離バッグは、作動液が拡張可能なチャンバへポンプで注入されるとき、ふたに圧搾される、ポンプステーションと、
・作動液の圧力を感知して、分離バッグが実質的に空であるときを検知する圧力センサと、
を備える。
―制御ユニットは、さらに、圧力センサによって測定された液圧が決定された圧力しきい値に達するまで、第1の流速で、かつ、圧力センサによって測定される液圧が決定された圧力しきい値に達した後、第2の流速で、第3の成分を移送させるようにプログラムされ、第2の流速は、第1の流速より遅い。
本発明によれば、多量の混成液体(例えば、全血)を少なくとも第1の成分(例えば、血漿、それぞれ血小板を含む)と、第2の成分(例えば、血小板、それぞれ単核球を含む)とに分離する、第1の方法が、
―多量の混成液体を遠心分離機にかけて、少なくとも第1の成分と第2の成分とを沈降させるように、多量の混成液体を含む分離バッグをスピンすることと、
―少なくとも第1の成分及び第2の成分が沈降したとき、少なくとも1つの第1の移送流速で、分離バッグに接続される第1の成分バッグへ第1の成分を移送することと、
―第1の成分が第1の成分バッグへ移送されたとき、少なくとも1つの第2の移送流速で、分離バッグに接続された第2の成分バッグへ第2の成分を移送することと、
の各ステップを備え、それによって、少なくとも1つの第1の移送流速及び少なくとも1つの第2の移送流速は、異なる。
本発明によれば、多量の混成液体(例えば、全血)を少なくとも第1の成分(例えば、血漿を含む)と、第2の成分(例えば、血小板と、白血球と、赤血球とを含む)とに分離する第2の方法が、
―多量の混成液体を遠心分離機にかけて、少なくとも第1の成分と第2の成分とを沈降させるように、多量の混成液体を含む分離バッグをスピンすることと、
―少なくとも第1の成分及び第2の成分が沈降したとき、少なくとも1つの第1の移送流速で、分離バッグに接続された第1の成分バッグへ第1の成分の第1の部分を移送することと、
―第1の成分の第1の部分が第1の成分バッグへ移送されたとき、少なくとも1つの第2の移送流速で、第2の成分バッグへ第1の成分の第2の部分を移送することと、
の各ステップを備え、それによって、少なくとも1つの第1の移送流速及び少なくとも1つの第2の移送流速は、異なる。
より詳細には、多量の混成液体(例えば、全血)を第1の成分(例えば、血漿を含む)と、第2の成分(例えば、血小板を含む)を含む中間成分と、第3の成分(例えば、赤血球を含む)とに分離する方法が、
―多量の混成液体を遠心分離機にかけて、第1の成分と第2の成分と第3の成分とを沈降させるように、少なくとも1つの遠心分離速度で、多量の混成液体を含む分離バッグをスピンすることと、
―3つの成分が沈降したとき、少なくとも1つの第1の移送流速で、分離バッグに接続される第1の成分バッグへ第1の成分の少なくとも1つの部分を移送することと、
―第1の成分の少なくとも1つの部分が第1の成分バッグへ移送されたとき、少なくとも1つの第2の移送流速で、分離バッグに接続された中間成分バッグへ中間成分を移送することと、
の各ステップを備え、それによって、少なくとも1つの第1の移送流速及び少なくとも1つの第2の移送流速は、異なる。
本発明による方法の他の機構は、以下のとおりである。
―方法は、さらに、少なくとも1つの第3の移送流速で、分離バッグから、分離バッグに接続された第3の成分バックへ第3の成分を移送するステップを備え、それによって、少なくとも1つの第3の移送流速は、少なくとも1つの第2の移送流速と異なる。
―少なくとも1つの第1の移送流速は、ほぼ一定の流速である。
―少なくとも1つの第2の移送流速は、初期流速と最終流速とを備え、最終流速は、初期流速より遅い。
―少なくとも1つの第3の移送流速は、初期流速と最終流速とを備え、最終流速は、初期流速より遅い。
―中間成分を中間成分バッグへ移送するステップは、
―第3の成分が中間成分バッグへの中間成分の経路の第1の位置で検知されるまで、初期流速で、中間成分を中間成分バッグへ移送することと、
―第3の成分が中間成分バッグへの中間成分の経路の第2の位置で検知されるとき、最終流速で、中間成分を中間成分バッグへ移送することと、
の各ステップを備え、第1の位置は、第2の位置の上流側にある。
―第1の成分の少なくとも1つの部分を移送するステップは、分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分の第1の部分を移送することを備えるのに対して、第1の成分の第2の部分は、分離バッグにとどまる。
―方法は、さらに、第1の成分バッグへ第1の成分の第1の部分を移送後、中間成分を形成するように、第2の成分を第1の成分の第2の部分と混合するステップを備える。
―本発明の第1の変形では、第2の成分を第1の成分の第2の部分と混合するステップは、第1の遠心分離速度から第2の遠心分離速度へ遠心分離速度を迅速に減速するステップを備える。
―本発明の第2の変形では、第2の成分を第1の成分の第2の部分と混合するステップは、
―第1の成分の第2の部分を第2の成分及び第3の成分と混合するように、第1の回転速度から、第1の遠心分離速度より実質的に遅い第2の遠心分離速度に遠心分離速度を迅速に減速することと、
―第2の成分と、中間成分を形成する第1の成分の第2の部分との混合物から第3の成分を分離するように、第2の回転速度から、第1の遠心分離速度より遅い第3の遠心分離速度に遠心分離速度を加速することと、
を備える。
―方法は、さらに、分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分を移送する前に、分離バッグから成分バッグの1つへ空気を移送するステップを備える。
―分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分を移送するステップは、
―分離バッグを第1の成分バッグに接続する第1のチューブを通る流体のフローを可能にすることと、
―分離バッグを中間成分バッグに接続する第2のチューブを通る流体のフローをブロックすることと、
―分離バッグを第3の成分バッグに接続する第3のチューブを通る流体のフローをブロックすることと、
―第3の成分が第1の成分バッグへの流体の経路で検知されるまで、分離バッグを圧搾することと、
を備える。
―分離バッグから中間成分バッグへ中間成分を移送するステップは、
―分離バッグを第1の成分バッグに接続する第1のチューブを通る流体のフローをブロックすることと、
―分離バッグを中間成分バッグに接続する第2のチューブを通る流体のフローを可能にすることと、
―分離バッグを第3の成分バッグに接続する第3のチューブを通る流体のフローをブロックすることと、
―第3の成分が中間成分バッグへの流体の経路で検知されるまで、分離バッグを圧搾することと、
を備える。
―分離バッグから第3の成分バッグへ第3の成分を移送するステップは、
―分離バッグを第1の成分バッグに接続する第1のチューブを通る流体のフローをブロックすることと、
―分離バッグを中間成分バッグに接続する第2のチューブを通る流体のフローをブロックすることと、
―分離バッグを第3の成分バッグに接続する第3のチューブを通る流体のフローを可能にすることと、
―分離バッグが実質的に空になるまで、分離バッグを圧搾することと、
を備える。
―分離バッグを圧搾するステップは、
―分離バッグを液圧へさらすことと、
―液圧を測定することと、
を備え、
分離バッグから第3の成分バッグへ第3の成分を移送するステップは、
―測定された液圧が決定された圧力しきい値に達するまで、第1の流速で、第3の成分を移送することと、
―測定された液圧が決定された圧力しきい値に達した後、第2の流速で、第3の成分を移送することと、
を備え、第2の流速は、第1の流速より遅い。
―方法は、さらに、分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分を移送する前に、分離バッグから第3の成分バッグへ空気を移送するステップを備え、前記ステップは、
―分離バッグを第1の成分バッグに接続する第1のチューブを通る流体のフローをブロックすることと、
―分離バッグを中間成分バッグに接続する第2のチューブを通る流体のフローをブロックすることと、
―分離バッグを第3の成分バッグに接続する第3のチューブを通る流体のフローを可能にすることと、
―液体が第3の成分バッグへの第1の成分の経路で検知されるまで、分離バッグを圧搾することと、
を備える。
本発明の他の特色及び利点は、単なる例示であると考慮される、下記の説明及び添付の図面から明らかである。
明瞭化のために、本発明は、特定の使用、すなわち、少なくとも2つの成分、特に、血漿を備える第1の成分、血小板を備える第2の成分及び赤血球を備える第3の成分への、全血の分離について説明している。しかしながら、この特定の使用は単なる例示であることを理解されたい。
