JP2007522875A - 多量の混成液体を少なくとも2つの成分に分離する装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【選択図】 図1
Description
―分離バッグを支持するターンテーブルと、分離バッグに接続される生成物バッグを含む中央区画とを有する、ロータと、
―分離バッグを圧搾して、分離バックから生成物バッグへ分離成分(例えば、希薄溶液中に懸濁される血小板)を移送させる、圧搾システムと、
を含む。
・分離バッグをスピンするロータを有する遠心分離機と、
・分離バッグを圧搾して、分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分を移送させ、かつ、分離バッグから第2の成分バッグへ第2の成分を移送させる、圧搾部材と、
・分離バッグ内に少なくとも第1の成分と第2の成分との沈降を可能にする少なくとも1つの遠心分離速度と、第1の成分バッグへの第1の成分の少なくとも1つの第1の移送流速及び第2の成分バッグへの第2の成分の少なくとも1つの第2の移送流速に関する情報とを格納する、メモリであり、それによって、少なくとも1つの第1の移送流速及び少なくとも1つの第2の移送流速は異なる、メモリと、
―少なくとも1つの遠心分離速度と、少なくとも1つの第1の移送流速と少なくとも1つの第2の移送流速とに関する情報とをメモリから受信するように、
―ロータを少なくとも1つの遠心分離速度で回転させるように、
―分離バッグ内に少なくとも第1の成分と第2の成分とが沈降後、少なくとも1つの第1の移送流速で分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分を移送するように、かつ、少なくとも1つの第2の移送流速で分離バッグから第2の成分バッグへ第2の成分を移送するように、圧搾部材に分離バッグを圧搾させるように、
プログラムされる制御ユニットと、
を備える。
・分離バッグをスピンするロータを有する遠心分離機と、
・分離バッグを圧搾して、分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分を移送させる圧搾部材と、
・分離バッグ内に少なくとも第1の成分と第2の成分との沈降を可能にする少なくとも1つの遠心分離速度と、第1の成分バッグへの第1の成分の少なくとも第1の移送流速と第2の移送流速とに関する情報とを格納する、メモリと、
―少なくとも1つの遠心分離速度と、少なくとも第1の移送流速と少なくとも第2の移送流速とに関する情報とをメモリから受信するように、
―ロータを少なくとも1つの遠心分離速度で回転させるように、
―分離バッグ内に少なくとも第1の成分と第2の成分とが沈降後、第1の移送流速で分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分の第1の部分を移送するように、かつ、第2の移送流速で分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分の第2の部分を移送するように、圧搾部材に分離バッグを圧搾させるように、
プログラムされる制御ユニットと、
を備える。
・分離バッグをスピンするロータを有する遠心分離機と、
・分離バッグを圧搾して、分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分の少なくとも1つの部分を移送させ、かつ、分離バッグから中間成分バッグへ中間成分を移送させる圧搾部材と、
・分離バッグ内に少なくとも第1の成分と第2の成分と第3の成分との沈降を可能にする少なくとも1つの遠心分離速度と、第1の成分バッグへの第1の成分の少なくとも1つの第1の移送流速及び中間成分バッグへの中間成分の少なくとも1つの第2の移送流速に関する情報とを格納する、メモリであり、それによって、少なくとも1つの第1の移送流速及び少なくとも1つの第2の移送流速は異なる、メモリと、
―少なくとも1つの遠心分離速度と、少なくとも1つの第1の移送流速と少なくとも1つの第2の移送流速とに関する情報とをメモリから受信するように、
―ロータを少なくとも1つの遠心分離速度で回転させるように、
―分離バッグ内に少なくとも第1の成分と第2の成分と第3の成分とが沈降後、少なくとも1つの第1の移送流速で、分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分の少なくとも1つの部分を移送するように、かつ、少なくとも1つの第2の移送流速で、分離バッグから中間成分バッグへ中間成分を移送するように、圧搾部材に分離バッグを圧搾させるように
プログラムされる制御ユニットと、
を備える。
―できる限り速いが、同時であるように、
―分離成分と、接触する成分とのかなりの汚染(例えば、血漿成分と血球との汚染)を生じないほど遅いように、
―分離成分が構成されることがある細胞に実質的に有害な衝撃(例えば、血小板又は赤血球の溶血現象の活性化)を有さないほど遅いように、
選択される。
・メモリは、さらに、第3の成分バッグへの第3の成分の少なくとも1つの第3の移送流速に関する情報を格納するためであり、それによって、少なくとも1つの第3の移送流速は、少なくとも1つの第2の移送流速と異なり、
・制御ユニットは、さらに、
―少なくとも1つの第3の移送流速に関する情報をメモリから受信するように、
―少なくとも1つの第3の移送流速で、分離バッグから第3の成分バッグへ第3の成分を移送するように、圧搾部材に分離バッグを圧搾させるように、
プログラムされる。
―分離バッグ内に第1の成分と第2の成分と第3の成分とが沈降時、少なくとも1つの第1の移送流速で、分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分の第1の部分を移送するように、圧搾部材に分離バッグを圧搾させるのに対して、第1の成分の第2の部分が、分離バッグ内にとどまるように、
―第1の成分バッグへ第1の成分の第1の部分を移送後、第2の成分を第1の成分の第2の部分と混合して、中間成分を形成するように、遠心分離速度を変化させるように、
プログラムされる。
