JP2007519976A - 可撓性の記憶蛍光媒体に対するカセット - Google Patents

Abstract

本発明はカセットに係る。該カセットは、シート形状の画像媒体を内部に収容するよう適合されるボックス部材、アクセス部材（１６）、及び、トランスポート部材（３４）を有する。ボックス部材は、開口を備えられ、該開口を介して媒体は、第１の方向に沿ってボックス部材の中へ及びボックス部材から外へ送られ得る。アクセス部材は、ボックス部材に対して取り付けられ、アクセス部材が開口において配置される第１の位置とアクセス部材が開口において配置されない第２の位置との間で第１の方向に対して略垂直である軸の周囲で可動である。トランスポート部材は、ボックス部材内に配置され、アクセス部材が第２の位置にある際、開口を介してボックス部材の中へ及びボックス部材から外へ媒体を動かすよう、第１の方向においてボックス部材内で移動可能である。

Description

本発明は、一般的にはカセットに係り、特には、コンピューテッド・ラジオグラフィにおいて使用される種類のＸ線蛍光フィルム板に対するカセットに係る。

コンピューテッド・ラジオグラフィにおいては、写真要素（頻繁に媒体と称される）は、Ｘ線によってその上に形成された画像を有し、該要素は続いて、記憶及び使用に対して捉えられた放射パターン（ｒａｄｉａｔｉｏｎ ｐａｔｔｅｒｎ）を放出するよう写真要素が活性化されるプロセッサ／リーダに対して与えられる。コンピューテッド・ラジオグラフィ（ＣＲ）において使用される種類のカセットは、上方部及び下方部を有するコンテナを有し得る。該上方部及び下方部は、共にヒンジされ、写真要素を有する剛性のフィルム板又は薄い可撓性のフィルムの挿入に対して開かれ得るようにされる。カセットは、閉じられ、ラッチされるため、中に該要素を有するカセットは、写真要素上に画像を作るようＸ線装置を有して使用され得る。続いてカセットは、カセットが開かれなければならないリーダ、及び、吸引送り装置等の適切なフィーダによって抽出された写真要素に運ばれる。写真要素は、カセットから離され、放射パターンを発するよう活性化され、続いて再使用に対してカセットに戻される前に消去されるリーダを介して移送される。

１９９５年１月１０日発行、発明者Ｏｈｔａによる米国特許第５，３７９，９９７号明細書（特許文献１）特許、及び、１９９５年１１月３０日発行、発明者Ａｇａｎｏ外による米国特許第５，２６５，８６５号明細書（特許文献２）は、記憶蛍光カセットの多種の種類を開示する。

上述されたカセット及び写真要素は、一般的には満足のいくものではあるが、記憶蛍光シートにアクセスするよう最小限の設置面積又は抜取り範囲を有するリーダによってカセットから容易に抜き取られ得る薄い可撓性のシートを支持するカセットが、必要とされる。
米国特許第５，３７９，９９７号明細書 米国特許第５，２６５，８６５号明細書

本発明は、活性可能である記憶蛍光シートカセット（ｓｔｉｍｕｌａｂｌｅ ｓｔｏｒａｇｅ ｐｈｏｓｐｈｏｒ ｓｈｅｅｔ ｃａｓｓｅｔｔｅ）を与えることを目的とする。

本発明はまた、活性可能である蛍光シートプロセッサ（即ちリーダ）を有する使用に対して適切であるかかるカセットを与えることを目的とする。

更に本発明は、かかるカセットを与えることを目的とし、活性可能である記憶蛍光シートは、カセットから抜き取られ得る又はカセットへと挿入され得る。

これらの目的は、単なる実例であって、かかる目的は、本発明の１つ又はそれ以上の典型的な実施例であり得る。開示された発明によって本質的に達成される他の所望される目的及び利点は、発生し得、当業者には明らかとなり得る。本発明は、添付の請求項によって定義付けられる。