血漿生成物、血小板生成物及び赤血球生成物に全血を分離するように構成される分離バッグのセットが、図1に示されている。このセットは、分離バッグ1と3つの生成物バッグ2、3、4とを備える。分離バッグ1は、環状であり、外側円形エッジ5と内側円形エッジ6とを有する。分離バッグの変形が、内側エッジ6から外側エッジ5へ延出する1つ又は2つの壁を含み、そのために、バッグ内に画定されるチャンバは、環状である代わりに、C形状を有し、このCは多少開口する。さらに、分離バッグは、遠心分離機のロータの平坦なサポート表面、又は切頭円錐状サポート表面のいずれかに合うように形作られることが可能である。血漿生成物を含むように意図される第1の生成物バッグ2は、第1のチューブ7によって、分離バッグ1に、それの内側エッジ6で接続される。血小板生成物を含むように意図される第2の生成物バッグ3は、第2のチューブ8によって、分離バッグ1に、これの内側エッジ6で接続される。赤血球生成物を含むように意図される第3の生成物バッグ4は、第3のチューブ9によって、分離バッグ1に、これの内側エッジ6で接続される。これは、白血球減数フィルタ12(白血球を除去するフィルタ)の入口と出口とにそれぞれ接続される2つのセグメントを有するチューブ11によって、二次バッグ10に接続される。二次バッグ10は、多量の赤血球用貯蔵溶液を含む。二次バッグ10内から取り外し可能なプラグ13(例えば、いわゆる「脆いピン」)が、接続チューブ11を通る液体のフローをブロックして、この貯蔵溶液が第3の生成物バッグ4へ流動することを防止する。このバッグセットは、さらに、1つの端部において、分離バッグ1に、これの内側エッジで接続される供給チューブ14を備える。供給チューブ14のもう1つの端部は、多量の分離される血液がドナーから分離バッグ1へ直接取り出される場合、カニューレに接続されるか、又は、ドナーチューブ18(図1に示されるように)によって順番にカニューレ17に接続された収集バッグ16に、直接あるいは滅菌コネクタ15を介して接続されるかのいずれかである。ドナーからの多量の血液が直接移送されるバッグ(分離バッグ1又は収集バッグ16)は、多量の抗凝血溶液(一般に、約450mlの血液供血に対して約70mlのクエン酸ナトリウム液)を含む。
図2は、分離バッグ1を示し、これは、狭い通路22を経由して内側半円形分配チャネル21と連絡する環状チャンバ20を画定する溶接線によって互いに結合される、軟質プラスチック材料の2枚の重ね合わせシートから作られる。より詳細には、環状チャンバ20は、外側エッジ5を形成する第1の円形溶接線と、内側エッジ6を形成する第2の円形溶接線とによって画定され、2つの円形線は、実質的に同軸である。分配チャネル21は、2つの実質的に平行かつ半円形の溶接線によって画定され、分配チャネル21の外側エッジ23と内側エッジ24とを形成する。環状チャンバの内側エッジ6及び分配チャネル21の外側エッジ24は、2つのポイントで結合して、それらの間に通路22を画定する。環状チャンバ20の内側エッジ6は、2つの連絡点の方へ向って内方に集中して、環状チャネル20の別の円形内側エッジ6の結果として生じる陥凹部は、通路22のちょうど上流側の環状チャンバ20内に三角形のベイエリア25を画定する。
通路22は、分配チャネル21において、チャネルの全長の約3分の2で開口する。通路22に関して、分配チャネル21は、その結果、相互に連結され、通路22から反対方向に延在する長いセグメントと小さいセグメントとを備えるように画定され得る。赤血球生成物用生成物バッグ4を分離チャンバ1に接続するチューブ9は、チャネル21の小さいセグメントに、その端部で接続される。血小板生成物用生成物バッグ3を分離チャンバ1に接続するチューブ8は、チャネル21の長いセグメントに、その端部で接続される。血漿生成物用生成物バッグ2を分離チャンバ1に接続するチューブ7は、チャネル21の長いセグメントに、これの全長の約2分の1で接続される。全血の源(ドナー又は収集バッグ16)を分離バッグ1に接続するチューブ14は、分配チャネル21の小さいセグメントが延在する方向と同じ方向に、通路22から内側エッジ6の周辺の約3分の1において、環状チャンバ1に、それの内側エッジ6で接続される。
分配チャネル21及びチューブ7、8、9、14の端部部分は、半硬質プラスチック材料の1枚のシートから作られるディスク形状サポート26に埋め込まれ、環状チャンバ20の内側エッジ6に、これの周辺で固定される。ディスク形状サポート26は、これの中間に大きいカットアウトと、分配チャネル21へのチューブ7、8、9の接続ポイントに隣接する3つの小さい円形カットアウト28、29、30とを備える。円形カットアウト28、29、30は、チューブ7、8、9の端部部分に対して位置決めされ、そのため各チューブは、対応する円形カットアウトの直径に沿って延在して、その結果、ディスク形状サポート26によってこれの全長の部分全体にわたりまっすぐに維持される。
図3、図4及び図5は、遠心分離によって多量の混成液体を分離する装置を示す。この装置は、図1及び図2に示される分離バッグと生成物バッグとのセットを受容するように構成される遠心分離機と、分離バッグを圧搾して、分離された成分を生成物バッグへ移送させる圧搾システムとを備える。
遠心分離機は、ベアリングアセンブリ33によって支持されるロータを備え、このロータが垂直中心軸34のまわりに回転することを可能にする。ロータは、円筒形ロータシャフト35、36と、ロータシャフト35、36の長手方向軸及びコンテナ37の長手方向軸がロータの中心軸34と一直線に並べられるように、このロータシャフト35、36にそれの上方端部で接続される円筒形コンテナ37と、ターンテーブル37の中心軸がロータの中心軸34と一直線に並べられるように、コンテナ37にそれの上方端部で接続される円形ターンテーブル38と、を備える。ロータシャフトは、第1の上方部分35と第2の下方部分36とを備える。シャフトの上方部分35は、一部はベアリングアセンブリ33を通って延在する。プーリ39は、シャフトの上方部分35の下方端部に接続される。
遠心分離機は、さらに、中心垂直軸34まわりにロータを回転するように、プーリ39の溝に係合されるベルト41によってロータに結合されるモータ40を備える。
分離装置は、さらに、プラスチックチューブを通る流体のフローを選択的にブロックする、又は可能にして、プラスチックチューブを選択的に密閉及び中断するように、ロータに取り付けられる3つのピンチバルブ部材42、43、44を備える。各バルブ42、43、44は、細長い円筒形本体と、定置の上方ジョー及び開口位置と閉鎖位置との間を移動可能な下方ジョーによって画定される溝を有するヘッドとを備え、この溝は、下方ジョーが開口位置にあるとき、図1及び図2に示されるバッグセットのプラスチックチューブ7、8、9の1つが、その中に寄り添うように係合されることが可能なような大きさに作られる。細長い本体は、下方ジョーを動かすソレノイド始動メカニズムを含み、これは、プラスチックチューブを密閉及び中断するのに必要なエネルギーを供給する無線周波発電機に接続される。ピンチバルブ部材42、43、44は、円筒形コンテナ37の内側に、これの内部表面に隣接して取り付けられ、そのために、それらの長手方向軸は、ロータの中心軸34に平行であり、それらのヘッドは、コンテナ37のリムの上に突出する。図2に示される分離バッグ1のサポート部分26の3つの円形カットアウト28、29、30は、それを通る3つのピンチバルブ部材42、43、44のヘッドの係合を可能にするような大きさに作られて、位置決めされ、チューブ7、8、9の部分は、ピンチバルブ部材42、43、44のヘッドの溝に面するように方向付けられる、円形カットアウト28、29、30全体にわたり延在する。電力が、ロータシャフトの下方部分36まわりに取り付けられるスリップリング45を介してピンチバルブ部材42、43、44に供給される。
ターンテーブル38は、上方の小さいエッジがコンテナ37のリムに接続される中心切頭円錐部分46と、切頭円錐部分46の下方の大きいエッジに接続される環状の平坦部分47と、環状部分47の外側周辺から上方に延在する外側円筒形フランジ48とを備える。ターンテーブル38は、さらに、開口位置と閉鎖位置との間を旋回するようにヒンジ50によってフランジ48に固定される、アーチ形天井の円形ふた49を備える。ふた49には、ロック51が装着され、これによって、ふたが閉鎖位置でブロックされることが可能である。ふた49は、これの上方部分に、ロータの円筒形コンテナ37にアクセスする大きいカットアウト52を備える。ふた49は、ふた49が閉鎖位置にあるとき、これが、ターンテーブル38の切頭円錐部分46と環状の平坦部分47とで、ほぼ平行四辺形の形状を有する径方向断面を有する切頭円錐環状区画53を画定するように形作られる、環状内部表面を有する。切頭円錐環状区画53は、以下「分離区画」とするが、図2に示される分離バッグの分離チャンバを含むように意図される。