―分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分の第1の部分の移送の間、第1の遠心分離速度で、ロータを回転させるように、
―第2の成分を第1の成分の第2の部分と混合して、中間成分を形成するように、第1の遠心分離速度から第2の遠心分離速度へ遠心分離速度を迅速に減速させるように、
プログラムされる。
―分離バッグ内に第1の成分と第2の成分と第3の成分とが沈降時、少なくとも1つの第1の移送流速で、分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分の第1の部分を移送するように、圧搾部材に分離バッグを圧搾させるのに対して、第1の成分の第2の部分は、分離バッグ内にとどまるように、
―第1の成分バッグへ第1の成分の第1の部分を移送後、第2の成分を第1の成分の第2の部分及び第3の成分と混合させるように、第1の遠心分離速度から第2の遠心分離速度へ遠心分離速度を迅速に減速させるように、
―第2の成分と、第1の成分の第2の部分及び第3の成分とを混合後、第2の成分を備える中間成分と第1の成分の第2の部分とから第3の成分を分離するように、第2の遠心分離速度から第3の遠心分離速度へ遠心分離速度を加速させるように、
プログラムされる。
・分離バッグを第1の成分バッグに接続する第1のチューブと相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、ロータに取り付けられる第1のバルブ部材と、
・分離バッグを中間成分バッグに接続する第2のチューブと相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、ロータに取り付けられる第2のバルブ部材と、
・分離バッグを第3の成分バッグに接続する第3のチューブと相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、ロータに取り付けられる第3のバルブ部材と、
をさらに備え、
制御ユニットは、さらに、第1のバルブ部材と第2のバルブ部材と第3のバルブ部材とを制御するようにプログラムされる。
・中間成分バッグへの流体の経路の第3の成分を検知する第1のセンサと、
・第1のセンサの上流側の中間成分バッグへの流体の経路の第3の成分を検知する第2のセンサと、
・第1の成分バッグへの流体の経路の第3の成分を検知する第3のセンサと、
をさらに備える。
―第1のバルブ部材を開口させることによって、
―第2のバルブ部材と第3のバルブ部材とを閉鎖させることによって、
―第3のセンサが第1の成分バッグへの流体の経路の第3の成分を検知するまで、圧搾部材に分離バッグを圧搾させることによって、
分離バッグから第1の成分バッグへ第1の成分の少なくとも1つの部分を移送させるように、プログラムされる。
―第2のバルブ部材を開口させることによって、
―第1のバルブ部材と第3のバルブ部材とを閉鎖させることによって、
―第1のセンサが中間成分バッグへの流体の経路の第3の成分を検知するまで、圧搾部材に分離バッグを圧搾させることによって、
分離バッグから中間成分バッグへ中間成分を移送させるように、プログラムされる。
―第3のバルブ部材を開口させることによって、
―第1のバルブ部材と第2のバルブ部材とを閉鎖させることによって、
―分離バッグが実質的に空になるまで、圧搾部材に分離バッグを圧搾させることによって、
分離バッグから第3の成分バッグへ第3の成分を移送させるように、プログラムされる。
―第1のバルブ部材と第2のバルブ部材とを閉鎖させることによって、
―第3のバルブ部材を開口させることによって、
―第1のセンサが第1の成分を検知するまで、圧搾部材に分離バッグを圧搾させることによって、
分離バッグから第3の成分バッグへの経路の液体を検知するように構成され、かつ、制御ユニットは、さらに、分離バッグから第3の成分バッグへ空気を移送させるようにプログラムされる。
・分離バッグを支持するターンテーブルと、
・軟質分離バッグを囲むようにターンテーブルに固定されることが可能なふたと、
を備え、
―圧搾部材は、
・ターンテーブルに固定されるフレキシブルなダイヤフラムと、
・ターンテーブルとフレキシブルなダイヤフラムとの間に境界が定められる拡張可能なチャンバの内外に作動液をポンプで注入するポンプステーションであり、それによって、軟質分離バッグは、作動液が拡張可能なチャンバへポンプで注入されるとき、ふたに圧搾される、ポンプステーションと、
・作動液の圧力を感知して、分離バッグが実質的に空であるときを検知する圧力センサと、
を備える。
―多量の混成液体を遠心分離機にかけて、少なくとも第1の成分と第2の成分とを沈降させるように、多量の混成液体を含む分離バッグをスピンすることと、
―少なくとも第1の成分及び第2の成分が沈降したとき、少なくとも1つの第1の移送流速で、分離バッグに接続される第1の成分バッグへ第1の成分を移送することと、
―第1の成分が第1の成分バッグへ移送されたとき、少なくとも1つの第2の移送流速で、分離バッグに接続された第2の成分バッグへ第2の成分を移送することと、
の各ステップを備え、それによって、少なくとも1つの第1の移送流速及び少なくとも1つの第2の移送流速は、異なる。
―多量の混成液体を遠心分離機にかけて、少なくとも第1の成分と第2の成分とを沈降させるように、多量の混成液体を含む分離バッグをスピンすることと、
―少なくとも第1の成分及び第2の成分が沈降したとき、少なくとも1つの第1の移送流速で、分離バッグに接続された第1の成分バッグへ第1の成分の第1の部分を移送することと、
―第1の成分の第1の部分が第1の成分バッグへ移送されたとき、少なくとも1つの第2の移送流速で、第2の成分バッグへ第1の成分の第2の部分を移送することと、
の各ステップを備え、それによって、少なくとも1つの第1の移送流速及び少なくとも1つの第2の移送流速は、異なる。
―多量の混成液体を遠心分離機にかけて、第1の成分と第2の成分と第3の成分とを沈降させるように、少なくとも1つの遠心分離速度で、多量の混成液体を含む分離バッグをスピンすることと、
―3つの成分が沈降したとき、少なくとも1つの第1の移送流速で、分離バッグに接続される第1の成分バッグへ第1の成分の少なくとも1つの部分を移送することと、