本発明の１つの面によれば、ボックス部材、アクセス部材、及びトランスポート部材を有するカセットが与えられる。ボックス部材は、中にシート形状の画像媒体を収容するよう適合される。ボックス部材は、開口を備えられ、媒体が該開口を介して第１の方向に沿ってボックス部材の中へ及びボックス部材から外へ送られ得る。アクセス部材は、ボックス部材に対して取り付けられ、アクセス部材が開口において配置される第１の位置とアクセス部材が開口において配置されない第２の位置との間で第１の方向に対して略垂直である軸の周囲で可動である。トランスポート部材は、ボックス部材内に配置され、アクセス部材が第２の位置にある際、開口を介して媒体をボックス部材の中へと及びボックス部材から外へと動かすよう、第１の方向においてボックス部材内で移動可能である。

本発明の前述の及び他の目的、特徴、及び利点は、添付の図面中に示される通り、以下の本発明の望ましい実施例についてのより特定の説明から明らかである。

以下は、本発明に従った望ましい実施例の詳細な説明であり、図面が参照される。該複数の図面の各々において、構造の同一の要素は同一の参照符号で示される。

本発明に従った記憶蛍光カセット１００は、図１乃至図１１を参照して説明される。

一般的に、カセット１００は、中にシート形状の画像媒体を収容するよう適合されたボックス部材、アクセス部材、及びトランスポート部材を有する。ボックス部材は、開口を備えられ、該開口を介して媒体は、第１の方向に沿ってボックス部材の中へ及びボックス部材から外へ送られ得る。アクセス部材は、ボックス部材に対して取り付けられ、アクセス部材が開口において配置される第１の位置とアクセス部材が開口に配置されない第２の位置との間で第１の方向に対して略垂直である軸の周囲で可動である。トランスポート部材は、ボックス部材内に配置され、アクセス部材が第２の位置にある際に開口を介してボックス部材の中へ及びボックス部材から外へ媒体を動かすよう、第１の方向においてボックス部材内で移動可能である。

より特には、カセット１００は、ボックス型の筐体を有し、該筐体は、格納、画像収集、及び従来技術において周知であるプロセッサ／リーダを行き来する記憶媒体の移動に対して使用される。媒体はまた、スクリーンと称され得、かかる媒体の一例は、記憶蛍光スクリーンであり、かかるスクリーンは可撓性であり得る。カセット１００は、リーダがカセット１００内に配置された可撓性のシートにアクセスするよう小さな抜取り範囲／開口を有することができるよう、構成される。

カセット１００は、６面のボックスとして図示され、１つの側部２は可動部材を有する。より特には、ボックスの３つの側部は、カセット１００を出入りする可撓性の記憶媒体の動作を可能にするよう動く部材（以下に更に説明される）を支持／形成するよう開かれた第４の側部（要素２）を有する剛性な枠（図１中、要素１ａ，１ｂ，１ｃ）を形成する。

カセット１００は、３つの側部によって支持される上方及び下方の剛性パネル１０，１２（図７中にフラットパネルとして明示される）を、更に有する。カセット１００の画像キャプチャ側部１０（一般的に管状側部（Ｔｕｂｅ Ｓｉｄｅ）と称される）は、放射線低吸収材料を有する。パネル１０，１２は、望ましくは、軽量カセットをもたらすよう間にポリプロピレンコアを配置された２つの薄いアルミニウムの外層を有する複合積層材料を有する。パネル１０，１２はまた、炭素繊維又はポリマ、あるいはアルミニウム等の材料から作られ得る。パネル１０，１２は、望ましくは外側面に対して（例えば最終的なパネル製造に先立って）適用されるグラフィックのフルポリマシートを有し、かかるシートによって容易に修正可能であるカセットグラフィック設計が可能となる。