分離区画53内で分離バッグを圧搾して、分離成分を生成物バッグへ移送させる圧搾システムは、ターンテーブル38の切頭円錐部分46と環状平坦部分47との内側を覆うように形作られるフレキシブルな環状ダイヤフラム54を備え、これは、これの小さい円形エッジと大きい円形エッジとに沿ってそれに固定される。圧搾システムは、さらに、ロータシャフトの下方部分36の下方端部からターンテーブル38へロータを延通するダクト55を経由して、フレキシブルなダイヤフラム54とターンテーブル38との間に画定される、拡張可能な液圧チャンバ32内外に作動液をポンプで注入する、液圧ポンプステーション31を備える。ポンプステーション31は、回転流体カプーリング58を経由してロータダクト55に流動的に接続される液圧シリンダ57内を移動可能なピストン56を有するピストンポンプを備える。ピストン56は、ピストンロッドにリンクされる親ねじ60を動かすステッパモータ59によって作動される。液圧シリンダ57は、さらに、液圧シリンダ57、ロータダクト55及び拡張可能な液圧チャンバ32を含む液圧回路へ、かつ、から作動液の導入又は回収を選択的に可能にするために、バルブ62によって制御されるアクセスを有する作動液貯蔵所61に接続される。圧力ゲージ63が、中の液圧を測定するために液圧回路に接続される。
分離装置は、さらに、装置が作動するとき、分離バッグ内に生じる分離プロセスの特性を検知する3つのセンサ64、65、66を備える。3つのセンサ64、65、66は、ふた49が閉鎖されるとき、図2に示されるように分離バッグ1に面するようにふた49内に埋め込まれる。第1のセンサ64(以下、「チャネルセンサ」とする)は、分配チャネル21の長いセグメント全体にわたり位置決めされるように、ふた49内に埋め込まれる。チャネルセンサ64は、分配チャネル21内の液体の有無、液体中の赤血球を検知することとができる。第2のセンサ65(以下、「ベイセンサ」とする)は、ベイエリア25全体にわたり位置決めされるようにふた49内に埋め込まれる。ベイセンサ65は、液体中の赤血球を検知することができる。第3のセンサ66(以下、「バッグセンサ」とする)は、分配チャネル21の小さいセグメントの側のベイエリア25のわずかに外側に、分離チャンバ20の内側エッジ6から分離チャンバの全幅の約3分の1に、分離チャンバ20全体にわたり位置決めされるように、ふた49内に埋め込まれる。バッグセンサ66は、液体中の赤血球を検知することができる。各センサ64、65、66は、赤外線LEDと光検知器とを含む光電池を備えることが可能である。
分離装置は、さらに、マイクロプロセッサと、このマイクロプロセッサに、装置の作動に関する情報及びプログラムされた命令を供給するメモリとを含む、制御装置67を備える。特に、マイクロプロセッサは、ロータが分離プロセスの様々な段階の間に回転される様々な遠心分離速度に関する情報と、分離成分が分離バッグ1から生成物バッグ2、3、4へ移送される様々な移送流速に関する情報と、を受信するようにプログラムされる。様々な移送流速に関する情報は、例えば、液圧回路の作動液流速として、又は、液圧ポンプステーション31のステッパモータ59の回転速度として表示されることが可能である。マイクロプロセッサは、さらに、圧力ゲージ63からと、光電池64、65、66からとの情報を、直接又はメモリを介して受信するようにプログラムされる。
マイクロプロセッサは、さらに、分離装置を所定の分離プロトコルに沿って作動させるように、遠心分離機のモータ40と、ステッパモータ59と、ピンチバルブ部材42、43、44とを制御するように、プログラムされる。
分離プロトコルの第1の例は、以下のとおりである。
第1段階:分離される多量の抗凝固血液は、使い捨てセットが以下の変形の1つにより遠心分離装置に装填される前又は後に、分離バッグへ移送される。
―第1の変形:分離される多量の抗凝固血液(例えば、約500ml)が、使い捨てセットが遠心分離装置に装着される前に、分離バッグへ移送される。クランプが分離バッグ1への各チューブ7、8、9の接続部に置かれた後、収集バッグ16に含まれる多量の抗凝固血液が、重力によって分離バッグ1へ移送される。収集バッグ16を分離バッグに接続するチューブ14は、密閉及び中断される。分離バッグ1は、ターンテーブル38内に装着され、チューブ7、8、9は、ピンチバルブ部材42、44、43に係合され、生成物バッグ2、3、4及び二次バッグ10は、コンテナ37へ置かれる。ピンチバルブ部材42、43、44は、閉鎖されて、チューブ7、8、9のクランプは、取り外される。別の方法として、分離装置の作動の間分離バッグ内で増加する圧力が脆いシ―ルを壊すほど十分に高くない限りは、生成物バッグ2、3、4と分離バッグ1との間の連通を防止するように、圧力に脆いシ―ルが分配チャネル21の両セグメントに設けられるとき、クランプはチューブ7、8、9に置かれない。
―第2の変形:多量の抗凝血剤を含む分離バッグ1が、直接ドナーに接続されることと、ドナーの血液が、その後さらに収集バッグとして使用される分離バッグ1へ直接取り出されることとを除いては、第1の変形と同じである。
第2段階:分離バッグ1に存在する空気は、赤血球成分が後に移送されることになる生成物バッグ4へ一掃される。
ピンチバルブ部材42、43は、閉鎖され、チューブ9が係合されるピンチバルブ部材44は、開口する。ロータは、遠心分離機のモータ40によって動くようにセットされ、これの回転速度は、これが第1の速い遠心分離速度(例えば、約3200RPM)で回転するまで確実に増加する。ロータが第1の遠心分離速度で回転する前に、ポンプステーション31は、一定の流速(例えば、約240ml/分)で、作動液を液圧チャンバ32へポンプで注入するように作動し、その結果として、分離バッグ1を圧搾する。分離バッグ1に存在する空気は、赤血球成分用生成物バッグ4へ排出される。チャネルセンサ64が分配チャネル21の液体を検知すると、ポンプステーション31は、停止され、ピンチバルブ部材44は、閉鎖される。
分離バッグ1の分配チャネル21が脆いシ―ルによって初めに閉鎖されるとき、分離バッグ1で増加する圧力が脆いシ―ルを壊させるほど十分に高くなると、分離バッグ1から生成物バッグ4へ空気が移送される。
別の方法として、分離バッグ1に含まれる空気は、血漿成分用生成物バッグ2、又は血小板成分用生成物バッグ3のいずれかへ排出されることが可能であることに留意されたい。しかしながら、これにより、赤血球成分が後に、重力によって、生成物バッグ4から二次バッグ10へ移送されることを可能にするので、赤血球成分用バッグ4中の空気を排出することは興味深いことである。
第3段階:分離チャンバ内の血液は、所望のレベルまで沈降される。
この段階の始めに、3つのピンチバルブ部材42、43、44は、閉鎖される。ロータは、多量の血液のヘマトクリットが分離チャンバ1に初めに移送したとしても、血液は、外側の環状赤血球層のヘマトクリットが約90であり、かつ、内側の環状血漿層の血漿が実質的に細胞、赤血球層と血漿層との間の中間の環状層をその場合占める血小板と白血球を含まないポイントにまで、選択した周期の終わりに、その中に沈降するように選択される、所定の周期時間(例えば、約220秒)、第1の速い遠心分離速度(例えば、約3200RPM)で回転される。
第4段階:第1の成分(血漿成分)が、生成物バッグ2へ移送される。
この段階の始めに、3つのピンチバルブ部材42、43、44は、閉鎖される。第4段階を通して、ロータは、第1の速い遠心分離速度(例えば、3200RPM)で回転される。所定の沈降周期が終わる前に起こり得る、バッグセンサ66が赤血球の検知を停止した後の所定の周期時間後、血漿成分バッグ2へのアクセスを制御するピンチバルブ部材42は、開口され、ポンプステーション31は、一定の流速(例えば、約220ml/分)で、作動液を液圧チャンバ32へポンプで注入するように作動され、その結果として、血漿の第1の部分を生成物バッグ2へ移送させるように分離バッグ1を圧搾するのに対して、血漿の第2の部分(例えば、約60ml)が、分離バッグ1にとどまる。ポンプステーション31は、バッグセンサ66が赤血球を検知した後、所定の周期時間が経過したときに停止される。
血漿成分の移送流速(作動液の流速に直接関連する)は、血漿成分を血小板で汚染することを回避するように血小板層をかき乱すことなく、できる限り速いように選択される。
第5段階:中間成分(血小板成分)が、分離バッグ1で準備される。
―第1の変形:血小板成分バッグ3へのアクセスを制御するピンチバルブ部材43は、開口され、ピンチバルブ部材42、44は、閉鎖される。ロータの回転速度は、血漿の第2の部分への血小板の懸濁の結果として生じる中間成分を形成するように、第1の遠心分離速度から第2の遠心分離速度(例えば、約10秒内に、約3200RPMへ約2000RPM)へ迅速に減速されるのに対して、赤血球層及び懸濁血小板層は、実質的に分離されたままである。