―第1の成分の少なくとも1つの部分が第1の成分バッグへ移送されたとき、少なくとも1つの第2の移送流速で、分離バッグに接続された中間成分バッグへ中間成分を移送することと、
の各ステップを備え、それによって、少なくとも1つの第1の移送流速及び少なくとも1つの第2の移送流速は、異なる。
―第3の成分が中間成分バッグへの中間成分の経路の第1の位置で検知されるまで、初期流速で、中間成分を中間成分バッグへ移送することと、
―第3の成分が中間成分バッグへの中間成分の経路の第2の位置で検知されるとき、最終流速で、中間成分を中間成分バッグへ移送することと、
の各ステップを備え、第1の位置は、第2の位置の上流側にある。
―第1の成分の第2の部分を第2の成分及び第3の成分と混合するように、第1の回転速度から、第1の遠心分離速度より実質的に遅い第2の遠心分離速度に遠心分離速度を迅速に減速することと、
―第2の成分と、中間成分を形成する第1の成分の第2の部分との混合物から第3の成分を分離するように、第2の回転速度から、第1の遠心分離速度より遅い第3の遠心分離速度に遠心分離速度を加速することと、
を備える。
―分離バッグを第1の成分バッグに接続する第1のチューブを通る流体のフローを可能にすることと、
―分離バッグを中間成分バッグに接続する第2のチューブを通る流体のフローをブロックすることと、
―分離バッグを第3の成分バッグに接続する第3のチューブを通る流体のフローをブロックすることと、
―第3の成分が第1の成分バッグへの流体の経路で検知されるまで、分離バッグを圧搾することと、
を備える。
―分離バッグを第1の成分バッグに接続する第1のチューブを通る流体のフローをブロックすることと、
―分離バッグを中間成分バッグに接続する第2のチューブを通る流体のフローを可能にすることと、
―分離バッグを第3の成分バッグに接続する第3のチューブを通る流体のフローをブロックすることと、
―第3の成分が中間成分バッグへの流体の経路で検知されるまで、分離バッグを圧搾することと、
を備える。
―分離バッグを第1の成分バッグに接続する第1のチューブを通る流体のフローをブロックすることと、
―分離バッグを中間成分バッグに接続する第2のチューブを通る流体のフローをブロックすることと、
―分離バッグを第3の成分バッグに接続する第3のチューブを通る流体のフローを可能にすることと、
―分離バッグが実質的に空になるまで、分離バッグを圧搾することと、
を備える。
―分離バッグを液圧へさらすことと、
―液圧を測定することと、
を備え、
分離バッグから第3の成分バッグへ第3の成分を移送するステップは、
―測定された液圧が決定された圧力しきい値に達するまで、第1の流速で、第3の成分を移送することと、
―測定された液圧が決定された圧力しきい値に達した後、第2の流速で、第3の成分を移送することと、
を備え、第2の流速は、第1の流速より遅い。
―分離バッグを第1の成分バッグに接続する第1のチューブを通る流体のフローをブロックすることと、
―分離バッグを中間成分バッグに接続する第2のチューブを通る流体のフローをブロックすることと、
―分離バッグを第3の成分バッグに接続する第3のチューブを通る流体のフローを可能にすることと、
―液体が第3の成分バッグへの第1の成分の経路で検知されるまで、分離バッグを圧搾することと、
を備える。
Claims (57)
- 多量の混成液体を少なくとも第1の成分と、第2の成分を含む中間成分と、第3の成分とに分離する装置であって、前記多量の混成液体は、少なくとも第1の成分バッグ(2)と中間成分バッグ(3)とに接続される軟質分離バッグ(1)に含まれ、前記装置は、
・前記分離バッグ(1)をスピンするロータ(35、36、37、38)を有する、遠心分離機と、
・前記分離バッグ(1)を圧搾して、前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の少なくとも1つの部分を移送させ、かつ、前記分離バッグ(1)から前記中間成分バッグ(3)へ前記中間成分を移送させる、圧搾部材(31、54、55)と、
・前記分離バッグ(1)内への前記少なくとも第1の成分と第2の成分と第3の成分との沈降を可能にする少なくとも1つの遠心分離速度と、前記第1の成分バッグ(2)への前記第1の成分の少なくとも1つの第1の移送流速及び前記中間成分バッグ(3)への前記中間成分の少なくとも1つの第2の移送流速に関する情報とを格納する、メモリであり、それによって、前記少なくとも1つの第1の移送流速及び前記少なくとも1つの第2の移送流速は異なる、メモリと、
―前記少なくとも1つの遠心分離速度と、前記少なくとも1つの第1の移送流速及び前記少なくとも1つの第2の移送流速に関する情報とを、前記メモリから受信するように、
―前記ロータ(35、36、37、38)を前記少なくとも1つの遠心分離速度で回転させるように、
―前記分離バッグ(1)内に前記少なくとも第1の成分と第2の成分と第3の成分とが沈降後、前記少なくとも1つの第1の移送流速で前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の前記少なくとも1つの部分を移送するように、かつ、前記少なくとも1つの第2の移送流速で前記分離バッグ(1)から前記中間成分バッグ(3)へ前記中間成分を移送するように、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(1)を圧搾させるように、
・プログラムされる制御ユニット(67)と、
を備える、装置。 - 前記少なくとも1つの第1の移送流速は、ほぼ一定の流速である、請求項1に記載の装置。
- 前記少なくとも1つの第2の移送流速は、初期流速と最終流速とを備え、前記最終流速は、前記初期流速より遅い、請求項1又は2に記載の装置。
- ・前記中間成分バッグ(3)への流体の経路の前記第3の成分を検知する、第1のセンサ(64)と、
・前記第1のセンサ(64)の上流側の前記中間成分バッグ(3)への流体の経路の前記第3の成分を検知する、第2のセンサ(65)と、
をさらに備える装置であって、
前記制御ユニット(67)は、さらに、前記第1のセンサ(64)と前記第2のセンサ(65)とから情報を受信して、前記第1のセンサ(64)が前記第3の成分を検知するまで前記初期流速で、かつ、前記第2のセンサ(65)が前記第3の成分を検知するとき前記最終流速で、前記中間成分を移送させるようにプログラムされる、請求項3に記載の装置。 - 前記制御ユニット(67)は、さらに、