下部パネル１２（即ち非結像側部）は、望ましくは、カセットの内側範囲上の軽量化の上昇と同様に強化された剛性に対する凹部１４を有する。カセット１００の下部パネル１２は、カセット１００の枠（即ち側部１ａ，１ｂ，１ｃ）に対して接着剤を有して固着され得るか、及び／又は留め具を有して固定され得る。上部パネル１０は、カセット１００に対して組立体及び修理が可能であるよう除去可能に構成され得る。

カセット１００の４つのコーナー要素４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄは、望ましくは、不透明なポリマ材料を有し、該材料は、光を遮蔽し、且つ、使用中のカセット１００の偶発的な落下又は不正使用の場合に衝撃エネルギを吸収する。コーナー部要素のうち２つ（４ａ，４ｂ）は、可動性の記憶媒体の挿入及び抜取りに対して側部２において連携された可動部材１６（図７及び図１０中に明示）を位置付けるよう及び動かすよう特性を連携させる。そのようにして、可動部材１６は、カセット１００への及び／又はカセット１００からの媒体の挿入及び抜取りを可能にするよう、ドア、カバー、又はシャッターとしての機能を果たす。図７は、媒体の挿入／抜取りに対してオープン位置において配置された可動部材１６を示し、図１０は、クローズ位置において配置される可動部材１６を示す。

カセット１００の可動部材１６は、開口／スロットとして図３中に示されるアクセス部材１８を用いて作動され得る。図示される通り、アクセス部材１８は、駆動ピストン２０において形成され、該ピストンは、図中側部１ｃとして示される側部のうちの１つに対して摺動する。望ましい実施例では、駆動ピストン２０は、側部１ｃ内／内側に配置される。

リーダは、ピン等の剛性な機構を有する。本発明では、単一のかかる剛性な機構は、カセット１００をアンラッチし、カセットに対しドア（アクセス部材１６）を開き、以下に詳述されるトランスポート部材を作動させるよう、用いられ得る。より特には、ピン等であるリーダの剛性な機構（図示せず）は、アクセス部材１８へと挿入され、駆動ピストン２０に対して取り付けられたスプリング付きのフック／ツメ２２（図４中に明示）を開放する。駆動ピストン２０内で、スプリング付きツメ２２は、ピン上で回転し、カセットの側部１ｃにおいてキャッチピン２４を外す（図５参照）。

圧縮スプリング２６（図４参照）の一端は、側部１ｃに対して固定されたアンカーブロック２８と接触し、圧縮スプリング２６の他端は、フローティングスプリング止め３０（図４参照）と接触する。駆動ピストン２０が外され次第、圧縮スプリング２６は、フローティングスプリング止め３０と接触し（図４参照）、従って圧縮スプリング２６は拡張し得る。この圧縮スプリング２６のスプリング拡張は、フローティングスプリング止め３０を動かし、形成されたスプリングワイヤから構成され得、可動部材１６において中心から外れた位置に対して直接取り付けられ得る剛性なドア開構成部品３２を有する固定されたインタフェースを有する（図４中押しロッドとして図示）。押しロッド３２の移動（ｔｒａｎｓｌａｔｉｏｎ）は、押しロッド３２の力及び移動を生成し、可動部材１６に対する中心から外れた接続によって、可動部材１６が回転／旋回して開くようにし、それによって可撓性の記憶媒体は、カセット１００に挿入され得るか、あるいはカセット１００から外へ抜き取られ得る。図７は、オープン位置における可動部材１６を示し、図１０は、クローズ位置における可動部材１６を示す。カセット１００は、記憶蛍光スクリーンを有する使用に対して適切である略遮光されるエンクロージャを形成する。

ツメ２２を開放するよう取り入れられ得る（図示されないが、リーダにおいて形成される）剛性なピンはまた、駆動ピストン２０の移動を与える。即ち、（図示されないリーダの）該ピンは、駆動ピストン２０を動かす力を与える。