―第2の変形:3つのピンチバルブ部材42、43、44は、閉鎖される。ロータの回転速度は、赤血球と、血小板と、血漿の第2の部分とを混合するように、第1の遠心分離速度から第2の遠心分離速度へ(例えば、約20秒内に、約3200RPMから約1000RPMへ)迅速に減速される。ロータの回転速度は、次に、分離バッグ1で赤血球成分と、血漿中に血小板の懸濁液を備える中間成分とを分離するように、第2の遠心分離速度から、第1の遠心分離速度よりも遅い第3の遠心分離速度へ(例えば、約1000RPMから約2500RPMへ)加速される。
第6段階:中間成分(血小板成分)は、生成物バッグ3へ移送される。
血小板成分バッグ3へのアクセスを制御するピンチバルブ部材43は、開口され、ピンチバルブ部材42、44は、閉鎖される。ロータは、第2の遠心分離速度(例えば、先行段階が第5段階の第1の変形である場合、約2000RPM)又は第3の回転速度(例えば、先行段階が第5段階の第2の変形である場合、約2500RPM)で回転される。ポンプステーション31は、第1の流速で、作動液を液圧チャンバ32へポンプで注入するように作動され、その結果として、分離バッグ1を圧搾し、血小板成分を生成物バッグ3へ移送させる。第1の流速(例えば、約140ml/分)は、血漿成分が第4段階で生成物バッグ2へ移送される流速(例えば、約220ml/分)より実質的に遅い。血小板成分の第1の移送流速(作動液の第1の流速に直接関連する)は、血小板の活性化を同時にトリガすることなく、懸濁された血小板が沈降することを防止するのに十分に速いように選択される。
ベイセンサ65が赤血球を検知するとき、ポンプステーション31は、赤血球による血小板成分の汚染を防止するために、第1の流速より実質的に遅い第2の流速(例えば、40ml/分)で、作動液を液圧チャンバ32へポンプで注入するように作動される。
作動液が所定の周期時間(例えば、約4秒)、第2の流速で液圧チャンバ32へポンプで注入されたとき、ポンプステーションは、チャネルセンサ64が赤血球を検知した後、所定の周期時間(例えば、約12秒)が経過するまで、第2の流速より遅い第3の流速(例えば、約20ml/分)で作動液をポンプで注入するように作動される。ポンプステーション31は、次に、停止される。
第7段階:第3の成分(赤血球成分)は、生成物バッグ4へ移送される。
赤血球成分バッグ4へのアクセスを制御するピンチバルブ部材44は、開口され、ピンチバルブ部材42、43は、閉鎖される。ロータの回転速度は、第2の遠心分離速度(例えば、約2000RPM)又は第3の遠心分離速度(例えば、約2500RPM)から、第4の遅い遠心分離速度(例えば、約1500RPM)へ減速される。ポンプステーション31は、第1の流速で、作動液を液圧チャンバ32へポンプで注入するように作動され、その結果として、赤血球成分を生成物バッグ4へ移送させるように、分離バッグ1を圧搾する。第1の流速(例えば、約350ml/分)は、血漿成分が第4段階で生成物バッグ2へ移送される流速(例えば、約220ml/分)より実質的に速い。赤血球成分の第1の移送流速(作動液の流速に直接関連する)は、赤血球を損傷する(溶血現象)ことなく、できる限り速いように選択される。
圧力ゲージ63によって測定される作動液の圧力が第1の高い圧力しきい値(例えば、約0.7バール)に達するとき、作動液の流速は、第1の流速から第2の流速(例えば、約100ml/分)へ減速される。
圧力ゲージ63によって測定される作動液の圧力が第2の高い圧力しきい値(例えば、約1.6バール)に達するとき、作動液の流速は、第2の流速から第3の流速(例えば、約37ml/分)へさらに減速される。
赤血球成分の第2の移送流速及び第3の移送流速(作動液の流速に直接関連する)は、赤血球成分の最大部分が赤血球成分バッグ4へ移送されるように選択される。
作動液の圧力が第2の圧力しきい値に達した後所定の周期時間(例えば、約30秒)が経過したとき、ロータの回転速度は、ロータが停止するまで減速され、ポンプステーション31は、液圧チャンバ32が空になるまで速い流速(例えば、約800ml/分)で液圧チャンバ32から作動液をポンプで吸い上げるように作動されて、3つのピンチバルブ部材42、43、44は、チューブ7、8、9を密閉及び中断するように作動される。
血漿成分用の少なくとも1つの第1の移送流速(上述の例の1つの流速)、血小板成分用の少なくとも1つの第2の移送流速(上述の例の3つの連続的流速)、赤血球成分用の少なくとも1つの第3の流速(上述の例の3つの連側的流速)のうちいずれかは、上述の例のように、ほぼ一定でよく、又は変化してもよく、例えば、ランプ又は一連の小さいステップを備えることもできる。
分離プロトコルの第2の例によれば、多量の血液が、4つの成分、すなわち血漿成分と、第1の中間成分(血漿中に懸濁される血小板を備える)と、第2の中間成分(白血球の2つのタイプのうち1つ、すなわち単核球を備える)と、赤血球成分とに分離される。
この第2の分離プロトコルでは、血小板成分を血小板バッグへ移送する段階の後、単核球は、特定の単核球バッグか、又は、全血収集バッグかのいずれかへ移送され、それはこの場合、多量の抗凝固血液を収集バッグから分離バッグへ移送する初期段階の後、分離バッグから断絶されない。単核球は、血小板の移送と同じ回転速度(例えば、約2500RPM)で、血小板の第3の移送流速及び最終移送流速(例えば、約20ml/分)より速い移送速度(例えば、約40ml/分)で移送される。単核球成分の移送は、所定の周期時間が経過後完了される。
第2の分離プロトコルによれば、単核球成分を単核球バッグへ移送する段階の後、分離バッグにとどまる赤血球は、遠心分離機が停止して、分離バッグが遠心分離機から取り外された後、重力によって赤血球バッグへ移送される。この第2のプロトコルに適用されるバッグのセットでは、赤血球バッグは、分離バッグの外側エッジで接続されることが好ましい。上述のバッグのセットが使用される場合、分離プロセスの初めに分離バッグに存在する空気は、その場合、分離バッグの内側エッジに接続される成分バッグの1つに、例えば単核球バッグに排出される。
分離プロトコルの第3の例によれば、多量の血液が、3つの成分、すなわち血漿成分と、中間成分(血小板と単核球を備える)と、赤血球成分とに分離される。
多量の抗凝固血液が所望のレベルにまで沈降したとき、血漿成分の主要部分は、最大流速(例えば、約220ml/分)で血漿バッグへ移送される。血漿の移送は、赤血球が、分離バッグに残るように望まれる血漿の残留容量により、バッグセンサ66によって、又はベイセンサ65によって検知された後、決定された周期時間が経過した後停止される。中間成分(残留血漿、血小板、単核球及び多少の赤血球)は、次に、特定の成分バッグ又は全血収集バッグ16のいずれかあってよい、中間成分バッグへ移送される。血小板/単核球成分は、血漿の移送と同じ回転速度(例えば、約3200RPM)で、さらに、一定移送流速だが、血漿の移送流速より遅い流速(例えば、約140ml/分)で、移送される。血小板/単核球成分の移送は、所定の容量が中間成分バッグへ絞り出された後完了される。
第3の分離プロトコルでは、血小板/単核球成分を中間成分バッグへ移送する段階の後、分離バッグにとどまる赤血球は、遠心分離機が停止して、分離バッグが遠心分離機から取り外された後、重力によって赤血球バッグへ移送される。
分離プロトコルの第4の例によれば、多量の血液が、2つの成分、すなわち血漿成分と細胞成分(血小板、白血球及び赤血球)に分離される。分離バッグの適切なセットが、唯一の成分(血漿)バッグに接続される分離バッグを備えてよい。
この第4の分離プロトコルでは、分離バッグ1に初めに存在する空気は、血漿バッグに排出される。多量の抗凝固血液が所望のレベルにまで沈降したとき、血漿成分が、2つの異なる速度で血漿バッグへ移送される。血漿の主要部分が、最大流速で移送され、血漿の残りの部分は、次に、遅い流速で移送される。第2の流速は、血漿の最大容量が血漿バッグへ移送され、血球による血漿の汚染が回避されるように選択される。細胞成分は、遠心分離機が停止した後さらに処理するために、分離バッグにとどまる。
様々な変更がここに説明される装置及び方法に行われ得ることは、当業者には明らかである。したがって、本発明は、明細書に論じられる内容に制限されるものではないことを理解されたい。むしろ、本発明は、変更例及び変形例を包含するように意図される。
本発明による分離装置と協働するように設計される、分離バッグと収集バッグとのセットの概略図である。 本発明による分離装置と協働するように設計される、分離バッグの平面図である。 本発明による分離装置の部分断面概略図である。 本発明による分離装置のロータの断面図である。 図4の分離装置のロータの上方部分の斜視図である。

Claims (57)

  1. 多量の混成液体を少なくとも第1の成分と、第2の成分を含む中間成分と、第3の成分とに分離する装置であって、前記多量の混成液体は、少なくとも第1の成分バッグ(2)と中間成分バッグ(3)とに接続される軟質分離バッグ(1)に含まれ、前記装置は、