―前記分離バッグ(1)内に前記少なくとも第1の成分と第2の成分と第3の成分とが沈降時、前記少なくとも1つの第1の移送流速で前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の第1の部分を移送するように、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(1)を圧搾させるのに対して、前記第1の成分の第2の部分が、前記分離バッグ(1)内にとどまるように、
―前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の前記第1の部分を移送後、前記第2の成分を前記第1の成分の前記第2の部分と混合して、前記中間成分を形成するように、前記遠心分離速度を変化させるように、
プログラムされる、請求項1から4のいずれか1項に記載の装置。 - 前記制御ユニット(67)は、さらに、前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の前記第1の部分の移送の間、第1の遠心分離速度で、前記ロータ(35、36、37、38)を回転させるようにプログラムされる、請求項5に記載の装置。
- 前記制御ユニット(67)は、さらに、前記第2の成分を前記第1の成分の前記第2の部分と混合して、前記中間成分を形成するように、前記第1の遠心分離速度から第2の遠心分離速度へ前記遠心分離速度を迅速に減速させるようにプログラムされる、請求項6に記載の装置。
- ・前記分離バッグ(1)を前記第1の成分バッグ(2)に接続する第1のチューブ(7)と相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、前記ロータ(35、36、37、38)に取り付けられる、第1のバルブ部材(42)と、
・前記分離バッグ(1)を前記中間成分バッグ(3)に接続する第2のチューブ(8)と相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、前記ロータ(35、36、37、38)に取り付けられる、第2のバルブ部材(43)と、
をさらに備える装置であって、
前記制御ユニット(67)は、さらに、前記第2の成分と前記第1の成分の前記第2の部分との混合及び前記中間成分の前記形成の間、前記第1のバルブ部材(42)を閉鎖させて、前記第2のバルブ部材(43)を開口させるようにプログラムされる、請求項7に記載の装置。 - 前記制御ユニット(67)は、さらに、
―前記分離バッグ(1)内に前記少なくとも第1の成分と第2の成分と第3の成分とが沈降時、前記少なくとも1つの第1の移送流速で、前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の第1の部分を移送するように、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(1)を圧搾させるのに対して、前記第1の成分の第2の部分が、前記分離バッグ(1)内にとどまるように、
―前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の前記第1の部分を移送後、前記第2の成分と前記第1の成分の前記第2の部分及び前記第3の成分とを混合させるように、第1の遠心分離速度から第2の遠心分離速度へ前記遠心分離速度を迅速に減速させるように、
―前記第2の成分と前記第1の成分の前記第2の部分及び前記第3の成分とを混合後、前記第2の成分を備える中間成分と前記第1の成分の前記第2の部分とから前記第3の成分を分離するように、前記第2の遠心分離速度から第3の遠心分離速度へ前記遠心分離速度を加速させるように、
プログラムされる、請求項1に記載の装置。 - ・前記分離バッグ(1)を前記第1の成分バッグ(2)に接続する第1のチューブ(7)と相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、前記ロータ(35、36、37、38)に取り付けられる、第1のバルブ部材(42)と、
・前記分離バッグ(1)を前記中間成分バッグに接続する第2のチューブ(8)と相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、前記ロータ(35、36、37、38)に取り付けられる、第2のバルブ部材(43)と、
をさらに備える装置であって、
前記制御ユニット(67)は、さらに、第1の遠心分離速度から第2の遠心分離速度へ前記遠心分離速度を迅速に減速させる前に、前記第1のバルブ部材(42)と前記第2のバルブ部材(43)とを閉鎖させるようにプログラムされる、請求項9に記載の装置。 - 前記中間成分バッグ(3)への流体の経路の前記第3の成分を検知するセンサ(66)をさらに備える装置であって、前記制御ユニット(67)は、さらに、
―前記センサ(66)から情報を受信するように、
―前記遠心分離速度が前記第2の回転速度から前記第3の回転速度へ加速された後、前記センサ(66)がそれ以上前記第3の成分を検知しないとき、前記第2のバルブ部材(43)を開口させて、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(1)から前記中間成分バッグ(3)へ前記中間成分を移送させるように、
プログラムされる、請求項10に記載の装置。 - ・前記分離バッグ(1)を前記第1の成分バッグ(2)に接続する第1のチューブ(7)と相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、前記ロータ(35、36、37、38)に取り付けられる、第1のバルブ部材(42)と、
・前記分離バッグ(1)を前記中間成分バッグ(3)に接続する第2のチューブ(8)と相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、前記ロータ(35、36、37、38)に取り付けられる、第2のバルブ部材(43)と、
・前記第1の成分バッグ(2)への流体の経路の前記第3の成分を検知する、センサ(66)と、