駆動ピストン２０は、図８中に全体を示されるスクリーン・トランスポート３４（例えば、キャリア、移動部材、トランスポート部材）である。スクリーン・トランスポート３４は、カセット１００の中へと及びカセット１００から外へと可撓性の記憶媒体（即ち、スクリーン）の移動をアシストする手段を与える。本発明においては、スクリーン・トランスポート３４は、カセットの中へ及びカセットから外へとスクリーンを動かす／運ぶようスクリーンに接触する。かかるスクリーン・トランスポート３４は、スクリーンに対するキャリアとしての役割を果たす。

作動中に可撓性の記憶媒体（即ちスクリーン）、及びスクリーン・トランスポート３４の位置的制御（即ち、回転及び移動制御）を与えるよう、少なくとも１つの摺動する休止ピストン４６（図９ａ中に示される）又はローラピストン４８（図９ａ中に示される）は、支持タブ３８ａ，３８ｂ，３８ｃに対して取り付けられ得、中空の枠チャネル（流路）の内側を摺動する。

カセット１００から可撓性の記憶媒体を抜き取るスクリーン・トランスポート３４をアシストするよう、スクリーンアシスト機構５０（図１１ａ及び図１１ｂに明示）は、抜取り工程の開始／作動／最初に与えられ得る。図１１ａ及び図１１ｂに示される通り、スクリーンアシスト部材５０は、圧縮を受ける可撓性のスプリング（即ちリーフスプリング）部材として構成され、側部１ｂに対して（望ましくはピン又はファスナを有して）取り付けられる。アクセス部材１６が閉じられ、駆動ピストン２０がロックされる際、スクリーン・トランスポート３４は、スクリーンと負荷接触（ｌｏａｄｅｄ ｃｏｎｔａｃｔ）しないようスクリーンアシスト機構５０を位置付け／位置決めする。駆動ピストン２０が係合され、カセットの開口に向かって駆動される際（即ち、アクセス部材１６が側部２のオープン位置においてあり、スクリーンの挿入／抜取りを可能にする）、スクリーンアシスト機構５０は、スクリーンを係合し、したがってスクリーンとスクリーン・トランスポートト面３４との摩擦相互作用力より大きい力をスクリーンに対して適用する。アシストは、リーダ（図示せず）がカセット１００（図１１ｂ中に明示）からスクリーンを抜き取り始める位置をちょうど越える位置まで続く。スクリーンアシスト機構５０は、カセット１００からの抜取りの際にスクリーン・スタブ（即ち抜取りに抵抗する（ｒｅｓｉｓｔ ｅｘｔｒａｃｔｉｏｎ））であるべきであるよう用いられ、発生するスクリーン・トランスポートに対するずれはいずれも、リーダ・ローラに達するスクリーンの性能に影響は与えない。

カセット１００のアクセス部材１６は、スクリーンの抜取り及び挿入がカセット１００を有して行われ得るようにし、加えて、アクセス部材１６が開いている際、アクセス部材１６は、カセット１００の中へ及びカセットから外へのスクリーンの動きに対するガイドとして動作する。アクセス部材１６がカセット１００に対してクローズ位置にある際、アクセス部材１６は、開口（即ち側部２）を密封することによって（図１０に明示）、光が可撓性の記憶媒体に達することから遮蔽／ブロックするよう動作する。この位置において、アクセス部材１６はまた、補強材として動作し、カセット１００のオープン・ボックス構造／枠に対して剛性を与える。望ましい一実施例では、アクセス部材１６は、そのオープン位置とクローズ位置との間で動くよう回転する。この配置では、アクセス部材１６は、前方コーナー要素を有するインタフェース及びアクセス部材１６の対向する端部上一組のピン５２（そのうち一方は図６中に図示される）によって制御され得る回転中心を有する。

２つのガイド／補強材５４，５６（図１０中に明示）は、アクセス部材１５を取り囲むカセット開口（側部２）の上端部及び下端部に沿っている。上方ガイド／補強材５４は、パネル１０（即ち管状側部パネル）に対して接着／固着され得、アクセス部材１６に対して光密封シート及び媒体ガイダンスを与えるようにする。下方ガイド／補強材５６は、媒体ガイダンスを与えるよう、及び修理に対して除去可能であるよう、下部パネル１２に対して接着され得るか、あるいは機械的に固定され得る。