    ・前記分離バッグ(1)をスピンするロータ(35、36、37、38)を有する、遠心分離機と、
    ・前記分離バッグ(1)を圧搾して、前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の少なくとも1つの部分を移送させ、かつ、前記分離バッグ(1)から前記中間成分バッグ(3)へ前記中間成分を移送させる、圧搾部材(31、54、55)と、
    ・前記分離バッグ(1)内への前記少なくとも第1の成分と第2の成分と第3の成分との沈降を可能にする少なくとも1つの遠心分離速度と、前記第1の成分バッグ(2)への前記第1の成分の少なくとも1つの第1の移送流速及び前記中間成分バッグ(3)への前記中間成分の少なくとも1つの第2の移送流速に関する情報とを格納する、メモリであり、それによって、前記少なくとも1つの第1の移送流速及び前記少なくとも1つの第2の移送流速は異なる、メモリと、
    ―前記少なくとも1つの遠心分離速度と、前記少なくとも1つの第1の移送流速及び前記少なくとも1つの第2の移送流速に関する情報とを、前記メモリから受信するように、
    ―前記ロータ(35、36、37、38)を前記少なくとも1つの遠心分離速度で回転させるように、
    ―前記分離バッグ(1)内に前記少なくとも第1の成分と第2の成分と第3の成分とが沈降後、前記少なくとも1つの第1の移送流速で前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の前記少なくとも1つの部分を移送するように、かつ、前記少なくとも1つの第2の移送流速で前記分離バッグ(1)から前記中間成分バッグ(3)へ前記中間成分を移送するように、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(1)を圧搾させるように、
    ・プログラムされる制御ユニット(67)と、
    を備える、装置。
  2. 前記少なくとも1つの第1の移送流速は、ほぼ一定の流速である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記少なくとも1つの第2の移送流速は、初期流速と最終流速とを備え、前記最終流速は、前記初期流速より遅い、請求項1又は2に記載の装置。
  4. ・前記中間成分バッグ(3)への流体の経路の前記第3の成分を検知する、第1のセンサ(64)と、
    ・前記第1のセンサ(64)の上流側の前記中間成分バッグ(3)への流体の経路の前記第3の成分を検知する、第2のセンサ(65)と、
    をさらに備える装置であって、
    前記制御ユニット(67)は、さらに、前記第1のセンサ(64)と前記第2のセンサ(65)とから情報を受信して、前記第1のセンサ(64)が前記第3の成分を検知するまで前記初期流速で、かつ、前記第2のセンサ(65)が前記第3の成分を検知するとき前記最終流速で、前記中間成分を移送させるようにプログラムされる、請求項3に記載の装置。
  5. 前記制御ユニット(67)は、さらに、
    ―前記分離バッグ(1)内に前記少なくとも第1の成分と第2の成分と第3の成分とが沈降時、前記少なくとも1つの第1の移送流速で前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の第1の部分を移送するように、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(1)を圧搾させるのに対して、前記第1の成分の第2の部分が、前記分離バッグ(1)内にとどまるように、
    ―前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の前記第1の部分を移送後、前記第2の成分を前記第1の成分の前記第2の部分と混合して、前記中間成分を形成するように、前記遠心分離速度を変化させるように、
    プログラムされる、請求項1から4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記制御ユニット(67)は、さらに、前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の前記第1の部分の移送の間、第1の遠心分離速度で、前記ロータ(35、36、37、38)を回転させるようにプログラムされる、請求項5に記載の装置。
  7. 前記制御ユニット(67)は、さらに、前記第2の成分を前記第1の成分の前記第2の部分と混合して、前記中間成分を形成するように、前記第1の遠心分離速度から第2の遠心分離速度へ前記遠心分離速度を迅速に減速させるようにプログラムされる、請求項6に記載の装置。
  8. ・前記分離バッグ(1)を前記第1の成分バッグ(2)に接続する第1のチューブ(7)と相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、前記ロータ(35、36、37、38)に取り付けられる、第1のバルブ部材(42)と、
    ・前記分離バッグ(1)を前記中間成分バッグ(3)に接続する第2のチューブ(8)と相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、前記ロータ(35、36、37、38)に取り付けられる、第2のバルブ部材(43)と、
    をさらに備える装置であって、
    前記制御ユニット(67)は、さらに、前記第2の成分と前記第1の成分の前記第2の部分との混合及び前記中間成分の前記形成の間、前記第1のバルブ部材(42)を閉鎖させて、前記第2のバルブ部材(43)を開口させるようにプログラムされる、請求項7に記載の装置。
  9. 前記制御ユニット(67)は、さらに、
    ―前記分離バッグ(1)内に前記少なくとも第1の成分と第2の成分と第3の成分とが沈降時、前記少なくとも1つの第1の移送流速で、前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の第1の部分を移送するように、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(1)を圧搾させるのに対して、前記第1の成分の第2の部分が、前記分離バッグ(1)内にとどまるように、
    ―前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の前記第1の部分を移送後、前記第2の成分と前記第1の成分の前記第2の部分及び前記第3の成分とを混合させるように、第1の遠心分離速度から第2の遠心分離速度へ前記遠心分離速度を迅速に減速させるように、
    ―前記第2の成分と前記第1の成分の前記第2の部分及び前記第3の成分とを混合後、前記第2の成分を備える中間成分と前記第1の成分の前記第2の部分とから前記第3の成分を分離するように、前記第2の遠心分離速度から第3の遠心分離速度へ前記遠心分離速度を加速させるように、
    プログラムされる、請求項1に記載の装置。
  10. ・前記分離バッグ(1)を前記第1の成分バッグ(2)に接続する第1のチューブ(7)と相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、前記ロータ(35、36、37、38)に取り付けられる、第1のバルブ部材(42)と、
    ・前記分離バッグ(1)を前記中間成分バッグに接続する第2のチューブ(8)と相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、前記ロータ(35、36、37、38)に取り付けられる、第2のバルブ部材(43)と、
    をさらに備える装置であって、
    前記制御ユニット(67)は、さらに、第1の遠心分離速度から第2の遠心分離速度へ前記遠心分離速度を迅速に減速させる前に、前記第1のバルブ部材(42)と前記第2のバルブ部材(43)とを閉鎖させるようにプログラムされる、請求項9に記載の装置。
  11. 前記中間成分バッグ(3)への流体の経路の前記第3の成分を検知するセンサ(66)をさらに備える装置であって、前記制御ユニット(67)は、さらに、
    ―前記センサ(66)から情報を受信するように、
    ―前記遠心分離速度が前記第2の回転速度から前記第3の回転速度へ加速された後、前記センサ(66)がそれ以上前記第3の成分を検知しないとき、前記第2のバルブ部材(43)を開口させて、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(1)から前記中間成分バッグ(3)へ前記中間成分を移送させるように、
    プログラムされる、請求項10に記載の装置。
  12. ・前記分離バッグ(1)を前記第1の成分バッグ(2)に接続する第1のチューブ(7)と相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、前記ロータ(35、36、37、38)に取り付けられる、第1のバルブ部材(42)と、