をさらに備える装置であって、
前記制御ユニット(67)は、さらに、前記センサ(66)から情報を受信するように、かつ、前記第1のバルブ部材(42)と前記第2のバルブ部材(43)とを制御するようにプログラムされる、請求項1に記載の装置。 - 前記制御ユニット(67)は、さらに、
―前記第1のバルブ部材(42)を開口させることによって、
―前記第2のバルブ部材(43)を閉鎖させることによって、
―前記第1の成分バッグ(2)への流体の経路の前記センサ(66)が前記第1の成分バッグ(2)への流体の経路の前記第3の成分を検知するまで、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(2)を圧搾させることによって、
前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ、前記第1の成分の前記少なくとも1つの部分を移送させるようにプログラムされる、請求項12に記載の装置。 - 前記中間成分バッグへの流体の経路の前記第3の成分を検知する第1のセンサ(64)をさらに備える装置であって、前記制御ユニット(67)は、さらに、前記第1のセンサ(64)から情報を受信するようにプログラムされる、請求項13に記載の装置。
- 制御ユニット(67)は、さらに、
―第2のバルブ部材(43)を開口させることによって、
―第1のバルブ部材(42)を閉鎖させることによって、
―前記第1のセンサ(64)が前記中間成分バッグへの流体の経路の前記第3の成分を検知するまで、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(1)を圧搾させることによって、
前記分離バッグ(1)から前記中間成分バッグへ、前記中間成分を移送させるようにプログラムされる、請求項14に記載の装置。 - 前記制御ユニット(67)は、さらに、前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分を移送する前、前記分離バッグ(1)から前記成分バッグの1つへ空気を移送させるようにプログラムされる、請求項1から15のいずれか1項に記載の装置。
- ・前記圧搾部材(31、54、55)は、さらに、前記分離バッグ(1)に接続される第3の成分バッグ(4)へ前記第3の成分を移送させるためのものであり、
・前記メモリは、さらに、前記第3の成分バッグ(4)への前記第3の成分の少なくとも1つの第3の移送流速に関する情報を格納するためのものであり、それによって、前記少なくとも1つの第3の移送流速は、前記少なくとも1つの第2の移送流速と異なり、
・前記制御ユニット(67)は、さらに、
―前記少なくとも1つの第3の移送流速に関する前記情報を前記メモリから受信するように、
―前記少なくとも1つの第3の移送流速で、前記分離バッグ(1)から前記第3の成分バッグ(4)へ前記第3の成分を移送するように、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(1)を圧搾させるように、
プログラムされる、請求項1に記載の装置。 - 前記少なくとも1つの第3の移送流速は、初期流速と最終流速とを備え、前記最終流速は、前記初期流速より遅い、請求項17に記載の装置。
- 前記分離バッグ(1)から前記第3の成分バッグ(4)へ前記第3の成分を移送する間、前記制御ユニット(67)は、前記中間成分を前記中間成分バッグ(3)へ移送する間、前記ロータ(35、36、37、38)が回転する前記回転速度未満の遠心分離速度で、前記ロータ(35、36、37、38)を回転させるようにプログラムされる、請求項17又は18に記載の装置。
- ・前記分離バッグ(1)を前記第1の成分バッグ(2)に接続する第1のチューブ(7)と相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、前記ロータ(35、36、37、38)に取り付けられる、第1のバルブ部材(42)と、
・前記分離バッグ(1)を前記中間成分バッグ(3)に接続する第2のチューブ(8)と相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、前記ロータ(35、36、37、38)に取り付けられる、第2のバルブ部材(43)と、
・前記分離バッグ(1)を前記第3の成分バッグ(4)に接続する第3のチューブ(9)と相互に作用して、それを通る流体のフローを選択的に可能にする、又はブロックするように、前記ロータ(35、36、37、38)に取り付けられる、第3のバルブ部材(44)と、
をさらに備える装置であって、
前記制御ユニット(67)は、さらに、前記第1のバルブ部材(42)と前記第2のバルブ部材(43)と前記第3のバルブ部材(44)とを制御するようにプログラムされる、請求項17から19のいずれか1項に記載の装置。 - 前記制御ユニット(67)は、さらに、
―前記第3のバルブ部材(44)を開口させることによって、
―前記第1のバルブ部材(42)と前記第2のバルブ部材(43)とを閉鎖させることによって、
―分離バッグが実質的に空になるまで、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(1)を圧搾させることによって、
前記分離バッグ(1)から前記第3の成分バッグへ前記第3の成分を移送させるようにプログラムされる、請求項20に記載の装置。 - 前記分離バッグ(1)が実質的に空になるときを検知する空状態センサ(63)をさらに備える装置であって、前記制御ユニット(67)は、さらに、前記空状態センサ(63)から情報を受信するように、かつ、前記分離バッグ(1)が実質的に空であることを前記空状態センサ(63)によって検知後、前記ロータ(35、36、37、38)が回転することを停止させるようにプログラムされる、請求項21に記載の装置。
- 前記ロータ(35、36、37、38)は、
・前記分離バッグ(1)を支持するターンテーブル(38)と、
・前記軟質分離バッグ(1)を囲むように前記ターンテーブル(38)に固定されることが可能なふた(49)と、
を備える装置であって、
前記圧搾部材(31、54、55)は、