リーダがスクリーンから画像データを収集し終え次第、スクリーンは、カセット１００に対して最も近い（リーダの）最後の組のローラによって確定された距離分をカセット１００に対して戻される。可能である距離の一例は、約０．２５インチ（６．４ｍｍ）乃至約１インチ（２５．４ｍｍ）である。この距離は、挿入及び抜取り中にスクリーン・トランスポート３４の移動距離とは異なる。スクリーントランスポート３４によって横断される距離は、本発明に従ってここに説明された実施例に対して、約２インチ（５０．８ｍｍ）乃至約５インチ（１２７ｍｍ）の範囲にわたり得る。

スクリーンがカセット１００に対して戻される（カセット１００へと挿入される）際、駆動ピストン２０は、アクセス部材１６から離れる方向において動かされ、故に、スクリーン・トランスポートト３４を動かし、スクリーンの残りの長さをカセット１００へと引き込む。スクリーン・トランスポートト３４の移動の最後近くで、スクリーンアシスト機構５０は、スクリーン・トランスポートト３４を再度係合し、カセット１００からの次のスクリーン抜取りの準備をする。駆動ピストン２０は、続いて、オーバートラベル圧縮スプリング５８（図４中に明示）と係合し始める。駆動ピストン２０がロックされた状態にある際、オーバートラベル圧縮スプリング５８は、スプリング止め３０に対して負荷を加える。該負荷は、ドアを開く圧縮スプリング２６のスプリング力より大きく、故に押しロッド３２に対してテンションを与える。このテンションは、上方ガイド／補強材５４に対してアクセス部材１６のスプリング荷重クロージャを与え、耐性スタックアップ（ｔｏｌｅｒａｎｃｅ ｓｔａｃｋ ｕｐ）とは無関係にクローズ位置においてアクセス部材１６のバイアスを促進する。駆動ピストン２０のオーバートラベル位置において、スプリング荷重開放ツメ２２は、（リーダ上の）作動ピンが駆動ピストン２０から取外される点であるラッチキャッチピン２４を超えるよう位置付けられる。ツメ２２のスプリングは、ツメ２２をラッチキャッチピン２４に位置決めするよう再度位置付け、それによってカセット１００は、リーダから取り外され得る。

カセット１００は、リーダがカセット１００をリーダへとクランプし得るよう、カセット１００の側部において１つ又はそれ以上のポケット６０（図２中に明示）を有し得る。

図７中に示される通り、管状側部パネル（パネル１０）上で、カセット１００の内部に置かれた、Ｘ線低吸収材料６２は、スクリーンの摩耗損傷を低減又は排除するよう、また、スクリーン及びカセットの摩擦電気の帯電を最低限に抑えるよう、面に対して適用され得る。

加えて、鉛箔は、カセット１００の内側上、下部パネル１２に対して任意で適用され得、スクリーンを通過するＸ線を吸収する。更には、材料は、キャリアトランスポートの摩擦帯電（ｔｒｉｂｏｅｌｅｃｔｒｉｆｉｃａｔｉｏｎ）を低減するよう、及び、この摺動動作により摩擦荷重を低減するよう、下部パネル上の鉛箔の面に対して適用される。

本発明は、望ましい一実施例に特に関連して詳細に説明されてきたが、多種の変形及び修正が本発明の趣旨及び範囲内で達成され得ることが理解されるべきである。ここに開示された実施例は、したがって、全ての面において実例であり制限的ではないと考えられる。本発明の範囲は、添付の請求項によって示され、その意味及び同等のものの範囲内の全ての変更は、そこに含まれると意図される。