    ・前記分離バッグ(1)を前記中間成分バッグ(3)に接続する第2のチューブ(8)と相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、前記ロータ(35、36、37、38)に取り付けられる、第2のバルブ部材(43)と、
    ・前記第1の成分バッグ(2)への流体の経路の前記第3の成分を検知する、センサ(66)と、
    をさらに備える装置であって、
    前記制御ユニット(67)は、さらに、前記センサ(66)から情報を受信するように、かつ、前記第1のバルブ部材(42)と前記第2のバルブ部材(43)とを制御するようにプログラムされる、請求項1に記載の装置。
  13. 前記制御ユニット(67)は、さらに、
    ―前記第1のバルブ部材(42)を開口させることによって、
    ―前記第2のバルブ部材(43)を閉鎖させることによって、
    ―前記第1の成分バッグ(2)への流体の経路の前記センサ(66)が前記第1の成分バッグ(2)への流体の経路の前記第3の成分を検知するまで、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(2)を圧搾させることによって、
    前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ、前記第1の成分の前記少なくとも1つの部分を移送させるようにプログラムされる、請求項12に記載の装置。
  14. 前記中間成分バッグへの流体の経路の前記第3の成分を検知する第1のセンサ(64)をさらに備える装置であって、前記制御ユニット(67)は、さらに、前記第1のセンサ(64)から情報を受信するようにプログラムされる、請求項13に記載の装置。
  15. 制御ユニット(67)は、さらに、
    ―第2のバルブ部材(43)を開口させることによって、
    ―第1のバルブ部材(42)を閉鎖させることによって、
    ―前記第1のセンサ(64)が前記中間成分バッグへの流体の経路の前記第3の成分を検知するまで、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(1)を圧搾させることによって、
    前記分離バッグ(1)から前記中間成分バッグへ、前記中間成分を移送させるようにプログラムされる、請求項14に記載の装置。
  16. 前記制御ユニット(67)は、さらに、前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分を移送する前、前記分離バッグ(1)から前記成分バッグの1つへ空気を移送させるようにプログラムされる、請求項1から15のいずれか1項に記載の装置。
  17. ・前記圧搾部材(31、54、55)は、さらに、前記分離バッグ(1)に接続される第3の成分バッグ(4)へ前記第3の成分を移送させるためのものであり、
    ・前記メモリは、さらに、前記第3の成分バッグ(4)への前記第3の成分の少なくとも1つの第3の移送流速に関する情報を格納するためのものであり、それによって、前記少なくとも1つの第3の移送流速は、前記少なくとも1つの第2の移送流速と異なり、
    ・前記制御ユニット(67)は、さらに、
    ―前記少なくとも1つの第3の移送流速に関する前記情報を前記メモリから受信するように、
    ―前記少なくとも1つの第3の移送流速で、前記分離バッグ(1)から前記第3の成分バッグ(4)へ前記第3の成分を移送するように、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(1)を圧搾させるように、
    プログラムされる、請求項1に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つの第3の移送流速は、初期流速と最終流速とを備え、前記最終流速は、前記初期流速より遅い、請求項17に記載の装置。
  19. 前記分離バッグ(1)から前記第3の成分バッグ(4)へ前記第3の成分を移送する間、前記制御ユニット(67)は、前記中間成分を前記中間成分バッグ(3)へ移送する間、前記ロータ(35、36、37、38)が回転する前記回転速度未満の遠心分離速度で、前記ロータ(35、36、37、38)を回転させるようにプログラムされる、請求項17又は18に記載の装置。
  20. ・前記分離バッグ(1)を前記第1の成分バッグ(2)に接続する第1のチューブ(7)と相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、前記ロータ(35、36、37、38)に取り付けられる、第1のバルブ部材(42)と、
    ・前記分離バッグ(1)を前記中間成分バッグ(3)に接続する第2のチューブ(8)と相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、前記ロータ(35、36、37、38)に取り付けられる、第2のバルブ部材(43)と、
    ・前記分離バッグ(1)を前記第3の成分バッグ(4)に接続する第3のチューブ(9)と相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、前記ロータ(35、36、37、38)に取り付けられる、第3のバルブ部材(44)と、
    をさらに備える装置であって、
    前記制御ユニット(67)は、さらに、前記第1のバルブ部材(42)と前記第2のバルブ部材(43)と前記第3のバルブ部材(44)とを制御するようにプログラムされる、請求項17から19のいずれか1項に記載の装置。
  21. 前記制御ユニット(67)は、さらに、
    ―前記第3のバルブ部材(44)を開口させることによって、
    ―前記第1のバルブ部材(42)と前記第2のバルブ部材(43)とを閉鎖させることによって、
    ―分離バッグが実質的に空になるまで、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(1)を圧搾させることによって、
    前記分離バッグ(1)から前記第3の成分バッグへ前記第3の成分を移送させるようにプログラムされる、請求項20に記載の装置。
  22. 前記分離バッグ(1)が実質的に空になるときを検知する空状態センサ(63)をさらに備える装置であって、前記制御ユニット(67)は、さらに、前記空状態センサ(63)から情報を受信するように、かつ、前記分離バッグ(1)が実質的に空であることを前記空状態センサ(63)によって検知後、前記ロータ(35、36、37、38)が回転することを停止させるようにプログラムされる、請求項21に記載の装置。
  23. 前記ロータ(35、36、37、38)は、
    ・前記分離バッグ(1)を支持するターンテーブル(38)と、
    ・前記軟質分離バッグ(1)を囲むように前記ターンテーブル(38)に固定されることが可能なふた(49)と、
    を備える装置であって、
    前記圧搾部材(31、54、55)は、
    ・前記ターンテーブル(38)に固定されるフレキシブルなダイヤフラム(54)と
    ・前記ターンテーブル(38)と前記フレキシブルなダイヤフラム(54)との間に境界が定められる拡張可能なチャンバ(32)の内外に、作動液をポンプで注入するポンプステーション(31)であり、それによって、前記軟質分離バッグ(1)は、前記作動液が前記拡張可能なチャンバ(32)へポンプで注入されるとき、前記ふた(49)に圧搾される、ポンプステーション(31)と、
    ・前記作動液の圧力を感知する圧力センサ(63)であり、前記分離バッグ(1)が実質的に空であるときを検知する前記空状態センサは、前記圧力センサである、圧力センサ(63)と、
    を備える、請求項22に記載の装置。
  24. 前記分離バッグ(1)から前記第3の成分バッグ(4)へ前記第3の成分を移送する間、前記制御ユニット(67)は、さらに、前記圧力センサ(63)によって測定された前記液圧が決定された圧力しきい値に達するまでは第1の流速で、かつ、前記圧力センサ(63)によって測定された前記液圧が前記決定された圧力しきい値に達した後は第2の流速で、前記第3の成分を移送させるようにプログラムされ、前記第2の流速は、前記第1の流速より遅い、請求項23に記載の装置。
  25. 前記分離バッグ(1)から前記第3の成分バッグ(4)への経路の流体を検知するセンサ(64)をさらに備える装置であって、前記制御ユニット(67)は、さらに、
    ―前記第1のバルブ部材(42)と前記第2のバルブ部材(43)とを閉鎖させることによって、
    ―前記第3のバルブ部材(44)を開口させることによって、
    ―前記第1のセンサ(64)が前記第1の成分を検知するまで、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(1)を圧搾させることによって、