・前記ターンテーブル(38)に固定されるフレキシブルなダイヤフラム(54)と
・前記ターンテーブル(38)と前記フレキシブルなダイヤフラム(54)との間に境界が定められる拡張可能なチャンバ(32)の内外に、作動液をポンプで注入するポンプステーション(31)であり、それによって、前記軟質分離バッグ(1)は、前記作動液が前記拡張可能なチャンバ(32)へポンプで注入されるとき、前記ふた(49)に圧搾される、ポンプステーション(31)と、
・前記作動液の圧力を感知する圧力センサ(63)であり、前記分離バッグ(1)が実質的に空であるときを検知する前記空状態センサは、前記圧力センサである、圧力センサ(63)と、
を備える、請求項22に記載の装置。 - 前記分離バッグ(1)から前記第3の成分バッグ(4)へ前記第3の成分を移送する間、前記制御ユニット(67)は、さらに、前記圧力センサ(63)によって測定された前記液圧が決定された圧力しきい値に達するまでは第1の流速で、かつ、前記圧力センサ(63)によって測定された前記液圧が前記決定された圧力しきい値に達した後は第2の流速で、前記第3の成分を移送させるようにプログラムされ、前記第2の流速は、前記第1の流速より遅い、請求項23に記載の装置。
- 前記分離バッグ(1)から前記第3の成分バッグ(4)への経路の流体を検知するセンサ(64)をさらに備える装置であって、前記制御ユニット(67)は、さらに、
―前記第1のバルブ部材(42)と前記第2のバルブ部材(43)とを閉鎖させることによって、
―前記第3のバルブ部材(44)を開口させることによって、
―前記第1のセンサ(64)が前記第1の成分を検知するまで、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(1)を圧搾させることによって、
前記センサ(64)から情報を受信するように、かつ、前記分離バッグ(1)から前記第3の成分バッグへ空気を移送させるようにプログラムされる、請求項20から24のいずれか1項に記載の装置。 - 前記混成液体は全血を備え、前記第1の成分は血漿を備え、前記第2の成分は血小板を備え、前記第3の成分は赤血球を備え、前記中間成分は血漿と血小板とを備える、請求項1から25のいずれか1項に記載の装置。
- 多量の混成液体を少なくとも第1の成分と、第2の成分とに分離する装置であって、前記多量の混成液体は、少なくとも第1の成分バッグ(2)と第2の成分バッグ(3)とに接続される軟質分離バッグ(1)に含まれ、前記装置は、
・前記分離バッグ(1)をスピンするロータ(35、36、37、38)を有する、遠心分離機と、
・前記分離バッグ(1)を圧搾して、前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分を移送させ、かつ、前記分離バッグ(1)から前記第2の成分バッグ(3)へ前記第2の成分を移送させる、圧搾部材(31、54、55)と、
・前記分離バッグ(1)内に前記少なくとも第1の成分と第2の成分との沈降を可能にする少なくとも1つの遠心分離速度と、前記第1の成分バッグ(2)への前記第1の成分の少なくとも1つの第1の移送流速及び前記第2の成分バッグ(3)への前記第2の成分の少なくとも1つの第2の移送流速に関する情報とを格納する、メモリであり、それによって、前記少なくとも1つの第1の移送流速及び前記少なくとも1つの第2の移送流速は異なる、メモリと、
―前記少なくとも1つの遠心分離速度と、前記少なくとも1つの第1の移送流速及び前記少なくとも1つの第2の移送流速に関する情報とを、前記メモリから受信するように、
―前記ロータ(35、36、37、38)を前記少なくとも1つの遠心分離速度で回転させるように、
―前記分離バッグ(1)内に前記少なくとも第1の成分と第2の成分とが沈降後、前記少なくとも1つの第1の移送流速で、前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分を移送するように、かつ、前記少なくとも1つの第2の移送流速で、前記分離バッグ(1)から前記第2の成分バッグ(3)へ前記第2の成分を移送するように、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(1)を圧搾させるように、
・プログラムされる制御ユニット(67)と、
を備える、装置。 - 前記構成液体は全血を備え、前記第1の成分は血小板を備え、前記第2の成分は単核球を備える、請求項27に記載の装置。
- 多量の混成液体を少なくとも第1の成分と、第2の成分とに分離する装置であって、前記多量の混成液体は、少なくとも第1の成分バッグ(2)に接続される軟質分離バッグ(1)に含まれ、前記装置は、
・前記分離バッグ(1)をスピンするロータ(35、36、37、38)を有する、遠心分離機と、
・前記分離バッグ(1)を圧搾して、前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分を移送させる、圧搾部材(31、54、55)と、
・前記分離バッグ(1)内に前記少なくとも第1の成分と第2の成分との沈降を可能にする少なくとも1つの遠心分離速度と、前記第1の成分バッグ(2)への前記第1の成分の少なくとも第1の移送流速と第2の移送流速とに関する情報とを格納する、メモリと、
―前記少なくとも1つの遠心分離速度と、前記少なくとも第1の移送流速及び少なくとも第2の移送流速に関する情報とを、前記メモリから受信するように、
―前記ロータ(35、36、37、38)を前記少なくとも1つの遠心分離速度で回転させるように、
―前記分離バッグ(1)内に前記少なくとも第1の成分と第2の成分とが沈降後、前記第1の移送流速で、前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の第1の部分を移送するように、かつ、前記第2の移送流速で、前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の第2の部分を移送するように、前記圧搾部材(31、54、55)に前記分離バッグ(1)を圧搾させるように、
・プログラムされる制御ユニット(67)と、
を備える、装置。 - 前記混成液体は全血を備え、前記第1の成分は血漿を備え、前記第2の成分は血小板と白血球と赤血球とを備える、請求項29に記載の装置。