本発明に従ったカセットの斜視図である。 図１中のカセットの非結像パネルの斜視図である。 図１のカセットの他の斜視図である。 カセットの１つの枠におけるチャネル内に配置された駆動ピストン及び関連機構の斜視図である。 カセットの枠の一部分の斜視図である。 クローズ位置においてアクセス部材を有する図４中の駆動ピストン及び関連機構の他の斜視図である。 オープン位置におけるアクセス部材及びカセット内に配置された媒体／スクリーンを示す図１中のカセットの側部断面図である。 アクセス部材、スクリーン・トランスポート、及び支持板の斜視図を示すよう天板（結像パネル又は管状側部パネル）を取り除かれた図１中のカセットの斜視図である。 スクリーン・トランスポート及び支持板の分解斜視図である。 スクリーン・トランスポート及び支持板の側面図である。 クローズ位置におけるアクセス部材及びカセット内に配置された媒体／スクリーンを示す図１中のカセットの側部断面図である。 媒体／スクリーンがカセット内に配置される際のスクリーンアシスト機構の斜視図である。 媒体／スクリーンがカセット内に部分的に配置される際の図１１ａ中のスクリーンアシスト機構の斜視図である。

Claims (12)

1. カセットであって、
   ボックス部材と、アクセス部材と、トランスポート部材とを有し、
   前記ボックス部材は、内部にシート形状の画像媒体を収容するよう適合され、開口を備えられ、前記開口を介して前記媒体が第１の方向に沿って前記ボックス部材の中へと及び前記ボックス部材から外へと送られ得、
   前記アクセス部材は、前記ボックス部材に対して取り付けられ、前記アクセス部材が前記開口において配置される第１の位置と前記アクセス部材が前記開口において配置されない第２の位置との間で前記第１の方向に対して略垂直である軸の周囲で可動であり、
   前記トランスポート部材は、前記ボックス部材内に配置され、前記アクセス部材が前記第２の位置にある際、前記開口を介して前記ボックス部材の中へと及び前記ボックス部材から外へと前記媒体を動かすよう、前記第１の方向において前記ボックス部材内で移動可能である、
   カセット。
2. 前記画像媒体は、活性可能な記憶蛍光シートである、
   請求項１記載のカセット。
3. 前記トランスポート部材は、略平坦な面を有し、前記媒体は面を有し、前記トランスポート部材の前記面は、前記トランスポート部材が前記媒体を前記ボックス部材の中へ及び前記ボックス部材から外へ動いている際、前記媒体の前記面と接触する、
   請求項１記載のカセット。
4. 前記トランスポート部材の前記平坦な面は、ネオプレンを有する、
   請求項３記載のカセット。
5. 前記トランスポート部材は、略平坦な面を有し、前記媒体は面を有し、前記媒体の面は、前記トランスポート部材の前記平坦な面に対して摺動する、
   請求項１記載のカセット。
6. 前記トランスポート部材は、略平坦な面を有し、前記媒体は面を有し、前記トランスポート部材の前記面と媒体との間の摩擦力は、前記ボックス部材の中へ及び前記ボックス部材から外への前記媒体の移動を促進する、
   請求項１記載のカセット。
7. 前記アクセス部材のアンラッチと、前記アクセス部材の動作と、前記トランスポート部材の動作とは、単一の操作によって作動される、
   請求項１記載のカセット。
8. 前記トランスポート部材の移動を促進するよう前記第１の方向においてバイアスされたアシスト機構を更に有する、
   請求項１記載のカセット。
9. 前記トランスポート部材は、約２インチ（５０．８ｍｍ）乃至約５インチ（１２７ｍｍ）の距離を移動する、
   請求項１記載のカセット。
10. ガイドを更に有し、
    前記ガイドは、前記アクセス部材が前記第２の位置において配置される際、前記トランスポート部材に接触する、
    請求項１記載のカセット。
11. 前記ガイドは、帯電の制御を促進する材料を有する、
    請求項１０記載のカセット。
12. 前記アクセス部材を前記第１の位置においてバイアスするスプリングを更に有する、
    請求項１０記載のカセット。

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