    前記センサ(64)から情報を受信するように、かつ、前記分離バッグ(1)から前記第3の成分バッグへ空気を移送させるようにプログラムされる、請求項20から24のいずれか1項に記載の装置。
  26. 前記混成液体は全血を備え、前記第1の成分は血漿を備え、前記第2の成分は血小板を備え、前記第3の成分は赤血球を備え、前記中間成分は血漿と血小板とを備える、請求項1から25のいずれか1項に記載の装置。
  27. 多量の混成液体を少なくとも第1の成分と、第2の成分とに分離する装置であって、前記多量の混成液体は、少なくとも第1の成分バッグ(2)と第2の成分バッグ(3)とに接続される軟質分離バッグ(1)に含まれ、前記装置は、
    ・前記分離バッグ(1)をスピンするロータ(35、36、37、38)を有する、遠心分離機と、
    ・前記分離バッグ(1)を圧搾して、前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分を移送させ、かつ、前記分離バッグ(1)から前記第2の成分バッグ(3)へ前記第2の成分を移送させる、圧搾部材(31、54、55)と、
    ・前記分離バッグ(1)内に前記少なくとも第1の成分と第2の成分との沈降を可能にする少なくとも1つの遠心分離速度と、前記第1の成分バッグ(2)への前記第1の成分の少なくとも1つの第1の移送流速及び前記第2の成分バッグ(3)への前記第2の成分の少なくとも1つの第2の移送流速に関する情報とを格納する、メモリであり、それによって、前記少なくとも1つの第1の移送流速及び前記少なくとも1つの第2の移送流速は異なる、メモリと、
    ―前記少なくとも1つの遠心分離速度と、前記少なくとも1つの第1の移送流速及び前記少なくとも1つの第2の移送流速に関する情報とを、前記メモリから受信するように、
    ―前記ロータ(35、36、37、38)を前記少なくとも1つの遠心分離速度で回転させるように、
    ―前記分離バッグ(1)内に前記少なくとも第1の成分と第2の成分とが沈降後、前記少なくとも1つの第1の移送流速で、前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分を移送するように、かつ、前記少なくとも1つの第2の移送流速で、前記分離バッグ(1)から前記第2の成分バッグ(3)へ前記第2の成分を移送するように、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(1)を圧搾させるように、
    ・プログラムされる制御ユニット(67)と、
    を備える、装置。
  28. 前記構成液体は全血を備え、前記第1の成分は血小板を備え、前記第2の成分は単核球を備える、請求項27に記載の装置。
  29. 多量の混成液体を少なくとも第1の成分と、第2の成分とに分離する装置であって、前記多量の混成液体は、少なくとも第1の成分バッグ(2)に接続される軟質分離バッグ(1)に含まれ、前記装置は、
    ・前記分離バッグ(1)をスピンするロータ(35、36、37、38)を有する、遠心分離機と、
    ・前記分離バッグ(1)を圧搾して、前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分を移送させる、圧搾部材(31、54、55)と、
    ・前記分離バッグ(1)内に前記少なくとも第1の成分と第2の成分との沈降を可能にする少なくとも1つの遠心分離速度と、前記第1の成分バッグ(2)への前記第1の成分の少なくとも第1の移送流速と第2の移送流速とに関する情報とを格納する、メモリと、
    ―前記少なくとも1つの遠心分離速度と、前記少なくとも第1の移送流速及び少なくとも第2の移送流速に関する情報とを、前記メモリから受信するように、
    ―前記ロータ(35、36、37、38)を前記少なくとも1つの遠心分離速度で回転させるように、
    ―前記分離バッグ(1)内に前記少なくとも第1の成分と第2の成分とが沈降後、前記第1の移送流速で、前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の第1の部分を移送するように、かつ、前記第2の移送流速で、前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の第2の部分を移送するように、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(1)を圧搾させるように、
    ・プログラムされる制御ユニット(67)と、
    を備える、装置。
  30. 前記混成液体は全血を備え、前記第1の成分は血漿を備え、前記第2の成分は血小板と白血球と赤血球とを備える、請求項29に記載の装置。
  31. 前記混成液体は細胞を備え、分離成分が成分バッグへ移送される前記少なくとも1つの流速は、
    ―できる限り速いが、同時であるように、
    ―前記分離成分と、接触する成分とのかなりの汚染を生じないほど遅いように、
    ―前記細胞に実質的に有害な衝撃を有さないほど遅いように、
    選択される、請求項1から30のいずれか1項に記載の装置。
  32. 多量の混成液体を第1の成分と、第2の成分を含む中間成分と、第3の成分とに分離する方法であって、それによって、前記多量の混成液体は、少なくとも第1の成分バッグ(2)と中間成分バッグ(3)とに接続される分離バッグ(1)に含まれ、前記方法は、
    ―前記多量の混成液体を遠心分離機にかけて、前記第1の成分と第2の成分と第3の成分とを沈降させるように、少なくとも1つの遠心分離速度で、前記分離バッグ(1)をスピンすることと、
    ―前記第1の成分、第2の成分及び第3の成分が沈降したとき、少なくとも1つの第1の移送流速で、前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の少なくとも1つの部分を移送することと、
    ―前記第1の成分の前記少なくとも1つの部分が前記第1の成分バッグ(2)へ移送されたとき、少なくとも1つの第2の移送流速で、前記中間成分バッグ(3)へ前記中間成分を移送することと、
    の各ステップを備え、それによって、前記少なくとも1つの第1の移送流速及び少なくとも1つの第2の移送流速は異なる、方法。
  33. 前記少なくとも1つの第1の移送流速は、ほぼ一定の流速である、請求項31に記載の方法。
  34. 前記少なくとも1つの第2の移送流速は、初期流速と最終流速とを備え、前記最終流速は、前記初期流速より遅い、請求項32又は33に記載の方法。

  35. 前記中間成分を前記中間成分バッグ(3)へ移送するステップは、
    ―前記第3の成分が前記中間成分バッグ(3)への流体の経路の第1の位置で検知されるまで、前記初期流速で、前記中間成分を前記中間成分バッグ(3)へ移送することと、
    ―前記第3の成分が前記中間成分バッグ(3)への流体の経路の第2の位置で検知されるとき、前記最終流速で、前記中間成分を前記中間成分バッグ(3)へ移送することと、
    の各ステップを備え、前記第1の位置は、前記第2の位置の上流側にある、請求項34に記載の方法。
  36. 前記第1の成分の少なくとも1つの部分を移送するステップは、前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ、前記第1の成分の第1の部分を移送することを備えるのに対して、前記第1の成分の第2の部分は、前記分離バッグ(1)にとどまる、請求項32から35のいずれか1項に記載の方法。
  37. 前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の前記第1の部分を移送後、前記中間成分を形成するように、前記第2の成分を前記第1の成分の前記第2の部分と混合するステップをさらに備える、請求項36に記載の方法。
  38. 前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ、前記第1の成分の前記第1の部分を移送する間、第1の遠心分離速度で、前記分離バッグ(1)をスピンすることをさらに備える、請求項36又は37に記載の方法。
  39. 前記第2の成分を前記第1の成分の前記第2の部分と混合するステップは、前記第1の遠心分離速度から第2の遠心分離速度へ遠心分離速度を迅速に減速するステップを備える、請求項38に記載の方法。
  40. 前記第2の成分を前記第1の成分の前記第2の部分と混合するステップは、
    ―前記第1の成分の前記第2の部分を前記第2の成分及び前記第3の成分と混合するように、前記第1の回転速度から、前記第1の遠心分離速度より実質的に遅い第2の遠心分離速度に、前記遠心分離速度を迅速に減速することと、