- 前記混成液体は細胞を備え、分離成分が成分バッグへ移送される前記少なくとも1つの流速は、
―できる限り速いが、同時であるように、
―前記分離成分と、接触する成分とのかなりの汚染を生じないほど遅いように、
―前記細胞に実質的に有害な衝撃を有さないほど遅いように、
選択される、請求項1から30のいずれか1項に記載の装置。 - 多量の混成液体を第1の成分と、第2の成分を含む中間成分と、第3の成分とに分離する方法であって、それによって、前記多量の混成液体は、少なくとも第1の成分バッグ(2)と中間成分バッグ(3)とに接続される分離バッグ(1)に含まれ、前記方法は、
―前記多量の混成液体を遠心分離機にかけて、前記第1の成分と第2の成分と第3の成分とを沈降させるように、少なくとも1つの遠心分離速度で、前記分離バッグ(1)をスピンすることと、
―前記第1の成分、第2の成分及び第3の成分が沈降したとき、少なくとも1つの第1の移送流速で、前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の少なくとも1つの部分を移送することと、
―前記第1の成分の前記少なくとも1つの部分が前記第1の成分バッグ(2)へ移送されたとき、少なくとも1つの第2の移送流速で、前記中間成分バッグ(3)へ前記中間成分を移送することと、
の各ステップを備え、それによって、前記少なくとも1つの第1の移送流速及び少なくとも1つの第2の移送流速は異なる、方法。 - 前記少なくとも1つの第1の移送流速は、ほぼ一定の流速である、請求項31に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの第2の移送流速は、初期流速と最終流速とを備え、前記最終流速は、前記初期流速より遅い、請求項32又は33に記載の方法。
- 。
前記中間成分を前記中間成分バッグ(3)へ移送するステップは、
―前記第3の成分が前記中間成分バッグ(3)への流体の経路の第1の位置で検知されるまで、前記初期流速で、前記中間成分を前記中間成分バッグ(3)へ移送することと、
―前記第3の成分が前記中間成分バッグ(3)への流体の経路の第2の位置で検知されるとき、前記最終流速で、前記中間成分を前記中間成分バッグ(3)へ移送することと、
の各ステップを備え、前記第1の位置は、前記第2の位置の上流側にある、請求項34に記載の方法。 - 前記第1の成分の少なくとも1つの部分を移送するステップは、前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ、前記第1の成分の第1の部分を移送することを備えるのに対して、前記第1の成分の第2の部分は、前記分離バッグ(1)にとどまる、請求項32から35のいずれか1項に記載の方法。
- 前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の前記第1の部分を移送後、前記中間成分を形成するように、前記第2の成分を前記第1の成分の前記第2の部分と混合するステップをさらに備える、請求項36に記載の方法。
- 前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ、前記第1の成分の前記第1の部分を移送する間、第1の遠心分離速度で、前記分離バッグ(1)をスピンすることをさらに備える、請求項36又は37に記載の方法。
- 前記第2の成分を前記第1の成分の前記第2の部分と混合するステップは、前記第1の遠心分離速度から第2の遠心分離速度へ遠心分離速度を迅速に減速するステップを備える、請求項38に記載の方法。
- 前記第2の成分を前記第1の成分の前記第2の部分と混合するステップは、
―前記第1の成分の前記第2の部分を前記第2の成分及び前記第3の成分と混合するように、前記第1の回転速度から、前記第1の遠心分離速度より実質的に遅い第2の遠心分離速度に、前記遠心分離速度を迅速に減速することと、
―前記第2の成分と、前記中間成分を形成する前記第1の成分の前記第2の部分との混合物から、前記第3の成分を分離するように、前記第2の回転速度から、前記第1の遠心分離速度より遅い第3の遠心分離速度に、前記遠心分離速度を加速することと、
を備える、請求項38に記載の方法。 - 前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分を移送する前に、前記分離バッグ(1)から前記成分バッグの1つへ空気を移送するステップをさらに備える、請求項32から40のいずれか1項に記載の方法。
- 少なくとも1つの第3の移送流速で、前記分離バッグ(1)から、前記分離バッグ(1)に接続される第3の成分バック(4)へ、前記第3の成分を移送するステップをさらに備え、それによって、前記少なくとも1つの第3の移送流速は、前記少なくとも1つの第2の移送流速と異なる、請求項32から41のいずれか1項に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの第3の移送流速は、初期流速と最終流速とを備え、前記最終流速は、前記初期流速より遅い、請求項42に記載の方法。
- 前記中間成分を前記中間成分バッグ(3)へ移送する間、遠心分離速度未満の遠心分離速度で、前記分離バッグ(1)から前記第3の成分バッグ(4)へ前記第3の成分を移送する間、分離バッグ(1)をスピンすることをさらに備える、請求項42又は43に記載の方法。
- 前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分を移送するステップは、
―前記分離バッグ(1)を前記第1の成分バッグ(2)に接続する第1のチューブ(7)を通る流体のフローを可能にすることと、
―前記分離バッグ(1)を前記中間成分バッグ(3)に接続する第2のチューブ(8)を通る流体のフローをブロックすることと、
―前記分離バッグ(1)を前記第3の成分バッグ(4)に接続する第3のチューブ(9)を通る流体のフローをブロックすることと、
―前記第3の成分が前記第1の成分バッグ(2)への流体の経路で検知されるまで、前記分離バッグ(1)を圧搾することと、
を備える、請求項42から44のいずれか1項に記載の方法。 - 前記分離バッグ(1)から前記中間成分バッグ(3)へ前記中間成分を移送するステップは、