    ―前記第2の成分と、前記中間成分を形成する前記第1の成分の前記第2の部分との混合物から、前記第3の成分を分離するように、前記第2の回転速度から、前記第1の遠心分離速度より遅い第3の遠心分離速度に、前記遠心分離速度を加速することと、
    を備える、請求項38に記載の方法。
  41. 前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分を移送する前に、前記分離バッグ(1)から前記成分バッグの1つへ空気を移送するステップをさらに備える、請求項32から40のいずれか1項に記載の方法。
  42. 少なくとも1つの第3の移送流速で、前記分離バッグ(1)から、前記分離バッグ(1)に接続される第3の成分バック(4)へ、前記第3の成分を移送するステップをさらに備え、それによって、前記少なくとも1つの第3の移送流速は、前記少なくとも1つの第2の移送流速と異なる、請求項32から41のいずれか1項に記載の方法。
  43. 前記少なくとも1つの第3の移送流速は、初期流速と最終流速とを備え、前記最終流速は、前記初期流速より遅い、請求項42に記載の方法。
  44. 前記中間成分を前記中間成分バッグ(3)へ移送する間、遠心分離速度未満の遠心分離速度で、前記分離バッグ(1)から前記第3の成分バッグ(4)へ前記第3の成分を移送する間、分離バッグ(1)をスピンすることをさらに備える、請求項42又は43に記載の方法。
  45. 前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分を移送するステップは、
    ―前記分離バッグ(1)を前記第1の成分バッグ(2)に接続する第1のチューブ(7)を通る流体のフローを可能にすることと、
    ―前記分離バッグ(1)を前記中間成分バッグ(3)に接続する第2のチューブ(8)を通る流体のフローをブロックすることと、
    ―前記分離バッグ(1)を前記第3の成分バッグ(4)に接続する第3のチューブ(9)を通る流体のフローをブロックすることと、
    ―前記第3の成分が前記第1の成分バッグ(2)への流体の経路で検知されるまで、前記分離バッグ(1)を圧搾することと、
    を備える、請求項42から44のいずれか1項に記載の方法。
  46. 前記分離バッグ(1)から前記中間成分バッグ(3)へ前記中間成分を移送するステップは、
    ―前記分離バッグ(1)を前記第1の成分バッグ(2)に接続する第1のチューブ(7)を通る流体のフローをブロックすることと、
    ―前記分離バッグ(1)を前記中間成分バッグ(3)に接続する第2のチューブ(8)を通る流体のフローを可能にすることと、
    ―前記分離バッグ(1)を前記第3の成分バッグ(4)に接続する第3のチューブ(9)を通る流体のフローをブロックすることと、
    ―前記第3の成分が前記中間成分バッグ(3)への流体の経路で検知されるまで、前記分離バッグ(1)を圧搾することと、
    を備える、請求項42から45のいずれか1項に記載の方法。
  47. 前記分離バッグ(1)から前記第3の成分バッグ(4)へ前記第3の成分を移送するステップは、
    ―前記分離バッグ(1)を前記第1の成分バッグ(2)に接続する第1のチューブ(7)を通る流体のフローをブロックすることと、
    ―前記分離バッグ(1)を前記中間成分バッグ(3)に接続する第2のチューブ(8)を通る流体のフローをブロックすることと、
    ―前記分離バッグ(1)を前記第3の成分バッグ(4)に接続する第3のチューブ(9)を通る流体のフローを可能にすることと、
    ―分離バッグが実質的に空になるまで、前記分離バッグ(1)を圧搾することと、
    を備える、請求項42から46のいずれか1項に記載の方法。
  48. ―前記分離バッグ(1)が実質的に空であるときを検知することと、
    ―前記分離バッグ(1)が実質的に空であることを検知した後、前記分離バッグ(1)をスピンすることを停止することと、
    の各ステップをさらに備える、請求項47に記載の方法。
  49. 前記分離バッグ(1)を圧搾するステップは、
    ―前記分離バッグ(1)を液圧へさらすことと、
    ―前記液圧を測定することと、
    を備え、
    前記分離バッグ(1)から前記第3の成分バッグ(4)へ前記第3の成分を移送するステップは、
    ―前記測定された液圧が決定された圧力しきい値に達するまで、第1の流速で、前記第3の成分を移送することと、
    ―前記測定された液圧が前記決定された圧力しきい値に達した後、第2の流速で、前記第3の成分を移送することと、
    を備え、前記第2の流速は、前記第1の流速より遅い、請求項42から48のいずれか1項に記載の方法。
  50. 前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分を移送する前に、前記分離バッグ(1)から前記第3の成分バッグ(4)へ空気を移送するステップをさらに備える方法であって、前記ステップは、
    ―前記分離バッグ(1)を前記第1の成分バッグ(2)に接続する第1のチューブ(7)を通る流体のフローをブロックすることと、
    ―前記分離バッグ(1)を前記中間成分バッグ(3)に接続する第2のチューブ(8)を通る流体のフローをブロックすることと、
    ―前記分離バッグ(1)を前記第3の成分バッグ(4)に接続する第3のチューブ(9)を通る流体のフローを可能にすることと、
    ―液体が前記第3の成分バッグ(4)への流体の経路で検知されるまで、前記分離バッグ(1)を圧搾することと、
    を備える、請求項42から49のいずれか1項に記載の方法。
  51. 前記分離バッグ(1)を圧搾するステップは、前記分離バッグ(1)を液圧にさらすステップを備える、請求項32から50のいずれか1項に記載の方法。
  52. 前記混成液体は全血を備え、前記第1の成分は血漿を備え、前記第2の成分は血小板を備え、前記第3の成分は赤血球を備え、前記中間成分は血漿中に血小板の懸濁を備える、請求項32から51のいずれか1項に記載の方法。
  53. 多量の混成液体を少なくとも第1の成分と、第2の成分とに分離する方法であって、それによって、前記多量の混成液体は、少なくとも第1の成分バッグ(2)と第2の成分バック(3)に接続される分離バッグ(1)に含まれ、前記方法は、
    ―前記多量の混成液体を遠心分離機にかけて、前記少なくとも第1の成分と第2の成分とを沈降させるように、前記分離バッグ(1)をスピンすることと、
    ―前記少なくとも第1の成分及び第2の成分が沈降したとき、少なくとも1つの第1の移送流速で、前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分を移送することと、
    ―前記第1の成分が前記第1の成分バッグ(2)へ移送されたとき、少なくとも1つの第2の移送流速で、前記第2の成分バッグ(3)へ前記第2の成分を移送することと、
    の各ステップを備え、それによって、前記少なくとも1つの第1の移送流速及び少なくとも1つの第2の移送流速は異なる、方法。
  54. 前記混成液体は、全血を備え、前記第1の成分は、血小板を備え、前記第2の成分は単核球を備える、請求項53に記載の方法。
  55. 多量の混成液体を少なくとも第1の成分と、第2の成分とに分離する方法であって、それによって、前記多量の混成液体は、少なくとも第1の成分バッグ(2)に接続される分離バッグ(1)に含まれ、前記方法は、
    ―前記多量の混成液体を遠心分離機にかけて、前記少なくとも第1の成分と第2の成分とを沈降させるように、前記分離バッグ(1)をスピンすることと、
    ―前記少なくとも第1の成分及び第2の成分が沈降したとき、少なくとも1つの第1の移送流速で、前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の第1の部分を移送することと、
    ―前記第1の成分の前記第1の部分が前記第1の成分バッグ(2)へ移送されたとき、少なくとも1つの第2の移送流速で、前記第2の成分バッグ(3)へ前記第1の成分の第2の部分を移送することと、
    の各ステップを備え、それによって、前記少なくとも1つの第1の移送流速及び少なくとも1つの第2の移送流速は異なる、方法。
  56. 前記混成液体は全血を備え、前記第1の成分は血漿を備え、前記第2の成分は血小板と白血球と赤血球とを備える、請求項55に記載の方法。
  57. 前記混成液体は、細胞を備え、分離成分が成分バッグへ移送される前記少なくとも1つの流速は、
    ―できる限り速いが、同時であるように、
    ―前記分離成分と、接触する成分とのかなりの汚染を生じないほど遅いように、
    ―前記細胞に実質的に有害な衝撃を有さないほど遅いように、
    選択される、請求項32から56のいずれか1項に記載の装置。
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