―前記分離バッグ(1)を前記第1の成分バッグ(2)に接続する第1のチューブ(7)を通る流体のフローをブロックすることと、
―前記分離バッグ(1)を前記中間成分バッグ(3)に接続する第2のチューブ(8)を通る流体のフローを可能にすることと、
―前記分離バッグ(1)を前記第3の成分バッグ(4)に接続する第3のチューブ(9)を通る流体のフローをブロックすることと、
―前記第3の成分が前記中間成分バッグ(3)への流体の経路で検知されるまで、前記分離バッグ(1)を圧搾することと、
を備える、請求項42から45のいずれか1項に記載の方法。 - 前記分離バッグ(1)から前記第3の成分バッグ(4)へ前記第3の成分を移送するステップは、
―前記分離バッグ(1)を前記第1の成分バッグ(2)に接続する第1のチューブ(7)を通る流体のフローをブロックすることと、
―前記分離バッグ(1)を前記中間成分バッグ(3)に接続する第2のチューブ(8)を通る流体のフローをブロックすることと、
―前記分離バッグ(1)を前記第3の成分バッグ(4)に接続する第3のチューブ(9)を通る流体のフローを可能にすることと、
―分離バッグが実質的に空になるまで、前記分離バッグ(1)を圧搾することと、
を備える、請求項42から46のいずれか1項に記載の方法。 - ―前記分離バッグ(1)が実質的に空であるときを検知することと、
―前記分離バッグ(1)が実質的に空であることを検知した後、前記分離バッグ(1)をスピンすることを停止することと、
の各ステップをさらに備える、請求項47に記載の方法。 - 前記分離バッグ(1)を圧搾するステップは、
―前記分離バッグ(1)を液圧へさらすことと、
―前記液圧を測定することと、
を備え、
前記分離バッグ(1)から前記第3の成分バッグ(4)へ前記第3の成分を移送するステップは、
―前記測定された液圧が決定された圧力しきい値に達するまで、第1の流速で、前記第3の成分を移送することと、
―前記測定された液圧が前記決定された圧力しきい値に達した後、第2の流速で、前記第3の成分を移送することと、
を備え、前記第2の流速は、前記第1の流速より遅い、請求項42から48のいずれか1項に記載の方法。 - 前記分離バッグ(1)から前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分を移送する前に、前記分離バッグ(1)から前記第3の成分バッグ(4)へ空気を移送するステップをさらに備える方法であって、前記ステップは、
―前記分離バッグ(1)を前記第1の成分バッグ(2)に接続する第1のチューブ(7)を通る流体のフローをブロックすることと、
―前記分離バッグ(1)を前記中間成分バッグ(3)に接続する第2のチューブ(8)を通る流体のフローをブロックすることと、
―前記分離バッグ(1)を前記第3の成分バッグ(4)に接続する第3のチューブ(9)を通る流体のフローを可能にすることと、
―液体が前記第3の成分バッグ(4)への流体の経路で検知されるまで、前記分離バッグ(1)を圧搾することと、
を備える、請求項42から49のいずれか1項に記載の方法。 - 前記分離バッグ(1)を圧搾するステップは、前記分離バッグ(1)を液圧にさらすステップを備える、請求項32から50のいずれか1項に記載の方法。
- 前記混成液体は全血を備え、前記第1の成分は血漿を備え、前記第2の成分は血小板を備え、前記第3の成分は赤血球を備え、前記中間成分は血漿中に血小板の懸濁を備える、請求項32から51のいずれか1項に記載の方法。
- 多量の混成液体を少なくとも第1の成分と、第2の成分とに分離する方法であって、それによって、前記多量の混成液体は、少なくとも第1の成分バッグ(2)と第2の成分バック(3)に接続される分離バッグ(1)に含まれ、前記方法は、
―前記多量の混成液体を遠心分離機にかけて、前記少なくとも第1の成分と第2の成分とを沈降させるように、前記分離バッグ(1)をスピンすることと、
―前記少なくとも第1の成分及び第2の成分が沈降したとき、少なくとも1つの第1の移送流速で、前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分を移送することと、
―前記第1の成分が前記第1の成分バッグ(2)へ移送されたとき、少なくとも1つの第2の移送流速で、前記第2の成分バッグ(3)へ前記第2の成分を移送することと、
の各ステップを備え、それによって、前記少なくとも1つの第1の移送流速及び少なくとも1つの第2の移送流速は異なる、方法。 - 前記混成液体は、全血を備え、前記第1の成分は、血小板を備え、前記第2の成分は単核球を備える、請求項53に記載の方法。
- 多量の混成液体を少なくとも第1の成分と、第2の成分とに分離する方法であって、それによって、前記多量の混成液体は、少なくとも第1の成分バッグ(2)に接続される分離バッグ(1)に含まれ、前記方法は、
―前記多量の混成液体を遠心分離機にかけて、前記少なくとも第1の成分と第2の成分とを沈降させるように、前記分離バッグ(1)をスピンすることと、
―前記少なくとも第1の成分及び第2の成分が沈降したとき、少なくとも1つの第1の移送流速で、前記第1の成分バッグ(2)へ前記第1の成分の第1の部分を移送することと、
―前記第1の成分の前記第1の部分が前記第1の成分バッグ(2)へ移送されたとき、少なくとも1つの第2の移送流速で、前記第2の成分バッグ(3)へ前記第1の成分の第2の部分を移送することと、
の各ステップを備え、それによって、前記少なくとも1つの第1の移送流速及び少なくとも1つの第2の移送流速は異なる、方法。 - 前記混成液体は全血を備え、前記第1の成分は血漿を備え、前記第2の成分は血小板と白血球と赤血球とを備える、請求項55に記載の方法。
- 前記混成液体は、細胞を備え、分離成分が成分バッグへ移送される前記少なくとも1つの流速は、
―できる限り速いが、同時であるように、
―前記分離成分と、接触する成分とのかなりの汚染を生じないほど遅いように、
―前記細胞に実質的に有害な衝撃を有さないほど遅いように、
選択される、請求項32から56のいずれか1項に記載の装置。
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